登録日:2013/06/25 Tue 14:58:12
更新日:2025/04/23 Wed 11:21:04
所要時間:約 12 分で読めます
アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)とは、『
バイオハザードシリーズ』の登場人物。
第一作目からシリーズを通して多くの作品に登場し、多くは黒幕として、時には実質的な主人公も務める。
また、シリーズを通して「ウェスカー」という単語は別の人物の名前としても登場するが、単に「ウェスカー」といえば大抵の場合は「アルバート・ウェスカー」を指している場合が多い。
プロフィール
生年月日:1960年
年齢:38歳(『0』、『1』、『CV』時点)
身長:183cm(『1』)→191cm(『5』)
体重:84.5kg(『1』)→90kg(『5』)
血液型:O型
概要
愛用する
サムライエッジは特別製で、フレームからしてシルバーが多用された高級仕様な上に、唯一アンダーレールが
装備されている。
表向きには、チームキャプテンとしてあらゆる状況に対処できるよう豊富なオプションパーツを運用することを見越したものだが、
その真の目的は
専用の大型サイレンサーとライトモジュール(レーザーサイト兼用)を装着して、隠密行動で敵を仕留めることにある。
これらはウェスカーの戦闘スタイルももとより、彼の「真の目的(後述)」にも必要な仕様である。
余り印象に残っていないが、製薬業界最大手の、
被験者の血が固まって
ドブラックとなったかのようなマジキチ企業アンブレラ社の社員で、生物工学の研究者として働いていた。
入社時には幹部候補生として幹部養成用訓練所に送られ、
ウィリアム・バーキンと共に数少ない有望株と目されていたという。
上記の通り彼も一研究者として、もやしっ子バーキンと共に
T-ウイルスの研究に勤しんでいた。
しかし、研究分野においては天才科学者のバーキン等と比べると抜きんでた存在ではなく、アンブレラの訓練所やそれ以前の場で訓練された軍事・工作活動において比類無い才能があった。
その為、T-ウイルス開発に目途が立つと、研究者以外の方面で大成することを目指すようになり、同社の情報管理部門、と呼ぶにはあまりに物騒な諜報部門に転属した。
これは、得意分野で忠誠を誓ったアンブレラ社に恩を返す……なんて考えでは全くもって無い。
その上昇志向に任せて、T-ウイルスを手土産にアンブレラを踏み台にして、他社に取り入ってでもより上を目指す、という彼の目的を果たし易いから。これが、転属の唯一の理由である。また、転属のタイミングも「研究者として限界を感じた故の、周囲からも転属が自然に見える」ようにするという思惑もあった模様。
ただし、ウェスカーズレポート等によれば「こんな所でウィルス研究なんてKY」、「ぶっちゃけ商品として売りつけるなら化物に変える効果なんて必要ないだろ?」という
誠に常識的な疑問を持ち、
オズウェル・E・スペンサーの意向を知るため(要するに「あのジジイに都合よく使われてるとしたらマジムカつくから化けの皮剥いでやりたい」という考えから)という説もある。
作中では、アンブレラ社の諜報・工作員としての仕事も兼ねて、転職という形で上記のS.T.A.R.Sに所属している。
その際の公的記録では、陸軍で技術将校をやっていたことにしているが、1970年代に上記の幹部養成所に所属していたので、おそらくこれは詐称。
アンブレラが自社の非人道的な訓練を偽装する為に、経歴を捏造した可能性がある。
当時資金難に陥って解散の提案も出ていたS.T.A.R.Sに対し、アンブレラ社からの資金提供を取りつけて存続させたという経緯があるらしく、この功績も彼がS.T.A.R.Sの中で重要な地位にいた理由だと思われる。
元部下の
クリス・レッドフィールドとは並々ならぬ因縁がある。
