登録日:2026/07/05 Sun 09:23:41
更新日:2026/07/22 Wed 18:54:02
所要時間:約 45 分で読めます…
『
CODE VEIN』とは、バンダイナムコエンターテインメントのゲーム作品の一つ。
2019年9月26日に
PlayStation4、Xbox One、
Steam(PC)向けに発売された。
ジャンルは「ドラマティック探索アクションRPG」。
■目次
■概要
かつて一線を風靡したチーム連携型ハイスピードハンティングゲーム『
GOD EATER』(以下GE)シリーズを手掛けたShiftとバンナムのタッグによる作品であり、一部スタッフが続投している他、フィールドやクリーチャーのデザイン、終末感漂う世界観もあちらを思わせるもの。
ただし、『GE』がクエストを受注して巨大な敵を狩り、採取した素材から装備を作っていく「狩りゲー」だったのに対し、本作はシームレスに繋がったフィールドを探索し、経験値と通貨を兼ねるリソースでパワーアップしていく
高難易度死に覚えアクションRPG。
つまり
フロムソフトウェアの
ソウルシリーズからインスパイアされた、いわゆる「ソウルライク」である
ソウルライクはどちらかというと海外で多く制作されており、本作はコーエーテクモゲームスの『仁王』シリーズや『
Wo Long: Fallen Dynasty』などと並ぶ、大手メーカーの作品としては貴重な国産ソウルライクとしても知られている。
ゲームバランスについては粗削りなところもあり、特に本家ソウルシリーズ経験者からは厳しい意見も少なくないが、作り込まれた世界観、魅力的なストーリーやキャラクター、非常に細かくこだわれるキャラクタークリエイト、「NPCとの共闘前提」というソウルライクとしては一風変わったゲームデザインなど、独自の魅力も多数打ち出し、発売4ヶ月で世界累計出荷・DL販売本数が100万本を突破するヒット作となった。
特にバディシステムに関しては、電撃オンラインやIGNといったゲームメディアからも「本家ソウルシリーズとの最大の差別化ポイント」と評されている。
また、粗削りといってもゲームとして破綻しているほどではなく、しっかり取り組んで、死んで覚えるかレベルを上げていけばクリアは十分見えてくる。
周回プレイによる難易度上昇のペースがかなり早いことも問題視されていたが、後にアップデートで上がり過ぎた難易度を戻せるように変更され、より快適に遊べるようになった。
バンナムとしては新作リリースが停止して久しい『GE』の後継作にあたるのか、あちらのファンに向けたファンサービス要素がそこかしこに見られるのも特徴。
予約特典として神機風のコラボ武器が実装された他、拠点で聴ける楽曲や、一部のアイテムなどにも『GE』要素が盛り込まれている。
また、終盤で明かされた「ある衝撃的な真相」から、『GE』ファンと本作のファン双方のコミュニティで考察もさかんに行われた。
2026年1月29日には本作の流れを汲む新作『
CODE VEINⅡ』が発売された。
こちらは世界観とストーリーを完全に刷新し、大きく作風を転換しているが、繋がりを感じさせる要素も随所に盛り込まれている。
■あらすじ
決して遠くない未来、世界は唐突に崩壊の時を迎えた。
地中から隆起した「審判の棘」が大地を引き裂き、時を同じくして現れた異形のバケモノが人類文明を片っ端から喰らっていった。
のちに「大崩壊」と呼ばれるこの災厄に対し、人類は死者をベースに生み出された戦闘用の超人「吸血鬼」を用いて抵抗したが、吸血鬼には人間の血液を定期的に摂取しなければ暴走し、怪物「堕鬼」に変貌してしまう致命的欠陥があった。
暴走のリスクを克服した新世代の吸血鬼を生み出すために「Q.U.E.E.N.計画」が実施されていたが、被検体「クイーン」が暴走し、バケモノとはまた別の脅威が誕生する完全な大失敗に終わってしまった。
多大な犠牲を払った末にクイーンは討伐されたが、その直後に謎の赤い霧の壁が発生し、一帯を外部から完全に隔離してしまった。
霧の牢獄に閉じ込められた人間と吸血鬼は、「ヴェイン」と呼ばれる閉鎖社会を確立し、かろうじて生き延びていた。
幸い霧の中にはバケモノの姿もなく、更に血液の代替品となる果実「血涙」を実らせる「血涙の泉」も各所に出現した。
しかし、堕鬼の数が増えるにつれて、瘴気が次第に霧の牢獄を蝕み始め、血涙の泉が次々に枯れていく。
血涙の枯渇に伴い、血に渇いた吸血鬼達が次々と堕鬼に落ち、人々の安全圏は刻一刻と狭まっていった。
吸血鬼達は残り少ない血涙を巡って日々殺し合い、血で血を洗う泥沼の戦いの中で、ヴェインに緩やかな滅びの時が迫っていた。
そんなある時。
血涙を奪い合わなくとも生きていける世界を目指し戦う吸血鬼ルイは、記憶をなくして彷徨う一人の吸血鬼と出会った。
その人物が持つ摩訶不思議な力は、滅びゆくヴェインに変化をもたらしていった……
■登場人物
●ルイ一行
・主人公
身元不明の吸血鬼。
記憶の欠損が激しく、自分の名前以外ほとんど何も思い出せない。
ブラッドコードも何故か壊れて失われており、その影響で血英を通して他者のブラッドコードを身に着け、使い分けることが出来る。
更に、自身の血を使ってヤドリギを活性化させたり、枯れた血涙の泉を再生させる力も持つ。クイーンの血にも同様の特性があったため、ルイは「クイーンと何らかの関係がある」と見ている。
崩壊都市の中でイオと共に目覚めた直後、ゴロツキ吸血鬼の一味に捕まって血涙探しに従事させられていたが、ルイとの出会いと一味の壊滅により、ルイの理想に共鳴し仲間に加わった。
その中で、自身の過去と、力にまつわる真相を知っていく。
先述した通りキャラクリが非常に充実しており、外見は細かいところまで作り込むことが可能。
衣装数自体は少ないが、着せ替えは勿論のこと、一部パーツを着脱することも出来るため、アクセサリも組み合わせればコーディネートの自由度はかなり高い。
拠点内の姿見で着替えも出来るが、本作の時点では、性別、体格、顔立ちは後から変更出来ない。
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+
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ネタバレ注意 |
元々はクイーン討伐戦に参加した兵士の一人であり、この時点では普通の吸血鬼だった。
ジャックとの連携やシルヴァの援護を得てクイーンを倒すことには成功したものの、浄化マスクが破損して瘴気を吸ってしまった上、とどめの一撃に吸血攻撃を使ったせいでクイーンの血をまともに取り込み、堕鬼化が始まってしまう。
ジャックとシルヴァの最期の慈悲として心臓を貫かれ、崖下に転落したが、身体がクイーンの血に適合し、灰化を免れた。
そして、殆どの記憶の欠損を代償に、「血の継承者」として蘇ったのだった。
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・イオ
目を覚ました主人公と共にいた謎の少女。本作のヒロイン。
ぼさぼさの銀髪とぼろぼろの衣服そしてばいんばいんの見事なおっぱいが印象的。
寡黙で感情の起伏にも乏しく、主人公と共にいることを「使命」と語っている。
砕けた血英を修復する力を持ち、回収された血英を復元して力に変えることで主人公をサポートする。
当初は自身の「使命」のためだけに生きる人形のような存在だったが、主人公やルイ達との交流を通し、少しずつ人間性を芽生えさせていく。
後半では主人公に同行を申し出、バディとして選択できるようになる。
