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B-伝説!バトルビーダマン(アニメ)

登録日:2011/08/03 Wed 20:12:01
更新日:2026/08/05 Wed 11:37:42
所要時間:約 4 分で読めます




『B-伝説!バトルビーダマン』とは2004年1月から12月まで放送されていたアニメ。
伝説と書いて「レジェンド」と読む。

バトルビーダマンとは、タカラ(現タカラトミー)より展開されていたビーダマンのシリーズの1つでスーパービーダマンの後継に当たる。

原作となる漫画はコロコロコミックで連載されており、話の流れは概ね同じ。ビーダマンを取り扱った作品としても「爆球連発!!スーパービーダマン」に続き2作目となるが、ストーリー上の繋がりは一切ない。ただし「主人公がパワー型でライバルが連射型」などの点は踏襲されている。

バトルビーダマンゼロ以降は「ディレクトヒットバトルに負けるとエンブレムが弾け飛ぶという」ギミックがオミットされたため、レジェンドストーンの設定は存在しない。

第1話では後にメインキャラとなる人物たちが顔見せ程度に登場している。
この手のホビーアニメでは珍しく全編通して異世界を舞台としている。キービジュアルやOPやBGMでも分かるように西部劇を意識した演出も盛り込まれているなど他と比べて異例な作品とされる。本作の主役周りが全体的に頭身が低く様々な国を模した衣装を身にまとっている。アルマーダやアババなど人語を話す動物キャラがおり、アニメ版だとモブやゲストキャラにも獣人や半魚人、果てはロボットがいるなどの点も実に異質。

この頃からコロコロとタカラトミーのタイアップコンテンツにおいてコロコロの漫画より遅れて始まったアニメ版は玩具シリーズとしては2代目の物がアニメでは初代扱いになる、という展開が定着した。
原作は犬木栄治先生。「秘密警察ホームズ」や「ビックリマン2000」などで知られ、熱いバトルや人間ドラマは本作でも健在。

アニメでは増えた尺に合わせて色々と描写が肉付けされている。
「ツバメが先にヤマトと知り合っていたブルに嫉妬して愛機を賭けてまでバトルを挑む」など。

2005年1月から12月までに第2期『B-伝説!バトルビーダマン 炎魂(ファイヤースピリッツ)』が放送された。

●あらすじ


ビーダマンが発達し、ビーダマンの腕前が全てを決める異世界「ビーダワールド」。
主人公・大輪ヤマトは世界最強ビーダーを目指し、幾多のライバルたちと出会い、熱いバトルを繰り広げ、成長していく。


●主な登場人物


  • 大輪ヤマト(CV:高木礼子)
【使用ビーダマン
コバルトソード(漫画版のみ)
コバルトブレード
コバルトセイバー
コバルトセイバーファイヤー
コバルトブラスター
コバルトブラスタードライブキャノン(アニメ版のみ)

いずれもパワータイプ。

怪しい関西弁で喋るカウトゥーン出身の主人公。11歳。口癖は「にゃぱぱ~」
かつてはネコと共に暮らしていた野性児でミエに拾われ育てられた。1話で家の壁に封印されていた伝説の機体コバルトブレードを手に入れ、ビーダーとして覚醒していく。
目標は最強のビーダーとなること。

猫のようなすばしっこい身のこなし、感情が昂った時に発する大声*1、目の傷、ホビーアニメの主人公によくあるゴーグルなど、多数の特徴を持つ。
よくまんじゅう頭と言われる。
楽天的だが、バトルそのものが大好きで熱いビー魂の持ち主。家は飲食店だがツバメによると料理はヘタな模様。
自身のビーダマンに対する愛着も深く、ブーストマグナム体得後は空気との摩擦で煤けてしまう機体をよく拭いている。

最初にバトルしたグレイとは成り行きで親しくなるが、彼の素性を知ったことで決別。その後ツバメとともに賢者アルマーダの弟子になり必殺技を体得する。
原作ではたい焼きが好物だったが、アニメ版では特にそのような様子はない。誕生日にミエが用意してくれたのはケーキに変更されている。