また、物語のキーパーソン的な役割も担っており、シリーズにおける彼の影響力は計り知れない。
各作品での活躍
S.T.A.R.Sのブラブォーチームの指揮を再利用計画が上がっていた養成所跡地で行う。
詳しい描写は(この作品がレベッカ視点の為に)不明だが、ビリーの捜索を優先していたブラブォーチームを洋館へ誘導していた節が見られる。
この時かつての恩師である
ヒルを愛する違いのわかる残念イケメンだった男マーカスと(モニター越しに)遭遇。
彼のアンブレラに対する八つ当たり行為と、それに巻き込まれたとは言え蹂躙されるがままのアンブレラ側の杜撰な対応を見て「アンブレラはもうダメだ」と確信。
ウィリアムから特製ウィルスをもらってなに食わぬ顔でS.T.A.R.Sアルファチームと合流しバイオ1へ続く。
初登場作品にして全ての発端。S.T.A.R.Sのリーダーとして洋館事件の調査における指揮を執る。
当初こそチームのリーダーとして
ジルやクリスと共に探索を行う様子を見せるが、その真意はかつての所属企業「アンブレラ」の開発した「T-ウィルス」によって生み出されたB.O.Wの実戦データを収集する事であり、ブラヴォーチームを意図的に壊滅させたり、バリーを脅迫するなどして暗躍する。
最後にはアンブレラ社の最高傑作たるB.O.W「
タイラント」によって殺害された。
――――筈もなく、予め友人兼出世競争の相手、バーキンから貰っていた得体の知れない試作ウイルスを自らに投与しており、それによって蘇生。
更にその効用によって超人的な身体能力と、
夏休みによく見かけたような充血EYEを手に入れた。
……これは本当は後付で、オリジナル版発売の時点では間抜けに殺されるだけの小悪党として幕を閉じる予定だった?
セガサターン版のおまけモードでは
ゾンビ化してた? 忘れろ。
ラクーンシティ事件。なんか色々裏で動いてたっぽい。
本編内では実写の集合写真でのみ登場するが、どれがウェスカーか良くわからん写り方をしている。
ここでもグラサンが無駄に存在感を放つ。
前作の洋館事件の時に、実は既にアンブレラの上級幹部らにはウェスカーの離反は察知されており、彼がデータを持ち帰ろうとした際には既にデータベースへのアクセス権を奪われており、そのため入手出来たデータはアンブレラの競合他社への手土産としては不十分な質でしかなかった。
意気揚々とアンブレラの敵対組織H.C.F.に鞍替えする予定だった彼の人生設計はそこでご破算になりかけ、
そのミスを挽回する為に新種の
Gウイルスが必要になってしまった次第。
余談だが、少なくともH.C.F.ではウェスカーの先輩である筈のエイダに対して、無駄に偉そうな態度をとる、というか上司になっている。
この異常な厚遇は、アンブレラから転職してきたウェスカーのことをH.C.F.の幹部達は殆ど信用しておらず、
敢えてエイダを下に就かせてウェスカーがボロを出さないか監視させる意図があったが故。
ウェスカー自身それを察しているのか、馬脚を露すことはなかった。
洋館事件で死亡してから初めてクリス(と、プレイヤー)の前に姿を現す。
今回のお目当てはアレクシア・アシュフォードの管理する「T-Veronicaウイルス」であり、所属企業「H.C.F.」の部隊を率いてロックフォート島に侵入する。
洋館事件の復活の折、ウィルスの影響によって超人的な身体能力を得るに至っており、T-Veronicaウィルスによってクリーチャー化したアレクシアと互角の戦いを繰り広げる。
ちなみにこれは完全版で追加されたシーンであり、通常版ではアレクシアにあっさりぶっ飛ばされ、地面を這い蹲ってビビっていた。
結局ゴタゴタの末クリスとの決着はつかず、T-Veronicaに感染したスティーブ・バーンサイドの遺体をサンプルとして持ち帰り、南極基地を後にした。
