プロローグの戦いより、サムスが昏睡状態から目を覚ますのに1ヶ月を要したのに対し、ガンドレイダたち3人のハンターはその1週間ほど前に既に目を覚ましていた。
あの日ノリオンでダークサムスの攻撃を受けたハンターたちは、体内でフェイゾンを生成することができる体質になっていたという。
それに着目した銀河連邦により、昏睡状態のハンターたちの身体にはフェイゾン強化装置PEDが既に取り付けられていた。
1ヶ月前にスペースパイレーツの攻撃を受けたのはノリオンだけではなく、テルリアン系の惑星すべてにリバイアサンが放たれていた。
昏睡から目覚めたハンターたちは改めて連邦軍からの依頼を受け、各々の目的地へと既に向かっていたが、ある日を境に忽然と連絡が途絶えてしまった。
実は惑星ノリオンでダークサムスに受けたフェイゾンビームは、相手の体内にダークサムスの意思が宿ったフェイゾン細胞を植え付けるものだった。
ハンターたちが体内でフェイゾンを生成できるようになっていたのはこのためであり、急激に増殖した体内のフェイゾン細胞によって身体全ての細胞が汚染された結果、作中のスペースパイレーツたちのようにダークサムスの意思に支配された存在となってしまった。
惑星ブリオ、惑星エリシアの汚染源を破壊し、スターシップ内で一息つくサムスの下へオーロラユニット242からの通信が入る。
銀河連邦軍の偵察部隊が、宇宙空間を漂っていた緊急通信カプセルを回収したのだが、そこにはスペースパイレーツの本拠地の座標が記されていた。
即ち、本拠地を探るための潜入任務に就いていたガンドレイダが、フェイゾン汚染によって正常な意識を失う前に残した最後のメッセージであった。
メッセージを受け、サムスはテルリアン系から離れた別の星系であるボルトリック系に向かう。
ボルトリック系に属する惑星ウルトラガスにはダークサムスの指示の下、5カ月前の段階で既にリバイアサンが墜落させられており、フェイゾン汚染が意図的に促進させられた結果、惑星そのものが純粋なフェイゾンの塊になろうとしていた。
惑星地表には謎の触手が何本も蠢いており、フェイゾン由来の重度の大気汚染の結果、強酸性のアシッドレインが常に振り注ぐ危険地帯と化している。
おまけに基地の警備は厳重で、サムスは思うように潜入することができない。
そんなサムスの下へ、銀河連邦軍のチャンネルによる通信が届く。
それは、1カ月前のノリオンでの戦闘でパイレーツの捕虜になったPED装甲兵の1人で、脱走に成功し付近に潜伏しているという。
送られてきた座標へと向かったサムスは、そこでメタパイレーツの集団に襲われていた兵士を発見、救出する。
まさか助けが来るとは、思ってなかったんだ。だけど、次は、俺が君を助けられると思うよ。
兵士によれば、この惑星で活動するパイレーツたちはアシッドレインから身を守るための専用装備を開発、使用しているという。
その場所へ赴くためにも、まずは現在居る部屋のエレベーターを起動させる必要があると。
シールドさえあれば、君なら先に進めるだろ?その在りかを俺が知ってるって言ったらビックリかい?さあ、こいつがその座標だ。
兵士からマップデータを受け取ったサムスは、2人で協力してエレベーターを起動する。
…しかし、勘のいいプレイヤーならばもう察しているだろう。
- 野蛮で獰猛なうえ、ダークサムスに洗脳までされているスペースパイレーツが、捕虜など取るのか?
- 仮に捕虜になったとして、この重度の大気汚染が進行した星で1カ月も保つのか?
- そもそもなぜこのタイミングで無線通信など送ってくるのか?
- 脱走した兵士を追っていたのは何故いずれもメタパイレーツばかりなのか?
- スキャンすると「PED装甲兵」と名前が出るが、身体にはPEDを身に着けていない。にも関わらず、何故体内にフェイゾン反応があるのか?