アニメハヤテのごとく!にビーダ執事としてゲスト出演したことがある。

漫画版では本当の両親を再会するためにレジェンドストーンを探している。コバルトソードは当初より所持しており、家の壁に埋まっていたのもレジェンドストーンになっていた。
愛機はコバルトソードで、以降の愛機は壊れるたびに新型に改造するか光って進化するかで代替わりする。
その際は機体の象徴たるブレードサイトを移植するのがお約束。

「にゃぱぱ〜」

  • グレイ・マイケル・ビンセント(CV:泰勇気)
【使用ビーダマン
クロムランサー(漫画版のみ)
クロムゼファー
クロムレヴァン
クロムレヴァンサイクロン
クロムハリアー

いずれも連射タイプ。

茶色いスナフキンみたいな格好をしたウェイトゥーン出身の流れ者ビーダー。12歳。
ヤマトの親友かつ、ライバルの一人。冷静だが心は熱いクールガイ。
速撃ちが得意で、バトルで頻繁に喋る相手には「弱い犬程よく吠える」と言う情け容赦無い性格。

当初はコバルトブレードを奪取しようとする刺客として現れ、ヤマトの初バトルの相手となる。
その後彼と様々な冒険を繰り広げる内に友情が芽生えるが、自身が所属する組織に仕組まれた命令との間で葛藤することになる。

基本的にシリアスなキャラだが、重度のシスコンという残念な一面もある。
さらに次回予告では「忘れたのか!? あんな事やこんな事…!」と言ってしまったことがある。

敵組織のシャドウに妹のリエナを人質に取られ、やむ無く従っていたがヤマト達の助けを借りて取り戻した。

アニメ版では帽子と上着を脱いだ姿が時折見られる。

「リエナァァァァァァァア!」

【使用ビーダマン
翼影丸
翼刃丸

山奥に代々住む一族の末裔でツバクラの里出身の少年。10歳。

生真面目で若干融通が利かない性格をしており、ヤマトにからかわれると怒る。
ヤマトとともにアルマーダの弟子となり、ともに切磋琢磨に励む戦友となる。
舌足らずな口調が特徴で「〜でごじゃる」が口癖。
特技は料理で野宿の際には料理を作っている。

俊敏な動きが得意でそれを活かしたバトルをする。

アニメでは当初からイメージにあった忍者風の機体を使うが、
漫画版では量産型ビーダマン→アルマーダから譲ってもらったライノグレイブ→ライノキャノン→いつの間にか翼影丸になっていた。

「背に腹は変えられんでごじゃる!」

【使用ビーダマン
ヘリオダッガー(漫画版のみ)
ヘリオブレイカー

いつもボーっとしている少年。11歳。
ビーダマンコレクターだったがヤマトと出会って仲間になる。

非常におっとりとした性格ののんびり屋で、油断するとすぐに居眠りをはじめてしまう。
実は多重人格者でバトルになったり興奮したりすると強気で激しい性格に変貌する。
コレクターらしくそのマントの下には多数のパーツを所持しており、ヤマトにワイドサーバーを貸し出すこともあった。

漫画は強気な人格しかいなかったがアニメでは通常と強気の間に冷静な人格が追加された。またシャドウに洗脳されたりもした。
時々脳内で“オレ会議”を行う。

何気にキャラット(CV:平野綾)という彼女がいるリア充

ヘリオブレイカーを破壊されてしまった後はメカニックとしてヤマト達を支える。
炎魂編では、ヘリオブレイカーと同色の後継機(アクセルレオンとシールドギガを合わせたようなもの)を使用する場面もある。

「ヤマトくん〜あはは〜」

【使用ビーダマン
コバルトガイスト(漫画版&回想のみ)
シュレッドカイザー(漫画版のみ)
ブラッディカイザー
ブレイジングカイザー
ヴァリアブルカイザー

いずれもパワータイプ。

ヤマトのライバルの一人にしてシャドウの一員。
過去にあった出来事から己の力のみを信じ、冷酷非情なバトルをする。
ウィナーズ決勝戦でヤマトとのバトルで熱い情熱を思い出し、正々堂々とした道を貫くようになる。

