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ハウス・オブ・ザ・デッド 〜スカーレット・ドーン〜

登録日:2026/02/14 Sat 10:07:51
更新日:2026/05/29 Fri 08:33:55
所要時間:約 30 分で読めます




ハッハッハ……これからがパーティーの本番!
死ぬまで逃げ惑え!


概要

ハウス・オブ・ザ・デッド 〜スカーレット・ドーン〜(HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~)とは、2018年にセガが発売したアーケード用ガンシューティングゲーム。
主に使われる略称は「HODSD」「SD」。
アーケードでは本編作品としては前作「4」から13年ぶりの新作で、外伝を含んでも「愛されるより愛シタイ 〜THE HOUSE OF THE DEAD EX〜」が最後となるので9年ぶりとなる。
本作はタイトルの最初に「ザ(THE)」がつかず、ナンバリングも外されている。
ゲーム基板は「ALLS UX」。

ゲームシステムや特徴など

大きな変更点として従来の立ってプレイする筐体から「2」のSDX筐体の様なシアターボックス型の座ってプレイする筐体になった。
半密室型の筐体のため周りを気にせずにプレイしやすい。*3
エアーや光、振動の演出効果があるなどアトラクション的な要素が強くなり、場面によって演出を楽しむことができる。
なお演出が苦手な人は爆音ボタンを押すことで演出をオフまたは抑えめにすることが可能。

13年ぶりということもあって前作と比べると大幅にグラフィックが強化されている。
ただし、時代の流れもありゾンビの欠損描写はほぼ皆無となったことなど、残酷描写はかなり抑えめになっている。
」から一度に出現するゾンビの数が増えているが、シリーズでも大群で押し寄せてくる「4」と比べても一度に登場するゾンビが多くなっている。
「4」ではできなかった背景の大量のゾンビに対しては一部の場面を除いて撃ちこむことが可能。

ステージはChapter0~4までの5ステージ構成で、Chapter0を除く各チャプターの最後にはボス戦が控えている。
Chapter1~3は3つルートを任意の順番で攻略していくという「Ⅲ」の様な仕様。
ただし、「Ⅲ」と違い選んだ順番によって進行ルートや登場するゾンビの種類が変わることはない。
ステージ数とボス数を見ると「4」からボリュームダウンしたように見えるが、1ステージが過去作と比べて長く、敵も多くなっているので全体のボリュームは上がっている。

メインウエポンとなる銃は前作「4」に引き続きサブマシンガン
基本的な仕様はほぼ同じで画面外に向けてリロードを行うのだが、弾を撃ちきったらオートリロードされるようになった。
ただし、オートリロードの場合リロード速度が若干遅めとなっている。
ガチャプレイは廃止されており、ガンコンを軽く振ってのリロードも廃止されている。
ガンコンにはボタンが2つ追加されており、これはサブウエポンなどの役割を担うアイテムを使用する際に使うことになる。
アイテムの種類については後述。
「4」のものと比べてやや大型・重量化したが、前述のシートに座ってプレイすることやガチャプレイ廃止等でプレイヤーの体力面での配慮はされている。
ボタンの1つがトリガーを引く手で操作できる位置にあるため、二丁拳銃プレイを行う時も安心の設計。

ゲーム開始前に難易度を「ノーマルモード」「マスターモード」の2から選ぶことが可能。
マスターモードは高難易度モードでノーマルモードと比べると以下の点が変更されている、
  • 一部敵の配置が変更されており、敵の出現数が増えている
  • 敵の耐久力が高くなり硬くなる
  • アイテムの使用に必要なコイン数が増える代わりに、弾数(使用回数)も増加する
  • ノーマルモードではステージ毎に特定の場面で支給されるアイテムが支給されなくなる*4
特に敵が過去最大級に大量出現する本作においては耐久力が高くなるのは厄介な要素で、ザコゾンビの大群がかなりの脅威となる。
ある程度ゲームの流れや仕様を理解していないと過去作経験者でもボコボコにされる可能性が高いため、初見はノーマルモードでプレイするのが無難。
ボス戦は攻撃パターンの変化や増加するなどはない。
マスターモードは敵が硬くなる分、撃ちこめる数が増えるためスコアやHODコインの稼ぎに向いている。

ザコゾンビに接近されると押し倒されるか、「Ⅲ」のように仲間が襲われてしまう(襲われるのは1人プレイ時は必ず非操作キャラクターで、2人プレイ時はランダムでどちらか)事がある。
どちらも制限時間内に討伐対象のゾンビを倒せないとダメージを受けることになる。
カメラアングルも狙いにくいものになってしまい、2人プレイ時に仲間が襲われた場合は片方のプレイヤーが操作不能状態になり、内部のゲームランクが上がっていると時間制限に対してあり得ないほどゾンビが硬くなるので発生すると不利なイベント。
発生させないようにゾンビの大群の接近を阻止するか、発生してしまったらアイテムを使ってでも早めの討伐を意識したい。
また、ボス戦の一部の攻撃では仲間が襲われて操作不能になるシーンがある。

リザルトは「Ⅲ」「4」に引き続きランクによる評価となっている。
1人プレイ時はランクがA+ならライフ1回復、Sならライフ2回復となっており、2人プレイ時はA+以上でライフ1回復となっておりSでもライフが2回復しない。
評価項目は「獲得スコア」「敵撃退数」「クリティカルショット数*5」「命中率」「イベント成功数」の5項目となっている。
命中率以外はステージ毎に評価基準が異なっている。
獲得スコア、敵撃退数は倒さなくても進行する背景の敵なども積極的に倒すと高評価を取りやすい。
獲得スコアに関してはシリーズ恒例の得点アイテムの回収の他にも、特定の場所に隠されている隠しスコアも探し出すのも良い。
隠しスコアは特定の場所を撃ち続けると紫色に光りスコアが加算される。ボス戦でも隠されている。
オブジェクトを破壊して獲得するわけではないのが厄介な要素。
ピアノの譜面台やシャンデリアのようなわかりやすいものはまだいい方で、窓の枠の下や壁の隅など非常にわかりにくいものもある。
ゾンビの対処をしながら隙を見て隠しスコアの場所を撃ち続けないといけない場面も多いので、あらかじめ獲得できる場所を頭に叩き込んでおこう。
クリティカルショットも獲得スコアを高めるのに使えるので可能な限り狙っていきたい。クリティカルショットは前作と同様ゾンビの頭部を撃ってトドメを刺すことで3体目までは「GOOD」、「EXCELLENT」、「AMAZING」の順に表示され、4体目以降は頭部以外を撃ってトドメを刺す、ダメージを受ける、あるいはステージが切り替わるまで「PERFECT」が表示され続ける。クリティカルショットコンボが途切れると再び「GOOD」から始まる。
ただし、爆発物系などの選んだアイテムによってはクリティカルショットを稼ぐのが難しくなってしまう事もある。
一番難関となるのは命中率で最高評価を取るには56%以上が必要。
イベント成功数はステージ中に発生する「サイトの表示された障害物を破壊して道を切り開く」「サイトの表示されたところを撃ち続けシャンデリアなどのオブジェクトを破壊してゾンビの大群を撃退する」などイベントを成功させた数が多ければ評価が高まる。
基本的にはイベントは成功させた方が良く襲い掛かってくるゾンビを一掃できたり、失敗すると受けるダメージを回避できたりする。
ただし、スコア狙いの場合はあえて失敗することによりゾンビを生き残らせクリティカル数や撃ちこみ点を稼ぐことができる。
イベントの中には「2」以来となる一般人の救出イベントもある。
成功してもライフなどはもらえないが、誤射によって撃ち殺してしまうことはなくなったので恐れずに撃ちこめるようになった。*6
また、評価には影響しないが敵の飛び道具攻撃を撃ち落とす毎に「NICE!」と表示されるようになり、撃ち落とせたかどうか判別しやすくなった。

ライフの回復手段は「前述のリザルト評価」「各ステージに1つのみ隠されているライフアップのアイテムを拾う」「後述する持ち込みアイテムの使用」の3つ。
仲間や一般人救出イベントでのライフ増加はなくなったため、シリーズの中でもライフ回復する機会は少なめ。
また後述するアイテムシステムとの兼ね合いのためか、工場出荷設定の最大ライフ数は前作の9から7に減ってしまっている。
ライフ数が上限に達している場合はライフ数表示の下に「MAX LIFE」と表示される。

Aimeカード及びパナパスポートの記録保存用カードに対応しており様々な特典を受けることができる。
特典は以下の通り。
  • 全国ランキングへのスコア登録*7
  • 選択したモード問わずアイテムを全種類使用可能になる*8
  • プレイ内容によって溜まるアイテムの購入に必要なHODコインの獲得数の保存
  • プレイ内容によって溜まる経験値によって上がるレベルの保存
  • 実績の達成状況の保存
ランキングは「ノーマルモード1人プレイ」「マスターモード1人プレイ」「ノーマルモード協力プレイ」「マスターモード協力プレイ」の4部門がある。
カードを使わない場合でも筐体内のランキングには登録は可能。
レベルと実績に関しては隠しアイテムなどもないため純粋なやりこみ要素となるが、レベルは上がるとHODコインの獲得ができる。