自分の戦闘力にあまり自信がないらしく、主人公の足手纏いになっていないかよく気にしているが、NPCとしては魔法錬血による高火力の遠距離攻撃や、高性能のギフトヒールを使えるため、足手纏いどころかバディ達の中でもぶっちぎりで頼りになる。
最終盤になると強力な支援系錬血を複数習得し、八面六臂の大活躍を繰り広げる。
耐久力も決して低くはないが、あくまで支援特化のためヤクモほどの打たれ強さはなく、ボスの苛烈な攻撃の前ではあっさりやられてしまうことも多い。
また、ヤクモ共々共錬血の性能は控えめになっている。
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ネタバレ注意 |
その正体は継承者の伴侶の一人であり、彼女の言う「使命」とは、血の継承者たる主人公に寄り添うことだった。
拠点で待機していたのも「伴侶はあくまで寄り添うだけの存在」という本能によるものだった。
しかし、主人公やその仲間達と共に過ごし、そして血英に刻まれた、過酷な世界で必死に生きようと足掻く人々の情念に触れることで、次第に人としての心を芽生えさせていく。
やがて彼女は「伴侶の使命」ではなく「人としての願い」として主人公の力になることを望み、禁を犯すことを決意したのだった。
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・ルイ
血涙を巡って吸血鬼が日々殺し合う現状を憂い、研究を続ける青年。
スーツが似合うイケメン。
クイーンの暴走に巻き込まれて命を落とし、吸血鬼として蘇った。
高い理想とそれに見合った実力の持ち主であり、手にした赤い剣から「赤剣」の二つ名でも知られている。
生真面目で教養ある人物だが、良質な茶葉を目の前にすると興奮を隠せなかったりと、お茶目なところもある。
かつてクルスの介錯を躊躇ったせいで彼女の暴走を招いたり、身寄りのない少年吸血鬼に血涙を分け与えた結果彼の死を招いたりと、自身の中途半端な優しさのせいで多くの惨劇を生んでしまった。
彼自身もそんな過去を強く悔やんでおり、「中途半端な慈悲ではなく、本当に世界を救う」ことに理想を燃やしている。
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ネタバレ注意 |
当初は「血涙の源流を発見し、奪い合わなくても皆が血涙を確保出来る状況を作る」ことが目的だったが、アウロラから得た情報と、白い血の聖堂最深部で眠るカレンの姿から、「クイーンの災厄はまだ終わっていない」ことを知る。
カレンの壮絶な末路にはやはり大きなショックを受けたが、やがて「姉の意思を継いでクイーンの復活を阻止し、霧の牢獄の人々を守る」という新たな目的を抱いた。
この一件を経てからは精神的により落ち着きを見せており、他のメンバーを頼もしくフォローする。
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・ヤクモ・シノノメ
物語以前からルイと共に戦ってきた元兵士。
かつてはミドウのもとで戦いを強要されていた少年兵で、大崩壊で死んだ後にミドウの手で吸血鬼にされた。
共に吸血鬼になった部隊の仲間達はみな行方知れずであり、ルイに協力する傍らで彼らを探している。
快活で面倒見がいい、頼れる兄貴分。
非常に他人想いであり、決して仲間や弱者を見捨てない。
「人間だった頃を忘れた吸血鬼なんて堕鬼と同じ」という考えから、軍人時代に仲間とよく食べていたおにぎり常に持ち歩き、今でも定期的に食べている。
攻防共に優れた能力値と、一度だけ被ダメージを大幅に減少させる錬血を使うことが出来る、イオと並ぶ強バディ。
打たれ強いおかげで、ボス戦では彼女以上に活躍することも多い。
かなり序盤から同行させられるため、彼の強さに助けられたプレイヤーは多く、「事実上の最強バディ」と評されることもしばしば。
『Ⅱ』に登場するジョゼ・アンジューとは共通点が多く、「ジョゼはヤクモを元ネタにしたキャラではないか」と推測する声もある。
・ミア・カルンシュタイン
大崩壊で両親と共に死亡した若い少女。
共に吸血鬼になった二コラと共にヴェインを彷徨い、他の吸血鬼から血涙を奪って命を繋いでいたが、堕鬼化しかけたところをルイ達に救われる。
そして、拠点にあった雪山の写真が、暴走した際に垣間見た二コラのいる場所と同じ光景だったことから、真相を確かめるべく仲間入りした。
本性は争いを好まない年相応の女の子だが、二コラと2人で生き延びる中で多数の吸血鬼の悪意に晒され、過酷な日々を送ってきた。
特に、カーミラという吸血鬼から冷淡に接されこき使われた挙句、家が堕鬼に襲われた際に彼女が行方をくらましたことは深い心の傷になっており、「思いやりなんて腹の足しにもならない」とある種の諦観を抱いていた。
しかし、躊躇うことなく自分と二コラに手を差し伸べてくれたルイ達との出会いにより、次第に生来の優しさを発揮できるようになっていく。
イオやヤクモほどの強さはないが、NPC特有の無制限の冥血で銃剣を撃ちまくって援護してくれるため、前半の探索ではそこそこ頼りになる。
また、共錬血が高性能なため、冥血ストックに余裕のあるブラッドコードを使っているなら、後半でも活躍の場面はなくもない。
パッケージやアニメトレーラーでは彼女がヒロインみたいな構図だが、あくまでサブキャラである。
・リン・ムラサメ
拠点で武器の調達と改良を担当する女性。
瘴気の影響がない拠点でも、常に浄化マスクを身に着けている。
何故か「リン」ではなく「ムラサメ」と苗字で呼ばれることが多い。
明るく人懐っこい性格で、私生活では大のゲーマー。
大崩壊前は体操選手として活躍しており、大きな大会で代表選手を務めたこともあるという。
かつては「夜叉」の異名で知られる凄腕の戦士だったが、過去の何らかの経験のせいで前線に出ることに怯えており、現在は後方支援を通して仲間をサポートしている。
トラウマの原因となった記憶は欠損しているため、自分でも何故戦えないのかを知らず、真実への関心と恐怖心の両方を抱えている。
・ココ
物流ギルドからやってきた女行商人。主人公の最大値が話にならないほどの爆乳。『Ⅱ』のヤドヴィガにもバッチリ受け継がれた
言葉遣いはぶっきらぼうだが人情家で、困った人は放っておけない性格。
商人としてのプロ意識も高く、貴重品であっても対価さえ払えば快く売ってくれる。
商品の品質にもこだわっており、また情報のツテも広い模様。本人曰く「代金をくれれば、相手が堕鬼でも大事な客」。
辛いものに目がなく、吸血鬼になってからもよく口にしている。
料理も上手なようで、営業の一環として人間の客に振舞っている模様。
吸血鬼としては珍しく、記憶の欠損がほぼないが、「もしかしたら、何か失っている記憶があるのかもしれない」という関心を抱いている。
・デイビス
サーベラスから出向してきた、マッチョでスキンヘッドのベテラン戦士。
厳密には総督府所属だが、便宜上ここに記載する。
いかつい外見に反して温厚な人物で、ルイに対しても何かと便宜を図ってくれる気持ちのいい男。
上官のはずのシルヴァを呼び捨てにしており、どうやら個人的にも親交や仲間意識がある模様。
戦歴が長いだけあって死に戻った回数も多く、その過程で過去の記憶を殆ど失ってしまった。「デイビス」という現在の名前も、あくまで仮のもの。
手元に残された1枚の写真を手掛かりに、もはや名前すら忘れてしまった婚約者を探している。
●敵
・オリバー・コリンズ
主人公やイオと共にゴロツキ吸血鬼に捕まり、血涙探しを命じられていた青年。
