武器(バイオハザード4)

登録日:2011/11/10 Thu 11:05:36
更新日:2024/04/08 Mon 10:14:56
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バイオハザード4』はシステムの違い等から、従来のシリーズ作品と違って武器の種類が非常に豊富になっている
その為バイオ4の項目内では武器の説明が収まり切らないので、この項目で武器の説明をする。
2023年に発売された『バイオハザードRE:4』の武器についても随時こちらに追記する。


武器の改造について

本作では商人から武器を購入・改造することが出来るようになり、これまでの作品に比べて、プレイヤーの火力が圧倒的に上昇した。
これは本作からゲームシステムがTPSに変わり、敵の絶対数が増加した為に今まで通りの武器設定ではザコ敵の集団と渡り合う事すら難しくなったからである。
また、武器を限界まで強化すると、さらに限定仕様という強力な改造を施せる。詳細は各武器の項目にて。
ナイフ及び各種手榴弾は強化の対象外……だったが、RE4ではナイフが強化対象となった。

武器の紹介


ハンドガン

最もサイズが小さい武器。
威力も他種と比べて低いが、弾薬入手の機会が固定・ランダムともに多く弾切れの心配が少ないのが長所。
通常はハンドガンを使用し、状況に応じて他の武器に切り替える…という立ち回りが戦闘の基本となる。
ハンドガンの弾を使用。箱によると口径は9mm。

RE4のハンドガンを無印のそれと比較してみると、
1.ハンドガン=無印:2.0、RE4:2.0。攻撃力は据え置きだがそれ以外の性能が全体的に低下。
2.パニッシャー=無印:1.9、RE4:1.91。同じく攻撃力以外が全体的に弱体化。ただし初期ハンより改造費が安くなった。
3.レッド9=無印:3.7(6.5)、RE4:2.7(4.07)。火力を中心に弱体化したがサイズとリロードが無印から改善された。
4.ブラックテイル=無印:3.2(4.5)、RE4:2.4(3.6)。サイズこそ改善されたが全体的に弱体化し、特に装弾数が激減。
5.マチルダ=無印:2.5、RE4:2.0。装弾数以外が弱体化。その装弾数も限定仕様の効果が無印より低い。
………と、こんな感じでハンドガン全般が大なり小なり弱体化傾向にある。

  • ハンドガン(H&K USP)
バイオ定番の武器その1。
アイテム説明は「標準的な9mmハンドガン」で、後にシルバーゴーストと名付けられた。もっともファンの通称はもっぱら「初期ハン」。
ただの初期装備のハンドガンだが、過去作の初期ハンドガンに比べるとその性能は雲泥の差と言える優秀な拳銃。
性能自体は控え目だが改造費が安く、改造可能になるタイミングが早いため、資金不足な1周目では最後まで使い続けるのも充分に戦略の内。
限定仕様ではガナードへのクリティカル率が5倍になり、エイムが上手い人ほど化ける武器となる。
更にこの効果はハンドガン装備中のナイフ・体術に対しても適用されるため、AIMさえ確かならガンガン敵を即死させられる。
特に耐久力の高い寄生体ガナードを倒しやすくなるメリットは大きい。狙いやすいVR版なら面白いくらい敵の首が飛ぶ。
ただ本作のクリティカル発動の前提条件は、「普通のガナード相手の頭部(防具には当ててもダメ)に攻撃を当てた場合」
よってガナード以外はもちろん、チェーンソーやガトリングといった強敵ガナード、後半に多い兜やヘルメットなど無意味の敵も多いので注意。
ちなみにウェスカーの物はサイレンサー付きで、発砲音がせず遠くの敵が寄ってきにくいという仕様。
敵をガンガン倒したいマーセの仕様を考えるとスコア的にはミスマッチだが、音が出る方が良いという人向けにサイレンサーだけ取り外せるので安心。
その場合は大抵他のアイテムと入れ替わりで捨てられる。

『RE4』:SG-09R
レオン専用のカスタムが施されたハンドガン。MUPの基礎設計のままに素材再選定と精密加工による性能向上を実現した。
RE4ではSG-09Rという、同じくH&K USPがベースとなるカスタムハンドガンとして登場。
多少性能は下げられたが使い勝手は無印と概ね同じであり、限定仕様でクリティカル率が5倍になる点も同様。
また、アタッチメントのレーザーポインタを装備する事で、狙った場所にブレなく正確に撃てるようになる。
そしてその平凡な性能から、レッド9やブラックテイルに乗り換えられてしまう点も同じ。無印より若干重い。
無印の改造費はレッド9より10万近く安かったが、今回は無印ほど安くないため、あまり選択肢には入らないだろう。
だが逆に言えば癖が少ないうえ、本作のクリティカルはダメージ2倍の効果も備え有用性が増している。
そのぶん発生率5倍の恩恵は大きいので、数値だけに振り回されず使うのもOK。クリアには十分な性能がある。


  • パニッシャー(FN Five-seveN)
ハンドガン系で唯一、貫通性能を備えたハンドガン。「Punisher」とは『罰する者』を意味する。
アイテム説明は「敵2体まで風穴をあけることができる9mmハンドガン!」
説明の通りザコ敵を2体まで貫通する事ができるため、盾持ちなどにも安定してダメージを与えられる。
……しかし、ライフルなど他に貫通性能を持つ優秀な武器がある上に、威力がハンドガン中最低な為なかなか使いづらい。
最大まで改造しても1.9とマチルダLv3とどっこいの威力。僅かに初期ハンより装弾数で勝るが…。
メリットが少なく単純な性能は低く、貫通特性を活かせない状況ではハンドガン中最弱と言っていい。
逆に言えば敵が並ぶ状況を作れれば効果は2倍になるので、プレイヤーの技量に左右される武器。
狭い通路で大量の敵に襲われやすく、しかも盾持ちもいる古城では重宝するかもしれない。
限定仕様に改造すると貫通できる敵の数が2体→5体に増えるが、そもそも一直線に敵が5体以上並ぶ状況自体が少ない。
そういった状況であればライフルや手榴弾で片付けた方が楽…というこちらも残念感の漂う性能。
なお、この銃は序盤で青コインを10枚以上撃つと商人からタダで貰える。
さらに全15枚を撃っていた場合は性能が1段階強化されたものを貰えお得。改造費も高めなのでありがたい。
この状態なら無改造初期ハンドガンの完全上位互換であり、レッド9やブラックテイルまでの繋ぎとしては役立つ。
また、ショットガンを所持できないエイダ・ザ・スパイでは持ちを処理する際の要になる。

『RE4』
貫通性能に優れるハンドガン。サイドアームとして設計開発されており、短い銃身と低射撃反動で扱いやすい。
序盤でスピネルとの交換物品にラインナップ。限定仕様の効果は無印と同じ「貫通数が5体にアップする」。
また、SG-09Rと同じくレーザーポインタを装備する事で、ブレが殆どない正確な射撃をできるようになる。最も癖が少ない。
RE4ではプラーガCがガナードの背中に張り付くようになった他、敵の出現数も増加したため、貫通性能を活かせる場面が若干増えた。
性能自体はSG-09Rより全面的に上だが、あちらのクリティカル率5倍に対し貫通5体はやはり微妙な効果と言わざるを得ない。
複数の敵を攻撃できる状況であれば、パニッシャーを使うよりもいずれかのショットガンを使う事が殆どだからである。
木の盾は貫通できても鉄の盾や鎧は貫通できない、LE5も同じ限定仕様効果を持っているという点も足を引っ張る。
そもそも無料入手だった無印に対し、今回は貴重なスピネルを5個も消費する。(恐らくこれが一番のネック)
一応、限定仕様込みでも「改造費がSG-09Rより安い」という特長があるので、節約のために使うのもありかもしれない。
プラガ・アラニャを背中のプラーガごと撃ち抜いて、俊敏な寄生状態を手軽に解除するといったことも可能。
更にRE4は怯み耐久が高くなっているので、並んだ敵の被弾アクションを引っ張り出せるのは便利。牽制用として割り切ろう。
また、視点移動やレオンの移動でレティクルが全く開かないという特性があり、膝撃ちからのメレーに最適。

エイダ編『SEPARATE WAYS』では、武器商人がカスタムを施したという触れ込みのパニッシャーMCを購入可能。
無印版と比べ威力の伸びが改善されているのでマトモな性能になった。
…しかし、同じく強化されたブラックテイルACが優秀なこと、貫通性能もあまり活かす場面が無いこともあり、通常の攻略では買い換えてまで常用するかは微妙なところ。
ただしナイフ・ハンドガン縛りの攻略においては、特にリヘナラドール戦でその貫通性能を活かす機会が生まれる。


  • レッド9(マウザーC96)
レトロな見た目の威力特化型ハンドガン。ハンサムなプーこと、ルイスが使用する。
アイテム説明は「標準より威力の高い9mmハンドガン!」
他のハンドガンに比べて高い威力が特徴。高威力ということは敵を少ない弾数で倒せるということであり、弾薬の節約にもなる。
限定仕様では威力が3.7→6.5と更にパワーアップし、無強化のセミオートライフルに迫るダメージを出せる。
ストックを装備すると手振れが減少し、敵の頭部を狙いやすくなるためさらなる威力アップが期待できる。
もっとも、威力以外の取り回しはハンドガン中最低レベルのうえに他のハンドガンに比べてサイズが大きく収納場所を取る。
しかもストックを装備しないとブレやすい(Wiiのヌンチャクスタイルを除く)、低難易度だとやや火力過剰、などの欠点も多い。
実用性のあるロマン武器といったところだろう。

『RE4』
高い威力を誇るハンドガン。弾薬の混用防止のためグリップに赤色で大きく「9」が刻印されている。
6.5だった限定仕様の威力が4.05になるというまさかの弱体化が施された。
サイズこそ大半のハンドガンと同じ大きさに改善されているが、相変わらずストックがないと手ブレが激しい。
しかも威力が下がったのに連射が効かない、リロードに時間がかかる、ストック必須などの面も改善されていない。
…と、こう書くと微妙な武器のように思えるが、レッド9の真価はストックを装着した時にある。
ストックを装着すると射撃時の反動が劇的に小さくなり、連射しても照準がほとんど跳ね上がらなくなる。
これに加え、ストックの装着には「レティクルを素早く絞れるようになる」という追加効果がある。
レティクルを絞ると命中精度が向上する他、敵を怯ませやすくなって体術に繋げやすくなり、クリティカル率も上昇する。
これらと持ち前の高火力が合わさり、他ハンドガンよりも段違いに敵を怯ませやすく、積極的に体術を使用できるようになる。
この優れた怯ませやすさは、敵の耐久力が高い高難易度のハードコアやプロフェッショナルで特に実感する事になるだろう。
欠点としてはストックのサイズ分ケースが手狭になること、そして貴重なスピネル9個という決して安くない値段。
良くも悪くもストックの有無で使い勝手が大幅に変わるため、使うならストックも一緒に、を覚えておこう。

上記のように、RE4では全ハンドガンが何らかの下方修正を受けており、弱体化は別にレッド9に限った話ではない。
どのハンドガンも一長一短があるので、攻撃力の低下だけを見ず、しっかりと特徴を把握して使い分けよう。


  • ブラックテイル(スプリングフィールドXD)
1周目のハンドガンの中では最後に買えるようになる総合性能重視の銃。
アイテム説明は「最も安定した9mmハンドガン!」で、本編でのエイダも愛用する。
ハンドガン中2位の威力を持ち、装弾数もマチルダを除けばNo.1。フル改造すれば連射速度、装填速度もNo.1になる。
更にはエイム時の照準移動速度も速いという特性も持っており、正に高品質の名に相応しい性能を持つ。
限定仕様は威力が3.2→4.5に上昇。非常に高い連射性能も相まって、限定仕様時にはレッド9を上回るDPS・マガジン火力を発揮するようになる。
要するに高威力の弾を高速でバンバン撃てるという事である。その分弾薬の消費は激しくなるが、ハンドガンの弾は手に入る機会が多い。
特にマシンピストルやセミオート銃等の装弾数の多い武器を使っていると、ハンドガンの弾は意外と余りやすい。
手持ちの武器にもよるが、案外撃ちまくっても問題は少ない。ただし、改造にかかる費用が多く改造可能になるタイミングが遅いのが欠点。
1周目だと中盤は改造した初期ハンドガンに威力以外は負けてしまう(問題なく使える範疇ではあるが)。

