登録日:2025/05/30 Fri 04:16:22
更新日:2025/06/01 Sun 01:13:21NEW!
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『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング(Mission:Impossible - The Final Reckoning)』とは、2025年に公開された米映画。
パラマウント映画製作の、ドラマ『
スパイ大作戦』原作のスパイアクション映画シリーズ『
ミッション:インポッシブル』の第8作である。
当初は前作『
デッドレコニング』と連作であり、『デッドレコニング PART TWO』として2024年の公開が発表されていたが、全米俳優協会ストライキの影響で撮影が中断し、前作の興収が予想を下回った事もあって方針が見直され、タイトルも『ファイナル・レコニング』に変更された。
しかし、脚本の大筋自体は当初の予定通りである。
主演はお馴染みトム・クルーズ。
監督は前作に引き続き、クリストファー・マッカリー。
▶目次
●概要
本作は、前作の直接の続きとなっており、タイトルこそ変更されたが前後編の後編の役割が強い。
また、本作は『ミッション:インポッシブル』シリーズの総括とも言うべき内容となっており、シリーズで散りばめられたあらゆる要素が再度描かれ、シリーズ最終章として相応しい内容となっている。
特に、シリーズ初期で登場したあの登場人物やあのアイテムの再登場は多くのファンの度肝を抜いた。
作戦の規模もシリーズ最大級となり、人工知能「エンティティ」により世界的核戦争のタイムリミットが迫る中、イーサンはエンティティを倒すために命懸けのミッションに次々と挑むことになる。
その過程で挑むアクションは、深海への潜水(無論水中セットによる撮影であり、深海の背景はCG合成である)や高高度を飛行する複葉機へのしがみつきといった、まさしく「一歩間違えれば死ぬ」ような代物ばかりであり、勿論トム・クルーズがノースタントで実施。
撮影当時61歳による弩級のアクションシーンの数々に、観客は冷や冷やすること必至である。
ちなみに、マッカリー監督やトムは「シリーズを締めくくる作りにしたが、完結編にするかは未定」と語っており、まだ続編が作られる可能性があるとのこと。
●ストーリー
世界の情報網を支配した人工知能「エンティティ」を操作するための「鍵」を手に入れたイーサン・ハント。
だが、エンティティを操作したがっているアメリカを信用できないイーサンは、鍵を持ったまま逃亡を続けていた。
その一方で、エンティティは世界のネットワークを次々と支配下に置き、世界中の人々は汚染された情報を信じ、軍事ネットワークも徐々に侵され、果てには核兵器のアクセス権まで奪われていく事態となった。
エリカ・スローン大統領は、直々にアメリカに協力するようイーサンに依頼するが、彼の「エンティティを殺す」という決意は固かった。
そんな中、エンティティを倒すヒントがあるセヴァストポリ号の行方を掴むために、ガブリエルと接触したイーサンとグレース。
そこでイーサンは、ガブリエルから、「お前こそがエンティティが世に放たれたきっかけだ」という衝撃の事実を告げられる。
同時に、エンティティの接続装置に入ったイーサンは、エンティティからある取引を持ちかけられる。
それを飲むしかなかったイーサンだったが、その果てにまたしても大きな犠牲を払ってしまう。
アメリカ政府に捕まりに行ったイーサンは、セヴァストポリ号へ向かうためにエリカに協力を要請し、海軍空母、そして潜水艦を乗り継いでベーリング海に沈んだセヴァストポリ号へと潜水していく。
一方でベンジー達は、イーサンのためにセヴァストポリ号の居場所を掴もうとする中で、思わぬ人物と出会った。
やがて迫りくる、エンティティによる核兵器掌握の瞬間と、世界的核戦争による人類絶滅のタイムリミット。
果たして、イーサンに与えられた「最後の試練(ファイナル・レコニング)」の行方は……?
