登録日:2021/10/01 Fri 15:36:18
更新日:2025/04/24 Thu 10:16:05
所要時間:約 164 分で読めます
概要
『
ブルーアーカイブ -Blue Archive-』とは、NEXON Games(旧NAT Games)開発・Yostar運営のスマートフォン向けアプリゲーム(
ソーシャルゲーム)。
2021年2月4日から配信開始。2021年11月9日にはグローバル版も配信開始した。
「学園×青春×物語RPG」というコンセプトの作品で、ジャンルはベルトスクロール+リアルタイムシミュレーション+
RPGとなっている。
略称は「ブルアカ」。
学園モノではあるが、舞台となる『学園都市キヴォトス』では男子生徒はこれまで一切登場しておらず、明確な人間の男性は先生のみ…という風変わりな世界である。
美少女だらけだが『可愛い』の範疇に収まるキャラ属性のオンパレードであるので、男性だけでなく女性でも楽しめる内容となっている。
リリースに於いては
中国企業のYostarが運営し、
韓国企業のネクソンが開発しているが、サービスが最初に開始された地域は
日本という、この業界ではあまり見かけない境遇を有する。
架空世界ながら登場人物が日本人名で、日本の文化や
オタク文脈に寄り添った描写も目立ち、さらに翻訳のぎこちない部分や変な漢字・書体の使用といった不自然さもほぼ排されているため、何も知らなければ日本産だと思ってもおかしくない域。
それもそのはずであり当初から日本中心に売り込む前提で開発が進んでおり、そこにYostarが仲介する形でスタートした。
逆に、向こうのお国柄への知識があると稀にその名残を感じられることも。
上記のようなキャッチコピーや「透き通るような世界観で送る」というフレーズを筆頭として爽やかなイメージを前面に押し出しており、その部分については実際嘘偽りはない。
しかし一方で、
少女たちがカジュアルに銃火器を携行し、文房具感覚で武器弾薬がコンビニに陳列され、片や戦車を街中で乗り回し、事あるごとに銃撃戦が勃発し、銀行強盗や建造物爆破が日常的に起こるリアル銃社会の米国も真っ青なミリタリー色&ブッ飛んだ設定、時々派手に炸裂する
フェティシズム・
セクシャル色など、
全然透き通ってる気がしない部分があることも特徴。
本作のユーザー間では「透き通る」というフレーズがむしろそれを揶揄するニュアンスで用いられることもしばしば。
頭にヘイローを発現している連中(通称:キヴォトス人)は、
多少の銃撃なら気絶する程度で、至近距離でミサイルや戦車の砲撃が炸裂しても何とか生きてる丈夫さ故、口喧嘩感覚で鉛が飛び交う。
そんなテロがそこかしこで起きてるも同然なキヴォトスでは、警察組織は満足に機能するどころか…と、ビジュアルに反して治安は
どっかのオンライン世界と良い勝負である。
公式からしてリリース直後にGTAシリーズの
パロディ
とかやってるし
2023年には
アニメ化も決定し、メインストーリー(後述)のVol.1を取り扱った内容で2024年4月から6月まで放送された。
ストーリー
ここは学園都市
キヴォトス。
数千の学園からなる超巨大学園都市では、日々トラブルが絶えない。
この問題に対応すべく、連邦生徒会長によって連邦捜査部【シャーレ】が設立された。
この物語は【シャーレ】の顧問となる先生とそれに協力する生徒たちと学園都市での日常を描いた物語である。
戦闘システム
「ベルトスクロール+リアルタイムシミュレーション+RPG」のベルトスクロール+リアルタイムシミュレーションの部分。
戦闘は基本的にセミオートの
ベルトスクロールアクション。ユニットの攻撃や移動は自動で行われる。
プレイヤーがリアルタイムに操作可能なのは、ゲージ技である「EXスキル」の発動順序・タイミングのみ。
とはいえ、この手のゲームとして見るとリアルタイム性は高めで、
時間が止まるのは基本的に後述のEXスキルカットインなど時間が表示されていない時だけで、それ以外は演出などで操作不可の時でも時間が進んでいるし、
簡単だが射程距離や弾速の概念もあるし、EXスキルにもちゃんと開始モーションから終了モーションが存在する。
そのためEXスキルの使用からダメージなどの効果が出るまで時間差が出るのが当たり前なので
時には適切な効果を得るためにはタイミングよく狙って使わなければならないため、案外アクション性や戦術性は高い。
また位置関係も高難易度コンテンツでは重要で、編成の組み合わせや移動効果を持つスキルで生徒の位置を上手くコントロールする必要が出ることも。
戦闘部隊は、画面上に出て敵と撃ち合いをする「STRIKER」4名までに加え、画面上に出ず後方支援する「SPECIAL」2名まで。
EXスキル
EXスキルは、戦闘パーティに編成した各生徒が1つずつ所持するため、6人編成なら6枚でデッキを組むこととなる。
デッキはシャッフル済みの状態で開始して3枚を引き、使ったEXスキルはデッキの一番下に戻し、新たなスキルを1枚引く。
なお、コストゲージは「その時点で戦闘可能な部隊生徒の人数」に比例した速度でチャージされていく。
部隊の人数を減らせばデッキ圧縮が可能だが、代わりにコストのチャージが遅くなるため、基本的に得策ではない。
スキル
1人の生徒が持てるスキルは以下の4種類。
- EXスキル
- 上述。リロードや他スキルのモーションをキャンセルでき(る/てしまう)ので、発動タイミングには注意。
- ノーマルスキル (NS)
- 時間経過や通常攻撃の回数ごとに勝手に発動する。戦闘開始直後に1回だけ発動するものもある。
- パッシブスキル (PS)
- 常時適用。スキルレベルに応じて何らかの能力が上昇し、固有武器2まで強化すると効果が追加される。
- サブスキル (SS)
- 戦闘中、特定条件で発動するスキル。STRIKERは多種多様だが、SPECIALは基本的に部隊全体の常時バフ。
★2以下だとサブスキルが、★1だとパッシブスキルも未習得状態となる。
タイプ相性
〇相性表
防御\攻撃 |
ノーマル |
爆発 |
貫通 |
神秘 |
振動 |
通常装甲 |
Normal |
Normal |
Normal |
Normal |
Normal |
軽装備 |
Normal |
Weak |
Resist |
Normal |
Normal |
重装甲 |
Normal |
Normal |
Weak |
Resist |
Resist |
特殊装甲 |
Normal |
Resist |
Normal |
Weak |
Effective |
弾力装甲 |
Normal |
Resist |
Normal |
Normal |
Weak |
基本は赤←黄←青←赤...の3すくみだが、同色に攻撃するのが最良な点がユニーク。
例えば爆発攻撃は、同色の軽装備に最もよく通り、重装甲はそこそこ、特殊装甲と弾力装甲には最も効きが悪い。
振動と同時に追加されたEffectiveは弱点攻撃(x2)より低い数値(x1.5)であり、神秘特効の効果を付与しても適用されない。
基本的にNPCやボス敵の攻撃属性はノーマルだが、高難易度ミッションになると属性が追加される。
レアリティ
生徒のレアリティは★1~5まで、★5になると「固有武器」が解禁され、さらに実質的な★6・★7相当となる固有武器★2・固有武器★3がある。
ただし、排出時のレアリティは最大★3までで、いわゆる限界突破に相当する「神名解放」でレアリティを上げていくこととなる。
限界突破素材となる生徒ごとの「神名文字」は、生徒の重ね引きや各種イベント等で入手できる。
排出時★1でも、排出時★3と同様に★5・固有武器3まで育成できるため、レアリティ格差は比較的少なめ。
特定の募集(ガチャ)限定の生徒以外は、「神名文字を集めて未所持のものを入手する」事が可能。
定期開催される「総力戦」などの報酬コインを用いて神名文字を購入できる生徒については、この手段での受け入れ・育成が現実的に可能。
また、同じような方法で集まる「神名のカケラ」を消費すれば入手済み生徒の神名文字を購入できる。
そのため、無理に同一の生徒を重ね引きするより、必要な分の文字をカケラと交換していくのが基本的な育成となっている。
推奨レベル
NPCとの戦闘を行うクエストには、原則として「推奨レベル」が設定されている。
これを下回るほど火力に下方修正が入り、クリアが加速度的に難しくなっていく。逆に上回れば上方修正。
ただし、実際には推奨レベルを大きく下回った状態でもクリアできる難易度のコンテンツが多いが
ギミックや相性によってはレベルが上回っても苦戦したり、全く歯が立たずクリアを諦めなければならないことも起こる。あくまで目安。
お仕事
常設
【メインストーリー】
「ベルトスクロール+リアルタイムシミュレーション+RPG」のRPGの部分。
主人公と生徒との奮闘を描いたモード。
その中で戦闘パートも存在はするが、殆どがイベントバトルだが稀に手ごわい戦闘もある。
それぞれ特定のグループおよび学園を中心とした複数のシナリオが並行的に連載されている形態で、話はある程度独立しているものの根底では繋がっているような形。
「最終編」を銘打ったシナリオも公開されたが、第1部完的な意味合いでありそこからも普通に続いている。
それぞれ「Vol.◯」の「第◯章」と表記される。たとえば「エデン条約編」は「Vol.3」であり現在「第1~4章」まである。
テキスト量は多くなりすぎずかつ中だるみしないように配慮してある。加えて1話あたりの区切りも細かいため、あまり進める予定がない時でも長時間拘束される心配もない。
メインストーリーの他、各学園の部活動の日常がメインの「グループストーリー」や、番外編のような「ミニストーリー」も不定期に追加される。
【任務】
AP(スタミナ)を消費して戦うモード。
ターン制ストラテジーゲームの要領で自部隊を動かし、敵ボスにたどり着いて撃破する。
任務開始後に部隊メンバーを変更したり回復したりはできず、ダメージやEXスキル状況を引き継いだまま連戦することになる。
一度完全クリア(☆3獲得)すると掃討(スキップ)が可能になる。以下の常設コンテンツのほとんども同様。
単にクリアだけでなく、「○ターン以内にクリア」等の実績報酬を入手するにはマップギミックなどを考えた動かし方が必須。
このため、ユーザーの間では「知育」の通称で呼ばれている。
時短として道中の雑魚戦に限りオート相当で「戦闘スキップ」する機能が追加されたが、さらに知育そのものをすっ飛ばす「簡易攻略」も追加された。
後者はマップ上にある石の回収やチャレンジ達成ができないため、特定のHardや任務段階に紐づいた機能開放をさっさと行いたい後発プレイヤーの救済という側面が強い。
クリア報酬としては装備素材がメイン。
日毎の挑戦回数が限られるHardモードでは、加えて特定生徒の神名文字を獲得できる。
定期的にドロップ2倍キャンペーンが行われており、その期間は装備や神名文字を大量に集められるチャンスとなる。
また、3の倍数レベルを最後までクリアすることで「カフェレベル」を上げられ、実質的にAP回復速度が上がる。
APがレベルアップや各種素材・金銭の入手に直結するこのゲームでその意味は大変重く、初心者先生は優先してクリアしよう。
任務の推奨レベルは盛られる傾向にあり、手持ち次第といえ20ほど下回った状態でもクリア可能。
というか、実装時点でのレベルキャップを超えた推奨レベルが設定されることも。
【指名手配】
毎日6枚配付される専用チケットを用いて挑戦するクエスト。報酬は希少資源であるBD・ノート・
オーパーツで、APは消費しないため毎日通うことになる。
種類別に3つあるクエストそれぞれで「指定された学校の生徒の編成人数によって強化」という特殊なルールが課されるのが特徴。
レベルも生徒数も足りない初心者先生は二重に苦労するが、回り得なので可能な範囲でしっかり攻略したい。
マンスリーパッケージを購入していると、専用チケットの枚数が増える。
【特別依頼】
APを消費して挑むクエスト。
雑魚を蹴散らし、生徒の強化に必要なレポートやクレジットを入手するモード。
レポートやクレジットは枯渇し続けるのでお世話になるがイベントでも稼ぐことができ、2倍期間より効率が良い場合もあるので、タイミングは考える必要があったりもする。
【学園交流会】
毎日6枚配付されるチケットを用いて挑戦するクエスト。こちらはAPも消費するが、マンスリーパッケージを購入していると挑戦回数が増える上に消費を軽減できる。
報酬は固有武器の
レベル上げ素材であり、推奨レベルがしっかり仕事をしていることもあって初心者先生には縁が薄く、しばらく放っておくことになりがちだし放っておいてもあまり問題ない。
逆にこれをD(現在の最高難度)まで☆3できたら立派な先生と言えるだろう。
【戦術対抗戦】
プレイヤーの育てた生徒同士で戦わせるPvP要素。1日5回まで戦闘可能(青輝石を消費することで回数を増やせる)。
戦闘は完全オートで行われることで平等性を与えられている。
通常の戦闘と異なり、試合時間が残り1分を切るとコストゲージ回復速度が激増する「フィーバータイム」となる。
毎日順位に応じて獲得できる報酬コインは、主にAPを回復する栄養ドリンクに交換できる。
部屋分けは割と雑であり、「開始直後の完全初心者部屋」と「それ以外全部の部屋」に分けられる。全然勝てなくても泣かない。
フルオートとは言え対人戦であり、エンドコンテンツの1つ。持ってない/育ててない生徒に一方的にやられても泣かない。
非常設
おおよそ月1の頻度で定期開催され、毎日3枚配布されるチケットを消費してボスに挑戦できる高難易度ミッション。
チケット1枚使用で1時間が与えられ、この間全滅または制限時間が経過して討伐失敗しても時間内であれば削ったHPはそのままで何度でも再挑戦ができるが、一度戦闘に使用したユニットは再使用できない。
文字通り手持ちの生徒全員で挑むわけである。
難易度と撃破タイムに応じて得点が付けられランキングされるエンドコンテンツの1つでもあるが、低難易度しか手が出なくても報酬がそこそこ美味しい。
本来の読み方はそのまま「そうりょくせん」なのだが、初期のアロナの誤読から「そうりきせん」とも通称される。
【合同火力演習】
定期的に開催されるスコアアタック。
毎日3枚配布されるチケットを消費し、開催毎に異なるレギュレーションや特殊ルールが設定された演習をこなすミッション。
- ステージ脇のかかしを回復し、大量の雑魚敵を倒す「突破演習」
- アバンギャルド君を護衛し、集中砲火を浴びせてくる6機のAMASを倒す「護衛演習」
- 押し寄せる大量のスイーパーをひたすら倒す「防御演習」
- 動かず攻撃もしない「ネロ」を3回倒す「射撃演習」
4段階ある難易度から任意の難易度を選択し、最大3部隊で挑む。スコアは参加した難易度とクリア時間により決まり、プレイヤー間のランキングは無い。
総力戦と同じく1枚のチケットで1時間が与えられ、この時間の中であればクリアできなくても何度でも難易度変更、再編成後に再挑戦ができる。ただし状態は引き継がれない。
1度クリアするとそのとき編成した生徒は使えなくなる。
出せる生徒が居ないと見た場合は2回以下のクリア→ギブアップして終了、ということもできる。
ギブアップした場合は残り時間に関係なくチケットの効果は失われ、未クリアステージのスコアは0点として扱われる。
ファンからの通称は「ごうりき」「合火演」など。
【大決戦】
総力戦の派生コンテンツで、通常は特定の防御タイプ1つに固定されているボスが3タイプに分かれて登場する高難易度ミッション。
軽装備・重装甲・特殊装甲・弾力装甲から3タイプ、つまりそれに合わせて爆発・貫通・神秘・振動の攻撃タイプを用意することになる。
当初は軽装備・重装甲・特殊装甲の3タイプだけだったが、2024年7月の屋内戦シロ&クロにおいて、初めてボスのタイプが軽装備・重装甲・弾力装甲の形で登場し、それ以降も度々弾力装甲のボスが登場している。
総力戦と同じく3属性の合計ハイスコアを競うランキング形式で、ボス撃破によってコインが獲得できる。
1日1回助っ人を呼べるなど基本仕様は総力戦と同じだが、全難易度が初日からから解禁されており(TORMENTはその中の1タイプのみ解放)、チケットは1日に1タイプごとに1枚配布だが終了まで貯めておくことが出来る。
また、1度クリアすれば掃討もリセットされないため、初日にクリアして最終日にまとめて掃討してもよい。
本来と異なる2タイプは従来の攻略方法が使えない事態も頻発するため、過去の総力戦で倒せたからといって油断は禁物。
ランキングに参加するには3タイプをそれぞれ最低1回ずつはクリアする必要があったが、アップデートにより1属性のみクリアする事でランキングに参加できるようになった。低難度ならどうとでもクリアできるので、どちらかと言えばやり忘れる人向けの調整。
【制約解除決戦】
STRIKER6人、SPECIAL4人の合計10人という大所帯でボスに挑むコンテンツ。
APや特別なアイテムなどリソースを消費することなく何度でも挑めるほか、クレジット無しで助っ人1人を借りて挑むことができるが、1部隊しか出撃させられないうえに制限時間内に倒し切れなければ討伐失敗となる。
さらに難易度が非常に高く、総力戦最高難易度Tormentをクリアするような先生ですら手持ち次第では中盤の50段階付近で苦戦し、最高段階の124段階においては推奨レベル105と訳の分からない難易度設定になっており、腕試しの側面が非常に強いコンテンツである。
なお、登場人物の関係で最終編のネタバレ警告が行われるが、ネタバレはネタバレだがブルアカの公式展開や二次創作やこの記事を見ていたら今更なネタバレなのであまり気にしなくてもいいかもしれない。
【各種イベント】
ストーリーイベントから簡易的な報酬獲得イベントまで、ほぼ絶え間なく何らかのイベントが開催されている。
基本的に常設コンテンツより報酬が美味しく、とくに消費APと報酬が比例するタイプのイベントではAPの使い道を考える必要がある。
ストーリーイベントのストーリーは一部のお祭り的なイベントを除くと特定のグループをフォーカスし、コンパクトにまとまったものが多い。
学園
数千もの学園が集合している学園都市のキヴォトスでは、各地域をいずれかの学園が自治区として自治を行っている。
そこで暮らす生徒はいずれかの学校に通って所属しているが、「どこの学校に所属しているか」は現実で言えば国籍に等しいほどの重みを持ち、転校して別の学校に行く事は稀。
学園の存在を中心に回っている都市であるが、現実でいう高校に相当する各種学園に入学する前、卒業した後はどこでどう生活するのかは作中で描写が無いため不明。
転校でなくても、一般生徒は他の学校の自治区に行くは滅多に無い。
各自治区はその中だけで十分生活できるほど広いので私用で行く事も少なく、
学園の活動の一環で他の学校の自治区へ行く事があっても権限的に活動が制限される事が少なくない。
もし他の学園の自治区内で問題を起こそうものなら学園同士の問題になりかねない。
同様の理由で、ヴァルキューレ警察学校は警察に相当する組織であるにも関わらず、他の学園の自治区内では活動権限が無く何もできない事が多い。
これを考えると、どの学園の自治区内でも戦闘行為まで含めた独自活動が許されるシャーレの権限がいかに強いかが分かる。
「学校に通う生徒」なのでもちろん学園では勉学に励んでいるのだが、勉強を教える教師というものは基本的におらず、「BD」と呼ばれる教材を用いた自主学習が中心。
そのため、どの学園においても「先生」と言ったらシャーレの先生を指す意味合いで齟齬が生まれない。
(教員はいない訳ではないが、いわゆる事務員などの役割だと思われる)
各学園では生徒は基本的に何らかの部活に所属しており、生活の大部分を部活単位で過ごしている。
部活の活動内容によってはそれで金銭的対価を得る「仕事」そのものの活動をしている所もあるが、利益を得る事業は部活と認められないケースが多い。
例えば便利屋68は「企業」という体裁を取っているからか風紀委員から目の敵にされており社長であるアルの個人口座まで凍結されている。
ミレニアムの疑似科学部は「利益を得る企業は部活ではない」という理由で部費申請を却下されている。
なお、ミレニアムのヴェリタスは副部長のチヒロが各地のセキュリティのエンジニア業務を請け負って部費を稼いでいる非公式部活だが、こちらは発足が反セミナーである事から元から非公認であり、事業を手掛けているのはそのせいで部費が無いからで、逆である。
ゲーム内で「衣装違いキャラ」が実装される場合、どんな衣装になるかは部活ごとにテーマが統一されている事が多い。
例えばアビドス高等学校の廃校対策委員会は全員水着が実装されており、ゲヘナの便利屋68は正月和装衣装が全員に存在する。ミレニアムのゲーム開発部は全員にメイド衣装が、C&Cには全員にバニースーツがある。
プレイアブルキャラとしては未実装でも立ち絵のみ存在を含めれば、部活内で全員に共通衣装がある例はさらに多い。
ただしシロコのライディングスーツなど個人の趣味に強く起因する衣装や、晄輪大祭の体操服など学園の垣根を超えた大イベントにおいてピックアップされた生徒の衣装は例外。
登場キャラクター
本作に登場する「生徒」の少女達は、共通して頭上に天使を思わせる様々な形の光輪「ヘイロー」を保有している。
ヘイローは各個人を想起させる形状になっており、必ずしも円輪状でもない。
モブキャラのヘイローは単純な形状となっていることがほとんど。
謎の多いヘイローだが、描写からわかっていることは睡眠や気絶で意識がなくなると消滅し、意識を取り戻すとヘイローが現れる。
なので狸寝入りはできない
作中でも生徒たちは自分を含めた生徒の頭の上に「ヘイローがあること」自体は認識しているが、これが個人ごとに特徴的な形をしていると認識しているかはいまいち不明だった。
しかしグローバル版の公式生放送において「生徒間から見たヘイローはシンプルな形状で認識。ヘイローの存在は普段人々が呼吸をしているような意識感である」ことが明言された。独特の形を認識できるのはどうやら先生だけの様子。
そのため劇中で変装や容姿の変化をヘイローで見抜けるといった描写は見られず、覆面を被って顔が隠れていてもヘイローはその上に浮かんでおりモロ見えなのだが、これによって正体は露見していない。
この話は「
自分以外の生徒のヘイローを認識できるか」であり、鏡などで自分自身のヘイローを認識できるかには触れられなかったが、作中描写では例えばヒマリは自身のヘイローの形を把握しているような描写がある。
なおプレイヤーである現実世界の我々は当たり前だがヘイローの固有の形状は認識できる。
公式Xなどで新キャラ紹介がシルエットで行われる場合、完全な新キャラでない限り、だいたいヘイローの形で即バレすることになるため、バレて困るような場合は対策されることも。
ヘイローは生まれつき存在するものかどうかも不明。
少なくとも、作中に登場する生徒が「ヘイローを持っていなかった頃」の姿が描写されたり語られたりしたことは一切ない。
「
とある科学の超電磁砲」コラボで登場した3人は「キヴォトスに来た時点ではヘイローが無く、後天的にヘイローが発生」しているというかなりレアケース。
またヘイローは状況次第では欠損や変色、形状が変化することもあり、そういう時は持ち主が精神の変調をきたしている状態。
破壊されることは即ち死を意味し、死なずとも人間性が壊れて廃人になる。
原理としては本体が倒れる=ヘイローもガラスのように砕けて消えるという順番なのだが、「ヘイローを破壊する爆弾」というものの存在も描かれている。
人によっては加えて獣耳・尻尾や天使の翼、悪魔の角と尻尾などが当たり前のように備わっている。これらは作中ではそれほど強調されず、基本的にはせいぜい外国人くらいの感覚。
これは学園ごとに大まかな傾向が見られ、トリニティには天使やその他鳥類のような「羽根」の翼を持つ生徒がおり、ゲヘナ学園には悪魔の角・翼・尻尾のどれかを持つ生徒がいる。
ヒナの翼に関しては実際に飛行に用いたり、場面によって明らかにサイズが変わっていたりするが、他の生徒については詳細不明。
ただし全員がそうである訳ではなく、どの学園にも「何も持っていない普通の人間と同じ姿」の生徒も大勢居り、猫耳など獣耳の生徒はどの学園にもいる。
そして何よりむちゃくちゃ頑丈。
先の通り銃弾や爆発がモロ直撃しても大抵「痛い」程度で済む恐るべき耐久性を備えており、普通の人間なら何度死んでも足りないくらいの仕打ちでもなければ死に至らない。
そのせいで引き金が恐ろしいほど軽いのだが、簡単には死なないからこそ殺人への忌避感や罪は重く見られている様子。
あくまで外的要因からの耐性が桁外れに高いだけであって、毒や飢餓といった内的要因からの耐性は並の人間と同様のようで、衰弱死という事例はいくつか描かれる。
また流石に頑丈さにも限度もあり、至近距離でアサルトライフルの弾倉1ゲージを丸々ぶつけられたり、ミサイルの爆発に巻き込まれるといった相応のダメージを負えば流血したり気絶したりする。
もっとも、本来なら原型留めてればマシなレベルの攻撃だが。
ただ、毒や栄養失調などの衰弱に対しては普通の人間と同様orあまり差が無い程度の耐久力しかない模様で、実際に衰弱で死亡した事案には言及されている。
一方で「『キヴォトスの外』の人間がそうではない」ということは常識のようだが、主人公である先生以外の該当者は今のところ確認できない。
「キヴォトスの外から来た存在」は先生以外にも存在するが、それらが先生と同じように一般人程度の耐久力しか持たない存在かどうかは不明。