難易度はノーマルモードでは歴代のシリーズの経験者ならある程度コツを掴めばノーコンテニュークリアも狙える。
実績には「ノーマルモードをノーコンテニューかつノーアイテムでクリア」と難しめのものもあるが、コツを掴んでいけば十分に可能。
反面マスターモードはアイテムの使用が前提の難易度設定であり、シリーズ経験者でも初見は避けた方が良いぐらいで難易度は高め。
ノーマルモードがノーコンテニュークリアが見えてきたころに挑戦すると良いかもしれない。
ノーマルモードよりもアイテムを多く使えるため使いどころを見極めていきたい。
難易度は非常に高いがマスターモードでもノーアイテムのノーコンテニュークリアが達成されている。


アイテム

各チャプター開始前にアイテムを2つまでHODコインを消費することで購入し持ち込むことができる。
HODコインは前述のレベルアップやステージクリア時やゲームクリア時のランクに応じても獲得できる。
アイテムごとに購入金額及び持ち込める弾数及び使用回数が異なる。
いずれもリロードが不要という特徴がある。
カードを使用した場合はモード問わず全アイテム持ち込み可能だが、使用しない場合はノーマルモードでは持ち込み不可、マスターモードではHODコインの消費が必要なく持ち込みができるが選択できるアイテムが大きく制限されている。
マスターモードで選択できるアイテムも全体的に弱い。
マスターモードではアイテムの購入金額が上昇する代わりに、弾数及び使用可能数も増えておりノーマルモード以上にアイテムを活かした戦略を取ることができる。
また、2人プレイ時は購入金額が半分になる代わりに、持ち込める数も1人プレイ時の半分になる。
アイテムの使用数はステージ攻略中に増やす方法がコンテニューした際の補充しかないので、アイテムをどこで使うかという戦略が重要になる。
アイテムによって道中ゾンビの処理の適性、ボス戦への有効度、スコアタへの向き不向きなど異なるため目的に合わせたアイテムを選択したい。

また、ノーマルモードではルートB以外の各チャプターの特定の場面でアイテムを支給され使うことができるが、全弾消費しない限りはメインウエポンのサブマシンガン及び持ち込んだアイテムの使用が制限される。
ボス戦では専用の武器に持ち替える場面もあるが、これはモード問わず使用可能で特定の場面が終了するまで武器の持ち替えもできなくなる。

アイテム一覧
+ ...
【HODコインで購入できるアイテム】
  • ショットガン、ショットガンプラス
「Ⅲ」のメインウエポンのショットガンのようなもので攻撃範囲が広くダメージが高い。プラスの方が上位互換。
敵が近ければ近いほど威力が高まるのだが、遠ざかると威力が減少するどころか届きさえしなくなる。
ボスなど接近してくる敵に有効。
ノーマルモードではショットガンがルートAで支給される場面があるが、その場面で相手にするのはモゥラーの大群のため、飛びつかれるとかえって使いにくくなるので飛びつく前の固まっている時に撃ちこんで使ってしまいたい。
ショットガンはカードを使用しない際のマスターモードで選べる武器の一つ。

  • マシンガンプラス、マシンガンダブル
メインウエポンのサブマシンガンの上位互換的な武器。ダブルの方が上位互換となる。
アイテム共通の特徴としてリロードが不要かつ、威力が高く、マシンガンのため癖もなく扱いやすい。
マシンガンプラスはカードを使用しない際のマスターモードで選べる武器の一つ。

  • ガトリングガン
上記のマシンガンの上位互換的な位置にある武器。
連射力が更に上がり持ち込める弾数も多く、マスターモードでは圧巻の900発なので弾使いの荒い武器でありながら直ぐに使い切ることがない。
扱いやすくゾンビの集団への対処、ヘッドショット数稼ぎ、ボスのキャンセルゲージ削りとありとあらゆる場面で使える器用万能な武器なので、迷ったらこれにしても良い。
ノーマルモードではルートCで支給される場面があり、背景の敵を倒して稼ぐか、入手後に進むと登場するエビタンなどを処理するのに使うかはプレイヤー次第。

  • MGM700
連射はできないが単発の威力が高いマグナム。
連射ができないので大量の敵を捌くのには向かないが、耐久力の高いゾンビやボス戦では有効。
カードを使用しない際のマスターモードで選べる武器の一つで、その中では強力なため有効な選択肢となる。

  • レーザーガン
単発の威力が高く、弱点に当てると威力が増すレーザー銃。
ノーマルモードではChapter4で、重装甲のチェーンソーゾンビであるサムソンジュニアが出てくる場面で渡される。
しかし、とある事情から厄介者扱いされてしまっている。

  • ヒートレイ
赤いレーザー銃。
レーザーガンの上位互換。

  • 手榴弾
「4」や「OVERKILL」にも登場したサブウエポン。爆発により多数の敵を倒すことが可能。投げてから爆発するまでにかかる時間は「4」と「OVERKILL」の中間ぐらいで前作より使いやすくなった。
ノーマルモードでは最も安価な武器の割には多くのゾンビを殲滅するのに役にたつが、敵の耐久力が上がるマスターモードでは火力が足りておらず一気に使いにくくなる。
ノーマルモードではルートCで支給される場面があり、タイミング良く投げれば渡された場面のゾンビ大群を処理した後に使用数を温存することができ、後に出てくる小型のすばしっこいゾンビの殲滅にも使うことができる。
逆にヘッドショットを狙う稼ぎをしたい場合は、邪魔なので適当に連射して使い切られてしまう。
カードを使用しない際のマスターモードで選べる武器の一つだが、前述の通り火力が足りておらず思う様に威力を発揮しにくい。

  • グレネードランチャー
手榴弾より威力の高い爆発弾を放射状に飛ばす。
装弾数は少なめ。
ノーマルモードではChapter0で渡される武器でゾンビの大群を一掃できる。
前述の手榴弾同様、スコアアタックをする場合には適当に連射して使い切られてしまう。

  • ロケットランチャー
威力が高く広範囲な爆発弾を発射する武器。
装弾数が異常に少ないので、他の武器と比べても特に使いどころを見極める必要がある。
どちらかというとクリア目的より、背景の敵を一掃してスコアを稼ぐのに使われる事が多い。

  • 火炎弾銃
着弾すると炎が広がる火炎弾を飛ばす。
手榴弾とグレネードランチャーの中間を取ったような性能。

  • エネルギーキャノン
ライフが少ないほど威力が増す性質を持つ。
アイテムの説明文では上記の説明のみで使いにくく見えるが、真価は貫通弾かつ高威力なこと。
弾数は少ないがゾンビ、ボス戦ともに有効なアイテム。

  • SWキャノン*9
広範囲かつ高威力で、貫通性能をもつ衝撃波を飛ばす。
普通に処理するのがアホらしくなる程度には爽快にゾンビが吹き飛んでゆく。
対ゾンビ最終兵器とも言えるぐらい強力なアイテムであり、終盤の苛烈な敵ラッシュもマスターモードだろうがこれを撃っておけばなんとなかってしまう程。
道中の敵の殲滅に使うには最強クラスだが、ボス戦ではやや使いにくい。
性質上ヘッドショットを稼げないのでスコアアタックには縁がない様に見えるが、ルートBに登場するラットスターの大群を倒して稼ぐのに使われる。
強力な割には装弾数が多いが、その代わり全アイテム中でも最も高価。

  • ライフ
使用するとライフが増えると、ある意味掟破りなアイテム。
マスターモードでは2回使用可能なため2も増やせる。
アイテムを選んだ後に画面を撃って使用しないと機能しない点と、ライフ最大時には使えない点には注意が必要。
うっかり使い忘れないように増やせる時に即使い切ってしまうのが基本だが、ルートAのある場面では現在のライフに応じてルートが分岐するため。あえて温存する使い方をする時もある。
単純に強力なのでとりあえずで選んでも大損はしないが、敵を捌ききれずにタコ殴りに遭うと結果として他のアイテムを選んだ時よりもライフを減らしてしまう可能性もある。
特にマスターモードでは敵を殲滅できる武器を選んだ方がライフが残ったということも。

  • シールド
攻撃を防ぐシールドを7秒間展開する。
使用時はありとあらゆるダメージを受けないが、装弾数は少ないため使いどころは見極める必要がある。
ノーマルでは1回のみとライフと同じため使いにくいが、マスターでは3回使えるので上手く使えればライフと差別化できる。