●登場人物
主人公と仲間達
演:トム・クルーズ/吹き替え:
森川智之
ご存知主人公。
前作でエンティティの「鍵」を手に入れ、次の段階としてガブリエルに接触し、エンティティのソースコードを見つけて殺す準備を、逃亡生活の傍らで続けていた。
ようやくガブリエルと対面を果たすも、そこでエンティティに関わる自分の「罪」と向き合う羽目になり、更にはガブリエルを見限ったエンティティからも手駒になるよう持ちかけられてしまう。
果てにはガブリエルによりまたも大切な人を奪われ、打つ手をなくした彼はアメリカ政府に協力を乞うしかなかった。
そして、米海軍の協力を得て空母を借りてからは潜水艦に生身で飛び乗り、潜水スーツを借りベンジー達の信号を待ってセヴァストポリ号に単身で乗り込もうとする。
そして今度は、エンティティを騙して無力化するべく、南アフリカのシェルターに向かってガブリエルと直接対決する。
前述のように、潜水や生身の深海泳ぎ、そして複葉機にぶら下がっての空中戦など、もはや人間離れしたアクションを披露。
戦闘描写について専門家に相談したトムは、「物理的に不可能です」と匙を投げられたとか。
演:ヴィング・レイムス/吹き替え:手塚秀彰
ご存知最古株のイーサンのチームメイト。
前作から本作の間に何かしらの重病に罹り、地下の作業室兼病室にてエンティティを「殺す」ための武器を無理を押して作り続けていた。
何かと無茶をするイーサンには苦言を呈していたが、それでも彼の正しさを信じて世界の命運を託す。
ガブリエルによって隠れ家を襲われ、開発した「毒薬」のメモリを奪われた挙句に核爆弾を設置されてしまう。
核爆発を防ぐために爆弾の処理を急ぐが、それでも隠れ家を吹っ飛ばす程度の爆発に抑えることしかできなかった。
駆けつけたイーサンに、自分の使命を全うするように伝え、イーサンはそれに応じて逃げるしかなかった。
やがて起こった爆発の中、ルーサーは瓦礫の下敷きとなり消えた……。
演:サイモン・ペッグ/吹き替え:根本泰彦
ご存知イーサンのチームの2番目の古株。
病気となり事実上離脱したルーサーに代わり、チームのリーダーを務めるようイーサンに指示される。
重い責任に苦しむが、それでも与えられた仕事を達成すべく奮闘。
イーサンにセヴァストポリ号の位置を伝えるためにセント・マシューズ島で格闘し、なんとか彼に繋げた。
そして、ルーサーが作った新たな秘密兵器を使い、エンティティを無力化するための無茶な作戦をイーサンに任せる。
演:ヘイリー・アトウェル/吹き替え:
園崎未恵
前作でチームに加わった元泥棒。
自分を救ったイーサンに感謝しており、彼や世界のために尽くす決意をしている。
序盤ではキトリッジの命令でイーサンを監視する任務をしていたが、彼を助けたために組織を裏切ってイーサンの側に着く。
一時はイーサン共々ガブリエルに捕まり、人質にされかけたが、イーサンの残虐ファイトでなんとか危機を脱した。
セント・マシューズ島では深海から浮上するイーサンを減圧するという大役を任され、タピーサと一緒に犬ぞりに乗って氷の上を疾走し、危ういところでイーサンの危機を救った。
南アフリカでは対エンティティの作戦でスリの腕を見込まれ、重要な役目を任されて戦々恐々することに。
演:ポム・クレメンティエフ/吹き替え:高梁りつ
前作ではガブリエルの部下だった殺し屋。
ガブリエルに裏切られるもイーサンに命を救われ、逮捕されたが、ガブリエルの居場所を見つけるためにイーサンから協力を依頼される。
ガブリエルに復讐する気満々であり、血の気も多いために事あるごとに暴力に訴えようとして、ベンジーやドガに嗜められていた。
本作でも基本的にはフランス語で話すが、ある場面では英語の台詞があり、その箇所は日本語吹き替えもされている。
演:グレッグ・ターザン・デイヴィス/吹き替え:杉村憲司
CIAのエージェントの一人。
パリスを護送中にイーサン達に襲われるも、彼らを悪党とは疑いきれず、自分から頼んでチームに加わった。
何かと無茶をしがちなイーサン達に冷や汗をかいている。
演:ロルフ・サクソン/吹き替え:牛山茂
セント・マシューズ島の観測所の所長。
その正体は、
『M:I1』で登場したCIAの黒金庫の金庫番であり、クレアに薬を盛られて嘔吐させられた挙句、イーサンにNOCリストを奪われ、キトリッジに報復として「アラスカ送り」にされたあの人である。
理不尽な人事ではあったものの、アラスカでの生活に自分の生きがいを見出し、最愛の妻とも出会えたため寧ろイーサンに感謝していた。なお、イーサンが落としたクリーガーのナイフを何故か大切に保管していた。
