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羅威刃(ヒューマンバグ大学)

登録日:2026/07/05 Sun 22:12
更新日:2026/08/01 Sat 15:50:16
所要時間:約 3 分で読めます




概要

漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』に登場する半グレ組織の1つ。
関東最大級の半グレ組織であり、全盛期は黒焉街を拠点としていた。黒焉街をシマとする京極組と敵対しており、彼らの事務所を爆破したことを皮切りに戦争状態に突入し、『京羅戦争』を繰り広げた。
京極組に甚大な被害を与えたが、当時のトップである城ヶ崎が死亡したことにより敗北し戦争は終息した。

京羅戦争終了後は同じく半グレ組織である戒炎や、獅子王組の黒澤派等と手を組み京極組に牙をむくこともあった。
ただし、京極組(と獅子王組)がマッドカルテルや裏神との闘う『麻薬戦争』では、互いが勢力を潰し合い減衰させることを目論見、静観の立場を取っている。ただし、四宮や反町と連絡を取り報酬と引き換えにセルジオの情報を教えるなど裏神とは利害関係を築いている。
最近になって「羅威刃…復活の狼煙」として羅威刃がメインのシリーズが起動。京獅子連合がマッドカルテル、裏神との抗争に突入した隙をついて堺や藤沢など地方の有力組織を傘下に入れようとしている。
一方、組織再編で結束力の強いメンバーが上層部に集まったからか、少なくとも城ヶ崎時代のように仲間を次々切り捨てるような事はしなくなった。
その代わり城ヶ崎の口癖であった「死んだらただの肉になるだけ(=死ねば何も出来なくなるから命は大事にしよう)」が今の羅威刃の教訓になっている。


構成員

  • 東雲竜政
「俺は闇社会のトップになるんじゃあ!!」

「斧の東雲」の異名を持つ羅威刃の元幹部で後に3代目トップへ昇格。
城ヶ崎亡き後に組織は瓦解するも、城ヶ崎の名を継ぐ意味を込めて自身が新たなトップになった。
全身に刺青をしたワイルドな風貌の大男で、斧使いでありながら剣術を極めており、斧を刀の様に操る武闘派狂人。
城ヶ崎時代では羅威刃の実質的なナンバー2。いかつい外見に反してクールな性格で、城ヶ崎の右腕として彼の身辺警護の他普段のシノギのサポートも担当している。
基本的には暴力的で情け容赦のない男だが、彼なりにプライドやポリシーはあるようで、女子高生を嬲り殺して愉しむ異常性癖のドラ息子を「クソ外道」と吐き捨て、さらに伊集院茂夫からそのドラ息子の情報提供を求められた時は(条件として殴り合う事を要求したものの)渋らず応じるなどの一幕も。
稲村がボスだった時代からの古参幹部で、城ケ崎に心酔している一方、彼の亡骸を抱きながら「あなたはいつか俺が殺すつもりだったのに」と泣きながら叫ぶなどヤンホモデレめいた一面を見せている。

3代目トップになってからは同じく生き残った秋元と共に羅威刃を立て直すため、戒炎と「京極組を潰す」という利害の一致で手を組んだり、京極組が期間限定とは言え眉済派に加勢したという理由だけで黒澤派と手を組んで獅子王組の派閥戦争に参加したり、他の半グレをシめながらメンバーを少しずつ増やしていったりと再び勢力が拡大している。
だが戦力拡大と戒炎との考え方の違いにより、戒炎との同盟を解消。戒炎の傘下の半グレ弱小組織の情報を敵である筈の京極組に渡すなどして、逆に戒炎もとい我妻を邪魔者扱いしている。
戒炎消滅後は新たな目標として城ヶ崎時代を超える組織にするためにさらに組織拡大に乗り出している。

  • 秋元詩郎
「高城さん 戦闘狂過ぎて疲れるっす」

CV:遠山春*1→酒味たろう
元・海外軍人の羅威刃幹部。
色付きメガネをかけたチャラついた優男のような風貌が特徴の青年。
元々は「破亜裂火(バーサーカ)」の副将だったが、城ヶ崎の狂気と破格の枕金の前に組織ごと傘下に入った。普段は常に飄々とした態度を崩さないチャラ男だが、内に秘めた獰猛性はかなりのもの。また相方の高城同様仲間意識も強い。
一方自身が半グレであることを除けば倫理や常識は割と弁えているようで、とある外道病院の女院長を(何をしているか知らずに)護衛していた際に伊集院のカチコミを受け、一頻り戦った後「あんなのに狙われるなんてよっぽど悪い事してたんだろ」とあっさり見捨てた事も。