『RE4』
ストライカー方式のハンドガン。突出した個性を感じないほど、全体において高い水準の性能を誇る。
依然としてリロード速度と連射性能がハンドガントップ、同じく威力も限定仕様なら3.6とレッド9に次ぐ。
しかし装填数が以前の半分以下、レッド9より少ない最大13発に激減してしまい、無印のように撃ちまくる使い方はできなくなってしまった。
その代わり今作ではサイズがたったの4マスという、最大にして新たなアドバンテージが与えられている。
一方でレーザーポインタを装着できず、レッド9やマチルダのようにストックを取り付ける事もできない。
そのため使いやすさはオプション装備込みの他ハンドガンに一歩及ばないが、銃器単体の総合性能とサイズを重視するならこちら。
武器商人からも一番にはなれないが優等生と評される、正にその通りな性能。最速の装填速度でDPS・制圧力は非常に高い。
ハンドガン以外の武器をメインウェポンにしているなら最適解だろう。

エイダ編の『SEPARATE WAYS』では、エイダ自身がカスタムを施したブラックテイルACというハンドガンが標準装備として登場。
素体威力は通常の物より劣る代わりに改造費用が低コスト化し、最終的な火力は同水準になるので実質改良型と呼べる。


1周目クリア特典のハンドガン。アイテム説明は「3点バーストが可能な9mmハンドガン!!」
3点バーストを搭載している上、元々の連射速度が速いので使用感はマシンピストルに近い。
瞬間火力こそ高いが、上記の特性のせいで弾持ちが凄まじく悪いのが難点。
ボタンちょん押しで単発が可能だが、連射性能が高いせいで難しく二発撃ってしまう事が殆ど。
勿論コツを掴めば息を吸うように一発づつ撃てるようになる。
単発と3点バーストの使い分けが出来て初めて本銃の真価を発揮出来る。と言うかマシンピストルの代用と考えた方が良いかと…。
ついでに左右への素早い方向転換テクである60°ターンもできない。
最初からストックが付いており手振れも少ないものの、その分多くのスペースを必要とする。
限定仕様は装弾数が100にUP。それでもすぐ弾切れする。ちなみに改造費は意外と安かったりする。

上記のようにマシンピストルの代用にも使える。
ハンドガン系の武器しか持ってないとハンドガンの弾がどんどん出る仕様*1を生かせばバンバン撃ちまくれる。
マチルダ(主砲)とパニッシャー(対盾持ち)あたりだけ持ってごり押ししていく手もありかもしれない。

ちなみに、この銃は『2』のカスタムハンドガン*2をそのまま再現したもの。
スペシャル1衣装(『2』時代の服)も含めた一種のファンサービス。今作以降も「マチルダ」という愛称は度々登場する。

『RE4』
ポリマー製フレームのハンドガン。専用のストックを装着することで、高威力な3点バーストが可能になる。
今回は1周目から使用できるようになり、購入ではなくスピネルと交換して手に入れる。
本体とストックで別売りされており、本体だけではただのハンドガンだが、ストック装備で3点バーストが可能になる。
瞬間火力は随一だが弾の消費が激しく、旧作以上に弾が枯渇しやすいリメイクにおいては詰みかねずやや不安要素が残る。
また最大の問題はハンドガンとしての性能云々よりも、ストックと合わせて22個ものスピネルを要求される事であろう。
1周目でこれを入手するよりは、もう少し足してチケットを入手した方がよく、やはり使用は2周目からになってしまいやすい。
ただし、「ハンドガンとナイフのみ使用」という条件のレコード、「ミニマリスト」を達成する際にはネコミミで無限弾化したこの武器が輝く。
むしろネコミミ無限弾以前で運用するのはあまりオススメできないとも言える。DPSは間違いなく最高なのだが…。


対バイオテロ装備としてフルカスタムされたハンドガン。汎用性、確実性、安定性を高い水準でまとめ上げた。
RE4で新たに追加されたハンドガン。レオン自身が発案・製作を依頼した拳銃。
元々は設定上バイオ6にてレオンが所属する組織「DSO」が彼のために制作したカスタムハンドガンで、東京マルイとのコラボ商品も発売された。
にも関わらず6ではレオンはセンチネルナインを使用せず、3DCG映画「バイオハザード ヴェンデッタ」にてようやく登場した。
そのため本武器が誕生から実際ゲーム内に使用できるようになるまで実は十年の時も経っていた。
ただし上記の通りバイオ6の年代に開発された銃器なので、本来なら本作の年代の時点では存在すらしていない代物である。

デラックスエディション購入時の特典で、初期ハンドガンであるSG-09Rと比べると連射力と装弾数に優れる。
一方でリロード速度は遅めである他、初期状態同士では勝ってた威力もフル改造時点ではSG-09Rに僅かに負けてしまう。
限定仕様はクリティカル率5倍。これもSG-09Rに同じ。トータルの最終性能でいえばブラックテイルなどに劣る。
ただし装弾数の多さからくる連射力はマチルダとは違った強みを出しやすく、敵の多い全編を通して扱いやすい。
また、上記2丁と同様にこちらもレーザーポインタを装備可能。おかげでクリティカル5倍を最大限に活かせる。


ショットガン

複数の敵を巻き込める散弾銃。敵に囲まれた時やハンドガンでは辛い敵に有効。
敵を怯ませて隙を作ったり、ガナードの木製盾を破壊したり、動きの速い敵にぶっぱで当てたりと利用範囲は広い。
6メートル以内と以降で2つの威力テーブルがあり、当然近距離の方が威力が高い。近距離戦向きの武器と言える。
1回の射撃で複数の弾が発射され広範囲の敵に命中するが、与えるダメージは1回のみというシステム。何発当たってもダメージは大きくならない。
弾はレーザーポインタが当たっている部分には1発が必ず当たり、それ以外は一定範囲にランダムに当たる*3
また、レーザーポインタ部の弾以外はアシュリーには当たらないため、味方を巻き込む危険は他の武器と変わらない。

RE4ではレーザーポインタが無くなりレティクル照準になったので、必然的に敵との距離はおろかアシュリーを巻き込まないよう注意する必要がある。
また、リロードの強化項目も単純な時間ではなく銃本体に何発ずつ弾込めするかに変わっており、装填数と現在の残弾数でリロード時間が変動する仕様に。*4
装填数ばかり強化した上で、撃ち尽くしてからリロードをしようものなら、笑えないレベルでフル装填まで時間がかかるので、性能強化のバランスには気を遣おう。
なお集弾性能の数値とレティクル(照準マーク)の形状で大まかな散弾の広がり具合を示している。
()型のレティクルの開きがとても大きいストライカーで壁を撃つと、異様に横に広がって残る弾痕が確認できる。
ちなみに今作では各ショットガンの攻撃力が上方修正されており、総じて無印より高火力に調整されている(当然バグは修正されている)
ただし原作は散弾が1発当たるだけで表示通りのダメージが出るので、原作の方が敵が多い状況で有利に戦えていたとも言える。
弾薬はショットガンの弾。箱によると12ゲージ。

  • ショットガン(レミントンM870)
最初の村で拾えるバイオ定番の武器その2。チャプター1-1の広場にある民家の2階に飾られている。
アイテム説明は「標準的なポンプアクションのショットガン」。序盤から中盤にかけて長く使える頼れる相棒である。
限定仕様は遠距離での威力が2倍になる。が、遠近共に限定仕様ライオットガンより威力は低い。
なお基本性能はショットガン中最低。ただし改造費が安く、改造可能になるタイミングが早いのが特徴。
しっかり強化すれば終盤までライオットガンを上回る性能となる。
一方で限定仕様状態ならライオットガンのほぼ下位互換であり、拘りが無ければ2周目以降は使う機会は無いだろう。
エイダ編では完全に別物のショットガンであり、ソードオフ化(銃身が短くなる)が施されている。
VR版では射撃時に手動コッキングの必要がある。リロード時は弾薬を1発入れれば全弾リロードされる謎仕様。
もっともこれは全ショットガン共通だしもっと言うと2D版からたった数発で全弾リロードされる仕様なのだが…

『RE4』:W870
ポンプアクション式のショットガン。頑丈なスチール製の機関部をそなえ、操作性の高さや堅牢さから普及している。
今回はRE2と同じ名称で登場。入手場所は変わらず、通常強化の範囲での総合性能は他のショットガンよりも低い。
しかし限定仕様の効果がなんと攻撃力2倍であり、ライオットガンを超えてショットガン最大火力になる
ただ連射速度が系統内で最も遅いため、総合的な性能では決してライオットガンに勝っているわけではない。
あちらは集弾性能が高く火力で一歩劣り、こちらは火力が高いかわりに集弾性能はそこそこレベルである。
改造費の安さやタダで手に入るアドバンテージも含めれば概ね一長一短であり、どちらが良いかは好みだろう。
無印では僅か8.0だったが、今作では限定改造せずとも10.1、限定改造すれば先述の通り一気に2倍である。
至近距離で撃てばガナードをほぼ一撃で倒す事ができ、非常に心強い武器となった。

『SEPARATE WAYS』:W870 ソードオフ
近距離戦闘に特化したショットガン。銃身を切り詰めることで、接近戦での取り回しを良くしている。
エイダ編『SEPARATE WAYS』では、銃身を切り詰めたソードオフタイプのモデルが追加。
外見は『RE2』におけるパーツ未装着のW870とよく似ているが、フォアグリップが垂直のタクティカルグリップになっているのが特徴。
通常版と比べると必要スペースが削減されているのが特徴だが、その分集弾性が低く*5(スカルシェイカーと同等)遠距離戦闘には向かない。
他の点を見ても、装弾数・限定仕様込みの威力ともに通常版W870よりも低く、全体的に本編の後発ショットガンと比べると性能は見劣りしがち。
とはいえ、『SEPARATE WAYS』では唯一のショットガンなので文句は言わないようにしよう。

  • ライオットガン(ベネリM4)
城に入った時点で買えるショットガン。ポンプアクション式で照準移動速度がショットガン中最も速い。
アイテム説明は「遠距離射撃にも有効なポンプアクションのショットガン!」
また、他のショットガンは遠距離での威力減退が3分の1だが、ライオットガンは2分の1で済むという特性がある。
しかし、わざわざ初期ショットガンから買い換える利点が薄く、後のセミオートショットガンが非常に優秀なので注目されることは少ない。
更に同タイミングで買えるようになるセミオートライフルとマインスロアーも非常に優秀…などの理由でスルーされることが多い不遇な子。
…しかしながら、それはこの銃を従来のショットガンと同じ使い方をしていればこその感想。
ライオットガンの長所はどんな距離でも広範囲に高威力であり、限定仕様は威力が8.0→10.0にUP。
さらに遠距離での威力減退が20%に軽減され、遠距離でも8.0というライフル並の高威力を持つショットガンに化ける。
だが、この仕様は説明文に詳細が記載されていないこともあって、あまり知られておらずそこはやっぱり不遇。
…だが、いざ使ってみると数値通りの圧倒的な攻撃力に驚きを覚える筈。ただしショットガン系の特徴である筈の散弾の拡散範囲は狭い点には注意。
それと引き換えなのかわざわざ(・・・・)「遠距離射撃にも有効」とうたっているだけあり、ショットガン系では最も直線での射程が実は驚く位に長い。
こうして見ると、現実世界のショットガンに幾分か近い性質…と言えるかもしれない。
スコープの類は無いので自分で目算する必要こそあるものの、使おうと思えばライフルに近い感覚で使うことも可能。
むしろ威力と射程を考えればライフルに散弾のオプションが付いたと言った方が正しいか。ただし貫通性能はないのでそこは注意。
また、取り回しも軽いのでセミオートショットガンよりヘッドショットもしやすく、限定仕様にしてるのなら総合的な攻撃力では上回っているとさえ言える。
ただし、限定仕様にしない場合はセミオートショットガンのほぼ下位互換。
そのため上記の長所を活かし切る為にも使用の際は絶対に限定仕様にしたい所だが、改造費がかなり高額だったりする。
しかも1周目では改造内容の関係で孤島の武器商人に会うまで強化した初期ショットガンの下位互換になってしまう。使いたいなら2周目以降がおススメ。
しかしこの武器は何といっても見た目がカッコいいので少々弱くても我慢する人もいるようだ。
実際、上記の長所を理解しているプレイヤーならば殆どの場面をライオットガンで間に合わせてしまえる位だし。
ちなみにデザインは初代バイオハザードのリマスター版でリチャードの持っていた装備と同じ。

