美坂香里

登録日:2011/04/07(木) 00:18:41
更新日:2024/04/15 Mon 15:39:58
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「奇跡ってね、そう簡単に起こるものじゃないのよ」


美坂(みさか)香里(かおり)とはPC・DCPS2PSPのゲームソフト『Kanon』の登場人物。
CVは川澄綾子


誕生日 3月1日(うお座)
血液型 B型
身長 164cm
体重 48kg
スリーサイズ B83/W55/H81
口癖・名セリフ
「言葉通りよ」
「冗談よ」
「奇跡ってね、そんな簡単に起こるものじゃないのよ」


水瀬名雪の親友であり、転校してきた主人公の相沢祐一、北川潤および名雪のクラスメートである。
(この仲良し4人を二次創作などでは美坂チームと呼ばれる。なお、「美坂チーム」は一度だけだが原作で北川が発言しているので、オリジナル名称ではない)
祐一のことは「相沢君」と呼ぶ。

性格は名雪とは対照的にクールで落ち着いた感じ。その一方で面倒見がよく、
「相沢君っ、お昼休みだよ」
と名雪の真似をするお茶目なところもある。

また、頭も良く、試験では毎回学年トップであり、学級委員も勤める優等生である。

身長は名雪とは同じだが若干、香里の方がスタイルが良く、また性格と相俟ってかわいいというより綺麗な大人っぽい女性である。

作品中で数少ない常識人であり、また周りのほとんどがボケキャラなのでツッコミ役が定着している。

原作では部活に入っているという描写はあるが、何部までかは描写されていない。その後、担当ライターの久弥直樹執筆の同人小説で演劇部だと設定される。

同じ名字の美坂栞は、香里は自分の姉だと主張しているが、香里は「私に妹なんていないわ」と否定している。






《以下ネタバレ》









美坂香里は美坂栞の実姉である。







栞は病に侵されており、栞自身の誕生日まで生きられないだろうと宣告されている。
目の前の現実に香里は目を向けることが出来ず、だったら最初から妹なんていなければよかったと思うようになり、栞の存在を否定するようになる。


実際は香里と栞はとても仲が良い。(二次創作ではほほえましい姉妹関係の描写や実は香里はシスコンという設定もある)
栞は「お姉ちゃんのような女性になる」と目標にするほど尊敬している。
また、栞の持っているストールは香里が去年の誕生日プレゼントに送ったものである。

なにより、祐一に香里が真実を話し終えた後の泣き崩れながら言った



「あの子、何のために生まれてきたの…」



が、栞がいかに香里にとって大切な存在であるかがわかる。


その後も栞の存在を否定し続けるが、栞が残りの時間を一生懸命生きる姿、祐一の尽力もあり、自分の過ちに気付き、

「だって、栞は私の妹なんだから」

と、栞の存在を認めて、現実と向き合う。

東映版kanonでは自分の本当の気持ちを妹にぶつけ、栞もまた心情を吐露し、和解することが出来た。
京アニ版Kanonの最終話では栞と一緒に月宮あゆの見舞いに行くシーンや二人(+荷物持ちの北川)で買い物をするシーンもあるため、
前の仲の良い姉妹に戻れたようである。







《以上ネタバレ終了》




サブキャラながら人気もあり、日常パート、あゆルート、名雪ルートでもそれなりに出番があり、PS2版のパッケージにも載るぐらい優遇されている。
また、人気がある故に美坂香里ファンサイトがある。


余談だが、MOON.の登場人物に名倉友里という香里に酷似したキャラがいる。(こちらも姉妹の姉)

また、ONE~輝く季節へ~には性格、雰囲気が似ている深山雪見というキャラクターがいる。
香里と雪見の他の共通点としては
  • 親友キャラ
  • 演劇部所属
  • 全年齢版のCVがともに川澄綾子










香里「良項目ってね、そんな簡単にできるものじゃないのよ。だから、追記・修正が必要なのよ

Wiki篭り「どういう意味だ?」

香里「言葉通りよ

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最終更新:2024年04月15日 15:39