【ボス戦限定アイテム】
ボス戦の途中で入手し特定の場面で使用するアイテム。
弾切れになると詰んでしまうためか全て弾数制限はない。

  • ロケットランチャー改
ルートAのボスであるChariot戦の中盤で入手する。
どんな武器を使っても攻撃を通さないChariotの装甲に唯一有効な武器。
一発当てたら破棄されるが当てた部分の装甲を破壊して大ダメージを与え、次のシーンから装甲が破壊された部分が弱点に変化する。
無限弾ではあるが一発装填でリロード時間が長いため、何度も外している余裕はなくよく狙って撃つ必要がある。

  • 火炎弾銃(ボス戦仕様)
ルートBのボスであるPriestess戦の終盤で入手する。
トドメを刺すために使われるが、事前に薬品を浴びせたせいかなのか、異様に威力が高くどんなに体力が残っていてもPriestessを一撃で葬る。
更にリロード不要で連射も利くとある意味本作最強のアイテム。

  • 消化弾
ルートCのボスであるHangedman戦の後半で入手する。
Hangedmanが起こした炎を消すのに使うことになり、弾の軌道はグレネードランチャーに似ているためやや癖がある。
着弾時に拡散するため大体の場所に撃っても炎を消すことはでき、撃ちこむ場所によっては1発で2つの炎を消すことができる。
ただし、4発装填かつリロード時間は長めのため乱射だけはしてはいけない。
2人プレイ時は装弾数が2に減るので、より注意が必要。


ストーリー

20XX/12/6
夕暮れに夜の帳が下りてくる頃、ある館のパーティー会場にライアンとケイトが侵入した。
パーティ客として紛れ込みホールで情報を集める2人であったが、これと言った収穫もなく時間が過ぎていくだけだった。
収穫無しで終わるのではないかと思ったとき、会場の様子が一変する。
突如館中に大量のゾンビが解き放たれ、逃げ惑うパーティーの客を襲い始める。
2人はまずは脱出しようとするがゾンビに阻まれ失敗する。
脱出に失敗した2人は真相を探るべく館を探索することになる。

20XXとぼかされているが、Chapter0にて「3年前……ジェームズが言っていた通りだわ」というケイトのセリフから2005年~2006年辺りと推測される。*10
AMSが存続していたり、館でパーティーを開いて客が集まっている、ライアンとケイトの休日の様子が平穏な過ごし方をしていることがムービーで見られる。
しかし「Ⅲ」と「4」のストーリーによれば「4」自体がイレギュラーの発端となる事件で世界の崩壊が始まっていたとされ、矛盾する描写になる。
「4」の舞台近辺だけでイレギュラーな事態が起きており全世界では起こっていなかったまたはシリーズ自体が長年の空白期間があったので設定が変わった可能性がある。


登場人物


  • ライアン・テイラー (Ryan Taylor)
1P側主人公で「2」「4」で主人公を務めたジェームズ・テイラーの弟でAMSのエージェント。
「Ⅲ」の主人公の一人のダン・テイラーとの関係は不明。
過去作の主人公との親族関係の主人公は「Ⅲ」のリサ・ローガン以来。
ゾンビなどのクリーチャーと対峙するのは初めてのようで、そんな中でもジョークを飛ばせる程度には精神的にはタフ。
ジェームズが何度もこのような任務を行っていることを知ると「これじゃあ身が持たないな……意外に早く兄貴とは再会できそうだ」と漏らしている。
これまでのテイラー姓の主人公は全員殉職していることを考えると洒落にならないジョークである。
余談だが兄のジェームズが主人公を務めた「2」の登場ゾンビにはライアンという個体がいる。

  • ケイト・グリーン (Kate Green)
2P側主人公で「4」「4SP」でも主人公を務めたAMSエージェント。
3連続2P側主人公は彼女が初。
「4」から成長したようでAMSから一目置かれる存在になり、「4」の頃に比べると精神的にも余裕が見られる。
「4」でジェームズとパートナーを組んでおり、今回はその弟のライアンと組むことになる。
運転すると性格が変わる設定があったが、今回は乗り物は全てライアンが運転するため彼女が運転する機会はない。
相変わらず過去作の主人公をオマージュしたようなセリフを言う場面がある。
彼女の持っている赤いPDA端末はボスをスキャンすると弱点を表示してくれ、館のセキュリティもハッキングして解除できる優れもの。
その他にも隠している機能があるようだが…

  • ソーンハート (Thornheart)*11
今回のパーティーの主催者であり、本作の黒幕の老人。
「Ⅲ」から登場していたミスティックマンの正体。*12
生死を彷徨う病にかかっていたが完治している。を突いており右足を足を引きずったような歩き方をする。
シリーズではバイオテロを起こした黒幕は事件中に亡くなるか、故人としての登場となっていたが唯一どちらにも該当しない人物。

  • キュリアン (Curien)
  • カレッブ・ゴールドマン(Caleb Goldman)
過去作の事件でバイオテロを引き起こし、その事件の途中で亡くなっているため両者とも故人。
キュリアンは「1」の黒幕で「Ⅲ」の事件にも関わっている。ゴールドマンは「2」の黒幕で「1」「4」の事件にも関わっている。
「4」でパソコン映像にメッセージを残していたゴールドマンは今回の事件が起こることを予測していたのかもしれない。
ソーンハートとは1880年に彼らの先祖が創った会から繋がりがあることがケイトの口から明かされた。
また、ライアンはこの2人は知っていたがソーンハートのことは知らなかった。*13
終盤のステージで彼らの石碑が見られるのだが、ゴールドマンはフルネーム表記であるのに対してキュリアンの方はなぜか単にCurienとしか彫られていない。ちなみに作中でゴールドマンのフルネームが見られるのは本作が初めてである。

  • ジェームズ・テイラー(James Taylor)
「2」の主人公で「4」の事件の最後で亡くなっているライアンの兄。
本作では名前のみの登場。
ケイトの口から今回の事件と似たような事件に3回遭遇していると明かされ2回は「2」「4」の事だと思われるので、まだゲームで明かされていない事件もある可能性が出てきた。
また、生前「本当の戦いが起きる」と今回の事を予見していたような言葉も残していた。

  • ゾンビ
お馴染みザコ敵。
元々HODシリーズのゾンビは本能的に人を襲うために創られた人に似せた生物のため、ゾンビは便宜上の呼び方だったが本作では明確にクリーチャーと呼ばれている。*14
過去作と比べるとパーティーということなのか帽子を被っているなど服装がしっかりしたものが多い。
本作は「1」から復活したゾンビが大半を占め、それにシリーズ常連や新規が加わったものになる。
「4」と異なり背景にいるゾンビをしっかり倒せるので撃破数稼ぎに使える。
マスターモードでは耐久力上昇もあり、ザコゾンビでも大群で襲い掛かってくるとラスボスより脅威的になる。
詳細はこちらを参照。

  • ボス
Chapter0以外のステージの最後で登場する。
今回の弱点はケイトの持っているPADに表示されている設定。
前作に引き続きキャンセルゲージの削って攻撃をキャンセルしながら体力を削っていく流れ。半分は実質体力ゲージが機能していないので演出と化しているが。
今まで作品では特定の攻撃パターンを繰り返して一定の体力を削ると次のパターンに移行する方式だったが、本作はキャンセルに失敗しても次のパターンに移行する場面が多々ある。
サイトが表示される弱点以外の部分を撃って攻撃をキャンセルしに行く場面も多く、弱点はあくまでも体力を削れる部分となっている。
演出面も強化されておりアトラクション要素が強くなった。
登場ボスは完全新規が2体と、「1」から22年ぶりに復活したボスが2体。
本作はボスのType表記が無くなっている。



ステージ

Chapter0 スケアクロウの館 〜Scarecrow Mayer〜 HALL*15

パーティーに侵入し主催者の事を聞いて回るものの、何の収穫も得られずに任務が終わろうとしていた。
2人が諦めかけていたその時、パーティー会場にゾンビが解き放たれパーティ会場は地獄絵図と化した。
会場は電波が届かず、脱出するために2人は呼び出した無人ヘリとの合流ポイントへ向かうことになる。
しかし、ヘリに乗り込んだものの大量のゾンビがタワー状に群がりヘリを引っ張り落とすという力技でヘリは墜落させられ脱出に失敗する。
まあ、ゾンビ物でこんな序盤に脱出用ヘリがまともに機能するわけがないしね。
2人は崩壊する館から脱出した先で到着した中庭には3つの道が広がっていた…