誤解されがちだが、南極基地でのバイオハザード発生はアレクシアではなく、ロックフォート島を脱出したクルー達が経由の二次被害なので実質的にウェスカーによる所為である。
実際にクレア達が南極基地に飛行機が墜落する際にロックフォート島を脱出してた飛行機複数が墜落してるのを確認している。
ゴリスと化す前のイケメンクリスとの殴り合いでは、ウェスカーがまだウイルスが馴染み切っていないからか、
彼の身体能力もそこまで化け物染みていない。
この際、「クリスに殺された恨みを晴らす」だのと言っているが、洋館事件でウェスカーの予定をクリスが狂わせたのも、
ウェスカーが「こっちじゃない…」と間抜けな油断ぶっこいてタイラントに刺殺され(更に「H.C.F.」への手土産だったタイラントを損失し)たのも、全部クリスに責任転嫁された。
未来のゴリラからすればいい迷惑である。
南米で良い感じの美少女とガチムチを観察して一日が終わった。
……が、物語以前には、この事件の黒幕の麻薬王・ハヴィエにベロニカウイルス、プレイグクローラー等の一部B.O.Wを売りつけて彼が盛大な実験を行うよう仕向けたり、
相変わらずあくどいことをやっていた模様。
上記の洋館事件において、復活直後から脱出までの過程が描かれる。
ついでに
リサ・トレヴァーもぶっ殺しておいたらしい。
このころから、アンブレラ幹部
セルゲイと張り合ってゴタゴタを起こしていた。
時は流れてアンブレラが倒産間近になった頃。
セルゲイが、自身の管轄であるロシア支部にてアンブレラの機密情報一切合財を秘匿していると知り、
クリス・レッドフィールドと
ジル・バレンタインのコンビにそれとなく情報を流して囮にしつつ自身も潜入。
自ら進んでキモい物体Xと化したセルゲイを拳銃一丁で退け、見事アンブレラの機密情報を総浚いにした。
この後、裁判でアンブレラが不利になる情報を故意に流し、アンブレラ倒産の加速に一役買った。
単に
ライバル会社を蹴落とす為の打算的な行為でしかないが、ウェスカーが行った数少ない善行と言えるだろう。
ムービーにて登場する。いつもの黒スーツにグラサン、金髪のオールバック。
相変わらず一所に落ち着く気は無く、上昇志向が収まるところを知らないウェスカーは、今度はアンブレラ社を自らの物として作り直そうと画策。
スペインの片田舎に蔓延る寄生生物
プラーガの、B.O.Wとしての潜在性に目を付けた。
本作の主人公である
レオン・S・ケネディとは特に因縁があるわけではないが、
ラクーンシティ事件における活躍は知っていた様子。
レオンに因縁のある
クラウザーとエイダの二名を配下に抱えており、二人にレオンの始末を命ずる。
エイダの
お気に入りの登場は大きな障壁になるかと思いきや、敵対勢力の
カルト軍団を打倒する貢献を果たし、その甲斐もあってエイダは無事任務を完了した。
が、相変わらずH.C.F.の上層部のウェスカーに対する信頼は非常に薄く、
エイダも入手した
プラーガのうち最も重要な支配種はちゃんとウェスカーに渡さず、妙なパチモンを寄越した模様。
やっぱ信頼って大事よね。
クリア後のオマケモードであるマーセナリーズにおいてはプレイヤーキャラとして使用できる。
マグナム、フル改造ハンドガン、セミオートライフルに加え各種
手榴弾と充実した武装を持つ他、
ヘッドショット時の体術ではCODE:Veronicaにおいてクリスに対して放った強烈な「掌打」が使用できる。
CODE:Veronicaのバトルモードではナイフ一本しか持ってなかったのに比べるとえらい違いだ。
