登録日:2011/08/03(水) 20:12:01
更新日:2025/04/05 Sat 08:41:33
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『B-伝説!バトルビーダマン』とは2004年1月から12月まで放送されていたアニメ。
伝説と書いて「レジェンド」と読む。
この手のホビーアニメでは珍しく全編通して異世界を舞台としており、キービジュアルやOPでも分かるように西部劇を意識した演出も盛り込まれているなど他と比べて異例な作品とされる。本作の主役周りが全体的に頭身が低く様々な国を模した衣装を身にまとってたり、住民に獣人がいるなどの点も実に異質。
漫画は
コロコロコミックで連載されていたが、話の展開が初めから全く違うので別物と考えて良い。この頃からコロコロとタカラトミーのタイアップコンテンツはコロコロの漫画より遅れて始まったアニメ版は玩具シリーズとしては2代目の物がアニメでは初代扱いになるのが定着した。
原作は犬木栄治先生。
2005年1月から12月までに第2期『B-伝説!バトルビーダマン 炎魂(ファイヤースピリッツ)』が放送された。
●あらすじ
ビーダマンが発達し、
ビーダマンの腕前が全てを決める異世界「ビーダワールド」。
主人公・大輪ヤマトは世界最強ビーダーを目指し、幾多の
ライバルたちと出会い、熱いバトルを繰り広げ、成長していく。
●主な登場人物
【使用
ビーダマン】
コバルトソード(漫画版のみ)
コバルトブレード
コバルトセイバー
コバルトセイバーファイヤー
コバルトブラスター
コバルトブラスタードライブキャノン(アニメ版のみ)
いずれもパワータイプ。
怪しい関西弁で喋るカウトゥーン出身の主人公。11歳。
かつてはネコと共に暮らしていた野性児だったが、ミエに拾われ育てられた。1話で家の壁に封印されていたコバルトブレードを手に入れ、ビーダーとして覚醒していく。
よくまんじゅう頭と言われる。
楽天的だが、熱いビー魂の持ち主。
漫画版では本当の両親を探すためにレジェンドストーンを探すことを決めており、家の壁に埋まっていたのもレジェンドストーン。
愛機はコバルトソードで、以降の愛機は壊れたので新型に改造するか光って進化するかで代替わりしている。
「にゃぱぱ〜」
【使用
ビーダマン】
クロムランサー(漫画版のみ)
クロムゼファー
クロムレヴァン
クロムレヴァンサイクロン
クロムハリアー
いずれも連射タイプ。
茶色い
スナフキンみたいな格好をしたウェイトゥーン出身の流れ者ビーダー。12歳。
ヤマトの親友かつ、
ライバルの一人。冷静だが心は熱いクールガイ。
速撃ちが得意で、バトルで頻繁に喋る相手には「弱い犬程よく吠える」と言う情け容赦無い性格。
しかし、重度の
シスコンという残念な少年である。
さらに次回予告では「忘れたのか!?
あんな事やこんな事…!」と言ってしまったことがある。
敵組織のシャドウに妹のリエナを人質に取られ、やむ無く従っていたがヤマト達の助けを借りて取り戻した。
「リエナァァァァァァァア!」
山奥に代々住む一族の末裔でツバクラの里出身の少年。10歳。
生真面目で若干融通が利かない性格をしている。
舌足らずな口調が特徴で「〜でごじゃる」が口癖。
特技は料理で野宿の際には料理を作っている。
俊敏な動きが得意でそれを活かした戦闘をする。
漫画版では量産型
ビーダマン→アルマーダから譲ってもらったライノグレイブ→ライノキャノン→いつの間にか翼影丸になっていた。
「背に腹は変えられんでごじゃる!」
【使用
ビーダマン】
ヘリオダッガー(漫画版のみ)
ヘリオブレイカー
いつもボーっとしている少年。11歳。
ビーダマンコレクターだったがヤマトと出会って仲間になる。
多重人格者でバトルになったり興奮したりすると強気な性格に変わる。
漫画は強気な人格しかいなかったがアニメでは通常と強気の間に冷静な人格が追加された。またシャドウに洗脳されたりもした。
時々脳内で“オレ会議”を行う。
ヘリオブレイカーを破壊されてしまった後はメカニックとしてヤマト達を支える。
炎魂編では、ヘリオブレイカーと同色の
後継機(アクセルレオンとシールドギガを合わせたようなもの)を使用する場面もある。