ガンドレイダ(汚染後)
エレベーターが到着した先は巨大な展望台。歩き出したサムスの背後から、案の定兵士が不意打ちで銃撃してくる。
だが、とっくに気づいていたサムスは瞬時にモーフボールに変形して回避、兵士―正体を現したガンドレイダに向かい合う。
ガンドレイダは戦闘中、新体操のような高速移動で動き続けるため、エイムの苦手なプレイヤーにとっては厄介な相手となる。チャージビームをクリーンヒットさせると転倒するため、腕に自信のある方は狙ってみよう。
また、変身能力を使用しこれまで戦ってきた敵やボスに姿を変えてくる。
形態変化のたびにスキャン時の文は変化するが、ログブックに記録される内容はすべて同一であるため、いちいちスキャンし直す必要はない。
さらにフェイゾン汚染の結果、超高速の細胞分裂・細胞自殺を繰り返すことで自身よりも巨大な対象や群体型の対象にまで変身が可能になった。
胴体にはPEDを装備しており、追い詰められるとハイパーモードを使用する。
第1段階
全段階共通で使用してくる。
素早いアクロバット移動を繰り返しつつ、その合間合間に電気エネルギーで生成したチャクラムを投げつけてくる。
チャクラムは飛来速度は遅いものの追尾性が高く、ガンドレイダばかりに気を取られていると被弾してしまう。
破壊するとエネルギーボールやアモをドロップするため、余裕があれば迎撃しておこう。
X-レイバイザーを使用すると着色されるため見やすい。
全段階共通で使用する。
アクロバット移動の最中、不意にゼーベス星人みたいなポーズで低空を長距離ジャンプして飛びかかり、こちらに組み付いて電撃を流し込んでくる。
組み付かれると、急いでwiiリモコンとヌンチャクを振って脱出しなければ、そのまま延々と電撃を流され続ける羽目になる。
予備動作が分かりづらいため、ガンドレイダとの距離が近い場合は特に警戒する必要がある。
上記の電撃攻撃の飛びかかりを回避した場合、ガンドレイダが着地すると同時に地面を走る電気の衝撃波をこちらに向かって飛ばす。
フライングパイレーツに変身したガンドレイダ。
攻撃能力等もそのままだが、全変身体共通の特徴として、攻撃が電撃を帯びたものとなっている。
なお、今作のフライングパイレーツはプラズマビームで引火させている状態では、グラップリングビームでジェットパックを引き剥がすことで即死させることができるが、G-フライングパイレーツには流石に不可能。
フェイゾン汚染の結果向上した変身能力により、惑星エリシアに登場する小型ドローン スワームボットの群れに変身する。
一体一体が非常に小さいため見辛い。
超高速の細胞分裂により、大柄な体躯を持つバーサーカーパイレーツに変身する。
頭部のフェイザイト合金製の装甲も健在で、本物の同様の手順で破壊可能だが、大抵はその前に変身解除される。
第2段階
戦闘フィールドとなっている展望台の壁が開放される。これにより、外縁部に近づきすぎるとアシッドレインによるダメージを受けることになる。
また、更に変身形態が2つ追加される。
惑星ブリオで戦ったランダスに変身する。
氷柱の生成やハイパーモードの発動は行わないものの、それ以外は本物とほぼ変わらない。
ただし、こちらはプラズマビームを所持している状態のためランダスの弱点を突く事が可能になっており、以前ほど苦戦はしないと思われる。
惑星エリシアで戦ったゴアに変身する。
本物のゴアとの戦闘の中で、頭部装甲でコアユニットを覆い、ローラー走行で移動する第2段階に準拠した動きをとる。
こちらも攻略方法、弱点ともに変わらず。
なお、こちらはダメージを与えてもアーマーの装甲が損傷しないという違いがある。
第3段階
ガンドレイダはフィールド内のギミックを起動し、新たにフィールドに4本の柱を出現させる。そして、満を持して変身したのは…
PED装着前の
バリアスーツを着用したサムスに変身する。
能力は
ブーストボールによる連続の突進攻撃と、
極太のレーザー照射による攻撃。
どちらの攻撃もプレイヤーは使えないのは禁句。照射の方は将来的には繰り出せるようになるが…
ブーストボールに関しては「
プライム2」にて戦った
鬼畜ブーストガーディアンや
ダークサムスの挙動と似たようなもの。まるでピンボールのように高速でステージ内を駆け回るが、直前に起動した4本の柱の存在により、時折不規則な方向に軌道が変わる場合があり、油断は禁物。
走るのはあんまり速くない
というかメタ的にはどちらの攻撃パターンも、前作のダークサムスの攻撃モーションからの流用と思われる。
最終段階
残り体力がわずかになると、変身そのものを行わなくなり、ひたすらアクロバットによる高速移動とPEDの起動を行ってくるようになる。
ハイパーモード発動により耐久力も上がるため、エイミングが苦手な人にとっては長期戦になると思われる。確実にダメージを与えていこう。
PED使用中はX-レイバイザーの機能が阻害されてしまう。
攻撃は変わらず電気チャクラム、飛びかかりからの電撃攻撃、衝撃波を使用するが、それらの威力も強化されている。
特に最高難易度ハイパーでは、一瞬の気の緩みで電撃攻撃を受けてしまい、体力をゴッソリと持っていかれる危険性もあるため要注意。
PED非使用中は、変身能力を応用した透明化を常に行ってくるようになる。
X-レイバイザーで視認可能だが、ガンドレイダやチャクラムは着色されるものの、それ以外の視界がお世辞にも良いとは言えないため、素早く動くガンドレイダを見失わないように気をつける必要がある。
【ガンドレイダの最期】
ついにガンドレイダの身体が限界を迎え、激しい放電とともに悲鳴を上げながら崩れ落ちる。
彼女は変身能力を制御できなくなったのか、これまで変身してきた対象に姿を変えながら苦しみ出す。変身能力キャラあるある
スペースパイレーツ
ランダス
ゴア
バーサーカーパイレーツ
そして、PED スーツ姿のサムス。
それはまさに、身体のフェイゾン汚染が着実に進行しつつあったサムス自身の行く末を暗示しているかのような光景だった。
苦悶の声を上げながら、彼女は自分が憧れたサムスに助けを求めるように必死に手を伸ばす。
だが、彼女の末路を悟ってしまっていたサムスはただ目を逸らすことしか出来なかった。
やがて姿を現した黒い影―ガンドレイダの体内のフェイゾン細胞に宿っていたダークサムスの分身。
ガンドレイダはサムスに手を伸ばした姿のまま、粒子状に分解され吸収されていった。
飛び去っていく黒い影をただ力なく見送るサムスの前には、「グラップリングボルテージ」能力だけが遺されていた。