REシリーズでは初出演。DLCのエイダシナリオで登場。基本的な役割は『4』と同じでアンバー(支配種プラーガ)をエイダに取りに行かせるのだが大幅に出番が増えている・・・というか司令塔なのにわざわざ現地入りしてる。「俺は待たされるのが嫌い」が口癖で高圧的に接するものの、エイダがピンチになったら救い出してベッドに寝かせてあげる、依頼遂行にマゴマゴしてても挽回のチャンスをあげる、脱出の手段を用意する等なかなかのツンデレ上司を発揮する。案の定エイダに裏切られてアンバーは手に入らなかったが、クラウザーの死体を入手したことにより誤差の範囲とご満悦になり、なぜか撃墜できるエイダの乗るヘリを見逃した。結局はエイダをアシストしただけ・・・。そもそも現地まで赴いてるんだったらもう自分が行った方が手早く済んだだろし、アンバーも手に入れられたと思うのだが。
マーセナリーズでも登場。相変わらずの掌打マンでメレーの射程範囲が広く使いやすいが初期にナイフを所持していないためつかまれると振りほどきに時間がかかってしまう。パリィは使えるのでピーキーな攻撃型といえる。使用技は従来の技を使う反面、鉄山靠等、八極拳を中心とした中国拳法を新動作として使っている。バレットラッシュは外門頂肘→挑領→裡門頂肘→双推掌(覇砕双剛掌)→旋風脚→掌打の順で強力な体術を繰り出していく。大変な破壊力とサーチ能力があるので強敵にも囲まれた時にも使える。
アンブレラの崩壊後、かねてから探っていたスペンサー(アンブレラ創始者)の居場所を突き止める。
そこで自身の出生の秘密と彼の野望を知ることに。
「世界各地から才能ある子供を集めて『ウェスカー』というコードネームを与え、
完璧な肉体と頭脳を持つ従順な被験者に育て上げるべくアンブレラによる庇護や極秘裏の監視下で英才教育を施す。
その後、全員のウェスカーに様々な手段で謎のウィルスを投与し、その経過を見る。
そうして、スペンサー自身がウイルスによる強制進化で新人類の創造主となる為の実験台とする」
という誇大妄想極まった「ウェスカー計画」のためのモルモットの一匹が自分であると知らされた。
これまで自身の卓越した能力や溢れる才能で道を切り開いてきたと思いきや、
実際はスペンサー爺さんの敷いたレールの上をただひた走ってただけに等しかったことに愕然としたか、
優れた自分が萎びた爺さんの実験台だったことに憤慨したか、
常識外れのウイルス運用開発や兵器開発にどんな思惑や考察があるのかと期待しながら訪れてみれば、ただの誇大妄想で行き当たりばったりの行動を繰り返してきただけでしたというふざけんなと言いたくなるオチだったからかは定かではないが、
即座にスペンサーを殺害し、彼の思想を引き継ぎ、
私が天に立つ的なことを宣言。
いい年して中学二年生がかかる病気を発病するとどうなるかを世界中に見せつけた。
その直後、居場所を突き止めてやってきたクリスとジルと交戦するも、圧倒的な身体能力でこれを退ける。
しかし、ジルの決死の特攻により彼女と共に崖下に落下。そのまま行方不明となり、ジルも死亡扱いとされる。
実際はその身体能力でもって生きており、ジルも生きたまま回収して「ウロボロス・ウィルス」の研究に利用していた。
この時期、自分と同じくウェスカー計画での試験を生き残り選ばれた人間となった
アレックス・ウェスカーとは、
頻繁に情報のやり取りをしており、「ウロボロス・ウイルス」が完成段階に達した時点で、現物を融通していた。
アレックスがウェスカーを兄と慕ったのと同様にアレックスを想っていたかは不明だが、少なくとも、
基本的に唯我独尊で人間不信の気のある彼にしては珍しく、ある程度の信頼を寄せていた模様。
製薬企業「トライセル」に取り入り、アフリカ支社長「
エクセラ・ギオネ」と共にバイオテロの裏で暗躍する。
その真意は適性のないものをクリーチャー化させ、適性のある物には超人的な能力を与える「ウロボロス・ウィルス」を世界中に拡散させ、
自身と選ばれた人間だけの理想的な世界を作ることにあった。
相変わらず、「マトリックス」のエージェントの如き瞬間移動染みた超身体能力でクリスらを追い詰めるが、
