カラガール(カラガリ、カラガー)
『アトランティス・キャンペーン』に登場。クール北東部、ガンドバッド王国の南の西海岸に位置する、銀の海に突き出した崖の上の古い港街。アトランティス文明初期の遺跡の上に建てられており、当時の石碑が数多く残されている。嵐の神ククラーク(スーク)と水の神ハイダナの神殿が存在する。また、街のあちこちにカニの屋台がある。この街から、西南西へ徒歩10日の距離にある都市国家アリオンまで続く「カラガール街道」が開かれており、これは南南西のアシュカイオスへも通じている。
ガンドバッド王国とこの街の地図上の配置の関係から、一部ではカラガールとカラムダー港は同一の街ではないかという説が出ている。
ドーヘイム
AFF2e資料集『アリオン旅行記』に名前のみ登場。カラガールから南東へと伸びるカラガール街道沿いにあるとされる村。
アエラル森
『アトランティス・キャンペーン』に登場。カラガールの南東に位置する森。森エルフ、オーク、鬼、オークと闇エルフの混血である黒心族等が住んでいる。
アエラル森の中心に存在する、かつてのクールの支配者である神王ピラ・カルターの神殿の廃墟。7つの建物が大岩を積み重ねた輪で囲まれている。輪の入口付近には幅3メートル、高さ15メートルの2本の石柱が建っている。
アエラル森の開けた場所の小高い丘に存在する古代の墳墓。森エルフにとっては禁足の地とされている。
エンドレ川
『アトランティス・キャンペーン』に登場。アエラル森の北に流れている川。アエラル森から徒歩1日の距離には龍頭橋が架けられている。
バウダン卿の地所
『アトランティス・キャンペーン』に登場。カラガールから北へ徒歩2日の距離にある、6代目バウダン卿が住む地所。現在では落ちぶれて、金に困っているらしい。
クリルガーナッシュ
『仮面の破壊者』に登場。クール北東部に位置する山脈の中にある、雪を被り半分が雲に隠れた5つの峰を持った山岳地帯。氷ハルクや氷ドレイクといった、寒さに適応した怪物達が生息している。邪悪な女妖術使いモルガーナが支配しており、彼女は洞窟の中で、魔法の印の付いた「暴虐の仮面」を被せた石ゴーレムを作製しており、それを12体揃える事で、万物を支配する力を得て世界を征服しようと企んでいる。この山に住む山岳部族はモルガーナを恐れており、貢物をしている。山麓には吸血グモが生息する低木林が広がっている。ここには、永遠の乙女ヴァシティが住む「時間の無い国」へ通じる門が隠されていると言われるが、それを出現させる方法を知る者は少ない。
ファレハ
『Deathmoor』に名前のみ登場。クール北東部の岬にあったとされる、数世紀前の貿易都市。公正で豊かな都市だったが、世界に邪悪と混沌をばら撒く生命盗人アラクノスに支配されてしまった。
矛槍草平原
『仮面の破壊者』『アトランティス・キャンペーン』に登場。クール北東部、クリルガーナッシュの南に広がる大平原。人間の胸ほどの高さまで育った矛槍草が生い茂っている。腐肉を食べるモルティダや毒吐き蛇等が生息している。中部には東西に伸びる大きな谷が存在し、底には東から西へと速い川が流れている。アリオンからカラガールへ続く街道も通っており、その街道沿いに小さな集落もいくつか存在するが、その一部は女妖術使いモルガーナに滅ぼされている。またこの平原の付近の森には、オークの鉄拳族の村が存在する。
『仮面の破壊者』に登場。矛槍草平原の北西部に位置する、有毒の靄と悪意を放つ沼。常に水蒸気で覆われていて視界が悪く、空には稲妻が絶えない。ここにははるか昔、世界に邪悪が満ちた時に隠居したという魔術師ジュジャの住むあばら屋が隠されているらしい。
『仮面の破壊者』に登場。矛槍草平原中部にある、東西に伸びる大きな谷の底を東西に流れる、速い川。川の先には「玉座滝」と滝つぼの「玉座池」が存在する。かつてはクール北東部全域に広がっていた古代の大帝国の中心地であり、自然が作った窪地に上王の玉座が置かれていた。帝国崩壊の際に川の流れが変わって滝と池ができた。池の底には王の骸が玉座に座り続けている。
死の湖
