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武器商人(バイオハザード)

登録日:2026/09/08 Tue 21:47:00
更新日:2026/09/28 Mon 21:24:40
所要時間:約 6 分で読めます




Gotsomethin' that might interest ya'.(いい武器があるんだ)

武器商人とは軍隊や国家などの武装組織に兵器や軍需品を販売及び仲介する個人や組織を指す。
本項目ではバイオハザード4及びバイオハザードRE:4に登場するキャラクターを記載する。

CV:ポール・メルスィエ(4*1)、マイケル・アダムスウェイト(RE:4英語版)、千葉繁(RE:4日本語版)

目次


人物


全身黒いコートを着て黒いフードを被り、口元は紫色の布で覆っているため、目元くらいしか人相が掴めない怪しさ満点の男。背中には大きなリュックを背負い、指抜きグローブを嵌めている。
前開きのコートを開くと名は体を表す通り、内側に大量の武器弾薬がぎっしりと詰まっており、レオンに対し取引を行う。

レオンの事はstranger(ストレンジャー)と一貫して呼んでいるが、直訳で余所者という意味合いのこれは日本語でお客さんというニュアンスに近く、要するにお得意さんと最初から見込まれているのである。
実際プレイヤーとしても取引しない理由は無く、不要な弾薬やアイテム、果ては貴金属類をペセタに換金できる一方で、多数の武器を武器商人経由で購入・改造する事ができる。ただし、これ見よがしに見せつけてくる弾薬だけは購入できない。

暗い所では目が橙色に光っており、正体はガナードである可能性が高い。
レオンに対しては敵対せず、村長や城主、教祖といった支配種プラーガを宿した連中と同じく会話ができる。
ちなみに通常ガナードはウジのわいた腐ったものを平気で食っている描写が序盤から終盤まで一貫してあるが、武器商人はちゃんとしたバナナを皿の上にのせている*2などこの辺も分別がある。
従属種プラーガを宿した人間(=ガナード)は基本的に知能こそ人間から引き継がれるものの、情緒は寄生している虫そのものであり、アリや蜂のように余所者に対しては本能的に敵意を剥き出しにする特徴がある。
そのため、初対面からフレンドリーな武器商人達はガナードとしてはイレギュラーな存在と言える。

「RE:4」ではCV:千葉繁の怪演もあって口達者であり、取引では煽て上手で軽快なセールストークを繰り出す陽気な性格であることがうかがえる。
武器商人の象徴的な台詞「ウェルカム」「ストレンジャー」はちゃんと日本語でも言ってくれる。なお、台詞は同じでもイントネーションが異なるものも存在しており、例えば同じ「ウェルカム」だけでも8種類のボイスが存在する。
多少人物背景が深掘りされており、ラモンをサラザール家の面汚しと蔑視し、ロス・イルミナドス教団を忌まわしき教団と呼んでいる。また病に倒れた仲間のためにクサリヘビを食べさせてやりたいと思う気持ちや、ノビスタドールにやられた仲間を追悼するなど仲間意識がある側面が描かれた。
なお、原作とは異なり目は橙色に光らなくなっており、ガナードであるのかどうかは原作以上に曖昧になったと言える。

劇中での活動


本作の主人公レオン・S・ケネディが、大統領の娘であるアシュリー・グラハムを捜索すべく辿り着いたヨーロッパ地方の片田舎で出会った。
初対面の彼に対し「こっちだ」と声をかけ、対面するとすぐに武器の売買を持ちかけてくる。

以降レオンの向かう道中で度々姿を現すのだが、実は全員が同一人物ではなく、そっくりな別人。*3
なので初対面時のようにポツンといる奴や、多数の木箱などが置かれた集積所のような場所にいる奴、果ては小屋を構えて中にいる奴もいる。
「4」ではレオンからの攻撃で一撃死してしまうが、死亡してしまうとその周回において同一人物が配置されているエリアに武器商人は登場しなくなってしまう。なので悪戯心があっても武器商人を攻撃するのはメリットが無く、ただただリスクを背負ってしまうので注意。
「RE:4」では無敵化しており、そもそも銃器で狙いをつけようとすると強制的に構え解除がされてしまうし、爆発属性の武器や卵の投擲では怯むだけになった。