ゲーム中最初のバディだが、主人公と共に血涙を探す中で浄化マスクが破損し、大量に瘴気を吸ったことで堕鬼化。
自分達を捕らえていたゴロツキ吸血鬼の一味を全滅させ、主人公とルイによって倒された。
そして、その場に残された血英に主人公が触れたことで、ルイは主人公の力を知ることとなった。
温厚で協調性のある好青年だが、彼もまた血涙枯渇に苦しめられ、生きるため他者を手にかけてきた、ヴェインではありふれた吸血鬼。
過去には幼い少年吸血鬼から両親を奪ってしまったこともある。
罪悪感自体は感じていたものの、生きるためには仕方のないことだと自らに言い聞かせながら手を汚しており、堕鬼になっていく中で「バチが当たった」と自嘲していた。
・クイーン/クルス・シルヴァ
ルイの学友にして、シルヴァの実の娘。
新型BOR寄生体への極めて高い適合率を持っていたことから、Q.U.E.E.N.計画の被検体に選ばれた。
「皆の力になりたい」と辛い実験に耐えていたものの、自分の中に破壊本能が芽生えていることに気付き始め、抑え込もうとするも挫折。
ルイに介錯を頼んだが、彼が躊躇ったことで完全に暴走し、新たな人類の脅威「クイーン」として破壊を撒き散らしてしまう。
激戦の末に討伐されたが、その高すぎる生命力のせいで堕鬼と同じく完全に死ぬことがなく、継承者の体内にその一部分が封印されることとなった。
・ジュウゾウ・ミドウ
吸血鬼研究の第一人者。
黒い金属製の仮面を被った大男。
大崩壊前には孤児を大勢引き取って育てており、慈善家として振舞っていたが、その裏では子供達に非道な人体実験を施しては、少年兵として各地の戦場に派遣していた外道。
大崩壊の際にも、少年兵達を死んだ傍から吸血鬼化させ、「人類を新たな進化に導く」という理想のためにバケモノと戦わせていた。
そのような有様だけに人望も薄く、サブクエストでも彼のやり方について行けなくなり離反した者が登場するほど。
自分の身体すら実験材料にしており、その甲斐あって戦闘能力は通常の吸血鬼を凌駕するが、前座にあたる焔砲の従者と氷刃の従者のコンビが強すぎるせいで、ボスとしてはぶっちゃけ見劣り気味。
新骸への適合率が高かったため、継承者に指名されていたが、実験体の吸血鬼を身代わりにして逃げ延びており、配下の実験兵士を従えて神骸を集めている。
その詳しい動機は不明だが、ジャックからは「クイーンを復活させようとしている」と目されている。
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ネタバレ注意 |
彼の本当の狙いは、人類を進化させる第一段階として、霧の壁を消し去ることだった。
霧の壁の外に蔓延るアラガミは、人々が壁の中で停滞している間にかつてとは比較にならないほど進化しており、最早現行の吸血鬼では敵わないのは明白。
そこで、彼はアラガミを糧とした、吸血鬼をも超越する新人類の創造を目指していたのだった。
神骸も、単にシルヴァを暴走させることとデータ取りのために集めていたにすぎず、クイーンには何の関心もなかった。
そして物語終盤、エヴァから奪った神骸を携え、総督府を襲撃する…
一応、彼も自分なりに世界を憂いてはいたものの、その過程で発生した犠牲について「進化についてこれない下等はそれまで」と切り捨てる姿はやはり悪人のそれ。
アラガミに対抗しようとするのも「アラガミを糧として人類を更に進化させる」という目的のために過ぎず、本質的には自分の研究のことしか頭にないエゴイストである。
そもそも先述の通り、彼が孤児を実験兵士にしていたのは大崩壊よりも前からであり、断じて「大罪を背負ってでも人類を救おうとした英雄」などと呼べる存在ではない。
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●その他登場人物
・ジャック・ラザフォード
各地で吸血鬼を殺して回る謎の男。
「吸血鬼狩り」の異名で呼ばれ、恐れられているが、一方で身内に対しては情を見せることもある。
ルイ一行の行く先々に現れ、特に主人公とは何かしら因縁があるようだが……
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ネタバレ注意 |
かつてはクイーン討伐戦の際、主人公と組んでいた兵士であり、その後神骸のひとつ「眼骸」の継承者になった。
眼骸の力によって他の継承者の状態を細かく確認することが出来る上、適合率が高いおかげで暴走のリスクも低かったため、シルヴァから「限界を迎えつつある継承者を介錯し、新骸を新しい継承者に挿げ替える」という特命を受けて「神骸の監視者」に任命された。
つまり彼が各地で殺して回っていた吸血鬼は、皆暴走寸前の継承者だったのだ。
その後、自ら仲間入りを志願したエヴァと行動を共にし、やがて互いに想い合うようになっていった。
後半、ミドウの策略によってエヴァが暴走してしまい、ルイ一行の協力を得て彼女を介錯。
血英を全て集めていればエヴァは蘇生し、集めていなければそのまま死に別れてしまうが、いずれにせよ継承者の使命を果たすため、そしてミドウを止めるために仲間に加わった。
自らの手で介錯したはずの主人公が生きていたことにはやはり相当驚いており、その力と、過去に組んでいた際に目にした戦闘能力を高く評価している。
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・エヴァ・ルゥ
ジャックと行動を共にする美女。
全身の至る所についた傷跡そしてイオにも劣らないおっぱいとエロいドレスが目を引く。
かつてジャックに命を救われた恩があるらしく、彼を強く信頼している。
その歌声に何らかの力があるとみられる。
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ネタバレ注意 |
元々は吸血鬼の一団に食料として所有される人間であり、「歌声が耳障りだから」という理不尽な理由で喉を潰されてしまった。
ジャックに救われ、一度は人間保護シェルターに入っていたが、彼への恩返しを望み、神骸への適合率検査を受ける。
そして、極めて高い適合率を示したことから「喉骸」を埋め込み、吸血鬼となってジャックの前に姿を現したのだった。
吸血鬼化によって喉も元通りになり、継承者の暴走を鎮める力を持つ歌声によって、ジャックの手助けをしていた。
ジャックは当初彼女を危険に晒すことを躊躇っていたものの、適合率の高さと歌声の力により、新しい継承者に挿げ替える予定の神骸を一時的に体内に受け入れることも出来たため、監視者の任務においては大きな助けになっていた。
しかし、奇襲してきたミドウによって喉骸以外の神骸を奪われた上、彼の細工によって暴走させられてしまう。
最期の力と理性を振り絞って人気のない廃墟に移動し、棺を形成すると、そのまま堕鬼化してしまった。
追ってきたジャックとルイ一行によって介錯され、精神世界の中でジャックと想いを伝えあうと、そのまま灰になるのだった。
ただし、堕鬼化してからほとんど経っていないため、記憶を変換すれば元の姿に戻ることが出来る。
その後はルイ一行に加わり、バディとして同行を要請できるようになる。
既にイオもだいぶ強くなっている時期なので、効率だけを求めるならあんまり出番はないが
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・アウロラ・ヴァレンティーノ
カレンと共にBOR寄生体を研究していた女性。
