登録日:2025/11/27 Thu 18:21:26
更新日:2026/03/25 Wed 22:33:32
所要時間:約 10 分で読めます
『きのこゲーム』とは、2024年3月27日に『株式会社マメクジラ』によって発売されたインディーゲーム。
概要
ジャンルはいわゆる落ちもの系パズルゲーム。
プレイヤーは籠の中に次々と
きのこを落とし、同じ
きのこ同士を接触させてくっつけることでより大きな
きのこに進化させていく。
最も大きな
まつたけへの進化を目指しながらスコアを稼いでいくことが主な目的となる。
タイトルから勘違いされやすいが、
まつたけを完成させることがクリア条件というわけではない。
まつたけの完成を問わず、
きのこが籠から溢れたり飛び出したりして
ゲームオーバーになるまでゲームは続く。
……と、大まかな概要は
スイカゲームそのまんまなので、詳しくはそちらを参照していただいたほうが早いかも。
スイカゲームとの違い
やることはスイカゲーム(以下、本家と呼称)となんら変わりないのだが、このゲームの個性について説明しておこう。
スイカゲームの項目にもある通り、スイカゲームライクで落とすものは様々。
このゲームではきのこを落とし、より高価なきのこを完成させていくことが目的になっている。
落とすきのこには細いものや平たいモノ、かさばるものなど様々な種類のものが用意されており、基本的に丸型だけのフルーツに比べるとより不規則に積み重なる。
きのこは基本的に合体することで少しずつ大きなサイズのものになっていくが、ほぼ均等な割合で大きくなっていく本家のフルーツと違い、サイズ感がきのこによってかなりバラついている。というより、途中から「少しずつ大きくなる」という法則すら無視することがある。
中には合体するといきなり倍以上のサイズのきのこになるパターンもあり、これが生成されたときは周りのきのこがかなり派手に吹っ飛ぶ。
籠の上限まで積み重なっていたとしても、籠の上からはみ出して外の地面まで落ちてしまわない限りはアウトにならない。
崩れない限りは落とす地点の上まで積み上げることだって可能。
一番の肝。きのこを収納するバスケットには奥・手前の三次元的概念が存在している。
きのこ自体にも3D的なモデリングが施されており、着地したら形状のバランスに従って手前や奥に倒れる。
このため、見た目上は明らかに接しているのに奥・手前の概念のせいで触れ合わないこともしばしば。
ただし、小さいきのこは大きいきのこの隙間に滑り落ちることが多く、本家のサクランボのように小粒が邪魔にならない。
このことから、本家と違ってわりとポンポン落としてしまっても詰みにくいのがこのゲームの特色である。
なお、奥行きの概念があろうと落下点は左右でのみ調整可能。落とす角度を変えることもできない。
総じて、予想外の反応が起きやすい要素が多い。
これにより、本家と比べると戦略性が低く運要素が強い、よりエキサイティングなゲームになっている。
いきなり予想外なゲームオーバーを迎えてしまうこともよくあるとはいえ、逆に本家よりも深く考えずにぼんやりと、気楽に楽しむことができるのは良い所だろう。
本家と同じく、あるいはそれと別方面で中毒性は高い。きのこだけにね。
きのこ一覧
本作にはふつうモードとしいたけモードが用意されており、登場するきのこが異なる。
そのきのこが完成した時に、アナウンスがきのこの名称を教えてくれるので勉強になるぞ。
一気にたくさんのきのこが完成するとそれを全部一気に言うので大騒ぎになる。
ふつうモードに登場するきのこ
ふつうモードに登場するきのこはすべてに・・の目がついている。
笠がひとつの頭とカウントされているので、笠が多いきのこは目がたくさんあってなんとも集合体恐怖症殺し。
なめこ
このモードに出てくる中では一番小さなきのこ。
他社のゲームにもいましたよね、「目がついてるなめこ」
本家最小のフルーツであるサクランボは扱いにくいことで有名だが、こちらは先述の通り3Dの概念があることから滑り落ちて籠の底に溜まりやすく、邪魔にならない。
ただし、転がってしまうのでなめこを上からおとしてなめこに当てるというのがすごく難しい。勝手に合体してくれるのを待った方が得策。
味噌汁が美味しい。
えのきだけ
なめこ2つから生成されるきのこ。
なめことサイズがあまり変わらない。むしろ細長い形状をしているので、なめこよりもっと隙間に滑り落ちやすく、滅多に邪魔になることはない善良なきのこ。
でも食材としては1本だけではちょっと……たくさん集めて鍋にしよう。
えのきだけ2つから生成されるきのこ。
これもサイズ的にはなめこと大差ないサイズであり、平たく小さいので、案の定、大きなきのこの間に滑り込みやすい。
