シリーズ初登場回にて、結婚詐欺師の男に対し執行。
古代ペルシャで行われた拷問で、蜂蜜入りの牛乳を腹一杯飲ませた後、拘束した状態でカヌーに乗せて池の上に放置するというもの。
牛乳と蜜の匂いに誘われて蜂や蛾、ハエ、コガネムシなどの虫が群がり、生きたまま皮膚を虫に食われる事になる。さらに大量の牛乳によって便意も催すため、カヌーの中で漏らしてしまい虫と悪臭、そして感染症に苦しみ続けるシンプルながらも恐ろしい拷問。こいつ以上の外道が大量に出てきた現在では初回とはいえやりすぎじゃねとも言われている
最終的に脱水と衰弱で男は絶命、亡骸はカヌーごと焼却処分された。
なお、拷問ソムリエシリーズが始まる前の「華の天羽組」にて、まだ純粋悪だった頃の野田の兄貴が金を持ち逃げした闇金の社長に執行したことがある。
シリーズ第2回目にて、多くの人から金を騙し取った女占い師に対し執行。
中世ヨーロッパで使われていた拷問器具で、外見は鉄製のピラミッドが付いた椅子。そこにロープで吊るしたまま罪人を座らせ、尖った先端部分を肛門や局部に食い込ませる。
さらに使用後も洗浄する事が殆ど無かったため、前の犠牲者の血が着いたままの不衛生な状態を保っていたという。
占い師は苦痛に耐えかねて自ら詐欺を認めたが、当然解放される事もなく骨盤が砕けるまで座らされた。
しかも伊集院は占い師の亡骸を焼却処分する際に、この亡骸を燃料にして焼き芋を作って食べていた。
シリーズ第3回目にて、放火殺人を重ねた政治家の息子に対し執行。
かつて古代ローマに存在していたとされる牛型の真鍮像で、腹の炉の中に人間を閉じ込めて炙り殺す。牛の口に当たる空気管の部分には笛のような細工が施されており、罪人の呻き声が牛の嘶きのような不気味な音に変換されるのが特徴。
ファラリスとはこの処刑具を好んでいたシチリアの領主の名で、最後にこの炉で焼かれたのは彼自身だったという。
警察に圧力をかけて捜査を妨害していた息子は、かつて自分がしたのと同じように黒焦げになるまで炙られた。
なお、この回から絵師が変更されて第2回目以前と作風が違っている。
2022年6月22日発表の回ではこれの強化版が登場している。強化内容は内部に棘が付いたドラムが付いており、罪人を炙り焼くだけでなく、同時にドラムが回転し、内部の罪人の皮膚をみるみる剥ぎ取るという仕様が加えられている。この強化版を喰らったのは浮浪者時代の伊集院が世話になった宿の夫婦を殺害した悪徳リゾート会社の社長である。
ストーカー殺人犯の男に対し執行。
2代目エクセター公爵、ジョン・ホーランドが開発・考案した事から名付けられたもので、四肢を拘束するロープと、それを巻き上げるクランクが着いた木製の台。
手足の関節や筋肉を限界以上に引き伸ばして破壊するというシンプルながら残虐極まりない代物であり、さらにクランクを回すのはあくまで人力であるゆえに執行官の匙加減で罪人を長く苦しめる事が可能。
男は伊集院に命乞いするも「お前も被害者女性の願いを聞かなかっただろう」と、最期は手足が2倍ほどの長さになるまで延ばされ続けた。
妊娠させた交際相手の女性を暴行して死産させた上に、さらに脅迫まで働いたエリート会社員の男に対し執行。
古代ギリシャで姦淫の罪を働いた者に科せられた「大根刑」であり、文字通り肛門に大根をねじ込んで晒しものにする刑罰。
それだけでも十分過ぎる程苦痛だが、伊集院はそれにアレンジを加えて裂けた直腸内にアマゾンの肉食魚「カンディル」を水ごと送り込み、男は生きたまま内臓を食い散らかされる羽目になった。
外道本人よりも外道のケツに突っ込まれた大根のほうが可哀想という声も。
女性を麻薬中毒にして金をむしり取った挙句に自殺させた麻薬の売人の男に対し執行。
古代中国で行われていた拷問法であり、呼んで字の如く鉄製の鉤爪を罪人の肛門に刺し込み、生きたまま腸を引きずり出すというもの。
