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フライドポテト

登録日:2012/01/05 Thu 20:26:26
更新日:2026/03/29 Sun 09:10:50
所要時間約 8 分で揚がります





フライドポテトとは、ジャガイモを切って素揚げにした料理。


■概要

実は和製英語で、アメリカではフレンチフライ、イギリスではチップス、ベルギーではフリットなどと呼ばれるが、別にフライドポテトでも通じる。

欧米では付け合わせの定番、と言うより、三食ともに大量に食べるので、実質的に主食とすら言える国もある。
とくに発祥地であるベルギーでは完全に主食で、そのフライドポテト愛は、自国のフライドポテト文化を世界文化遺産に申請し続けるほど。太るわけだよ……。
故に現地のご家庭には、自動ポテト切りマシンや専用のフライヤーがあるという。それこそ、日本の炊飯器や魚焼きグリルのごとく……。 

日本でも、特に洋食ジャンルでは付け合わせの定番。
ハンバーガーチェーンに行けば、セットメニューにはまず備えてあるし、店員さんの素敵なスマイルと共に、「ご一緒にポテトはいかがでしょうか」と言われるのはもはやテンプレ。ハンバーガーの合間にヒョイヒョイ食べてしまい、いつの間にか無くなっている。追加しちゃおっかなあ。
ポテトチップスと同様、塩分の補給にもなるとか抜かしてホイホイ食べるピザ野郎が散見される。

噂によるとチップスと同じく、塩のしょっぱさにより喉の渇きを早まる作用を利用し、追加でジュースを買わせるように仕向ける詐欺スレスレの商法という陰謀論も……!?

復活したウェンディーズには、ポテト用のチーズソースがあった。チリビーンズをかければ、お供でも単独でもイケる逸品に。
(それもウェンディーズとかのメニューにあったけど……カロリー?ハンバーガーショップに入った時点で、気にしたら負けだろ)
元々は第二次大戦時のアメリカで牛肉が手に入りにくくなったために、それを補うために付け合わせとして出したのが始まり。現在ではシシュケバブなど他の料理でもつけられる事がある。

ファミレスのハンバーグステーキのものも良い。
少し厚めで、たまに皮つきのフライドポテトはホクホクしていてもー最高。
ハンバーグについているソースをすくって食べるのは誰でもやる筈。

ああ、フライドポテトを腹いっぱい食べたい……。

トリコ』に出てきたポテトの泉を探した事ある人、恥ずかしがらず挙手


探して見つかるものでも無い理想郷らしいが…。


■作り方

めちゃくちゃ簡単なので自分で作ろう。
1.洗ったジャガイモをレンジで3分チンする。その後裏返してもう3分チン。
2.食べたいサイズに切る
3.油で揚げる。たぷたぷの油でやる必要は無く、フライパンで3ミリほどの水位になれば大丈夫。
4.ジュワー きつね色になったら取り出す。これも好みの揚がり具合でいいだろう。
5.を振る
完成!
どうだろうか。大好きなフライドポテトを安価にお腹いっぱい作れるのだ。油もヘルシーなものを選べばカロリーを気にしなくて済む。

余談になるが、アメリカではトマトケチャップ、ベルギーではマヨネーズをつけるのが定番。

■種類


◆シューストリング
イモを細長くカットしたもの。
多分フライドポテトと聞いてこれを思い出す人は多いはず、ぶっちゃけマックのポテト。
油をよく吸うのでできたての美味さは異常、冷めたときの不味さも異常。

◆ナチュラル/ウェッジ
皮をむかずに中心から大きめにカットしたもの、三日月タイプのアレ。冷凍食品でもお馴染み。
イモ本来のホクホク食感と味わいを残したイモ好きのための一品。
塩だけで十分美味いが、大きさをいかしてコッテリ系のソースを使用した料理なんかに付け合わせるのもオススメ。

◆ストレート
シューストリングの太いやつ、比べるとイモイモしている。モスバーガーやKFCのポテトはこれ。イモ好きか油好きかで食べ分けるべし。同じ感覚で食べると腹にたまる。

◆クリンクル
ストレートと同じくらいの太さで波形にカットしたもの。
塩やソースがよくからみ油もそれなりに吸うのでかなり美味い。
シューストリングにあきたらとりあえずコレを試そう。