実は彼も強化ウイルスの制御を完璧には出来ておらず、安定薬を投与して調整していたという事実が判明。
更に「照明を落として薄暗い中戦う」というシェバの
しょーもない思い付き奇策が、グラサンを頑なに外そうとしないウェスカーに見事に刺さり、クリスらの攻撃を見切ることができず弱った所に制御薬を追加投与され、形勢を逆転される。
最終的には
ミサイルを積んだ輸送機と共に火山の火口に墜落。
全てを失ったウェスカーは
ミサイルからウロボロス・ウィルスを摂取し、
ばっちぃヒジキの妖精と化し、そのまま輸送機の破片をも取り込んで、ウロボロス・ウェスカーとしてクリスに最後の戦いを挑む。
ウロボロスウイルスの暴走により、ひじきに呑まれかけたような滑稽な容姿へと変貌するが、
過去の犠牲者とは違い、あくまでも本人の意思によって制御された意図的な暴走状態らしい。
完全に人間を越えた驚異的な身体能力を発揮し、これまた人間を辞めた筋肉ゴリラ達と死闘を演じるが、
最期には、剥き出しのコアを破壊され、ロケットランチャー2発を叩き込まれて、溶岩の中へと消えていった。
これまでのウェスカーと違い早急、短慮な面が目立ち呆気ない退場とこれまでシリーズをプレイして来たプレイヤーからは腑に落ちない面が多いが、これはスペンサーの最後の言葉と死亡が彼の人格に大きな影響を与えたからだと思われる。
真意の読めないスペンサーの思惑を知る事はウェスカーにとって重要なファクターだったのだが、
実際はただの誇大妄想+ウェスカーの行動は計画通りだった……と言う、自らのアイデンティティを破壊する事実を突きつけられた事が彼の心を乱し、スペンサーの意志への反発心から焦りを生み出してしまったのだと思われる。
それでも、2対2戦の時にジルと共に舐めプせずに全力でクリス達を倒していれば良かった。クリス達を待ち構えずにとっとと爆撃機を飛ばせば勝てたのでは?と思えなくもないが。
案の定マーセナリーズにおいてもプレイアブルキャラとして参戦。
本作では本編における黒服とS.T.A.R.S制服の二種類が用意されており、どちらもかなりの高性能となっている。
HS体術である「掌打」が強力であり、雑魚マジニを一撃で倒すことができる。本作では体術で敵を倒す毎に制限時間が延長されるため、体術が強力なウェスカーはそのまま強キャラといえる強さになっている。また、彼特有の能力に迅速移動(ウェスカーダッシュ)があり、移動手段もさることながら移動中にも微量ながら体術判定のダメージがあるのを利用し銃撃でダメージを仕込んでまとめて轢き殺す、体術フィニッシュがとり辛い敵(鶏とか)から体術ボーナスを得るなど上級者のスコアアタックでも必須キャラとなっている。
S.T.A.R.S制服verは、本編最強武器であるハイドラと威力特化のマグナム、それに加えて
サムライエッジを持っているため武装面でも最強である。
ただし制服版の
サムライエッジは威力が非常に高く、雑魚マジニなら胴体に当てても二発で倒せるため、自慢の体術に繋ぎにくい。
単純な殲滅なら制服、体術による連携なら黒服といった所か。
故人だが5でも名前のみ登場してたアレックス・ウェスカーが登場する。所々でアルバートのことを兄と呼ぶが血がつながってるわけではなくどのような関わり合いがあったかは不明。
レイドモードでも登場。5のウェスカーでの登場だがリベレーション2のレイドモードのキャラクターはあくまでアバター扱い。ごめんというセリフに「俺は悪くない(英語だとお前のせいだ)」というセリフがあてがわれてるお茶目さん。パッシブスキルの「イナーシャルキャンセル」というどんな動作中でもキャンセルしてニュートラル状態に戻れるという強力なスキルを所有している。
本人は前作で死亡したので登場しないが、研究者時代に作った息子、「
ジェイク・ミューラー(ジェイク・ウェスカー)」が登場する。