生徒でない一般市民は決まって獣や
ロボットなど非人間で、特に「男性のキヴォトス人」は完全にこれらに置き換えられているも同然で、生身の人間の男性は先生以外は存在しない扱いになっている。
「卒業生」は微かに語られるものの、生徒個人宅の描写は決まって一人暮らしで一部生徒に姉妹が居る以外は
家族がはなから存在しない・家族の概念すらないかのように見える程徹底的に描写も言及もされていない。
以上のように彼女達のルーツには不可解な点が多いものの、一方で成長によって大きくなること自体は描写されている他、男女の性愛に関する概念もちゃんとある。
キャラクター以上に世界設定やストーリーに関わる話だが、宗教に関するモチーフが比較的よく散見されるのも特徴である。
あと以外とEN版の四コマで開示される設定も多いためそちらもチェックすると世界観が広がるためおすすめする。
連邦捜査部「シャーレ(S.C.H.A.L.E)」関係者
連邦生徒会長が立ち上げた超法規的機関。英語表記だと
"Independent Federal Investigation Club"、「独立連邦捜査部」といった感じ。
本拠地は連邦生徒会が入るサンクトゥムタワー……ではなく、タワーから30kmほど離れたD.U.郊外の超高層ビル。オフィスだけでなく居住区や
コンビニ、体育館に大浴場も備えているらしく、加えて屋上は雲より高い位置にあるのだとか。
キヴォトスに存在する全学園の生徒を制限なく加入させることができ、あらゆる自治区における無条件の往来・戦闘活動が許されている。
チュートリアルでは「権限だけがあって明確な目的は無い」と語られており、また連邦生徒会が多忙なこともあって、山のように届く学園・生徒からの依頼や支援要請を受けて活動している。
本作の主人公でプレイヤーの分身。
連邦生徒会長の求めに応じキヴォトスの外から来訪した人間で、一人称は「私」。
年齢や性別は明かされておらず、プレイヤーの分身であるが故に意図的に男女どちらでも取れるように扱われており、公式にもプレイヤーの想像に任せると公言されている。
ただし諸々の描写から男性とみたほうが自然に見えるところは少なからずあり、現状のメディアミックス(アニメ、便利屋68業務日誌、ゲーム開発部だいぼうけん!)ではいずれも男性。
キヴォトスの生徒達は勉強を基本的にBDで行うため「教員」という概念がほぼ失われており、先生と呼ばれてはいるが別に教師ではない。
よって先生という名の何でも屋&戦闘指揮官みたいなものだが、生徒の個人的な相談事や悩みを聞くという意味では教師らしい業務も行っている。
必要に応じて生徒の学業の指導や補習も行っている様子。
かなりのワーカホリックで、生徒達からは体調を心配されている。
銃弾や爆弾を受けても痛い程度で済むキヴォトスの生徒達と異なり、あくまで普通の人間であり銃弾一発でも被弾すれば死の危険があるため直接は戦えない。
代わりに卓越した指揮能力と戦略眼を備えており、戦闘時には指揮を執って生徒達をサポートする。
私人としてはかなりちゃらんぽらんな一面もあるが、あらゆる生徒を別け隔てなく『大人』として支えるという信念の持ち主で、時には身を犠牲にすることすら厭わない。
生身なので危ないということを再三に渡って注意されているが、自身が生徒をかばって傷つくことがあっても、頑丈な生徒たちを盾にして逃げたことは一度もない。
そのような言動のためもあり、ソシャゲ主人公の例によって
脱獄囚や学園トップの戦闘力を持つやべーやつからも恋心を寄せられている。
もっとも先生も聖人が一周回って
ナチュラルにストライクな口説き文句を口にするクソボケムーヴを度々かますので、
某黒猫から『いつか襲われちゃうよ?』と真剣に心配されている。
二次創作ではニコニコ顔で剥げた頭の落書きみたいなキャラ、あるいはそのイラストを紙に描いて顔面に貼り付けた状態で登場することが多い。
ブルアカに詳しくなくても一発で『先生』だと分かるインパクトである。
これはアロナが描いた先生の似顔絵であり、シンボルとしてちょうどよかったことから創作界隈で広まった。
+
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ネタバレ |
メインストーリー「Ex.デカグラマトン編」おいて現在精神的に参っている状態と判明している。
辛うじて正気を保っているが、百花繚乱編1章の事件と対策委員会編3章の事件が相当堪えたらしく、頼るべき生徒に頼ることが出来なくなっている状態である。
また、これまでは「生徒が主体となって問題解決に取り組み、先生がその手助けをする」構図だったのが、今回は「先生の都合で、無関係の生徒を事件解決のために巻き込む」ことになってしまうため、生徒たちを利用するゲマトリア達と何が違うのかと思い悩んでいる。
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CV:小原好美
ソシャゲでよくある「主人公お付きのナビゲーションキャラ」。作品のマスコットキャラクターも兼ねている。
作中では先生のみが扱えるタブレット型デバイス「シッテムの箱」のシステム管理者兼メインOSを擬人化させた存在で、現実の肉体は持たない。
見た目は幼い少女そのもので口調も見た目通りだが作中の技術で見てもオーバーテクノロジーレベルの高性能。
銃弾一発で死の危険がある先生の防護、遠隔スキャンによって対象を分析することも可能というトンデモ存在である。
またゲーム中では機械音声の体で発声されており、若干不自然に感じるイントネーションで話すがこの手のゲームでは非常に珍しくプレイヤー名の部分も彼女はちゃんとボイスで呼んでくれる。
YouTubeの公式チャンネルでは彼女がメインの動画『アロナちゃんねる』(現在は後述の番組に引き継ぐ形で終了)が定期的に公開されている。
こちらでは普通のイントネーションで喋っている。
CV:小原好美
詳細は
ネタバレとなるためここでは控えるが、諸事情で最終編以降「シッテムの箱」の中に入ったもう1人のシステム管理者兼メインOS。
容姿はアロナの意匠は感じられるものの白髪に黒い
セーラー服とモノトーンなカラーリングで、感情豊かなアロナと対照的にAIらしいダウナーで無機質な言動をするなどアロナの対になっている面が目立つ。
何処かポンコツ感があるのはアロナと変わらない
現在は公式SNSでアロナ共にブルアカの広報を担当しておりYouTubeの公式チャンネルで前述のアロナちゃんねるの後継である『アロプラちゃんねる』にアロナと共に妹分として登場している。
連邦生徒会
数千の学園からなるキヴォトス全体を統括する統治組織。
トップである連邦生徒会長の突然の失踪により、活動に支障をきたしている。
構成員は各学園から抜擢されると見られており、各学園の所属人数に応じて議席が配分される「議会」の存在も言及され下記主要所属者も外観に出自を想起させる部分が見られるが
すべてユーザーの推測の域は出ておらず、連邦生徒会の役割も上記の統括組織という以上の描写は殆ど無い。
CV:
小原好美(最終編のキャストクレジットより)
姓名ともに不明。劇中では珍しく名前も呼ばれない。
先生を「シャーレ」の顧問に任命しキヴォトスに呼び寄せた生徒だが、先生の赴任と同時期に失踪を遂げており
入れ替わりかは不明だが先生とはプロローグで直接顔を合わせる。
失踪前はリンと仲が良く、彼女を知る人物からは「超人」と言われるほどの能力でキヴォトスを統括していたらしいが一方で当時の連邦生徒会も普通に不満は持たれていた様子。
外観はアロナが大きくなったような姿をしており、ヘイローの形が
タイトルロゴの一部と酷似している点が見られる以外は
プロローグの様子だと何か諦観にも見えるどこか悟った感じ&訳知りのようではあるものの、
プロローグの痛々しい状態や過去を含個人に関わることは誰も一切語らないためすべてが謎に包まれている。
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最終編の後日談にて |
プラナによれば現在はアロナの中にいる状態であるようだ。
ただし、プラナの元いた(アロナのいない)世界でも連邦生徒会長は行方不明であり、事はそこまで単純ではないと思われる。
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CV:
大原さやか
連邦生徒会の首席行政官。
現在は行方不明となった連邦生徒会長の代行を務め、生徒会長失踪により起きた混乱を処理しつつ、生徒会長を捜索している。
冷徹な仕事ぶりから他の生徒から恐れられがちだが、当人は気にしていない。
先生がよくふざけて「リンちゃん」と呼び、連邦生徒会長からも「リンちゃん」と呼ばれていたため、そのキャラに反してユーザー間でもちゃん付けされがち。
CV:
井口裕香
連邦生徒会の行政委員会「交通室」幹部。
リンとは正反対の気だるげで怠け者な少女だが、周囲の目を気にしない所はそっくりとされている。好物は明太子味のポテチ。
ゲーム中では主に「指名手配」や「特別依頼」の選択画面で顔を合わせる。
CV:
大坪由佳
連邦生徒会の行政委員会「調停室」幹部。
スラッとした美人で、温和な性格のリアクション役。
初心者の先生は名前だと何者かわからないかもしれないが、多忙によりシャーレに仕事を回している……という名目で
デイリー・常設ミッション報酬を渡す役割つまり、デイリー・常設ミッションメニューでいつも(先生の仕事ぶりに)驚いている人といえばピンとくる先生は多いのではないだろうか。
連邦生徒会の行政委員会「防衛室」室長。糸目。
キヴォトスで起きる治安問題の責任者であり、SRT特殊学園廃校の騒動で先生と接点を持つ。
SRT特殊学園閉鎖に反対していたらしいが……
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ネタバレ |
ストーリーVol.4と最終編序盤の騒動の原因の1人。糸目は裏切る
現在の連邦生徒会の体制に不満を持っており、目的は現体制の転覆とシャーレの解体。
カイザーコーポレーションと癒着関係にあり、かつ私兵としてSRT特殊学園のエリート部隊であるFOX小隊を引き込んで暗躍している。
連邦生徒会長には嫉妬交じりの羨望があるのか、自分を彼女になぞらえ「超人」と称したがる。
最終編では一度クーデターを仕掛けるも失敗するが、話の流れ上うやむやになったためVol.4第2章にて改めてもう1回仕掛けるという大胆すぎる行動で今度はリンを政治的に蹴落とし実権を握る。
……カヤの政治力によりここまではうまくいったが、実験を握った瞬間が頂点でありここから転落が始まる。文字通り超人にしか回せない激務だった連邦生徒会の運営は、それと秩序に程遠すぎるキヴォトスの真髄を理解していなかった『自称超人』でしかないカヤでは当然持て余し、信用も胸もないためカヤ政権は早々に崩壊し始める。
細かい決まり事を作り少しでも破れば難癖をつけて罰するという厳しい統制政治を敷くがうまくいかず、ついには「恐怖」で支配するしかないと考えてFOX小隊に犠牲者が出るのが確実となる大規模なテロ攻撃を命じるが先生指揮のRABBIT小隊に阻止される。
そして彼女の悪行が表沙汰になり、先生に媚びへつらおうとしたり、リンへの怨嗟とついでに胸の大きさへの嫉妬を吐きながら最後まで自分の過ちを改める――もとい理解することすらないまま失脚&投獄という残念な末路を迎えるが、救いはあるのだろうか……?
余談だが、完成したカヤの立ち絵を見たスタッフが反骨の相が見えると思ったからという糸目だからって……理由で裏切りキャラになったとのこと。
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CV:斉藤佑圭
連邦生徒会の行政委員会「財務室」の長官。
クールで職務に忠実。
リンを先輩として慕っているが、一方で生徒会長代行としての専横に等しい状態を招いている現状を快く思わない考えを持っている。
新参先生の場合はシナリオよりも先に、穴埋めで開催される簡易イベント「シャーレの総決算 with 連邦生徒会」で初めて見たという人も少なくないだろう。
そこでは頭を撫でるとやや困った表情になりながら顔を少し赤らめたり、タップした時の台詞などから職務には忠実だが本編のイメージと打って変わって堅物ではなく、
むしろそう思われて距離感を持たれるのが不服な様子でしょんぼりする面もある。
シャーレの総決算イベントが「総決算」なのに年に複数回という総決算にそぐわない開催頻度から「総決算を口実に先生に会い来てるだけ」とか言われたり、関連して通い妻ネタがよく見られる。
連邦生徒会の行政委員会「体育室」の室長。
見た目
イケメン系の僕っ娘だが腹ぺこキャラのアホの子・・・というか完全にアホそのもので思考が単純で簡単に騙される。
連邦生徒会のメンバーの一人。どの部署かは現状不明。
非常に見た目が幼くいつも気だるそうな顔をしている。
アビドス高等学校
キヴォトスで最も長い歴史を持ち、かつては数千人の生徒を擁するなど最大最強だった学園だったが、
砂漠化により住民や学生が去り、砂漠化対策で大量の資金を投入するも負債だけが残る結果になる今や廃校寸前の高校となっている。
よって学生も下記5名のみで、5人で学校運営および9億円にまで膨れ上がった負債の返還や取り立てに対応している。
以上の通り学校での大きさは弱小も弱小だが、メインストーリーでは中核を担う存在となっている。
ほぼ廃校という点を抜きにすれば、制服はいかにもオーソドックスなで校舎も誰もが想像する高校の校舎のものに近い。
モチーフはおそらく古代エジプトで、神話にみられる神の名前や固有名詞などが多々見られる。
対策委員会
アビドス高校の全校生徒で構成された、校内で唯一残った組織で事実上の生徒会=学校を仕切る存在。少人数ながら廃校の危機に対し果敢に立ち向かっている。
ストーリー上では早い段階から先生が協力していた事を差し引いても相当な戦闘力を持つ相手を打ち破っており、
「生き残りの寄せ集め」に見えて、その実「過酷な環境を生き抜いている少数精鋭集団」である。
当初は非公認組織だったが、シャーレの承認を経て公認の組織となった。
本来の生徒会である「アビドス生徒会」は書類上では残っていたが、幾度かのゴタゴタを経て対策委員会を吸収合併。ただし名称は「対策委員会」のままで活動を継続している。
騒動が収束しカイザーコーポレーションの影響力が大幅に弱まった結果、セイント・ネフティスとハイランダー鉄道学園(主にCCC)の協力の元にアビドス自治区の再建が始まる。
少しずつではあるが人やモノが行き来するようになり、経済循環も良くなってきていることが示唆されている。
砂漠化は未だに進んでいると言う課題もあるが、ユメが紡いだ願いや思いが叶う日もそう遠くないことが描かれながら、対策委員会の物語はひとまず完結する。
CV:
花守ゆみり
在校生最年長の3年生にして対策委員会の委員長。アビドス生徒会の副会長にして、最後の生徒会メンバーでもある。
飄々とした性格で大のめんどくさがり。
いわゆる昼行灯……ではあるが、実はかなりの切れ者で「暁のホルス」の異名を持ち、その強さと能力で各勢力から注目を集める存在。キヴォトス最強との声もある。
彼女を知る生徒からは「1年生の時とはずいぶん変わった」と称されているが……
水着のおじさん。本人がおじさんと自称してるんだから仕方ない。
メインストーリー後の時系列であり、それを踏まえた変化がアビドスの水着勢の中でも顕著。
防弾チョッキや弾薬を仕込んだ盾などを装備したフルアーマー形態。メインストーリー対策委員会編第3章で出奔した時の装備。
時系列的にはそれらが終わった後で中身はいつものおじさんに戻っているが、昼行燈のサボり魔RPは減っており実力者らしく行動に隙が無い。
ステータス画面で「防御型」「攻撃型」の2つのスタイルを切り替える事ができるという特徴があり、1キャラ分の育成で2キャラ分使えるというお得なおじさん。
CV:
小倉唯
対策委員会の切り込み隊長にして寡黙なクールビューティー少女。2年生。
借金返済のために銀行強盗を躊躇なく敢行しようとする(それもかなり綿密な計画を立てて)など、見た目に反して過激な行動派。
口癖のように「ん、」とつけるのが特徴。
アプリのアイコンになっているなど同作の看板キャラとして扱われているが、物語上は主役というわけではなくメインどころに近い生徒のうちの1人という程度である。
ライデイング用の本格的な格好に着替えたシロコ。
曰く目標は「キヴォトス縦断」。現在はその予行練習中とのこと。
先生のこともライディングに誘ってくるが、軽く200kmあるそうなのでサポーターに専念するのが無難だろう。
ブルアカ初の衣装違い二回目となった。ん、メインヒロインの特権
対策委員会のみんなとリゾート地に行った際、これでもかってくらいピッチピチの競泳水着に着替えたシロコ。
リゾート地では釣りや素潜りばっかりしている模様。
CV:三浦千幸
大らかな性格で対策委員会のメンバーを支える精神的なまとめ役。2年生。
実家は裕福らしく、自身も上限不明のゴールドカードを保有しており、対策委員会の活動資金のほとんどは彼女の自腹で賄っている。
というかアビドスが抱える億単位の莫大な借金もやろうと思えば実家の資産で一括返済できてしまう程らしいが、
ホシノを筆頭に対策委員会メンバーの合意のもと一緒に返済活動に勤しんでいる。でも
ラーメンくらいは奢る。
限定およびイベント配布生徒を除き募集では一切排出されない唯一の生徒となっている。代わりに新任先生の最初のミッションである「新任教師ガイドミッション」のミッションクリア報酬で加入しそれなりの神明文字も入手できる。
水着を着たノノミ。
でかい。……帽子がね?
貫通属性から爆発属性にクラスチェンジしており、スキルも単体攻撃を行いつつ、通常攻撃を変化させるものとなっている。
初期から露骨に伏線は散りばめられていたが、アビドスの土着企業「セイント・ネフティス」社の経営者一族の出身。
ただし「一族」といっても前述の通り家族の存在は立ち絵どころかセリフでも一切出てこない。
ネフティスグループが運営する「私立ネフティス中学校」を卒業後、コネのあるハイランダー鉄道学園に進学すれば次期生徒会長も約束されていたが、
ネフティスグループの事業の失敗がアビドスの衰退に拍車をかけたことに負い目を感じ、周囲の反対を押し切り半ば家出に近い形でアビドス高校に進学している。
なお、ノノミの卒業を以てネフティス中学校は廃校となった模様。
上述の借金返済できるのにしない件も、ノノミの金は言わば実家が経営するネフティスの金であり、それで借金を返済するのはネフティスがアビドスを買い上げるも同義。
そしてアビドス衰退の原因の一つであるネフティスがそれをするのは「アビドスを衰退させておいて買い取るマッチポンプ」とさえ取られかねず、現在進行形で悩まされているカイザーコーポレーションのような明確な計画と契約に基づくものではないものの、実質的にやっていることが同じになってしまう。
ノノミ自身も自分の金がそういう意味を持つことを分かっているからやらないのである。
CV:
大橋彩香
対策委員会の会計担当。1年生。
基本的に感情をストレートに示すタイプ。
しかし他の生徒に隠れてバイトを掛け持ちして借金返済にあてるなど、好感・愛情だけは素直に出せない気難しい少女。要は
ツンデレ。
何かと素直すぎて騙されやすく、時々怪しいアイテムにお金を突っ込んでしまう。
明らかに会計には不適。
2022年正月イベント「新春狂想曲第68番」で登場した、ポニーテールの巫女スタイルでアルバイト中のセリカ。
巫女っぽく振舞えれば報酬が上がるという事情もあってか普段以上に張り切っている。
イベント「アビドスリゾート復旧対策委員会」に登場。せっかくの休暇を全力で楽しもうと張り切っている。
3rdPVで先行公開されて以降、イベント初回・復刻時共にスルーされていたが、イベント常設化の際にようやく実装。水着セリカの実装を以てアビドスの水着衣装は全員揃うこととなった。
CV:
原田彩楓
対策委員会の書記。1年生。
大人しく理知的な正統派眼鏡っ子で、それ故に苦労人。
キレると豹変し、どこからか取り出した
ちゃぶ台返しを行う。
戦闘ではオペレーター的役割を担っており、5人で作戦に赴く際は拠点に残って通信でサポートする事が多い。
ゲーム上でも5人の中で彼女だけSPECIAL枠。
水着になった結果割と「ある」側なことが判明したアヤネ。
T.Sにクラスチェンジしており、ヘリコプターの「雨雲号」で支援を行う。ちゃんと購入したものであり、決して盗品ではない
対策委員会編3章にてとある事情から建前上「アビドス生徒会」を復活させることになり、一年生ながら生徒会長へと就任した。
本来その立場になるべきホシノは代わりに書記に降格され、アヤネがつい上から目線でマウントをとる場面も。
一時的な措置であり、全てが終わったあとはホシノへその地位を譲っている。
CV:
渕上舞
先代にして最後のアビドス生徒会長であり、
メインストーリーの端々で「死亡した」ことが明言されている唯一の生徒。
二人きりで生徒会を運営していた当時のホシノには先輩として慕われており、アビドス再興を本気で夢見るというよく言えば前向き、悪く言えば現実を見ない能天気な性格。
髪型や服装は現在のホシノと似通っているが、体型は真逆でノノミのように大変豊か。
初期から端々で言及され、当初は顔が見えないようになっていたがVol.1第3章ではホシノの回想という形で本格的に登場する。
また、同時期に放映された『The Animation』では回想シーンで第3章の描写を取り入れてサプライズ登場。CVはこちらで付いたものとなる。
CV:
小倉唯
色彩に接触したことで「
恐怖」に反転し、「色彩の嚮導者」プレナパテスとともにこちらの世界に来た、異なる世界の「砂狼シロコ」。
既存シロコの水着やライディングの衣装違いとは異なり絆ボーナスは共有されず、明確な別人扱いとなっている。
登場当初は年齢不詳だったが、3.5周年でプレイアブルとして実装されたときはアビドス高等学校、「アビドス生徒会」所属の17歳(3年生)となっている。生徒一覧など大半は「シロコ*テラー」と記載されるがプロフィールでは「砂狼シロコ」と記載されている。
また、最終編で登場した際はヘイローはシロコにのものに似ているが真っ黒に染まって刺々しくなり、欠損が見えていたが、
プレイアブルで迎え入れたシロコ*テラーのヘイローは刺々しさと欠損が減り、色も真っ黒から若干水色を取り戻し修復された感じのものに変化している。
過酷な経験からよりクールで陰のある人物になっているが、
図太い、手が早いなどの性根はどこまで行ってもシロコである。
モモトークのプロフィールによるとこちら側のシロコと2人でライディング仲間のグループを作っている模様。
ゲヘナ学園
キヴォトスの中でも最大勢力の内の1つである学園。
「自由と混沌、そしてトラブル!」がゲヘナ学園を体現する言葉とされている通り、キヴォトス基準でも特にフリーダムな生徒が多く、違法サークルが乱立している。
そのせいで良くも悪くも強かな生徒が多い。逆に見ればあまり品性がなくとりあえず思ったら即行動となりがち。
また街中のイメージも下町やスラム街など自由と混沌を象徴した場所が多い。
騒動の原因となりがちで他の学園からの評判はよろしくなく、特に秩序を重んじるトリニティ総合学園とは長らく犬猿の仲。
悪魔をイメージさせる鋭い角や翼、尻尾を持った生徒が多く、
ソロモン72柱など具体的なモチーフがハッキリ覗える者もいる。
風紀委員会
ゲヘナ学園の治安維持組織=公認武力組織。頭に校名をつけた「ゲヘナ風紀委員会」と呼ばれることもある。
キヴォトスきっての無法地帯であるゲヘナの治安維持を担当しているだけあってかなりの影響力を持つが、そんなことはお構いなしに騒動を起こす生徒達に悩まされ、
それどころか生徒会に相当する万魔殿も風紀委員会に非協力的で目の敵にされているという、大変お労しい立場にある。
戦力としてはキヴォトス最高戦力の1人に数えらている空崎ヒナを擁するため非常に大きな影響力を持つが、これがヒナ1人に依存する弊害を生んでおり、
「ヒナがいなければ風紀委員は大したことない、ヒナがいない時なら暴れても大丈夫」という風潮を生んでしまっている側面がある。
作中でもヒナ不在の情報で一気に攻勢をかけられたり、ヒナ無しでは軽率な行動に出てしまうなど騒動鎮圧に手こずりがちである。
なお先生による一部生徒へのセクハラ被害の例が挙げられる時、よく挙がるテンプレとして
「足を舐める」「首輪をつけて散歩する」「温泉宿で混浴する」があるが、出所が全部ここである。
CV:
広橋涼
風紀委員長。キヴォトス全体で見ても比肩する人物はそういない強者。
幼い容姿に反して厳格、かつ荒くれもの揃いのゲヘナの中でも最強格の実力者で他校からも恐れられており、自治区内では最大の抑止力としての側面もある。
しかし根は面倒くさがりであり、普段の冷徹っぽく見える言動もその延長線である。
そんな性格なのに委員長の役目を投げ出そうとはしない生真面目で善良な少女であり、校則の話になると途端に厳しくなる。
とはいえ平時では一般生徒と立ち話をするところもあり、いわゆる校則や風紀優先の堅物で仕事人間というわけではない。ワーカホリックではあるが。
夏季合宿トレーニング……という名目で委員長に休息を与えるためアコの思惑によって海に連れてこられたヒナ委員長。
しかし風紀委員の最大戦力が不在とあっては続々噴出する問題を止めるには力不足であり……?
