アビドス高校の借金返済問題に頭を悩ませていた対策委員会だったが、その日は委員会のメンバーのおふざけが過ぎたのか、書紀のアヤネがブチギレて
ちゃぶ台返しをしてしまい会議どころではなくなったので
アヤネへのご機嫌取り中断し柴関ラーメンで食事をしていた所に、
ゲヘナ学園の陸八魔アル率いる便利屋68が来店する。
4人で1人前の柴関ラーメン(580円)を注文しようとしていたので、只事ではないと注文を受けていたバイト中のセリカが話を聞くとどうやらお金がないらしく、事情を聞いたセリカが同じ苦学生という立場に共感して柴大将に相談、上記の超特盛ラーメンはその際に出された物である。
便利屋は出された超特盛ラーメンに困惑しつつも、大将の心遣いに感謝をしペロリと平らげるのであった。
食事中、意気投合する対策委員会やアル社長をよそに何かを思案する不穏な影があったが…。
この出会いが最初のきっかけである。
その後、便利屋68が恩を仇で返すが如く学校を占拠する目論見でアビドス高校に攻め入ったが、先生というイレギュラーな存在もあり返り討ちにあってしまう。
アビドス高校を制圧する計画を諦められなかった便利屋だったが、それとは別に柴関ラーメンを気に入ってしまい、すっかり常連客になってしまう。
そんな中、柴大将の良心が思わぬ惨劇を生んでしまう事に…。
元々依頼としてアビドスをターゲットにしていた便利屋だったが、クライアントから圧力を掛けられ、社長のアルは他の社員の動向すら把握出来ないほど憔悴していた。
そんな中、気分転換に柴関ラーメンに立ち寄り注文をする便利屋の面々。
最初に来店した際に意気投合をしていたのを見た為か、柴大将が気さくに話をしてきた。
アビドスさんとこのお友だちだろう。替え玉が欲しけりゃ言いな。
この何気ない一言が、モヤモヤしていたアルの癇に障ってしまう。
と白目を剥きながら叫び続けざまに捲し立てた。
わかった!!何が引っかかってたのかわかった!問題はこの店、この店よっ!!
私たちは仕事しにこの辺りに来てるの!ハードボイルドに!!アウトローっぽく!!
なのに何なのよ、この店は!お腹いっぱい食べられるし!!あったかくて親切で!話しかけてくれて、和気あいあいで、ほんわかしたこの雰囲気!
ここにいると、みんな仲良しになっちゃう気がするのよ!!
ダメでしょ!!メチャクチャでグダグダよ!私が一人前の悪党になるには、
こんな店は要らないのよっ!!
…要するに、ハードボイルドなアウトローとして依頼をスマートにこなす筈が失敗続きな上、柴大将や柴関ラーメン、対策委員会との交流を経て絆され始めた事を自覚して嫌気がさしたといったところなのだが、
アルとしては、
要らない=店に入り浸るべきではない
というニュアンスで言ったつもりだった筈だが、
部下であり後輩の
ハルカには文字通り…
どころかそれ以上の拡大解釈をされてしまい…
それって……こんなお店はぶっ壊してしまおうってことですよね、アル様?
…その日、アビドスの地図から柴関ラーメンの店舗が消え去ったのだった…。
対策委員会への対策としてハルカが街中の至る所に爆弾を設置していたようで、不幸にもその1つが柴関ラーメンに置かれていた。爆弾の設置に関しては社員に共有されていた作戦だったが、肝心のアルが確認を怠った上に意固地になり過ぎた為に柴大将の善意を振り払って不用意な発言をした結果、招いてしまった完全に便利屋が原因で起こった過失事故である。
幸い、柴大将は軽傷で済んだらしく一時的に入院はしたが程なくして退院している。また、偶々店にいた客が便利屋のみだった事が幸いして巻き込まれた民間人はいなかった。
当然ながら、対策委員会の怒りを買ってしまった便利屋68、しかしアルも無関係な柴大将と柴関ラーメンを爆破してしまった事に負い目を感じながらも、立場的に引くに引けず対策委員会との交戦となり、騒ぎを聞きつけ便利屋を捕縛する為に駆けつけた
風紀委員会、それとは
別の目論見を企てる天雨アコ、
風紀委員長でゲヘナ最強の生徒の空崎ヒナの登場で、物語は思いもよらない形で大きく移り変わって行く…。
その後、店が無くなった事もあり引退を考えいた柴大将だったが、
どっかの誰かさんが、倒壊した店の前に大金を置いていってくれた事もあり営業を続けて欲しいという思いを汲んで新たに屋台を建てて再出発するのであった。
ちなみに、店を建てる前は屋台で経営していたらしい。
店を爆破し怪我をさせた便利屋の事も許した上で、対策委員会がカイザーの罠に嵌った
ホシノを救出に向かった際には、以前と変わらず超特盛ラーメンを振る舞っており、便利屋も恩を返すべく対策委員会へ助力を惜しまなかった。
騒動終了後にはセリカをバイトとして再雇用しており、
以降、暫く出番は無かったが、対策委員会編3章のエピローグでは変わらず屋台を経営する様子が描かれており自治区の治安も安定しだした影響か以前より繁盛している様子。