『RE4』
セミオートマチック式ショットガン。イナーシャシステムの採用により、射撃反動を抑え、高い連射性能を実現する。
入手時期が前倒しされ、ゲーム中盤の村の段階で購入可能になっている。
実銃同様にセミオート化し使い勝手が大幅に向上。外見はリチャードのものから大きく変更され、性能も高く扱いやすい。
集弾性能の高さにより突破力に優れ、威力もそれに似合う数値なのでトータルではトップクラスに強い。
特に威力は限定仕様で1.5倍になりストライカーを超え、連射速度も考慮するとカテゴリ中最強の火力を発揮できるように躍進した。
一方で集弾性能が高いあまり、一対一には強くても集団戦はやや苦手なため、バランスを取るなら上記のW870をチョイスしよう。

  • セミオートショットガン(RDI ストライカー12)
最後に買えるようになるドラムマガジンのショットガン。
アイテム説明は「連射が早く より広範囲に弾が広がるセミオートショットガン!」。
乱射するショットガンという事でとんでも武器と思われがちだが、AS12やAA-12等、実はそこまで珍しいものでもなかったりする。
弾数・威力・収納サイズと3点全てが優秀な優良武器。そこそこ強化したショットガンから買い換えても勿体なさを感じない程。
また遠距離威力も元の威力が高いので通常のライオットガンと互角なほど。連射性能や構える速度もショットガン最速。
限定仕様は装弾数が28から100にUP。圧倒的な弾数であり、ショットガンの弾を全部この武器のカートリッジ内に入れれば収納スペースがさらに節約できる。
また、戦闘中にリロードする必要も無くなる。複数の敵にダメージを与える・吹っ飛ばす・咄嗟の早撃ちという点では極めて優秀。
だが散弾の拡散度合がショットガンで最も大きいので、広範囲の敵を巻き込める半面、中距離以降では高い効果は望めない。
本銃は腰だめ撃ちなので咄嗟のヘッドショットがしにくい点にも注意。
また、バイオ4を代表するバグとして有名な
“セミオートショットガンを装備してから構えかける前にメニューを開いて別の武器を装備させる”ことでレオンの動きが高速化する
…という通称“セミショバグ”を起こせる武器としても有名。
あくまでも移動を速くするだけなので使い途は限られるのだが定番の裏技として愛されており、RTAなんかでもお馴染み。
また、この際に他の武器を使ったりすると武器(特にライフル)の挙動がおかしくなったりもする。
VR版では唯一片手運用が可能なショットガン。ハンドガンと合わせて二丁拳銃プレイは火力が高く、VRのメリットを享受できるステキ仕様。
ただし流石に上述のセミショバグはオミットされている。

『RE4』:ストライカー
セミオートマチック式ショットガン。回転式弾倉を採用することにより、コンパクトさと装弾数の多さを両立する。
今作では「ストライカー」名義で登場。
性能面では無印とは正反対で、初期性能や通常強化時点ではカテゴリ中最強の威力を誇るが、逆に限定仕様時の威力はカテゴリ中最弱
至近距離で撃っても左右に逸れる散弾が出るレベルで拡散するので、敵が密集する状況では非常に強い一方で強敵や一対一では微妙。
適当に撃っても敵に当たるが、単体へペレットを収束させたいなら他のショットガンに比べより接近して発砲しないとならない。
限定仕様の弾数も100発から48発に落ちている他、今作では装弾数を改造しても弾薬の補充がないため、その点でも魅力は落ちてしまう。
とは言うものの連射速度は相変わらず他を圧倒する速さで、敵の数が多いRE4の環境に上手く噛み合っており活躍の機会は多い。
攻撃力も全ショットガン最弱とは言え、最大強化時の16.2は決して低い数値ではなく、むしろ無印の12.0を大幅に上回っている。
また限定仕様が装弾数2倍なので、他ショットガンと違って通常強化のみで16.2まで火力を伸ばせるというメリットでもある。
リロードは忠実に再現されており1発込めるごとにゼンマイを巻くが、このためリロード速度も非常に遅いので、早めに強化したい。

なお、アタッシュケースに装着できるチャーム*6の一種にこのストライカー*7が選ばれている。
ちなみにその効果は 「走る速度が上がる」 という、セミショバグを彷彿とさせる効果が割り振られている。


  • スカルシェイカー(ウィンチェスターM1887)
ストックとバレルを短く切り詰めたショットガン。サイズの短縮化により、取り回し性と携帯性に優れる。
RE4で追加された、クラシカルなレバーアクション式のソードオフショットガン。撃つたびにスピンコック*8する。
デラックスエディション購入の追加武器で、おそらく映画「ターミネーター2」でT-800が使用していたショットガンがモデル。
性能面では初期ショットガンの各種性能を落とした代わりに連射力を上げたといった塩梅だが、その上昇幅は微々たるもの。
しかも連射力に反し系統内で最もマガジン弾数が少なく、初期状態ではなんと たった2発 しか残弾が入らない。
更にストライカーに次ぐレベルで散弾も広がるので、頻繁なリロードが必要で継戦力が低いのに近づかないと威力が落ちてしまう。
しっかり強化しないうちは欠点が目立ち、限定仕様込みの最大強化でもライオットガン以下の威力にとどまるなど、やや扱いの難しい一丁。
ただしこれら難点を帳消しにする圧倒的なコンパクトさが特徴。アタッシュケースの使用スペースは初期ショットガンの3分の1以下の5マス
特にアタッシュケースの拡張がされていないでアイテムの収納スペースに悩むゲーム序盤では重宝する。
また、改造を重ねればマガジン弾数は6発とそれなりに入るほか、リロード速度も頻繁に入るぶん速いレベルに収まるので、サイズ込みで見た総合性能は決して低くない。
ライオットガンかストライカーを導入するまでの繋ぎとしてキープするもよし、火力に見合わぬスリムさが気に入ったなら使い続けるのも選択肢に入るだろう。

撃つ度に華麗なスピンコックをするので、シカゴスイーパーと共にスーツ衣装で持ってみるのもロマンがあって格好良い…かも。
ただしスピンコックは片手撃ちを前提としたコッキングなので、一丁をしっかり両手で扱っている本作ではやる必要がなかったりする。

スナイパーライフル

射撃時にスコープを覗き込み一人称視点となる遠距離用の武器。
高精度高威力だが連射が効かず、自分の周囲が見えなくなるデメリットがある。
弾丸は貫通性能を持ち、最低5体は貫通する。ヘッドショット時は与えるダメージが5倍になる。
ライフルの弾を使用。箱によると口径は.223(5.56mm相当)*9

RE4では銃本体にスコープは付いておらず、アタッチメントとして装備することでスコープを使用可能になる。
スコープを取り付けなければアイアンサイトでのエイムも可能。スコープ装備時の最低倍率はアイアンサイトと同じ*10なものの、操作キャラに近くなるほど物体が大きく映る仕様上、スコープを外さずに白兵戦を仕掛けるのは厳しい。
またライフルは無印と比較してハンドガン以上に弱体化されてしまっている。
敵の弱点に当てた際の威力も3倍と低下した…が、実は各クリーチャーに設定されている弱点とは別に計算される仕様。
よって明確な弱点があるタイプのボスへのダメージが跳ね上がる。


  • ライフル(スプリングフィールドM1903)
ボルトアクション式のライフル。頼もしい高威力と射程が魅力。
アイテム説明は「Lスティックでズーム可 ボルトアクションの標準的な.223口径ライフル」。
弾数がやや少ないことと、ボルトアクション式故に連射が出来ず、一発撃つごとに覗き込みが解除され狙いを付け直す必要があることに注意。
トラックの運転手やリヘナラドールの急所を盛大に外し、直後にテンパるのは誰しもが通る道。
ただし、セミオートよりスペースをとらずボルトアクション中に周囲を見渡せるのはメリットでもある。
腕に自信があるならこちらを使い続けてもいい*11
限定仕様は威力が12.0から30.0になる(最終改造のセミオートの2倍)。
VR版ではボルトアクションを実際に行わなくてはいけないので使用難易度がかなり高い。

より高倍率の追加スコープがオプションで付けられるが、場所を取る割には無くても案外困らないので割と要らない子。
下のセミオートライフルにも同じ性能の追加スコープが存在するが別物。
しかしなぜかサーモスコープは両者共通で付けられるどういうことなの。

なおリロード時にクリップを用いて装填しているが、実際のところスコープを装着したライフルはスコープに干渉するためクリップ装填できない場合が多い。

『RE4』: SR M1903
ボルトアクション式のライフル。スコープ装着を前提とした狙撃用モデルで、その射撃精度は高く評価されている。
「SR M1903」の名称で登場。威力は他ライフルよりも高いが、やはりボルトアクション故の低連射性が目についてしまう。
一応改造で申し訳程度に高速化は可能。また、リロード時は弾を1発1発込めるため、非常に時間が掛かる。
改造で2発ずつ装填→3発ずつ→…と高速化は出来るが、たとえスコープ未装備でも頑なにクリップは使わない仕様
リロードの大幅な隙は移動しながらのリロードでカバーできるが、やはりセミオートと比べても運用は難しい。
なお、M1903に限った話ではないが、今作では各ライフルの攻撃力が大幅に弱体化されてしまっている。
それがどれほどかと言うと、最大30.0というマグナム並みの威力を誇った無印に対し、RE4は何と 限定仕様にしても僅か10.6
無印では5~10倍だった弱点補正も、今作では3倍に落ちているので、終盤や高難易度だと特に火力不足を実感するようになる。
とは言えM1903はこれでもライフル最強の攻撃力なので、相対的に無印よりも実用性が増している。
また前述のようにRE4ではスコープを外してアイアンサイトでの射撃も可能なため、高い威力を活かしてある程度近距離での戦闘も可能。

  • セミオートライフル(H&K SL-8)
城に入った時点で買えるライフル。アイテム説明は「Lスティックでズーム可 連射速度の速いセミオートの.223口径ライフル」。
セミオート式の為、スコープから目を離す事なく射撃し続けられることが最大の特徴。基本性能も高いがサイズも大きい。
限定仕様は連射速度が1.83から0.80になり、怒涛の連射が可能になる。秒間火力では限定仕様ライフルをも上回るほど。
当然弾は使うが、それを補って余るほどの使い勝手の良さを誇る。単発威力とロマンを取るか、連射を取るかで使い分けよう。
VR版では腰だめ撃ちが可能。
レーザーポインターが付いていないので目測で狙う必要があるが、マーセナリーズのウェスカーはこの仕様に大助かりしている。

『RE4』:スティングレイ
セミオートマチック式ライフル。構成パーツに繊維強化プラスチックが多用され、軽量で対候性も高く、多くの国で制式採用されている。
今作では「スティングレイ」の名義で登場する。
M1903と比較して大きくスペースを取るが、連射性などの他の部分では勝っており、使いやすさはこちらの方が上。
オートマチックのため撃つたびの薬莢排出がなく、スコープから目を離さずに連続して撃てる初心者向けライフル。
ただし先述の通り今作のライフルは大幅な弱体化を受けており、このスティングレイは特に火力不足が顕著。
無印は最大15.0という十分実用に足る性能だったが、RE4だと 最大まで強化しても4.9、レッド9よりちょっと高いレベル である。
1/3以下にまで弱体化されており、ゲームの進行状況や難易度によっては、弱点補正込みでも露出したプラーガ本体を一撃で倒せない。
難易度スタンダードならさほど問題ないが、敵の攻撃が苛烈なハードコア以上では、撃破までの手数が増え苦戦させられる事が多い。
限定仕様にしたM1903なら高難易度でも寄生体を一撃で仕留められるので、エイムに自信がある人はそちらを使った方がいいだろう。
ただし弱点を狙うボス戦では一転し、上手く攻撃すれば最大9倍のDPSを叩き出せる。限定仕様の連射速度で2倍でガリガリ溶かせる。