面倒だからと小5のころのスクール水着を着てきたが、着れてしまったことを気にしていないわけではない模様。
万魔殿主催のパーティーに参加するためにドレスを着用したヒナ。
トレードマークのボリューム溢れるモップ髪をまとめて大人びた雰囲気を醸し、マコト万魔殿から押し付けられたピアノ披露のための練習に励む。
なお今回のドレスはめんどくさがらずに先生と一緒に選びに行って用意した晴れの一着。
CV:高野麻里佳
風紀委員会の行政官。いわゆるナンバー2であり、前線を後方から支えるオペレーターとして戦術指揮や情報解析を行っている。
間違いなく優秀なのだが、いささかヒステリックな真性のM思い込みが激しく激情家であるため、騒ぎが却って大きくなる場合もある。
委員長であるヒナには篤い忠誠心を持っているが、それが元で暴走することもしばしば。
どういうわけかやたらと横乳を出す服を着る傾向がある。
万魔殿主催のパーティーに参じるため、ドレスを着用したアコ。
いつも以上にセクシーな格好になっているが、普段の謎の露出よりは謎じゃないだけマトモという説も。
CV:
佐倉綾音
風紀委員会の切り込み隊長。
褐色肌にエルフ耳(+悪魔尻尾)といわゆるダークエルフのような容姿の持ち主。
気が強く真面目だが猪突猛進な性格で、戦闘力は高いものの罠などには簡単に引っかかる。
なぜか先生がやたらアグレッシブに攻めていく生徒の一人で、「ヘンタイ」と罵られるのがお約束となっている。
夏季合宿トレーニングに参加し、問題児たちを監視することになったイオリ。
水着は怪しまれないようにという建前だが、内心ではやはり雑務に追われて楽しめないことは不満な模様。
実は敏感肌。
CV:香月はるか
風紀委員会の救護担当。
先生がキヴォトスにやってきて最初に巻き込まれたトラブルの際に居合わせて指揮することになった面子の一人で、ゲーム的にも初期所持キャラクターの一人。
最初のトラブルに居合わせたため、先生の類まれな指揮能力を最初から知っている一人でもある。
元々がゲヘナ救急医学部所属であり、医学知識に明るい。医療用具も持ち歩いている。
暴走しがちな風紀委員会メンバーのブレーキ役も兼ねている。
任務として227号温泉郷を訪れていたチナツ。
もっぱら温泉開発部の解説担当でマッサージチェアに入り浸っていたが……
万魔殿
ゲヘナ学園の生徒会……なのだが、主にリーダーのせいで杜撰で突拍子もない行動が目立つ。
というかそもそもゲヘナ生の大半は「秩序立った運営」というものに関心がないため、生徒会とは言うが学園内では「万魔殿が生徒会として存在する」という事実さえ満足に認知されていないという珍妙な存在。投票率はわずか3.8%だったらしい。
他学園からは一応トップとして認識されているため、勝手に対外交渉をしているも同然である。
CV:浅川悠
「万魔殿」の議長でありゲヘナ学園のトップ。
本人は偉大なリーダーを志しているつもりだが、示威的で過激な行動を好み、単純で思い込みが激しく短慮と、清々しいほどの無能リーダー。
特にヒナのことを著しく目の敵にしており、彼女を貶めるためとなると本末転倒な行動を起こしがち。
このことが風紀委員会への当たりの強さの源泉となっている。
つまり私怨である。
ただし連邦生徒会やヒナでさえ知りえない情報を掴むほどの非常に幅広い情報網を持っていたりと、
アホはアホだが一概に無能なばかりではない。
普通なら無事で済まないであろう大事故に巻き込まれてもアフロヘアーになる程度で済むなど、常時
ギャグ補正がついている疑惑がある。
CV:
福圓美里
ゲヘナ学園生徒会「万魔殿」の議員の1人。ボリュームのある赤髪が特徴。
万魔殿の中では中間管理職ポジションで、フリーダムな一般生徒と上からの命令に振り回されながら戦車長としての業務をこなす。
面倒くさがり屋で騒動になりそうなトラブルは見て見ぬふりをしたり、マコトの指示で先生を懐柔しているという建前でシャーレに入り浸り仕事をサボったりする。
戦闘では戦車「虎丸」に搭乗する。
CV:春瀬なつみ
「万魔殿」の一員だが到底そうは見えない、ブカブカの制服を羽織った幼女。
見た目通り純粋無垢な子供でしかないが、マコトを含む皆に溺愛されており、万魔殿のマスコットとしてある意味必要不可欠な存在。
彼女に少しでも何かしようものなら万魔殿全体を本気で敵に回すことになる。
万魔殿はイブキファンクラブと言っても過言ではない。
実年齢も11歳
どころじゃない幼さだが……と最年少タイで、詳細は不明だが初等部から抜擢される形で「万魔殿」に加わったようだ。
ただし、高等部に来た後の算数(数学)の
テストで容易に100点を取っていたり、落書きの中に関数グラフのようなものが混じっていたりと、
学力は立派に高等部相当またはそれ以上である事が窺え、単なる贔屓だけで飛び級相当になっているわけではない模様。
風紀委員会との対立においても例外扱いされており、風紀委員側も彼女に対してだけは普通に接している。
CV:
櫻井浩美
「万魔殿」の議員の一人。
非常にセクシーな美人だが、
催眠術などの怪しげな科学を心の底から信じている残念すぎる中身の持ち主。
ピンク髪だがスリーパーの色違いではない。
「NKウルトラ計画」と称して胡散臭い催眠術を掛けようとするが、幸いなことに単純な性格のマコトくらいにしか効果がない。
「5円玉(のような物体)に糸を通したものを相手の前で左右に揺らす」のはサツキの定番カットである。
外見だけ先に明らかになって注目されてから、人物像が明らかになってズッコケた人も多数。
ただしそれ以外に関しては意外と常識的……というか、思想・信条が見た目に反して純朴すぎて、
もはやただの善人である。
CV:菅野真衣
「万魔殿」の書記官。
ノリが良く何でも楽しんでしまう性格で、面白そうなことはとりあえず乗っかり、手元のカメラで記録しようとする。
マコトに対しても議員たちの中ではかなり好意的で風紀委員に対しても敵意をほとんど見せないが、面白がっているだけという感もある。
救急医学部
ゲヘナの医療担当。主に外科部門に特化しているらしい。
キヴォトス生らしい過激さが見え隠れしているものの、ゲヘナでも指折りにまともな部活。
CV:
大西沙織
救急医学部の部長。
感情がまるで表に出ず、患者をその状態に関係なくなぜか「死体」と呼称する物騒な人物。
ただし治療の腕は確かかつ治療活動そのものに関しては真摯であり、発言以外はちゃんとしている。
ただし患者は雑に運ぶ
ヒナにとっては数少ない友人と言える貴重な人物でもある。
ゲヘナでは日々死体、もとい患者が絶えない救急医学部にもしっかり休みはあり、部長である彼女も休日を満喫すべく私服に着替えてお出掛けしていた。のだが内心では何もない日常よりも「何か」が起こる事を待ち望んでいるようで、休暇中なのにとある事件に巻き込まれた際は嬉々として同行した。
白の麦わら帽子に白のワンピースと全身白コーデ。死体などと口にしなければとても清楚である。
なお手にサンダルを持っていることからも分かるように、立ち絵では実は裸足であるが、さすがに戦闘中はサンダルを履いている。
便利屋68
形式上部活動の1つとなっているが非公認部活動。部長の趣向により企業の体をとって活動しているが企業としての実体は無い。
何があったのかは不明だが、学園(主に風紀委員会)からはお尋ね者扱いを受けているため、学生生活はマトモに送っていないはぐれ者の集団となっており
主に「社長」のお人好しや見栄のため貧困に喘ぎながら依頼をこなす生活を送っている。
何かとトラブルに巻き込まれるお笑いお騒がせ軍団に見えるが、その戦闘能力は荒くれ揃いのゲヘナの中でもかなりのもの。
作中の猛者達を向こうに回しても善戦以上の活躍をし、決して一方的にやられることはない。
CV:
近藤玲奈
「便利屋68」の自称社長(要するにリーダー)で、不法事業を行っている少女。
ハードボイルドなアウトローを自称するが根は真面目なお人好しであり、そのギャップから変な虚勢を張ることや運の悪さで度々いらん騒動を起こす&巻き込まれるトラブルメーカーの残念な娘。
ただし戦闘力そのものは非常に高く、かましたハッタリもなんだかんだで言葉倒れに終わらせないため、風紀委員会から上位の要注意人物としてマークされている。
また人を惹きつける不思議な魅力を持つ人物でもあり、便利屋は全てアル個人への思慕で纏まっていると言って差し支えない。
正月ということでお金をかけて髪をセットし、着物もレンタルで用意したアル。
わかりやすいフラグである。
なお最初はそこそこの値段で抑えるつもりだったのが、
店員のセールストークに乗せられてかなり高い着物をレンタルしてしまった結果である。
性能も
- 敵を倒すことで「悪行」カウントを溜めるが、他の味方が倒しても溜まる
- 「悪行」カウントは溜まるほど自分が打たれ弱くなる(=防御ダウン)
- 「悪行」カウントを消費して羽根のトスで複数体に攻撃するが、その際こける
というネタ度高めなものになっている。
潜入任務の依頼を請け、ドレス姿へと着替えたアル。
願ってもないハードボイルドっぽい任務のため、その見事な着こなしに反して心を弾ませている。
CV:
大久保瑠美
「便利屋68」の室長で随一の行動派。
アルとは幼馴染なので彼女のハッタリを誰よりも理解しているが、特に配慮する気はない。
また大のイタズラ好きであり、トラブルを楽しむ小悪魔のような性格。
問題に気づいても「面白いから黙っておこう」という理由で指摘しない事が多々ある。
飄々としていつも笑顔(悪い笑顔含む)だが、怒りのスイッチが入った時は恐ろしい形相になる。
大きめのバッグを持ち歩いているが中に何が入っているのかは謎。
メガネフェチ疑惑がある
正月でもいつも通り、いらんことに首を突っ込んだりトラブルに巻き込まれたりするアルを特等席で楽しむ小悪魔ムツキ。
先生へのイタズラもだいたいいつも通り。
CV:藤井ゆきよ
「便利屋68」の課長。
当人は不良のつもりはないが顔が怖いというだけで不良扱いされており、便利屋68に加わったのも成り行きらしい。
野良猫をつついていただけで職質されるなど、怖い顔である事で損をしているという自覚はあるが、特にそれを改善しようという動きはない。
一味の中では常識人兼ツッコミポジション。ただし流されるままなタイプなので抑止力にはならない。
アコと因縁がある風であったり、妙に訳知りなことがしばしばあったりと只者ではない節があり、便利屋の仲間という枷を外すと一転して冷徹な振る舞いが現れる様子。
年齢が分かっている生徒の中で「18歳」である数少ない一人。
イベント復刻に伴いハルカ共々実装された。
その容姿も相まって、ただ和装をしているだけなのだが異様に貫禄がある。
曰く、「昔はこういう改まった場所に行く事が多かった」らしい。
慣れてないと言いつつかなりドレスを着こなすカヨコ。
前から描写はあったが明らかに諜報活動に手慣れており、特にスキル名から謎めいた過去が垣間見れるが、未だ詳細は不明。
CV:石飛恵里花
「便利屋68」の平社員。
陰気な性格故にいじめを受けていたところをアルに助けられたらしく、彼女への忠誠心は強い。
自尊心が極めて低い一方「突飛な発想は便利屋の中で一番恐ろしい」と称され、精神的に追い詰められる&激しく思い込むと途端にとんでもない凶行に走る。そしてアルが全ての責任を負う
凶行に走った際は爆薬を用いた破壊工作を伴う事が多く、被害の桁もぶっ飛んでいる。
なんだかんだアウトロー()なメンバーが多い便利屋の中で、一番ガチのアウトローな子。
コミカライズでの戦闘描写はインファイターぶりも合わさってものすごく物騒。
なお、服装が万魔殿のモブの服装と似ており、元万魔殿所属だった説が囁かれている。
イベント復刻に伴いアル・ムツキと並ぶ形で実装された。
めでたい装いでもその性格は特に変わりない。
名前こそ普通だが、その実態は美食を追求するためならあらゆる犯罪を厭わないテロリスト。
気に入らない店であれば一片の躊躇なく爆破するゲヘナのやべーやつらその1。
CV:
田所あずさ
美食研究会の会長。お嬢様然とした気品を漂わせている。
「食」に対して強いこだわりをもっており、たとえ高級レストランであっても出された料理や店員の作法がなってないという理由で
理性的に店を爆破したりする。
なおその食い意地に反して食は細くあまり量は食べられないが、ホルモンなど脂っこいものを好む。
まだ年の瀬なのに正月気分になり、晴れ着姿で部員とともに個人食堂「スズメ亭」を訪れたハルナ。
その味に満足するも、食堂が年内いっぱいで閉業することを知ったハルナらは、スズメ亭を閉業から救うべく先生と給食部を奴隷にしつつ奮闘する。
イベント復刻に合わせ、まさかのシロコに続く2回目の衣装違いが登場。
晄輪大祭に合わせ、美食研を引き連れて現れたハルナ。
ご察しの通りフードコートを巡りまくっている。
CV:
久保ユリカ
美食研究会のメンバー。
美食研随一の悪食であり、正気を疑うような超絶ゲテモノ料理だろうが平気で食べ、自分でも無数のゲテモノ料理を生み出している。
稀に一般人でも食べられる料理を生み出すこともあり、そうなった際には爆発的なヒット商品となる。
トリニティの自治区のビーチに出張り、海の家の亭主をいつものトンデモ料理で卒倒させてしまったために代わりに料理を提供していたイズミ。
本人の実装はその後のゲヘナの水着イベントであり、その際は美食研揃って1人だけ水着姿で登場した。
CV:森嶋優花
美食研究会のメンバー。
美食研随一の大飯食らいで、キヴォトスの数々の大食い大会でチャンピオンの座に座り続けている。
そして同時に数々の店で食い過ぎによる出禁を受けている。
大らかな天然系に見えてかなりしたたかな面もある。
復刻時にプレイアブル化した。
なんと言っても最大の特徴はT.S.クラスであることで、給食部の車に乗って参戦する。まさに外道。
CV:
金元寿子
美食研究会のメンバー。食べる子は育つという感じの他3人に比べ、1人だけ小柄で幼い容姿。
美食研の中では飛び抜けてまともな感性を持つが、食べ物を前にすると見境が無くなる暴食家。
しかし肝心な時に食べ損ねたりトラブルに巻き込まれてしまう不幸体質でもある。
他のメンバーとともにスズメ亭の危機を救おうとするジュンコ。
EXスキルでは食べようとしたおせちをこぼしてしまう。かわいそう。
給食部
ゲヘナ学園の給食を担う部活。
至って真っ当な部活だが、数千人の生徒数に対してたった2人(調理に至っては実質1人)で運営されている超ハードモード。
ちなみに「給食部」を冠する部活は自体は他校にも存在している。
CV:
ファイルーズあい
給食部の部長。
ゲヘナの生徒では珍しく大人しく常識的な少女。
料理の腕前は非常に高いが、人手不足のせいでほぼ1人で部を切り盛りしている苦労人。(눈_눈)な顔芸が有名。
そのうえ、美食研究会には拉致され付き合わされている犠牲者枠。
もはや美食研究会名誉メンバー
晴れ着で参拝に行こうと思っていたら、気に入った料亭を閉業の危機から救いたい美食研究会に拉致されたフウカ。
しかしその店主の境遇に共感を覚え、美食研究会と共に奮闘する。
CV:田辺留依
給食部所属の1年生。
フウカと同じくゲヘナの生徒では珍しく大人しく常識人。
だが彼女の料理の腕前は悪いという水準を超えて、
生命の創造か生物兵器を作る錬金術の領域に達している。
余計なものを付け足したり味覚が死んでいる只の
メシマズとは異なり、
先生が食材から調味料に至るまで全て準備しレシピ通りに作り、最後の仕上げとして材料をかき混ぜさせただけで『
パンちゃん』なる紫色のゲテモノ生命体を産み出すレベル。
もはや何かしらの呪いが憑いているとしか思えない。
その体質?には自覚がないようで、周囲に警戒されながらも本人は純粋に料理の上達に取り組んでいるが、アレ過ぎるので下拵え辺りまでしか任せられていない。ただ、昨今のストーリーにて料理が「出来ない」という自覚はあることがわかった。
ただし食材に対する目利きはフウカよりも上のためそこは信用されている。
滅多にない給食部の休暇だがカフェでアルバイトに励んでいる。本人曰くいつもの業務と違った新鮮さで楽しんでいるとのこと。
客への配膳がメインだったが、ひょんな事から厨房を任されることになり、何故か奇跡的に「普通」の料理が作ることが出来ていたのだが・・・。
EXスキルでは相変わらずパンちゃんを造り出して攻撃に用いている。
部活名は一見無害そうだが、その実態は温泉開発という目的のためなら市街地だろうが
高速道路のど真ん中だろうが他校の自治区だろうが所構わず爆破・採掘を始めるという事実上のテロリストグループ。
ゲヘナのやべーやつらその2。
CV:
上坂すみれ
美食研究会と並ぶテロ部活・温泉開発部の部長。
指名手配犯。
ただでさえ問題児が多いゲヘナ中でもトップクラスの問題児であり、温泉が出る可能性があると見るや周辺の被害を一切顧みず掘削・爆破する。
そして温泉開発部は皆このノリで動く。
……という振る舞いや華奢で幼い容姿と不敵な笑みから受ける印象からバカかと思いきや、タチの悪いことに頭脳明晰で弁舌に長けた知能犯。
高笑いに袖を余らせた白衣姿に問題児ぶりに中の人にと色々どっかのウマ娘と似ている。
一方で、口車に一切乗らないうえに理不尽なほど強いヒナだけはトラウマレベルに苦手で、名前を聞くだけで怯えだして実際に相対するとパニックを起こして何も出来なくなってしまう。
上述の通り温泉を掘り当てる過程を楽しむのが目的で温泉自体の所有権は特に主張しないので、掘り出した温泉の大半は他の生徒達の金儲けに利用されている。
CV:愛原ありさ
温泉開発部の作業班長。部長のカスミよりメグの方が年上だったりする。
温泉をこよなく愛する元気いっぱいのバカ。カスミとは逆に、善意で動くが全くの考えなしで、もちろん被害は顧みない。
「この世のすべてを『撤去』によって解決できる」と心の底から信じているらしい。
現時点で唯一の武器種:FT……火炎放射器持ち。
キラキラ部(元帰宅部)
3周年を過ぎてようやく1人が実装されたが、2人ともティザーPV=初期タイトル画面の時点から姿は登場している古参。
しかし、本編にて名前と立ち絵が初登場するのにおよそ2年ほどの長い期間があり、新しく始めた先生から「タイトル画面の雑談してるギャルっぽい娘って誰!?」と聞かれても古参の先生達は「え、わかんない・・・。」と答えるしかなかった過去がある。
帰宅部として楽しく過ごしていたが、実装時に追加されたグループストーリーで部活への憧れから活動内容未定の「キラキラ部」を設立した。なお名前は不明だが他にも固有ヘイロー持つ部員らしきキャラが2名PV5に映っており、こちらはグローバル版四コマ漫画に登場している。
CV:
山下七海
身近な友人たちと楽しく学園生活を送っているギャル系一般生徒。
道端でおばあちゃんを助けて用事に遅れるなど、見た目の印象に反して善良なギャル。
ヒナに対しても友達感覚で友好的に接している。
というか殆どの生徒はヒナに対しては尊敬なり畏怖なり敵対心なりで一定の距離を取るため、ヒナとしてもキララのように距離の近い友人は貴重な模様。
キララの親友である帰宅部仲間。
クールな雰囲気だが彼女も人が良い印象を与え、ヒナに対する態度も同様。
実はβテスト時のプレイアブルキャラの一人であり、β時プレイアブルの生徒で唯一本編未実装という憂き目にあっている生徒でもある。
また、後述するセイアが4周年でプレイアブル化したため、未実装生徒の中ではぶっちぎりの最古参になってしまった。
トリニティ総合学園
キヴォトスの中でも最大勢力の学園の1つ。
かつては現在の自治区内に多数の派閥があり独自の統治を行っていたが、絶えず争いが続いていた。
その争いをやめて1つの学園になることを目的とした「第1回公会議」によって、多数の派閥を統合する形で誕生したという経緯がある。
トリニティの生徒会「ティーパーティー」には生徒会長に相当する生徒が3人おり、その中で最高権力者である「ホスト」を一定期間ごとにローテーションするという独自の風習がある。
校風は西洋式の上品なお嬢様校という感じで天使などをモチーフにした清楚・神秘的イメージの生徒が多く、羽毛のついた翼が生えた生徒もちらほら。
前述の通りゲヘナとは正反対の校風なので犬猿の仲である。
しかし、清廉な見た目の裏ではドロドロした派閥争いや謀略を用いて政敵を追い落としたり、陰湿なイジメや敵とみなした相手への容赦のない攻撃性など「秩序ゆえの悪性」も日常茶飯事で後ろ暗い歴史も数多い。
見た目に反して民度は最悪との声も。通称トリカス
トリニティとゲヘナは作中でもサイドストーリーを含め仲が悪いことが作中でも多く語られているが
憎しみの度合いで言えばトリニティからゲヘナへ向けたものが強く、それどころか「ゲヘナだから」というだけで忌み嫌っている節が見られ、作中でも大体が「トリニティ側が先にゲヘナに攻撃を仕掛ける」という構図である。
逆にゲヘナ側は相手のことは嫌いと言えば嫌いだが、「トリニティであるから」という理由だけで苛烈な攻撃性や憎悪を見せることは殆どない。
またなぜゲヘナを嫌っているのか、逆になぜトリニティを嫌っているのかに関しては、ネームドとモブ含め具体的な説明が一切なくただただ嫌い、憎いと言う感情が先走っている状態であり、
この「植え付けられた憎悪」がメインストーリーVol.3「エデン条約編」の中核のひとつになっている。
またあくまでブルアカ自体はフィクションだが、「植え付けられた憎悪」の暴走によって大なり小なり現実何回も戦争や差別が起こっており、そしてブルアカ作中でもその辺が明確かつ丁寧に描かれている。
ティーパーティー
上述した通り、トリニティの生徒会。
かつての「第1回公会議」の際に各派閥が一堂に会しお茶会を開いていたことからこの名称がついた。ロゴもティーカップに天使の羽根を組み合わせたものとオシャレ。
生徒会長は「パテル」「フィリウス」「サンクトゥス」の3大派閥から1人ずつ選出され、その3名の中から最高意思決定者である「ホスト」を選出、一定期間毎にホストを交代して運営している。
その生徒会長には個人邸宅や活動費の支給、特別校舎での授業などの特権が与えられている。
三大分派の名前は、トリニティの元ネタとみられるキリスト教における主流解釈「三位一体」を構成する要素「父」「子」「精霊」から取られている。
CV:
早見沙織
ティーパーティーの生徒会長の1人で、「フィリウス分派」の長。
理知的で用心深く、
立ち絵の関係でいつも優雅にティータイムを嗜む。
ヒフミを妹分として寵愛している。
ヒッ↑フッ→ミッ↑ ダ↓イ→スッ↑キッ↑
ストーリーの時点ではセイアの事情から彼女がティーパーティーのホストを務めており、補習授業部を設立したのも彼女。
座っている姿の立ち絵しかないことが長らくネタにされていたが、2周年の際にイラストが一新され、それに伴って立っている状態のものも追加された。
立った!ナギサ様が立った!