島にやって来たベンジー達と出会い、彼らがイーサンの仲間だと知り、協力を志願する。
セヴァストポリ号の沈没直後にCIAに観測データを押収されるも、前作にも登場したデンリンガーに妻を侮辱されたことで元データを暗記した後に破棄していた。それが功を奏してロシアの工作員に襲われた際にデータを見られずに済み、イーサンが潜水艦の位置座標の情報を把握することにもつながった。
南アフリカにも同行し、爆弾の解除作業に貢献した。
演:ルーシー・トゥルガルジュク
ダンローの妻。
イヌイット出身で、犬の扱いに長けている。
初心者のグレースにも犬ぞりを教えるなど、面倒見がいい。
夫と一緒ならどんな修羅場でも平気であり、イーサンの危険な任務にも同行した。
現地のイヌイット語を喋るが、行動を共にしたグレースともしっかり連携を取れていた。
CIA(中央情報局)
演:シェー・ウィガム/吹き替え:石住昭彦
CIAのエージェント。
イーサンとは面識が無いにも関わらず、危険人物と見做して何故か執拗に敵視している。
本名はジム・フェルプスであり、かつてのイーサンの上司で彼を裏切ったジム・フェルプスの息子。年齢的に母親はクレアではなく、別の女性(前妻?)だろう。
当時のイーサンの境遇や父の非は自分なりに理解しているものの、それでも父の事は大切な家族だったと今でも認識しているために、激闘の末に死に追いやったイーサンを憎み続けていた。遂に対面を果たした直後には複雑な感情を露にし、エンティティの事件も彼が原因だとして糾弾している。
イーサンがエンティティを倒す任務に行った後も彼を信用できず、最終的にはガブリエル共々逮捕しようとしていたが……。
演:ヘンリー・ツェニー/吹き替え:
江原正士
CIA長官。
イーサンの無茶苦茶ぶりを「想定の範囲内」としつつも、彼の越権行為を見過ごせず、エンティティのソースコードを手中に収めようとする。
米国政府関係者
演:アンジェラ・バセット/吹き替え:高島雅羅
現・アメリカ合衆国大統領。
『
フォールアウト』ではCIAの長官だった女性。
深刻化するエンティティの脅威に手の打ちようがなくなり、イーサンに政府への協力を要請するが、彼からは「エンティティを無力化するために協力して欲しい」と逆に頼まれる。
あまりに無茶なギャンブルに当初は一蹴したが、彼の働きぶりを鑑みてイーサンに全てを託す決意をする。
しかし、エンティティの侵略に追い詰められるうちに部下から先制攻撃作戦を打診され、決断を迫られる。
演:ホルト・マッキャラニー/吹き替え:志村知幸
演:ジャネット・マクティア/吹き替え:伊沢磨紀
アメリカ国防長官と国務長官。
イーサンの毎度の無茶な行動を「危険」だと侮蔑しており、彼を信じず、エリカの賭けを批判する。
演:チャールズ・パーネル/吹き替え:広瀬彰勇
演:マーク・ゲイティス/吹き替え:小形満
前作冒頭にも登場したNRO(アメリカ国家偵察局)代表と、NSA(アメリカ国家安全保障局)代表。
やはり↑の2人同様にイーサンのことを信じていない。彼らの場合はイーサンから受けた被害を思うと当然かもしれないが…。
演:ニック・オファーマン/吹き替え:星野充昭
米国陸軍の将軍。
エンティティにアメリカの核保有ネットワークを侵される前に、各国とアメリカの主要都市に先制核攻撃をして鎮静化すべきだと主張する。
閣僚が一堂に会する場に部下から借りた拳銃を持ち込むなど不審な動きを見せるが…。
米軍関係者
演:ハンナ・ワディンガム/吹き替え:藤本喜久子
北太平洋に派兵された米海軍の司令官。
エンティティの影響で慌ただしくなったロシア軍の監視をしている。
エリカとは軍人時代からの付き合いで、彼女のコネでイーサンは協力を得ることが出来た。
セヴァストポリ号を探すイーサンを空母に乗せ、彼を送り出した。
演:トラメル・ティルマン/吹き替え:福田賢二
米海軍潜水艦「オハイオ号」の艦長。
ニーリーの命令を受けて海に飛び込んだイーサンを回収し、潜水艦に乗せてセヴァストポリ号沈没の場所まで案内する。
しかし、潜水艦の位置はベンジー達の連絡待ちな上に、ロシアの潜水艦も待ち受けていたためギリギリの状況だった。
結局、無事に信号が届いたため、潜水訓練を受けさせたイーサンを深海へと送り出し、彼の武運を祈った。
演:ケイティ・オブライアン/吹き替え:松平春香
オハイオ号のクルー。
当初は深海慣れしていないイーサンを馬鹿にしていたが、ヘイガーに襲われた彼を救い、潜水スーツを彼に託した。