人間性は上記の通り腐ってるウェスカーだが、ジェイクの母親と出会ったその時に限定すれば、悪人のような素振りは無かった模様。
妻子にあたる人間の存在を知ってか知らずか完全に放置している辺りはクソ駄目親父だが…。
一緒に修行してたんじゃないか?というレベルで親父の技を受け継いでいる他、あらゆるウィルスに対して抗体を持つという特性を持っており、これが物語最大のキーとなる。
当然ながら、故人なので登場はしない。
しかし、彼に肖ったと思しき対B.O.W用
拳銃「アルバート」という強力な武器が登場する。
なお続編ではクソ雑魚DLC武器に降格した模様。
他メディアでの活躍
原作と同様にアンブレラの幹部であるが、人物像が色々と異なっている。
S.T.A.R.Sの一員。本作ではサングラスをかけていない。
警官でありながらアンブレラに雇われ、もしもの時に協力者となるよう指示されていた。
しかし街から出たいがために報酬で雇われただけの関係で、アンブレラやウィリアムとの接点もないので、新型ウィルス奪取の際は銃で脅してウィルスを奪い取ろうとするも反撃にあい応戦。
結果的にウィリアムとアネットの二人を殺害することになるも、幼かったシェリーだけは殺せずに一瞬躊躇していたところを駆けつけたクリス達に銃撃されて死亡する。
死に際にメンバーを裏切ってすまなかったと謝ったり、同僚たちへの仲間意識、特にジルに対しては恋愛感情を抱いている節がある等、上記の実写映画6部作以上に原作とかけ離れたどこにでもいそうな普通の若者であった。
しかし映画のエピローグで
エイダ・ウォンが所属するある組織に死体が回収され、特殊な措置を施したことで復活。
そのおかげで目が光に対して異常に反応するようになり、サングラスをかけることでやっとまともでいられるようになり、ついに原作通りの金髪オールバックにサングラスという出立となる。
要素だけ見ると少しずつ原作からのものが寄せ集められたキャラ造形で、
とりわけゲーム原作ですらなかった
本人の被害妄想的な比喩表現だった、
洋館事件の最中に「クリスに殺された」をちゃんとやっている唯一のウェスカーでもある。
なんと
黒人男性というウェルカム・トゥ・ラクーンシティ以上に原作から離れた姿をしている。
アンブレラの研究員として、2人の娘の父としてネオラクーンシティで暮らしているが、実はドラマ版に登場しているのは
本物のアルバート・ウェスカーのクローン。
ドラマ中に登場するアルバート・ウェスカーはオリジナル以外に3人のクローンが登場し、それぞれ「アル」「アルビー」「バート」の愛称が区別のためにつけられ、
物語上メインに活躍しているクローンは「アル」である。(演じている役者はオリジナルも含め全員同じ)
では本物のウェスカーはどうしたかというと、製作陣によると2021年までに起きたバイオハザードの全ての事件は起きている設定なので、
ちゃんと
バイオハザード5の時間軸である2009年にウロボロスを世界中に撒き散らそうとして失敗し、溶岩の中に落とされ死亡したことになっている。
外部出演
5のウェスカーで参戦。カプコン側では重宝されるヴィラン役でヘラルドとしても召喚される。5の時の技はほぼ再現されており、サムライエッジを活かした牽制力や使いやすい通常技、高速翻身による翻弄等かなり使いやすい部類でどこに配置しても戦える。アルティメイトからはサングラスを外す(外れる)と攻撃力とスピードUPするようになった。
原作でも5以降は超人じみた存在だったせいか化け物たちと戦っても違和感がない。ロケットラクーンに興味がありやたら解剖したがってる。エンディングではマーベル側の超人たちを捕まえ、新しいモルモットが手に入ったと喜んで終わる。
スピリッツモードにおいて2019年11月29日のイベントでクリス、ジル、レオンと共に
バイオハザードシリーズの新規スピリットとして追加された。