CV:
東山奈央
ティーパーティーの生徒会長の1人で、「パテル分派」の長。ナギサとは幼馴染。
天真爛漫な「お姫様」で、良くも悪くも思い込んだら一直線なタイプ。見た目に反して力は強い。
エデン条約編では独自の思惑から行動を起こす。
ストーリーで非常に存在感のある生徒だが、人気を集めてから大変長らく実装されず、先生達は大いに焦らされることとなった。
あまりに焦らされ過ぎて生放送の度に「ミカミカミカ」と呟き続ける「ミカミカゼミ」なる先生方を大量に生み出していた。
CV : 種﨑敦美
ティーパーティーの生徒会長の1人で、「サンクトゥス分派」の長。
未来予知の能力を持ち、厭世的で難解な言葉遣いを多用するちびっ子。
本来は現ホストだが、入院中という理由で姿がなくナギサが代行している状態で、エデン条約編では先生に夢の中で語りかけてくるが……
ミカとナギサがプレイアブルで実装されてからもなお2年近く未実装だったため、長らく新キャラ追加のたびに未実装をネタにされるポジションにされていた。
正義実現委員会
トリニティの治安維持組織=公認武力組織。
白を中心として明るい色を多用するトリニティ生としては珍しく所属生徒は黒と赤を基調としたセーラー服を着用しているほか、
"Justice"または”J”の文字が制服か銃火器に刻まれている。また大きさは様々だが黒い天使の翼を持っていることが多い。
約1名、赤が別の意味合いを持っているが。
名前やその威圧的な服装からなんとなく正義の名のもとに非道を働きそうに見えるが、むしろそういうところは全くない真っ当な組織である。
CV:
小林ゆう
正義実現委員会の委員長であり、「トリニティの戦略兵器」と称される学園最強の実力者。トリニティどころかキヴォトス全体でも指折りの強者でもある。
見た目はホラーゲームにでも出てきそうな凶悪な容姿で、非常に好戦的で、感情が昂ぶると怪物じみた言動になる。
だが恋愛小説好きという年相応の少女らしい趣味もあり、特に先生の前では完全に恋する乙女のような反応をする。
その点に限らず意外と常識的で、完全にキレてなければ大局を見た冷静な判断を下したりもする。
青春とかけ離れた日々を嘆きながら任務を遂行していたところを、ハスミの計らいで海に行くことになったツルギ。
相変わらずの奇声やら表情で周囲からは海の怪物じみた扱いをされているが、本人は割と満喫している模様。
CV:
瀬戸麻沙美
正義実現委員会のNo.2。
委員長が委員長なのでその性質上誤認されやすいが、あくまでNo.2である。
前線で暴れることを好むツルギに代わり、実現委員会の戦術指揮官の役割も担当する。
全生徒の中でもトップクラスの高身長&ナイスバディで、相応に大人びて知的な人物。
しかし、実は食べ物特にスイーツ類に目がなく、一方で体重を非常に気にしており、食べ物を前にいつも心の戦いを強いられている。
また、落ち着いているように見えてカッとなりやすい部分もある。
キヴォトスの大運動会の運営委員会として活躍するハスミ。
相変わらずゲヘナとの仲は悪い模様。
もともと運動が苦手ということもあって競技には参加しないつもり……だったが、とある競技に出場することになる。
ちなみに長袖のジャージのファスナーが一番上まで達していない。でかい。
CV:鷲見友美ジェナ
正義実現委員会の一員。
語尾に「〜っす」を付ける砕けた口調と笑みを絶やさない糸目が特徴。
社交的で温厚な性格のため、主に他組織や学園内の仲裁役を請け負っている。
が、そのような言動は努めて身につけているもので、実はカッとなりやすい性根を抑えている。
CV:
鬼頭明里
正義実現委員会の一員。
人見知りする方で普段は人と上手く話せないが、正義の話題になると饒舌になる。
どう見てもはいてない、ついでに最近は正実が登場しても基本イチカとハスミorツルギで話が進むためかなり影が薄い
ツルギの付き添いという形で海を訪れたマシロ。相変わらずの正義&バトル脳であり、同じく戦闘民族なアズサと砂の城(要塞)を作り上げたりスイカ割り(狙撃)でヒートアップしたりと意気投合している。
モブの中でも特に登場機会が多いため特記する。
文字通りのモブ生徒であり、他のモブと同じく「特徴のない見た目で同じデザインで多数登場する」のだが、
幼めな雰囲気で黒髪ストレートロングのメカクレ(モブなので)という正統派の可愛さに加え、
「イチカのEXスキルやリザルト画面で登場する」
「体操服差分がある」
「エデン条約編のストーリーで特に頻出する」
など、他の所属のモブには見られない特徴があり、二次創作でも「正実モブ」、海外でも"MOB-CHAN"として人気を博している。
正実はモブ含めて(コハル以外)統一感が強いデザインなのもあって、
進化するとイチカやハスミになるという説があるが、ただのネタ。
なおあまりにも人気のためか2025年エイプリルフール企画の主役に抜擢され、期間限定で
どうみてもto Heartのパロのシミレーションゲームが配信された
シスターフッド
いわゆる聖女の集まり。
今でこそ善良な組織だが、前身組織である「ユスティナ聖徒会」は拷問も辞さない過激な治安組織であったという。その面影はモブを中心にチラホラ。
どの勢力にも与しないという意味では中立のスタンスだが、厳密に言えば我関せずといった感じ。
外部への干渉をほとんど行ってこなかったため秘密も多く、その秘密主義が祟って不信を抱かれることもしばしば。
CV:加隈亜衣
シスターフッドの長を務める少女。
いかにもシスター然とした清楚な美人で、自らの仕事に対して非常に熱心で、周囲からの信頼も厚い。
……しかし、そのオーラや性格のために神格化されたり、いかにも裏がありそうに見られて恐れられていることが悩み。
真面目すぎて一般的な感覚とズレたところがあり、イメージ改善を試みて「わっぴ~!」という謎の挨拶を始めたり、ハナコとの合わせ技で真面目な話の最中にとんでもないことになってしまったことがある。
トリニティ謝肉祭でアイドルユニット「アンティーク・セラフィム」をミネとマリーと共に結成し、アイドル衣装に着替えたサクラコ。
シスターフッドへの偏見や誤解を解くべく志願したが、発言が本意ではない方向に流れていくのは相変わらず。
ただシスターフッドのシスターからは大人気らしい。
ノーマルスキル発動時に生わっぴ~!が聴けるようになった。
CV:
小澤亜李
シスターフッドの一員。
落ち着いた雰囲気や常に絶やさない穏やかな笑みに惹かれ、相談に訪れる生徒が非常に多い。
志や言行は一人前のシスターそのものだが本人はまだ自分を未熟だと感じており、早く立派なシスターになりたいと考えている。
「晄輪大祭」に実行委員として参加したマリー。普段は耳付きの頭巾で覆われている獣耳が露わになっている。ちなみに見た目では判別しづらいが公式デザイナーによると猫耳とのこと。
その心優しい性格ゆえにトラブルに巻き込まれ続けることとなる。
ミネとサクラコのアイドルユニット結成の手助けをしていたが、気づけばリーダーに迎え入れられアイドル衣装に着替えたマリー。
「みんなを幸せにしたい」という想いはアイドル向きだったのかもしれない。
CV:
日高里菜
シスターフッドの一員。
聖堂の物品管理を担当しており、収納場所や数を記録した自作の物品管理台帳を持っている。
スリットが清楚とは程遠いスタイル抜群のお姉さんだが、見た目に反して天然かつドジっ子体質。
グレネードランチャーなど諸々が入った重いバッグをいつも持ち歩くなど、かなりの怪力。
ウイに同行し、無人島を訪れたヒナタ。
スタイルと相まって、清楚な人柄に対してかなり大胆な格好なのだが、相対的に言えばマトモ。
ウイからはそのエッチさではなく純真さに耐えかね、物理的にちょっと距離を置かれている。
救護騎士団
トリニティにおける医療部門にして最古の部活。
怪我や病気の治療のほか、毎週末には自治区内の病院に出向いてボランティア活動をしており、患者からの評判も上々。
元ネタは中世に起源を持ち、現代でも国連やEUにもオブザーバー参加が認められ、「領土なき独立国」として活動しているカトリック教会の騎士修道会「マルタ騎士団」の前身組織「聖ヨハネ騎士団」とみられる。
CV:
堀江由衣
救護騎士団の団長にして大派閥の一角「ヨハネ分派」の首長。
分派の首長であるためティーパーティーへの参加資格を持つが、救護活動を優先したいという本人の意向により参加していない。
高潔で正義感が強く、かつ政治的な判断力もしっかり備えている優れたリーダーであり、団員からの信頼も厚い。
……のだが、救護の精神を重んじるあまり「救護のため」となると全く融通がきかなくなり、
傷の原因となる者=全員を戦闘不能にするなど過激な行動が飛び出す。
そのため救護騎士団は周囲から
「ミネが壊して騎士団が治す」という印象を持たれている。
全体的に仕事人間という印象を受けるが、紅茶に造詣が深い、贈り物の好みが化粧品、実は可愛いもの好きといった様々な一面を持つ。
イベントストーリー「Serenade Promenade」の配布生徒。
サクラコと後から合流したマリーの3人でアイドルユニット「アンティーク・セラフィム」を結成。
親しまれる救護騎士団長を目指し志願。頑固なのは相変わらずだが、可愛いもの好きな自分には少し正直になった様子。
CV:涼本あきほ
救護騎士団所属の少女。
健康に関しては度が過ぎるほど心配性で、基本的には救護騎士団の鑑と言える善良な人物。
だが、体調を崩した先生をシャーレの厳重なセキュリティに全く引っ掛かることなく侵入して救護したり、先生の行動を先読みして現れたり、アロナの存在を認識していることを仄めかすなど何かおかしい部分も散見される。
クリスマスに行われる救護騎士団のボランティア活動のため、サンタ服に着替えたセリナ。
彼女らの活動は順調……だったはずなのだが、正義実現委員会やチンピラとのゴチャゴチャに巻き込まれてしまう。
毎年ハナエにサンタとしてプレゼントをあげているのは彼女らしい。
CV:
優木かな
救護騎士団所属の少女。ロリ巨乳。
そそっかしい性格で、患者を見つけると度を超して騒ぎ立てたり、
軽傷の患部をチェーンソーで切断しようとしたりして状況を悪化させたりすることもある。
しかし彼女にお世話してもらった患者は、不思議なことにどんな病気でもたちまち治ってしまうという。
セリナと同じくボランティア活動のため、サンタ服にチェンジしたハナエ。
こちらもチンピラたちと正義実現委員会の騒ぎに巻き込まれてしまう。
ハナエ曰く、立派なサンタになるにはマッハ2で走ることが重要であり、自分もそれをこなす必要があるんだとか。事実なんだけどさ...
まだサンタの存在は信じているらしい。
図書委員会
図書館での業務を取り仕切る部署。古書の修繕・解読など考古学者めいたことも行っている。
トリニティには中央図書館と古書館の2つがあり、中央図書館の方はトリニティどころかキヴォトス最大であるため、内部で遭難する生徒がいるという噂がある。
古書館の方は委員会の本部として使われているが人があまり寄り付かず、その上年季が入っており清潔とは言えないため、環境としてはあまりよろしくない。
CV:
後藤沙緒里
図書委員会の委員長。
「古書館の魔術師」の異名を持つ古書修復のスペシャリストで、普段は古書館に籠もって古書の解析・管理をしている。
根っからのインドア派で人見知りが激しいが、本に対する情熱は熱い。
身長165cmとこの手のキャラにしては長身スレンダーな方。
経典無許可複製の罪を濯ぐべく、ハナコの画策により無人島の遺跡調査に来たウイ。
意図せず黒ビキニという大胆な格好をさせられており、上着を纏って誤魔化している。
ほっそりとした体型が露わになって隠れ巨乳説が否定された。
CV:
富田美憂
トリニティ総合学園図書委員。
本が大好きな読書マニアで、トリニティの図書館所蔵の膨大な蔵書を全て読破した実績がある。
初期実装組の1人なのだが、後から出た同部活のウイが作中ではヒナタを筆頭に他所と絡みがちなせいもあり、いまいち出番に恵まれない。
そのせいもあってか担当絵師が半公式の過酷な同人誌を出してしまった。そして陥没乳首と判明した。
補習授業部
名前の通り、成績が悪い生徒が集められた落ちこぼれの集団。
しかし、彼女たちが集められたことには別の思惑があり、それがVol.3「エデン条約編」の始まりとなる。
CV:
本渡楓
補習授業部の一員。形式上、部長ということになっている。
平凡な女の子を自認する模範的な生徒だが、押しが弱く、意図せず雰囲気に流されてしまうことも。
モモフレンズのマスコットキャラの一匹である鳥「ペロロ」の大ファン。
限定グッズを集めるためにこっそりブラックマーケットに足を運ぶなど、時に大胆すぎる行動に出る「お前のような普通がいるか」。
海を見た事がないアズサを海に連れていくために学園の戦車を強奪するという暴挙に及んだ友達思いの頭キヴォトスなヒフミ。
本人は派手を通り越して痴女な水着で夏デビューするつもりだったが、先生ストップによって普通な水着に落ち着いた。
T.S(タクティカルサポート)という特殊クラスであり、EXスキルでは奪った戦車を駆って5人目のストライカーとして戦場に参戦する。
ヒフミによって海に連れてこられたアズサ。作画コストの鬼
普段通りクール……なように見えて、意外とまんざらでもないようでそわそわしている。
ただし戦闘脳なのは相変わらずであり、似た思考のマシロと意気投合していた。
CV:赤尾ひかる
補習授業部の一員。
本来は正義実現委員会の所属だが、成績が落ちて留年の危機に陥ったせいで強制的に補習授業部に所属させられた。
プライドが高くエリートを自称するが、実際には授業に全くついていけてない純粋なおバカ。
当初は1年生なのに無理して2年生の飛び級テストを受けたためと思われていたが、補習授業部にて学年相応のテストを受けても普通に赤点だった。
「エッチなのはダメ!死刑!」と
下ネタに過剰反応&拒絶するが、密かにR-18な雑誌を集めるという趣味を持っている。
ピンクのむっつりな方。
ハナコの誘いに乗って無人島に連れてこられたコハル。
いつもよりテンションの高いハナコには死刑を言い渡す一方、初対面のウイやヒナタには人見知りしてだいぶ心の距離を取っている。
露出度が上がったことで謎の線の長さがだいぶ明らかになった。
CV:豊田萌絵
補習授業部の一員。
お上品そうな雰囲気に反して口を開けば伏字まみれのセンシティブな発言ばかりし、水着でそこら中を徘徊して御用になる残念美少女。
しかし、こうなったのには何か理由もあるらしく……?
ピンクのオープンな方。
ウイへの助け舟を兼ねて、コハルと共に無人島で海をエンジョイする裸ワイシャツ姿のハナコ。
…………水着?
夏だからと、いつもよりは自分を曝け出したいと思っているようだ。服じゃなくて心の方で。
トリニティ自警団
トリニティ領内をパトロールしている非公認の部活動。
活動内容はともかく、それぞれが好き勝手に活動していて当人らも全体像を把握しておらず、「団」と言えるのか疑わしい。
場合によっては正規の治安維持組織である正義実現委員会と真っ向から対立することもあるらしいが、別に組織同士の仲が悪いということはないようだ。
CV:社本悠
トリニティ自警団のメンバー。
正義感が強く、ストイックなのでクールに見えるが中身はわりと普通の少女。
スタングレネードを愛用しており、事あるごとに使用することから「トリニティの歩く閃光弾」の異名を持つ。
非行を働くスケバンへの対処は「制圧したのち電柱に縛り付けて耳元で音楽をかけておく」という独特な方法をとるがその本人の音楽センスが時代錯誤らしく(通称センス押し付けおじさん)スケバンたちに恐れられている。
CV:根本京里
トリニティ自警団のメンバー。
熱血すぎて一直線な行動を起こしやすく、
また自分や他人に痛いネーミングをするため自警団の中でも知名度がかなり高い。
外向的なタイプに見えて、
名字通りウザキャラだから……ではおそらくなく真面目さが裏目に出て人付き合いを怖がる重度のコミュ障な一面があり、友達は少ない。
かつて追い回していた
ライバル的存在(一方的)だったカズサがいまだにスケバンだと思い込んでおり、イベント「放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦」のストーリーはその彼女の行動を軸に展開される。
最終的に和解した後は放課後スイーツ部を始めとして、周囲との交流も増えている模様。
文字通り放課後にスイーツを食べることを目的とする。
どちらかと言えば友人グループの同好会に近く、作中では逆に珍しい普通の部活動。ただし目的のスイーツを手に入れるためだったら銃撃戦も辞さないところはキヴォトス人である
CV:水森ちこ(旧名:杉村ちか子)
放課後スイーツ部部員。主に
ミント系のスイーツを好んでいる。
その純朴な性格から他の部員に可愛がられている姫ポジションだが、実はスイーツ部の中で一番身長が高い。
なお放課後スイーツ部に正式な部長は存在しないが、部で何か事を起こすのはアイリがきっかけかつ中心となることが多いため
こういう時は流れ上彼女がリーダーを務める展開になりやすい。
トリニティの学園祭「トリニティ謝肉祭」にて、放課後スイーツ部の4人で組んだガールズバンド「シュガーラッシュ」のリーダー兼キーボードを務めるアイリ。
言い出しっぺは彼女であり、表向きは企画の景品にされた伝説のスイーツ「フレデリカ・セムラ」のためだが、それは建前にすぎない。
CV:真野あゆみ
放課後スイーツ部の部員。
背が小さく、自分の体形にコンプレックスを抱いているツンツン少女。
「シュガーラッシュ」のギター担当となったヨシミ。
なおバンドの衣装やシンボルは成り行きながら彼女が用意したものであり、この方面のセンスの良さが垣間見れる。
CV:
長縄まりあ
放課後スイーツ部の部員。
いつもぼんやりとしている自称ロマンチストで、哲学的なことをよく考えている。
仲間と一緒に
ロマンを共有したいという思いから、突拍子もないことを始めて周囲を巻き込んでトラブルを起こしがち。
CV:夏吉ゆうこ
放課後スイーツ部の部員。
クールで大人しく、周囲に振り回される役。
中学時代に「キャスパリーグ」と呼ばれた伝説のスケバンという過去があったが、その過去を固く封印して平凡で普通の青春を選んだ。
学業には真面目だがそんなに成績が良い方ではないらしく、度々シャーレに来ても自主学習を続けている事がある。
先生へのヒネた好意に定評があるキャラだったが、2024年に入って突如3Dショート動画シリーズ「先生、今週もお疲れさま、です」が不定期更新で展開、
その距離感(物理的・精神的両方)の近さから「後方彼女面」ならぬ「前方彼女面」なんて呼ばれる事も。
「シュガーラッシュ」のメインボーカル担当となったカズサ。通称バンカズ
ボーカルという目立つポジションになってしまったのは不本意な成り行きである。
普段は上着を羽織った姿のため体型面が曖昧だったが、今回はシャツ姿のためスレンダーなシルエットが露わになっている。
ミレニアムサイエンススクール
キヴォトスの中でも最大勢力の内の1つである学園。
保有する最先端の科学技術とそれらを開発・改良した生徒達の実績が評価されており、キヴォトスで「最先端」や「最新鋭」と呼ばれる技術のほとんどがミレニアム発。
ゲヘナやトリニティと比較すると歴史は浅いが、影響力は伝統ある両校に並ぶほどであり、ミレニアムを交えた3校が「キヴォトス三大マンモス校」に分類されている。
その性質上、ネームドキャラは理系インテリというかギーク系女子が多いが、モブは陰キャが多い。
天使や悪魔をモチーフとしたトリニティやゲヘナとは異なり、ほとんどの生徒はそういった外部パーツの無い「人間らしい」人間がほとんど。
「千年難題」と呼ばれる、今の技術では解けない7つの難題に立ち向かおうとする研究者達の集まりを前身組織として発足。難題に取り組む実験や研究の過程で研究機関が誕生し、規模が拡大していったという経緯がある。
ミレニアムで行われる研究の全ては「千年難題」の解決に至る手段であり過程とされており、校内での研究や発明にあらゆる支援を行っている。
……当然ながら資金は無限ではないが、生徒たちはそんなことを考慮したりしない。
そのため会計であるユウカは常に資金繰りに頭を悩ませている。
セミナー
他校における生徒会などに相当するミレニアムの統括組織。
本来は上述した「千年難題」という7つの難題を研究する為のグループだった。
CV:
Lynn
セミナーのトップであり、ミレニアムの生徒会長。
見た目は完全にキャリアウーマン。
「ビッグシスター」の
二つ名でキヴォトス全土に知れ渡っている。
優れた技術者であり、あらゆるものを自分の管理下に置きたがるため、校内の部活動はほぼ例外なく彼女の監視下にある。
実のところはミレニアム、ひいてはキヴォトスのためを思って行動する信念を持つ正義の人だが、そのためなら自分が罪を背負い憎まれようが構わず、非情に徹し、論理と合理性だけに従って行動できてしまう、覚悟が決まりすぎた人物。
それが災いしてヒマリには(自分を清らかな湧き水だとして)「
下水道」と呼ばれる等やたらに嫌われているほか、他のミレニアム生からも煙たがられるなど人望はいまいち。
その言動も含めて冷徹一辺倒に見えるが、
制作物のセンスはかなりズレているという愛嬌もある。本人はいたく気に入っていた様子だったが、口々に「ダサい」など酷評されてしまった時は流石のリオもちょっとだけ凹んでいる様子だった。だが技術は本物なので、どれだけ残念でも性能はすこぶる高い。
実装はかなり遅くなったが、ファンコミュニティではその大人の魅力溢れる容姿から家元めいた人気を集めていた。
CV:春花らん
セミナーの会計担当。実質的にミレニアム全体の会計担当。
計算を得意分野としており、秀才揃いのミレニアム全体でも指折りの鬼才。
生真面目で堅物な性格とその業務から一般生徒との折り合いが悪く「冷酷な算術使い」などと呼ばれてはいるが、その実面倒見は良い。
イメージが悪いのは会計を担当しており、厳しい事を言わなければならない立場に立たされることが多いせいである。