演:トマス・パレデス/吹き替え:高橋良輔
オハイオ号のクルー。
実はエンティティの汚染情報に洗脳されており、イーサンを妨害するために襲撃する。
格闘中のイーサン曰く「お前はSNSの見過ぎだよ!」とのこと。
敵
演:イーサイ・モラレス/吹き替え:
津田健次郎
前作においてエンティティの一番の手下……だった男。
イーサンに鍵を奪われた失態でエンティティからは見限られ、失意に苛まれるうちにエンティティを逆に支配し、世界の頂点に立つ野心を抱く。
イーサンへの歪んだ敵対心は相変わらずであり、彼を苦しめるためなら如何なる手段も辞さない卑劣漢。
ルーサーの「毒薬」を奪い、イーサンを利用してエンティティを弱体化させる作戦に出て、南アフリカにて彼を待ち受けて彼らを潰そうとする。
前作の得体の知れなさはどこへやら、完全に憎たらしい小悪党と化し、そして最期の描写も賛否分かれている様子。
なお、前作で匂わされていたイーサンとの過去の因縁については、謎の女性マリーの素性も含めて一切説明がなかった。
演:パシャ・D・リチニコフ/吹き替え:駒谷昌男
ロシアの工作員部隊のリーダー。
セント・マシューズ島に攻め入ってセヴァストポリ号の位置をダンローから聞き出そうとし、鉢合わせしたベンジー達と戦闘になった。
声:不明/吹き替え:早川毅
あらゆるデジタル情報を吸収し、全知同然となった人工知能。
今や、世界中に汚染された情報をばら撒いて人々を洗脳し、軍事ネットワークをも支配して世界各国の核兵器も自分の管理下に置こうとしている。
本作では自我があると判明し、イーサンに協力するよう命令する。
その最終目的は、
「全人類を核戦争で絶滅させた後、『終末の保管庫』に避難することで数千年待ち、新たな世界で神として君臨すること」だった。
そのためにイーサンに、ソースコードであるポドコヴァを回収させようとし、自分の意のままに事を操ろうとする。しかし、そこに落とし穴があるとは気づかなかった。
コイツといい、どうしてこの手のシンギュラリティしたAIは人類を滅ぼしたがるのだろうか。
●キーワード
『
M:I3』においてオーウェン・デイヴィアンがイーサンに中国の企業から盗むよう命令した謎の兵器。
妻のジュリアを人質に取られたイーサンは従うほかなく、その後IMFに回収された。
しかし、本作でその後全く予想外の形で利用されていたことが発覚する。
その正体は生物兵器ではなく、生体デバイスの形をしたコンピューターウイルス。
アメリカ政府がロシアの潜水艦の防衛システムを混乱させるため、AIとして密かに送り込み、セヴァストポリ号のポドコヴァに搭載された。
しかし、予想以上の成長を遂げたAIはセヴァストポリ号を自らの意思で沈没させ、ネットワークに逃亡し、全知全能の存在「エンティティ」と化してしまった。
すなわち、イーサンはエンティティの誕生に一役買ってしまったのだ。
セヴァストポリ号の中枢に格納されているコンピューターデバイス。
エンティティの基となったAIプログラムが内蔵されており、ネットワーク上に逃亡した後はソースコードが残されている。
取り出すためには、艦長と副艦長が持っている2本の鍵を合体させ、解錠する必要がある。
ソースコードはエンティティを制御するために必須であり、前作ではこれを奪い合っていた。
ルーサーが開発した対エンティティのウイルスプログラム。
ポドコヴァを通してこれをネットワークに接続することで、エンティティの防御を弱めることが可能。
ガブリエルはこれを強奪してエンティティを支配しようとし、エンティティ自身はイーサンに使わせることで終末の保管庫へと逃れようとした。
世界各国(作中ではアメリカ、ロシア、イギリス、中国、フランス、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮)が核兵器を操作するために使用するオンラインネットワーク。
エンティティが防御の薄い国から支配していき、最終的には全ての核兵器を発射し、人類を絶滅させようとした。
南アフリカの山中にある、巨大スーパーコンピューターが格納されているシェルター。
エンティティはここに避難して核の冬を越し、数千年待って世界を支配しようとしている。
ルーサーが開発した対エンティティ用のもう一つの武器。由来は
言わずもがな。
理論上の存在に過ぎなかった「五次元構造光学記憶媒体」であり、大容量のデータを保管できる。
無論、エンティティの莫大なソースですら格納できるため、エンティティを封印するための装置となる。
