登録日:2018/04/01 Sun 01:20:36
更新日:2024/01/01 Mon 10:26:13
所要時間:約 5 分で読めます




とは、真っ直ぐな長い棒の形状をした日用品である。英語では「Walking Stick」と呼ばれることも。


【道具としての杖】

主に老人や怪我人、病人などの歩行機能に難のある人が、地面に突いて重さを分散する事で歩行補助に用いる。
昔から一種の「老人の象徴」として扱われており、有名なスフィンクスの謎でも、「老人は杖を突いて歩くので三本足」という答えになっている。
老人ホームの地図記号も「家の中に記号化された杖が立っている」というものになっている。
一方で古代エジプトや中世ヨーロッパなどでは権力の象徴とされ、また17世紀からはステッキなど装飾品としての杖が登場した。そのため西洋紳士などファッションとして杖を持ち歩く人もおり、この場合は歩行のペースと地面に突くペースは特に一致しない。そもそもあまり地面には突かずに持ち歩くことも多い。

◇松葉杖

主に足を骨折したりして歩けなくなった人が用いる。基本的には治るまでの一時的な使用。
手に持つ部分が二股に分かれていて松の葉のように見えるから「松葉杖」である。
なお、あまり知られていないが、片足を怪我して一本だけ松葉杖を使って動く場合、杖は「怪我していない方の足側」に持つのが正しい。
「怪我した足の代わりなのだから、怪我をした方に持つ」と思い込んでいる人もいるが、実際にそのような歩き方をするとかえって傷ついた方の足に負担がかかってしまうのだ。

◇白杖

盲目の人が使う真っ白な杖。周囲から目立つように白色に塗られている。
適度に軽く、硬いため、地面を叩いた感覚と音で状況が判る様になっている。
基本的には白杖を使う人は、地面の点字ブロックを辿って歩いている。点字ブロックの上に自転車を止めたりは絶対にしないようにしよう。

◇錫杖

主に僧侶が旅路で持っていく杖。頭部にある大きな輪にいくつもの小さな輪が通されている仏具。
小さな輪を鳴らすことで煩悩を除去して知恵を得ることができるとされ、鳴らしながら歩くことで修行時に獣を寄り付かないようにしたり家の前に立って鳴らすことで託鉢を乞いに来たと知らせることができる。
儀礼の場では手に持てるようにほぼ頭部だけにした手錫杖というものを使用するのが一般的。


【武器としての杖】

主に「杖で直接殴打や突いて戦う」タイプと「杖が魔道具・魔術触媒になっている」タイプがあり、フィクションでは後者の方が圧倒的に多い。
なお、武器としての杖は長さや形状により、様々な異称が存在している。
  • バトン
    • 英語では「baton」。新体操やマーチング、徒競走などで使われるアレ。「地面に突くには短いが、手に納めるには長い」位の長さの物。警察官が持っている警棒もこの一種である。
  • ロッド
    • 長杖(長棒)、あるいは竿。基本的には折り畳み式や伸縮機能付きで長い。
  • スタッフ
    • 簡素で頑丈な杖。中国の棍に相当する英語分類はこちら。日本では同音異義語が存在する事などからあまり使わない。
  • ワンド
    • 儀礼用に用いられる片手持ちの短い杖。「魔法使いの杖」と言ったら大抵はコレ。「ハリー・ポッター」で使われているのもこのタイプ。軍隊では元帥が持つ元帥杖という物がある。
  • ステッキ
    • ファッション的な性格の強い短い杖でグリップが頭の方にある。マジシャン(手品師の方)や西洋紳士が使っている物。長さが若干長めの物は日本では「スティック」呼称がされる(元の発音的には同じ)事も。
  • ケーン
    • 英語では「Cane」。原義は「葦」で、16世紀から杖の材料に使われたことから杖を表す単語として使われるようになった。「シュガーケーン」という砂糖菓子の杖が存在する。日本の竹刀は「シンガポール・ケイン」などと呼ばれる事もある。
  • タクト
    • オーケストラの指揮者が使う指揮棒(指揮杖の表記もある)。厳密には杖ではないが、魔法の杖(特にワンド系)はデザイン的にはこちらの方がむしろ近いものがある。指揮棒を渾身の力で振った際に自分の足に突き刺してしまい、その怪我が原因で亡くなった指揮者も実在する。
  • メイス
    • 主に金属製の錘の柄頭を有した物。完全な戦闘用の武器であり杖や棒というよりも鎚(ハンマー)など鈍器の類に近い。戒律で刃物が持てない西洋の僧兵(クレリック等)などが装備している事も。