アートワークは『5』のものでスピリッツバトルでは超人的な身体能力繋がりか
キャプテン・ファルコンに乗り移っており、原作で最後に戦った火山モチーフか
終点化したノルフェアを舞台に体力制ルールで戦う。
相手は開始からしばらく無敵になる上、ピンチになるとメタル化して攻撃力も増すのでメタルキラーを装備して挑みたいところ。
スピリットとしての性能は階級ACE攻撃型のアタッカーでスロットは3あり、
『5』でスペンサーを手刀で殺害したからか腕攻撃強化のスキルを持っている。
殺人鬼側として参戦。
ウロボロスウイルスを注入して意識が朦朧としている間にエンティティに連れ去られた…という設定。
特殊能力では左腕をウロボロスの触手に変えてチャージし、そこから最大2連続までの高速ダッシュが可能。
ダッシュがヒットすると生存者を掴み、後ろにある障害物に叩きつけてダメージを与えることができる。
後ろに何もない場合はまっすぐ放り投げ、それでも障害物にぶつからなかった場合ダメージは無い。
ダメージの有無に関わらず掴んだ相手をウロボロスウイルスに感染させ、時間経過で感染が進むと障害物への直接叩きつけが一撃ダウンの効果を得る。
直線軌道かつ固定距離限定とはいえ高速移動としても使えるという優秀な能力だが、
クールダウンがやや長めかつ生存者に感知される心音距離が唯一40m(標準32m)と広くなっているという短所を持つ。
殺害モーションではどんなに貧弱そうな生存者にもグーパンで殴られたり、板を当てられた場合にグラサンを吹っ飛ばされる(そしてポケットから新たなグラサンを出す)という大人気ないネタ要素も獲得している。なおサングラスをかけているがライトスタンはやっぱり効く。
「7分だ。7分間だけ追記・修正してやる」
- CV通常版のアレクシア戦での台詞「バ、バケモノが!」を自身のプレイで確かめたけどホントヒドイなあれ笑 しかも通常版だとアレクシア戦が最後の登場って… -- 名無しさん (2016-10-31 00:48:48)
- 実写の完結作でウェスカー涙目w -- 名無しさん (2017-01-05 18:00:39)
- マジでダサい男略してマダオ -- 名無しさん (2017-01-05 18:07:51)
- ↑6 と言うかバイオ0HDでウェスカーモードで登場しているし、過去作のリメイク出たら度々復活して蹂躙していくんじゃね? それこそ初代のゾンビウェスカーの如く。 -- 名無しさん (2017-02-04 12:45:22)
- アルバート・ウェスカーの人造人間 -- 名無しさん (2017-02-18 16:50:49)
- 7でハンドガンに転生 -- 名無しさん (2017-04-15 15:48:29)
- 実写の完結編のウェスカーは正直草しか生えない -- 名無しさん (2017-04-20 16:27:43)
- 実写版の小説完結編のエピローグちょっと怖くてゾッとしたがウェスカーさんよ地底に潜って何世紀もその時を待つって・・・ あんたはスパロボαのマジンカイザーかよ!? ウェスカイザーにでもなる気か!? -- 名無しさん (2018-01-17 22:02:40)
- リベレーションズ2で妹が登場して復活フラグ立ってる -- 名無しさん (2018-02-12 18:55:54)
- しかしジルへの所業がエロ同人の悪役じみてたり、境遇やら何やらが作風に反して中二過ぎて笑ってしまう -- 名無しさん (2019-01-03 02:56:12)
- まさか自分の息子が同僚の娘と協力して事件解決に尽力を尽くしたとあの世で知ったらどんな顔をするんだろうか -- 名無しさん (2019-02-09 00:58:51)
- お前娘もいたのか・・・ -- 名無しさん (2020-08-28 09:39:48)