「死体にBOR寄生体を埋め込み、超人兵士として蘇らせる」という吸血鬼の倫理問題に疑問を呈していたものの、バケモノへの対抗手段が他にないため、やむなく協力していた。
クイーン討伐の直後から行方不明になっている。
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ネタバレ注意 |
作中で最初に登場する継承者であり、「肋骸」を受け継いでいる。
カレンと自身の封印を守るため、神骸の力によってこのゲームでも屈指の糞マップとして悪名高い白い血の聖堂を作り出し、大聖堂で眠りについていたのだった。
しかし、神骸への適合率は低かったため、大聖堂内で人知れず暴走し、異形の堕鬼に変わり果ててしまった。
血涙の源流を求めてやってきたルイ一行に倒され、灰になる寸前、記憶の残滓で継承者のことを一向に教えた。
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・カレン
ルイの姉であり、Q.U.E.E.N.計画の関係者の一人。
弟と同じく、クイーンの暴走によって命を落とし、吸血鬼として蘇生。
クイーン討伐の際は、研究者としての知見を活かして戦闘要員のメディカルチェックを担当している。
アウロラ同様、現在は行方不明。
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ネタバレ注意 |
ルイ達が探し求めていた「血涙の源流」の正体。
クイーン討伐の後、心臓の継承者となっており、白い血の聖堂の中心に位置する大聖堂の最奥で、封印の人柱として眠りについている。
血涙とは、彼女が覚めることのない眠りの中で流し続ける、文字通り「血の涙」だったのだ。
余談だが、この時のカレンの服装は中々に大胆。フォトモードで激写した人は素直に手を上げること
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・ニコラ・カルンシュタイン
ミアの弟。
まだ幼い少年だが芯は強く、ミアを守るためなら自らの身を投げ出すことも厭わない。
ミアと行動を共にしていたところでルイ達と居合わせたが、既に堕鬼化しかけており、おまけに何故か血涙を飲ませても症状は改善しなかった。
最期は人の心をなくす前に死ぬことを選び、ジャックによって介錯され灰になった。
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ネタバレ注意 |
実は、序盤で死んだのは分身であり、その正体は「肺骸」の継承者。
ミアよりもかなり早く蘇生した彼は、自身の適合率の高さを知り、自ら継承者に立候補。
そして、雪山の奥地で眠りにつく直前、ミアを一人にしないために、神骸の力で作り出した自身の分身を送り込んでいた。
彼自身は棺の中で独りぼっちになってしまうが、愛する姉を守るため、その運命も受け入れたのだった。
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・エミリー・スー
ヤクモと共にミドウの実験体にされていた女性。
皆の妹分的存在だったらしく、同時にヤクモに対しては異性としての好意も寄せていた。
ヤクモが目覚めた頃には、チームメイトのミゲル共々行方不明になっている。
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ネタバレ注意 |
大崩壊で部隊が全滅した後、ヤクモやミゲルら共々遺体を回収され、吸血鬼として蘇生された。
その後はミドウによる人体実験の被験者として酷使され続けていたが、彼が神骸の実験を試みていることを知り、これ以上仲間達を苦しませないために、そして眠り続けるヤクモを守るために自ら実験体に志願。
「爪骸」の継承者となったが、適合率が低かったせいであっという間に暴走してしまい、そのまま研究所に放置され、周辺一帯をその力で火の海にしてしまったのだった。
エミリーと共に蘇生したミゲルもまた人体実験の果てに堕鬼に成り果てており、ヤクモは仲間のあまりにも無惨な末路に怒りと悲しみを露にした。
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・グレゴリオ・シルヴァ
臨時総督府を統括する、元軍人の吸血鬼。
クイーン討伐のため、自ら進んで吸血鬼となった模様。
非常に仲間想いであり、人望も厚い。
大崩壊によって滅茶苦茶になった人類をまとめ上げ、バケモノやクイーンに立ち向かっていた。
霧の壁が出現してからも臨時総督府を設立し、吸血鬼と人間両方の保護に尽力している。
しかし、限られたリソースの中で全ての人々を救うことは出来ないため、「救う者を選ぶ」という方針に舵を切らざるを得ず、特に吸血鬼からは「独裁者」として憎悪の対象になってしまった。
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ネタバレ注意 |
実は彼も継承者の一人。
クイーン討伐の後、吸血鬼と堕鬼の大群を解き放たれないよう霧の壁を形成し、以降は総督府最深部の玉座で眠りについていた。
ミドウによって三つもの神骸を埋め込まれた際も気力で暴走を抑え込み、なんとか霧の壁を維持したが、彼の状態変化に引っ張られる形で総督府の吸血鬼はほぼ全員が堕鬼になってしまった。
シルヴァが完全に暴走し、霧の壁が消えてしまうのを防ぐため、ルイ一行は総督府に急ぐが…
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・継承者の伴侶
継承者と共に生き、その苦しみに寄り添うことを目的に生み出された女性型の人造人間達。
全員外見は同じ。
多数が生み出されてヴェインに放たれたが、殆どの者は継承者の元に辿り着く前に堕鬼やゴロツキ吸血鬼に殺害されてしまったとのこと。
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ネタバレ注意 |
その正体は、暴走し、クイーンとして討伐されたクルスの血英から生まれた存在。
継承者に「寄り添う」という在り方も、Q.U.E.E.N.計画に協力したばかりに惨劇を起こし、皆の期待を裏切ってしまった彼女の悔恨の念によるもの。
一応戦う力自体はあるが、上記の事情から、イオのように能動的に継承者に協力するのは、本来であれば伴侶にとって最大のタブーとされていた。
物語終盤、寄り添うべき継承者を失った伴侶達は総督府本部に集い、伴侶としての一線を越えたイオを止めようとする。
しかし、心を芽生えさせ、「人としてもがき、生きたい」というイオの意思を聞き入れると、彼女に全てを託し、力尽きて霧散していった…
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・人間の女性
保護シェルターに入れず、外の世界でバケモノや堕鬼に怯えながら暮らしているうちに、ゴロツキ吸血鬼の一派に捕らわれてしまった不幸な女性。
本名は不明。
何人もの吸血鬼によって毎日血を吸われる家畜のような扱いを受け、脱走したところをルイ達に助けられた。
それまでの経験から吸血鬼に対して不信感を露わにしていたが、ルイのコネのおかげで保護区で暮らせるようになり、安全な生活環境を手に入れた。
その後、拠点を訪れて嗜好品を持ってきてくれることもある。
主に吸血鬼の窮状描写に重点が置かれた本作において、「人間も決して、荒事を全て吸血鬼に押し付けてのうのうと暮らせているわけではない」ということを描写する、ある意味ではとても重要なキャラ。