京極組との戦争では高城と共に五十嵐と護衛の海瀬を殺害寸前まで追い詰めるが、増援に来た一条により重傷を負わされ、高城のフォローを受けて撤退した。
その後は自身の不在時に高城が死亡したことで怒りのあまり覚醒。手始めに国生を一方的に葬るなどポテンシャルを爆発させ、その様は城ヶ崎から「真のモンスター」と評された。
戦争終盤では久我と戦闘になり、当初は圧倒的な戦闘センスで有利に立つも、国生を侮蔑したことによる怒りで覚醒した久我に戦況をひっくり返されて倒された。
しかし東雲の間一髪の蘇生で一命を取り留め、高城の仇討ち及び久我へのリベンジ、そして羅威刃復興を誓う。
現在は河内組改め獅子王組の仁義外れ派閥、黒澤派と手を組んで京極組打倒の機会をうかがっていたが黒澤が死んだので手を切った。
特に一度自身を打ち負かした久我と恩人である高城を殺した守若に対しては激しい復讐心を燃やしている。

「羅威刃…復活の狼煙」では事実上の主人公に抜擢。
数々の抗争に思うところがあったのか「バチクソの悪はしねぇ」と、これまでも片鱗を見せていた仲間意識の強さ・半グレらしからぬ常識的な一面が強調されている。

  • 絢辻雅史

短い銀髪と真っ赤な瞳、白い肌が特徴の大柄な青年。
社交的でフランクな性格であり、負傷した仲間の心配をしたり、仲間を連れて救援に現れたりと仲間思いの一面がある。
かつては剣術を鍛えていたが、師匠と揉めたことがきっかけで断念した。その後は裏社会に飛び込み、北関東で悪名を馳せていたが、羅威刃にスカウトされた。

  • 皆堂智則

金髪のオールバックと左腕の刺青が特徴の青年。
東雲のような野心家であり、冷静で知的かつ冷酷な人物である。
反町離脱後の戒炎で我妻の側近の役割を果たしていたが、彼の死後、組織の後を継がずに羅威刃に加入し、幹部に昇格した。
経歴などを気にせず能力だけで人を見る癖があり、瓜生龍臣や伊集院茂夫といった裏社会の猛者をスカウトしようと言ったこともある。*2

  • 妹尾隆仁

黒と白のスイカのような模様のスポーツ刈りと首元のタトゥーが特徴の関西弁で話す青年。
大阪で真燐破(マリンバ)という半グレ組織のトップを務めており、関西最大級の極道組織天王寺組と長年対立してきた。
スカウトに来た東雲に逆に自分の下につくように言い、多額の報酬にも関心を示さなかったが、粛清に来た渋谷と馬渕相手に互角に闘う東雲と秋元を見て興味を示し、東京進出と組織の加入を宣言した。
ヌンチャクと合体したダブルナイフを武器としており、伊集院に傷を負わせるほどの技術を持つ。

  • 鈴宮冴美

CODE-EL」時代のカリンとさゆりの上司だった女アサシン。
艶やかな眼鏡美人で、色気を利用した暗殺術を徹底的に叩き込んでいる。何がとは言わないが名有り女性キャラでは恐らくヒューバグ最大級。
EL解体後、とある居酒屋で鶴城と再開し、そこで鶴城と呑んでいた羅威刃の秋元と知り合い、羅威刃の温泉旅行についていくことに。
彼らと行動していくうちに羅威刃メンバーの信念に心を打たれ、自身も羅威刃へと加入することになった。
どうやらマフィア絡みに関して何か探し物をしているらしいが…?