炎魂では、賭けバトルに身を落としていたが山奥でロボットのルドーを破壊し、必殺球「ブラックドライブ弾」を手に入れる。

「俺は炎呪……炎を呪う者、炎呪だ!」

  • ウェン・ユンファ(CV:重松朋)
【使用ビーダマン
蒼神龍(漫画版のみ)
爆蒼龍
蒼龍王

いずれもコントロールタイプ。

若干性格がヤマトに似ているライケーン出身の熱血少年。12歳。
若干アホの子で、よく弟のリーに呆れられながらつっこまれる。
かつては非道な手段も葛藤なく行い、リーと共にシャドウの一員だったが、ウィナーズ準決勝で炎呪と決別し、以後ヤマト達と行動するようになる。

「俺たちが偶然通りかかって良かったなあ。偶然!」

  • リー・ユンファ(CV:伊東みやこ)
【使用ビーダマン
紅聖龍(漫画版のみ)
烈紅龍
紅龍王

いずれも連射タイプ。

ウェンの弟で性格は真逆で冷静な少年。9歳。
アホの子の兄に呆れながらつっこむが、何だかんだで尊敬している。式神を使うことが出来る。
兄同様、シャドウの一員だったが、ウェンと共に抜けてヤマト達の仲間になる。
だが終盤で闇堕ちし、邪気眼が付いた。

次回予告ではボスであるアババの頼みで焼きそば(マヨネーズ抜き)を買いに行かされたこともあった。

「あんまり似合ってませんよ兄さん…」

  • リエナ・グレース・ビンセント(CV:上村貴子)
【使用ビーダマン
ガーネットウインド(連射タイプ)

グレイの妹。12歳。
シャドウに捕らえられて洗脳され、「シグマ」として戦っていたが、ヤマトの活躍で無事救出された。
以降はキャットカフェの看板娘として働く。

炎魂編では、兄のグレイと同じ立場に立ちたいと仮面をかぶり、「謎の仮面ビーダー」として行動。
必殺球「スピード弾」を手に入れに来たグレイと接触するが、最終的に正体がばれてしまった。
ヤマトとガンノスと偶然出会った際は、「スーパーX」と名乗り、2人をドン引きさせた。
以降しばらくは彼らと行動を共にする。

ウィナーズで見せ場あり。

「お兄ちゃん!」

  • 大輪ミエ(CV:高野直子)
ヤマトの母代わりになっている女性。
キャットカフェというレストランをやっている。
金にはうるさく、ヤマトが出場するウィナーズで弁当を売っていた。巨乳

  • アルマーダ(CV:宮澤正)
言葉をしゃべる猫のキャラクターでヤマトとツバメの師匠。
賢者と呼ばれる伝説的な人物で、老いてはいるもののビーダマンの腕前は抜群。

博識でヤマトたちに特訓や助言を施すが、かなりぐうたらな面があり、あまり尊敬はされていない。
当初出会った時もザルによる簡素な罠に引っかかっており、とても大人物とには見えない様子であった。

  • タメゴロー
ヤマトと一緒にいる黒猫。生後9ヶ月の雄。
この手の動物キャラのお約束で人語が理解できる。

炎魂編から登場

【使用ビーダマン
ガンブレイカー(連射タイプ)
ブレイクオーガ(パワータイプ)

ヤマトが旅の途中で出会った少年ビーダー。原始人のような風貌をしている。
生意気かつ自信過剰な性格をしており、口が達者だが、実力はヤマトに引けを取らない。
しかしウィナーズ開幕式では会場の活気に呑まれて萎縮するなど若干未熟な面もある。偉い人に弱い。
いつも持ち歩いている石斧の中にはマシンのパーツが入っている。
故郷の町の少女「ハナ」のことを酷く恐れている。
彼曰く「手に持ったカブトムシを…!」