最初のステージでボス戦はなし。後に登場するボスのChariotは登場するがゾンビを投げつけてちょっかいを出してくるだけと顔見せ程度。
また、シリーズ恒例の最初に遭遇する民間人は絶対に助けられないお約束も存在する。
今回はパーティー中にケイトに絡んでくるしつこい男かつ、「金ならいくらでもくれてやるから、どんな手を使ってでも俺を助けろ」と言ってくる殺してくれと言わんばかりの死亡フラグの教科書みたいな男。
尚、彼を殺害するゾンビは男を襲っている相手は完全に無敵であり、どうやっても助けられない。
「1」「2」では目の前で研究員や民間人が殺された時は「なんてひどい事を…」と言った感じの反応だったが、今回は前述の経緯故か「しつこい男はロクな目に遭わないな…」程度の反応で非常に淡泊。
また、ステージ途中で館の崩壊までのカウントダウンが始まるがただの演出なので気にしなくて良い。

序盤は強制的にゾンビに押し倒されたり、仲間が襲われる場面が強制的に発生したり、シャンデリアを破壊してゾンビを巻き込むイベントなどチュートリアル的な要素が強め。
ステージ開始直後に相手にするゾンビたちですら10体以上襲い掛かってくると、今までのシリーズの比にならない数がやってくる。
ザコゾンビは身長がほぼ同じなのでヘッドショットのコンボを狙うなら一定の高さに合わせて、水平にばら撒くように左右に動かして撃ち続けると良い。

ボスはいないが初見殺し要素はそれなりにありパーティーの客をなげつけてくるサイモン、ヘリの場面で大量のゾンビの中に紛れてシリルがしれっとを投げつけてくる、ドアを開けたらいきなりサイモンが殴りかかってくるなど。
ノーマルモードでは前半の炎上して崩れ落ちている階段のあるエントランスのような部屋でグレネードランチャーが支給される。
ゾンビが大量に襲い掛かってくる場面なのでタイミングよく発射してなるべく多くのゾンビを巻き込もう。
この部屋で発生するイベントでパーティーの客がゾンビに向かってドラム缶を転がして援護してくれる。
ドラム缶は何発か撃つと爆発するが、爆発させるのが早すぎるとパーティーの客が巻き込まれて死んでしまう。
マスターモードでは敵が硬すぎるため、イベント成功判定でタイミングよく爆発させてもゾンビを倒せていない。

ステージ最後の中庭でのゾンビラッシュは難しく、ザコゾンビの大群の混じる大型ゾンビも対処していくことになる。
この様な場面は今後も数多く出現するため、大型ゾンビが奥にいる内に処理することを意識できるようになると楽になる。
また斧持ちことシリルの対処方法も覚えておこう。

ライフの出現場所は中庭のゾンビラッシュの場所にある木箱か樽のどちらかに隠されている。
敵ラッシュ開始時の移動中はまだ余裕があるため、この時に取ってしまいたい。


※次からのチャプターである、
Chapter1 ケイトとライアン 〜Kate and Ryan〜
Chapter2 ホモ・サピエンス 〜Homo sapiens〜
Chapter3 パンドラの箱 〜Pandora's Box〜
は任意の順番でルートA,B,C選択して進めて行くことになるため、選ぶ順番によってチャプター数とステージは必ず一致しない。
本項目ではルートA→ルートB→ルートCの順番で選んだと仮定して記述していくことにする。
ステージ開始直後に流れるムービーはチャプター数によって変わり、選択ステージとの組み合わせとは関係がない。


Chapter1 ケイトとライアン 〜Kate and Ryan〜 ルートA:別館玄関口 ANNEX

今回の任務が始まる10時間前。
ライアンはソファーでくつろぎ、ケイトは町中のカフェで休暇を過ごしていた。
2人のスマホにメールが入り「コード・Rに動きかあったためすぐに準備に入るように」と緊急任務の出動指令が下った。
2人は任務へ赴く準備をするために立ち上がった。

別館を探索するルート。
正面玄関から侵入しどこかで見たことがある様な光景がお出迎えする。
その後進むと調理場に寿司詰め状態になっていたゾンビの大群に追いかけられダイニングルームに逃げ込み、暖炉の部屋を経由し、中庭に脱出する。
中庭の途中でライアンの運転するバギーに乗り、ゾンビを撃退しながら進んでいき最後には投げ捨てる。
その後再び屋内に入って2つのエレベーターのどちらかに乗り別館を探索する。
探索していると謎のモニタールームに到着し、ケイトは予想よりも自体が早く進んでいることに気づき早く連絡しないといけないと焦る。
その時、見ていたモニターごと壁が突き破られ突き飛ばされたパーティーの客が飛んでくる。
壁の向こうを見るとと斧を装備したChariotが立っていた…

「1」のキュリアン邸正面突入ルートをを彷彿とさせる館の内装と敵配置からスタートする。
食堂でゾンビの群れに追いかけられダイニングでは大群との戦闘になるが、攻撃してくるゾンビは前の一部だけなのでそこを集中して撃退していればダメージは受けずに済む。
ただし、スコアや撃退数稼ぎをするならここで稼いでおきたい。
このシーンは全滅させられなくても一定時間で次に進む。
中庭では敵の処理順番に注意する必要がある。特にベントリーは持っている投擲物を先に壊してしまうと、回避が難しい高速突進をお見舞いされる。

バギーに乗る手前のモゥラーの群れに対してはノーマルモードではショットガンが支給される。
拡散する性質が群れているモゥラーには効果があるが、飛びつかれると狙いにくくなるため、慎重に使うよりはガンガン撃ちこんでモゥラーを減らして残りをサブマシンガンで処理しよう。
バギーの移動シーンは投げ捨てる手前のルービンが襲い掛かってくる場面が、分かっていてもダメージを喰らいやすい難所。

バギーを降りた後にすぐあるエレベーターはライフの残数によってどちらに乗るかに分岐し奇数なら左、偶数なら右に乗る。
左は敵が多くエレベーター到着後の強制押し倒しイベントや、敵のコンビネーションの嫌らしさなど難易度が高い。
クリア狙いなら右でスコア狙いなら左に乗るようにしたい。
ライフ調整に自信がないならアイテムでライフを持ち込んでおいて、エレベーターに乗る手前まで温存しておけばルートを任意で決められる。
ここが実質本作唯一の明確なルート分岐となっている。
ちなみに左ルートではケイトが「4」Chapter1の時と同じく「迷ったら左の法則ね」の台詞を言う。ライアンは台詞の意味がよく分からずに困惑するが。
どちらのルートを選んでも最後は階段を下りボスの待ち構えるモニタールームに移動することになるが、その手前のゾンビラッシュの難易度が難関。
シリルやパークの処理に手こずるとライフを2以上持っていかれる可能性もあるので気を引き締めて挑もう。

ライフの出現場所はモニタールーム前の階段を下りた先にある箱の中に隠されている。
画面の隅のため反応しにくく、移動するのが早く猶予時間も短いので慣れていないと取り逃しやすい。

Boss:Chariot*16

戦車。
HODシリーズ最初のボスが「1」以来の登場。
「1」よりも大型になり鎧も光沢ががった黒と更にサイバーチックに。
妙にくねくねした独特の動きはChariotそのものだが、一部の攻撃パターンは「Ⅲ」のDeathの要素を取り入れている。
「1」の時の弱さはどこに行ったのかと言いたくなるぐらいには、本作ではかなりの強敵と化している。
弱点は「1」の設定を踏襲しているためなし*17 PDAのスキャン表示ではすべてPROTECTEDと表示されている。
そのため、あるシーンに到達するまでは攻撃をキャンセルするのがやっとで、ダメージを全く与えられない状況が続くことになる。
・・・弱点無し状態のこいつによく一矢報えたな「1」の先陣エージェント。
ちなみに前述の通り今作のボスは弱点表示時のType表記が廃止されているが、Chariotについてはよく見ると右腿の装甲に「CHARIOT TYPE-027」と記載されている。

第1段階は先ほど突き飛ばされた客を左手で掴み投げつけようとしてくる。
一定時間内に左腕の上の部分を狙ってキャンセルゲージを削る必要があるが、腕が大きく動くので狙いにくく最初から難所となっている。
動きは時計回りなことを意識すると狙いやすくなる。

第2段階は非プレイヤーキャラとなるパートナー(2人プレイ時はランダムでどちらかのプレイヤー)を捕まえて、先ほどと同等に投げつけようとしてくる。
先ほどのパターンと比べると動きがないが、的は小さめなので確実に狙いたい。

第3段階はモニタールームの奥にある武器庫に駆け抜けていく途中でChariotが瓦礫を斧で飛ばして妨害してくる。
普通にやる分には難しくはないが、Chariotへの撃ちこみなどに夢中になっていると被弾しかねないので注意。
また、瓦礫はターゲットが表示されない限りは当たり判定がない。