なお、彼女を捕らえていた吸血鬼一派のリーダーも後にフィールド上のNPCとして再登場し、彼からもサブクエストを受注出来る。
■ゲームシステム
●戦闘システム
・通常攻撃
武器を使って物理攻撃を繰り出す。
弱攻撃と強攻撃の二種類がある。
威力が低い代わりに、微量の冥血を吸収することが出来、武器の吸血性能によって吸血効率が変化する。
・練血
敵から吸収した冥血で繰り出す特殊攻撃。
武器を使った攻撃、魔法での遠距離攻撃や属性攻撃、バフ等、様々な種類がある。
バフ系錬血には「陽」「陰」の2系統があり、それぞれ参照ステータスが異なる。
強力な攻撃手段だが、使うと一定のクールタイムが発生するため、むやみやたらに連打することは出来ない。
なので、錬血で強烈な攻撃を加えてから、クールタイム中は通常攻撃でチクチクやるか吸血攻撃を使うかして、消費した冥血を補充するのが基本となる。
これらとは別に、装備するだけで効果を発揮するパッシブ錬血も存在。
パッシブ錬血用スロットに4つまで装備出来る。
・吸血攻撃
吸血牙装の機能を使い、敵に強烈な一撃をお見舞いしつつ冥血を吸い取る。
- 通常攻撃に織り交ぜる形で繰り出す「コンボ吸血」
- 吸血ボタン長押しで繰り出す「溜め吸血」
- 集中状態から派生する「打ち上げ吸血」
- 敵の背後かつ至近距離から弱攻撃を当てることで発動する「バックアタック」
- 一瞬牙装を展開して敵の攻撃をパリィし、がら空きになったところで繰り出す「受け流し吸血」
に分かれる。
成功すると、冥血の上限が増える。
また、打ち上げ、バックアタック、パリィからの吸血は「特殊吸血」扱いとなっており、専用の演出が入る。
いずれも非常に派手かつ爽快で、決まれば敵を強制ダウンさせてイニシアチブを得られる。
威力はそこそこ高く、下級堕鬼なら一撃で瀕死or即死になるほどだが、単押しでは発動出来す、各吸血の特性を上手く見極めて使う必要がある。
馬鹿正直に正面から溜め吸血を使っても殴られて中断されるだけなので、敵の動きを上手く見極め、隙をついて繰り出さなくてはならない。
使いこなすにはある程度の慣れは要るが、本作の要となる重要アクションである。
・緊急回避
読んで字の如く。
各ブラッドコードには「許容装備重量」と「基本回避性能」が設定されており、装備重量と上限の数値関係、そして装備する吸血牙装の基本回避性能によって、ステップ、ローリング、ヘヴィローリングの三段階で回避の性能が変わる。
最も高性能なステップを維持できるのが理想だが、かなり綿密な重量管理が必要になるため、戦闘スタイルや戦う相手によってはローリングで妥協した方がいい場合もある。
言うまでもないが、ヘヴィローリングはあまり使い物にならないため、重量級武器を使う場合、緊急回避は回避用錬血で行うことになる。
なお、武器はその時装備している物の重量のみカウントされるため、「主力武器でのステップは最初から諦め、避けに徹する時用の軽いサブ武器を用意しておく」という小技もある。
・ガード
武器を盾にして敵の攻撃から身を守る。
武器の受け流し性能によってダメージカット率と消費スタミナが決まる。
このゲームは基本的に回避やパリィよりもガードに重点が置かれているため、受け流し性能は重要なポイント。
・集中状態
敵の攻撃を喰らったり、寸前で回避することで「集中ゲージ」が上昇。
満タンになることで集中状態になり、即座にスタミナが全快。更に被ダメージが減少し、与ダメージが上昇する。
この時に限り、敵を空中に打ち上げ、そのまま吸血することも出来る。
集中状態や集中ゲージを活かした錬血も多数ある。
ゲージ増加が敵の攻撃に依存する上、ごく短時間で解除されてしまうため、活用は難しいが、使いこなすことが出来れば強力。
●装備
・武器
吸血機能が搭載された、吸血鬼専用の武器。
同時に2つまで装備出来る。
バケモノや堕鬼に通常の銃弾は効かないことや、吸血機能の都合から、基本的に近接武器が中心。
「クイン〇〇」系の素材を用いて強化出来る他、「クロム」系の素材を使うことで転生させ、属性を付加したり、一定のデメリットと引き換えに特定の能力値を強化することも出来る。
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・片手剣
最もベーシックな片手用の剣。
威力、モーション、リーチ、攻撃範囲共にバランスが良く使いやすい。
銃剣ほどではないが軽いものが多く、ステップを比較的維持しやすいのも魅力的。
・両手剣
両手用の大型剣。
単発火力は大槌に劣るが、リーチでは勝る。
弱点は振りの遅さと重量の重さ。
・斧槍
長柄のハルバード。
攻撃範囲が広いが、振りが遅く、ある程度間合いを取らないと大きな隙を晒してしまう。
重量も重め。
・大槌
巨大かつ重厚なハンマー。
リーチでは両手剣に劣るが、単発火力で勝る。
錬血には衝撃波などによる範囲攻撃も多いので、乱戦でも案外使える。
重く、振りが遅いのは両手剣や斧槍と同じ。
・銃剣
銃剣付きの長銃。吸血鬼用武器としては唯一の銃火器。
弱攻撃で振り回して近接攻撃を行い、強攻撃で冥血を消費して射撃を行う。長押しで射撃することで、威力と射程が上がる。
発射する弾は武器ごとに決まっており、換装は出来ない。
飛び道具故にリーチは全武器ぶっちぎりのトップであり、弾の威力もかなりのもの。非常に軽いものが多く、ステップを維持しやすいのも利点。
ただし、近接武器として片手剣の劣化版であり、弾にする都合上冥血の消費も激しい。
射撃のダメージは「武器攻撃」にカウントされないこともあり、主力武器として使うなら専用ビルドは必須。
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・吸血牙装
吸血機構を搭載した戦闘装束であり、本作における防具。
吸血をより効率的に行うために開発され、装着者自身の血を練り込むことで強化されている。
一部を武器に変形させて吸血攻撃を繰り出すことが出来、その名の通り「吸血鬼の牙」である。
吸血攻撃中は装着者の口元が禍々しいマスクで覆われ、吸収した血は牙装内を通ってここから経口摂取される。
グラフィック上は上着であり、拠点では脱いでいる。
いずれも長いマントや裾を有した中二病ホイホイスタイリッシュな外見で、これを翻して戦う姿は非常にかっこいい…のだが、外見に反映される都合上コーディネートにも影響する点は賛否両論。
そのため、後のアップデートでオプションから透明化出来るようになった。
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・オウガ
最もベーシックな牙装。
デザインは左肩マントが付いたガントレット。モノによっては胴を覆う布地や、胸部装甲が付いたものもある。
吸血攻撃時は右腕が鉤爪に変化し、突き立てる。
溜め吸血はダッシュで敵の懐に飛び込むため、意外にリーチは長いが、反撃を受けて中断されるリスクも高い。また、ダッシュを伴う都合上、あまり近くで繰り出すと敵を通り抜けてしまうこともある。
防御性能は低い一方で、軽量なためステップを維持しやすく、パリィと吸血の発動も早い。
軽装備スタイルに向いており、特に早期購入特典の「亡蝕の爪牙」は紙装甲な代わりに恐ろしく軽い。
・スティンガー
遠距離戦が得意な牙装。
デザインはロングコート、または長い裾が付いたジャケット。
吸血攻撃時は裾の一部がサソリのような尻尾に変化し、鋭い突きを見舞う。
最大の魅力は何といっても溜め吸血の射程の長さであり、敵の間合いの外から吸血できるため被弾リスクが少ない。