「どちらかと言えば日常道具であり武器として扱い難い」という点がおそらく最大のメリットと思われる。
例を挙げると『ロード・オブ・ザ・リング』の映画2作目において主人公の一派が王と謁見した際に、他のメンバーはといった装備を近衛兵の手によって事前に没収されたのだが、高齢の魔法使いであるガンダルフは「年寄りから杖まで奪うこともなかろう」と言い返して没収を免れている。

◇武術・操法

「杖術」という戦闘技術が存在する。「棒術」の派生亜種だが、使う棒の長さが120センチ程度と短いのが特徴。
あまり一般的とは言い難い技術であり、どちらかというと護身術、捕縛術、あるいは戦場でが折れてしまった時の緊急対処法という側面が強い(折れた弓を用いて戦う技術を「杖術」と呼ぶ流派もある)。
また、杖で殴るというのは中国や日本ではしばしば用いられた刑罰でもあった。要はと同様「百叩きの道具」だったのであるが、当然刑罰なので殴られる相手は向かってきたりはしない。
この戦闘スタイルを採るフィクションのキャラクターもほぼ居ない(見た目からして棒術との明確な技法の違いが無いも同然の為棒術と分ける必要が無い点が大きい)。

◇仕込み刀

古代ローマから存在した暗器。仕込み杖とも。ヨーロッパではケインソード又はソードケインと呼ばれる。
武器としての性質は「杖」ではなく「」だが、杖術と違いこちらは使うキャラクターも多い。
「杖に偽装して持ち運べる」という性質から、老人キャラや一見非戦闘員に見えるキャラの武器の定番であり、
明治時代には廃刀令で日本刀を持てなくなった元武士たちがその代用品として所持した。
また、座頭市をはじめとした盲目のキャラクターの武器もこれであることが多い。
現代においては銃やボウガンを仕込む例も見られる。映画『ジャッカルの日』に登場した松葉杖型狙撃銃が有名であり、
これを模したエアソフトガンおよびモデルガンが発売されたほか、ファンの手によってを自作したケースもある。

魔道具・魔術触媒

フィクションでは最も一般的な「杖」。知力と魔力の象徴であり、「」とは対になる魔法使いのシンボルでもある。
なぜ金属の武具ではダメなのかは語られる事もあれば語られない事もある。
「金属製品は魔法と相性が悪い」という設定は割と多数の作品で頻繁に出てくる。

ゲームで登場する場合は、魔力が上がりやすく、また道具として使う事で特殊効果を発動する物も多い。
その一方で武器としての性能は非常に低く設定され、同ランクの武器と比較しても短剣並みかそれ以下の攻撃力だったり、ゲームによっては杖だけが初期装備から最強クラスまで攻撃力がほぼ一緒だったりする。
また物理攻撃属性が仔細に分けられている場合、殴打系限定になる事が多い(切斬系や刺突系はまず見られない)。

魔法使い系ジョブの定番武器であり、作品によって色々なタイプの杖が登場する。
ゲームで出てくるのは、シンプルな物ではスタッフタイプ、ギミックや装飾などを施した複雑な物ではロッドタイプの杖が比較的多い傾向はある。

◇変身ステッキ

魔法少女ものの定番アイテム。魔道具としての杖に近いが、こちらは「変身用の道具」としての性質も持ち合わせている。
おもちゃ屋の都合もあって女児玩具として売らなければいけないため、非常にキラキラして♡などのゴテゴテとしているが
ファンシー・キュート寄りの装飾が施されているのが特徴。
変身前はアクセサリー状の小ささになるのも定番。



【有名な杖】

◇カドゥケウス

二匹の蛇が絡みついた翼のある杖。商売と泥棒の神、ヘルメスの持つ杖。「ケーリュケイオン」とも。
某ゲームの影響もあってか「医学のシンボル」と勘違いされることもあるが、WHOのシンボルにもなっている方は「アスクピレオスの杖」。
こちらは蛇が一匹しかおらず、翼も生えていない違いがある。