第4段階はパーティー客が捕らえられた檻がある武器庫に駆け込み、ボス戦専用アイテムであるロケットランチャー改が支給される。
ロケットランチャー改自体は無限弾だが一発装填かつリロードが非常に長いので適当には撃てない。
ゆっくりと近づいてくるChariotに一発当てて鎧の一部を壊し弱点を作ることになる。
ここで初めてダメージを与えられるようになる。
弱点を作れるポイントは「頭」「右胸」「左胸」「右脚」「左脚」の5ヶ所。
ここでどこに弱点を作ったかによって今後の場面の難易度に影響が出る。
体の上の部分程ダメージが通りやすくなり、特に頭はそこまで大きく動かない上にダメージが大きく入る。
しかし、頭はこの場面ではやや狙いにくく、後述する事故が起きる可能性がある。
反対に脚はダメージの通りは悪いが、この場面含めて大きくは動かないため。
右脚もやや難易度が高くなるため、脚を狙うなら左の方が良い。
後述の事故を避けたい場合と、撃ちこみスコアを稼ぎたいなら足を脚を狙うのが良い。
左胸はその中間と言った所だが、問題は右胸でここを破壊するとこの後のシーンで悲惨なことになるので絶対に避けた方が良い。
ここでは「1」のリスペクトをするのはやめよう。
頭と左胸は狙いが外れると右胸に直撃してしまう事故を起こす可能性がある。

第5段階はChariotがロケットランチャー改の直撃によって怯んでいる隙に、客を捕えていた檻のセキュリティをPDAでハッキングして開ける。
Chariotが立ち上がり斧を床に叩きつけ雄たけびを上げるムービーが入るが、先ほどのロケットランチャー改直撃時はどこに当たったのか視認しにくいのでここでよく確認しておこう。
逃げる客の中で一人転倒してしまい逃げ遅れた客を、Chariotが斧をゴルフクラブの様に扱い飛ばしてこようとするので、先程作った弱点を撃ちこんでキャンセルさせる。
右胸が弱点になっている場合はChariotの姿勢の関係で左側の鎧が邪魔して狙いにくく、挙句の果てに斧を振りかぶった際には完全に隠れてしまう。
また、右脚が弱点の場合も振りかぶった際に一瞬隠れるので難易度が高くなる。
他の部位が弱点になっている場合もキャンセル猶予が割とシビアなので、右胸以外でも難所に成り得る場面。

第6段階は直線状にChariotが走って追いかけてくる。
弱点を撃つだけかつ隠れることもなく難しくはないが、攻撃までの猶予は短めなので弱点を確実に集中攻撃しよう。

第7段階は「Ⅲ」のDeath戦を彷彿とさせる、移動しながら障害物や柱に阻まれての射撃。
第5段階程ではないが右胸が弱点の場合隠れる瞬間が多いため狙いにくくなる。
また、オマージュ元の「Ⅲ」のDeath戦程は障害物によって狙いにくくはなく、シビアではない。

第8段階は第6段階同様直線状に真っ直ぐに走って迫ってくる。
特に難しい場面ではないので残りの体力を削りきりトドメを刺そう。
第5段階からの攻撃を全てキャンセルできていれば、1回の攻撃キャンセルで終わるが、失敗していた場合体力を削りきれず、このパターンを体力を削りきるまで繰り返す。

撃破するとChariotの鎧がバーストして力尽き、倒れた際に武器に使っていた斧が頭に突き刺さり絶命した。
今回は戦闘中に全身弱点を晒す愚行はしてこなかった。
「1」では生身の本体から触手のようなものがあちこち伸びていた*18が、本作ではそのようなものは見当たらない。
ライアンは「殻を破った気分は爽快だろ」と皮肉り、ケイトは「しつこい奴は願い下げ」と「Ⅲ」のリサをオマージュした様なセリフを吐き捨て去っていく。
ケイトはライアンに「あるものが世界各地に解き放たれ人類が滅亡しようとしている」という「ノアの方舟」計画が静かに進行していることを伝える。


Chapter2 ホモ・サピエンス 〜Homo sapiens〜 ルートB:地下施設入口 LABORATORY

ソーンハートの語りから始まる。

キュリアン、ゴールドマン、人類は絶滅をするか進化をするかを選ぶ時が来たのだよ

ゾンビゲームのラストステージ付近で登場するような、いかにもな地下研究施設に侵入する。
ライアンがセキュリティに引っかかってしまい、システムダウンのカウントダウンが始まってしまう。
研究施設の通路や水路を移動しながら研究施設の奥に辿り着きセキュリティを止めに向かう。
途中の地下水路では何故置いてあるかわからない車を運転して進むことになる。
水路に関わる場面が多く、「4」のJustice戦やChapter2水路ルートでのトラウマからかケイトが嫌がる場面がある。
研究施設の奥に到着してセキュリティを解除して安心していると、デスクに写真が置かれているのを発見するライアン。
写真はキュリアンとゴールドマンとソーンハートが写っており、彼らの関係を説明するケイト。
その時奥の水路からPriestessの金切り声が聞こえてくる…

システムダウンのカウントダウンはChapter0同様演出なので気にしなくて良い。
水路が中心となるのでシリーズでおなじみのエビタンが多く出現する。
最初の水路の敵のラッシュが早速難関となる。
武器持ちや大型のゾンビは出てこないがとにかく数が多く気づいたら攻撃を受けていることが良くある。
ルートAであったラッシュに比べると、攻撃を仕掛けてくるゾンビの範囲が広いので全体を見渡す必要がある。
ごちゃごちゃしていて見にくいが、攻撃モーションに入りそうなゾンビを見極めて優先的に撃ち落としたい。
このシーンは全滅させなくても次へ進む。

その後通路に入った後の敵のラッシュを抜けると、ステージ中はラッシュらしいラッシュはない。
序盤にゾンビラッシュが固まっているため、そこを抜けたら敵の数は他のルートに比べると大分控えめになる。
黒い姿で認識しにくく素早く走って斬りかかってくる忍者ゾンビのマック、ロックシンガー風のサイモンの上位種と思われるブルース、
持っているドラム缶を先に破壊すると突進される危険性が高まるベントリーが辺りには注意が必要。
マックはルートCで登場する物に比べると対処しやすいため、反応さえ遅れなければ処理は難しくはない。
ブルースは耐久力が高い上に頭を激しく振り回し狙いにくく、ゾンビの大群に混ざっていることが多いのが厄介。サイモン同様奥にいる内に処理してしまいたい。
このステージのみの登場するネズミのラットスターは、おびただしい数がこちらに走ってくるがスコア狙いでなければ画面に飛び掛かってきた個体のみを処理しよう。
スコア狙いならアイテムのSWキャノンや手榴弾を持ち込んで、大量撃破による稼ぎスコア稼ぎポイントにできる。
ノーマルモードでは唯一アイテムの支給がないルートとなっている。

ライフの出現場所は地下水路の車に乗った際に見える、左側のトンネルの入り口に浮いている箱の中。
結構時間に猶予があって、車に乗る前の会話の間でも取れ乗った後でもしばらく取るチャンスがあり、その間も敵は襲ってこないので焦らずに回収を狙える。

Boss:Priestess

女教皇。タロットの大アルカナにおける本来の表記はHigh Priestessとなるが、Highが付かない理由は不明。*19
教皇であるHierophantが半魚人だったためか、こちらも水生生物であり鋭い歯を何本も生やしており、触手を8本持つクラーケンの様な巨大な化け物となっている。
見た目に反して水陸両用であり、見た目に反して軟体生物の特性を生かして狭い通路にも侵入してくる。
弱点は目だが攻撃キャンセル時には主に足を撃つため、クリア狙いなら一切撃たなくても良い。
また、体力ゲージは最後に強制入手するアイテムの攻撃で問答無用で体力を削りきる上に、それまでに体力を削りきれないため演出に近い扱いとなっている。
ルートA,B,Cの3体のボスの中ではやや弱めの位置。
Chariotは「しつこい奴」呼ばわりされていたが、こちらは「諦めの悪い奴」呼ばわりされている。

第1段階はゆっくりと近づきながら触手を叩きつけてくるのを、3回繰り返す。
サイトがキャンセルゲージを兼ねており、叩きつけられる前に削りきる必要がある。
触手であればサイトから外れた部分でもゲージは削れる。

第2段階では狭い通路に逃げ込むが触手が追いかけてくるので撃ち落とす。
意外と硬いが殴られる寸前は動きが鈍くなるので、諦めずに撃ちこもう。

第3段階では3つのサイトの表示された足を撃つのを2回繰り返す。
どの足にサイトが表示されるかはランダムなのが厄介な上に、2人プレイ時はサイトの数が増えるので難易度が爆上がりする。
2人プレイでは瞬時にどの足を撃ち落とすかを決めないと、被弾は避けられない。
ここでもサイトのついた根本以外の足の部分を撃ってもOK。