死亡済み構成員

  • 城ヶ崎賢志

CV:ヤシロこーいち

「俺は生への執着などはない。死んだらそれまでだろう、ただの肉になるだけ」

羅威刃の2代目ボス。
優男風の容姿に反して性格は冷酷で残虐な支配欲の塊。敵対組織は勿論のこと堅気の人間にも一切躊躇なく危害を加え、さらに自分を裏切った・もしくはアシが付くような失態を犯した部下も容赦なく処刑する。
それに加えて、上記の死生観からもうかがえるように死への恐怖が欠落しており、目的のためなら他人を使い潰すのみならず自分の身すらも平然と危機に晒すほどの筋金入り。そういった価値観もあって、任侠や仁義に生きる極道を「化石」と徹底的に侮蔑している。
その根底にはろくでなしの父と、そんな父の暴力に言いなりだった母に捨てられた過去に起因する「奪われる側」「支配される側」になる事への強烈なトラウマがあり、少年時代から喧嘩に明け暮れて同級生らを暴力で屈服させ、高校時代には本職顔負けのギャング集団を結成するほどに頭角を表していた。
高校卒業後、先代ボス・稲村の誘いに乗って羅威刃に加わり、彼の死に伴ってボスの座に就き現在に至る。
このように悪逆非道な人物であるが、一方で自分を捨てた母の消息を気にしていたり、再会した父を刺殺した際に「最悪の感触だった」とごちったり、DV男をそいつの妻子を非難させた上で叩きのめすなど、人間らしさが完全に失せたわけでもない模様。

紅林二郎シリーズの動画で初登場。
自分を襲った元部下の暴漢を気絶させた二郎を刺して倒し、その後自らの手で暴漢を始末するという鮮烈なデビューを飾る。
その後も日本制圧の手始めとして、今後目障りになると踏んだ京極組の事務所を爆破する凶行を経て完全に京極組と敵対。以降、退場するまで本チャンネルの主要な悪役キャラクターとなる。
「城ヶ崎伝説シリーズ」にて動画の単独主役を張った事こそ何度かあるが、基本的には「京極組シリーズ」の外伝という扱いである。

後に京極組との全面衝突の最中、名だたる武闘派組員を血祭りに挙げたり自身も組織幹部を倒されたりと一進一退の抗争を繰り広げていたが、ある日探偵に探させていた母の行方を突き止め、単身その場に向かう。
寂れたボロアパートに独りで暮らしていた母は苦労のせいか実年齢以上に老け込んでいたが、それでも二人は一目で親子だと気づいた。息子との再会を喜ぶ母に対し、賢志は置き去りにされた恨みと哀しみを込めて罵倒と皮肉を叩きつける。
泣きながら謝る母の姿にやり場のない感情を呑み込みながらアパートを立ち去ったが、この時「護衛を置いて単独行動する」という隙を晒したためにとうとう京極組に捕捉され、最強戦力の一人たる一条との一騎打ちとなる。
互いに命を削り合うような決闘を繰り広げ、血みどろになりながらも「組と仲間のためなら俺は命を捨てる」と豪語する一条。
そんな彼を嘲笑おうとするも、不意に母の顔と「賢志にまた会えるかな」という言葉が頭を過ぎり「死ねば母に二度と会えなくなる」と初めて臆してしまったのが命取りになって、遂に一条のナイフの一撃を鳩尾に食らう。
致命傷を負った賢志は一条を心から称えながら、「トドメを刺さないでくれ」と嘆願して再び母の元へ向かう。そして自分の死を悟られまいと「俺は強く生きている。だから放っておいてくれ」とあえて冷たく突き放し、路地裏で独り力尽きた。
「悪魔」と呼ばれ、関東を震撼させた男が最期に想ったのは、悪行三昧だった自分の生涯への回顧と、あれほど再会を切望した母と分かり合えなかった事への後悔の念だった。

ちなみに、鬼頭丈二と双子ではないかと思えるほど容姿が瓜二つで、声優も演技の趣も同じなのだが、これはあくまで「作画の都合」であって二人の間に血縁などはないとの事。
実際、捨てられたとはいえ一応両親と暮らしていた彼が父子家庭育ちの丈二と近親である可能性はほぼ無く、また両者と面識のある博文と二郎も容姿について(ヤバい目をしていると評した以外)言及した場面はない。少なくともデザインを使い回したとかではないと思われる。
城ヶ崎自身はゲテモノばかり喜んで食っているような奴と一緒くたにされるのは甚だ心外なようで、ショート動画にて「そんな事(俺と似てる)を言ってる奴が居るのか?もし居たならただの肉にするぞ」とコメントしている。