「自分のバックには暴力団が付いている」「薬にハマった奴のほうが悪い」と喚く男だったが、伊集院にそんな脅しが通用する筈もなく「そこまで言うならお前の腹の中の潔白な魂を見せてみろ」と容赦なく腸を引きずり出されて死亡。
なお執行後は「薄汚い腸」と一蹴された。
元高跳び選手の女性を強姦した男に対し執行。この事件に関しては普通に警察に依頼すれば良かったのでは!?と思うが、依頼者が取り下げない限りそうはいかないのだろう…
主に南アフリカのコミュニティで行われ、相手の首や腕に掛けたゴム製のタイヤにガソリンを掛けて焼き殺す私刑。
ガソリン自体の火力もさることながら、溶けたゴムが身体に纏わりつく凄惨な様相を呈し、たとえ命が助かったとしても皮膚や気道に重度の火傷を負う事になる。
一度目の着火の後で男に反省したかと問うも、喉が焼けて声を出せない姿を伊集院は「日本語喋れよテメェ」と罵倒。二度目の着火で完全に息の根を止めた。
女児を誘拐して殺害した変質者に対し執行。
蛇をぎっしりと詰めた巨大な壺に罪人を放り込み、その状態で火を焚いて壺を加熱する拷問。これによりパニックに陥った蛇が罪人に噛み付いたり、逃げ場を求めて口や肛門から体内に潜り込もうとする地獄の様相を呈する事になる。
犯人の男は被害女児の両親に娘の行方を問われても拒否するばかりか、さらに毒牙に掛ける女児を物色する行動を見せた事から「生きる資格無し」と判断して拷問を執行。
当初はしらばっくれていた男だったが、やがて全身を蛇に食いつかれる苦痛に耐えかねて犯行を自供。遺体を裏山に遺棄した事を吐いた直後、体内の蛇に内臓を食い破られて絶命した。
その後、女児の遺骨は両親の元に帰された。
半グレを使って店員の女性を監禁・暴行した挙句自殺に追いやった居酒屋チェーン取締役に対し執行。
元々は江戸時代に雑居房の囚人たちが行った私刑で、その内容は糞便を無理やり相手に食べさせるという本シリーズでもトップクラスに絵面がえげつないもの。この私刑については牢番も見て見ぬふりをしていたという。
動画ではくみ取り業者から買った糞便を使用し、さらに男の歯を全てへし折った状態で糞便を無理やり口に詰め込んだ。
これによって元々毒性の強い大腸菌が口内の傷を通じて粘膜感染を起こし、翌日には男は全身から吹き出物を出して冷たくなっていた。
絵面のインパクト・心身へのダメージの大きさ・手軽さから他の拷問と組み合わせられることも多く、伊集院自身の小便を騙して飲ませる、酒蔵で惨殺事件を起こした外道を肥溜めに沈める、ゲリラ戦よろしく矢尻に汚物を塗った矢で射殺する等やたら登場回数が多い。挙句、死体を汲み取り式便所に遺棄した連続殺人鬼に対して上記の糞尿拷問をハイブリッドした仕打ちを行い糞まみれにするという、もはや伊集院側が拷問を受けているような代物も披露された。
債務者の女性を脅迫して痴漢でっち上げを強要していた借金取りの男に対して執行。
元々は古代ケルト圏で行われていた生贄の儀式で、人型を模した木製の檻に生贄を詰め込んで生きたまま炎で焙る。通気性が良いため生贄は一酸化炭素中毒を起こす事無く、最期の瞬間まで意識を保ち続けるという。
男は捕まった当初こそしらばっくれていたものの、伊集院に股間をスレッジハンマーで叩き潰されて自供。そのまま檻に詰められ「男の敵」として焼却滅菌された。
なお実行犯の女は自首したらしく、本人も罪の意識を感じていたという事で拷問の対象とはならなかった。
後輩社員のミスを理由に横領を指示し、挙句強姦して口封じのため殺した「自称」エリート社員の男に対して執行。
江戸時代の日本で行われていた刑罰であり、罪人の腹に縄を巻きつけて左右から締め上げる。これが「ひょうたん」責めの名の由来であり、さらに本件では伊集院は縄の代わりに登山用のザイルとウィンチを使用しているため、その苦痛は江戸時代の非ではない。
