フラ(アポロ14号生命体)

登録日:2025/03/16 Sun 14:15:00
更新日:2025/08/16 Sat 14:31:05NEW!
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フラ又はアポロ14号生命体もしくは囚人11-Cは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「レメディー・コネクテッド・ユニバース」に登場するキャラクター。

  • 声:マイク・ボディ
  • 登場作品:『畏怖


概要

NASAの船外活動宇宙服の姿をした超常現象生命体
スーツに名前は表記されておらず、僅かに破損している。
内部は空洞で、宇宙服を分解すると動揺する。
レントゲンと分光写真機で調べると、[削除済み]の形の輪郭を確認できる。

言葉を話すことは可能だがたどたどしく支離滅裂で、かろうじて文脈から何を言いたいのかはわかるが意味のある会話は不可能。
他者の記憶を操る能力を持ち、人間社会に潜伏できる。

2019年10月29日時点ではアメリカ政府の機密機関「連邦操作局」本部オールデスト・ハウスの捜査セクターにて専用のシェルターに収容されていた。

ちなみに作中で「頭」以外のポリゴンモデルが登場しない超常現象生命体である。


収容経緯

  • フラ・マウロAWE~収容
1971年1月31日~1971年2月9日、月面フラ・マウロ層にて起きた変貌世界事象の中心となったことで実体化。
この際、アポロ14号の乗員3名(史実通り、スチュアート・ルーサ、アラン・シェパード、エドガー・ミッチェル)の記憶を操ってチームメンバーに紛れ込み、共に地球へ降下した。
なお、座席は3つしかなかったためこれがスーツの破損の原因となった。

アポロ14号司令室が地球に生還した32時間後、ホワイトハウスの高級官吏から連絡を受け、テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターへFBCの捜査チームが派遣された。
FBCはNASA職員の聴取を行い、何故か帰還したメンバーが4人いることが判明。4人目のメンバーの名前を誰も知らなかったことから「超常現象生命体」であると断定され、オールデスト・ハウスへ移送された。
ちなみにFBC捜査官とNASA職員は激しく口論し、緊張状態が続いたとされる。

FBC捜査部門の取り調べを受けた後、「頭」のヘルメットを没収された上で捜査リーダーのウィリアム・カークランドにより「フラ・マウロAWE部署」に設置された独房に閉じ込められ、「囚人11-C」の管理ナンバーを与えられた。


FBC取調官:よし、もう一度ためしてみて、それで終わりにする、いいな?
フラ:ゼリー!
FBC取調官:どこから来たんだ?
フラ:ぐちゃぐちゃの大金。完全に自由で、ごちそうのサンドイッチ。
FBC取調官:勘弁してくれ、頭がおかしくなりそうだ。
フラ:むき出しだ!泥にかたどられる。
FBC取調官:何故ここにいる?一体何が目的だ?どうしてあの船で密航したんだ?
フラ:学校を我慢だ、まったく。沢山の焼灼の輪っかがそこら中に。吹きつける風、ミッチェル。
FBC取調官:いまミッチェルって言ったか?NASAにミッチェルという人物がいたのか?
フラ:チューブ。
FBC取調官:もういい。これ以上は無理だ。研究者どものもとに送ってやれ。連中に好きにいじらせてやれ。聞いたか?バラバラにされるのを精々楽しむんだな!
フラ:クモの時間だ!

──フラの取り調べの様子
(ボイスログ書き起こし)

2017年、「ブライトフォールズAWE部署」に収容されていた影になったハートマンが逃亡し、多数の犠牲者を出したことから捜査セクターは封鎖され、フラもまた閉じ込められた。

2019年10月29日、オールデスト・ハウス内部がザカライア・トレンチ局長により呼び込まれた異世界の生命体「ヒス」に侵略されるAWEが発生。
捜査セクターも汚染されたが、シェルター内に閉じ込められていた、フラには全く影響が無かった。

  • 畏怖
アラン・ウェイクに導かれて閉ざされていた捜査セクターにやってきた主人公ジェシー・フェイデンに発見される。
この時、フラは彼女に「頭」を持ってくるように依頼してくる。
カークランドのオフィスで見つけた宇宙服のヘルメット=「頭」を渡すことで、たどたどしくお礼らしき言葉を述べて満足した様子を見せる。当分はここに留まるらしい。

追記、修正はアレチネズミに上の頭を取られてからお願いします。

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最終更新:2025年08月16日 14:31