チナツ等と同じくチュートリアルから使用できるキャラの1人で、さらにその一環でメモリアルロビーも開放できる。
シロコと同様にブルアカの看板と言えるキャラである。
「晄輪大祭」に実行委員として参加したユウカ。
開催までは激務に追われていたが、前日にノアの陰謀計らいによってぐっすり眠ったおかげで疲れが抜け、テンションが高い。
ゆったりとした休息をとるべくパジャマに着替えたユウカ。
問題児のコユキパジャマまで用意して年越しパジャマパーティを開催しようとするが…… なお太ももが若干細く見える。
CV:鈴代紗弓
セミナーの書記。ミレニアムで出願される特許を管理する弁理士も兼ねている。
ティザーPVをはじめ様々な部分で存在は示唆されていたが、サービス開始から1年半以上経って登場。
一度見聞きした内容はほぼ完璧に暗記できるという非常に優れた記憶力の持ち主。
見た目の印象通り落ち着いた人物だが、ユウカに対しては意図的にからかってみたりと悪戯好きな側面を見せる。
エイプリルフール企画でのユウカのアイドルデビューにもノリノリで許可を出したり。曰く「感情表現が豊かなので楽しい」とのこと。
詩を書くのが趣味だが、肝心の詩集はミレニアム最高の不眠症の治療法として扱われ、誰も読んだ後にちゃんとした感想を言ってくれないなど少々独特なものらしい。
愛用する武器「書記の採決」のデザインはモデルガンメーカー「
東京マルイ」監修でデザインされたオリジナルのものである。
やかな休息を楽しむため、パジャマに着替えたノア。
なお当のイベント内ではホラー映画さながらの恐怖の対象となっている。
CV:乾夏寧
セミナー所属の超問題児。
しいたけ目の一見憎めない三下後輩キャラだが、「直感で暗号システムを瞬時に解除できる」というチート級の能力を持っており、ミレニアムの高性能コンピューターですら時間がかかるような暗号解読をほんの一瞬でやってしまうため、彼女の前では電子的セキュリティは無意味。
しかし能力を行使するにあたり倫理観が絶望的に欠如しており、その能力でトラブルを起こしては捕まり、下手に外部に出すわけにもいかないためセミナー預かりで収容しているが、その能力で脱獄を企て……ということを繰り返している。
実装に際してはどんなことになってしまうのか大いに心配されたが、意外にも彼女なりの悩みがあったり、思ったより常識が通じる面があることが判明する。
特異現象捜査部
リオが創設したセミナー傘下の特務機関。
デカグラマトンのような科学では解明出来ない超常現象の追跡・研究が主な業務。
CV:
ゆかな
特異現象捜査部の部長。
車椅子に乗ったおしとやかな見た目の
汗も滴る超絶美少女。
元々はヴェリタスの部長だったが、リオによってここに配属させられた。
儚げな雰囲気だが「
史上3人しかいない『全知』の学位を持つ、超天才清楚系病弱美少女ハッカー」ほか様々な称号を自称し、隙あらば自己賛美という超図太い性格の持ち主。超天才ハッカーなのも清楚系病弱美少女なのも事実ではあるのだが……。
そのように自由奔放で茶目っ気たっぷりだが、そんな言動の印象とは裏腹に根っこの部分は善良。
CV:松永あかね
特異現象捜査部の部員。
特異現象捜査部は元々エイミのみの部活動で、特に任務も与えられていなかったが、ヒマリの部長就任により本格的に活動を開始した経緯がある。
口数が少なくぼーっとした雰囲気だが、効率主義で頭の回転は早く、ヒマリに代わって体を張る現場要員。
本人がある意味特異現象と言えるほどの暑がりであり、上半身は全部はだけて下着同然のものすごくラフな格好をしている。
なおこんな格好だがデザイナー的にはまだ露出度が抑え気味と衝撃の事実である。
水辺への調査に際して普段着と変わらんビキニを用意したエイミ。
なお、水辺というのは海も凍り付くほど極寒の氷海地域である。実装も冬。
C&C
正式名称はCleaning&Clearing。
表向きはミレニアムへの奉仕活動を行う「
メイド部」に偽装しているが、その正体はミレニアム最強のエージェント集団であり、ミレニアムの公認武力組織。
自治区内の不届き者や校内の過激サークルは、彼女らの「ご奉仕」によって綺麗さっぱり「お掃除」されるとのこと。
表向きの姿以外にも「ミレニアムに奉仕する」という意味合いからメイド服が制服状態だが、学校の制服も着ないわけではないようだ。
作中は「戦うメイド」の描写が目立つものの、メイドとしての本業である給仕のスキルも高い。
CV:
小清水亜美
「C&C」のリーダー。コールサインは「
ダブルオー」。
かなり小柄でメイド服の上に
スカジャンを着ているというチンピラな外見と言動だが、実は世話焼きで面倒見がよい。
3年生ながら身長は146cmと非常に小柄で当人も気にしているいため、身長の話題と「ご主人様」と呼ばせることは彼女の地雷。
見た目に反して(?)、ゲヘナの空崎ヒナ、トリニティの剣先ツルギと並ぶミレニアム最強と言われる実力者で、近接戦闘ではキヴォトス最強を自称する。
バニーガールが正装だというクルーズ船への潜入任務のために着替えたネル。
どうも丁度いいサイズの物がなかったようで胸元が危なっかしい。
「メイド服より動きやすい」とまんざらでもなさそうだが、それはそれとして集まる視線にはキレる。
(一応)ミレニアムEXPOのガイドため制服に着替えたネル。
リオの依頼でミレニアムEXPOの裏で起こっている事件を解決すべくセイアと共に奔走することになる。
CV:長谷川育美
「C&C」所属のエージェント。コールサインは「ゼロワン」。
妖艶な容姿に反して陽気で能天気だが恐るべき強運・直感力を持ち、「C&C」ではネルに次ぐ戦闘力を誇る。なお胸部の戦闘力はレベチ
初対面時以降、先生を「ご主人様」と呼び慕う大型犬みたいな女子。
クルーズ船での潜入捜査のため、水色のバニー服を纏ったアスナ。
潜入と言いつつ持ち前の剛運でゲームで派手に勝ち、逆に目立ってしまったりする。
セルラン的な意味でブルーアーカイブの救世主。
ミレニアムEXPOのガイド兼護衛を務めるにあたってメイド服から制服に着替えたアスナ。
ただし授業などを受ける際はこちらの姿らしく、普段着の可能性もある。
CV:沼倉愛美
「C&C」所属のスナイパー。コールサインは「ゼロツー」。
イオリよりさらに黒寄りの褐色肌が印象的。メンバーの中では最も慎重で、ブレーキ役を担当している。
なお、漂わせるクールな雰囲気に反して成績は悪い。
かつてはセミナーの保安部門に所属していたようだが、戦闘やら諜報活動に気疲れしたのと、自身の夢のためにC&Cに移籍したらしい。
潜入捜査のために黒いバニー服を着用したカリン。
潜入捜査のためだからといたって冷静……なように見えて、周りからの視線は割と気になっている。
ミレニアムEXPOのガイド兼護衛を務めるにあたってメイド服から制服に着替えたカリン。なお制服姿は気に入ってるらしく内心ウキウキしている。
なお相変わらずキャラスト時の先生はキモい
CV:
原由実
「C&C」所属のエージェント。コールサインは「
ゼロスリー」。
あらゆる面での「掃除」が得意。敵対者を殲滅する意味も含めて。
古風なメイドの佇まいをしたメガネっ子で、他メンバーに比べてメイドの体裁を重んじる部分がある。
爆発物を使った「お掃除」を得意とする。
バニー服に着替えたアカネ。どうやら彼女の羽織っている上着には大量の爆弾を仕込んでいるのだとか。
イベント復刻とともに実装。
CV:
石川由依
第五の「C&C」エージェント。コールサインは「
ゼロフォー」。
入学時からリオの専属ボディガードを務めていたため、同じC&Cメンバー、リーダーのネルですら彼女の詳細を知らないという異色の存在。
素の戦闘力は不意打ちとはいえネルを制圧するほどの実力者。
また来るべき戦いに備えてリオが開発したパワードスーツ
「アビ・エシュフ」を装備するとさらに戦闘能力が跳ね上がる。
パワードスーツのレベルが上がるたびに露出度が高くなる。
感情を表に出さず機械のように任務を遂行するが、表に出さないだけで感情そのものは豊か。
そのため真顔で平坦な口調のままボケたり図太い発言を放つ。ピース、ピース。
先輩たちに倣って「ブルアカで話題のコスチューム」(CMにて本人談)を着たトキ。
日頃から「C&Cとして先輩と同じことがしたい」という思いがあったため、内心喜んでいる。
通常衣装のトキは限定だが、こちらは恒常ガチャからも排出される。
ミレニアムのITエンジニア集団。しかしその実態は非公認のクラッカー集団。
クラッキングや盗聴、データ窃取といった諜報活動、ソフトウェアエンジニアリングはお手の物。
元はリオと対立するヒマリが結成した反セミナーの非公認部活だが、リオ以外のメンバーとは普通に付き合いがあるのでセミナー公式の要請は受けないが、ユウカやノア個人の依頼なら請け負う関係。
CV:山村響
クール系メガネ少女。ヒマリやウタハら親しい間柄の生徒からは「チーちゃん」と呼ばれている。どことは言わないが結構でかい。
本来は副部長だが、本編時点では部長のヒマリが特異現象捜査部に引き抜かれている為、代理でトップを務めている。
何かと問題児が多いヴェリタス……というかキヴォトスにおいて珍しい屈指の常識人で、倫理観の薄い部員たちにハッカー倫理を説いている善人。
セキュリティシステムの管理やプログラミングなどで外回り営業もこなしており、非公認のため部費が支給されないヴェリタスの活動費はほとんどチヒロが稼いでいる。
固有武器の説明は結構物騒。
CV:貝原怜奈
秀才だらけのミレニアムにおいて頭一つ抜けている屈指の天才で、ミレニアムで生み出される最先端の機器のほとんどは彼女の手によって開発されている。
しかしその実績や知識を鼻にかけることなく、他人の話を聞いてあげたり相談に乗ってあげる良い子。
エナドリを常飲し運動は大の苦手という超インドア系。絆ストーリーにおいても彼女の運動不足具合がよくわかるものがある。
不摂生な生活を見かねたママチヒロに山登りに連れ出され、エナドリもインターネットもドローンも没収されてしまったハレ。
深刻なカフェイン中毒に陥っており、カフェインが切れると危険行動をしだす。
CV:高川みな
淡々とした話し方の無表情メガネ少女。
趣味は盗聴で、先生相手でも遠慮なく盗聴しようとする。
後輩に対しても敬語を使うタイプであまり喋る方ではないが、ネット上だと饒舌になる。
ガチャ演出での機械的すぎる「ミレニアムガクエン」がコタマを代表するネタだったが、後に「『ミレニアム学園』という表現が設定上正しくない」ことを理由に修正されて普通に「ミレニアムサイエンススクール」と言うようになった。
外出する気はなかったものの、普段は録音しづらい環境音を収録できるという名目で渋々キャンプに付き合うことになったコタマ。
別バージョンは「(バージョン)(キャラ名)」と略されることが多いが、キャンタマと略してはならない。
CV:
三上枝織
赤髪で二つついたお団子ヘアーが特徴的な少女。
アーティストを自称し、グラフィティが趣味。センスは抜群だが、興が乗ればどこでもグラフィティを描こうとする困った癖があるトラブルメーカー。
ヴェリタスのロゴを作成したのは彼女。
寒い冬にあわせて暖かい格好に着替えたマキ
本人は当初は乗り気がなかったが新しいインスピレーションを得たことでそれなりに楽しんでいる。なおネットに共有できないことは残念に思っている。ついでケブラにNTRた
エンジニア部
ミレニアムのハード担当。所属する生徒は「マイスター」と呼ばれ、銃器のメンテナンスも請け負っている。
紛れもない天才の集まりなのだが揃いも揃ってこっそり変な機能を組み込んだり、予算度外視でロマン全振りの機械を開発したりするため騒動の原因を作りがちなミレニアムのやべーやつら。
「天才とバカは紙一重」を地で行く存在。
先生からもしれっと美食研や温泉開発部といったゲヘナのやべーやつらと並ぶ問題児と見做されている
CV:青地希望
エンジニア部の部長。クールで真面目な王子様系……だが上記の通りの問題児なことには変わりない。
「雷ちゃん」というロボット(ターレット)をいつも引き連れている。
実は演歌が十八番など、中にこもりがちなエンジニア部の中では割と行動的。
ヒビキ特製の応援団長衣装に身を包んだウタハ。
ストライカーにクラス変更しているが、本人ではなく随伴する「雷ちゃんMK-Ⅱ」が攻撃を行うという風変わりな特徴を持つ。
CV:
名塚佳織
ミレニアムでは珍しい獣耳と尻尾持ち。
ダウナー系で社交性に乏しいが工学の腕は確か。……確かなのだが、必ず1つは妙な機能が搭載されており、やたらBluetooth機能を搭載したがる。
他の部員と比べて装いは
作業に絶対適してないオシャレなもので、趣味はコスプレ。
また唯一の武器種:MT……
迫撃砲の持ち主。
チアリーダー衣装に着替えたヒビキ。
ただし時間の都合で昔作った衣装を流用しているせいで、スカート丈や縫製の粗さが気になっている様子。
CV:篠原なるみ
エンジニア部所属の
メガネっ娘。
非常に博識で、
物理学や機械について話すと止まらなくなる悪癖がある。説明しましょう!
ラフな装いでシャツから顔を出す豊かな胸元が目を引くが、よく見ると下もスカートが閉じておらずそこからへそが見えるというラフを通り越して異常な服装である。
ヒビキと同じチアリーダー衣装に着替えたコトリ。メガネは運動に適さないという現実的な問題により外された。イベント復刻に伴いプレイアブル化。
そのため立ち絵はイベント初出時から存在したが、お腹の肉がスカートにちょっと乗っているという衝撃的な姿によって一部の関心を集めていた。
別にそれまでそういう要素はなかったのだが、まあインドアだしなあ……
名前の通りビデオゲーム開発サークルで、メインストーリーVol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ編」の主役。
「VRですら古い」とまで言われるミレニアムの技術水準の中で、16bitのレトロゲームに拘りを持つ。
当然ミレニアムの目的にそぐわない活動な上、実績もほとんどないため部の存続は常に危うい。
CV:
徳井青空
ゲーム開発部のシナリオライター。双子の姉の方で、名前通りピンクがイメージカラー。
陽気な性格でジャンルを問わない生粋のゲーム好きなのだが、腕前のほうは今一つな模様。
ミドリとの仲はもともとはそこまで良好ではなかったようだが、開発部部長のユズが作ったゲームをきっかけに意気投合。
それがゲーム開発部に入部するきっかけになっている。
とある事情から、C&Cと間違われてメイド服(ネルの予備。体格の関係で全員そうだが)を着て仕事をすることになったモモイ。
やはりと言うかメイドとしての仕事は余りこなせてない。
CV:
高田憂希
ゲーム開発部のイラストレーター。双子の妹の方で、もちろん緑がイメージカラー。
やや内気な性格で元々ゲームにさほど興味は無かったが、姉と意気投合した経緯でゲームにハマり共に入部した。
主にパズルゲーム好きで、おとなしいイメージに反して割と負けず嫌い。
とある理由でメイド服を着て仕事をすることになったミドリ。
姉とは違いメイドの仕事はそつなくこなせる。
CV:
田中美海
ゲーム開発部所属の生徒。
元々はミレニアム郊外の立入禁止区域「廃墟」で発見された正体不明の少女だが、紆余曲折を経てミレニアムの生徒となった。
発見当初は機械そのものな言動をしていたが、急いで情操教育を施すためにゲーム開発部によってラーニング(という名のゲーム漬け)を受ける。
そして最終的にレトロRPGをベースとした言動をするようになった。
その経歴から、二次創作やファンコミュニティではネットミームを喋らされることが多い。
使用武器は巨大な
レールガン。
エンジニア部が大金をかけて開発した
が宇宙戦艦への搭載を前提とした仕様のせいで誰にも扱えずに倉庫の肥やしとなっていたものを譲り受けている。
成り行きでメイド勇者にクラスチェンジしたアリス。
メインストーリーでのとある出来事からメイド服に対する苦手意識を公言していたが、なんとか乗り越えている。
CV:寺澤百花
1年生にしてゲーム開発部の部長を務めるおでこちゃん。というか、才羽姉妹が来るまでは他の部員がいなかった。
大のコミュ障で、1日の大半の時間をゲーム開発部の部室にあるロッカーの中で過ごしている。
常識外れの反応速度や動体視力を持っているためゲームの腕は超人的で、「UZQueen」の
ハンドルネームは
ゲーマーの間で有名。
ミレニアム印のパーカーを珍しくきっちり締めて着用し、下は素足サンダルというルックスが特徴的
で、まるで下に何も着てないように見える。
アリスに眠ってたもう1つ人格データでありアリスに使える従者
最終編でアリスの代わりに消滅したのだがもしものためにセーブデータを残しており、暫くの間キーホルダーにデータを移されていたがその後リオとヒマリによって完全復活を果たす。なおキーホルダー状態でも意思疎通が出来なかっただけでちゃんと意識があったらしく復活した途端ママっぷりを発揮しアリスに対する扱いに対してゲーム開発部を叱りつけた。その後リオによってクソダサい肉体を与えられた。一応リオにはちゃんと自分に命を与えてくれたことを感謝を述べてはいる。またブルアカの世界的にも一つの命と認識されてるらしくちゃんとアリスに似たヘイローが頭に出現している。
トレーニング部
ミレニアムのトレーニングジムを管理・運営している部活動。
インドア派の多いミレニアム生の健康の為にトレーニングを推奨している。
CV:
今井麻美
トレーニング部部長。
スポーツに情熱を注ぎ、世の中のすべての問題は筋肉と運動とで解決できると信じている脳筋。
一方で科学的な観点や理論を取り入れたトレーニングを実践したり、音を上げそうになるレイを
口車に乗せるうまくコントロールするなどミレニアムらしい理系の面もある。
球場のビール売り子もといプロテインシェイクの売り子になったスミレ。実はとある事件を追うための変装だったりする。
同イベントでは彼女にとってのトレーニングとは何なのかや人となりが深堀りされている。
CV:稲垣好
元々は野球部所属だが、自分の一番の課題が根本的な筋力不足にあると考え、ホームランを打てるようになりたい一心で期間限定でトレーニング部に入部してきた生徒。
打率が1割を切っているが4番。そしてエース。
弱小野球部だが期待の新人らしい。
スミレのスパルタ教育に音を上げそうになっているが、そのたびにスミレの口車に乗せられて継続している。
なおトレーナーだけで下の服はどうなってるかは不明だったが
どうやらブルマを履いている模様。
疑似科学部
疑似化学に基づいて商売などをしている部活。
過去に「水は知っている」「ピラミッドパワー」「電磁波防止ステッカー」などの怪しげな事業プロジェクトを進めていたものの、当然セミナーもといリオに予算を止められ現在はほぼ活動停止状態。
その一方、各所でマルチ商法を始め詐欺に近い商売をしている事がグループストーリーやキャラスト等で判明している。
元部長。
疑似科学を信奉しているのか、過去に科学的根拠の乏しい詐欺まがいの商品プロジェクトの予算を停止させられ、それを理由にリオを逆恨みしている。
リオは言われるまで覚えてなかったが
一方で仲間と認識した人物に関しては見捨てずに助けるなど義理固い側面は持ち合わせている。
顔芸が多いせいで何処ぞの駄女神に似てると言われている
百鬼夜行連合学院
グルメ、温泉、お祭りなど、観光業の運営を主体に活動している学園。
かつては戦乱の絶えない自治区だったが、紆余曲折を経て現在の自治区の連合形態として成立した。
それぞれ独自のルールを定めている部活や委員会が連合を組むことで成り立っており、その性質上正式な生徒会が存在しないが、「陰陽部」が他校におけるそれに相当する役割を担っている。
建物の建築様式や文化を見るに、モチーフは日本とみられる。
陰陽部
百鬼夜行における実質的な生徒会。
観光PR活動や興行活動なども行っている。
陰陽部の部長で、前述の事情のため事実上の百鬼夜行のトップ。
糸目にいつもニヤついた笑顔と、常に怪しい雰囲気を醸し出している策略家。
部長らしく学園の危機にはしっかり立ち向かうものの、基本周りを振り回しまくっている。
名前通り「にゃはは」という笑い方をする。
CV:松井恵理子
陰陽部所属の少女。
ニヤとは違ってまじめな性格で、「部長より部長らしい」と呼ばれることも。そのためいつもニヤには振り回されている。
…そしてチセの大ファン。内心では完全にチセのことを溺愛しているが、頑張って表に出さないようにしている模様。
CV:嶋村侑
陰陽部所属の不思議ちゃん少女。
神秘的な雰囲気のために同学園の生徒から様付けされるほどに崇拝されているが、本人は自覚が無い。
趣味は俳句。
海辺でワタリガニを見つけ、引き連れてきたチセ。
本人曰く「夏休みにきらきらを見つけて、俳句erとして成長する」のが目標らしい。
修行部
各々が自らの目標のために修行を行う部活…なのだが、各々が独自に活動しているので実態は非常に曖昧。
周囲からは変わり者の集団として認知されているが、修行の一環としてパトロールなどの奉仕活動も行っているので評判は良い。
CV:白砂沙帆
修行部所属の大変如何わしい格好と悩ましいスタイルをお持ちの少女。部長。
「眠り姫」の二つ名を持ちいかに安眠できるかの修練を欠かさないが、怠け者というわけではない。
寝込みを襲われても攻撃を回避できる変わった特技がある。
ゲヘナ学園の修学旅行を運営するためにウミカが用意した服を着たツバキ。
普段とは真逆のきっちりとした制服姿となっているが、代わりに服の一部分が明らかに悲鳴を上げている。
寝てばかりいるように見えるが、実はものすごく実務能力が高く、仕事を手早く済ませてしまう実力者だったことが判明。
CV:田中理恵
修行部所属の少女。
大和撫子に憧れており、良妻賢母になるための修行を欠かさない。
観察眼に優れ、その能力は
読心術とまで評される。
「オキシトシンハグ」と称して先生に対し積極的にスキンシップを取ろうとしてくる。
リゾートでの騒動に巻き込まれるシズコに協力することになったミモリ。修行部の皆様何とは言いませんが全員大きすぎません?