「ヤマトくん〜あはは〜」
【使用
ビーダマン】
コバルトガイスト(漫画版&回想のみ)
シュレッドカイザー(漫画版のみ)
ブラッディカイザー
ブレイジングカイザー
ヴァリアブルカイザー
いずれもパワータイプ。
ヤマトの
ライバルの一人にしてシャドウの一員。
過去にあった出来事から己の力のみを信じ、冷酷非情なバトルをする。
ウィナーズ決勝戦でヤマトとのバトルで熱い情熱を思い出し、正々堂々とした道を貫くようになる。
炎魂では、賭けバトルに身を落としていたが山奥で
ロボットのルドーを破壊し、必殺球「ブラックドライブ弾」を手に入れる。
「俺は炎呪……炎を呪う者、炎呪だ!」
【使用
ビーダマン】
蒼神龍(漫画版のみ)
爆蒼龍
蒼龍王
いずれもコントロールタイプ。
若干性格がヤマトに似ているライケーン出身の熱血少年。12歳。
若干アホの子で、よく弟のリーに呆れられながらつっこまれる。
かつては非道な手段も葛藤なく行い、リーと共にシャドウの一員だったが、ウィナーズ準決勝で炎呪と決別し、以後ヤマト達と行動するようになる。
「俺たちが偶然通りかかって良かったなあ。偶然!」
【使用
ビーダマン】
紅聖龍(漫画版のみ)
烈紅龍
紅龍王
いずれも連射タイプ。
ウェンの弟で性格は真逆で冷静な少年。9歳。
アホの子の兄に呆れながらつっこむが、何だかんだで尊敬している。式神を使うことが出来る。
兄同様、シャドウの一員だったが、ウェンと共に抜けてヤマト達の仲間になる。
だが終盤で
闇堕ちし、
邪気眼が付いた。
「あんまり似合ってませんよ兄さん…」
【使用
ビーダマン】
ガーネットウインド(連射タイプ)
グレイの妹。12歳。
シャドウに捕らえられて洗脳され、「シグマ」として戦っていたが、ヤマトの活躍で無事救出された。
以降はキャットカフェの看板娘として働く。
炎魂編では、兄のグレイと同じ立場に立ちたいと仮面をかぶり、「謎の仮面ビーダー」として行動。
必殺球「スピード弾」を手に入れに来たグレイと接触するが、最終的に正体がばれてしまった。
ヤマトとガンノスと偶然出会った際は、「スーパーX」と名乗り、2人をドン引きさせた。
以降しばらくは彼らと行動を共にする。
ウィナーズで見せ場あり。
「お兄ちゃん!」
ヤマトの母代わりになっている女性。
キャットカフェというレストランをやっている。
金にはうるさい。
巨乳。
ヤマトとツバメの師匠であり、ビーダ仙人である。
博識でヤマトたちに特訓や助言を施すがかなりぐうたらな面があり、あまり尊敬はされていない。
ヤマトと一緒にいる黒猫。生後9ヶ月の雄。
人語が理解出来る。
炎魂編から登場
【使用
ビーダマン】
ガンブレイカー(連射タイプ)
ブレイクオーガ(パワータイプ)
ヤマトが旅の途中で出会った少年ビーダー。原始人のような風貌をしている。
生意気かつ自信過剰な性格をしており、口が達者だが、実力はヤマトに引けを取らない。
しかしウィナーズ開幕式では会場の活気に呑まれて萎縮するなど若干未熟な面もある。偉い人に弱い。
いつも持ち歩いている石斧の中にはマシンのパーツが入っている。
故郷の町の少女「ハナ」のことを酷く恐れている。
彼曰く「手に持った
カブトムシを…!」
【使用
ビーダマン】
ギルスコーピオン(連射タイプ)
底辺の装填口からビー玉を入れ、発射できる「クイックローディングコア」を持つ。
恐らく本作で上位に食い込むほどの外道。
実力は高いのだが、勝利を掴むためや目的を果たすためなら、あらゆる悪辣な手段を平気で用い、裏切り寝返りは日常茶飯事。
必殺球「ランダム弾」をかけてツバメと戦い、罠に引っ掛かったツバメを庇った鉄之介を倒し、ランダム弾を強奪したことでツバメから恨みを買う。
ウィナーズ終了後はB-デウスの一員になる。
ちなみにツバメとのバトルの際、ギター侍こと
波田陽区の持ちネタを言ったことがある。
「やるじゃん!って言うじゃな~い?」
「でも外れですから、残念!!」
【使用
ビーダマン】
リボルバーハデス
ガトリングハデス
流れ者ビーダー。
仲間を失ったショックで感情を失い、言葉をしゃべれなくなっていたが、ヤマトのビー魂によって感情を取り戻す。