第4段階では貯水槽に到着し、一回退散したPriestessが頭上の配管から登場しゆらゆらしながらぶら下がるので、攻撃される前にサイトが表示された触手を撃つ。
不規則に触手を動かすので狙いにくく、このボス戦における難所となっている。
この攻撃を3回キャンセルしたら、Priestessが水に落下して次の段階に進む。

第5段階ではPriestessが浮かび上がってくるので、4本の触手に表示されたサイトを撃つ。
4本も撃たないといけないが先程と比べてほとんど動かないので難しくはない。
ここの攻撃もキャンセルしないと次の段階に進まない。

第6段階では反対側に移動するので、Priestessの頭上の薬品の入ったタンクを浴びせる。
動かない1つのタンクを撃ち続けるだけでいいのだが、Priestessの触手でタンクに弾が当たらない場面がある。
Priestessもその内触手を退かすため、変に際どい所から狙うよりずっと同じところを撃ち続けた方が良い。

第7段階は薬品を浴びたPriestessに対して、拾ったアイテムの火炎弾を本体に当ててトドメを刺す。
連射が利く無限弾かつ着弾も早く、でかい的に一発でも当てればOKなのでまずミスすることはないだろう。
当てるのは触手ではダメなことぐらいが注意点だが、触手に当ててもスコアは入る。

撃破され燃えながら貯水槽に沈んでいくPriestess。
ライアンは「その場所で永遠に沈め」と言い放ち、ケイトは過去のトラウマからか「こんなところに長くいるなんてうんざり」と言う。
今回はPriestessにクリーニング代を請求していない。
ケイトはこの館が一つの実験場になっているようだと感じ、何かの計画が動き始めていることを察する。


Chapter3 パンドラの箱 〜Pandora's Box〜 ルートC:エレベーターホール HOUSE

再びソーンハートの語りから始まる。

ゴールドマンは進化とは「生物界への適応性」と考えた
しかし私は、進化とは「人の心そのもの」にあると考える
傲慢・強欲・嫉妬・憤怒。色欲・暴食・怠惰……上手く表現したものだ
不要な人間には消えてもらう必要がある
「ノアの方舟」を実行するときがきたのだよ……
新たな進化を創造しよう

外部と連絡を取れる所を探しに再び崩壊したパーティ会場に戻ってきた2人。
上の階に何かあると確信しエレベーターに乗るところからスタートし、館というより城の様な外見の建物を進んでいく。
ステージ中にボスであるHangedmanが瓦礫を上空から投げ飛ばしてきたり、デビロンをけしかけるなどちょっかいを出してくる。
監獄の様な部屋を抜けエレベーターで上に登ると資料室の様な部屋に辿り着く。
中でノアの方舟計画の事と思われるメモの発見と、脱出に使えそうなヘリコプターが窓から見えるのを発見して、ヘリコプターの場所を目指すことにする。
梯子を上ると何故か日本庭園の様な部屋に突入する。
梯子のシーンでは登ってる最中に下からゾンビや後ろからデビロンが襲い掛かってくるが、どうやってリロードしてるかは謎。
あと梯子を使うライアンの提案を聞いて、ケイトがパーティー用の服装であったこともあって明らかに嫌そうな反応をしている。
日本庭園を抜けてヘリコプターが寸前まで迫った直後、背後からHangedmanが飛んでくる。
「オ前ラノ希望ヲ打チ砕イテヤロウ」との言葉を発すると同時に、足で掴んで持ち上げて投げ飛ばしヘリコプターを破壊してしまう。知ってた。
「オ前ラモコウシテヤロウ」

全ルートの中でも敵の出現数が多く、敵ラッシュも多数出現し、ボスも強いと最も難しいと思われるルート。
スタート直後から大型のゾンビ交じりのザコ敵ラッシュが控えており、直後にルートBとは比べ物にならない程の強敵となっているマックを処理しないといけない。
その後の階段で、ノーマルモードでは網を突き破って大量のゾンビが押しかけてくる場面で手榴弾が支給される。
ノーマルモードでは強力な手榴弾の威力を存分に堪能できる。

その後の橋の留め具を撃って壊して降ろすイベントの成否でルートが分岐する。
成功ルートは降ろした橋を渡っている途中に敵ラッシュを処理することになる。
失敗ルートは回り道となり遠回りして成功ルートに合流する形になる。倒す敵の数が増える上に敵ラッシュもあり、強敵のマックまで控えている。
失敗ルートの方が難易度が高いので、クリア目的ならイベントを成功させて近道をした方が良い。

日本庭園のような部屋では敵ラッシュが多く、押し倒しやパートナーが襲われるイベントが発生しやすく危険。
ノーマルモードでは木の船に乗った時にガトリングガンが支給される。
単純に強力な武器なので、この後のエビタン達の殲滅に役立つ。

ライフは橋の先の監獄の様な部屋の奥のエレベーターの左隅にあるタルの中。
エレベーターから出てきたゾンビを倒しきるまでは回収の猶予があるため、場所さえ分かっていれば回収しやすい。

Boss:Hangedman

吊るされた男。相変わらず吊るしている側の言動をしてるが突っ込んではいけない。
Chariotと同じく「1」以来の登場。人型に近かった「1」とは異なり、毛深く丸みを帯びたフォルムとなっている。
「1」では初見キラーとして猛威を振るったが、その強さは本作でも健在。
元から知能が高かったが、今回はより狡猾な戦法を取ってくる。
突進攻撃の挙動が「4」で登場したStarに似ているので、オマージュしているのかもしれない。
小賢しい性格をしたコウモリ男で、炎を交えた攻撃をしてきて、突進攻撃がメインで城の様な外装の所で戦っているというのはヴァンパイアナイトのギヨームを連想させる要素もある。
画面外から登場して攻撃してくるパターンが多いが、登場パターンは固定なので覚えておくと難易度は下がる。
弱点は翼以外の全身。*20

第1段階は「1」と同じくデビロンをこちらに飛ばしてくる。これを若干パターンを変えて2回繰り返す。
キャンセルゲージが表示されるが、一定数デビロンを撃ち落とし続けていても次のシーンへ移行する。*21
キャンセルゲージを削ろうとすると、キャンセルゲージの削りきり自体がアイテム無しでは難しく、デビロンに被弾しやすい。
デビロンを撃ち落とし続けて凌ぐ方が無難。こちらに向かってきて攻撃しようとするデビロン見極めて撃ち落とそう。
ロケットランチャーを持ち込めばデビロンを全滅させ、スコアを大きく稼げぎつつ次のシーンへ移行する。
ただし、難易度の高い道中をほぼアイテムなしで突破することが必須になるため上級者向け。
1回目のデビロンはばらばらに飛んでくるが、2回目は飛んでくる方向が一定の向きになるため1回目より簡単になる。

第2段階は頭上から突然現れて急降下してくる。これを2回繰り返してくる。
猶予が短く慣れないと被弾しやすい攻撃で、サブマシンガンの場合リロードを挟むとギリギリになるので確実に当てよう。

第3段階は非プレイヤーキャラとなるパートナー(2人プレイ時はランダムでどちらかのプレイヤー)を捕まえて、投げつけようとしてくる。
ほとんど動かないがキャンセルゲージが硬く削りにくい。落ち着いて確実にHangedmanに撃ち続ければキャンセルは間に合う。

第4段階は燃料の入ったドラム缶を上空から2つ投げつけてくる。
どちらかを破壊できれば残った方は誘爆して消えるので、狙うのは片方だけで良い。
ドラム缶は固くもなく狙いにくくもないので休憩ポイント。

第5段階は先ほどドラム缶から地上に撒き散らされた燃料に、Hangedmanが持ってきたたいまつを投げて引火させる。
一帯が火の海になるので消化弾のある倉庫に向かうことになるが、その間にHangedmanが2回突進してくる。
画面外から現れて中央付近に移動した後にこちらに向かって突進してくる。突進時が狙いやすい。
1回目は画面左から、2回目は画面右から現れるのを覚えておくと、突進前にキャンセルゲージを削れるので楽になる。

第6段階は武器が消化弾に切り替わり、サイトが表示された炎を消していく。サイトは緑→黄→赤の順で変化する。
サイトが現れてから一定時間内に消せないとこちらに炎が飛んできてダメージとなる。
消化弾は着弾時拡散するため、ある程度狙えていれば問題はない。
ただし、消化弾のリロード時間は長いため乱射だけはやめよう。

第7段階は炎が体に燃え移ってしまったHangedmanが道連れにしようと、最後の悪あがきをしてくる。
画面上から現れて宙返りした後に突進→画面左から現れて中央付近に移動した後に突進→画面右から現れて中央付近に移動した後に突進のパターンを体力を削り切るまで繰り返す。
どのパターンも真ん中に移動してから突進してくるので、対処の方法はほぼ第5段階と同じで良い。