  • CQBR アサルトライフル(M4A1)
ライフルの弾をフルオート射撃できるライフル。威力と軽便さを両立する最適なバレル長に加え、ヘビーバレル化によりフルオートの射撃精度が向上した。
RE4にて追加された武器。RE3のカルロスが愛用していた突撃銃。
今作ではなんとライフルの弾をARで連射するぶっ飛んだ仕様になった*12
単発威力は控えめだが限定仕様でスティングレイを僅かに上回り、連射すれば追従を許さないDPSを叩き出す。
弱点を撃つとダメージ3倍なのは他のライフルと同様なので、うまく扱えればマグナム系の銃以上に頼りになる性能を発揮できるかもしれない。
一方で連射できる仕様から燃費は壊滅的で、下手すると1マガジンでライフルの残弾全部撃ち切ってしまう。
もちろん狙撃にも使えるが、困ったことに実銃と違い単発撃ちには変えられないので、軽くトリガーを押しても連射してしまうじゃじゃ馬*13
総じて強力ながら非常にピーキーな武器であり、これをどう活かすかはプレイヤー次第。
ネコミミを装備すれば燃費の悪さも解消され、威力5.1の弾を高速で連射可能できる、非常に強力な武器に早変わりする。
さながら原作のシカゴタイプライターのごとき圧倒的な威力を発揮できるが、仕様上常にアイアンサイトかスコープ越しのエイムになるため、取り回しの面ではシカゴスィーパー等には劣る。

  • ライフル用サーモスコープ
武器ではないが便宜上こちらに記載。
上記のライフルに付けられるサーモグラフィー式のスコープ。倍率は通常のスコープとほぼ同じ。
終盤に孤島で拾えるが、何故かガチガチに凍った冷凍庫に保存されている
つまり、これを拾うためには多数のクリーチャーが保存された冷凍室を1度解凍しなければならない訳で…。
本来はリヘナラドールやアイアンメイデンの急所を透視して撃ち抜くためのデバイス。
だが、連中に限らず敵の弱点は大体真っ赤に映るので何気に有用。
しかし、擬態中のノビスタドールは何故か眼と微妙な体の揺らぎしか映らない。
彼らの擬態は外見のみならず体温も変化させているのだろうか…。
とはいえそもそもこのスコープが手に入る段階では擬態するノビスタドールは出現しないため、仕方のないことではある。


『RE4』:特殊スコープ
ライフル系と一部のマシンガンに装着できる。特殊生体センサーに反応し像を結ぶスコープ。
上述のライフル用サーモスコープは「特殊スコープ」と微妙に名称を変えて登場。
今回は冷凍されておらず普通に拾うことが出来る。上記の各種ライフルはもちろんの事、今回は後述するLE5(サブマシンガン)でも使える。
またついに念願(?)のノビスタドールの擬態を見破れるようになった…が、その恩恵は1周目だと最終盤にならないとほぼ味わえない。
他にも謎解きや隠れている敵を見つけ出すなど、活躍の場が増えた。
入手した直後からして、「リヘナラドール4体のうち1体の体内にあるキーアイテムを見つけ出す」用途に使うことになる。
もっとも虱潰しでも別に問題は無いので若干微妙ではあるが。

なお、マーセナリーズにてルイスがSR M1903に装備しているが、リヘナラドールは出現しないので完全にネタアイテム。
旧作のウェスカーのサイレンサーのようなポジションである…。
他にも低倍率ながら2段階に切り替えられるただの「スコープ」や、3段階に切り替えられる高倍率光学スコープ「高倍率スコープ」もある。



マグナム系

威力が非常に高い拳銃。
弾数制限こそないがドロップ率は全武器弾中最低で固定配置もごくわずか。
無闇に使うとあっという間に弾切れを起こすし威力的にオーバーキルも多い、ボス戦専用の武器と言える。
武器商人の弾数改造による補充を最大限活用しよう。弾薬はマグナムの弾。.45口径。

RE4では火力は控えめになったが使い勝手は良くなっており、総体的な地位が向上している。
また、後述のハンドキャノンがリボルバー方式のマグナムという事になり、マグナムと同じ弾を共用するようになった。

  • マグナム(S&W スコフィールド)
古城で拾えるバイオ定番の武器その3。中折れ式のマグナムリボルバー。
アイテム説明は「絶大な威力の旧式.45口径マグナム!」。
その威力と使い易さは言わずもがな。古城に入った時点で買えるが、後々無料で拾えるためそこまで我慢しよう。
6連装だけど改造で12に。どうやったんだ。
なおよく見るとモデルと仕様が違う。スコフィールド+ピースメイカー÷2といった感じ。
限定仕様は威力が28.0から50.0にUP。隠し武器やロケランを除けば最も強力。
改造費は非常に高額だが是非とも強化したい…というか限定仕様にしないとキラー7の下位互換となってしまう。
武器性能とは特に関係ないが、リロードアクションがカッコいい
この点については、武器商人も購入時に「リロードもスゲー!!」とベタ褒めするほどのセールスポイントとなっている。リロード時にはじっくりと眺めよう。隙が非常に大きいので場所を選ぶが…
ちなみにマグナムにも貫通性があるが、衝撃力が強すぎて相手が簡単に吹っ飛んでしまうため、逆にクリーンヒットしにくい。

『RE4』:ブロークンバタフライ
トップブレイクバレル方式のマグナム。100年以上前に開発された年代物の銃だが、現在でも十分すぎる高い威力を発揮する。
海外版の無印バイオ4と同じ、「ブロークンバタフライ」という名称で登場。
リロードが足を止めずに可能になった他、最高威力が(RPG-7を除けば)全武装で2位という超強化を受けた。
無印と比較すると若干下がったものの、元々の連射性の高さも相まって、ボス戦や強敵撃破の心強い味方となる。
まぁ実際はハンドキャノンが極端に弱体化されたせいでこっちが2位に繰り上がっただけなのだが…。
しかし火力が高い分、集弾性能は劣悪の一言であり、何と ハンドガン最低の集弾性能であるレッド9をも遥かに下回る ついでに言えばリロードも特段スゴくなくなった。
弱点を正確に狙う必要があり、かつ動きの激しいサドラー戦等では、肝心な時に外して反撃をもらってしまいやすい。
威力は及ばずとも使い勝手はキラー7の方が圧倒的に上なので、火力特化かバランスか、よく考えてチョイスしよう。

  • キラー7(AMT ハードボーラー)
もう一つのマグナム。アイテム説明は「安定した威力の最新式.45口径マグナム!」。
ゲーム「キラー7」で楓墨州(killer7)が使用していた狙撃スコープ付きカスタム銃「CONNECTION」がモデル。
……というのは建前で映画「ターミネーター」T-800が使用していた銃がモデル。
CONNECTIONでスコープだった部分がしっかりクソデカレーザーサイトになってるし。
オートマチック拳銃なのでマグナムと比べ装填速度や装弾数に優れ、威力も高いが、限定仕様に出来ないために最終的な威力は劣る。
もっとも即戦力で使うなら十分な武器といえる。改造段階はLv3までだがすごく高価。
十分な金が有るなら通常のマグナムを強化していったほうが断然いい。
資金切れのプレイヤーのボス戦対策用救済措置マグナムといったところ。

『RE4』
全ステンレス製のマグナム。レーザーポインタが標準装備され、高い威力と安定した命中精度を両立する。
無印同様に火力自体は上記に劣るが、今作では総弾数とリロード回りが改善され、総合性能が良くなった。
元ネタのおかげかRE4の全武器中唯一レーザーサイトが標準装備されており、狙いがつけやすいのも長所。それに加え集弾性能も優秀で、ライフルのように遠距離からの狙撃も可能なほど。
今作では限定仕様もできるようになり、その限定仕様はSG-09Rやセンチネルナインと同じクリティカル率アップ。
また、多くのプレイヤーから誤解されがちだが、 今作のクリティカルはガナードだけでなくボスにも発動する
無論ボスの頭部が破裂して即死したりはしないが、キラー7については確率で与ダメが2倍になる効果となっている。
このため火力自体はブロークンバタフライに劣っていても、実際の与ダメージ期待値は威力の表示以上に高い。
火力特化のブロークンバタフライに対し、使いやすさと総合性能のキラー7という立ち位置がより強調されており、 弾薬が貴重 という問題さえなければ全武器中でもトップクラスの汎用性を持っていると言えよう。

投擲武器系

手榴弾焼夷閃光の3種類がある。
勿体ぶって使わないとあっという間に溜まって収納スペースを圧迫するので、思い切ってポンポン投げてしまうのが吉。
手榴弾は爆発にラグがあるが範囲と威力は高く、一度に敵を吹き飛ばしたり牽制に。一部の雑魚は時々即死して粉微塵になることも。
焼夷は威力こそ手榴弾に劣るが、着弾後にすぐに発火する。
敵の足止めや倒れた敵への追い討ちや(こいつのみなぜか即死する)の丸焼きに。
ただしエルヒガンテアルマデューラサドラーには全く効かない。
閃光はダメージこそ無いが強烈な光でガナードの足止め、寄生体をブチ殺したりカラスの駆除にどうぞ。
意外な気がするが、むき出しプラーガ系以外ではエルヒガンテのみ「ひるんでいるとき*14」限定で手榴弾並みのダメージが入る*15
なお手榴焼夷は近すぎると自爆するため投げる際は注意しよう。

『VR版』
手榴弾の有効攻撃範囲が大幅に弱体化されている。一応吹っ飛ばし範囲だけは据え置き。
本編で使えないことも無いが、敵を早回ししたいマーセナリーズではゴミアイテムと化している。
VR版のスコアがなかなかオリジナル版に届かないのはこいつのせい。
また、閃光は視界内で炸裂するとこちらの視界までホワイトアウトするので投げる際は工夫が必要。

『RE4』
今回は手榴弾(破片手榴弾)と閃光のみで、焼夷はリストラされてしまった。
破片手榴弾は無印の手榴弾より威力が下方修正された一方で、サイズが1マスのみと小型化し、配置数も大幅に増えた。
そして下方修正された代わりに上位互換の強化手榴弾が誕生。
威力と爆風の範囲で勝るが、ステージ中の入手個数が限りなく少ない。またサイズも2マスと大型化してしまっている。モデルは「M26手榴弾」。
クラフト要素の追加により破片手榴弾以外のグレネードの自作が可能になったので、どちらかといえばここでゲットする方が多い。
通常手榴弾のモデルがM67で、強化手榴弾のモデルがM26なので、世代が直系的に古い方が強化版になっている。
閃光手榴弾は強烈な音も発するので、無印では通じなかった敵も怯むようになった。性能的にはRE2のそれに近い。
怯んでるガナードに近寄るとナイフによる即死攻撃を行える他、ガラドールに大ダメージを与えられるよう改善された。
本作では敵の攻撃が苛烈になっているので、クリアにはほぼ必須ともいえる存在になっている。

ニワトリや蛇がランダムで落とすアイテム。
の3種類あり、食べると体力が回復する他、敵に投げつけることが出来る。
当然、武器としての実用性は仰け反り以外に無い(別に相手が回復とかはしないが)。手こずったガナードに腹いせでぶつければスカッとする……かも。
実は装備中はナイフの手ぶれが一番少なくなるという謎の仕様がある。
基本的には回復用か売却用のアイテム。特に金の卵は出現率は低いものの体力全回復かつそれなりの値段で売れる。
序盤の牧場では時間はかかるが好きなだけ拾えるため、金策や回復アイテムの補充に使える。
ウェスカーが卵を持った後ろ姿はどこかシュール。クラウザーさんは…。

『RE4』
無印と同じくの3種類が登場する。
なので食べて回復する、敵に当てて怯ませる、アシュリーやルイスに投げて怒られる、サラザール家の面汚しに投げつけるなどが可能。
……と相変わらずネタ性の強いアイテムと思われていたが、なんとボスの変異サラザールに金の卵を投げつけると特大ダメージを与えられる隠し仕様が発覚。
黒い外殻ではなく中の本体に当てる必要があるが、1個当てれば大きく悶えてダウンし、追い討ちで2個目を当てれば撃破できてしまう。
古城内で金の卵を1個入手できるほか、ただの卵でもダウン自体は奪えるので大きな助けになるだろう。
なお、それ以外でも村長から逃げるシーンで村長に卵(何色でも可)を投げつけると、一度だけ立ち止まり汚れを払う仕草をするため時間稼ぎができる。