  • 間宮恭平
「私の弾はよく当たるよー! 逃げて逃げてー!」

「悪逆無道」と評される羅威刃幹部。
タキシードのような服装と痩身かつ顔色の悪い風貌を持つ元・海外軍人。そのキャリアで鍛えた二丁拳銃を得意とする。
初期の頃や東雲が登場する前までは城ヶ崎の護衛も務めており、城ヶ崎が羅威刃に入る前から付き従っていた古株。
しかし、扱いについては「天羽組の小林になす術なくボコボコにされて情報を引き出される」、「幹部であるのにもかかわらず集合絵からハブられる(後に追加されたが)」など、少々不遇なものとなっている。
京極組との戦争では東雲と共に手下を率いて野島・高砂を奇襲し、高砂と激闘を繰り広げるが、最期は野島vs東雲の前座の如く呆気なく死亡した。
なお、代名詞でもある二丁拳銃の命中率だが、有志の計算によると劇中ではたったの2割らしい…*3

  • 設楽紀明
「お前のような小物に構うほど俺は暇じゃない」

「戦場の天才」と評される元・傭兵の羅威刃幹部。
浅黒い肌に長い銀髪、蛇柄のシャツにサスペンダーが特徴のイケメン。元々は「比遊怒羅(ヒュドラ)」という自身の半グレ組織を率いていたが、城ヶ崎の狂気と破格の枕金の前に組織ごと傘下に入った。
拳銃にナイフという標準的な装備だが、天性の戦闘勘を持ち、羅威刃内でも三指に入る実力者と評される。一方で格下と見做した相手には舐めてかかるという欠点もある。また、幹部内では比較的温厚だが、それでも失態を犯した部下は容赦なく殺害する。
京極組との戦争では城ヶ崎と共に京極組の支部を奇襲し、その場にいた犬飼を戦闘不能、西園寺を殺害に追い込んだ。その後は自身を追いかけてきた久我と戦闘になり、当初は圧倒的な実力差と戦闘センスで有利に立つも、数々の強敵との出会いの経験から指を斬り飛ばされようと捨て身で突っ込んでくる久我の執念の前に屈し、最期は見下していた久我によって刺殺される末路を迎えた。
なお彼の没後、比遊怒羅は綾小路というある意味自身とは正反対の男が率いるようになり、半グレから自警団に再編された。設楽と違い部下との関係は良好な様子。

  • 小湊圭一
「君の脳味噌見せておーくれ♪」

「隻腕の小湊」と評される羅威刃幹部。
日本刀を携えた着流し姿の剣客。左腕が生まれつき未発達だが、右腕しか使えないハンデを補うために凄まじい鍛錬を積んでおり、裏社会では「隻腕の処刑人」と呼ばれ名の知れた殺し屋で通っていた。
一見大人しそうな風貌で喋り方も穏やかだが、その本性は人(特に五体満足な健常者)を斬り殺す事そのものに快楽を覚える組織でも随一の残忍さと卑劣さの持ち主。抗争と直接関係のない場でも何人もの一般人を辻斬りのように殺害し、少年時代には自分を拾って剣術を教えてくれた道場主の飛鳥馬までもを恩を仇で返して斬り捨てていた。
さらにボスの城ヶ崎が「俺は常に奪う側だ」とある種の加害者意識に沿って悪事を重ねているのに対し、彼の場合は「両腕が揃ってる奴はズルい」「皆と違って片腕しかない僕は何をしても良い」という被害者意識に凝り固まっている分さらに質が悪い。
このような人格が形成されたのは、幼少期に亡くなった母の「あなたの腕がないのは個性なのだから差別する人が間違っている」「何があっても負けない強く生きなさい」という言葉を曲解したためである。
京羅戦争では京極組の六車と対決。一時は六車の攻撃に吹き飛ばされ劣勢となるも、未発達の腕に隠していた拳銃で不意打ちを行い、六車に生死の狭間を彷徨う程の重傷を負わせることに成功した。