その観察眼は海の家でも発揮され、来客の注文を聞かずとも分かるんだとか…
CV:
加藤英美里
修行部の最年少。幼く背丈は低いが体の一部は大きい。
明るく元気だが、思い込みの激しさから騒動を起こすトラブルメーカー。
趣味が
カブトムシを捕まえる事だったり、カブトムシを始めとした昆虫をモデルにしたカードゲーム「ムシクイーン」のレアカードに目が無かったりと、趣味嗜好は男子小学生そのものである。
お祭り運営委員会
百鬼夜行におけるお祭りの計画・運営を行う組織。
学内外を問わず、依頼があればイベントのプロデュースを行っている為にキヴォトス中にその名を轟かせているお祭りのプロフェッショナル。
CV:森永千才
お祭り運営委員会の委員長であり、キヴォトス全域でも名が知れ渡るほど人気の老舗
喫茶店「百夜堂」の看板娘兼オーナー。
普段は「百夜堂で働いているドジっ子な女の子」を装っているが実は打算的で、お祭りと商売のためなら何でもやる。
ただし、そのまた裏に隠れた性根の部分は人に優しく卑劣な行いは許さない善人でもある。
事業拡大と称して海の家を営業したはいいが、リゾート・バトルロイヤルに巻き込まれた挙句、一連の黒幕に仕立て上げられていたシズコ。
だがそんなことでめげる彼女ではなく、逆に仕立て上げられた立場を利用してリゾートを統一しようとする……というのが主役イベントのストーリー。
CV:木戸衣吹
お祭り運営委員会の一員。
任侠映画が大好きで言動にその影響が色濃く、言葉遣いは片言という典型的な外国人キャラ(キヴォトスでは外国人も何もないが)。
どうも他校から百鬼夜行に編入してきたらしい。
CV:新田ひより
お祭り運営委員会の一員。
雰囲気は清楚でマトモそうに見えるが、その本性は大の「お祭りオタク」。
さらにシズコに対して妙な執着心があり、水着姿のシズコに興奮したり、慌て顔を需要があるはずと写真に撮ったりと変質者みたいな行動をする。
忍術研究部
忍者の研究と魅力を啓蒙する為に結成された部活動。
ただし非公認なので無許可で居座っている旧校舎の片隅を拠点にひっそりと活動中。
一見するとごっこ遊びグループだが、ガチの忍術を使える1名を抜きにしても、諜報員的な意味での「忍者」の役目を本当にこなせる能力は備わっていたりもする。
ついでに全員一定の戦闘力も何故か備わってるため、本編では本人達が気付かぬうちに半ば陰陽部直属の私兵扱いになっている。
CV:
水橋かおり
忍術研究部の部長。
古今東西の忍者作品を知る忍者マニアで、先生とのファーストコンタクトの際も初手で
某忍殺ネタを取り入れている。ドーモ、ミチル=サン。
しかし実践する忍術はからっきし。
忍者のすばらしさを布教するために動画チャンネル「少女忍法帖ミチルっち」で配信活動を行っているが、成果は芳しくない模様。
ちなみにカフェでのセリフによると登録者100人に最近なんとか届いたらしい。
2023年エイプリルフールでは実際にYouTubeで配信された。
ポンコツ気味であり、声の尋常じゃないへにょへにょっぷりもインパクトが強い。
しかしその一方で、自身の忍者趣味を明かして馬鹿にされることを恐れるなどナイーブな一面も併せ持つ。
CV:
阿澄佳奈
「キヴォトス最強の忍者」を目指している、忍術研究部所属の一員。
出会った時の一件以来、先生を「主殿」と呼び忠誠を尽くす無邪気な狐娘……というかわんこ。
実際に身代わりの術などの忍術を使用可能だが、これはキヴォトスの常識からすると異常なことで、
本質的には技術ではなくイズナのフィジカルに物を言わせたごり押しであるため、イズナ以外には真似できない。
なお身代わりの術に使う身代わりは、よくある「丸太に適当な服を纏わせただけのもの」ではなく、
1つ1つイズナの手作りで作られているぬいぐるみを使っておりかなりコストがかかっている(ローディング1コマ漫画より)。
ミチルとツクヨに選んでもらった水着に着替えた夏仕様のイズナ。
EXスキルではビーチバレーの術と称して流星ブレード超強力スーパーシュートを叩き込む。バレーなのにシュートでいいのだろうか……
絆ストーリーでもビーチで主殿こと先生と修行に励むが、なぜか泳ぎだけは頑なに遠慮しており……?
なおイズナ流忍術は本人のフィジカルによるごり押しではあるのだが、ラムネ瓶を媒介に銃を空中から召喚するような動作を見せており、ファンタジーな方の忍術にも手を出し始めた疑惑がある。
CV:後藤彩佐
忍術研究部の一員。元々忍者に興味があったわけではないが、ミチルを慕って入部した。
身長180cmという大柄な体格の持ち主で(現在プレイアブル生徒の中では最大)、外見をからかわれ続けた影響で引っ込み思案。
学芸会で木の役ばかりやらされた経験から、身代わりの術で木に紛れることだけは得意。
百鬼夜行連合の均衡を保つための調停者として設立された機関であり、他校でいう風紀委員会や正義実現委員会のような治安維持組織。
元々は百鬼夜行連合学院が連合する遥か昔、自治区に分かれて争っていた時代に大預言者クズノハによって設立され、紛争を調停したという。
現在は委員長及び副委員長が行方不明となり、組織自体活動を停止している。
「百鬼夜行(校名)」と「百花繚乱(組織名)」が紛らわしい。
CV:
小松未可子
百花繚乱の幹部の1人で、情報収集に長けた参謀タイプ。
クールでかなりのリアリストかつ辛辣な言動が目立つが、世話焼きな側面もある。
動物モチーフのような外見の生徒は多いが、
珍しく尻尾もある。
先生への斜に構えた態度と裏腹なデレっぷり・現れる感情の重さから「先生ガチ勢」の一角としてやたらに名を上げている。
CV:小市眞琴
一本角が特徴の百花繚乱の幹部の1人で、キキョウの幼馴染。
溌剌とした人物で、物事に全力で打ちこむことを信条とする根っからの体育会系だが、「青春」に関心が強く文化系にも憧れを抱いている模様。
CV:村上まなつ
百花繚乱の一員であることを誇りに思っている、自称「えりーと」の少女。簡単に言えばコハルの同類
とはいえ本当に成績優秀で由緒正しい家の出身であり、どんなことがあってもめげずに直ぐに立ち直れるほど芯が強い。
「かでのこうじ」と読む超激レア姓、ボイスだけが公開された時に「身共」というレア一人称のせいで名前がミドモ疑惑が生じたりと名前まわりのネタが多い。
百花繚乱の副委員長。ナギサの誤植ではない。
クールな見た目だがどこか掴みどころがない不思議な人物で、常に右腕を隠しているが・・・?
その実際の内面は非常に自己評価が低く臆病な性格であり、普段の振る舞いは弱い部分を見せないための演技である。
自己評価が低いだけで百花繚乱をまとめられるだけの能力は十分持っており周囲にも認められている。
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ネタバレ |
百花繚乱の委員長であり幼馴染のアヤメを「黄昏」と言われる存在から助ける際手を伸ばした右腕を負傷してしまい、それが原因で右手が不自由になってしまった。
このため右腕を上着で隠すようになってしまった。
また黄昏に飲まれて消滅する寸前にアヤメから言われたある言葉が相当なトラウマになっている。
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百花繚乱紛争調停委員会の委員長であり、副委員長のナグサとは幼馴染の関係。現在立ち絵がないため不明だがどうやら陽キャぽい雰囲気だった模様。突出した能力の持ち主で、数多くの活躍を残し慕われていたが、それが他委員の依存といった壁も生んでいた模様現在はとある事情で行方不明どころか生死不明になっている。
魑魅一座
昔から百鬼夜行で問題を起こしている集団。
ヘルメット団のように多くの分派に分かれており、各々が好き勝手にやっているようだ。
魑魅一座・路上流のリーダー。
部下を引き連れ百鬼夜行内で騒ぎを起こすも、いつも百花繚乱に返り討ちにされている。
タヌキ(
アライグマ?)系。これまでにもツバキやミチルがタヌキ系だったが、その中でもタヌキっぽさ強めで幼い容姿。
山海経高級中学校
中国風の学園。「せんがいきょう」と読む。
「高級中学校」とは、日本における高等学校(高校)に相当する中国の教育機関のこと。
保守的かつ排他的な生徒会組織「玄龍門」と、革新的な商人たちの集まりである「玄武商会」との確執が強いことで有名。
組織の固有名詞やデザインこそ中国風だが、生徒の名前に関しては他と同様に日本風である。まあそれを言うと西洋風の学園もありますからね。
名前の由来は同名の古代中国の地理誌「山海経」。
玄龍門
山海経を統括する生徒会兼治安組織。宮城のような「六和閣」を本拠地としている。
伝統や慣習を重んじる気風が強い為、変革を求め外の文化も取り入れる玄武商会との折り合いは悪い。
また、現行の玄龍門はリーダーである「門主」キサキのカリスマ性でどうにか幹部の暴走を抑えている状態で、中にはキサキの意向を無視する者や裏社会と繋がりのある者までいるなど、割と危うい状態でもある。
モブ生徒の服装は黒スーツにグラサンとマフィアのそれ。
CV:
相坂優歌
山海経の生徒会組織、「玄龍門」のトップ。外部からは「山海経の黒い君主」と呼ばれている。
その容姿は
どっからどう見ても幼女。一人称は「
妾」で、いわゆる「のじゃロリ」。
見た目に反して、会長らしい風格を持ち、生徒からも慕われている。
どこぞの付け髭とは大違いである。ただやっぱり身長のコンプレックスはあるらしく、シュン曰く「
背を伸ばすためのばんざい体操を続けてみたが全く効果がなかった」とのこと。玄武商会のルミとは幼馴染で現在でも親しい仲である。
ぶっちゃけお互いの組織の生徒が勝手に敵対してるだけの状態である。
初登場は最終編であり、ばんざい体操のエピソードが事前に語られていただけで登場シーンはほんの僅かだった。のだが、その容姿がすぐさま
ロリコンの先生達に大ウケ、存在の判明・登場から長い間未実装だったが、その時から高い人気を得ていた。事実、公式Xでの実装告知が公式垢全ポスト中でいいね数歴代2位、閲覧数、RT数が歴代ぶっちぎりトップになるほど。
なおコスプレ好き疑惑が出ている
CV:
佐藤利奈
「玄龍門」の執行部長であり、キサキの護衛担当。
一見クールでハードボイルドに見えるが、実は
ノワール映画が大好きで、進んでそういうキャラを演じている。
そのため、何かにつけて大好きな映画の名台詞の(的外れな)引用をよく行うなど、残念なところも目立つ。
山海経の陸八魔とか女版ハーフボイルドとか言わない
ただしキサキに対する個人的な忠誠心は高く、仕事人としても優秀なかつちゃんと決める時は決める
やっぱり山海経の陸八魔とか女版ハーフボイルドである。
玄武商会
山海経の商人連合で、特に料理に関してはキヴォトスでも有数の知名度を誇る。
変革を求め山海経の外の文化も積極的に取り入れる気風から、排外的かつ伝統を重んじる玄龍門とは犬猿の仲。
……のように見えるが、上述の通りそれぞれのトップであるキサキとルミの仲は別に悪いわけではないため、部員同士がいがみ合っているだけだったりする。
CV:
青山吉能
山海経の商人連合、「玄武商会」の会長。
料理をこよなく愛する少女で、その腕はキヴォトス中に知れ渡っており、玄武商会の目まぐるしい発展は彼女なしには成せなかったとか。
新しいものが大好きで、興味を持った食べ物はすぐさま自分の料理に取り入れてみる性格。
その試作品の多くは何とも言えぬ味がするとか
その性格が玄龍門との争いの火種となっているが、本人は争いには興味がない。また上記の通りキサキとは親しい仲であり本人曰く妹みたいなもの。
本来なら玄龍門のトップもしくは幹部クラスになっていたと思われる様子がある。
よく愛が重い生徒の事を「湿度が高い」と表現するが、彼女のメモロビでは大量の湯気が立ち上る料理場であるため物理的に湿度が高い。もちろん前述の意味でも結構高湿度。
なおイベントで幼女バージョンも登場したがこちらは未実装。
CV:菅沼千紗
「玄武商会」の一員。ルミの護衛を務める。
チャイナドレスの上からジャージという変わった格好、そしてなんとも扇情的なボディが非常に特徴的。
カンフーものをこよなく愛し、ことあることにカンフーを結び付けたがる。
護衛専門なわけではなく玄武商会本店のマネージャーとの兼任であり、そちらも卒なくこなす能力がある。
初登場イベントの際はルミとミナが実装であった為、復刻時に実装されると思われていたが、イベント復刻時にもまさかの未実装……だったがもう1年待つとはならず別の山海経イベントでキサキと共に実装が決定した。
訓育支援部「梅花園」
幼稚園に相当する部活。
山海経は幼児の教育に力を入れているため、あらゆる派閥から保護を受けた中立地帯。ここに手を出すことは山海経におけるタブーとされており、玄龍門だけでなく玄武商会も敵に回すことになる。
ここで保育士に相当する職務は「教官」と呼ばれ、玄龍門幹部に匹敵する権限が与えられるが、あくまで名目上の権威で実態の伴う力は無く、あまりの忙しさから学生として受けるべき授業に殆ど出られないという滅私奉公のデメリットを抱えている。
園児たちはキヴォトス人らしく白リン弾をおもちゃ代わりに遊ぶなど元気一杯の子供たちであるため、苦労もそれなりに多い様子。
CV:
伊藤静
「梅花園」の教官の少女。……少女?
一応山海経高級中学校3年だが、年齢は極秘となっている。
ナイスバディかつ園児達からも信頼の厚い年長者だが、実際には甘えたがりな一面もある。
年齢極秘……?などとネタにしていたら、サヤの「若返りの秘薬」で幼い頃の姿にされてしまったシュン。
梅花園の仕事はこの姿でもこなしているようだが、精神も幼女寄りになっているようで何かにつけて遊びたがる。
(幼女)という身も蓋もない分類が話題を呼んだ。
CV:
五十嵐裕美
「梅花園」の教官の少女。
シュンの妹だが、こっちもこっちで年齢がアレ。
なんと
11歳、本来は小学生の年齢である。
優れた学習能力が認められたことで飛び級し、そのうえで教官の権限を与えられている……というよくよく考えるとかなりのエリート。
「ココナちゃん」という愛称で呼ばれているが、本人はレディとして扱ってほしいため不服な模様。
ピーマンとニンジンが食べられない以上まだレディの道は遠そう
練丹術研究会
不老不死の霊薬を研究する部活だが、サヤがしばしば周囲を巻き込んで騒動を起こす為に評判は良くない。
前会長は七囚人が一人、「五塵の獼猴」申谷カイ。
彼女がキサキによって手続きを無視して追放されたこともあって今だにサヤを部長と認めていない者も多く、それどころかカイの信奉者が工作活動まで行っていた。
CV:
田村ゆかり
錬丹術研究会の会長を務める少女。一人称は「ぼく様」。
「ネズ助」という
ネズミの相棒がいる。
紛れもない天才であり、不老不死の霊薬の研究をしているが、新薬の実験に無断で周りを巻き込むせいで避けられており、基本的に
ぼっち。
キサキの事情を知る数少ない人物であり、彼女の体調管理や薬の調合を行っている。
しかし、肝心の錬丹術研究会の生徒には未だにカイを慕う者が多い為に信頼の置ける仲間がおらず、部内では孤立せざるを得ない状況である。
それはそれとして実験と称して周囲を振り回しているのも確かなのだが。
オフの時は意外とアウトドア派な、スケートボードを携えたサヤ。
京劇部
山海経の伝統的な演劇である「京劇」の興行や保存・制作を行う部活動。
京劇部の部長。バツグンのスタイルと際どいチーパオ姿で、クロヒョウを思わせる獣耳と尻尾がついている。
京劇および山海経を大切に思っているが、京劇で何かの役を「演じる自分」に慣れすぎるあまり、演じていない時の「本当の自分」を見失ってしまうこともあるとか……。
キサキが門主になって以降の伝統や慣習を無視したキサキの振る舞いに少なからず思うところがあったらしく、チェリノらレッドウィンターとの交流会の際に披露した京劇を経て内心にわだかまりができてしまう。
その心の隙をカイに突かれ、「忠臣の諫言」と称しキサキを批判する京劇の台本を作成。
あろうことかキサキやレッドウィンターの訪問者の前で披露しクーデターを決行するも失敗し、山海経の牢に投獄。クーデターが日常茶飯事となっているレッドウィンターがいたのが運の尽きであった
元々そういう考え方だったのか、カイの煽動によるものかは不明だが、「山海経の慣習や伝統」を守ることに固執しており、「正式な手続きに則らない状態で追放されたカイを復学させ、その上で再度正式な手続きを経て追放する」という本末転倒な主張を展開し、ミナを愕然とさせた。最も当の本人はまた追放されるつもりはないらしい
一応「先生」というかシャーレとはあまりことを構えたくないらしく先生に対しては穏便に話を進めようとしていた。
所属不明
シュンのカフェボイスでのみ言及がある生徒。
「リンカはきちんと、子供たちの面倒を見られているでしょうか…」と言っており、おそらく梅花園関係者と思われるが、リンカへの言及は作中でもここだけであり、詳細は全く不明。
レッドウィンター連邦学園
キヴォトスの辺境に位置する、領土だけならキヴォトス最大の学園で、自治区全域が雪が降り積もる極寒地帯。
連邦生徒会の影響力が薄く、指導者が独裁かつ無能なため、所属する生徒は事務局の統治に反発する傾向にある。
モチーフはあからさまに某レアリティの高そうな略称の国家。シーシーシーピーとか言う奴は粛清な!
所属する生徒のヘイローの形状は歯車のような形をしているほか、どういうわけかプリンに対して異常な執着を見せる。
レッドウィンター事務局
レッドウィンターにおける生徒会。
そのリーダーたる書記長は絶対的な権力を持つが、頻繁にクーデターが発生してトップが挿げ替わっては元に戻るというのを繰り返しているカオスな組織。
それでも信任すら受けていないゲヘナの万魔殿よりは遥かにまともに機能しているとも言える。
CV:
丹下桜
生徒会に相当するレッドウィンター事務局のトップ「書記長」、つまり生徒会長。
付け髭をつけた幼女(3年生らしいが年齢不詳)で、その実態はほとんどハリボテ。
毎週のようにクーデターによって失脚させられるが、その度にどうにかして生徒会長の座に復帰することを繰り返している、色々な意味でレッドウィンターの象徴。
だがぶっちゃけレッドウィンターは
どこを取っても問題児だらけで独裁・圧政されて然るべき有様なので、こんなんでもリーダーらしく振る舞おうとするだけ
相対的には常識人と言われることもしばしば。
またあまりにも多くのクーデターを経験しているため、数十人程度の反乱では
最早挨拶にもならんと言ってのけるほど肝が据わっている。
勝手に作られた施設など粛清してやる!と意気込んで来たはいいがしっかり懐柔された生徒会長チェリノ。
施設や食べ物には満足しているが、肝心の温泉は「どうしてずっと入っていないといけないのか」と苦手な模様。
T.Sクラスの1人であり、EXスキルでは戦車「粛清君1号」を操縦する。
CV:厚木那奈美
レッドウィンター事務局秘書室長。趣味はアジテーション(扇動)。
チェリノの右腕だが、忠誠心というよりも愛玩動物への偏愛的な感情で行動を共にしている節が見られる。
非常に口達者であるほかかなりの切れ者であり、対外交渉では鋭い洞察力を発揮する。
交流会に参加するためにチーパオ(旗袍)、所謂「チャイナドレス」に着替えたトモエ。
この名称表記により、「チーパオ」という名称がブルアカ界隈をも飛び越えてオタクに広く浸透する副作用を生み出した。
相変わらずのチェリノ推しだが、チェリノ以外の小さい子もチェリノほどでは無いが好み要するにロリコンと判明した。
CV:平井祥恵
保安委員長。
凛とした見た目とは裏腹にドジかつ短絡的な性格の持ち主で、何かにつけて突撃したがる。
交流会に参加するためにチーパオに着替えたマリナ。
インナーなどの下着を着てはいけないと戸惑いつつ着こなしている。色々ありキャラ的にも似ているミナと意気投合した。
227号特別クラス
停学処分にされた生徒が放り込まれる「特別クラス」のひとつ。
レッドウィンター領内の片隅にある旧校舎が教室兼寮となっているが、建物は廃墟同然で必要最低限の生活物資にも事欠き、更には熊まで出没する危険地帯。
元ネタは「一歩も下がるな!」のフレーズで有名な「国防人民委員令第227号」か。
CV:
佐藤聡美
停学処分を受けて旧校舎227号特別クラスで謹慎中の生徒。
天体観測が趣味なのだが、それ以外でも美しいものを見ると見境なく観察したがる悪癖があり、
先生もその対象の1つ。
停学の理由は「望遠鏡などを使ったストーキング行為」であり、チェリノとは互いに「チビ」「エロガキ」と
小学生の喧嘩のように罵りあっている。
旧校舎227号特別クラス改め「227号温泉郷」の女将になり、着物を着てどこか垢抜けたノドカ。
本人曰く食後にプリンを2つも食べられるほど裕福になったらしい。
しかしゲヘナやらレッドウィンターの個性過剰な生徒たちが訪れるため気苦労が絶えない。
CV:
河瀬茉希
ノドカと一緒に停学処分を受けて旧校舎227号特別クラスで謹慎中の生徒。
ノドカとは幼馴染。
自家製ドリンクを作ることが趣味……なのだが、そのドリンクは
常時発酵済み。
要は酒
「『配給用カンポット』に密かにアルコールを混ぜた行為」という理由で停学処分を食らった。
しかし本当はノドカが停学処分を受けたため、わざと事件を起こして処分を食らったのだという。
イベントの常設化で2年越しに追加された「227号温泉郷」バージョンのシグレ。
小脇に抱えているのは明らかに徳利だが、あくまでドリンク。ドリンクです。
知識解放戦線
レッドウィンターにおける図書委員会に該当する部活動。
トリニティの図書委員会に比べてオタクの集まりの側面が強く、蔵書には
特定の偏りが見られる。
CV:大亀あすか
知識解放戦線(いわゆる図書部)の一員。
高1ながら身長135cmでファンシーな容姿の少女だが、大の漫画好きなオタクで本の虫。
久々に(2年弱ぶり)追加された星2生徒として実装され、そして実装間もなく☆3ばかりな振動タイプの枠を埋めるゲーム的に重要な役割を与えられている。
CV:
新井里美
モミジと同様、知識解放戦線の一員。
同人誌制作が趣味だが、その内容は
実際のキヴォトス生徒を元ネタにした百合作品という
万が一バレたらただでは済まされないシロモノがほとんどで、その
悪名は学園外にも知れ渡っているという。
出るとこ出ている体型だが身長がモミジと大差ない137cmとかなりのトランジスターグラマー。
初登場はコユキと同じ様に別衣装での登場となり、浴衣姿を披露したが、あちらと同じくその際の浴衣姿は実装されずじまいとなった。
工務部
レッドウィンターの土木工事や建築作業を請け負っている部活。
腕は非常に良いのだが、部長であるミノリの影響か、あるいは元からそういう気風なのか、些細なことでデモやストライキ、クーデターを始める困った人々。
もっとも、チェリノからの扱いが悪いので常に不満を抱いているのも致し方なしか。
CV:菊池紗矢香
工務部の部長。現場の安全確認や部下への面倒見も良いという超しごでき部長。
しかし
書記長がアレなせいで部の待遇はかなりひどい模様。
彼女は自らの待遇の改善
、そしてプリン二つ分の支給のため、工務部を率いて今日も戦い続けている。
……というだけなら良かったのだがその本質は
根っからの反権力・反体制思想であり、
趣味は「ストライキ、デモ、工作」。工作ってそういう……。
どこぞの
課長か
少佐並に手段と目的が逆転しており、
さっきまで自分が支持していた相手だろうと政権交代した瞬間に反逆し始める生粋の活動狂。生きる
トゲゾーこうら。
出版部
レッドウィンター連邦学園で発行されている出版物の執筆から発行までを一手に担う部活。中立を通り越して節操なく仕事を請け負うスタンス。初登場のイベントでは主役であった知識解放戦線の2人に実装を譲った。
イベント復刻時の実装を期待されていたが、復刻時には解放戦線の2人とその次のイベントの伏線のためかチェリノとマリナの復刻であった為、実装されるとするなら常設入り待ち状態とみられている。
出版部の部長。
事務局の機関誌「レッドベア」の編集も担当している。
売上のためなら基本は手段を選ばないためか、プロパガンダ雑誌と体制批判のチラシを同時に刷るようなことを平然と行う。要するに典型的なマスゴミ
出版部の部員。
事務局の機関誌「レッドベア」では作品の評論を担当しており、レッドウィンター内の出版物には全て目を通している。
メルとは顔を合わせる度に喧嘩をするが喧嘩するほど仲が良い的な関係で、実はメルやモミジ並のオタクだったりする。
ヴァルキューレ警察学校
キヴォトスにおける警察組織に相当する学園。連邦生徒会・防衛室の管轄組織でもある。
キヴォトス各地に拠点を持っており、所属する生徒も正義感に満ちた生徒が多い。
しかし各学園の自治組織や治安維持組織は基本的に外部からの介入を嫌がるのに加え、その他色々な制限などにより、ヴァルキューレ単独で問題を解決することはほとんどない。
そのうえいざ解決に乗り出しても失態が多く、さらに資金難にも喘いでおり装備もまともに支給されないなど、警察組織としてまともに機能しているとは言い難い。
シールドなどに書かれている「K.S.P.D」は"Kivotos Student Police Department"の略称。
公安局
対テロ業務に特化したヴァルキューレの精鋭部隊。
CV:松岡美里
公安局の局長を務める、正義感の強い3年生。ギザ歯。
どう見てもベテラン警官の風格があるが、あくまで学生。
担当する犯罪には一切諦めの意を示さないことから「狂犬」のあだ名をつけられているが、本人はこのあだ名を恥ずかしがっている模様。
といっても過激な生徒というわけではなく、むしろ常識的。
最初は生活安全局への配属を願っていたが、「コワモテすぎる」と言う理由で認められず公安局になった。
メモロビでは屋台で
おでんをつついている姿が見られる。どうみてもリーマンが酒を飲んでるシーンだが、飲んでいるのはウーロン茶。
ウォーターパークへライフセーバーとして派遣されたカンナの姿。
覚悟が決まった競泳水着はヴァルキューレ警察学校の校章入りの水着を着用している。なお本人も流石に露出度が高いと気にしている。
公安局の副局長。カンナとは対照的に柄シャツの片側をはみ出して着るなど非常に緩い雰囲気。
だが見た目に反して体育会系のスパルタであり、腐っても精鋭部隊のナンバー2のため、仕事もできる模様。
ただしジンクスを気にする癖があり、そのため他のヴァルキューレ生たちがそれを覆そうとするのがお決まりの流れである様子。
生活安全局
交通整理など市民の日常生活の問題を取り扱う部署。いわゆる町のおまわりさん。
装備は貧弱で重大事件どころか犯罪者の取り締まりにもあまり関わらない。
……という立場だが、ストーリー中ではその評価を覆して度々活躍を見せる。
CV:中島優衣
生活安全局に所属する1年生。
警備局への所属を志していたが射撃のセンスが致命的に無い。
……というより狙ってない方に百発百中という逆方向に神がかった腕を有しているせいで、生活安全局に配属されている。
本人は成果を挙げて警備局へ転科しようとしているが、生来のドジっ子故に原則うまくいくことは無い。
ウォーターパークへライフセーバーとして派遣されたキリノの姿。
日焼け予防のTシャツで分かりづらいがヴァルキューレ海警と同じ水着を着込んでいる。
CV:平山笑美
キリノと同様に生活安全局所属の1年生。
……だが、所属理由が「手間のかかる仕事が来ないから」という筋金入りのサボり魔。
あまりに筋金入りすぎてEXスキルでも寝ころびながら
ドーナツを食べだす。
連絡手段であるモモトークにもbotを利用しており、適当に返事をしつつ他に仕事が回るようにしている。
……が、返事をしたタイミングで流石におかしいとバレて始末書等を作る羽目になった。
こんなサボり魔だが正義感はしっかり持ち合わせているため、大事になった時にはちゃんと積極的に動く。
恐らくブルアカに登場する生徒で最も苗字の知名度が高い生徒。
ただでさえ難読苗字で印象が強いのに、その読みが「ネムガキ」というメスガキの亜種か何かかと連想させるものであるため、
「ネムガキ」と言えばこのキャラのことであるというのは分かるが、じゃあこの子の名前は?と言われると出てこない…という先生および未プレイ勢も多い。
なお実際は本人は別にそんなに眠がってない。ガキというよりむしろくたびれた社会人感がある
ウォーターパークへライフセーバーとして派遣されたフブキの姿。
カンナとは違いどうやら自前の水着の模様。
相変わらずのサボり魔だが興奮した子供たちを機転を効かせて沈静化させるなど警察官らしい姿も見せる。
SRT特殊学園
連邦生徒会長直属の学園で、政治的理由等でヴァルキューレ警察学校で対応ができない案件を担う学園。
「SRT」は「Special Response Team(特別対応チーム)」の略。
専門の訓練を積んでいるためその実力は折り紙付きで、上級生のFOX小隊は七囚人のワカモを激戦の末に捕縛した程。
連邦生徒会長の失踪に伴い活動に対しての責任の所在が宙に浮いてしまい、圧倒的な武力が連邦生徒会への脅威になりかねないとして、協議の末に閉鎖が決定。
これがメインストーリーのVol.4「カルバノグの兎編」の発端となった。
それぞれの登場人数の都合もあってか、本来各学園単位で分かれている育成素材がヴァルキューレ警察学校と共有されている。
選抜された4名の1年生により構成されている特殊部隊隊員…の卵。
SRTの閉鎖とヴァルキューレへの編入に納得出来ず、家なしになり公園を占拠してデモを行うことになる。
なお、RABBIT小隊は名前通り全員ウサミミ型の装備を着用しているが、あくまでも装備で全員獣耳はついていない。
CV:藤田茜
RABBIT小隊の小隊長。コールサインは「RABBIT1」。
表情変化が少なく、表面上は無感情を装ってるが根は繊細。
本編であるVol.4と時系列的にそれ以降と思われる絆ストーリーでは印象がかなり異なる。
食卓から消えたエビの謎を探るため漁村へ向かう……のにかこつけて水着を着たミヤコらRABBIT小隊。
任務という名目にもかかわらず、意外とフリルつきのかわいい水着を選んできた。
CV:友永朱音
RABBIT小隊のポイントマン。コールサインは「RABBIT2」。
規律を何より重視する性格で、厳格な規則に基づく生活を求めてSRT特殊学園に入学した。
そのため、廃校とヴァルキューレ警察学校への編入には最も反対する姿勢を取っていた。
一方で、規範を尊重するあまり実戦でのアドリブは少々苦手。
消えたエビの謎を探るため(略)
規範を重んじるサキらしく、動きやすいスポーティーな水着に装備もしっかり手持ちしている。
通常版ではSPECIAL生徒なため斥候なのに前線に出ないことがしばしばツッコまれていたが、こちらはSTRIKERになって前線に立つようになった。ポジションは後方だけど
CV:
井澤詩織
RABBIT小隊のオペレーター。コールサインは「RABBIT3」。
能力は確かなのだが、何かを爆破する、全てを台無しにするといった行為に興奮を覚える異常性癖の持ち主。
一人だけVol.4の1章実装時にプレイアブル実装されず、半年近く間が空いた。
さらには水着バージョンも一人だけ1年遅れで実装され、四人同時実装が難しいブルアカの展開パターンの割を食いがちになっている。
ゲーム外でも何故か割を食っており、リボルテックで他3人が発表される中1人だけ発表されなかった。
消えた(略)
前述の通り、1年遅れて実装。本人曰く「ちょっと小さくて食い込む」水着を着ているが、パーカーに隠されている。畜生!