実は彼は必殺球(ストライクショット)を生み出すことが出来る「ルプス族」の生き残り。
彼の持っている必殺球「ステルス弾」はその空虚な心の現われ。
アキュラスと共に行動する犬(
オオカミ?)。
彼の立場を理解している。
周囲から勝手な名前で呼ばれたり(
「コロ」「ポチ」「シロ」など)、犬扱いされるなど、ギャグキャラとして扱われることもある。
アニメ版最強の
ラスボス。オレンジ色を基調としたボディが特徴の化け物。
遥か昔から封印されていたが、B-デウスの手によって復活。
さらに、ボスマスター含むB-デウスのメンバーを取り込んだことで進化した。
禁断の必殺球
「アルティメットガディウム弾」で、ヤマト達を窮地に追い込む。
だが、宇宙での最終決戦で、とどめとして放ったアルティメットガディウム弾が、ヤマトが放ったレジェンドドライブ弾に押し返され、
太陽に突っ込み、敗れた。
「フフハハハハ…この時を待っていたぞ…!」
●用語
凄まじい能力を持つビー玉。
様々な種類があり、自分とマシンの特性にあったものを使わないと、十分な実力を発揮できない。
詳しい種類・性能は後述。
●必殺球(ストライクショット)
縦回転を加えることで、驚異的な加速と攻撃力を生み出す。
ヤマトが所持。
徹底的な軽量化によってトップクラスのスピードを誇る。
表面に刻まれている「SS」はサイクロンソニックの略称。
グレイが所持。
金属製のため、通常のビー玉より重いが、その分攻撃力は高い。
ガンノスが所持。
片方が金属で出来ているため、重心が不安定な弾。
撃つと不規則な動きをするため、見切るのが難しい。
ハジャがツバメから奪った。
透明な必殺球。
撃つと相手の目の前で弾が消えたあと、再び現れ、目標を撃ち抜く。
アキュラスが所持。
銀河のような模様が見える禍々しい禁断の必殺球。
史上最凶かつ最悪の力を誇り、威力はスタジアムを容易く全壊させるほど。
ゲルデウザーが所持。
ゲルデウザーとの最終決戦の際にアキュラスが生み出した、アルティメットガディウム弾に唯一対抗できる伝説の必殺球。
だが、本来は大勢のルプスの民が協力して初めて生み出せる必殺球だったため、アキュラスに多大な反動が跳ね返り、倒れてしまった。
また、力が強すぎるため、並の
ビーダマンでは発射できない。
「にゃぱぱ!追記・修正よろしく頼むで〜!」
- あいむあふぁいたーww -- 名無しさん (2013-12-08 14:29:23)
- ミエ母ちゃんが可愛かったのは覚えてる。てかまだ23だからな…… -- 名無しさん (2013-12-08 14:31:47)
- 後半のアキュラス編で、ブルがよくボケてたのが印象に残ってるなー「あ、犬木英治」「そりゃ原作者の名前だろう!」…うろ覚えだがこんな感じで -- 名無しさん (2013-12-08 16:13:49)
- ツバメって女の子じゃなかったのかよ -- 名無しさん (2014-09-07 22:50:56)
- ブル2は俺の嫁。異論は認めん。 -- 名無しさん (2014-09-08 01:47:24)
- ヤマト「ワイの新しい脇を見せたるで!」 -- 名無しさん (2014-12-12 10:37:46)
- ゲルデウザーのゲルってゲルショッカーをイメージしたの? -- 名無しさん (2015-02-28 16:06:41)
- 可愛いし女子力高いしでツバメは俺が道を踏み外すきっかけとしては十分すぎた -- 名無しさん (2015-06-20 23:37:33)
- 怪人軍団の皆さーん♪ -- 名無しさん (2015-06-21 12:37:34)
- リエナは俺に妹萌えを発現した女の子。可愛いし、そらぁグレイも溺愛するわな。 -- 名無しさん (2015-08-21 20:49:32)
- ↑しかもパンの食べ方が上品 -- 名無しさん (2015-08-25 10:15:26)
- 必要球ってリアルではどうだった? -- 名無しさん (2015-11-07 02:07:12)
- ↑ 必殺球の事だよね? 物によるかな?ドライブやスパイクは入れる向きが決まってるのがネック。メタルは重すぎてパワー用のじゃないと使えない。ランダムは…入れると金属部分が重くて下になる。分身弾は使いにくい。ステルスは…普通の無色のビー玉の方が透明度があるし、無難だったのがスピードとインパクト弾だったかな?連射でもパワーでもわりと問題なく使えたし -- 名無しさん (2015-11-21 13:25:18)