ナイフ


毎度お馴染み、バイオ定番の武器その5。
レオン、エイダ*16、クラウザーは標準装備でスペースも取らない。
ただし、拾えるものもないので他のキャラはナイフ自体が使えない。
従来は縛りプレイ用だったが、本作では体術からのダウン追撃が強い為、部位攻撃では重宝する実戦級の武器に。
威力は初期のハンドガンより少し上ぐらい。罠や鍵を外したり、樽や箱を壊す際にも重宝する。
Wii版は適当に振ってもある程度追尾してくれる"サーチナイフ"機能が付いたが、その区別の為か普通に振った時の威力が上がっている。
VR版では手軽に取り出せる上に取り回しが非常に良い便利な一品。
スイング中は移動速度が大幅に制限されるので注意。ハンドガンと同時に構えるCQCネタは弾数が限られた序盤に割と活躍する。

『RE4』
いざという時に役立つ武器。警察に所属していた時に先輩から譲り受けて以来愛用している。
RE2と同じくナイフのシステム全般が大幅に見直され、今作では種類が増加し仕様も変更された。
気付いてない敵の背後から近づいたり側面から走り寄って気付かれた直後のガナードであれば、一撃で倒せるステルスキル要素が追加。
また、戦闘中においても敵が壁に激突してのよろけ・閃光手榴弾による怯み・ダウン状態にある時に接近するとトドメを刺せる。
敵に掴まれた際にナイフの反撃で振りほどくRE2からの継承要素のほか、攻撃タイミングに合わせてナイフを構える事でパリィも出来るようになった。
一方でRE2同様に耐久値が設定され、ゲージを使い切ると折損し使用不可能になるが、武器商人に修復を依頼する事で再使用が可能。
もちろん折れない内に武器商人に渡して、耐久値を回復させる事も出来る。

種類としては6種類あり、初期装備のコンバットナイフは耐久値と攻撃速度が優秀。限定改造すると更に攻撃速度が速くなる。
クラウザー愛用の品でもあるファイティングナイフは攻撃速度と硬度こそコンバットナイフに劣るが、一撃あたりの威力に優れる。
アイテム説明にも「戦闘用に特化し、切れ味と耐久性を高いレベルで両立したワンオフのカスタムナイフ」とある。
限定改造でさらに威力が2倍になり、同じく限定改造込みのブラックテイルと同率になる。
ただしサイズが大きめで、ケースを4マス占有するのが玉に瑕(他2つは3マス占有)。
貴族人形を全て破壊する事で手に入るプライマルナイフは、無印でレオンが使用していたものと同じモデル。
無限 の可能性を秘めたナイフ」と説明されているが、性能バランスとしてはコンバットナイフから攻撃速度を少し遅くして威力や硬さが少し増した程度。
コンバットの手数の多さやファイティングの一撃の重さといった、正面戦闘向けの性能では他2本と大きく負けている。
しかし限定改造すると「無限の可能性」の言葉通り 耐久値が無限 になり、さながらリメイク前版のナイフが戻ってきたかのような性能になる。
こうなるとナイフの折損を気にせずプレイできるようになり非常に便利。

エイダ編『SEPARATE WAYS』ではコンバットナイフの代わりにタクティカルナイフが登場。見た目は異なるが性能はレオン編のナイフと同等。
さらに『SEPARATE WAYS』に出現する青い依頼書を全て達成すると、ボーナス武器として耐久値無限のエリートナイフが無料で貰えるようになる。
こちらはプライマルナイフと異なり 改造せずとも耐久値が無限 の状態で、2周目以降やS+ランク狙いにおいて心強い味方となってくれる。
その代わり、威力を改造しても一度に 0.05ずつ しか上がらず、そのくせ最大まで改造すると264000ペセタもの大金を要求されるので、むしろ改造せずに初期状態のまま運用するのがベターだろう。

村ステージや村人からのドロップではキッチンナイフが手に入る。アイテム説明は「調理用のナイフ。刃こぼれしやすい」。
比較的本数は手に入りやすいが、ただの包丁なので耐久値は全ナイフ中最低で威力も低い。掴み回避に使えば2回で壊れる。
古城ステージ以降で手に入るショートナイフも同様で、キッチンナイフより若干壊れにくいくらいの差しかない。
こちらのアイテム説明は「狩猟用のナイフ。使い捨てられることを前提とした粗悪な大量生産品」。
上記2種のナイフは修理できず使い捨てでサイズはどちらも2マス。また、前述のボルトスロアー用の弾の材料にもなる。
キッチンナイフよりショートナイフの方が、そして耐久値が多く残っているほどボルトの作成数は多くなる。

ちなみにコンバットナイフの説明には「警察に所属していた時に先輩から譲り受けて以来愛用している」と書かれている。
よってRE2でマービンから受け取ったあのナイフという事になるが…
大体のRE2をプレイしたプレイヤーは警察署内のゾンビや地下のG第一形態に突き刺して早々に無くしていることが多い*17
そのため「あれ持って脱出してたの!?」とびっくりされたりしている。モデルは「M9銃剣」。


その他銃器

  • マシンピストル(ステアーTMP)
いわゆるサブマシンガン。隠し武器を除けば唯一使えるマシンガンでもある。
アイテム説明は「コンパクトな9mmマシンガン」で、高い連射性能で足止めからハンドガン代わりに体術のお供まで色々使える。
本体はハンドガン程度の収納スペースだが、別売りのストックが無いと照準がブレやすい。
また、ハンドガンと違って腰だめで撃つため、ヘッドショットが地味に難しいという欠点も持ち合わせる。
ただし弾の固定ドロップが多いので高難易度では必ず購入しておきたいところ。
実は雑魚敵のガナード等にはダメージ増加補正がかかっており、攻撃の数値以上の威力がある。
一方でボスクラスの敵にはダメージ低下補正がかかるというデメリットがある。
弾数は最初は30だが、最大まで強化すれば250まで上がる。どこにそんなに入れているんだと考えてはいけない。
限定仕様は威力が1.2から1.8になる。雀の涙ほどの上昇だが、無改造が0.4なので仕方がない。

体験版では終わったときに一定以上の金を稼いでいると次から使える強力なオマケ武器として貰えた。
(本編の村と同じく村の門の前にいるチェーンソー男を倒してから、村中央の家に入ると出てくるチェーンソー男を倒して回収すれば余裕で達成できる。)
だが腹を狙うと頭と足に当たる素晴らしい手ブレの弾ばら撒き機でしかなかった。

ストックを装備すれば射線も高くなってヘッドショットが狙いやすくなり一気に実用兵器になる。
MERCENARIESのハンクが所有しているのは最初からストック付き*18
もっともこの銃の真価は単発火力ではなく弾をばら撒く事自体であり、そういう意味ではストックが無くても有用性は高い。
VR版では上記の腰だめ関連の欠点は解消されている。

『RE4』:TMP
軽量小型なサブマシンガン。追加装備の装着と、過酷な環境下での運用を前提とした設計が施されている。
「TMP」という名称で登場。
武器商人が最初から取り扱っており、本体はペセタで、ストックはスピネル交換で手に入る。
LE5と比べ装填速度で勝るが、ストック無しでは手ブレが激しく標準性能は悪いので併せてトレードしておくのが良い。
ただしストック装着で構えからのレティクル収束速度や反動も軽減されるが、トリガー引きっ放しだとストックの有無に関わらずすぐに射撃の精度がバラついてくる。
限定仕様では威力が1.5倍となり、単純な火力だけならばLE5を凌駕する性能を有する…当たりさえすれば、だが。
このような性能なので、消費するスピネルの量に見合うだけの成果を出せるかと言えば厳しいところ。おとなしく他のアイテムにスピネルを使うのが無難だろう。

マーセナリーズではクラウザーとエイダ(ドレス)の装備だが、クラウザーの方はなんと 威力と装弾数が初期レベル
ガナードやプラーガ成虫ですら銃撃だけで倒すのには骨が折れ、メレーで追撃しようにも2,3発撃ったくらいでは怯みにくい。
但し、クラウザー自身はメレーが強力かつ、リロード速度のレベルがかなり高めにされているので、弾をケチらずしっかり怯むまで撃ち続けて追撃メレーでまとめて倒し、こまめにリロードを挟む運用なら低威力でも腐りにくいだろう。
一方でエイダ(ドレス)の持つTMPは、威力と装弾数のレベルは高いがリロードが初期レベルとクラウザーとは正反対。
素のリロードが遅くはないとはいえ、近距離向け銃器をこれしか持ってないなか、敵の目の前で弾切れの隙を晒すのは避けたい。

体験版では村中央への門を開けるまでに全所持アイテムを捨てることで村の井戸が開放され、井戸の底にある宝箱から出てくる隠し仕様があった。
そちらでは威力と装填数と装填速度が3段階改造されており、予備弾薬も手に入る。なんでこのまま残してくれなかった
このため、ノーマルモードはもとよりマッドチェーンソーモードで出てくる狂暴なチェーンソー男を倒す際の要となる。
一度ゲットしてクリアすれば次周からは初期装備として使用可能になる。
ただし予備弾薬が出てくるかは運なので、必ずしも楽になるとは言えないのが悲しいところか。
製品版では上記の隠し仕様はないので、アイテムを捨てても井戸は締まったまま。
後で戻ってくると開いているが、当然武器は落ちていない。

  • LE5(H&K MP5)
中型のサブマシンガン。安定性に優れ、貫通性能と高い命中精度を誇る。拡張性も高くスコープの装着が可能。
RE4で追加されたサブマシンガン。孤島の冷凍室にある。
性能としてはTMPより威力と精度が高い代わりに、装弾数が少なくリロードが遅め。
基本仕様として貫通性能を有しており、限定仕様では貫通が5体に増える微妙な性能となる。
もっともTMPより安定している上、タダで手に入り、弾をばら撒いて牽制する武器という性質と貫通能力はマッチしている。
敵集団に囲まれたとしても乱射するだけで切り抜けられるのが強みだが、怯ませ性能は高くないので要注意。
また、スナイパーライフル以外で唯一特殊スコープを装着できる武器でもある。
スコープでの主観視点射撃では必ず照準通りに弾が飛んでいくので精密射撃が出来る。
リヘナラドールの移動速度が上昇した本作ではゆっくり狙いをつける事が難しいシーンも多いので、こちらに装備するのも手。
ただし体内の寄生体を1発で倒せないため数発当てる必要がある(ライフル系では従来通り1発で破壊可能)。
また、リロードする毎にコッキングハンドルを引く手順を踏むので装填速度が遅い。
更に手に入る時期が遅すぎるのが大きすぎる欠点と言える。手持ちのマシンガンの弾を撃ち切ったらお役御免
マーセナリーズではハンクも装備しており、バレットラッシュの効果で弾薬が無限になることもあり、非常に強力。

  • マインスロアー
アイテム説明は「専用の時限炸薬弾を使用 弾が一定時間後に爆発する銃!」
簡単に言えば針付きの時限爆弾を撃つグレネードランチャー。発射した弾は壁や敵に突き刺さり、少し置いてから爆発する。
バイオ3にもU.B.C.S支給の武器として登場していたが、アンブレラ崩壊後に技術流出でもしたのだろうか?
爆風自体は手榴弾と同等の威力だが、威力を改造すると爆風の範囲が広くなる。
取り回しが鈍重、弾速が遅い、命中してから爆発するまでにタイムラグがあるなど癖が強い武器。
だが、言うなれば遠くまでまっすぐ飛ばせる手榴弾なので、使い方のコツさえわかれば非常に有用。
使用する弾は固定配置が一切なく、入手法は敵やオブジェクトからのランダムドロップのみなので注意。
だが10発の弾数制限があるので銃内装填分含めて10発以上持っているとドロップしない*19
9発以下になるとボロボロ出てくるので、下手に使い惜しみせずバンバン使っていこう。
値段にガッツを入れてくれてるからか銃本体が安価で買える点も魅力。
改造費用をケチるなら弾切れしたら売り飛ばし、必要な時に再購入するという方法もあり。
限定仕様は弾にホーミング性能がプラスされ敵に当てやすくなるが、壁や床に弾を当てて爆風を起こすテクが使えなくなるため一長一短といったところ。*20
これで敵を怯ませてタイミングよくキックを放つとちょっとしたライダーキック気分が味わえる。
ただしレオンに蹴られて空中を飛んでいる最中のガナードは無敵状態。
そのタイミングで爆発すると、顔面に刺さったマインが爆発してるのに本人は無傷でピンピンしてるとかもあるが。
なお弱点に命中すれば相手は勿論怯むが、マインスロアーの弾そのものにはダメージは一切ないため注意。
VR版ではコッキング速度に制限が無いのでやろうと思えば何重にも仕掛けられる。