矛槍草平原の南に位置する湖。水は強酸を含んでいて飲用には向かず、湖底には獰猛なクラーケンが住み着いていて、湖に近付く者を餌とするためこの湖を渡り切った者はいないとされる。またこの湖には、クラーケンに殺害された多くの犠牲者の霊が成仏できずに現世に留まっているらしい。北東と西から川が注ぎ込んでおり、このうち西の川は、川幅30メートルあり、水は安全で、流れも深さも大した事は無いが、住み着いている水の妖精が悪さをするという。また、湖に沿って一周するように道が伸びている。
割れ山
『アトランティス・キャンペーン』に登場。ネクロス湖の北岸に位置する、2つの峰を持つ高い山。山裾には、殆どが崩れた古代アトランティス時代の塔が建てられている。
バードンズ・リーチ
『アトランティス・キャンペーン』に名前のみ登場。アリオンの守備隊の1つが配備されている。
ソンデューンの家
『アトランティス・キャンペーン』に登場。割れ山から北へ、道に沿って徒歩数時間の位置にある岩山の麓、道の分岐点に建てられている、小さな木の小屋。付与魔術を得意とする女賢者ソンデューンが住んでおり、魔法の品物の販売をしている。この付近の岩山には岩ゴブリンや岩トロールが住み着いている。
ジュララ
『アトランティス・キャンペーン』に登場。ソンデューンの家から岩山を迂回する道に沿って、北へ2時間ほどの距離にある村。茅葺き屋根でレンガ壁の家が20軒ほど並んでいる。
マラナの廃墟
『アトランティス・キャンペーン』に登場。ジュララから道に沿って北北西へ2時間ほどの距離に位置する廃墟。サンダルを履いた像の両足と、「マラナ」と書かれた台座、打ち捨てられた小屋が残されているだけで、「マラナ」が何なのか、いつ像が建てられたのかも不明。
火沼
『アトランティス・キャンペーン』に登場。ジュララの北北東に位置する、背の高いイグサが生い茂る沼池。付近にはトカゲ兵の小さな集落が存在する。
コールズブルック
『アトランティス・キャンペーン』に登場。マラナ北北東、火沼の北北西に位置する、貧しい牛飼いや農民の村。小さな川を中心に広がり、中央に石橋がある。泥壁の茅葺き屋根の小屋で構成されている。薬草の知識を持った賢者が住んでいる。
うねりの丘
『仮面の破壊者』に登場。ネクロス湖の東湖岸から広がる、霧の深い丘陵地帯。古代の石碑や、廃鉱となった銅山が存在し、ブラックハートや、オークとトロールの混血種族ドラガー、人の脳を食べるナンディ熊が住み着いている。
欺きの森
ネクロス湖の西湖岸から広がる森。かつてタイタンの大陸が、イリタリアと呼ばれる1つの巨大な大陸だった頃に存在していた「一の森」の一部とされている。森エルフのガロレン族の村が存在し、彼らの呪術師はエルデナリンと呼ばれている。妖精が老魔女に呪われて堕落したものとされる森の盗賊や、昆虫人間のような原始的人型種族のゾウムシ人(コクゾウ虫男)等、危険な種族も住み着いている。
『恐怖の幻影』の主舞台。魔界の魔王子である蛇魔人イシュトラがアフェン森のどこかに建設した地下要塞。イシュトラを崇める闇エルフやゴブリン、密林オーク、混沌オーク、絶滅寸前の地下種族ンヤダク等の邪悪な種族が終結している他、異種配合で生み出された人型怪物プロウラーが飼育されている。これの建設に伴い、森の中に邪悪な怪物が蠢くようになり始める。
枯れ葉の谷
『仮面の破壊者』に登場。ネクロス湖の北湖岸に位置する谷。いくつかの村があり、人間や様々な人型種族が入り交じって住んでいる。谷の中心には領主へヴァーの城が存在し、村々はこの城を中心として緩い連合体を作っている。常に平和が保たれており、城の防衛設備は全て外敵に対するものである。へヴァーはどんな邪悪な心をも震え上がらせる「へヴァーの角笛」を所持している。最近では、アフェン森に住む剣歯虎が領地に入って被害をもたらす事に頭を悩ませているらしい。
アリオン
AFF2eシナリオ『Demons of Arion』等の舞台。ネクロス湖から南へ徒歩2日、南のアリオナ湾沿岸に位置する、人口約16000人の都市国家。大陸分裂以前から始まる、歴史の長い街である。他の都市との交流は盛んではないが、周囲の土地が豊かであり、貿易と丘陵地の金と銅の鉱山で繁栄している。魔法大戦で混沌の軍勢を打ち破った英雄ブレンダン・ブラッドアックスの子孫達によって統治されている。個人による活動が尊重されるため、ギルドは政治的な力をあまり持たない。魔術師長老評議会会長にして宮廷魔術師アイフォー・ティーニンは、ブレンダン王家の第一顧問や外務大臣も務め、アリオンの要となっている。また街の一部の地域では、邪悪な同族に反逆したブラックハートが平和的に暮らしている。寺院地区には嵐の神ククラーク(スーク)、水の神ハイダナ、幸運と運命の女神キャスティス(シンドラ)、金属細工の神ヴァ―ラング、それに他の大陸では知られていないがクール全土の農夫や村人に信仰される農耕の女神コランバラの神殿が存在する。