●主な舞台
物語序盤でのイーサンのチームの潜伏先。
ガブリエルとイーサンの再会の場にもなり、イーサンはここでエンティティに接続することでその真意を知った。
しかし、イーサンの隠れ家をガブリエルに襲われ、居残っていたルーサーに衝撃的な運命が訪れる。
セヴァストポリ号が沈没したと思われる北太平洋の海。
米海軍の空母、ジョージ・H・W・ブッシュが出航し、ロシア海軍と睨み合いになっている中で、エリカの許可を得たイーサンが搭乗。
ニーリー少将の協力を得て、オハイオ号に乗り込むためにイーサンが生身で飛び込んだ。
セヴァストポリ号捜索のためにイーサンが乗り込んだ米海軍の潜水艦。
海中でもロシアの潜水艦と睨み合っているため、セヴァストポリ号の捜索にはほんのわずかな時間しか与えられなかったが、ベンジー達の奮闘により発見されたため、イーサンが飛び乗ることとなる。
クルーは基本的にイーサンに厳しいが、根は優しい人が多い。ただし、中にエンティティ信者がいたために戦闘になった。
エンティティの基となったAIが内蔵されていた潜水艦。
エンティティにより沈められ、ベーリング海の海底に鎮座している。
オハイオ号から飛び乗ったイーサンが潜入し、ポドコヴァを回収したが、今度は出口を塞がれてしまう。
そこでイーサンは、魚雷発射管からパンツ一枚で深海へと飛び出し、脱出に成功した。いや、普通は水圧で死ぬだろというツッコミはさておき
アラスカに位置するベーリング海に浮かぶ島。
海底の音響ネットワークの観測所があり、セヴァストポリ号の沈没時のデータから沈没位置を割り出すためにベンジー達が向かった。
しかし、既にロシアの工作員が占拠しており、データを奪われそうになったが、所長のダンローはデータを破棄しており、戦闘の末にロシア側が騙されたため、辛くもイーサンに座標を伝えることができた。
騒動に乗じてグレースとタピーサは脱出して、犬ぞりでセヴァストポリ号の沈没場所まで向かい、イーサンを即席の減圧室で出迎えた。
最終決戦の舞台。
巨大スーパーコンピューターが格納してあるシェルター「終末の保管庫」があり、ポドコヴァとガブリエルの持っている「毒薬」を合わせることで、エンティティが中に侵入しようとした。
イーサン達が向かった時点でガブリエルに占拠されており、核爆弾を設置されて睨み合いとなり、更にCIAも乱入して戦闘に発展。
混乱に乗じて逃亡したガブリエルを追ったイーサンは、複葉機にしがみついてガブリエルに最後の戦いを挑む。
追記・修正は北太平洋にダイブした後、潜水艦から命綱なしで別の潜水艦に飛び乗り、魚雷発射管からパンツ一枚で深海に身を投げ、飛行する複葉機にぶら下がりパイロットと殴り合いしてからお願いします。
- 速攻で記事できたか。しかし追記修正できる人間がトム以外に居ないんじゃねぇかこれ -- 名無しさん (2025-05-30 07:54:14)
- ダンロー最終メンバー入りは予想外過ぎた。本当にアラスカ送りにされてたけど結構幸せに暮らしてたのは笑った -- 名無しさん (2025-05-30 08:14:15)
- ルーサーが病気になってて前作見てなかったかな?と思った。 -- 名無しさん (2025-05-30 10:03:15)
- 絶望的ではあるがルーサーは生きてるって信じてる。ダンローが見つけた逃げ道にコンピューターの魔術師が気づかないはずないもの。 -- 名無しさん (2025-05-30 11:33:55)
- 物語のために登場人物が急にバカになってる感じが否めなかった -- 名無しさん (2025-05-30 13:20:57)
- シドニー将軍あんた大統領ハジくつもりか…とか一瞬でも思ってごめんなさい、ってなりましたよ私は -- 名無しさん (2025-05-30 18:42:51)
- 総決算なので、序盤で注射銃で打ち込まれたのが、2のキメラかと期待してしまった。 -- 名無しさん (2025-05-30 19:26:59)
- ↑3 まあガブリエルに関してはねぇ。仮にあのまま逃れたとしても全世界に核がばら撒かれた先の事まで考えていたんだろうか。 -- 名無しさん (2025-05-30 23:52:48)
- 裏を取って頭良く見せてるだけでエンティティから見放されたからか大分アホにはなってたね。個人的にはブラッドソー艦長が何か好きだった -- 名無しさん (2025-05-31 00:49:37)
最終更新:2025年06月01日 01:13