オプションでスコープを追加でき、ライフル同様一人称視点での狙撃ができるが、性能自体に変化はないため採用はお好みで。

  • ボルトスロアー
ボルトを射出する銃型のスロアー。構え中に、ボルト用マインを装着することで感知式で起爆するマインボルトを射出できる。
RE4で新規に登場した武器。おそらくは上記マインスロアーの代替として用意されたものと思われる。
専用のボルト(矢)を使用する特殊武器で、地形や倒した敵に刺さったボルトは回収して再利用が可能というエコロジー精神あふれる一丁。

さらにボルト用マインを事前に装着する事が可能で、壁や床に撃ち込んでおけば接近してきた敵を自動感知して爆発する。
当然敵に直接撃ち込み爆破してもよし。この機能を使って、ガナードによる強制イベントを強引に突破する手法も取れなくもない。
手慣れたプレイヤーならボス登場のカットシーン直前にマインを仕掛け、カットシーン終了直後に瞬殺すると言った時短技も取れる。
なお、オリジナル版のマインスロアーは威力強化で実際に向上するのが爆発範囲であったが、こっちはボルトだけでなく マインの威力もしっかり強化される
初期と最大強化では威力の数値に2倍の差があるので、特にボス戦での事前設置の際などは同時設置数だけでなく単発火力にも注視しよう。

また、静音性と行動抑止に優れるとの武器説明の通り、撃っても銃声がないので音で見つかるという心配がなく、
ハンドガンでガナードの頭を撃っても確定では怯まない本作において、 チェーンソー男を胴への連射でほぼ釘付けにする ほどのストッピングパワーを誇る。

欠点としては以下の要素があげられる。
  • 武器を構えてから射撃可能になるまでの時間が長く、咄嗟の戦闘への対応は苦手。
  • ボルトは瞬間着弾しないうえ飛ぶほどに弾道が落ちる放物線を描くため、遠距離にいたり素早く動く標的を撃ち抜くのは至難の業。
  • ステージ中で取得できるボルトやマインはマグナム以上に少なく、確保はほぼクラフト頼み。
  • さらにクラフトには使い捨てナイフを使用するうえ、マインを装着・発射して爆発した場合は回収できなくなる上に爆発用の弾薬は別途必要。
  • そのマインも一発一発個別にモード変更、装填する必要があるので、複数の設置にはかなりの時間を要してしまう。
  • ボルトの使用スペースが3マスと通常の弾丸より大きく、マインの併用も視野に入れるとさらに2マスを占有する。

全体的に取得できる弾数がシビアな本作でリサイクルの利く本武装は、弾丸の節約ができ火力もある貴重な武器である。
その他にもマインによる撤退路確保や、事前に複数設置しておいて集団戦や強敵に大ダメージなど、工夫次第でこの武器でしかできない立ち回りが可能となっている。
使いこなすには場数と慣れが必要だが、そのリターンは非常に大きい。
ちなみにネコミミ(無限弾)を装備してもボルト、マイン共に残弾無限にはならない。

  • ロケットランチャー(RPG-7)
バイオ定番の武器その4。アイテム説明は「C・Zボタン でズーム可 1発で使い捨ての最強兵器!」
ボス戦に苦しむ初心者の心強い味方。特殊なボス(とガトリング男)を除き大抵の敵を一撃で爆☆殺してくれる。
本来はプラーガを攻撃しないと不死身のエルヒガンテを撃破できたり、古城の採掘場でキーアイテムを無視して岩を壊せるなどの力づくプレイもできる。
スコープ付きなので一人称視点で狙いをつけることも可能。今回から爆風が自分にも影響するようになったので巻き込まれないよう注意。
爆風の広さは手榴弾やマインスロアーをはるかにしのぎ、それを利用し定点イベントに強制介入できてしまう。
例えば孤島のU-3戦に出てくる3つ目のコンテナで、シャッター解錠スイッチを本来の順番を無視してシャッターの裏から開けられてしまうほど。
古城で一つ拾える他、比較的早い時期から商人が売ってくれる。値段は30000ペセタなので、計画的に武器を改造している人なら充分手を出せる。
とはいえ撃てるのは一発限りで射撃後は自動で破棄されるので、絶対に外さないようにしたい。
サイズがかなり大きく保存場所をとるが、面倒なボス前には買っておいて損はない。
余談だが、元ネタの武器はきちんとリロードして再利用できる。といっても弾を除くとただの持ち手と筒みたいなものでエコかといえば微妙らしいが。

ある場面では弾が赤い特殊弾バージョンも拾える。
といってもあるボスのトドメ演出用で、これを使わずにそのボスを倒すこともできるが、他の場所で使っても性能は通常版と同じ。
普通に使うか、売って金策にするか、もう一周してそのボスの出オチに使うかは人次第。

VR版では実銃の仕様に倣って左手(前部)側のグリップにトリガーが付いている。この仕様を知らないと初見で困惑すること必至。

『RE4』
使い切りタイプのクルップ式無反動砲。扱いやすく比較的軽量な割に、高い威力を発揮する。
80000ペセタに値上げされたが、威力などは据え置きで最強。
しかし、各舞台(村・古城・孤島)につき1本までの購入制限が付き、おいそれと買えるものではなくなった。
また今作では古城に配置されておらず、入手方法は購入する以外に無し。
しかもHARDCORE以上の難易度では価額が倍の160000ペセタになる。文字通り切り札としての運用が求められる。
逆に低難易度のASSISTEDでは50000ペセタに割引のほか、購入制限もない。

上記の特殊弾仕様も続投。ただしRE4ではキーアイテムのような扱い。
ラスボス(第二形態)*21を倒す為には必ず使用しなければならない。
拾わないと即死攻撃で絶対に死んでしまう。拾うと強制的に装備状態になる(武器切り替えが出来なくなる)が、外した場合も同様に一発アウト。
またこの仕様により周回プレイでの持ち越しは不可能。


ボートに備え付けられている船専用装備。
本来は魚を狙って漁をするのが目的の道具だが、湖を渡る際に交戦するデルラゴに対して武器として使う事になる。
デルラゴを倒して夜になった後は、本来の使用目的通りに魚を狙う……よりも安全地帯からコルミロスを攻撃するのに使われる。
使用数に制限はないが、ボートから持ち出す事はできない。とはいえ無消費武器を使い放題なだけでも御の字だが。
VR版では操作方法の都合上、銃型の銛に変更されている。TV版同様に投げる形式だったら挫折したプレイヤーが跡を絶たなかっただろう…。
マーセナリーズのチャレンジモードではハンクが使用するステージがある。

『RE4』
若干仕様が変わり、構えると弾道と弾着位置がカーソル表示されるようになった。
構え→投擲のコマンドで銛を投げるが、構えを解除するだけでも単発投擲はしてくれる。
ただし、銛を投げてから次の銛を手に取るまでの猶予が非常に短く、一度掴んだ銛を投げずに置き直すことは不可能。
もう投げる必要がないと思ってても銛を手に取り、追加で不要な銛投げを披露する…なんてこともしばしば。
また、桟橋までコルミロスなどを誘導してもボートに乗った時点で引き返してしまうため、一方的に仕留める用途には使えなくなっている。

隠し武器、本編以外での登場武器


  • 無限ロケットランチャー(RPG-7)
1周目クリア後に武器商人が100万ペセタで売ってくれるようになる。
纏まった大金は必要だが2周目以外の解放条件はなく、反則級武器の中ではおそらく最も楽に入手できる品。
弾数無限で使い捨てる必要がない以外は通常版と全く同じ。筒の中身が丸ごと飛ぶ武器でどうやって無限弾やっているかは謎。
数少ない変化としてこちらは背中に背負わず、常に肩越しで武器を持ち続ける。
当然、必殺級の威力も据え置きなので大群だろうと大物だろうと問答無用でふっ飛ばしてやろう。
ただし、撃つまでの遅さやアシュリー共々自爆するといった諸々の欠点もやはり通常版と同じ。
なるべく標的の下よりを狙えば、外しても地面着弾による爆風で巻き込めることが多いので覚えておこう。

『RE4』
無限に発射できるクルップ式無反動砲。扱いやすく比較的軽量な割に、高い威力を発揮する。
2周目以降に200万ペセタで販売している。それ以外は上記に同じ。
ペセタの入手方法が前作より増えたので、それほど購入するのに苦労はしないだろう。
ロケットランチャーの価格を20%割引にするチャームを付ければ160万ペセタになるため、より簡単。

  • シカゴタイプライター(トンプソンM1/M1928(スペシャル衣装2時))
条件を満たすと、こちらも武器商人が初めから限定仕様を100万ペセタで売ってくれる。
その条件はthe another orderをクリアすること。アイテム説明は「無限に撃てる絶大な威力の.45口径マシンガン!!」
簡単に言うと初めから弾無限*22、超高威力(1発につき10.0)のマシンピストル。変な癖もない純粋な強化版。
こいつの前ではヴェルデューゴやラスボスさえただの的…というより購入した時点で本編がただのピクニックと化す
唯一の欠点はアイテムの中で最もサイズが大きい(3×7=21マス)こと。もっとも、これ一丁で武器は事足りる。
あと、弾を外してもゲームランクが下がらないという仕様があるので、少し無双するとゲームランクが最大値に上がってしまう。
まあこれだけあれば負けないか。ただのピクニックにあれこれ持ち歩く必要もないので、体力回復アイテム以外は好きなものを持とう。
ちなみにスペシャル衣装2とエイダ編ではデザインが違う

VR版ではマーセナリーズのチャレンジモード最初のステージで使用可能。
まずはこのステージでガナードどもを躍らせてVR版の操作方法と醍醐味を味わおう。条件を満たせば本編でも使用可能。

『RE4』:シカゴスィーパー
大型のサブマシンガン。長く重い本体が発砲の反動を相殺し集中して弾丸をばらまくのに適している。
シカゴスィーパーの名義で続投。特典武器の一つで、難易度ProfessionalをAランク以上でクリアすると解禁。
今回は入手したばかりの状態では未改造で、威力が最大2.0、無限弾も限定仕様までお預け、サイズだけ据え置き*23という調整がされた。
加えて銃自体はタダで貰えるものの、チケットなしで限定改造まで行おうとすると66万ペセタ(うち50万は威力の改造費)もの費用がかかってしまうのも難点。
特に威力はオリジナルに比べて1/5まで下げられており、数値を見ると大幅に弱体化…
…したのは事実だが、そもそもオリジナルの性能はゲームバランスを完全に度外視したトチ狂ったレベルだっただけ。
今作の仕様でも限定仕様TMP以上の威力を無限に撃ち出せる十分すぎる性能を誇り、人によっては威力が抑えめになった分「かえってぶっ放す楽しみが増えた」との声も。
またちょっと工夫すれば最難関とされる難易度Professional S+ランククリアの条件制限を受けずに使用可能*24
この手軽さという点が着目され、オリジナル以上に脚光を浴びた武器とも言える。
ただし上述の通り、限定仕様にする前の性能はTMPに毛が生えた程度*25でお世辞にも強力とは言い難い。良くも悪くも限定仕様ありきの性能であることを理解しておこう。
モデルに関しては旧作の通常衣装時のシカゴタイプライターと同じだが、限定強化で弾数無限になるとドラムマガジン化する*26
残念ながらフォアグリップにはならないため旧作のスペシャル衣装2時のモデルを完全に再現することはできない。
ちなみに、限定改造後にコスチュームPINSTRIPE(旧作のスペシャル衣装2とほぼ同じ)を着てリロードを行うと…?