内蔵を搾り上げられる痛みに男は悶絶しながら反省するも、流川が操作を間違ってザイルをさらにキツく締めてしまう。そのミスを快く許す伊集院を他所に、男は尻から腸をはみ出させながら絶命した。
女性を凌辱してその映像を自分のサイトで公開し、さらに女性の婚約者を半グレに殺させたアダルトサイト管理人のとこに対し執行。
元々はスペインで開発された絞首用の器具。木製の椅子に金属の輪が取り付けられており、その輪に罪人の首を通し、ねじ回しの要領で首を締め上げる。
さらに本件では輪の内側に高濃度のフッ酸を塗布しており、これによって男は窒息とフッ酸の腐食作用で凄まじい苦痛を味わう事となった。
そして助命のチャンスとして、サイトのコメント欄で「自分が死ぬ映像を見たいか」と視聴者に質問する事に。その結果は……「見たい」で溢れかえっていた。こうして男は、自分が出張した通り「視聴者の望むもの」を自らの命で届ける事になるのだった。
ちなみに動画は後日、本当にSNSで投稿されたらしい。どんだけ世紀末なんだよこの世界。
20年前に仲間2人と共に女子高生を40日かけて集団リンチして殺害した挙句、その遺体をコンクリートに詰めて遺棄した半グレに対して執行。
「凌遅刑(りょうちけい)」とは、かつて中国で実際に行われていた刑罰であり、熱した短刀で身体の端々から肉を切り落とし、凄絶な苦痛を味あわせながら時間を掛けて死に至らしめるという世界で最も残虐と呼ばれる死刑方法。
流石に現在でこそ公式に廃止されているが、内容が内容だけに「検索してはいけない言葉」として一定の知名度を有する。
「炮烙刑(ほうらくけい)」とは、鉄製の柱に縛り付けて罪人を加熱する処刑方法。一説では、古代中国において紂王とその愛妾妲己が考案した、業火の上に油を塗った丸太を橋渡ししその上を罪人に渡らせる行為も同じく炮烙刑と称される。伊集院シリーズでは前者が採用されている。
本件では両者の合わせ技で執行し、男は自身が女子高生を嬲り殺したのと同じように43日かけて全身の肉を削ぎ落された末に地獄へ落ちた。
なお本件の半グレは一応懲役20年の実刑を受けてはいるのだが、出所後も反省の色なく強盗などの犯罪を繰り返した上に女子高生の父親(今回の依頼人)を暴行したために伊集院のターゲットとなった。
基本的に本シリーズでは既に法的制裁を受けている外道は拷問しないため、珍しいケースと言えよう。
後年の動画では初期に採用した拷問をアレンジした拷問が行われる回があるが、この炮烙刑も後に合わせ技として採用されている。
また後述の冷凍鞭打ちも、その構造上炮烙刑の冷凍版とも言える。
余談だがテレビアニメ版『ヒューマンバグ大学』のOPにて炮烙刑を受けているのは、この半グレである。
敵対組織の構成員と間違えて、無関係の青年を殺害した半グレのリーダーに対し執行。
座面に鉄製のトゲを据えた三角木馬。その上に跨らせた罪人の両脚に錘を付ける事で自重で股間の柔らかい皮膚を切り裂いて大量出血させ、さらに骨盤までもをへし折る。
なお元々中世ヨーロッパでは「ロバに乗る事」自体が恥とされており、事実本物のロバに乗せて町を練り歩く晒し刑も存在していた。本拷問具もそれにあやかって名付けられたものである。
半グレのリーダーには「人違いで殺される」理不尽さを思い知らせるべく、伊集院と流川で別の事件の犯人と間違えたふりをする小芝居を挟み、下半身が真っ二つに裂けるまで放置した。
「何だと、人違いだったのか!?…まあ良いか。人違いだったけど、このまま死んでもらおう」
なお、この半グレのリーダーは前述の小芝居の際に伊集院に「野田」と呼ばれていた事に否定していないのでこれが本名らしい。まさかこの男が「野田一の遠縁」って事実はないですよね!?