レーヴァテイン

北欧神話に登場する武器の一つでスルトが持つ杖。「レーヴァンテイン」は誤記。
ただし、そもそも原典には「ものすごく強い武器」ぐらいの表現しかなく、どんな武器なのか実は謎である。
「本来は剣だったのではないか?」という解釈も存在する。杖と扱われる理由が「テイン」が杖の意味であるからと言う程度。
「スルトがラグナロクの際に振るう炎の剣」と同一視し、炎の属性が宿されることもある。
まぁ色々と解釈できるため、フィクションでは好き勝手扱われているのが現状である。

扁拐(へんかい)

ぐにゃぐにゃに曲がりくねった、扁平な杖で、主に仙人が持つ。
白いひげをなびかせた仙人とは視覚的にも相性ピッタリ。

「封神演義」ではしばしば使用され、序盤では崑崙の大仙人・文殊広法天尊(すなわち文殊菩薩)が、父親・李靖を襲う哪吒を懲らしめるのに使った。
終盤では、仙界最高の仙人である太上老君が、同じく仙界仙界最高位の仙人・通天教主との頂上決戦にて使用している。
まだ未熟だった哪吒を相手にしたときはまだしも、太上老君が使う扁拐は、あの通天教主を二度にわたってダウンさせるほどに強力。

ドラゴンの杖(DQⅤ)

ドラクエシリーズでも唯一の「杖を最強武器にする主人公」。これは、DQVの主人公が「自ら戦う」よりも「王として、父として皆を導く」ポジションにあることも理由だろうか。
そのためゲームのパッケージや、攻略本をはじめとした関連書籍類のヴィジュアルイメージでも杖を持っているものがほとんどである。

伝説の剣をも上回る攻撃力を備え、さらに竜に変身する力も備えた非常に強力な武器である。

ちなみにドラクエシリーズでは「杖」を装備しても基本的に魔法の威力は上がらない。その代わりほとんどの杖が道具として使用するとMPを消費せずに特定の魔法を使える。
8以降はちゃんと上がるようになっている。

◇光魔の杖

ダイの大冒険のラスボス、大魔王バーンの杖。形態的にはに近い。
魔力を打撃力に変えたり放出することでバリアを作れるが、バーンの魔力が桁違いなために前代未聞の性能に。
ダイのオリハルコン製の剣をへし折るなど絶望感を与えた。

レイジングハート

魔法少女リリカルなのはシリーズの主人公、高町なのはの使う杖。しかし戦闘スタイルを見ると杖と言うより魔力を発射する火器の類に近い。
普段はペンダントの姿になっている。知能があり、なのはや周囲の人と話したりもできる。
形態もある程度自由に変えられるが、なのはの活躍につれ、段々杖と言うより槍のような形態に変貌していった。

◇千年ロッド(千年錫杖)

遊戯王に登場する千年アイテムの一つ。
現代ではマリク・イシュタール、記憶編ではセトが所持する。
相手の魂を洗脳する能力を持つ。本来は罪人の心に宿る魔物を石板に封じるためのものである。
柄の部分の先端にが内蔵されている仕込み杖になっている。
全体的に刺々しく、素である程度武器になりそうな千年アイテムだが、明確に武器が内蔵されているのはこの千年ロッドのみ。

◇月錫杖

最遊記シリーズで沙悟浄が使う武器。
法術具らしく如意棒と共に封印されていたが、悟空と一緒に発見した際に解放してしまったため所持することとなった。
先端が幅広の三日月刃となった錫杖で杖の中には刃部分に繋がっている鎖が仕込まれており、杖との連結を解除すれば遠距離武器となり縦横無尽に周囲の敵を切り刻んだりできる。
杖の中からはどう考えても収まり切らないほどの量の鎖が出ているが、ツッコんだら負けである。

仕込み杖

Bloodborneに登場する仕掛け武器の一つ。
「仕込み」と名の付く武器にあって珍しい、内部に剣が内蔵されるのではなくそれ自体が武器、それも に変形するという珍しいタイプ。
変形前は細身のステッキで、リーチが短い代わりに素早く振り回す事が出来る。
変形させると握りから先が分解され、ワイヤーに無数のトゲが巻き付いた鞭、あるいは蛇腹剣の様な形態となり、
全武器でも屈指のリーチと攻撃範囲、そして獣相手に有効なノコギリ特性を持つ。
初期武器の一つではあるが、「技量」パラメータで威力補正がかかる等の性質上少々扱い辛く、
本領発揮は中盤以降となり、序盤の内は威力不足に泣かされる晩成型にして中~上級者向け。