反面、重さの割に防御性能は控えめで、パリィの発生も遅いため、接近戦は苦手。
・ハウンズ
攻撃型の牙装。
デザインは肩かけジャケット。重厚な装甲や仰々しい飾りが付いたものも多い。
吸血攻撃時は両袖が猟犬の頭に変化し、連続で噛み付き攻撃を繰り出す。射程は短いが威力が高い。
高い防御力と物理攻撃補正を誇る上、パリィの発生もオウガに次いで早く、接近戦向き。
反面、重量が重いためステップには向かない。また、溜め吸血は2連撃で繰り出すため、小型敵相手だと最初の1発で派手に吹っ飛ばしてしまい、2発目を外すこともしばしば。
・アイヴィ
トリッキーな上級者向け牙装。
デザインはマントまたはマフラー。他の牙装と比べて凝った装飾が施されているものも多い。
重量が非常に軽く、錬血の補正効果に優れたものも多い。
吸血攻撃時は裾を棘のように変化させて地面に突き立て、地中から標的を串刺しにする。特に溜め吸血はリーチにも範囲にも優れ、更に遠距離から狙った場所に繰り出すことが出来る。
ただし、防御性能は非常に低く、溜め吸血やパリィの発生も遅い。
総じて、使いこなせば探索で活躍するが、真っ向勝負は苦手。
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●バディ
本作、ひいては『CV』シリーズ最大の売り要素。
拠点の仲間達のうち一人だけを選び、探索に同行させることが出来る。
単純に援護や囮を務めてくれるだけでなく、プレイヤーが死亡した際はHPを分け与える「ギフトヒール」で回復&蘇生してくれるため、万一の保険としても役立つ。
対応するバディを連れている時のみ発動できるバフ「共錬血」も存在。消費冥血は極めて多く、冥血ストック上限も減ってしまうが、状況次第では共錬血がモノを言うため、この性能でバディを選ぶのもいいだろう。
『Ⅱ』と異なり不死身ではないため、HPが尽きれば死亡・霧散してしまう。ヤドリギで休息すれば蘇るが、逆に探索中に蘇生させることは出来ない。
先述した通り、性能はイオ&ヤクモとそれ以外で格差激しめだが、AIは皆それなりに優秀で、極端に使えないバディ自体はいない。
腕に自信があるならキャラの好みで選んでしまってもいいし、強バディをあえて封印するのも一興。
一応単独での探索も可能だが、必然的に敵の攻撃が集中する上、ギフトヒールによる蘇生も出来ない。
あくまでバディの存在を前提としたゲームバランスなので、単独での探索は上級者向けの縛りプレイ用モードである。
拠点では、バディ達に嗜好品を渡して好感度を上げることが出来、これによって貰えるギフトポイントで様々なアイテムと交換できる。
ここでしか手に入らない有用なものもあるので、積極的に利用していこう。
●その他システム
・ヘイズ
吸血鬼や堕鬼が霧散した際に発せられる特殊な物質。
吸血鬼が己を強化するためのリソースになる他、入手に危険が伴うことから通貨としても用いられる。
要は本家ソウルシリーズにおけるソウルにあたる、経験値と通貨を兼ねたリソースである。
敵を倒すことで入手できる他、フィールド上で拾える「喪失の薄片」や、バディから時々贈られてくるプレゼントを使用することでも獲得出来る。
死ぬとその場に落ち、回収出来ずにもう一度死ねば永久に失われてしまう。
・再生力
回復アイテム。
本家ソウルシリーズにおけるエスト瓶に相当する。
BOR寄生体の自己再生能力を無理やり活性化させることで、傷を再生して癒す。
「再生力の活性因子」で回復量強化、「再生力の拡張因子」で使用回数増加が行える…のだが、回復量はかなり少なく、HP残量次第では全快状態になるまで3,4個も使わなければならない。
使用回数も序盤はたったの3回と非常に少ない。
幸い、冥血には回復量を増やすことが出来るものもあり、後半はこれが必須になってくる。
・ヤドリギ
正式名称は「血涙の萌芽」。本家ソウルシリーズにおける篝火に相当するチェックポイント。
瘴気を浄化する作用を持つが、霧の壁が出現してからは濃くなり続ける瘴気の前に浄化が追い付かず、次々に枯れているという。
主人公の血を使って活性化させ、アクセスすることでHPと冥血の回復、再生力や消費アイテムの補充、そして敵の再配置が行われる。
また、周囲のごく狭い範囲ながら地形の開放も出来る。
・地形解放
フィールド上にある花のようなオブジェクトを主人公の血によって浄化することで、周囲一帯の地形情報を取得し、マップに表示することが出来る。
分かりにくい場所に隠されているものも多いので、しっかり探そう。
・ブラッドコード
吸血鬼には、人間とは異なる特殊な血液型「ブラッドコード」が存在し、これによって戦闘スタイルも決定される。
本来なら1人につきひとつだけだが、主人公は自身のブラッドコードが壊れて失われているため、他者のブラッドコードを受け取り、自在に付け替えて戦うことが出来る。
本作では本家ソウルシリーズと異なり、レベルアップ時のステータス上昇は一律で行われる。そのため、パラメータの個性を決定づけるのがこのブラッドコードである。
錬血もこのブラッドコードに紐づいており、熟練度を上げるか、素材とヘイズを消費することで全ブラッドコードで使えるようになる。
いくつかはストーリーを進めると確定で貰うことが出来、他にも拠点に仲間に話しかけたり、血英を集めたりすることでアンロックされる。
また、アンロック直後は血英の欠損によって一部の錬血しか習得できず、血英を集めていくことで対応した錬血の習得が可能になる。
・記憶の残滓
血英に宿った記憶や情念が再現された精神世界。
主人公はここを歩きながら、血英の持ち主の記憶を辿ることで、その血英に宿る力を手にすることが出来る。
戦闘が起きることはないため攻撃は一切出来ず、移動も歩きのみ。
…ただし、流石に「歩くのが遅い」という声が多かったのか、『Ⅱ』では走ることも出来るようになった。
ここで流れるBGMにして、『CV』シリーズの実質的テーマ曲である「Memory of the Lost」は本作屈指の良曲だが、公式サウンドトラックには未収録。何故だ。
・血の試練
フィールドには時折、プレイヤーが近づくと血の匂いに釣られて堕鬼が大量発生する場所がある。
基本的に狭い通路をふさぐようにして現れる上、逃げても延々追ってくるため、逃れる方法は全部倒すか死ぬ以外にはない。
ただし、敵がたくさん出てくるため、素材集めや連結の習熟度上げのためにも使える。
広いエリアで血英や宝箱がこれ見よがしに置いてあった場合、大体これが用意されている。
・深層
霧の牢獄に閉じ込められた人々が、資源や新天地を求めて探索している地下空間。
沢山の資源が眠っているが、危険な堕鬼も多数うろついている。
瘴気が薄かった過去の時代に多数の探索者が向かったが、その多くは戻って来ず、位置座標の情報も散逸してしまっている。
ゲームを進めると手に入る地図をデイビスに渡すことで行けるようになり、以降はヤドリギからワープ出来る。
中では鍵を既定の数集めてから、これで開く扉の奥で待ち受けているボスを倒せばクリア。
・温泉
拠点の近くに沸いている天然温泉。ちなみに混浴。
入ることで、死んだ際にフィールドに落としたヘイズの半分を回収することが出来る。
もう半分のヘイズは完全に失われるが、後半になり、獲得ヘイズ量が増えると、「半分は安全に取り戻せる」というだけでも大きなメリットになる。
例えば「現状のステータスでは歯が立たない強力なボスに殺され、ボスエリアに大量のヘイズを落としてしまった」なんて状況では便利。
更に、入りながら物思いにふけることで、過去のムービーや用語を見返すことが出来る。