一人称は「オラ」で語尾には「~ダス」と、爆走兄弟レッツ&ゴー!!の次郎丸のような口調が特徴。

  • ハジャ(CV:大畑伸太郎)
【使用ビーダマン
ギルスコーピオン(連射タイプ)
底辺の装填口からビー玉を入れ、発射できる「クイックローディングコア」を持つ。

恐らく本作で上位に食い込むほどの外道
実力は高いのだが、勝利を掴むためや目的を果たすためなら、あらゆる悪辣な手段を平気で用い、裏切り寝返りは日常茶飯事。
必殺球「ランダム弾」をかけてツバメと戦い、罠に引っ掛かったツバメを庇った鉄之介を倒し、ランダム弾を強奪したことでツバメから恨みを買う。
ウィナーズ終了後はB-デウスの一員になる。

ちなみにツバメとのバトルの際、ギター侍こと波田陽区の持ちネタを言ったことがある。

「やるじゃん!って言うじゃな~い?」
「でも外れですから、残念!!」

【使用ビーダマン
リボルバーハデス
ガトリングハデス

流れ者ビーダー。
仲間を失ったショックで感情を失い、言葉をしゃべれなくなっていたが、ヤマトのビー魂によって感情を取り戻す。
実は彼は必殺球(ストライクショット)を生み出すことが出来る「ルプス族」の生き残り。
彼の持っている必殺球「ステルス弾」はその空虚な心の現われ。

アキュラスと共に行動する犬(オオカミ?)。
彼の立場を理解している。
周囲から勝手な名前で呼ばれたり(「コロ」「ポチ」「シロ」など)、犬扱いされるなど、ギャグキャラとして扱われることもある。

郷田氏は後に次世代ベーゴマアニメでしゃべる犬を演じる。

  • ゲルデウザー(CV:松本ヨシロウ)
【使用ビーダマン
デストロイドラゴン

アニメ版最強のラスボス。オレンジ色を基調としたボディが特徴の化け物。
遥か昔から封印されていたが、B-デウスの手によって復活。
さらに、ボスマスター含むB-デウスのメンバーを取り込んだことで進化した。

禁断の必殺球「アルティメットガディウム弾」で、ヤマト達を窮地に追い込む。
だが、宇宙での最終決戦で、とどめとして放ったアルティメットガディウム弾が、ヤマトが放ったレジェンドドライブ弾に押し返され、太陽に突っ込み、敗れた。

「フフハハハハ…この時を待っていたぞ…!」

●用語


  • ビーダー
ビーダマンを用いて戦う人のこと。

  • 必殺球(ストライクショット)
凄まじい能力を持つビー玉。
様々な種類があり、自分とマシンの特性にあったものを使わないと、十分な実力を発揮できない。
詳しい種類・性能は後述。

●必殺球(ストライクショット)


  • ドライブ弾
縦回転を加えることで、驚異的な加速と攻撃力を生み出す。
ヤマトが所持。

  • スピード弾
徹底的な軽量化によってトップクラスのスピードを誇る。
表面に刻まれている「SS」はサイクロンソニックの略称。
グレイが所持。

  • メタル弾
金属製のため、通常のビー玉より重いが、その分攻撃力は高い。
ガンノスが所持。

  • ランダム
片方が金属で出来ているため、重心が不安定な弾。
撃つと不規則な動きをするため、見切るのが難しい。
ハジャがツバメから奪った。

  • ステルス弾
透明な必殺球。
撃つと相手の目の前で弾が消えたあと、再び現れ、目標を撃ち抜く。
アキュラスが所持。

  • アルティメットガディウム弾
銀河のような模様が見える禍々しい禁断の必殺球。
史上最凶かつ最悪の力を誇り、威力はスタジアムを容易く全壊させるほど。
ゲルデウザーが所持。

  • レジェンドドライブ弾
ゲルデウザーとの最終決戦の際にアキュラスが生み出した、アルティメットガディウム弾に唯一対抗できる伝説の必殺球。
だが、本来は大勢のルプスの民が協力して初めて生み出せる必殺球だったため、アキュラスに多大な反動が跳ね返り、倒れてしまった。
また、力が強すぎるため、並のビーダマンでは発射できない。


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最終更新:2026年08月05日 11:37

*1 原作だとコエカタマリンを使ったように表現される