説明文にも書かれている通り、杖やトゲトゲの鞭を振り回す様は非常に美しい。
トップハット他お洒落な服装で使えば武術に長けた紳士の気分が味わえる。

リボルケイン

正式名称「光子剣リボルケイン
ん?剣じゃないのかって?
前述の分類にもあるとおり、ケイン(ケーン)なので杖であっている。
思いっきり剣術してたって?
前述のとおり竹刀もケイン扱いだから問題ない。
詳細は個別記事を参照。
ライダーシリーズでもかなり上位の破壊力を秘めた武器であろう。



【杖術を使うキャラクター】

◇久賀舘 要(史上最強の弟子ケンイチ)

主人公・兼一の仲間の中で数少ない武器使いの1人。久賀舘流杖術正統後継者。
普段は服の袖に棒を収納し携帯しているため、事実上の暗器使いでもある。
(キサラは壁に穴を穿つ彼女の突きを拳によるものと思っていたが、実際は袖を通した高速の刺突)
登場当初は不良集団に属していたものの、「神武不殺(真の強さは人を殺めない)」を武術家の挟持として持ち、
猛攻を受け切れず杖を折られた際は「(欠けて尖ったぶん)むしろ武器として殺傷力が上がった」と相手に警戒されるものの、
「武器使いが武器を壊される」「凶器となった武器を使うことは誇りを損なう」との理由で自ら敗北を認めた。
真剣や槍などの刃物・凶器が当たり前のように登場する作中では、頑丈であることを除けば本当にただの棒であるため頼りなく映る。
しかし活人剣の得物としてはむしろ、武器を持ちながら人を殺さない覚悟の象徴でもある。

杖をメインに使う強みとして、非常によく“しなる”性質を利用した打撃力の向上、棒高跳びの要領の跳躍・位置エネルギーの殴打、
構造的にシンプルであるがゆえの対応力の高さを活かした戦い方が挙げられる。

◇久賀舘 弾祁(史上最強の弟子ケンイチ)

久賀舘流杖術を極めた達人。非常に小柄なスーパー爺ちゃん。
普段はボケにボケた常にちょっと震えてる老人であるうえ、本来の補助具として杖を突いて歩いているため、
孫娘である要を人質に取られ“闇”への加入を強制されている場面であっても杖を取り上げられることはなかった。
(アーガードからは念を押して警戒するよう忠告されていたが、面倒がった蛮刀使いが真面目に対処しなかった都合もある)
要の持つ対応力を極限まで高めたような実力を持ち、
「突かば 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」の理念のもと、
多彩にして膨大な攻防のバリエーションで敵を圧倒する。
要と同じく「神武不殺」の活人剣の使い手だが、悪人に対しては情け容赦がなく
攻撃手段が打撃であるため敵の痛めつけ方はエゲツない。
ある意味、武器としては低い殺傷力を利用している……と言えなくもない。

◇水戸光圀(水戸黄門)

時に持っている杖を使って応戦することがある。

福禄寿(暁!!男塾)

ソドム七福神軍団の一人。持っている扁拐で相手の頭を叩いて砂浜に埋めてしまう能力を持つ。

◇望月双角(餓狼伝説シリーズ)

正伝無道流の技術として錫杖を用いた戦闘を行う忍者兼坊主。
一部通常技だけでなく、必殺技では操って飛ばしたり媒介にして雷を落としたり分身に振り回させたりなどする。

◇花諷院和狆(サムライスピリッツシリーズ)

元は剣士だった小柄な退魔坊主。
斬り技だけなく、必殺技では鎖付きで先端を飛ばしたり支えにして回転蹴りしたりなどする。

◇雷庵(ドラグーンマイト)

錫杖を持つ美形の破戒坊主。
彼も杖から電撃が撃てる

◇チュン/中白虎(風雲黙示録)

「炎の杖」から炎を放てる必殺技を持つファンキーな仙人。
蹴り技が豊富なので杖術そのものは余り出てこない。

◇ホワイト(リアルバウト餓狼伝説SPECIALDM)

ステッキに白スーツが特徴の超能力者でラスボス。
それを振り回す通常技は必殺技並みの無敵判定がある。

◇犬若なずな(アルカナハート)

霊獣2体と聖杖「つみこ」を以て術を揮う、ナコルルとレラと和狆が混ざったような犬娘のくノ一。
投擲も含めた杖の攻撃はやはりリーチに優れる。

安栖頼子(〃)

魔王ミケが変化した杖を武器とするオカルト娘。
大体ミケが勝手に飛んで行っている。

◇ドロシー・オルブライト(〃)