レオンと売買取引を行う一方でそれ以上の支援は行わず、かといってガナードにも肩入れしない中立的姿勢を貫く。
なので武器商人がいる場所にガナードが侵入できるエリアだとしても、ガナードは武器商人を襲わない(ダイナマイトの爆風などガナード同士も巻き込む攻撃はあたる)が、
武器商人はレオンを助けもしない。*4

ただし、『RE:4』では依頼の内容からもわかる通り教団及びその信奉者達と明確に敵対しているようで、同じく教団に敵対しているレオンに対しては客であると同時に仲間意識も少なからず抱いているような言動も多い。

武器商人のいる場所には青白い炎(『RE:4』では紫色)の灯した燭台が目印となっており、遠くからでも視認できる。
大体は露店方式でコンパクトに店を構えているが、『RE:4』では村、古城と孤島にそれぞれ本格的な大型店を有しており、それらには射的場も併設されている。

武器商人とできる事


購入

武器商人からは武器・アタッシュケース・宝の地図などが購入できる。
また自分が一本も所持していない制限ではあるが救急スプレーが置かれる事もある。
マグナムなどの拘りがある武器は選択時に説明する台詞が付くほか、ロケットランチャーなどの高火力武器は「反則だ、反則」と若干メタな台詞を入れてくる。
ちなみに初登場時から見えている弾薬類は販売してくれない。
「RE:4」では特定チャプターだけ武器価格の割引や、弾薬レシピやカスタムパーツの提供などバリエーションが増えた。

売却

不要になった武器・弾薬・アイテム・貴金属(宝)を売り払える。
単価10,000ptas以上のものは売却選択時に専用の台詞が付く。
組み合わせができる宝は単体よりも高く買い取りをしてれる*5が、さすがに肥溜めに落ちたものは金額が大幅に減額する。

改造

所持・購入した武器をお金(ペセタ)を支払う事で威力・装弾数・リロード速度・連射速度などが改造できる。
ただしロケットランチャーや手榴弾などの使い捨て武器は改造できない。
それぞれの武器を最大限にまで改造すると限定仕様に改造ができる。これを行うと威力の底上げ、弾数無限、装弾数の増加など様々な恩恵を得られる。

また「RE:4」ではナイフやアーマーが損耗するようになったので修理が可能。
隠し武器の「プライマルナイフ」に限り、限定仕様にすることで耐久値無限となる。

依頼・トレード

武器商人から提示される依頼を熟す事で、専用のボーナスが受け取れる。
「4」では青いコインを10個破壊する事でパニッシャーがゲットできた。
「RE:4」ではそれ以外にネズミ狩りや特定アイテムの売却、強個体の撃破、サラザールの肖像画に卵を投げつけるなど数が大幅に増えている。
さらにトレードという機能が追加され、旧作では換金アイテムだったスピネルを用いて特定アイテムと交換できるようになった。

ミニゲーム

一部の場所にいる武器商人の近くにミニゲーム専用のエリアがある。
そこで射的をし、ハイスコアを獲得する事で「4」だとボトルキャップが、「RE:4」だとトークン(コイン)が貰える。
トークンは付近のガチャに使用でき、出てきたチャームをアタッシェケースに付ける事で特殊効果を発動できる。


余談



  • 4の物語の終末に武器商人たちがどうなってしまったのかは不明。
    オズムンド・サドラーが討たれた時点で支配種プラーガが全滅してしまったため、全てのガナードは機能を保てなくなり、完全に沈黙している。
    明確に描写はされていないが、武器商人たちがガナードなのであれば、おそらくは同様と思われる。
    一方で、武器商人たちはそもそも支配から脱して独立した精神を持っているため、支配種がいなくなっても活動は可能なのかもしれない。
    結局、その支配構造や支配種が消えた顛末、正体そのものについてすら公式からは一切の描写がない、バイオハザード史に残る謎の一つになっている。


「追記・修正は無計画に」だ

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最終更新:2026年09月28日 21:24

*1 レオンと兼役

*2 デルラゴの湖から直接行く洞窟の店、カウンターの向かって右に存在。

*3 RE:4の台詞では「オレ"たち"が保証する」というものがあるように、ある程度分かりやすくなった。

*4 そのうえガナードが近くにいると会話すらできない。

*5 RE:4では組み合わせによって起こる金額変動が表示されるようになった。