妊婦を拉致して暴行し、夫とお腹の子供を殺した半グレ二人組(余罪多数)に対し執行。
前述のエクセター公の娘同様イギリスで開発された万力のような形状の拷問具で、罪人を土下座させた姿勢で固定し続けるために用いられる。
罪人は同じ体勢を無理やり取らされ続けて呼吸器が圧迫されて大声が出せなくなり、さらに血流が滞るために血栓が出来、最終的に血管が破裂するという。
だが本シリーズでも稀に見るほど所業が悪質なこの二人がその程度の苦痛で済まされる筈がなく、その体勢のまま熱したペンチで顔や手足などから肉を少しずつ引き千切る「改良型凌遅刑」もセットで執行。
処刑開始から18時間経つ頃には二人とも「殺してくれ」と自ら懇願する程に追い詰められたが、自分達が述べた「弱肉強食」「雑魚は何をされても文句を言えない」の理屈の元にそのまま死ぬまで毟られ続けた。
女性を違法な利子で追い込んで33日かけて殺害し、さらに遺体をぬいぐるみに詰めて遺棄した闇金社長の男に対し執行。
1980年代、軍事政権下にあったアルゼンチンで反体制派に対して用いられていた拷問で、肛門に挿入したチューブを通じてネズミを罪人の体内に送り込み、生きながら内臓を食わせるという当時でも最悪の刑罰。
今回は「楽には死なせない」とネズミ入りの容器と男の腹を交互に熱する事でネズミを行き来させ、さらにネズミが食い破った腹の傷口を闇医者の氷室が止血・縫合するという、生かさず殺さずのサイクルを50日間も繰り返した末に男は漸く死を許された。
縫い痕と裂け目だらけのその姿は、まるで犯行に使用したぬいぐるみのようだった。
なおこの社長は大規模な半グレグループを率いていたのだが、後日そのグループはとある紅髪の男性(正体は後述の紅林二郎)に壊滅させられた。
音楽イベントで依頼者の娘2人を含めた大勢の人々を自身の債務者に殺害させた上に、その債務者を警察に出頭させた闇金社長の男に対し執行。
元々は森鴎外著の「都甲太兵衛」論の中に登場する、竹筒を身体に押し付けて熱した醤油を流し込む拷問。伊集院はそれにアレンジを加え、電動ドリルで穴を空けたところに竹筒を差し込み、体内に直接グラグラと煮えた醤油を注ぎ込むという、聞いているだけでも皮下が痛くなるような拷問へと仕上げた。
この闇金社長は悪魔崇拝者であり、犯行の動機も悪魔召喚の儀式の生贄にするためという身勝手極まりないものであった。
それに対し伊集院は「助かりたければ今ここで悪魔を呼び出してみろ」と条件を提示。両肩の骨肉を焼かれて息も絶え絶えの社長は必死で(胡散臭い)呪文を唱え、見事悪魔を呼び出す事に成功する。
……自らを生贄に、目の前で醤油入りの鍋と電動ドリルを構えた拷問の悪魔を。
結果、闇金社長は炙り醤油で香ばしくなった部屋の中で狂死した。
女性社員に一気飲みを強要して死なせたベンチャー社長に対し執行。
喉に漏斗を差し込んで無理やり水を飲ませる拷問自体は比較的ポピュラーなもので、かつてのスペインでは魔女狩りで盛んに用いられていた。
今回はその無理やり飲ませる水にバッテリー液を混入させており、水による窒息だけでなくバッテリー液に含まれる硫酸によって社長はじわじわと胃と食道を破壊される事になった。
そして最終的に命を助ける代わりにテキーラのバッテリー液割りの一気飲みをさせられる事になり、結局飲み干せず硫酸と急性アルコール中毒によって絶命。
勝手な被害妄想からボランティアの女性を殺害し、心神喪失者を装ってそれを無罪にした元ホームレスのドラ息子に執行。相変わらず司法が無能過ぎる。
豚と聞くと殆どの人が大人しい動物のイメージを持つだろうが、実際は雑食性であり、養豚場などで飼い主が豚に襲われる事故は世界各国でしばしば起こっている。イタリアンマフィアなどはその性質を利用し、死体の処理や裏切り者の始末などに豚を用いる事があるという。