『SEPARATE WAYS』でも本編と同様の条件を満たすことで解禁。
原作同様本編とはデザインが異なり、最初からドラムマガジン付きでフォアグリップも取り付けられている。

  • ハンドキャノン(S&W M500*27
おまけモードのマーセナリーズ全キャラ・全ステージ☆5達成で出現する。
銃本体はタダで貰えるが、上記の出現条件が骨が折れる上に限定仕様まで改造する場合79万ペセタ必要になり、なかなかの出費を強いられる。
出現難易度に相応しい凄まじい威力を誇り、無改造でもエルヒガンテくらいなら一撃。
但し、通常のマグナム以上に反動も凄まじいロマンの塊。ボスクリーチャーとのタイマンでは敵無しだがガナードやコルミロスの大群は油断すると普通に苦戦する。
限定仕様では威力が99.9、装弾数が無限になるという、ヤケクソみたいな公式チート兵器。
一応専用の「ハンドキャノンの弾」が存在するが、大抵は即限定仕様にされるのでほぼ収納ケースの無駄*28
これさえ装備していれば、シカゴタイプライターと同様、本編がただのピクニックと化す
マシンガンやレーザーでヒャッハーするか、これやロケランで一面火の海にするかはお好みで。
因みに、メニュー時の構えで銃を肩に担いでいるのは「キラー7」のダン・スミス*29の待機モーションのオマージュ。
ダンのゲーム後半からの使用武器である“魔銃”がS&W M500の改造銃と考えられるところから?

『RE4』
リボルバー方式のマグナム。マグナム弾の反動に耐える、超大型Xフレームを採用し驚異的な威力と貫通性能を誇る。
特典武器の一つで、こちらは専用弾薬ではなくマグナムの弾を使用する。本作で一番割りを食った武器。
難易度Professionalをクリアデータ引き継ぎなし、他の特典武器不使用でクリアすれば(ランクは不問)入手できる。
非常に過酷な条件ではあるが、今作に追加されたアクセサリーや鎧アシュリー(アシュリーが完全無敵になる)は使用可能なので抜け道がないわけでもない。
この高難易度の報酬という事もあり超優秀な装備……といきたい所だが、前述のとおり最終威力ではブロークンバタフライに劣ってしまう。
旧作から問題だった連射性の悪さも改善されておらず、キラー7のようにレーザーサイトも装備されていない為命中精度も低め。
極めつけに本作ではアクセサリーのネコミミで全武器無限化が可能。メリットだった限定仕様の無限弾が唯一無二でもなんでもなくなってしまった。
(一応リロードが必要なネコミミに対しリロード不要という差別化はあるものの、それならシカゴスィーパーの方が扱いやすいという旧作から引き続きの問題が…)
何より、そもそもこんな条件をクリアできるならこの武器自体は不要という根本的な矛盾点も。どちらかというとご褒美アイテムの意味合いが強い。
シカゴ同様、限定改造後にPINSTRIPE衣装を着てリロードを行うと特別なモーションがある。

だが、後に無料DLCにて配信されたマーセナリーズにて、全ステージでSランクを獲得することでも解除可能になったため、入手難度は格段に下がった。
旧作では4ステージ×5キャラクターの攻略が必須だったのに対し、今作では3ステージを(キャラ不問で)クリアするだけなので手間もほとんどかからない。
そしてこの入手手段追加により、シカゴとは違い 難易度Professionalをクリアする事なく用意出来る ようになったため、
プレイヤーの進め方や本作プレイ開始時期によっては、シカゴより先にS+ランククリアの助けとなる存在になるだろう。
上記の通り、無限弾化を除けばバタフライに劣る性能ではあるが…
  • チャプター1から使用可能で、バタフライが買える頃には特殊改造チケットでの無限弾化により、リロードなしで何発でもぶっ放せる。
  • 限定仕様が無限弾化なので、装弾数と装填速度の強化が実質不要。(無限弾化した時点で最大改造状態になる)
  • そのぶんフル改造の費用がバタフライより10万ペセタ以上も浮く。
など、引き継ぎなしで始めた場合に、入手時期が早まった事による強みが生まれた形となる。ネコミミを入手すればキラー7やバタフライにその地位を追われるのは変わらないが

  • P.R.L.412
PS2版以降の隠し武器。弾数無限のチャージ式のレーザーキャノン。
正式名称は「Plaga-Removal-Laser(プラーガ除去レーザー)412」。412という数字は出力かバージョンの表記だろうか?

人体等を透過して閃光に弱いプラーガを直接死滅させるべく、ルイスがこっそり開発していた武器とのこと。
本編で彼が使っていないのは…まあ、その、彼にも色々と事情があるのである。
監視される身でよく開発できたな…と思われるかもしれないが、原理自体は教団公認のプラーガ除去装置と同じ。
それを緊急時制圧用とでも理由を付けて銃にするだけと考えれば大した話ではないのかもしれない。
武器商人といいエイダといい内部体制が甘過ぎじゃないのかサドラー。
条件を満たせばこちらは本当にタダで貰える。その条件は本編を最高難易度でクリアすること
改造不要で、溜めればどんな敵だろうと一撃必殺
最弱フラッシュでも威力がついた閃光手榴弾くらいの効果があり、囲まれたときにとっさに撃つだけでもひるませられる。
さらに寄生体が露出している状態ならガナードからボスまで溜めなしでも瞬殺
…たとえそれがラスボスであっても。まさにチート武器である。
アシュリーには効果がないので乱戦でも安心。武器商人にも効かない。なんで?
後述のWii版と比較されて微妙と言われがちなPS2版仕様だが、この時点で既に大概な性能を誇る。
さらに、Wii版以降ではフルチャージが画面内の対象物(なぜか寄生体が関係ない生き物や箱や爆発物まで)を全てホーミング同時攻撃と超絶強化された。
ロックバスターとか言わない。

VR版ではPS2版のチャージ時間とWii版のホーミング性能を合わせたハイブリッド仕様。
チャージが長い上に移動速度が大幅に制限されるのでRTAにはあまり向かない。
ちなみにサイト部分にチャージゲージが表示されている。

『RE4』
発売当初の段階では登場しておらず、旧作からの継承が多い本作においては珍しく存在そのものを消されている。
ただし今後DLCにて登場する可能性も捨てきれない。続報を待つべし。

  • ボウガン
『the another order』でのみ登場する武器。火薬付きなので、着弾とともに大爆発する。
タイムラグのないマインスロアーといったところ。
強力だが、リロードが非常に遅いのと枠をとるスペースが大きいのがネック。
また弾である矢もそこそこにスペースを取るので、必要とあれば躊躇せずバンバンぶっ放すのが良いだろう。

『RE4』:ブラストクロスボウ
エイダ編『SEPARATE WAYS』で登場するボウガン。
大きなスペースを取る点とリロード時間がかなり長いデメリットは継続され、更に本作では他武器へ切り替える際にも折り畳む動作を挟むためタイムラグが著しく発生する新たな短所が生まれてしまった。
高威力と広範囲の巻き込み性能は相変わらず魅力的で、雑魚敵相手ならとりあえず扱える程度には重宝できる。

  • クラウザー用アーチェリー
MERCENARIESでクラウザーが使用できる専用武器。
矢は弾丸よりも着弾が遅く、発射間隔も長めだが、それを補う威力がある。
また1本づつ出して構える都合上「打ち尽くして再度リロードの隙」などはない。
VR版では操作方法が特殊なので扱いにくいが、慣れればTV版を凌ぐ連射速度で敵を圧倒できる。

『RE4』:EJF-338コンパウンドボウ
クラウザーが自らカスタムを施した弓。レーザーポインタの装着により昼夜を問わず正確な射撃ができる。
無印と同様にクラウザー戦で使用してくるほか、マーセナリーズにてクラウザーを操作キャラに選ぶと使用可能。
レーザーサイト装備なのは旧作同様だが、今回は爆発する矢を放つようになった。
素早いナイフ捌きも合わさってまさしくランボーのようなプレイができる…かもしれない。
遠距離の爆発タルやボウガン持ちガナードを狙う場合に役に立つほか、なんと至近距離で矢が爆発しても 自爆しない
構えが遅くすぐには撃てず連射速度が低め、そして矢のケース占有マスが多い割に1アイコンごとの矢の保持数が非常に少ないなど難点も多いが、
遠近問わず狙った地点を爆破出来る強力な武器となっている。


体術

頭を撃つか閃光で怯んでいる時」と「足を撃って膝を着いている時」で繰り出す体術が異なる。
また、盾持ちの敵が膝を付いている時も前者の体術になる。
効果は全員「周囲の敵をまとめて蹴散らす」「敵1体に一発で倒すほどの大ダメージ」の組み合わせ。
チェーンソー系ガナードは受けるダメージの上限があるので、「大ダメージ」技を当ててもハンク以外は一発で倒せないので注意。
基本的にガナードチェーンソー男(姉妹)にしか使えないが、ノビスタドールはタイミング次第では蹴れる。
また、乱戦時などにガナードと一緒に巻き込めば他のクリーチャーにも通用する。
特に背中が弱点のガラドールの場合、運良くうつ伏せに吹っ飛んでくれれば完全にボーナスタイムになる。
なお、VR版では発動時に三人称視点に切り替わる。ベリィ・トゥ・ベリィで画面酔いする心配はいらない。

RE4ではほぼ同じような使用感だが、以下の仕様が追加&変更されている。
  • 発動時の名前がメレー(体術)に統一。
  • ガナードの腕がもげる(パンチをパリィしたり腕を撃ち続ける)、近接攻撃を連続でパリィしたりジャストパリィが成功した際にも、頭を撃った時と同じメレーへ繋げられる。
  • 盾持ちガナードの膝を着かせてからメレーした場合、足を撃った時と同じ追撃になる。
  • 発動する体術の種類が増えたり、別の体術へと差し替えられている。
  • ベリィ・トゥ・ベリィに相当する、足撃ちからの高火力体術の発動条件変更。


  • レオン
    • 範囲攻撃:回し蹴り
    • 単体攻撃:正面蹴り/ベリィ・トゥ・ベリィ
前者はシンプルな右回し蹴りを繰り出す。
後者は相手が村人の場合はドアを蹴破る要領で、左バックキックで蹴り飛ばす
邪教徒や戦闘員の場合はスープレックス(反り投げ)で頭から地面に叩き付ける「ベリィ・トゥ・ベリィ*30」になる
蹴りは隙の少なさと攻撃範囲の広さ。ベリィ・トゥ・ベリィは単体への威力の高さが魅力。
蹴り飛ばしたところをナイフで追撃するのは今作の基本アクション。
ベリィは相手を倒す(または即死が発動)のと通常ダメージだと叩きつけた音が異なる。

『RE4』
無印とほぼ仕様が同じだが、頭ひるみ時の体術が右回し蹴りと左後ろ回し蹴りの2種類になった。
体術全般に言えることだか攻撃範囲が大幅に狭くなり、複数の敵を巻き込むのは難しくなった。
足ひるみ時には正面や横からなら無印と同じバックキックか、右足による前方への蹴り飛ばし。*31
そしてベリィ・トゥ・ベリィにあたる技が、足ひるみ時に背後から発動限定*32になっている。
怯ませても後ろへ回らないと発動できないかに思えるが、足撃ちで怯んだ瞬間に背を向けながら膝を着く場合があるほか、至近距離で足ひるみをさせてすぐに背後へ回った場合も投げに繋がるので、出しにくさはそこまでない。
ただし、威力は高いままだが技終了時にカメラが強制的に下を向くので周囲把握がしにくくなり、ガナード露出を防ぐ効果もなくなってしまった。

  • エイダ
前者は体を1度スピンさせて、ジャンプしながら全方位を一度に蹴り飛ばす旋風脚
後者は同じく体をスピンさせてから右足を突き出すバックキック
レオンの村人相手の蹴りによく似たモーション。
威力はどちらも控えめだが使い勝手は良好。
ダウンさせてからナイフで追撃できれば威力の低さもカバーできる。