- 個人的にコードベロニカの完全版での一番の変更は、アレクシアとの戦闘よりも出番そのものの増加の方が大きそうだと思う。単純な見落としかもしれないが、スティーブの回収も完全版での追加部分で出てきた話なような気がするので、初期のしか知らなかった頃は、スティーブ回収の話が回収されてないっての聞いて「そんな話あったっけ…?忘れてるだけか…?」とずっと思ってた -- 名無しさん (2020-11-16 18:18:37)
- ずっとサングラス付けてるせいか知らんけど視力悪すぎだろ -- 名無しさん (2020-11-18 14:59:54)
- 同じ会社の後輩のバージル君みたいに一回復活して息子に殴られておかない? -- 名無しさん (2021-02-02 15:01:12)
- 黒幕として有名になりすぎたので今バイオ1をやると吹いてしまう人多数 -- 名無しさん (2021-04-11 17:19:45)
- ヒラコーの以下略でウェスカーの話があるらしいけどどんな内容なのかな -- 名無しさん (2021-05-21 08:06:39)
- ↑50リリカルなのはのプレシアも似ていますね。後自分の技術などが世界を救うのに貢献したと言う点ではシンフォギアのウェル博士や鎧武の戦極崚馬博士とも共通点が多いです。 -- 名無しさん (2021-05-23 00:29:27)
- 究極のラスボスに触れられてない…究極のラスボスなのに -- 名無しさん (2021-06-05 01:11:15)
- バイオハザードの世界は地獄やからね。人類に滅んでほしいと思うのも無理はない。 -- 名無しさん (2022-05-18 07:18:36)
- ウェスカーの作る新世界の方が魅力的だな。今の世界は正義感の強いクリスですら守る価値があるのか疑問に思うぐらい醜いしな。 -- 名無しさん (2022-06-18 14:28:47)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-08-04 08:52:19)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2022-11-27 20:19:10
- ウェルカムトゥラクーンシティのウェスカーは割と好き。死に際に「ごめんクリス」は結構心に来た -- (名無しさん) 2022-11-27 20:44:19
- カプコンは真面目かつ極悪非道の最凶キャラとして建てたライバルキャラなのに殆どのユーザーはネタ面で愛されてる節があるよなwそれも相まってか、RE4ではカプコンもユーザーの意見というかキャラ評を知ってしまったのか、確信犯かってレベルで無能ムーブかましてるのが余計に笑える -- (名無しさん) 2024-05-10 16:55:57
- RE5出たら、ストーリー改変で生き残ったことになりそう。そうなったらRE6でジェイクとご対面しろ。 -- (名無しさん) 2024-05-11 22:20:50
- ↑無理だろ。だってバイオ5のストーリー自体がウェスカーとの決着だから、ここを変更したらバイオ5じゃないってなる。 -- (名無しさん) 2024-05-15 15:01:35
- ウロボロス拡散が成功したとして、万が一クリスとかが適合して生き残ったらどうするつもりだったんだろか? まぁ元々やけっぱちになった結果の行動っぽいからそんな事全然考えてなかったのかもしれないけど。 -- (名無しさん) 2024-06-24 19:19:30
- RE5でどう変えてくるかな ラストバトルのデザインもかなり変わりそう -- (名無しさん) 2025-02-24 20:52:56
- ↑もう設定めちゃくちゃだからRE5=新作だと思った方がいいかもしれない。 -- (名無しさん) 2025-03-07 20:00:39
最終更新:2025年04月23日 11:21