マジシャンらしく一部通常技でステッキを振る。

◇ミス・ティル(闘神伝3)

予知能力を持つ巫女。
炎も出る「精霊の杖」による攻撃は藤雫(煙管持ち)のコンパチだが、より接近戦向きの技がある。

◇カティ(エヌアイン完全世界)

ミュカレの肉体の本来の持ち主である面白少女。
ミュカレも元帥杖は持っていたが性能は異なり、足長おじさんからもらった「兇眼の杖」を振り回しまくる。
一部技で「モルゲンシュテルン」と言ってるが、実際ハンマーに近い。

◇花小路クララ(豪血寺一族)

占い師からパクったステッキで魔法を使えるようになった魔法少女。
魔法の媒介のみならず投擲したりもする。

◇弧空院干滋(〃)

杖やフンドシを振り回す戦い方をする爺。
杖は仕込み銃にもなっているようだ。
スーパー化すると杖は使わなくなるがフンドシは残る。

プラチナ=ザ=トリニティ(BLAZBLUE)

魔法のステッキのようなアークエネミー「雷轟 無兆鈴」を持つ魔法少女っぽい何か。
単純なリーチもそこそこ優れるが、物質を具現化する特性を持ち、各技で召喚する武器その他はその力によって発現させたと考えられる。

◇折坂芽衣(ファントムブレイカー)

FAとしてマジカルステッキ「キャンディ」を持つ魔法少女っぽいアイドル。
ロングレンジの光弾も撃てるが、機動力があるので普通に殴りに行ける。

◇カオスブレイカーの杖使い

魔法の世界の武器格闘ゲーなので結構いる。当然魔法による飛び道具の媒介でもある。
該当者にフィーナ、マーラ、ナーガル、ゾン。

◇タバサ(ウォーザード)

魔導仮学者らしく一部特殊技で杖を振ってくる。

◇クティーラ(カオスコード)

こいつの娘と思われる魔法少女っぽい何か。
所持する眼球ぽい意匠の杖は頭が巨大化したり突撃技のアーマーになったりと便利。

弥勒(犬夜叉)

法術と風穴メインの戦術ではあるが、持っている錫杖による肉弾戦もある程度可能。

◇ランディ・M・グリーン(ガーディアンヒーローズ)

魔法を使う魔導士ではあるが、杖によるスピーディな直接攻撃もある。
物理攻撃のステータスは低いものの、空を飛ぶ「空舞旋風棍」からの魔法攻撃やコンボ技の「獄鎖棍」などは便利。

サガフロンティア2

アンリミテッド・サガ UNLIMITED SaGa

両作では杖技があり、杖を装備し使い続けていけば誰でも使いこなせるようになっていく。
だがその中でもサガフロ2の主人公の一人であるウィル・ナイツは誰よりも印象に残るだろう。
最初のシナリオで店売りされている若木の杖のコストパフォーマンスも非常に高い。

◇エムバク(ブラックパンサー(映画)

太古の昔にワカンダを作り上げた6つの部族の一つ、ジャバリ族の現族長。
ワカンダの戦士達は基本的に超金属ヴィブラニウムでできた剣や槍などの武器で戦うが、彼は(おそらくは)木製と思われる杖を武器としている。
エムバク自身の戦闘能力の高さから恐ろしく強く、ハーブの力を失った状態のティ・チャラを一度は圧倒し、
その後のヴィブラニウムの剣を持つボーダー族の戦士達との戦いに於いても素材や構造の違いをものともしない獅子奮迅の戦いぶりを披露した。
エンドゲームでもティ・チャラ率いるワカンダの軍勢として戦いに参戦、
宇宙の超技術で武装した兵隊達を木製の杖で薙ぎ倒す活躍を見せた。

◇名越作太郞(我間乱-修羅-)

幕下大仕合番付十ー番。名越流の使い手で、鉄杖を自在に操る。





追記・修正は転ばぬ先の杖をつきながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 武器
  • 道具
  • 松葉杖
  • 仕込み杖
  • ファンタジー
  • RPG
  • 魔法使い
  • 魔道具
  • 白杖
  • ケーリュケイオン
  • カドゥケウス
  • レーヴァテイン
  • 武器項目
  • 老人
  • 暗器
  • 仙人
  • 太上老君
  • 装飾品
  • ファッション
  • 鈍器
  • Walking Stick

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月01日 10:26