『RE4』
9月21日に配信された有料DLC『SEPARATE WAYS』でエイダ編実装に伴い体術関連も刷新。
頭よろけは旋風脚にバックキック、膝付きよろけはサマーソルトか低確率で横蹴りと、とにかく足技が多い。
膝着きからの背面技では、フィギュアスケートのごとき空中回転で勢いをつけた蹴り下ろしを披露。敵一体のみだが高威力なのでほぼ確実に仕留められる。
何より距離が離れている場合はフックショットメレーという、敵を補足して急接近し旋風脚を叩き込む新技を得たため、アクロバティックな動きで多くの敵を巻き込める。
特にマーセナリーズにおいてはメレーのダメージが大幅に引き上げられているので、一度のメレーで一気に3~4体の敵をまとめて始末できることも。
なお『SEPARATE WAYS』作中限定だが、武器商人からトレードで入手できるエイダのチャームを装着していると盾を構えたガナードから盾を引き剥がす技が使用可能。

  • クラウザー
前者は2連続の回し蹴りで、村人位ならこれ一撃で倒せるほど強力。
また閃光手榴弾が手に入りやすいので、マーセナリーズではアーチェリーと寄生体モードに並ぶメインウェポンにもなり得る。
後者は相手の顔面に大ダメージの膝蹴りを放つ「毒針」
どう見ても物理攻撃の膝蹴りのどこに毒針要素があるのだろうか…?*33
威力は申し分ないが、膝を付かせる手段が少ないのでかなりレアなアクション。

なお、これらとは別に本編で見せた左手を刃状にして突進し切り裂く即死技の「変身」という技をクラウザーは使用可能。
VR版では変身チャージが完了すると発動までずっと視覚と聴覚にエフェクトが掛かるのでかなりウザい。

『RE4』
RE4では頭ひるみ時にエイダと同じように回転してからジャンプして前方を薙ぎ払う右回し蹴りか、踏み込みやリーチに劣るが予備動作が短い右後ろ回し蹴りを使用。
足ひるみ時は一瞬溜めてから繰り出す右前蹴りか、低確率でナイフ切り上げで攻撃する。
基本武器がナイフ・マシンピストル・起爆弓矢の3つになった。
また、本編と同じくファイティングナイフを持っているが、ナイフの扱いに関しては構え時に専用の連続斬りやステップを使用可能になる特別仕様。
構え斬りの最中は常時SA付与なうえ、どう扱っても決して壊れない 耐久値無限 を誇る非常に優秀な装備となる。

また変身に関してもバレットタイムという時限ゲージ式の特殊アクションとなった。
ゲージが無くなるまで両手を振り回して、群がるガナードらをバッサバッサ薙ぎ倒していける豪快なプレイが楽しめる。
勿論あの突進突きも健在。一発放てば即終了では無くなったがゲージは大きく消費するので強敵相手に使うのがお勧め。

  • ハンク
前者は相手の背後に回り込み、一瞬にして首を180度捻って即死させる「処刑」
今作のハンクの代名詞とも呼べるアクションで、あのチェーンソー姉妹も即死させられるので村ステージでは非常に強力。
回り込む間は無敵なので乱戦でも意外と使いやすい。
ただしクラウザーと違って閃光手榴弾が固定配置以外で全く手に入らない為、マシンピストルで地道に怯ませるしかないのがネック。
更に仮面ガナードやガラドール、ガトリング男、巨大チェーンソー男には使えない。
なので村ステージ以外ではこれに頼らずに彼らを倒さなければならない。
ちなみに山羊頭の邪教徒は普通に処刑できるが、絵面がちょっとシュール。
後者の場合はサッカーボールの如く顔を蹴り上げる。すごいいたそう。
巻き込む範囲は狭いが、他のキャラの蹴りよりも威力は高め。

『RE4』
RE4版のマーセナリーズでもしっかり参戦。
お馴染みだった「処刑」は本作でもしっかり再現されているが、技の終了がやや間延びしてしまい隙が大きくなってしまった。あと首を捻る角度が90度位になってて処刑出来てなさそう。
しかし相変わらずチェーンソー達や島ステージに出てくるガトリング男相手には滅法強い。
後者の体術は無印と同じような蹴り上げに加え、低確率でリストブレード突き刺しの2種類に。特に蹴り上げは範囲も広く優秀。
通常敵ならほぼほぼ一撃で倒せる威力があるので、雑魚敵を体術で倒したいならこちら。


  • ウェスカー
前者は強烈な掌底で広範囲をふっ飛ばす「掌打」
普通のガナードなら大体これでほぼ一撃。
流石にチェーンソー姉妹はワンパンできないが、大きく吹き飛ばせるのでライフル等での追撃も可能。
後者は踵落としを食らわせる「ネリチャギ」
しかし、攻撃範囲が狭く掌打とハンドガンのクリティカルが強すぎるのであまり使われない…。
クラウザーの毒針と並び、悲しみを背負ったアクション。

『RE4』
9月21日に無料アップデートでマーセナリーズのプレイアブルキャラクターとして実装。
全キャラクター中唯一のナイフ非装備の代わりに、ナイフ構えコマンドで全方位カウンターを行うようになった。
入力すると左腕を前に構えるポーズを取り、その最中に攻撃を受けると自動で対象に接近し格闘攻撃を仕掛ける。
矢や投擲斧、果てはチェーンソーすら弾くが、ただ弾くだけなのでガナード本体には攻撃を行わない。
メレーはおなじみの掌底や下段回し蹴り、タックルや膝蹴りを繰り出すが、このメレーは敵との距離が離れていても瞬時に接近して発動できるという特殊仕様。
この際、軌道上にいる敵にもダメージを与える(大抵の場合即死)ため、巻き込み性能では全キャラクター中随一の性能を有する。
更にバレットタイムでは、最大五連撃可能な体術を連発。どんな相手もヒットすればよろけるため五連撃打ち込むのは容易な他、最後の掌底は自動で敵を追尾するため使いやすい。
ただし前述の通りナイフを持たないため、ガナード・デスヌカドやプラーガへの変異はハンドガン等で防がなくてはならない他、敵から掴まれたときはボタン連打で振りほどく必要があるなど、扱いは決して易しくないピーキーな性能。

  • ルイス
RE4より、2023年4月7日に追加された無料アップデートにてまさかのマーセナリーズ参戦を果たす。
もちろん体術もバッチリ実装されており、前者は鉄パイプを振り回すかタックルの2通り。
鉄パイプはメインストーリーでも披露したドン・キホーテごっこの代物。俺のランス。
長い得物を使うため巻き込み範囲が広く、囲まれた際には特に有効。だが予備動作がかなり長く、コンボを切れそうな時には出て欲しくない技でもある。
タックルはそれなりに予備動作が短く、前方向への判定が長く威力も高いが、本人曰く肉体派でないためか出し終わりによろけて大きな隙を晒してしまう。
総じてキャラ選択時の紹介通り、接近戦は苦手という性能がやや体現されたものとなっている。
後者は踏み込んでのヤクザキック。レオンのものとほぼ同じ。だがRE4では敵がわらわら出るため見る余裕があまりない。
しかしメインストーリー中でルイスが同行する際、体勢を崩した敵がそばに居るとこのキックを繰り出すことがある。



追記・修正はパニッシャーを愛するスコット君か、RE:4のハンドキャノンを使いこむミスター・ケネディにお願いします。

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最終更新:2024年04月08日 10:14

*1 厳密にはロケットランチャーと手榴弾もOK。

*2 現在の設定ではH&K VP70自体はラクーン市警の正式採用拳銃となっており、追加パーツのストックはS.T.A.R.S.所属だったバリー・バートンの私物という扱いになっている

*3 命中判定を行うのもレーザーポインターが当たっている部分。この仕様を活かして命中0%縛りもできる

*4 ボルトアクションライフルやボルトスロアー、リボルバー式マグナムも該当する。

*5 ステータス画面上では集弾性能の値が「3.50(ライオットガンと同等)」となっているが、明らかにそこまでの集弾性はないのでこれは誤り。

*6 ケースに装着することで様々な効果を発揮するアイテム。

*7 各種チャームのモデルは旧バイオ4のものを再現しているためか、名前も同様の「セミオートショットガン」表記。

*8 銃を一回転させることでレバーの前後スライドをワンアクションで行い、片手でリロードするテクニック。また、銃が逆さになるので上部から排莢されるシェルが詰まることなく落下する。シュワちゃんがターミネーター2でやった。

*9 実際のところ、このサイズは反動を抑える必要があるアサルトライフル用で、一撃の重さが重要の狙撃銃としてはあまり一般的ではない口径ではある。一般的に狙撃に用いられるライフル弾は7.62mm(インチ表記で.30口径)かそれ以上。

*10 遠距離を狙う分にはスコープとアイアンサイト両方で、的や景色の画面上の大きさに違いはない。

*11 余談だが、現実のライフルも手動式の方が機構を精密に作りやすいため、精度や射程という点ではセミオート式より優れているとされる。

*12 実銃の弾丸サイズを考慮すると間違ってはいないのだが、本作の弾は銃のカテゴリーで大雑把に表記されている関係で違和感が大きいのは否定できない

*13 一応、サブマシンガンよりは連射速度は低いため慣れれば単発でも撃てる

*14 寄生体露出のしゃがむ時ではなく、爆発や閃光でうなってのけぞる時。

*15 ダメージを与えられるのはあくまで巨人部位に対してであって、弱点の寄生体を露出させる手助けになるのみ。 ソースはエンターブレインの『バイオハザード4解体真書』のエルヒガンテの項より。

*16 PS2版ではT.A.Oのみ、Wii版以降はエイダ・ザ・スパイでも使用可能

*17 RE2のナイフは耐久値が無くなると消滅する仕様。敵に突き刺さったまま回収できず無くなる事もある。

*18 モデル自体も本編と異なり、B&T MP9のような外観となっている。

*19 巷で散見される「弾が貴重品」という声は大抵この仕様を理解していないのが原因。「弾が出ないから使えない」のではなく、「使わないから弾が出ない」のである。

*20 クリーチャーに限らず“的”になる対象があるとそっちに飛んでいくため。なので、実は範囲内にホーミング対象となる的が無ければちゃんと真っ直ぐ飛んでくれるのだが、普通は本文の通りでそんなもん活かす程に余計な弾の確保なんてされないので……。

*21 第一形態は通常の手持ち武器で戦うことになる。余談だがこの時に通常のロケランを撃ち込むと即第二形態に移行可能。

*22 一応リロードのモーションがある。スペシャル衣装2では更にモーションが変化し、アシュリーを連れていると拍手してはしゃいでくれる。

*23 実は旧作でも当初は「限定強化で弾数無限」という設定で登場する予定だったらしく、没データの中に「シカゴタイプライターの弾」というものが存在した。おそらくRE4のこの仕様が当てはまると思われる。

*24 S+ランククリアはあくまで「引き継ぎなしの1周目から始める事」(+セーブ回数15回以内+一定時間以内にクリア)が条件。つまりボーナス武器は使用可能なので、道中で限定強化まで辿り着けさえすれば簡単。後に有料DLCで限定改造チケットが販売されたため、これを用いれば最短で(武器商人が初登場する)チャプター2から弾数無限にすることもできる。

*25 ストック付きのTMPと比べると威力の面では僅差で勝っているものの、集弾性能・装填速度・サイズの面で劣っている。さらに言えば無改造の時点(0.4)では威力すらTMP(0.5)より低い。

*26 余談だが限定強化でモデルが変化するのはこの銃だけ

*27 50口径弾を撃つことを目的とした一般販売されている中では最大口径の大型リボルバー。

*28 売ればそこそこお金になるがこれの改造後にお金を使うかと言われると…

*29 因みに、本作のラスボスであるサドラーと声優が一緒。

*30 プロレスではフロント・スープレックスと呼ばれることの方が多い技。

*31 地味に横蹴りと前蹴り2種類の動作があったりする

*32 つまり「腹と腹」を意味するベリィ・トゥ・ベリィとは別のプロレス技。ベリィ・トゥ・バックやジャーマン・スープレックスなどと呼ばれたりする

*33 「毒針」とは格闘技で鋭い膝蹴りや肘鉄に対する異名。「毒サソリ」の異名を持つキックボクサー、アレクセイ・イグナショフの膝蹴りが有名。