実装時期が空いた都合上、直後実装だったグレゴリオで使えと言わんばかりの性能をした他3名と違ってグレゴリオ適正は薄い。
CV:
後藤邑子
RABBIT小隊のスナイパー。コールサインは「RABBIT4」。
2km近い超遠距離の狙撃を成功させる天才的な狙撃技術を持つのに加え、
異常なほど影が薄いという特徴により敵に気取られる事が殆ど無いため、スナイパーとしてこの上ない人材。
ゲヘナ風紀委員長の空崎ヒナにも優秀なスナイパーとして絶賛されるほど。
あまりに影が薄すぎて任務中に味方にまで存在を忘れられる事があるが
その影の薄さも助長して非常にネガティブな性格で、ゴミ箱に入る姿が印象的。そのネタでの公式ASMR作品まで発売された。
消えたエビの謎を(略)
子供っぽいファンシーな水着で、ライフルは釣り道具に隠している。
EXスキルではカモメに襲われ、専用家具モーションでは猫に敗北したりと悲哀が漂う。
FOX小隊
SRTの3年生4名から成る部隊。
かつては数々のミッションを成功に導いた、キヴォトスで最も優秀な特殊部隊と評された存在であり、RABBIT小隊の憧れの先輩たちであった。
だが、SRT特殊学園の閉鎖に反発して連邦生徒会襲撃事件を引き起こし、行方を眩ませたとされる。
ちなみにRABBIT小隊と異なり全員が生の
キツネ耳持ちである。
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ネタバレ |
SRT閉鎖後は学園の復活を餌にカヤの私兵になり下がっており、汚れ仕事に従事させられていた。
カヤのクーデターを機にRABBIT小隊と再会、彼女らを勧誘するも、信じた道の違いから対立。
カヤの命令で市街地での大規模テロ攻撃およびその準備に従事するものの、それを阻止しようとしたRABBIT小隊との戦闘の末敗北し投降。
結果FOX小隊全員身柄を拘束され、矯正局に投獄されることになった。
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FOX小隊の小隊長であり、全てにおいて完璧と呼ばれるほどの実力者。
ミヤコらにとっては憧れの先輩で、SRTの正義を体現する人物であり、「武器は自ら判断する必要はない」という価値観を持つが、
現在はその価値観とSRT復活の志が悪い方向に噛み合い、SRT復活のためなら兵士として悪事にも手を貸す人物になってしまっている。
FOX小隊の副隊長。
後輩からも慕われる
ママ優しい性格。
また狐だけになのか
おいなりさんを好んでおり、手作りのもの(出来は絶品)を周りに振る舞ったりする。
FOX小隊のポイントマン。まな板。
いかにも気が強そうな面持ちのツンデレだが、あらゆる不測な事態にも対応ができる柔軟な思考を持っている。
FOX小隊の狙撃手。クルミと同じくらい。
狙撃手なのに妙に存在感があるという変わり種で、それを利用して相手を牽制、威圧するというスタイルが持ち味。
アリウス分校
現在のトリニティ自治区の一角にあった学園。
トリニティの項目でも記載した「第1回公会議」の際に統合化に唯一反対したため、1つの学園となったトリニティから力試しとばかりに苛烈な迫害を受けたことで自治区を追われた。
その後長らく行方が知れなかったため存在は徐々に忘れられていき、連邦生徒会ですら自治区の所在を掴めずにいた。
流れ着いた先でひっそりと自治を行っていたが、本編開始前の10年ほど前に内戦が発生。その混乱に乗じ、ゲマトリアの一員であるベアトリーチェにより自治権を掌握され、ゲマトリア(主にベアトリーチェ)の尖兵としてキヴォトスを脅かす存在となる。
以上の経緯より学校というより「ゲリラ軍」の趣が非常に強くなっており、生徒の恰好や武器の外観に強く反映されている。
最終盤ではアリウス自治区を支配していたベアトリーチェが先生及びスクワッドによって打ち倒され、自治区から逃亡。
それと同時にミカ及び先生を救出するため、ティーパーティー主導で正義実現委員会などトリニティの戦力がアリウス自治区に突入し制圧したことで「アリウス分校」という枠組みは事実上崩壊した。
所属していた生徒のその後は描写が無いものの、スクワッドが「裏切り者」として追われていることを踏まえると、残党が独自の行動をとっている可能性が高いと見られている。
元々アリウスはトリニティ全体、特にユスティナ聖徒会に激しく迫害され追放されたと作中でも言及があるが、アリウスを助けたのもまたユスティナ聖徒会であると判明している。
加えてアリウス分校にはやたらとユスティナ聖徒会由来の物が多くある上、アツコの血筋や覚悟礼装などのことを考えるに、元々はアリウスもユスティナ聖徒会の所属者たちであり、上記の「第1回公会議」で別の何かが起こった結果、ユスティナ聖徒会から追放もとい分派、現在のアリウス分校ができたと思われる。
またアツコの「ロイヤルブラッド」のことを考えるに、本来はこの血筋がトリニティのトップに立つものだった可能性がある。
なお、こっちは人数のわりに育成素材が独立している。人数の多いトリニティに混ざるのはそれはそれで不都合だからか。
元ネタは
キリスト教における、325年のニカイア公会議で異端として破門・迫害された宗派「アリウス派」。
ヘイローの形状は十字がメインで、おおよそ円形をしている外部の生徒とは一線を画している。
アリウス分校の精鋭を集めた特殊部隊。
詳細は省くが、ストーリー上の流れで全員が実質的に中退者となった流れ者の集まりとなった。
エデン条約に関する事件の主犯格と見られているため指名手配犯であり、表社会では生活ができず、ブラックマーケットなどを中心に後ろ暗い仕事を引き受けながら路銀を稼がざるを得ない状態になっている。
社会から隔絶されていたため世間知らずなところもあるが、それでも逞しく生きている。
CV:
石上静香
アリウススクワッドのリーダー。
他のメンバーにとっては幼い頃からの姉貴分であり戦闘の師匠でもあるなど、スクワッド自体がサオリが鍛え上げた部隊である。
普段は冷酷だがその一方で激情家でもあり、特にアツコに危機が迫ると平静さを失いがち。
アツコだけでなく、他のメンバーに危機が迫った際には身を挺して守ろうとするなど人一倍仲間想いであり、同時に強い責任感の持ち主でもある。
自分探しの旅中にアウトロービーチでDJをやることになったサオリ。
一応水着だが水着ぽくない衣装となっている。
なお育ちが育ちのため音楽については疎かったが、DJについて調べていくうちに音楽や使用機材へ理解を深めていった。
なお声優や水着の時の戦闘スタイルが同運営のタワーディフェンスのキャラと共通点が多い事を生放送で突っ込まれている。おまけにこのイベントのミニゲームもTD風。
CV:土屋李央
ダウナーかつ無口で冷静な少女。
モミジが実装されるまでは唯一の武器種:
RLの持ち主だった。
状況把握や観察力に長けており、アリウススクワッドの参謀ポジション。
一方で閉所恐怖症だったり、重度の
花粉症で植物を嫌がったりする一面もある。
手首や首には何かを覆い隠すかのように分厚い包帯が巻かれているが……?
CV:
中原麻衣
アリウススクワッドの狙撃手。長大な対物ライフルをガンケースに入れて背負っている上に、
雑誌など様々な物資を詰め込んだ巨大なリュックを背負っている。
ネガティブで自尊心が低く些細なことでヘラり、うすら笑いを浮かべて「痛み」や「苦しみ」を肯定するのが口癖。
だが、少し甘やかすと泣いて自虐しながら「いっそのこと⚪︎⚪︎もしてください!」と追加の要求を始めるなど図太い一面もある。
アウトロービーチに訪れたヒヨリの姿。どことは言わないが非常に大きい。ついでに水着は景品で手に入れたが少しサイズが合わないということ。
甘やかした時の図々しさなどから面白い子としてネタの印象が強くなりつつあったが、アツコとミサキによって集団リンチされている相手を見ても特に無反応なあたり、
こんなんでもアリウスの過酷な環境で育ったのだという事を先生に思い出させる。
「集団リンチ中に失礼します…」
CV:
花澤香菜
アリウススクワッドのタンク担当。
実はアリウスの中でもやんごとなき身分を持っている少女。
やんごとなき人なのにタンクでいいのかはさておき
ベアトリーチェからは「ロイヤルブラッド」と呼ばれていた。
かつてのアリウスでは生徒会長は血筋による世襲制であり、その血筋がまさにアツコの家系であるとのこと。
これは風習としての世襲だけではなく、その血筋が特別な神秘を持って生まれるらしい。
常にガスマスクを着用し口を滅多に開かず、スクワッドの仲間からは「姫」と呼ばれ、大事に扱われている。
その素顔は、大人しいが奔放で他人に言うことを聞かせてしまう、まさにお姫様といった感じの性格。
だが、大人しい印象の反面実力行使に関してはアリウスの中で一番躊躇がない。
アウトロービーチに訪れたアツコの姿。たまたま再会した自分探し中のサオリを見守りつつ祭りを楽しんでいる。
上記の通り出身が出身のため場合のよっては実力行使も辞さないことが判明した。
実は配布キャラでは初のヒーラー。
ハイランダー鉄道学園
その名の通り、キヴォトス全土を走る鉄道を管理することに特化した学園で、一般的な学園のような自治区を持たず、管理している路線が自治区にあたるという特殊な存在。
管理している路線ごとに派閥が分かれており、全体の協調性にはかなり欠けているらしい。
必要とあらば私企業と業務提携も行うこともある。
学園名の初出はVol.4「カルバノグの兎」編の第2章から、モブ生徒はイベント「Trip-Trap-Train」から、ネームドは対策委員会編3章からと段階的に登場。2025年4月についにプレイアブル化を果たし、2022年5月のアリウス分校以来となる新学園追加となった。
ちなみに現時点で判明している生徒の名前の由来は新幹線等の列車愛称から。
CCC
ハイランダーにおける生徒会にあたる組織。「Central Control Center(中央管制センター)」の略。
- 橘ヒカリ(CV:石見舞菜香)、橘ノゾミ(CV:星谷美緒)
CCC所属の双子の姉妹。ヒカリが姉でノゾミが妹。
ヒカリはマイペースでノゾミは勝ち気と対照的だが、
高校生だけど2人して生意気なガキンチョであることは共通する。
登場するメインストーリーの予告PVにて立ち絵だけ初出したところ、通称「ハイランダーのガキ」「
シュポガキ」として立ち絵1枚だけで大バズりした。
海外の先生にも"Shupogaki"で通じてしまっている
ガキンチョではあるが悪人という訳ではなく良くも悪くも業務に忠実であり、また受けた恩もちゃんと返す義理堅い面もある。
名前の由来はおそらく
東海道・山陽新幹線の列車愛称である「のぞみ」「ひかり」。
ピックアップガチャのタイトルロゴにものぞみ号の黄色とひかり号の赤色が使用されている。
その後イベントでのボス戦でボスとして登場したのだが、『
頭文字D』…の同人作品「電車でD」に登場するトンデモ走法「
複線ドリフト」を披露した挙句、
その電車上で「
バーカ!」で知られるジュウシマツ住職AAそのまんまの煽りポーズを披露し、更なるバズりを加速させた。
橘さん!ナズェミテルンディス!!