力尽き燃えながら館の外に落下していくHangedman。
「墜落したのはお前の方だったな!*22」、ケイトには「そこから見上げるのがあなたにはお似合い」と吐き捨てられる。
「兄(ジェームズ)はいつもこんなのと戦ってたのか」とケイトに聞くライアン。
ケイトは「知っている限りでは3度は」と答える。
ライアンは「身が持たない、兄とは意外に早く再会できそうだ」と呟く。
その上空には満月が輝いていた…



Chapter4 最後の希望 〜A Glimmer of Hope〜 館の最深部 LAST STAGE

またもや再びソーンハートの語りから始まる。

人類がこの先の滅びに向かうのなら、そのまま滅びればよい
いよいよだ・・・・・・新たな人類の進化が始まる

そう叫びソーンハートは建物の頭上に張り付いてる何かの生命体を見つめていた。

霧の立ち込める嫌な感じがする通路に到達した2人。
どうやらここが本命のようだ。
霧の立ち込める廊下、何故かキュリアンとゴールドマンの石碑がある通路、レーザートラップがある移動床の通路を通っていき長い螺旋階段に辿り着く。
螺旋階段のゾンビを薙ぎ倒し、青いバラの通路を抜けてソーンハートのいる部屋に辿り着く。
ライアンとソーンハートが言いたいことを言うだけの言葉のドッヂボール気味な会話をしていると、部屋の上に張り付いていたソーンハート曰く「新たな進化で生まれた新たな生物である」Moonが動き出した…

前半から敵の配置が嫌らしく、後半の螺旋階段の部屋では連続敵ラッシュも控えており、最終ステージだけあって相応の難易度の高さ。
ここで初登場するチェーンソーゾンビのサムソンジュニアはチェーンソーで自分及び味方ゾンビをガードし、金属エプロンをつけているため顔面以外ダメージがほぼ入らず、その顔面も仮面を撃ち飛ばしてからじゃないとダメージが入らない強敵。
ルートBで猛威を振るったブルースも再登場する。
ジャニスもアクロバットな三角と飛びを披露し翻弄してくる。特に移動床のシーンに現れるジャニスは大変対処が難しく危険。

ノーマルモードでは螺旋階段の登り始め付近に現れる3体のサムソンジュニアの場面でアイテムのレーザーガンが支給される。
しかし、「サブマシンガン程連射できない単発撃ちとなるレーザー銃」と「チェーンソーガードをしてくる上に頭の弱点以外攻撃を受け付けないサムソンジュニア」は、相性が悪く地雷武器と化してしまっている。
一応、レーザー銃は弱点に撃てるのであれば威力が高いため、狙い撃ちがちゃんとできるのであれば耐久力の高いサムソンジュニアに対して有効武器と言えるのだが、中~上級者でもないと実感できない。
そのため、「レーザーガンは適当に連射して使い切ってしまい、持ち込んだ他のアイテムで一掃する」というレーザーガンがおジャマアイテム扱いされるような攻略法が提案されている始末。
ちなみにここで上手く対処できレーザーガンの弾を温存できたとしても、次のシーンは遠距離から投擲物を投げつけられるため、ここでもレーザーガンが不向きと言う二重の罠が張られている。

螺旋階段を上るシーンは連続で敵ラッシュが来る上に、シリルやパークといった弾ガードをしてくるゾンビが混ざっている。
こいつらの処理に手こずると他のゾンビの処理が間に合わなくなる。
螺旋階段を登り切った後の青いバラの通路は本作の最終防衛ラインかつ事実上のラスボスとなっており、大型ゾンビ、斧などの弾を弾く武器持ちも一斉に押しかけてくるかなりの難所。
アイテムが残っているならラスボスも弱いのでここで使い切ってしまってもいい。
ラスボスの部屋に入る手前までノーコンテニューで来ていた場合、部屋に入る前に右を振り向く。
シリーズ恒例のアイテム部屋に相当するもので、ライフ2個と得点アイテムを回収できる。
もっともここまでノーコンテニューで来れるのであれば、ラスボスは最低でもライフ3で挑むことになるので完全なウイニングランとなるが。


ライフはゴールドマンの石碑の通路を抜けた先の、霧の立ち込める通路の先にある円状の部屋に入った直後の左側に置いてある壺の中。
敵が出ていない場面なので分かっていれば回収は難しくはないが、猶予時間は短いのでもたつかないように。
最後の戦いに備えよう。

Boss:Moon

月。
本作のラスボス。「Ⅲ」で登場した太陽のSunとは関連する要素はほぼない。
最初は頭しかないがそれでも大きく、最終的には「4」のWorldどころか「OVERKILL」以上のサイズになるシリーズ最大のサイズを誇る。
戦闘中に成長するというWorldを彷彿とさせる要素があるが、Worldよりも成長速度が凄まじく早く、最初は頭だけだが胴体と腕と足が生え、最終的には翼の生えた筋肉質な巨人となる。
人語も話すことができる。戦いを楽しんでいるような言葉も喋ってくる。
体力ゲージは減っているが攻撃を全く受け付けておらずライアンが「俺たちの攻撃は意味はあるのか?」と叫んで、ケイトが「私たちじゃ手に負えない」と絶望しかける程。

…と設定はシリーズ最強と言って良いのだが、ゲームとして戦うといかんせん弱い歴代ラスボスどころか本作のボスと比較しても一番弱いと言って良い。
全体的に攻撃開始からダメージ確定までの猶予が長めかつ、攻撃が大振りで見切りやすいのが原因でアイテム無しでも撃破に苦労しない。
また、被弾してゲームランクが下がると他のボスに比べて攻撃が劇的にぬるくなる。
とはいえ、ゲームランクが上がっているとやや対処しにくい攻撃や、若干初見殺し気味の攻撃もあるので完全に油断はしないようにしよう。
弱点は例によって不明だが額の光っている部分となっている。
とはいえPriestess同様、体力ゲージが演出みたいな扱いで、削りきったとしても特に何も起きないので知らなくても何も問題はないのだが。

第1段階は口から丸い酸の様なものを上空に吐き出すので、それが落ちてくる前に撃ち落とす。
複数あるとはいえ耐久力も低いのでさっさと片付けよう。

第2段階は生えてきた右腕を振り上げて殴りかかってくる。
サイトが表示される右腕はほとんど動かない上に、Moon自体がかなりの巨体なので狙いやすく対処は難しくはない。

第3段階は主人公たちが掴まれるのでダメージ確定までに額の光っている部分に撃ちこみ続ける。
ほとんど動かないのだが第2段階よりも猶予は短めなのには注意。

第4段階は丸く青いエネルギー弾を放ってくる。
動きがやや独特であり耐久力も高いが、動き自体は遅く被弾までの猶予はあるので良く狙おう。

第5段階はゾンビを手で鷲掴みににし上に向かって放り投げる。
第1段階に似ているが撃ち落とす数が多く、難しくなっている。
ただ、撃ち落とすサイトが表示されるゾンビ同士はあまり離れていないので、落ち着いて処理すれば難しくはないはず。

第6段階は左右にジグザグに動く地面を這う衝撃波を放ってくる。2回繰り返してくる。
素直にサイトが表示された根元を狙うと当たり判定がシビアで苦戦しがちになるが、衝撃波全体に判定があることに気づくと楽になる。

第7段階ではソニックブームの様なものを2つ空中に放ってくる。2回繰り返してくる。
ソニックブームは撃つと分裂し、それを撃つと更に分裂する。
1回の攻撃につき8つ撃ち落とすことになるが耐久力も低く、動きも素直なので見たまま撃ち落とせばいいだけなので簡単。

第8段階では先程生えた翼から羽を6つ飛ばしてくる。
羽同士が離れているため狙いずらいが、羽が近づいてくる前にできるだけ数を減らして、残った羽は接近してきたら処理したい。

第9段階では主人公たちに当たらない方向に口から火球を5回吐いたあと、6回目を主人公たちに向かって飛ばしてくる。2回繰り返してくる。
被弾するまでに口を撃ちこむことになるがあちこち首を動かすため狙いにくい。
ただ、最後の主人公たちに向かって飛ばしてくる火球自体にキャンセルゲージを削れる判定があり、火球は直線状に飛んできて最も狙いやすいので最後まで諦めずに撃ちこもう。

第10段階ではライアンがせめてもの悪あがきに落ちていた、鉄製の槍の様なものを持って塔から飛び降りてMoonに飛び込む。
Moonの額を狙うことになる。一発で当てなければならないため、よーく狙おう。
このシーンはリザルトのイベント成功数とスコアに関わるのみなので、失敗してもその後のストーリー展開は変わらない。

ちなみに、全ラスボスの中で攻撃キャンセルに成功しないと次のシーンに移らない攻撃がなく体力を削りきって撃破する方式でもないので、極論ラスボス戦が始まったら銃を置いて一発も撃たずにライフが無くなったら金入れてコンテニューし続けるだけでも確実に勝てたりする。
それでいいのかラスボス。
もっともノーアイテムやノーダメージ狙いでも全ボスの中で一番簡単だったりするのだが。