本件では数頭の飢えた豚を用意し、さらにドラ息子の身体に豚の飼料を塗布する事で豚の攻撃性をより高めている。
こうして文字通り脛を齧られたドラ息子はたまらず反省の言葉を叫び、伊集院もそれに応じかけた……と思いきや、突然流川が心神喪失状態に陥り、家族と恋人の仇だと言いながら豚の群れを追加。最終的にドラ息子は腹まで食われてしまった。
20人もの女生徒に性的暴行を働き、死に追いやって来た社会教師に執行。
人類史上最古の断罪とされており、穴に下半身を埋めた罪人の顔や上半身にひたすら石を投げ続けるというシンプルな刑罰。しかしながらその威力は決して侮れず、さらに穴の中で藻掻けば両脚も複雑骨折し苦痛はさらに倍増する。
伊集院と流川は二人がかりで石を全力でぶつけたが、流石に億劫になって来たため「貴様が今まで毒牙にかけて来た人数を白状したら許してやる」と告げる。
それに対し教師は20人と自供。伊集院はしっかりと約束を守り、最初の一人分だけ許して残りの19人分の石を死ぬまで投げ続けた。
ルーマニアにて女性旅行者を強姦・殺害した現地の男と、それを隠蔽した政治家の父親に対しダリウスの協力を得て執行。
錫製の蛇で罪人を熱する中国の拷問具「錫蛇」からヒントを得た処刑法で、電熱器を仕込んだ錫製の杭を罪人の肛門に突き立てて体内から焼く。錫の融点である232度まで熱する事が可能で、最終的に溶けた錫が罪人の体内に放出される。
「あの女は喜んでたんだから問題ない」と喚いていた親子もこの地獄の如き責め苦に耐えかね、警察に自首すると命乞い。しかし伊集院の目には二人が串刺しにされて喜んでいるように見えたため、そのまま焼け死ぬまで放置される運びとなった。
男性を轢き逃げし、まだ生きていた被害者を半グレに殺させて山に捨てた(余罪多数)テレビ司会者・村雨慎太郎に対し執行。
かつて中世の異端審問及び魔女狩りで使われていた金属製の鉤爪で、天井からぶら下げながら相手の乳房や腹部を自重で引き裂くという残酷な代物。
テレビでの正義漢ぶった仮面をかなぐり捨てて被害者を「愚民」呼ばわりする村雨に、静かに激怒した伊集院はその腹に鉤爪を突き立て、天井から吊るす。宙吊りでじわじわ皮と肉を裂かれる痛みと恐怖に命乞いする村雨だったが、その中で自身を愚民だと言ってしまった為に「愚民一人が死んだところで問題ないんだろ?」と自分の発言をそのまま突き返され、床に内臓を撒き散らした。
良くも悪くも芸能界の大物が消えた事で、その後しばらくワイドショーは大混乱だったという。
なおこの件で村雨を護衛していた長野という半グレだが、「次に拳銃を撃ったら脳味噌ぶち撒けるぞ」と伊集院に脅された事が裏社会で広まり、すっかりその立場を失ってしまった模様。
しかしその後も悪事を止めず、天羽組と揉めた末に野田に爆弾付きアイスピックで頭を吹き飛ばされるという最期を遂げた。奇しくも伊集院に脅された通り「脳味噌をぶち撒ける」顛末となったのである。
文豪気取りの殺人鬼・卜部とその手下であるカリの使い手の殺し屋に対し執行。
江戸時代の日本から行われていた拷問で、炭の上に正座している罪人を火で炙るという至ってシンプルなもの。体を支える小道具はないので横になることはできるが、焼かれる面積が増えて苦しみが倍増する。
卜部と殺し屋が命乞いした際、伊集院は「実は俺は漫画を描いていて、焼け死ぬシーンでどうもリアリティが出ない」と言って自身も燃える炭の中に入り、「お前らが焼け死ねば描けるんだろうが!!」と言って卜部と殺し屋を炭に叩きつけ、そのまま焼き殺した。この回は依頼人をも殺した外道に伊集院の怒りが爆発した回でもあり、実際に2人の死後、伊集院は「まだ苦しめるだろうが!!」「逝くのが早ぇんだよ!!」と罵倒しながら足の火傷も構わず蹴り続けるという流川君が思わず止めに入る程の壮絶な結末を迎えた。