何度か述べている通り、このあたりまでのきのこは他の大きなきのこの間を縫って底の方に溜まりやすいので連鎖の邪魔にはなりにくいが、突然爆発的に反応を起こすことがあるので、それはそれで油断ならない。
八宝菜がおすすめ。
マッシュルーム
きくらげ2つから生成されるきのこ。
この形になると、安定した丸型になっている。というかこのモードでただ唯一安定した形をしている。
籠のサイズに対しても小さいので、これも邪魔にはなりにくい。
転がりやすいので、うまくくっつかずに合体させづらい場合はあるが、きのこゲームの中ではまだまだ取り扱いやすい方。
アヒージョがうまい。
マッシュルーム2つから生成されるきのこ。
ある意味もっともきのこ然とした形状をもつきのこで、笠が平たく柄が小さいことから、これはこれでかえって積み重ねやすい。
ちなみに、プレイヤーが落とせるきのこの中では最大サイズ。これより下のきのこが悉く邪魔になりにくいので、序盤のうちは適当に落としていても勝手にどんどん合体してくれるが、終盤、大きなきのこが増えてきたころにはこれをどう合体させるかを考えていかなければならない。
(まぁ考えなくても割と合体してくれる時はポンポン合体してくれるが……)
生のしいたけは焼いて食べると絶品。
ひらたけ
しいたけ2つから生成されるきのこ。
笠が複数折り重なっていることから横幅が一気に大きくなり、このサイズになると他のきのこを遮りやすくなる。
1つ2つのうちはいいが、運悪く合体できないひらたけが増えてくるとだんだん黄色信号になっていくので、中盤はしいたけは様子をみつつ落としていくようにしよう。
煮物など幅広くどうぞ。
まいたけ
ひらたけ2つから生成されるきのこ。
ここにきて何故かひらたけより小さくなる。というかしいたけより小さく、マッシュルームよりは大きいかな、くらいである。
これにより、ひらたけをようやく組み合わせたまいたけが一気に下の方に転がり落ちてしまい次に繋がらない、といった事象も多発するダークホース。
天ぷらが極上。
ぶなしめじ
まいたけ2つから生成されるきのこ。
2つ前のひらたけに比べるとどっしりとした柄を持ちサイズが縦方向に大きくなり、このあたりからかなりかさばるようになる。
底の方にまいたけが貯まった状態でいきなり生成されてしまうことがあり、これによって合体大爆発が起きて籠の中が散らかったり、最悪上の方のきのこがふっとんで籠から出てしまうことも。
炒め物が人気。
たもぎたけ
ぶなしめじ2つから生成されるきのこ。
再度ひらたけ系の平たい形に変化するため、これもまたサイズの変動が大きい。
厄介なのが蓋状の形なので籠の中を上下や左右に塞いでしまいやすいことである。かなりかさばるので、たもぎたけの下に落ちたきのこを無視して上にたもぎたけを作るというのもなかなか面倒。しかもこれより下の急な爆発で上のきのこをぜんぶ吹っ飛ばしてしまうこともあるなど、一つの壁ともいえるきのこである。
スープがおいしい。
エリンギ
たもぎたけ2つから生成されるきのこ。
ぶなしめじより一回り太くなり、籠を占める容量もだいぶ大きくなる。
大きさの割に、下にあるきのこの反動を受けて派手に吹き飛ぶきのこであるため、エリンギができたあたりからは下で不意に合体爆発が起きたりしないように気をつけなければならない。
ただし、不規則な形状でないぶん、他にたもぎたけがない限りはエリンギ同士は接触しやすい。
癖がないので用途が幅広い。
エリンギ2個から生成されるきのこ。
このモードに出てくるきのこの中では最大で、エリンギよりももっと大きいが
形は細長く安定しているので割と扱いやすいというなんだか不思議なきのこ。
ただし、やはり狭い籠の中でこれを2つ作るのは大変。特にななめに倒れるとかなりスペースを食ってしまうので、いかにまつたけが次のまつたけ作りを邪魔しないかが肝になる。
詳細は秘するが、まつたけ同士をくっつけるとスコアを稼ぐ絶好のチャンスとなる。非常に難しいが是非とも狙いたいところ。
ホイル焼きや
炊き込みご飯などお好みで。
余談だが、このゲームに於ける最大のキノコであるこのマツタケと現実で見つかった中で世界最大のキノコ・ニオウシメジ(仁王占地、学名Macrocybe gigantea)とは、「現在のところ類似した毒キノコが存在しないこと」と「非常に美味なこと」、そしてなにより「見つけること自体が非常に困難なこと」という共通点がある。
しいたけモードに登場するしいたけ
しいたけモードに登場するしいたけには顔がついていない。
しいたけ
このモードに出てくる中では一番小さなしいたけ。
ふつうモードのなめこに似た小ぶりなしいたけである。
やはり汁物にするのがいいだろう。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
一つ上のしいたけや一つ下のしいたけに比べてもあまりサイズに違いがないしいたけになっている。