◆ラティス/ワッフル/メッシュ
格子状の平らな形状。サクサクした食感が特徴。一口でホイホイ食べられてしまう。

◆ラスポテト
オランダ発祥のフライドポテトの一種。
上記のポテト達との一番の違いは、最初に粉末状にして作る時に水で溶き容器で成形して揚げる特徴を持つ。
この説明だけだと不味そうに思えるが、普通のフライドポテトとチョット違ったモチモチ食感・風味で中々旨い。
また粉で保存するので冷凍ポテトにする事無く常温保存可能などの利点も持つ。
アメリカや沖縄でチェーン展開している「A&W」の物が有名。

◆トルネード/ハリケーン/スパイラル
韓国発祥。本国では「フェオリガムジャ(旋風ポテト)」と呼ばれる。
ジャガイモの中心に棒を刺して螺旋状にカットしたもの。
外はカリカリ、中はホクホクの両方を楽しめる他、インパクトあるビジュアルで目にも楽しい。
CoCo壱番屋の他、イベントの出店でよく見かける。

◆カーネリング
ジャガイモを捻った形にカット。ホクホクとカリカリ両方の食感を味わうことができる。
一時期KFCが商品展開していたこともあった。

◆フリッツ
ベルギーのフライドポテトの定番形態。
まず低温で一度揚げて、一旦冷まして余計な油を落としてから、高温で再び揚げる二度揚げスタイル。これにより中はホクホク、外はカリカリの食感になる。

◆素揚げ
洗った皮つきのイモをそのままか半分に切って油に突っ込め。
サイズにもよるが揚げるのに10分以上はかかるめんどいやつ。
キタアカリが至高……ただ、これはフライドポテトなのか?という疑問も沸く一品。


■派生品


◆ハッシュポテト
マッシュポテトに小麦粉を混ぜ、成型して揚げたもの。朝マックと言えばこれ。冷凍食品やコンビニのホットスナックでも売られている。
塩気が効いており柔らかく美味しいが、小麦粉が油をずっしり吸うのでカロリー半端無いんで注意。でも食べたいんだよぉ……。

◆フィッシュ&チップス
白身魚フライをシューストリング(チップス)に乗せたモノ。モルトビネガーやタルタルソースなどで頂く。
ある意味英国の名物料理の一角だが、好きな米国人も案外多いらしく駐日基地のフードコートや基地周辺の飲食店にもある。
世界からの評判は、『IS』の1巻で一夏がセシリアへの反論に「世界一まずい料理で何年覇者だよ」と言ったように、英国の料理自体が全般的にあまり良くない。
しかし、これは“使っている油がイマイチで油の切れが悪い”のが原因の可能性もあり(元々下流階級の料理だしね)、
ちなみに筆者はオーストラリアの漁港近くでフィッシュアンドチップスを食したことがあるが、圧倒的な美味だった。いい材料で作ってみればメシマズなんて言わせない、はず。

◆チップ・バティ
イギリス発祥のフライドポテト(チップ)をバターを塗ったパンで挟んだサンドイッチ
味付けは無し、塩コショウ、ケチャップ、ブラウンソースなど好みが別れるらしい。
パンはトーストしていない柔らかいパンを使うのがポイント。
イギリスではコンフォートフード(ホッとする食べ物)のひとつであり、フィッシュ&チップスを売っている店ならメニューに無くても頼めば出してくれる。
「クリスプサンド(ポテトチップスのサンドイッチ)」と並ぶ狂気のジャンクフードだが、マヨネーズで和えたジャガイモのサンドイッチを当たり前に食べている日本人にとやかく言う資格はないだろう。

◆バカリャウ・ア・ブラス
ポルトガルの家庭料理。考案者のブラス氏から命名。
千切りのフライドポテトとほぐしたバカリャウ(ポルトガルでは定番中の定番食材である塩漬けの干しタラ)とタマネギを卵で閉じたもの。仕上げにブラックオリーブをのせることも。
ポルトガルでは千切りのフライドポテトが当たり前に売られているが、日本では見かけないので細切りのポテトチップスや砕いたポテトチップスを使うと作りやすい。

◆ウエボス・ロトス
スペイン料理。ウエボスは「卵」、ロトスは「壊れた」の意味。
フライドポテトに生ハムと半熟の目玉焼きをのせたもの。名前の通り卵を崩して具と絡めながら食べる。