■用語
・大崩壊
過去に人類を襲った恐るべき厄災。
地中から隆起した「審判の棘」によって都市部は崩壊し、総人口の半数が死亡。追い打ちをかけるようにバケモノも出現し、人類文明は壊滅してしまった。
霧の壁の内側ではバケモノがいなくなっているが、復興は全くできておらず、地表では瓦礫の山と化した施設群が傷ましい姿を晒している。
本作の世界観の基盤を作った重大事件である一方、蘇生や霧散の影響で当時の記憶が欠損し、記録でしかその詳細を知らない者も多い。
・ヴェイン
霧の壁発生後、壁の内側で形成された閉鎖社会。別名「霧の牢獄」。というか作中で「ヴェイン」の名はフレーバーテキストにしか出てこないため、「霧の牢獄」呼びの方が定着している
臨時総督府による統制でなんとか維持されているが、血涙の枯渇と堕鬼の増加により、着々と限界を迎えつつある。
「vein」は英語で「静脈」を意味する。
・BOR寄生体
吸血鬼の心臓と同化し、その力の源となる新種の寄生生物。
正式名称は「生物器官再生式(Biological Organ Regenerative)寄生体」。
大崩壊以前に、動物の死骸がゾンビ状態で蘇生する怪現象が発生し、その調査中に発見された。
元々は再生治療のために研究されていたが、バケモノの出現を受け、ミドウの提案で吸血鬼に転用されることとなった。
基本的には宿主を乗っ取ろうとする存在であり、吸血鬼に埋め込まれたものは侵食レベルを一定の段階で維持するよう調整されている。
Q.U.E.E.N.計画の失敗を経て可能な限り処分されたが、少数が裏ルートで出回っており、生きる力を欲する人間が多額の代金と引き換えにこれを買って第四世代吸血鬼となった。
・吸血鬼
大崩壊のバケモノに対抗するために生み出された超人兵士達。
人間の死体の心臓に改良したBOR寄生体を埋め込み、蘇生させることで誕生する。
人間を遥かに超える身体能力を誇る上、吸収した敵の血を冥血に変換し、特殊能力である錬血を扱うことも可能。
致死ダメージを受けても、BOR寄生体の生存本能によって肉体を霧散させ、遠方で再構築することで蘇れる。
BOR寄生体が寄生している心臓を破壊されると、体細胞が結合崩壊を起こして灰になり、本当に死んでしまうが、逆に言えば心臓さえ無事なら不死身。
ただし、蘇生の際には記憶の欠損が起こることが多く、また霧散からの再構築でも同様のリスクがある。そのため、死に戻りを繰り返した吸血鬼には、自分の過去をほぼ全て忘れてしまった者もいる。
加えて、定期的に人間の血液か血涙を摂取しなければ、BOR寄生体が全身に融合して自我を失い、最終的に堕鬼と化してしまう。
クイーン討伐戦の際は、少しでも戦力を確保するために非戦闘員や子供までもが多数吸血鬼にされ、そして霧の壁発生後はその大部分が死亡するか堕鬼に堕ちてしまっている。
最初期に生み出され、バケモノと戦っていた第一世代、クイーン討伐のために大量に生み出され、最も数が多い第二世代、第二世代と同時期に生み出されたが長期間目を覚まさず、霧の壁が出現してから蘇生した第三世代、霧の壁出現後にBOR寄生体を埋め込んだ第四世代に分類される。
あくまで蘇生した時期による分類に過ぎず、特に世代による能力の違いなどはない模様。
・堕鬼
血に渇いて理性を失った吸血鬼の成れの果て。
低級堕鬼は目が赤く光っていることを除けばほぼ暴走前と変わらない姿だが、やがてBOR寄生体に身体を完全に乗っ取られ、人間の面影が殆どない怪物に変わり果ててしまう。
変異のペースには個人差が大きく、オリバーのように一瞬で強力な堕鬼に変わる者もいれば、数年の休眠期間を要する者もいる。フィールド上に転がっている堕鬼達は(死んだふりをしている個体を除けば)皆後者のパターンであり、ヴェイン内を探索する者達からは実質的に死体扱いで放置されている。
堕鬼化直後なら血か血涙を飲ませることで正気に戻せるが、ある程度時間がたてば元に戻れなくなる。そのため、仲間から最後の慈悲として、人間としての最期を与えられることも多い。
吸血鬼同様、死ぬと霧散する。
ただし、BOR寄生体が細胞レベルで身体に融合している=完全に破壊することが出来ないため、灰化することはなく、しばらくするとまた体が再構成され復活する。
・霧の壁
クイーン討伐戦の後に発生し、一帯を封鎖した謎の赤い霧。
生物が触れると、強い恐怖心と正気を保てないほどの激痛をもたらす。
一応、これのおかげでバケモノは中に入ってこれないが、人間と吸血鬼も外に出ることが出来ない。
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ネタバレ注意 |
実は、霧の壁を発生させていたのはシルヴァだった。
クイーンこそ討伐されたものの、激戦の中で多数の吸血鬼、つまり人間の血を吸って生きる人外が誕生し、そしてその多くが堕鬼に堕ちてしまった。
「このままでは吸血鬼と堕鬼が野放しになり、多くの人間を危険に晒してしまう」と判断したシルヴァは、自らの神骸の力と特殊な装置を用いて霧の壁を作り出し、自分達の領域を外の世界から隔離したのだった。
血税も単なる血涙再分配のための制度ではなく、霧の壁を維持するために必要な大量のエネルギーを確保するための措置でもあった。
しかし、外の世界ではアラガミが進化し続け、最早吸血鬼でも対抗できない絶対的な脅威になってしまった。
最初は外界を守るための隔離措置だった霧の壁は、いつしか中の人間と吸血鬼を守るための防壁になっていたのだ。
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・瘴気
堕鬼の身体から発散される有害な物質。
吸血鬼の乾きを加速させる作用があり、大量に吸いこめば一瞬にして堕鬼に堕ちてしまう。
ヤドリギが各地で枯れ続けている影響で、ヴェイン内は瘴気が蔓延した危険地帯だらけであり、主人公加入までルイ一行が血涙の源流を捜索出来ずにいた原因だった。
クイーンも高濃度の瘴気を発生させており、その影響で討伐戦に参加した吸血鬼の多くが堕鬼に堕ちてしまったという。
・浄化マスク
瘴気から吸血鬼を守るマスク。正式名称は「対瘴気被甲」。
吸血鬼の血から作った特殊な薬液が充填されており、外気をこれにくぐらせることで瘴気を浄化する。
装着するためには、専用のマスクフレームを身に着ける必要がある。
当然、壊れれば瘴気をまともに吸ってたちまち堕鬼化してしまうため、吸血鬼の命綱とも言える装備である。
ゲーム中ではフィールドに出ると自動的に装着される…のだが、おかげでキャラクリこだわり勢からは「せっかく作ったキャラの顔がマスクに隠れて見えなくなる」と不評だった。
そのため、牙装と同じくアップデートで透明化させられるようになり、『Ⅱ』では付けないことも可能になった。
・血英
吸血鬼や堕鬼が霧散、または灰化した際、その体組織の一部が結晶化した存在。
持ち主の記憶と情念が宿っており、それ以外の者が触れると記憶に精神を飲まれ、たちまち堕鬼に堕ちてしまうという。
しかし、主人公はこれに耐性があり、血英に宿った持ち主の記憶の残滓を辿ることで、その力を自らのものにすることが出来る。
ゲーム中ではこれを集めることで、対応したブラッドコードの錬血をアンロック出来るようになる重要アイテム。近づくと声が聞こえるので、これを目印に探そう。
・血涙
霧の壁の発生後、ヴェイン各地に実り始めた奇跡の植物「血涙の泉」に成る果実。
涙滴のような形で、中には血によく似た液体が詰まっている。
飲めば血の乾きを癒すことが出来、人間の血液に代わる吸血鬼の主食として広まった。