『仮面の破壊者』では1人の領主が統治していたが、『Deathmoor』『アトランティス・キャンペーン』以降の作品では、ジョンセイン王とエレガナ女王が双子で協力して統治しているという設定に変更されている。
アフェン川
アフェン森から南東に流れる、狭く急流の川。アリオン西部まで流れ、ネクロス川と合流する。
ネクロス川
アリオンの中を南に流れる、広く緩やかな川。そのまま南のアリオナ湾へと流れ込む。
エルンの塔
『アトランティス・キャンペーン』に登場。アリオンから海岸沿いに徒歩3日ほどの距離にある、大魔導師エルンの住んでいた四角形の白い塔。200年前、エルンは古代アトランティスで開発された原初魔法の研究をしていたが、突然行方不明になり、現在では塔の周辺は鬱蒼とした森になっているが、塔は老朽化しておらず、塔の扉は強力な魔法で閉ざされたままになっている。
アリオナ湾
クール東部に存在する、広大な湾。アリオンを行き来する貿易船が多く行き交っているが、同時に付近の海賊に狙われてもいる。
ロックウォール島
アリオナ湾の北西部に位置する島。アリオナ湾を荒らす海賊の根城として利用されており、元海賊にしてアランシアの盗賊都市ポートブラックサンドの支配者ヴァレック・アズール卿を、少年時代に海賊に引き入れたのも、この島の海賊達である。
ストーンヘイヴン
AFF2eシナリオ『Dwarven Halls Campaign』『Cave Wars』に登場。アリオンの北の丘陵地帯にある洞窟を入口とした地下に位置する、ドワーフの街。ゴブリンの街ブラックファングと敵対している。
ブラックファング
AFF2eシナリオ『Dwarven Halls Campaign』『Cave Wars』に登場。アリオンの北のどこかに存在するゴブリンの街。ドワーフの街ストーンヘイヴンを狙っている。
ブルーフォード
AFF2eルールブック『ヒーロー・コンパニオン』に掲載。アリオンの南東、アリオナ湾岸に位置する、小さな漁村。花崗岩の崖の岩棚に家々が建っている。人口100人と1握りの山羊がいるだけのため、殆どの旅人はここを素通りするとされる。村長はドーデン。
コルダ
『恐怖の幻影』に名前のみ登場。アリオンの南南西、アリオナ湾岸に位置する港街。タイタンの島々の生物を研究している風変わりな老科学者ファブネウスの出身地でもある。
古き森
コルダの西に広がる森。魔法大戦で英雄ブレンダン・ブラッドアックスが混沌の軍勢を待ち伏せするために利用したとされている。
死の荒野
『Deathmoor』の主舞台。アリオンの西、コルダの北西に広がる荒野。ここを旅して生き延びた者はいないとされる過酷な地である。かつては先進的文明の発祥地で、星々への道に通じていたとされるが、現在では多くの怪物と、魔法大戦の名残である不思議な霧が渦巻く肌寒い土地と化している。霧が立ち込めると方向感覚が狂ってしまい、運と常識だけが頼りとなる。ここのどこかに、死霊の巣窟と化した古代都市の廃墟や、邪悪な生命盗人アラクノスの根城である地下迷宮が存在し、そこにはオーク、トロール、闇エルフ、ブラックハート、トロール・オーク、半巨人等の種族で構成された、「A」の字が飾り立てられたメダリオンを身に着けた軍隊が集結している。
デスムーア東部に位置する、小屋が6つほど建っているだけの小さな農村。ここの住民は余所者を酷く嫌っている。
デスムーア北部に位置する丘陵地帯。何百年もこの地に住み続けてきた原始部族である火打ち皮族の村が存在する。
古戦場
デッドランドの東、混沌の荒れ野の北東に位置する、痩せた砂だらけの荒れ地。その名の通り、魔法大戦で英雄ブレンダン・ブラッドアックスの舞台が混沌の軍勢を打ち破った地域である。その地下には多くの戦死者が眠っており、それらを自身の勢力として蘇えらせようと企む死霊術師が、その方法を追い求めてケイベシュの廃墟を訪れる事もあるという。
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