大学生に難癖を付けてリンチして殺害したどころか、死体も残さずに始末した暴力団組長・今井とその愛人に対し執行。
石抱きは巨大なそろばん板に罪人を乗せた状態でその膝に石の錘を乗せる拷問で、そして海老責めは罪人を無理な体勢で固定して縛り上げる拷問。どちらも全身に過負荷をかけ、さらに血流を停滞させる事で苦しめる拷問である。
伊集院はこの二つを融合させると共に改良し、石の代わりに巨大なプレス機で罪人をじわじわ圧死させる拷問として現代に蘇らせた。
100キロの力を加えた段階でまず愛人の背骨が砕け、その無惨な姿に今井は直前までの居丈高な態度を翻して命乞いするが当然聞き入れられる筈もなく、そればかりか今井がしたように伊集院も今井に難癖を付け、程なくして愛人の後を追った。
リンチに参加した組員達も、後日同じ目に遭わされたという。
今回の依頼人は殺された大学生の母で、あまりの悪辣さに偶然事情を知った天羽組も情報収集に協力していた。
極道絡みの事件とはいえ天羽組は基本的に堅気の人間に積極的に関わろうとはしないため、これもまた珍しいケース。
また本件は伊集院がその気になれば組一つを容易く壊滅させられるという証左に外ならず、天羽組の面々が彼を恐れる理由に説得力が補強されたとか。
半グレを雇って女性を攫って殺害し、その遺体を剥製にしていた芸術家気取りの猟奇殺人鬼に対し執行。
上述のタイヤネックレスの発展版とでも言うべき拷問で、難燃性の素材を内側に織り込んだラバースーツを罪人に着せ、さらにガソリンを掛けて着火するというもの。これによって全身を焼くと同時に燃えづらくすることで長時間苦しめる事を可能とした。
犯人の男は捕まってもなお「美しいものを美しいまま保存する事の何が悪い」と戯言を並べていたが、逆に「ならば醜いお前は肉片一つも残さず消え去れ」と伊集院に言い返されてそのまま焼き尽くされた。
今回の拷問はシマ内のホステスも被害に遭ったということで、天羽組の須永が結婚目前の娘を殺害された依頼人を伊集院に紹介する形で実行。
須永としては苦手な伊集院に丸投げして早く帰りたかったのだが、当然伊集院がそれを見過ごす筈も無く「お前がこの件を持ち込んだから協力しろ」と脅しつけられて外道の捕獲に協力する事に。
「極道になってもパワハラを受ける事があるんですねぇ…」
初登場回で「モタモタしてると頸動脈噛み切っちゃうから」と舎弟を脅した男の台詞である。
須永の兄貴はこれ以降も何度か伊集院シリーズに出演しており、その受難の始まりとも…
当時京極組と戦争状態にあった半グレ組織「羅威刃」に与する日本刀使いの殺し屋・隻腕の小湊に対して執行した刑。極限まで冷却された鉄の柱に対象を縛り付け、さらに極低温の冷凍ガスを浴びせる。こうすることで対象を凍傷寸前に追い込み、鞭打ちの痛みを何倍にも引き上げる。小湊はこの拷問によって全身の肉を削ぎ落とされ、15時間が経過した後に死亡した。
依頼者は、家族が小湊の襲撃に遭い、自身も大きな傷を負いながらも奇跡的に生き延びた一人娘。伊集院は小湊の剣技をかいくぐって勝利し捕縛したが、その際に小湊の奥の手である未発達の左腕が持つ隠しの小型拳銃の射撃をギリギリで回避し頭部にかすり傷を負っている。わずかとはいえ作中で1番最初に伊集院に出血を伴う傷を負わせた敵役でもある。
小湊の死を聞いた城ヶ崎はこの件に対し、「京極組を殲滅してから羅威刃を舐めた報いを受けさせる」と怒りを露にしていた。東雲でも手も足も出なかった伊集院を相手にしたら羅威刃ごと壊滅させられただろうが…
婦女暴行と殺人を繰り返してメキシコに亡命した極道会長の息子(勘当済み)とその友人に対し、フェルナンドの協力を得て執行。