大きいものなら、1個だけでも成人男性吸血鬼が2ヶ月生きられるほどの栄養源になるという。
瘴気の影響で泉が枯れ始めているため、現在は常に不足気味。
血税のせいもあって、吸血鬼1人の手元に残る量は極めて少なく、ヴェインでは血涙を巡った殺し合いが日常茶飯事になっている。
ルイは泉が地脈の流れに沿って生えていることを突き止め、どこかに「血涙の源流」が存在すると睨んでいるが…
・臨時総督府
現在のヴェインを治める統治機構。
かつての吸血鬼研究所をそのまま本部として使っている。
その名の通り、本来はあくまで臨時の政府だったが、霧の壁が晴れる気配は一向にないため、総督府は勿論のこと人々も「臨時」の二文字を忘れつつある。
また、血税の徴収によってヴェイン内の血涙不足を加速させてしまっており、特に第三世代吸血鬼からは「弱い者から奪って私腹を肥やしている」と恨まれている。
・血税
保護区に暮らす吸血鬼は、安全な暮らしの対価として、定期的に一定量の血涙を保護区に納品する義務を与えられている。
一応、徴収した血涙は住民達に再分配されているが、泉が枯れ続け、新しい泉の発見もままならない現状ではノルマを達成する難易度もどんどん上がっている。
その結果、血税滞納によって保護区を追放されたり、他の吸血鬼を捕らえて血涙探しにこき使う者も後を絶たず、新たな争いの火種を生んでしまっている。
・保護区
総督府が作った、吸血鬼が安全に暮らすための居住区。
それなりにまともな暮らしを送れる環境は整っているようだが、住民は一定期間ごとに血税を納めなければならない。
新しい保護区の開拓も行われており、中枢となるヤドリギを浄化して用地を確保した者には、優先的に巨獣権が与えられるという。
「保護シェルター」と呼ばれる人間用の居住区も存在。こちらも、居住の対価として少量の血の提供が求められる。
・サーベラス
臨時総督府が保有する治安部隊。
赤いエンブレムが刻まれた白い装甲服と、いかつい仮面が特徴。
正規軍だけあってかなり鍛えられた精鋭揃いであり、女性隊員も含めて皆かなりの大柄。デイビス曰く「プロテインはサーベラスの必需品」らしい。
彼らの活躍によって吸血鬼による人間の乱獲や同族争いの多くが鎮圧されたが、増え続ける堕鬼には後手に回ることも多く、自らも堕鬼化して徘徊している者も少なくない。
・Q.U.E.E.N.計画
吸血鬼の「血への乾き」「堕鬼化」という問題点を受けて始動した、新たな吸血鬼を創出するための研究計画。
被験者に選ばれたクルスに、新型BOR寄生体を埋め込み、あらゆる生物の血液を取り込ませてデータを取っていた。
研究成果として多数の新技術が生まれたが、肝心の新世代の吸血鬼創出は完全な失敗に終わった。
研究所も既に壊滅しており、せっかくの新技術も多くが失われている。
・神骸の継承者
なんとか討伐されたクイーンだったが、なんと灰になっても再生が止まらず、そのままでは再び復活するのが目に見えていた。
そこで、「クイーンの肉体の一部ずつを他の吸血鬼の体内に埋め込む」という形で、クイーンの封印が行われることになった。
再生しつつあるクイーンをばらばらに切り刻んで生み出された特殊な血英「神骸」が数人の「継承者」達に埋め込まれ、彼らは神骸の力で各地に「棺」を作り、その中で眠りについている。
しかし、部分的でもクイーンの力による負担は非常に大きいため、継承者はやがて強力な堕鬼となって暴走し、そして再び集まりクイーンを復活させてしまう。
暴走を抑え込むためには、高い適合率と強い意志力という条件を両方満たさねばならないため、適合率が低く、すぐに暴走してしまった継承者もいる。
更に、倒されてもすぐに再生してしまう上、核となる神骸も破壊は出来ない。
現在残っている継承者を暴走前に介錯するのが物語後半の目的となるが、当該継承者の血英をすべて集め、その中に込められた記憶を記憶の残滓の中で持ち主に返還することで、理性を保ったまま(見た目はそのまま)復活させることが出来る。
この記憶の返還をどれだけ行ったかによって、エンディングが分岐する。
・大崩壊のバケモノ
大崩壊の際に各地に出現し、人類を滅亡寸前まで追い込んだという怪物達。
単に「バケモノ」と呼ばれることも多い。
クイーン暴走の時点で吸血鬼研究所付近一帯の個体は駆逐されていたため、霧の牢獄で姿を見せることはないが、近代兵器が一切通じない生命力と圧倒的な食欲を併せ持つらしく、ヴェインの人々の中にも「まだどこかで息をひそめているに違いない」と、堕鬼以上に警戒している者もいる。
しかしその一方、堕鬼の脅威だけでもいっぱいいっぱいなためか、「もしも霧の牢獄から出られたとして、その後バケモノにどう対抗するのか」についてはあまり深く考えていない者が大多数。
記憶欠損や、そもそも霧の壁出現後に目覚めことが原因で、バケモノについてほとんど知らない吸血鬼も珍しくないようだ。
ストーリー中では登場しないが、後にDLCボスとして実装され、戦えるようになった。
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ネタバレ注意 |
その正体は、『GE』に登場した全てを喰らう巨獣、アラガミ。
霧の牢獄の中で人々が停滞しているうちに、外では進化を重ねており、現在は最早吸血鬼でも歯が立たないほど強くなってしまっている。
物語終盤で一瞬だけ霧が晴れた際、霧の傍に偶然居合わせた吸血鬼の一団が ディアウス・ピターの襲撃を受けたが、 精鋭のはずのサーベラス兵士数人が一瞬のうちに全滅してしまった。
幸いこのディアウス・ピターは再出現した霧に巻き込まれ、激痛に耐え兼ねて逃げ出したが、これを以て 霧の牢獄の外は、中を遥かに上回る地獄だったことが判明したのだった。
同時に、この怪物と渡り合える、『GE』における神機使い達の強さを再認識したプレイヤーも多かった模様。
アラガミと共に出現したという審判の棘は元々アニメ版『GE』に登場した設定であり、序盤から「バケモノ=アラガミ」という伏線は張られていた。
なお、『GE』におけるアラガミはオラクル細胞を用いて作られた「人造アラガミ」である神機でなければダメージを与えられないが、本作における吸血鬼もかつては十分対抗出来ていたとされている。
公式では吸血鬼がどうやってアラガミを倒していたのかは明言されておらず、ファンの間では吸血鬼とオラクル細胞の関係について様々な考察が交わされている。
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・トマトおでんパン
何故かヴェインにも存在する
おでんパン。しかもおでんはトマトソースで煮込まれている。
ルイ曰く、作ってから1日置いておくと、トマトの味がおでんに染み込んで美味しくなるらしい。
因みに
普通のおでんパンはない。トマトで煮込むのが基本のようだ。
- 雑な雑魚配置にGEと同じく雑な全方位攻撃連打で雑に上げた難度を、強力なバディ同行という形で雑に緩和して、そこそこバランス取れた感じになってるゲーム。 -- 名無しさん (2026-07-05 09:37:55)
- ミドウはともかく、作中に出てくる人物は悲惨な目に合う善人が多いから何から何までやるせないんだよなこのゲーム -- 名無しさん (2026-07-05 13:07:33)
- 後続の2が良くなるのは陶然なんだけど改めて見てもやはり死にシステムが余りにも多すぎたのは残念だった -- 名無しさん (2026-07-05 21:55:14)
最終更新:2026年07月22日 18:54