しかしそんな彼にも年貢の納め時がやって来る。
殺し屋としての依頼の傍ら、面白半分で惨殺したとある社長一家の娘が拷問ソムリエ・伊集院茂夫に仇討ちを依頼した事で、彼の拷問のターゲットとなったのだ。本来伊集院は裏社会の抗争に関わる事はないのだが、堅気に危害を加えたとあっては話は別。
伊集院との直接対決は熾烈を極めたが奥の手すらも見破られた上に遂に捕縛され*4、冷却ガスで凍傷になったところを鞭で打たれる冷凍鞭打ち刑通称マヒャドに掛けられる。
それでも悪びれず「同じ穴の狢」と伊集院を挑発するが、伊集院が今更そんな言葉で動揺する筈も無く、逆に「お前の母親が『差別する人が間違っている』と言ったのは、お前にはそいつらのように人を傷つける大人になって欲しくないからだ」「『強く生きなさい』というのも、何時か同じように差別される人を守る側になって欲しいと願ったからだろう」と、母の言葉を支えにして来た自分の姿勢を全否定され、その後15時間かけて全身の肉を削ぎ落されて地獄に落ちた。
断罪しながらも何処か諭すような伊集院の言葉が、最後に彼の心に少しでも響いたのかは定かではない。
舞台版では若干結末が変更されており、隠し拳銃を弾き飛ばされた後に復活した六車と二度目の対決を行い、善戦こそすれど追い詰められて敗北。この時自身の歪んだ考えを説教するのは六車に変更されており、最後には伊集院に回収されて終わるという形に変更されている。

  • 高城蓮太郎
「何で弱肉強食じゃねぇんだ? 人間界は」

「不沈艦」、「戦闘狂」と評される秋元と同じく元・海外軍人の羅威刃幹部。
喧嘩自慢を思わせるような風貌の青年で、その拳は異様なほど分厚く鍛え上げられている。
元々は「破亜裂火(バーサーカ)」という自身の半グレ組織を率いていたが、城ヶ崎の狂気と破格の枕金の前に組織ごと傘下に入った。
その実力は城ヶ崎が前々から目をつけていたほどで、城ヶ崎が敢えて殴り合いに応じたとはいえ、あわや彼を気絶させかねないパワーの持ち主。また、単なる脳筋に見えるが戦闘における洞察力や分析力にも優れる。一方で羅威刃には珍しく仲間思いであり、特に秋元とは抜群のコンビネーションを誇るほか、肉類が好物らしく城ヶ崎にすき焼きを奢ってもらおうとしたことも。
京極組との戦争では秋元と共に五十嵐と護衛の海瀬を奇襲し、彼らを殺害寸前まで追い詰めるが、一条の増援により撤退した。その後は自身を追いかけてきた守若と戦闘になり、互いに狂気を爆発させる一進一退の攻防を繰り広げるが、本気を出した守若の前に防戦一方となってしまい、最期は守若のような猛者と戦えたことに満足しながらビルの屋上から転落死した。
だが彼の死によって秋元の内に秘めた能力が覚醒する事になった。
総じて真っ直ぐな熱血漢という半グレには珍しいキャラクターと、自分の死が避けられないと悟り敗北を受け入れる潔さから、羅威刃主要メンバーの中では視聴者からの好感度が高いキャラクターである。

  • 神原拓
「あんまり調子に乗んなよ…テメエに見せた暗器はほんの一部なんだよ」

「トリックスター」と評される羅威刃幹部。
某奇妙な冒険の登場人物のような髪型と派手な服装が特徴。
詐欺ホストクラブを取り仕切っており、平気で他人を傷つけ悪事に手を染めるクズ。
天才的な回避能力とスピード、そして先読みの技術を駆使した喧嘩殺法を得意とし、紅林からは単純な回避やスピードだけなら久我以上と評される。また、暗器の扱いも天才的であり、拳や肘、つま先など身体の各所に隠し持った暗器で素の打撃以上のダメージを与えてくる。
初登場は紅林シリーズで、知人の女子を食い物にされたことで乗り込んできた紅林と戦闘になり、本気を出さずとも勝負を有利に進める実力を見せた。
京極組との戦争ではシマ荒らしをしているところを佐古に見つかり、彼を殺害寸前まで追い詰めるも駆けつけた守若と戦闘になる。自慢のスピードや暗器も守若には全て見切られ、それでも脚に仕込んだ爆弾をゼロ距離で爆発させるという奥の手で有利に立ったかに思えたが、それすらも耐え切った守若によって最期は腹を裂かれて死亡した。
しかしそんな彼でも、羅威刃主要メンバーの中では最弱であるらしい…。