カワウソというとコツメカワウソのイメージもあって可愛らしい動物の印象が強いだろうが、実際は生きた魚などを積極的に捕食する獰猛なハンターである。特に世界最大種のオオカワウソは「河の狼」とも呼ばれる程の体格と凶暴性を持ち、時としてワニにも襲い掛かる。
拷問自体はオオカワウソが何匹も入った水槽に外道を吊るし落とすというシンプルなもの。さらにオオカワウソは体格の割に口が小さく、ちびちびと齧られるため苦痛と恐怖が長続きするという副次的効果も出ている。
腹を食われながら命乞いする二人だったが、「親ガチャSSR」などと自慢した息子のほうは父親から絶縁された旨を伊集院からの伝言で改めて伝えられ、絶望しながらカワウソの胃袋に収まった。
依頼人である少女の親友を含む幼女20名を誘拐殺人した挙句剥製にし、更に依頼人の両親を雇った殺し屋の手に殺害させた資産家出身の双子に執行。拷問室に繋いだ罪人の肛門に特製のチューブを挿入し、腸液と混合することで強酸性を示す特殊な薬液を注入して腸を溶かし、更にチューブの設定を「吸引」に変える事で溶けた腸を吸い出す。更にダメ押しと言わんばかりに闇医者氷室の手で、吸引では除去しきれなかった内臓を生命維持に必要最小限になるまで除去。そして被害者を剥製にしたことから、罪人を生きながら剥製にすべく、内臓がなくなって空いたスペースにアスベストをぎゅうぎゅう詰めにした。
最終的に罪人二人は詰め物を除去してくれと必死に懇願。伊集院はそれを叶えてやった。……依頼人と被害者の友人であり、今回の件で怒り心頭の天羽組の武闘派狂人
小林幸真によるハードグリンで、生命維持に必要な内臓諸共抉り出すという形で……
女性の死に顔に興奮する性癖から、女性を暴行・殺害してはその顔面の皮膚をデスマスクにしてコレクションしていた元検死官の男に対し執行。
山羊は拷問の歴史においてはポピュラーな動物であり、塩水を浸した足裏を舐めさせるという拷問に用いられていた。……それだけ聞くと大した事無さそうに思えるが、山羊の舌は表面がヤスリのようにザラザラしており、それで舐められ続ければ皮膚はこそげ落ち最終的に骨までが露出する惨事になる。
今回はその所業の非道さから、足ではなく顔面に塩水をぶっ掛ける形で執行。結果、他人の死に顔を見て悦に浸っていた男は、最終的に自分が顔の皮を全て失い「色白な顔」になるのであった。
オートネピオフィリアを満たすため乳幼児の母親たちを誘拐し、逆らえば殺していた自動車メーカーの重役二人に対し執行。
本シリーズではお馴染みになりつつある動物刑だが、今回は両手足をチェーンソーで切り飛ばして「赤ん坊らしく」ハイハイしか出来なくするというアレンジを加えている。
目の前に現れた雌ライオンに対し「ライオンにママと認めてもらえたら許してやる」と伊集院から条件を提示された二人は、必死で赤ん坊のフリをする。するとライオンに顔を舐められ、助かった……と思いきや、それは単に自分の子供の餌に相応しいか味見をされただけ。
襲ってきた二匹の子ライオンに成す術もなく食われ、文字通り「骨の髄まで」母の愛を堪能する事となった。
なお、外道二人は半グレを雇って母親を攫わせており、邪魔な子供は海外に売り飛ばすという所業に手を染めていた。
これを知った伍代は伊集院の拷問と並行して赤ん坊の行方を探り、珍しく体を張ってその外道のビジネスを阻止。遅れて到着した伊集院が半グレを始末し、無事子供達は救出された。
自社が大赤字になり、その経営を立て直すため、悪趣味なデスゲームを行っていた大手海運会社の社長・江崎元道に対し執行。
クレーンに吊り上げた江崎の両足を拳銃で撃ち、その状態で徐々にプールに下ろされ、血の匂いを嗅ぎつけたホホジロザメの群れに足から少しずつ食わせていく。