シチューやポトフなど、煮込み料理にそのまま入れてあげると可愛らしい。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
このしいたけ以前のしいたけはサイズがほぼ変わらないため、どのしいたけがどのしいたけだか分からない形で底に溜まっていく。
筑前煮をはじめ煮物にはぜひほしい素材だ。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
しいたけに比べると笠が広くなったが、それでもサイズはしいたけほどではないのでそこまで邪魔にはならない。
天ぷらにするのにちょうどよい。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
ふつうモードのしいたけに最も近いしいたけであり、しいたけよりも笠がそれなりに幅広。
オーブンやグリルで焼くと手軽に食べられる。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
しいたけよりもちょっと大きくなった。しいたけとの見た目の違いとして、笠に十字の切れ目が入っている。
鍋物の彩りに欠かせない。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
半切りの形になっている。スリムになったので、このしいたけを作ったとたんに上に載ったしいたけやしいたけがしいたけの下に落ちてしまったりしやすい。
見映え重視の料理では敬遠されるかもしれないが、ゴロッと切って炒め物にすると存在感を発揮する。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
薄切りの形になっている。どうみても調理済みじゃんソレ……
しいたけに比べるとしいたけの間に入り込んだり間をふさいだりしやすい、しいたけ作りにおいてはかなり厄介なしいたけ。
茶碗蒸しや炊き込みごはんの味わいを引き立てる名脇役だ。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
しいたけやしいたけは不規則な形だったが、ここにきて普通の形状のしいたけになり、しいたけ以上にかさばる形になる。
笠の内側にひき肉を詰めたり、バターをきかせたステーキは主役級のおいしさだ。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
しいたけやしいたけ、あるいはしいたけと比べると笠が大きく丸いのが特徴のしいたけ。
しいたけを作る前段階になるがこれもかなりの容量をとるので、このしいたけが出来てからが本番といってもいい。
業界では冬菇(どんこ)と呼ばれ、乾物は贈答にも使われる高級品になる。
しいたけ
しいたけ2つから生成されるしいたけ。
このモードに出てくるしいたけの中では最大で、ふつうモードのまつたけよりも丸くずんぐりとした笠が特徴。
籠を占めるサイズが非常に大きいため、このしいたけを2つ作るのはかなり難しい。特にしいたけを作る段階でしいたけが邪魔して吹っ飛んでしまうことが多いので、しいたけを作る前にはしいたけは横に避けておき、しいたけを落とす隙間を準備しておくなど、ある程度先を予想して2つのしいたけを作る工夫をしてほしいたけ。
肉厚で歯ごたえに優れ、見た目にも格の高さを感じさせる逸品。でも生食だけは勘弁な!
機能
落とすきのこの種類を変えるだけでなく、色を変更する機能がある。
色の種類は通常の他、ビビットな色になる「カラフル」とゲーミングきのこと化す「ルミナス」。
ぶっちゃけどっちもサイケデリックで奇妙な色である。お好みでどうぞ。
余談
正直にいってぽんぽん落とす爽快感を楽しむことがメインだが、もちろん本家と同じくスコアを競うことができる。
目安としては3000点までいけばうまくいっている方だろう。
なんでそんなところが本家準拠なんだよ
きのこを籠の中に落として、NEXTきのこが切り替わるときなどに雷のようなエフェクトが出る。
じつは、きのこ農業に携わる人々の間では、雷があるとしいたけがたくさん生えてくることが経験的に知られており、この現象をしいたけの収量増のために利用できないか?という観点で研究も行われている。
「しいたけ」の書き過ぎで疲れ果てたので、どなたか追記・修正をよろしくお願いいたします。
- 後半のしいたけラッシュに笑ってしまった お疲れさまです -- 名無しさん (2025-11-27 18:40:35)
- ぜんぶしいたけ -- 名無しさん (2025-11-27 21:01:55)
- 怒涛のしいたけ推しに草 -- 名無しさん (2025-11-27 21:22:49)
最終更新:2026年03月25日 22:33