- 炎魂28話→リボーン175話 29話→フェアリーテイル23話 31話→まどマギ叛逆の物語と似た展開で吹いた -- 名無しさん (2015-12-04 13:54:10)
- ツバメの声が後のタマゾー、ハジャの声が後のドラム -- 名無しさん (2016-08-25 13:20:49)
- アルティメットガディウム弾は何故商品化されなかったのだろう? -- 名無しさん (2016-10-20 23:05:37)
- サイクロンソニックというのを聞いてサイクロンはマグナムでソニックはハリケーンだろと思った -- 名無しさん (2016-12-28 17:07:43)
- 漫画版のガンノスは気の毒だったな、過去が重た過ぎる・・・ -- 名無しさん (2016-12-31 00:28:28)
- 何故か観客達のやめちまえコールが深く印象に残ってる・・・・・・・。 -- 名無しさん (2018-08-07 01:50:32)
- サイクロンはCだからSSだとサイクロンソニックにならないぞ -- 名無しさん (2019-06-28 19:17:45)
- ツバメが対戦時に無茶な行動して奈落に落ちそうになった直後に、兄に助けられるシーンが印象に残ってる。てか、あの時の兄さんは何でロボットみたいな姿になったんだ -- 名無しさん (2020-11-01 19:41:39)
- わりと序盤から作者が迷走してる雰囲気あった -- 名無しさん (2021-12-27 22:40:02)
- ビー玉以外を発射するストライクショットが、スパビーでタマゴが全否定した鉛玉を彷彿とさせて受け入れがたがった記憶 -- 名無しさん (2023-01-07 02:09:33)
- まさかのアクセルレオンがバトビーでボトルマン化一番乗り -- 名無しさん (2023-02-15 02:15:20)
- 今更だがヤマトとBLEACHのひよ里は似てるね。喋り方と声が -- 名無しさん (2023-02-17 07:01:14)
- コバルトブレードもボトルマン化するぞ -- 名無しさん (2023-03-14 18:42:06)
- ↑タンサターンDXの手足を着ければブーストマグナムもできるな(次のランコレで青いカラーでファイヤパターン入ったタンサターン来るんじゃねぇ?) -- 名無しさん (2023-03-17 19:56:36)
- なんでこの作品は他のビーダマン作品と違って現実世界じゃなくて異世界を舞台にしてるんだ? -- 名無しさん (2024-01-09 15:29:05)
- 当時はリエナのバトル時の衣装がスーパーヒロインっぽく感じて若干惚れたような気がする。この頃から色々変わってたんかな自分… -- 名無しさん (2024-06-07 12:40:34)
- 漫画版のツバメはごじゃる口調ではあるが結構イケメンで凛々しい感じだったからアニメだと声も容姿も子供っぽくなってたの驚いたな -- 名無しさん (2024-06-07 19:10:53)
- クールガイなグレイ→リエナ再会後→グレイ「リエナが...リエナが....見に来てくれてない....(泣」???「おにーちゃん!」グレイ「リエナ!?」..に変装したヤマト「がんばって~♪」...を見て余計に嘆くグレイ「あああっリエナがリエナが~!!」....なんてことにさせたヤマトをボコる炎呪たち.....グレイェ....( 汗 。 -- 名無しさん (2024-08-05 23:08:52)
- 1月5日月曜ゆうがた6時から放送スタート! -- 名無しさん (2025-03-22 15:45:39)
- 1月10日月曜ゆうがた6時から放送スタート! -- 名無しさん (2025-03-25 17:44:04)
- バトビー終了後、マガジンで始まったフェアリーテイルで、別のグレイが登場することになる -- 名無しさん (2025-04-05 08:41:33)
最終更新:2025年04月05日 08:41