江崎が命乞いをした際、伊集院に「私と相撲をして勝ったら生かしてやる」と明らかに無理ゲーな条件をつけられる。それに対し江崎は「自分は上級国民だから助かる」「見世物にされるのは下民」と被害者への侮辱を込めた妄言を吐くも、伊集院に目を潰されて光を奪われる。さらに伊集院に総資産はいくらか聞かれた際、「5億くらい」と答えると、「10京円」というそんな天文学的な総資産を持つ者はいるはずのない大富豪に扮した流川に「貧乏な下民」と烙印を押され、結局伊集院に全身の骨を砕かれて軟体動物のようにされた後、ホホジロザメの餌となった。
その後伊集院と流川はデスゲームから救出した参加者達と共に江崎の船から脱出し、予め船に仕掛けていた爆弾を起爆し、撃沈。船に残っていた腐敗貴族は全員海の藻屑となった。
半グレ顔負けの不良グループに属し、同級生らに虐めと売春を強要し、挙句橋から突き落とした女子高生・北田朱美に対し執行。ちなみに未成年が拷問対象になるのは今回が4件目。
過去にも行った「苦痛の梨」「乳房裂き」の複合であり、被害者少女の性を凌辱したという事でこのチョイスとなった。
北田は当初色仕掛けで伊集院の隙を誘おうとするも、あまりの低脳さと空気の読めなさに呆れかえった彼に容赦なく胸を引き千切られて、口にねじ込まれた苦痛の梨で口内をズタズタにされる。
ここに来てようやく伊集院が本気で自分を殺すつもりだと悟り命乞いするも、もはや反省の言葉を吐くには遅すぎた。担任に言われてるうちに更生しときゃ良かったな。
なお彼女が属していた不良グループは「はしゃぎ過ぎた」事で既に獅子王組に目を付けられており、北田以外のメンバーは全員伊武と井上に海へ沈められた模様。
仮に伊集院に見つからなかったとしても、どのみち彼らに未来は無かったのだ。
余談の余談だが、この回は公開許可が中々下りず内容を大幅に削らざるをえなかった事を公式側が伝えている。
男を異常なまでに憎悪して女性権利団体と称したテロ集団を結成、大阪のとある子ども食堂の食事に農薬を混入させて子供を死傷させたミサンドリストの女・上杉佐奈子に対し執行。
まず食べ物の有難みを腹の底まで思い知らせるべく、ブレストリッパーで乳房を引き千切ってから数日間水だけで過ごさせた(+伊集院はその横で堂々と高級料理を食べるおまけ付)。
当然それは前座に過ぎず、どんな外道にも食べ物を与える「外道食堂」(どんな名前だ)の店主に扮した流川が上杉に優しく食事を与える……が、その料理には農薬がたっぷりと混入されており、上杉は自分の所業をそっくりそのまま味わわされる事となった。しかし極限状態の上杉は農薬入りと分かっていても食べるしかなく、最終的に中毒死した。
今回事件の起きた子ども食堂は天王寺組のシマにあり、その縁から戸狩と千堂が協力。
その際に戸狩は協力の代わりに食事を奢ってくれるよう茂夫に頼み、快諾された(戸狩『言ってみるもんやな……』)事でミサンドリー女たちとその護衛を殲滅。全てが片付いた後は全員で子ども食堂で夕飯を摂るのだった。
ネクロフィリア(死体性愛)を拗らせた挙句、女性を攫っては身体の一部を剥ぎ取って「ファムファタール」を作っていた法医学者・半妙に対し執行。
内容は至ってシンプルであり、鉈で罪人の身体を切断して他人のパーツ(動画では半妙に雇われていた半グレのものを使用)を瞬間接着剤でくっつけるだけ。当然ながらまともに機能するわけもなく、激しい拒絶反応で苦痛にのたうち回る事となる。
被害者の保護と半グレの掃討には株式会社モーリーのおにぎり屋・鶴城が協力。拒絶反応で嘔吐しながら命乞いする半妙に対し茂夫は例によって「俺は今、芸術作品を作ってるんだ」と返して拷問を続行、最終的に半妙は全身の穴から紫の何かをぶちまけて狂死した。