◆プーティーン
カナダ発祥の料理。
シューストリングタイプのフライドポテトにソースとチーズをかけて温めたもの。
フライドポテトの塩気と食感、チーズのまろやかさ、ソースの味が複雑に絡み合う極上の味。
ソースはグレービーソース(肉汁ベースのソース)がメジャーだが、明太子マヨやミートソースなどもあり。
JR東日本系列のハンバーガーショップ「ベッカーズ」や、よみうりランド内の売店で扱っているものがそこそこ知られている。

◆ローディット・フライ
アメリカ発祥の料理。ローディットとは「積みこんだ」の意味。
その名の通り山盛りのフライドポテトにソースや具材をたっぷりのせたアメリカらしいボリューミーな一品。
早い話がタコライスやサラダうどんの炭水化物をフライドポテトに置き換えたものに近く、量や具材を工夫すれば単なるフライドポテトよりもヘルシーとの見方もある。
国内ではDenny'sで販売している。

◆ピケマチョ
ボリビア料理。
皿にフライドポテトを敷いて、牛肉、ソーセージ、野菜(タマネギ、トマト、パプリカなど)を炒めてのせたもの。ゆで卵をトッピングすることが多い。
パーティー料理の定番。クミンや唐辛子のスパイシーな味付けがポテトと合う。

◆サルチパパ
ペルー発祥の南米屋台料理。スペイン語で「ソーセージとジャガイモ」の意味。
その名の通りスライスして焼くか揚げるかしたソーセージとフライドポテトにお好みのソースをたっぷりかける。目玉焼きをのせることも。

◆チップシマヤイ
タンザニア料理。
フライドポテト入りのオムレツで、両面をしっかり焼いた平らな形が特徴。
唐辛子ソースを添えるのが定番。

■味付け


◆塩
シンプルイズベスト。定番というかむしろ基本。ハーブソルトで香りや風味を楽しむのもあり。

マヨネーズ
定番。味噌、明太子、ワサビなどマヨネーズと何かを混ぜればアレンジは無限大。

◆ケチャップ
定番。トマトの酸味と甘味で満足感アップ。マヨネーズと混ぜてオーロラソースにするのはフライドポテト盛りを注文した者全ての行き着く先。

◆ブラックペッパー
大人の味。ビールによく合う。

◆粉末系
揚げたてにフリフリしたりシャカシャカしたりして濃厚な味わいを楽しむ。
市販されているシーズニングの他、青のり、カレー粉、コンソメ、コーンスープの素、ふりかけなどお好きな粉で試して見よう。

◆バター
揚げ物に脂をかける狂気。ガーリックバターや醤油バターなどのしょっぱい系もいいが、甘しょっぱいハニーバターもいい。

◆砂糖
?!意外かもしれないが、塩と同量の砂糖をかけると美味しさが増す。他にも粉末系の隠し味に使うとより美味しくなる。
ベトナムではグラニュー糖とバターの組み合わせなんてのもある。

◆モルトビネガー
イギリス定番。ビシャビシャになるまでかける。

◆アンダルースソース
ベルギー定番。マヨネーズにトマトペースト、パプリカパウダー、香辛料を混ぜたもの。

◆サムライソース
ベルギーやフランスの定番。マヨネーズにレモン汁、ケチャップ、ハリッサ(地中海沿岸地域の唐辛子ペースト)を混ぜたもの。ケバブに付けても美味。
どこがどうサムライなのか日本人にはわからないが現地の人も由来はわかってないらしい。

◆ブラバスソース
スペイン定番。トマト、ニンニク、タマネギ、パプリカ、オリーブオイルなどを煮詰めたもの。ピリ辛でお酒がすすむ。

◆アヒソース
ペルー定番の唐辛子ソース。


■余談

冷凍フライドポテトは冷凍野菜のジャガイモとして炒め物や煮物等のジャガイモ料理に使うと時短になる。形も様々なので好みに合わせて使い分けてみよう。

日本フライドポテト協会」という社団法人が存在している。
世界最高のフライドポテトを生み出すことを目的に活動しているらしく、アンバサダーを輩出する検定も行っている。



追記、修正は、手を油でベタベタにしながら携帯をいじってお願いします

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最終更新:2026年03月29日 09:10