  • 稲村

通称「スコップの稲村」。
羅威刃の創設者にして初代ボス。得物のスコップで敵の腹を掘る事を得意とする狂人で、また組織の潤沢な資金で得た拳銃やナイフなども使用する。
…しかし彼自身の戦闘能力は所謂「武闘派」にしてはイマイチで、直接相対した虎徹からは「欠伸が出る程遅い」と酷評されていた。一応当時500人の構成員達を率いていた辺り、全く無能ではないのだろうが。
以前から京極組と何かと諍いを起こしていたが、「食っていけない」という理由で組を離脱したが結局社会復帰など出来ず羅威刃に転がり込んで京極組のシマを荒らした元組員・田代と組んで特殊詐欺を働いた事で遂に粛清のターゲットとなる。しかし上記のように実力差は歴然で、さほど虎徹を苦戦させる事もなく落命。
トップを失った羅威刃はこれにて壊滅…はせず、彼より頭脳も統率力も上回る城ヶ崎が名実ともに新たなボスの座に就いた事でさらに強大な半グレ集団へと変貌、京極組最大の敵となる。
なおその城ヶ崎をスカウトしたのは稲村自身なのだが、彼からは「組織を統べる器じゃない」と早々に見限られており、組織を乗っ取る為に暗殺すら企てられていた模様。どのみち稲村に未来は無かったと言えよう。
なおそもそも「スコップの」とスコップをメイン武器にしているような異名を持っているにもかかわらず久我との対決の時は持ってたスコップを捨ててカランビットナイフ*5に持ち替えて正面から突撃とアホとしか思えない事もしている為戦闘脳すら全くないと言っていい。

  • 菊川
「世界を股にかける傭兵」の異名を持つ元幹部。
傭兵でありながら戦場の辛さを全く気に留めておらず、遊び感覚で戦う外道。
世界中の戦場を飛び回ってきたというだけあり、サバイバルナイフと拳銃の腕前は一級品。また、募金詐欺や悪徳病院にて患者から金を巻き上げたりと汚い金の稼ぎ方には妙に頭が良い。
紅林シリーズで初登場し、人の善意に付け込んで募金詐欺をやっていた事が発覚して紅林と対決。圧倒的なスピードで紅林を翻弄して重傷を負わせるも、紅林を素人と侮っていたことが仇となり、金属バットのフルスイングを腹に食らってノックアウトされ紅林共々逮捕される。
更に三門一郎太シリーズにて、シリーズ初の敵役として登場。城ヶ崎亡き後羅威刃を勝手に離脱し、悪徳病院の西山田病院とグルになって患者から金を巻き上げてきた。
騙し取った金を利子付きで取り戻そうとした三門と対決するも、まるで相手にならず顔面を踏み潰されて即死。
なお西山田も(死なない程度に)臓器を売り飛ばされた挙句、遠洋漁船に乗せられるという末路を辿った。



城ヶ崎「追記と修正しないやつは肉になるだけだ」
設楽「僕は文章力がべらぼうに高いらしくていつも正しい編集ができるんだ。」


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最終更新:2026年08月01日 15:50

*1 2024年12月に声優業を引退した。

*2 流石に大物すぎたのか秋元に止められた。

*3 フォローにはなるが、劇中で外した弾のほとんどはヒューマンバグ大学でもトップクラスの銃弾回避能力を持つ小林戦でのものであり、雑魚であればノールックでわざと生かすように撃つ離れ業を見せている。

*4 しかしその際にかすり傷とは言え伊集院が悪党捕縛の際に初めて傷を負っている。(潜入の為にわざと捕縛されて傷を負う状況になった際を除く)

*5 急所を抉るのには適しているが正面からの切り合いには向かない。