最後の悪あがきでMoonの頭にを突き刺すも、痛がってはいるが決定打には至らない。
「ここでチェックメイトか……」とライアンが諦めかけたが、ケイトは「希望を決して失うなとジェームズが言っていた」と話し手に持っているPDAを見つめる。
その時、空が光り、Moonに突き刺された槍が避雷針の役割になったのかMoonに落雷が落ちる。
Moonも不死身ではなかったようで落雷の一撃により燃え上がり、そして絶命して倒れる。
ケイトはその光景を見て「ライアンの勇気にジェームズがきっと力を貸してくれた」と話す。
夜が明け朝日が昇ってきて、2人はその場を立ち去る。


この後はシリーズ恒例のこれまで辿ってきたステージを戻っていくスタッフロールが流れる。*23


エンディングは4つ存在。
どの難易度でクリアしたか」と「コンテニューしたか否か」で決まりクリアランクやスコアは影響しない。
マスターモードノーコンテニューの難易度は高いが「4」をプレイした人にとってはニヤリとできる内容なので是非見たいところ。

以下ネタバレのため反転。

  • ノーマルモードでコンテニューをしてクリア
ソーンハートがルートBの研究室の様な所で「あらかじめ決められた未来は変えることはできないのだよ」と発言しエンド。

  • ノーマルモードでノーコンテニュークリア
ソーンハートが立ったまま「あらかじめ決められた未来は変えることはできないのだよ」「お前達にはもっと過酷な試練を与えてやろう」と発言しエンド。

  • マスターモードでコンテニューしてクリア
ソーンハートが椅子に座りながら「嫉妬(Moon)の進化は見届けた、次は傲慢を見届けるとしよう。」「あらかじめ決められた未来は変えることはできないのだよ」と発言しエンド。

  • マスターモードでノーコンテニュークリア
雷が落ちる前にPDAを見ていたことを指摘するライアン。
何のことかと惚けるケイトを見てライアンは「身近な人が犠牲になるのはもうこりごり」と話す。
それを聞いたケイトが「ジェームズはなんて言うのか」と尋ね、2人は同時に喋り出す。
「使うのはオレだけで十分だ……後悔しても遅いぞ、なんてね」
2人は帰路につく。
唯一ソーンハートが登場しないエンディング。
PDAには「4」でジェームズが使った自爆装置(または衛星兵器)の機能がついていた可能性があり、
進化し続けて手を付けられないMoonを見て、ジェームズと共に戦ったWorldの事を思い出し、自分もジェームズと同じことをしようとしていたのかもしれない。
ちなみに「4」の最終Chapter名は「希望」であり、本作の最終Chapter名は「最後の希望」である。


余談

本記事執筆時点(2026年2月)では家庭用移植はされていない。


2019年には本作を基にしたスロットゲーム「HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN BATTLE GENESIS」が発表された。
また2020年にはジョイポリスにて「ハウス・オブ・ザ・デッド ~スカーレット・ドーン~ THE ATTRACTION」が稼働を開始した。最大4人まで参加することができ、3Pには緑色が、4Pには黄色が割り当てられている他にもアトラクション用にリロードとサブ武器が廃止されている。
ステージは「4SPECIAL」のような完全オリジナルではなく通常版の序盤の展開を再構成した内容で、Chapter0とルートAのChariot戦を遊ぶことができる。

過去作のオマージュ要素が多い本作だが「Agent "G"が登場しない」「Magicianが一切登場しない*24」「Chapter名が漢字1~2文字じゃない」「登場人物のゾンビ化エンドがない」「事件を起こした黒幕がその作品中に亡くなっていない」など過去作のお約束要素がないものもある。
また、従来作はライフの炎が1P側が赤色、2P側が青色だったが本作は逆になっている。

シリーズのボスの名前は大アルカナが元ネタであり「4」の時点で未登場だった「Priestess(女教皇)」「Moon(月)」が登場したため、残りは「Devil」のみとなった。
また、ソーンハートが七つの大罪を例えに発言しており、ラスボスのMoonが「嫉妬」にあたる。
次回作が出ることがあれば残りの6つに該当するボスが登場するかもしれない。

海外版ではカード非対応のため日本版と仕様が異なっている。
マスターモードがなくそれに応じた難易度調整が行われている、全アイテムがHODコインなしで2つまで選択可能など。また代わりに「SELECT PATH MODE」というモードが用意されており、CHAPTER 0を飛ばして好きなステージから開始することができる。
後、パーティー客の女性のドレスが露出の少ないものになっている。

本作ではシリーズで長い間謎だったミスティックマンの正体が分かった一方、謎を匂わせるだけ匂わせて本作中に解明されなかった要素が多々ある。
だがソーンハートの目的については作中の言動である程度推測がつく。
  • 計画名が「ノアの箱舟」
  • 人類の進化について語っており「邪魔な人間には消えてもらう」という発言
  • 「人類が滅びに向かうなら、そのまま滅んでしまってもいい」と言っている
彼の目的は「人類の選別」の可能性がある。
つまり、こいつに近いかもしれない。
「4」でゴールドマンの目的は「生態系を脅かす人類をあるべき姿に戻すための粛清」であり人類滅亡は本意ではなく、結果として人類が滅亡しても構わないと考えているソーンハートとは相容れない関係となるので、「4」でのゴールドマンの行動はそのためかもしれない。
「4」でゴールドマンが「パンドラの箱が開かれようとしている」と発言しており、本作のChapter3の名前も「パンドラの箱」である。
「4」のエンディングの1つでミスティックマン(ソーンハート)が「もうすぐ本当の破滅が始まる、パンドラの箱は1つではない」という発言があり、ルートAでケイトが喋っていた「世界を滅亡させかねないある物」とはWorldの様なものが各地で眠っているのかもしれない。

2010年代のアーケード用のガンシューティングは色々と問題を抱えた作品が多かった。
特に本作と同じシアターボックス型の筐体のゲームは「レッツゴーアイランド」「ダークエスケープ3D」「セーラーゾンビ」など鬼畜難易度のゲームが多く、難易度面は特に危惧されていた。
結果として処理落ちや内部ランク上昇時の押し倒しイベントなど理不尽な要素がないわけではないが本作は概ね問題のない難易度に収まっている。


ゴールドマンは進化とは「追記」と考えた
しかし私は、進化とは「修正」にあると考える
「追記・修正」を実行するときがきたのだよ……
新たな進化を創造しよう

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最終更新:2026年05月29日 08:33

*1 ゲームオーバー時の通ったルートが表示される際のステージ名の表記。

*2 海外版ではThe Chariot

*3 筐体後方に覗き窓があるため全く中が見えない訳ではない。

*4 ボス戦で支給される倒すのに必要になるアイテムは例外。

*5 「4」と違い割合ではない。

*6 ドラム缶を破壊するタイミングを間違えて爆殺してしまう事はあるが、その場合でもペナルティはない。

*7 全国100位内に入れた場合。

*8 ただし使用するにはHODコインの消費が必要になる。

*9 「S」hock「W」aveの略と思われる。

*10 前作「4」の時代設定はイレギュラーな事態が起きた2003年(「2and3 RETURN」のストーリー説明では2002年)のため。

*11 Chapter0のムービー登場時は「謎の男」表記。英語ではUnknown Man。

*12 ただし後の時系列となる「Ⅲ」で登場した際は明らかに若返っている。

*13 ケイトが「この頃には病に蝕まれていたから、知らないのも無理はない」と言っていることからあまり公にされていることではない様子。

*14 このことはルートBの途中でもケイトの口から語られる。

*15 ゲームオーバー時の通ったルートが表示される際のステージ名の表記。

*16 海外版ではThe Chariot

*17 「1」で弱点となっていた右胸の傷は先に潜入していたエージェントとの死闘の末にできたという設定のため、元々は弱点がないことになる。

*18 設定上では相手の養分を触手で吸い取り、消耗した体力を回復するため。

*19 ボス名が大アルカナの表記と異なるのは「III」のWheel of Fateという前例がある。

*20 PDAの表示は頭部、二の腕、腿の5か所

*21 デビロンを全滅させる必要はない。

*22 「4」のStar撃破時の「試されたのは あなたの方ね!」のオマージュの可能性がある。これ自体が「2」のゲーリーの「倒される運命にあったのは、Magician!あなたの方だ」のオマージュなのでオマージュのオマージュということになる。

*23 どの順番で攻略したかに関わらず館の最深部→ルートC→ルートB→ルートA→Chapter0の本館と思われる場所の順番で戻っていく。

*24 「Ⅲ」はアイテムとしてのみ登場で「4」は「SP」での登場。