ハイランダー監理室
ハイランダーの「理事会」直属の組織。CCCとは相互監視的な関係にある模様。
眼帯が特徴の管理監督官。
クールで礼節も欠かず政治をこなせる一方、武力にも相当な自信があるようだ。上記の双子に対する接し方は完全に保護者である
ハイランダーに編入される前は、どこの学校にも所属していないはぐれ者であり、アビドス砂漠を彷徨っていたらしい。またその時の記憶は無い……という、謎の多い存在だった。
一時はカイザーPMCの傭兵として籍を置いていたものの、紆余曲折あってネフティスの元へ流れ着く。
ちょうどノノミの護衛役を探していたネフティスに雇われたが、ノノミが家出同然でアビドスへと進学したことから行き場を失ってしまい、その後はネフティスからも存在を忘れられていた。
その後ハイランダーに引き抜かれ、約2年で学園上層部へと上り詰めている。
アビドスを「呪われた地」と呼び何かしら関係があることを匂わせており、強奪した「列車砲シェマタ」でアビドス高校の建物を吹き飛ばそうとしている。またホシノに対して激しい敵対心を持っている。
眼帯の下はホシノと同じようなオッドアイであることが判明している。
なお上記から察するに対策委員会編第3章のラスボス候補のような感じになっていたが、その後ホシノとヒナが戦闘している間にホシノ以外のメンバーとノゾミ&ヒカリ達の手によって呆気なくシェマタと共に捕縛される。
その後ノゾミ&ヒカリ共々物語からフェードアウトするが、エピローグにて彼女の過去が少しだけ判明し、遠回しだがアビドス出身の生徒だったことが示唆されている。
貨物輸送管理部
読んで字のごとく、貨物列車の運行や整備、積み荷の管理などを行う部活動。組織の中では現場担当の末端にあたる。
CV:田嶌紗蘭
貨物輸送管理部所属のエンジニア。内気で怖がりだが、時折毒舌を吐くことも。
ただ本人の声がかなり小さいため、言っていることが悪口なのかそうでないのか聞き取るのは難しい様子。
現場の過酷な激務に追われている上、理不尽な思いをしたことも少なくないらしく、この世界に対してかなり不満が溜まっている。
メモロビの透明度の高さは随一
ワイルドハント芸術学院
最初期に僅かに名前を出されているだけで、その詳細は未だ定かではないが、その名の通り芸術を本分とした学園であることは間違いない様子。
自治区は「芸術の都」とも呼ばれており、音楽から絵画、演劇など幅広い分野の創作活動が盛んで、ワイルドハントの生徒から良い評価を得られることは相当な栄誉であるようだ。
所属不明
おっとりとした見た目で、浮世離れして俯瞰的な振る舞いをする謎多き音楽の達人。
普段は路上ライブをしているが、バンドにも所属している。
その「物語」に拘る言動がどうにもゲマトリアっぽくて嫌な感じだが、初対面で要領も得ないアイリのお願いにも快く応える気前の良い人物ではある。
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素性についてのネタバレ |
なんとツムギが所属しているバンドはデスメタルバンドである。
路上ライブをしていた時や、アイリに寄越した曲などは至って普通の様子だったのだが、こちらではお約束の白塗りの化粧にパンクなステージ衣装を身にまとって、死のキーワードを多く含んだデスヴォイスを叫んでいた。
なお、デスヴォイスを叫ぶ場面があるので勘違いしやすいが、SDイラストと照らし合わせると少なくともメインボーカルではなくギター担当な模様。
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クロノススクール
キヴォトスの報道関係全般を請負っている学校であり、作中では「クロノスジャーナリズムスクール」とも呼称される。
やや報道関連になると過熱してしまうことがあり、
マスゴミ一歩手前のところがある。
また頻繁に事実を拡大解釈したフェイクニュースも流すため信憑性もイマイチである。
『月刊キヴォトス』なる雑誌も発売しているが、内容はやはりお察し。
報道部
文字通り報道に関する部活。
ネタになりそうな事案には真っ先に食いつく筋金入りの行動力により情報収集能力だけは折り紙付き。
ただヴァルキューレ警察が相手だろうとアポ無しでの突撃取材も辞さない。要は典型的なマスゴミ
ネタになれば何でも報道するので、時には主人公側にとって火種になったり、敵対勢力の立場を揺らがして解決の糸口になったり。
担当絵師特有の服じゃない服を着てる自称アイドルレポーターで、様々な事件やニュースのテレビ中継を行っている。歯に衣着せぬ物言いが特徴。また実況も得意である。
メインストーリーやイベントや二次創作SSでも出番が多く、ある意味でプレイヤーへの状況説明役も兼ねている。
『月刊キヴォトス』の記者でありシノン先輩にあたる人物。
雑誌を売れるためなら悪意ある書き方も辞さないところがある。
なお本人曰く「悪意のある書き方、ですか?そんなことはありません、私たち『月刊キヴォトス』は、常に事実を元にした事件だけを報道しています!」と悪びれたりする気もない。
キヴォトスにいる問題児の中でも、とりわけ危険かつ手に負えない七人の凶悪犯の総称。
たまたまこのレベルの凶悪犯が7人だったというだけで、7人に組織性や横のつながりはない。
元々は連邦矯正局に収監されていたが、連邦生徒会長の失踪時のどさくさに紛れて全員が脱獄。現在まで逮捕には至っていない模様。
また「七囚人」と呼ばれるようになったのは脱獄後だったりする。
2024年9月現在、四人までビジュアル、名前等が判明している。
モチーフはおそらく人を陥れたり惑わす生き物。
CV:
斎藤千和
百鬼夜行連合学院の所属だが停学中。「災厄の狐」の二つ名を持つ。
脱走時に大規模な暴動を起こし、一時キヴォトスを大混乱に陥れた。
凄まじい戦闘力、作戦力、チンピラを扇動するカリスマ性などを兼ね備えた実力者であり、彼女の暴走を止めようと思うと小隊規模の人員ではまず無理。
ワカモ本人は取り逃がしたが、彼女の起こした事件をあり合わせの人員で鎮圧したことが、先生がキヴォトスで名を知られるきっかけとなった。
ただその一件で先生に一目惚れしたらしく、出会うごとに先生への好意を隠すことなく全力でぶつけてくる。
彼女が先生に一目ぼれしていなかったら、ブルアカの物語は開始5分でバッドエンド
そして電車になっていただろう…。
ただしこのような恐ろしい行動も悪意があるというよりも「そういう他人との関わり方しか知らない」せいである事が匂わされている。
なお、毎回人知を超えた巨大怪物や巨大兵器が相手となる総力戦において、人間サイズの生徒でありながら総力戦ボスを務めたことがある唯一の生徒。
ヘルメット団に用心棒として雇われ、アビドス一行が訪れたリゾート地へ来ていたワカモ。
しかし先生がアビドス一行に囚われたと勘違いしたことで、事態は混沌を極めていく……
なおシロコには本能的に危険と思われたらしく問答無用の先制攻撃を受けた
2年以上かかってようやく新たに登場した「七囚人」の一人で、「慈愛の怪盗」の異名で知られている……というか、口ぶりからして本名の方が知られていない様子。
その「慈愛の怪盗」という名も自ら呼称し始めたわけではなく、他者からそう呼ばれるようになったのを受け入れたとのこと。
マスケット銃のようなものをステッキ代わりに使っている。
独自の美学のもと、美術品の正しい価値を理解していない者や、美術品を独占しようとする者から盗みを働いている。また美術品にこるところからワイルドハント芸術学院出身だと思われる。
どんな生徒だろうと理解を示し、受け入れようとする先生のスタンスがアキラの
心をガッチリ掴んだらしく、別れ際の一言を録音し何度も再生するなど、
ワカモと同じ感情が芽生えた様子。
三人目の「七囚人」。又の名を「五塵の獼猴」。初見で読めない
かつては山海経の錬丹術研究会の会長を務めていたが、秘薬の密輸行為により永久追放された。
目的のためなら手段を選ばず非道を働く狡猾な性格。山海経の各地に内通者を用意しているほか、巧みな話術と人心掌握からなるカリスマ性、追われた身ながら研究を続けるための資金源を持っているとみられる。
なお他の生徒とは違い最早看過できないレベルで邪悪な存在と判明している。
初登場イベントでは梅花園の幼児に危ない物を運ばせたり、その次のイベントではカグヤにクーデターを唆したり、現在の錬丹術研究会とも内通していることが判明。さらにはキサキの容体を悪化させた張本人である事も次回予告で言及している為、アリスクのような大人に唆されて悪の道に進むしかなかったような生徒達やテロや誘拐はしても良識は持っている美食研究会などとは違い、善性が感じられない自らの考えの元犯罪行為を行っている。
悪事の面が目立つ一方でどこか自分自身が悪事しかできないし、矯正ももはやできないどうしようもない性分であるという一種の諦観を持っている節も見られる。
四人目の「七囚人」。「伝説のスケバン」の二つ名を持つ。
かつてはスケバンを取りまとめ「姐様」と呼ばれ慕われていたが、ヘルメット団の策略に嵌り、スケバンらを庇う形でヴァルキューレに捕縛され収監されていた。
銃火器が当たり前のように存在するキヴォトスにおいて、圧倒的なフィジカルを持つ異端児。早い話が
筋肉モリモリマッチョウーマンで本来の意味で「スケバン」である。銃弾が当たった際のSEが彼女の場合「キンッ」「チュインッ」など鉄で弾かれたような音が鳴る。
片手でトラックや戦車を横転させ、重機関銃と4連装ロケットランチャーを軽々と扱い、ロケットランチャーの砲弾を拳で殴って飛ばしてくるなど、規格外のフィジカルを有している。
更に戦闘力に関しても長期間の収監によって本調子じゃないのにも関わらずアリウススクワッド4人と渡り合えるレベル。
なんの前触れもなくイベントPVに登場した際はブルアカでは見ないような筋肉隆々な外見で強烈なインパクトを残し、またその外見からヨシミ*テラーだの女
ブロリーだの散々な言われ様である。
しかし見た目に反して言葉遣いは育ちの良さそうなお嬢様のそれであり、性格も比較的良心的であるなど、ギャップ要素もある。またお嬢様要素を察するに元トリニティ生徒だと思われる。
怪力シスターや素手で壁をぶち破るゴリrもといお姫様などトリニティ生はフィジカルお化けがやたら多いような気が。
花鳥風月部
存在するかどうかもわからない
百物語(かいだん)等とも称される謎多き部活動。はるか昔クズノハ率いる百花繚乱紛争調停委員会によって滅ぼされたとされている。
「生徒」に分類される人物は敵対することこそあれ和解可能な対象となることが専らな中、
今までの生徒とは明らかに逸脱した異質さと悪意を有しており、百鬼夜行どころかキヴォトス全体に災厄をもたらす組織として暗躍している。
一応公式のキャラ紹介では百鬼夜行所属とされているがゲーム中では所属校は無しになってたりと複雑な立場になっている。
花魁のような例によって明らかに生徒のソレじゃない雰囲気を纏う花鳥風月部のトップ。
ストーリーにおいては未だ傍観者のような立ち位置で、全くの謎の人物。
目的としてはどうやら「自分たちだけの百物語」を求めており…
小柄でどこか不気味さが漂う餓鬼のような少女。
稲生物怪録の力を使い様々な怪異を操り、基本銃弾なども(本当の意味で)効かない。
大変に悪辣で狡猾な言動をする一方で怒りの沸点が低く、思い通りにことが進まないとすぐにキレる。
また、嘘を嫌う・・・というより、嘘や隠し事に対してそのことをネチネチ突いてくる。
そして、
趣味がネットサーフィンと自作小説の執筆という妙にミスマッチな情報が判明している。
その言動に加え謎多いことをいいことに「ネットでレスバしてそう」「痛い小説書いてそう」「なんJ民かもしれない」等々好き放題にレッテルを貼られている。
カイザーコーポレーション
キヴォトス屈指の大企業で、「表向きには」PMC(民間軍事会社)、金融業、
建築業、コンビニ経営など多岐にわたる事業を展開している。多分野にわたる事業を展開していることから、会社ロゴは8本足のタコ。
世界観上、一時雇用者を除き社員は全員ロボットと言っても差し支えがない。
「表向きは」とあるように当然裏の顔もあり、違法スレスレのグレーゾーンやブラックマーケットで事業を拡大しているなど、利益のためならばあくどい方法を使う悪徳企業。
利益のためなら平気で噓をついたり武力による実力行使も辞さない。つまり本作の明確なヴィランの1つ。
上層部はゲマトリアとの繋がりがある。
カイザーコーポレーションのトップ。
連邦生徒会長が残したものについて知ってたり、オーパーツに関しての情報を握っていたりと計り知れない人物。アビドスに眠るという「超古代兵器」の発掘に執心している。
「学園都市」キヴォトスをカイザーコーポレーションを主人とする「企業都市」にしようと企んでいる。
アビドスに眠る超古代兵器「ウトナピシュティムの本船」の発掘に成功。
連邦生徒会長の座を狙うカヤと共謀していたが、兵器入手を機にカヤも裏切って連邦生徒会を襲撃し、本船の起動に必要なサンクトゥムタワーを掌握。
先生の身柄もカヤの謀略で拘束されてしまったが、先生の救出に動いたカンナらヴァルキューレ生やRABBIT小隊の反撃を受け、腹心のジェネラルを拘束される。
その後「虚妄のサンクトゥム」が出現した際には、自分の手に負えない事象が起きたと即座に認識し撤退。
エピローグではサンクトゥムタワーの再建を発注されるなど、とても襲撃事件の主犯とは思えないような待遇を受けている。
……裏でカヤが手を引いていたのだが。
ゲヘナの暴君「雷帝」が発明した、巨大な軍事的優位を持つ兵器「列車砲シェマタ」の確保に向け暗躍。スオウをスパイとして送り込み、ネフティスグループや私募ファンドの動向を探らせていた。
その後列車砲等の権利を契約内容を無視し無理やり奪い取るという強硬手段に及ぶが、兵器の使用キーと共に列車砲がある生徒会の谷に向かおうとしたところ、同乗していたスオウにヘリから突き落とされ重傷を負う。
激怒したプレジデントはカイザーコーポレーション全勢力をアビドスに集結させ、総力戦に挑もうとするが……ここで出番は終了となりまさかのフェードアウト。
ぶっちゃけ言うと黒幕である地下生活者に半ば操られている状態であり本命の為の捨て駒でしかなかった。
その後エピローグで言及されるものの、この一件以降病院にずっといる状態。
集結した戦力はどうなったか不明だが、先生の求めに応じてやってきたヒナにウォーミングアップついでで殲滅された説がある。
カイザーPMCの幹部兼司令官で、軍服を着たロボットの姿をしている。
防衛室のカヤと癒着関係にあり、カイザーPMCの兵力を提供していた。何度か戦闘機会はあるが、相手が悪く噛ませ役のポジション。
カイザー社員の中では比較的常識的な社会人であり、ちゃんと従業員に働いた分の賃金を支払ってるか(意訳)、と警告するシーンがある。
クーデターが成功し連邦生徒会長代行の座についたカヤの手始めの施策として、D.U.の治安維持業務をカイザーPMCから派生したカイザーセキュリティに委託。
その後カヤがテロを計画した際に、カイザーPMCが建設したミサイルサイロを爆破する見返りとしてD.U.地下鉄の運営権を譲渡されるなど、連邦生徒会を売り渡す行為に加担。
結局カヤのテロ行為が未遂に終わった上にカヤが背任で逮捕・弾劾されたため手を引くことに。
この時も「傘下企業の独断であり、本社は無関係」というお決まりの言い逃れが通用してしまっている。
対策委員会編3章でのうのうと出てきているあたり、特段の処分はされなかった様子。
CV:
稲田徹(The Animation)
カイザーコーポレーションの経営する企業の一つであるカイザーPMCの代表取締役。スーツを着た大柄のロボットの姿をしている。
ゲマトリアのメンバーの一人である黒服と共謀しアビドス高等学校を借金漬けにした。
ぶっちゃけカイザーで最も有能説がある
黒服主導のホシノ誘拐事件の罪を全て被せられ指名手配された上に、カイザー本社からも無関係を装うために解雇された。
その後イベントストーリー「出張!百夜堂海の家FC計画」において再登場し、カイザーグループ傘下のダミー企業「オクトパスバンク」で営業職員として勤務している。
アロハシャツ姿で。
その他
CV:林鼓子
シャーレの1階にあるコンビニ「エンジェル24」でアルバイトをしている中学生。
連邦生徒会かシャーレ関係者しか利用しないのでかなり暇らしい。
ゲーム上ではショップを担当する。初期からいるキャラで、ストーリーでも多少は出番があるがフルネームは長らく判明していない。
なおサブストーリーで再来年高校生と発言してるため、年齢は13歳~14歳の模様
傭兵めいた活動をしていることが多い一大不良組織「ヘルメット団」の一派である「ジャブジャブヘルメット団」のリーダー。拠点兼家代わりの水上用ホバークラフトを所有している。
いかにも不良少女というルックスと言動だが、部下への面倒見が良いためラブを慕う構成員は多い。
ヘルメット団自体が典型的やられ役集団であるため、イベントストーリーでは敵方に出てきてはやられることが大半である。
そして割といろんなイベントストーリーのQuestステージで出会うことになるが、高難易度だと馬鹿にできない強さがある。
百花繚乱紛争調停委員会の創設など、百鬼夜行の歴史に名を残しているが、長らく表舞台に姿を現していない大預言者。
のじゃロリ。
しかし先生や生徒たちの前に突如現れ、超常的な力をもって何度かその助けとなっているが、その意図も現状も全くの謎。
どこの学園かは不明だが不動産管理仲介部に所属する褐色肌・黒髪インナーカラーロング・巨乳・眼鏡っ娘という性癖の煮凝り。
ヘイローも家の間取りを意識したかのようなデザインで凝っている。
相手の要望を聞きつつも明らか問題のある物件をわざと紹介しては、その相手の反応を楽しんでいる節がある。
なお本人はタワマン住まいな上「カスな物件を売りつけることに喜びを感じている」ので確信犯である。窓ねえぞぉぉぉ!!不動ぉぉぉ!!
最大の特徴は、公式コミカライズ「便利屋68業務日誌」で初出したブルアカ初のコミカライズオリジナルキャラクターであること。
その性癖のデパートのようなデザインと、見た目に反した悪趣味な性格のギャップはたちまち話題を呼び、ゲームへの逆輸入を望む声も後を絶たない。
本名不明。
名前だけはイベントストーリー「不忍ノ心」で言及されていたが、正体は陰陽部のニヤであった。
……が、ニヤニヤ教授という人物はちゃんと別にいたことが後に判明。
「犯罪コンサルタント」としてキヴォトスの裏社会で名が知れ渡っているほか、七囚人の脱獄にも一枚嚙んでいた模様。
何の前触れもなく出現した金髪ゴスロリ、そして口癖「ほむ」が特マ先生方にウケないはずもなく人気急上昇中。
キヴォトスで数々の騒動を起こしている犯罪集団。
一応全員ヘイローを持つ女性。立ち絵でもなかなかのスタイルであることがうかがえる。
どこぞの特撮ヒーローのような恰好をしているのが特徴で、それっぽい専用
BGMを持ち、オマケに巨大合体メカまで持っている。
常設ミッション「指名手配」や総力戦では彼女らと戦うことになる。
CV:総力戦ガチ勢市来光弘(The Animation)
アビドス自治区でラーメン屋「柴関ラーメン」を営む犬獣人の店主。セリカのバイト先でもある。
4人で1つのラーメンを頼むのが精一杯の便利屋68にも儲け度外視で大サービスするなど、人情味溢れるナイスガイで模範的な大人。
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メインストーリーネタバレ |
カイザーグループに土地の所有権が渡っていた関係で退去通知が出ていたため店を畳むつもりだったが、ハルカの早とちりによって店舗が爆破されてしまい、退去以前に店が消失してしまう。
しかし匿名で便利屋からとある場所で拾ったお金を提供してもらい、また対策委員会の頑張りを見て「食べてくれる客がいる限りはラーメンを出す」と考えを改め、屋台として復活した。
しっかりとした店舗を構えていたが元々は屋台だったそうな。
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先生と同じくキヴォトスの外から来たらしい謎の集団。その名前は過去に存在した同名の組織から拝借したもの。
頭部が異常な形であったり首なしであったりと、一応人型だが異形の化け物たちで構成される。
様々な事件の黒幕となるが、その目的は原則としてキヴォトスに在る「神秘」の探求であるため、一般的な悪事とは性質が異なり、良くも悪くも裏で動くのみであることが多い。
そのため先生個人に対しては好意的な者すら複数人いる。それゆえ、一部では先生大好きクラブ呼ばわりされることも……。
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メンバー |
CV:ブルアカ大好き声優こと坂巻学
メインストーリーVol.1や、デカグラマトン系列の総力戦ストーリーなどに登場する。
全身が無機物のような真っ黒い塊で頭部は罅割れ、あるいは燃えるように崩れている。
そして名前通り黒スーツを着用……もとい、その外見から勝手にこう呼ばれており、本来の名前ではないはずなのだが、気に入ったとのことで終始この名前で通っている。
先生のことは「競い合える仲間」のように思っているため、ゲマトリアでも特に先生へ協力的に振る舞う場面が目立ち、3rdPVでは先生宛の年賀状の中に彼のものと思しい年賀状が混じっている。
総力戦ストーリーやメインストーリーVol.3などに登場する。
頭が二つ生えたタキシード姿のマネキンのような姿で、名前通り芸術性を重んじ、傍迷惑なものを多数生み出している。
先生のことは「敵でも味方でもないが、理解者たり得る者」と思っている。
他のメンバーの出番と並ぶように登場することが多い。
コートを着てステッキを持った首なしがデカルコマニーで、彼が片手で抱えている肖像画がゴルコンダ。
喋るのは専らゴルコンダで、デカルコマニーは原則的に「そういうこった!」と大声で相槌を打つだけ。
先生に対しては評価を保留中だが、少なくとも敵対はしていない様子。
メインストーリーVol.3などに登場する。
真っ赤な肌を持ち、羽に目を生やしたような奇妙な物体で頭部が覆われた貴婦人。
他メンバーと異なり先生のことは邪魔者としか思っておらず、先生にとっても「子供を誤った方向に導き、挙げ句利用する」という最も忌むべき存在。
美学・拘りを持たず実利を追い求める在り方は他のゲマトリアと全く異なるため、好ましく思われていない。
なので『人気者の先生に嫉妬したサークルの姫志望者』などという間違ってるけど微妙に否定しづらい喩えをされることも……。
最終編に登場した新たなゲマトリア。
デカルコマニーが両手で掲げる、奇妙な顔が描かれた肖像画。
ゴルコンダと入れ替わる形で登場。
彼曰く、「ゴルコンダはもういない」とのことだが……?
対策委員会編3章にて登場する新たなゲマトリア。いかなる理由かは不明だが幽閉の身であり、フランシスによって解き放たれる。
顔面部分が真っ黒でいくつもの目が浮かんでいる。猫背だが一応人型。
物事をまるでゲームのように考え、「RULE BOOK」「キャンペーン」などボードゲーム・ TRPGを想起させる言い回しをする。
一人称「小生」で卑屈な言動 ただの卓ゲーオタクだが、自分のやりたいことを邪魔されると別人のように激昂する。
先生という障害を「攻略」することを楽しむという考えのもと、容赦なくその弱点を突くような様々な手を打ってくるが……?
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自らを「神聖な求道者」と名乗る正体不明のAI。その性能は驚異的で、ミレニアムの強固なシステムですらやすやすと突破し乗っ取ってくる。
ゲマトリアと特異現象捜査部、そしてシャーレがデカグラマトンの調査・追跡を行っている。
10機の「預言者」を自称する自律型AIを配下としており、それらのうちいくつかは総力戦などで対峙することになる。
キヴォトスが誕生する以前に、舞台となる世界を支配していた「名もなき神」の信奉者達。少なくとも7名いることが確認されている。
「忘れられた神々」なる存在の消滅を目的として活動している。
端的に言えば黒幕一派的な立ち位置の存在……なのだが、最終編の限られた登場シーンの中で多くの迷言を残したせいで現在は公式公認のブルアカ屈指のネタキャラ化している。
あとなんか公式リアルイベントの度にチラチラと司祭の格好をした人が映っており出演者も反応している。
なお大陸版で判明した新たな設定として女性と男性の司祭がいると判明した。
本名不明。かつてゲヘナ学園のトップに立っていた生徒。
鉄拳政治でゲヘナ学園を治めた「暴君」。天才策略家であり、発明家であると同時に政治家でもあった。
先生が赴任する2年前にキヴォトスを大混乱に陥れたらしく、エデン条約も実は連邦生徒会長が彼女のために用意した奇策。
超人と呼ばれた連邦生徒会長ですら手を焼くほどの危険人物であったという。
しかし鉄拳政治はそう長続きせず、当時の部下によって失脚。その後は権力の座に返り咲くことなく学業を全うし卒業、現在はキヴォトスを離れている模様。
またストーリーの鍵となる非対称戦略兵器「列車砲シェマタ」と、シェマタが格納されている「生徒会の谷」にあった格納庫兼軍事要塞の開発者でもある。
シェマタには現在のキヴォトスに存在しない、「太陽と同じ温度のプラズマを発射する構造」が不完全ながら搭載されているが、どうやって開発したかは一切不明。
また生徒会長の座を追われ、列車砲の開発が中止された後はアビドスに見向きもしなくなったとのことで、そのまま放置されていたのである。
また「雷帝の遺産」はシェマタだけではないらしく、現在もキヴォトス各地に散らばっているとのことで、ゲヘナ風紀委員会と万魔殿がその行方を追っている。
なお何かと対立している万魔殿と風紀委員会だがこの事業においては対立は完全に横にやって共同で遺産の徹底破壊を選択しているあたり、相当な危険人物なのは間違いない。
なお当時失脚させた部下というのが現在のゲヘナのトップであるマコト、中核に近いヒナ、アコ、そしてストーリーなどの描写から同じ情報部だっただろうカヨコと考察されている。
コラボキャラ
CV:藤田咲
ブルアカ初の外部コラボ。名前は混ざってもまるで違和感がないし、デザインもブルアカに寄せた描き下ろしである。
キヴォトスにおいても現実と同じように電子の歌姫として存在していたが、故あって実体を得たという設定。
CV:佐藤利奈(御坂)、
浅倉杏美(食蜂)、伊藤かな恵(佐天)
「学園都市」を謳う作品としては最もメジャーであろう「
とある」シリーズ
のスピンオフとのコラボ。
こちらは異世界召喚された設定で、科学サイドだからかイベントストーリーはミレニアムが舞台となった。
なお、中学生なのでブルアカのほとんどのキャラより年下である。
美琴は本来なら銃など使うまでもないが、ここでは
超能力をフル活用できない設定となっており、郷に従って銃を装備したため結果的に
クローンの方っぽい感じに。
逆にレベル0一般人の佐天さんみたいなのでも違和感なく土俵に立てる世界だが、銃はあるのにいつものバットを振り回している。
余談だが、3人の中だと今のところ「ミサキ」だけ名前が被っており、声優は美琴(佐藤利奈=ミナ役)だけ被っている。
なお、原作では当然彼女らの頭の上にヘイローなど存在せず、ブルアカ世界に来た時点ではそのままだったのだが
後天的にヘイローが発生した例外的な存在。
その他システム
【募集】
ガチャ。
天井は最初期のみ300連だったが数ヶ月で200連に調整。★3排出率は2.5%だったが1.5周年時期で3%に調整された。
恒常ガチャ・限定ガチャはもちろんあるが、基準については希薄。
あからさまに強い超有能生徒が恒常排出なこともよくあるし、いわゆる季節の別衣装でも恒常だったり限定だったり、限定2人募集→恒常1人募集という実装をされることがある。
また、1周年以降は半年に1回、★3排出率が倍増すると同時に、周年限定生徒(いわゆるフェス限)ピックアップ募集が行われるのがお約束となっている。
有能恒常が珍しくないのと同様、限定だからと言って性能が優遇される傾向はあまりないのだが周年限定生徒に限っては例外で、概ねバランスブレイカー級の強さを持つ。
ここで採用される生徒は、待望の実装だったり別衣装だったりと割とまちまち。
実装済みの周年限定生徒は、実装以降の周年限定募集でも恒常枠のラインナップに追加されており、すり抜けで入手できることもある。
同時ピックアップでも1人ずつのPU募集に分かれる仕様で、天井は共通カウントされてその時のPUから選べるので狙い撃ち派も全部引く派にも比較的優しい。
前述した「非PUの周年限定生徒」は天井対象に含まれず、天井できるのは単独で復刻PUがあった時のみとなる。
【サークル】
青輝石を消費することで設立できるギルドのようなシステム。
プレイヤー同士でチャットで情報交換できる他、フレンドと同様にメンバーの助っ人として設定された生徒をクレジットと引き換えに総力戦などに使用することができる。
サークルに加入しサークルロビーに入場するだけで毎日10APもらえる。
【製造】
「キーストーン」を消費することでアイテムを製造するシステム。
技術ノートにカフェの家具、贈り物などを作ることができ、段階を進めると神名文字やレベルの高いアイテムを製造することもできる。
【カフェ】
時間経過でクレジット・APを獲得できる施設システム。
いわゆるハウジング要素も兼ねており、家具を配置することで快適度を上げると時間あたりの収入が増加する。24時間経過で100%まで貯まる。
カフェには生徒が(所持未所持問わず)訪れ、所持している生徒をタッチすると絆ポイントを入手できる。
それぞれの家具には特定の生徒に専用モーションが用意されているものもある。
特定の任務を初めてクリアすると入手できる「カフェ設備コア」を消費し強化すると、入手できるAPとクレジットの量が増える。
ある程度レベルを上げると2号店を開設でき、一度に訪れる生徒の数が増える他、家具を配置できる部屋がもう1つ増えることになる。
1号店のコアは3の倍数の任務の5つ目をクリア、2号店はArea12から解放され、2号店のコアは2の倍数の任務の5つ目をクリアすることで入手可能。
【モモトーク】
キヴォトスで普及しているトークアプリを介したキャラ個別エピソードシステム。
生徒の絆ランクを上げることでその生徒とのトーク画面が表示され、それを進めると生徒と交流するミニストーリー「絆エピソード」が見られる。
また、絆エピソードのうち1つでは、Live2Dで動く一枚絵&ボイスを楽しめる「メモリアルロビー」が見られる。
名前からして元ネタは
LINEではなく韓国で使われている類似の通話アプリ「カカオトーク」。
生徒ごとに設定された好感度の値……なのだが、その実態は総力戦と同等かそれ以上にヤバいエンドコンテンツ。
詳細は項目を参照。
追記・修正は先生になってからお願いします。
最終更新:2025年04月24日 10:16