登録日:2026/09/10 Thu 00:13:55
更新日:2026/09/11 Fri 01:05:32NEW!
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出典:「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」第11話 より
2026年4月~7月/ソワネ/©塀(秋田書店)/上伊那ぼたん製作委員会
『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』は塀による漫画作品である。
「マンガクロス」(秋田書店)にて2019年から2024年3月まで連載され、2024年4月からはチャンピオンクロスにて引き続き連載されている。
【概要】
大学生の女性たちがお酒を飲み交わしながら、彼女らの人間関係を描いた百合物語。
お酒の描写や種類についてもスポットを当てているが、作者曰く、お酒そのものというよりは、お酒が絡んだ日常、お酒を飲みかわすお互いの感情や空気感、人間関係の変化を描いているという。
また、お酒に対する描写だけでなく、各キャラクターのファッション描写にも力を入れている。
ファッション描写に力を入れることによって、それぞれのキャラクターがどんな人物なのか、より深く見せたいと意識してこだわって描いたとのこと。
キャラクター同士の関係が深まってからは、片方が出かける相手の服のテイストに合わせるなどの描写をしているという。
単行本の各話では作者の衣裳に対するそれぞれのこだわりを綴っている。
なお、主人公の名前である「
上伊那」から
長野県が聖地と思われがちだが、作品の舞台は
埼玉県の秩父などである。
また、上伊那ぼたんらが暮らしている大学寮のモデルは、
東京都豊島区の「雑司が谷旧宣教師館」である
メディアミックスとしては2026年4月~7月にテレビアニメが放送された。
【あらすじ】
20歳の大学生。
上伊那ぼたんは、酔うと少し大胆になって、
一緒に飲んでいる先輩たちにドキッとする一言を・・・?
草花芽吹く春の季節。寮生たちと秩父の芝桜祭りを訪れたぼたんだったが、気づけば寮長・いぶきの姿が見当たらない。いつものことと呆れる寮生をよそに、ぼたんはいぶきを捜して駆け出していく。
ようやく見つけたいぶきはベンチでひとり、ハイボールをごくり。
ぼたんはいぶきの姿に誘われ、初めてのお酒を口にする。
【キャラクター】
・上伊那ぼたん
CV:
鈴代紗弓
「こんなおいしいの、独りで飲んでたんだ」
あらすじや扉絵の通り、本作の主人公。サイドツインテールを黒リボンでまとめた、セミロングのピンク髪。
浪人して入学した大学1年生。
浪人して20歳になっているため、飲酒が出来る。
彼女がお酒にはまったきっかけは寮生仲間と秩父の芝桜祭りを見たとき。
ひとりハイボールを飲んでいたいぶきと出会い、そこからお酒の魅力に入り込んでいく。
同時に、お酒が好きないぶきの秘密を共有して彼女と親睦を深めることになった。
お酒が入るとスイッチが入り、人が変わっていくようになる。
炭酸が苦手である。飲むとげっぷが出てしまう。
星空を見るのが好き。これは昔家族で長野の星空を観るためにドライブしたことによる
だんだんといぶきとお酒を飲み交わしていくうちに距離を縮め、恋心を抱いていく。
「いぶきさんのことももっと知りたいな・・・」
キャラクターソング担当回は第1話と第12話。ピンキリ回担当。
・砺波いぶき
CV:
青山吉能
「私はぼたんを独り占めしたいよ」
寮長を務める大学4年生。
お酒が好きでお酒に関する知識も豊富なはず・・・なのだが、人前でお酒を飲もうとはしない。
寮の談話室の棚には半分がいぶき、半分が郡上先輩が買った酒瓶が置かれている。
彼女が人前でお酒を飲まなくなったのは、飲むとしゃっくりが止まらなくなる体質であるためである。一度人前でそれをみられた際、咎められてしまい、ある意味それがトラウマのようなものとして心に重くのしかかっているためである。
しかし、秩父で飲酒していたところをぼたんに見られ、彼女に様々なお酒を進めるうちに彼女と一緒にいる時間を増やしたいと思っている。
作者曰く、彼女の衣服に関しては「ストレスフリー」を意識しており、パーカーなどオーバーサイズな服が多い。
・郡上かなで
CV:
寿美菜子
「いぶきも気にいると思う?このお酒?」
ぼたんたちと同じ大学に通う修士1年生の先輩。
自身の専攻分野から映画・芸術と知識の幅が広い。
ぼたんとは寮の談話室や自身の部屋などでお酒を共にする。しかし、彼女はいぶきのことが好き。彼女と一緒にお酒を飲みたいと思っているが、いぶきは上述の理由で一緒にお酒を飲むことを拒んでおり、なかなかその機会に恵まれない。
しかしそうこうしているうちにぼたんはいぶきと一緒に飲酒する機会が増えているのを見てヤキモキしていることが多い。(本人曰く
“ぬけがけ”)
この結果、物語が進むうちに自身の気持ちが叶わぬものになる自覚を持つ。
喫煙者。ぼたんいわく、喫煙している彼女の姿は「女優みたい」とのこと。
運転免許も有している。
・遊佐あかね
CV:天海由梨奈
「わたしたち、一つになれたらいいのにね」
大学2年生。(アニメでは大学3年生に変更)
音楽に興味を持っており、ギターを演奏することが出来る。
親がレコード収集家で、自身も聞きたいと相談したら多くのレコードを貰い受けた。部屋にはレコードプレイヤーもある。
割とマイペースな性格。ドレスコードのあるフランス料理店にやえかと行った際、大胆にも楽器と一緒に持ってきたこともあった。
運転免許を持っているが、MT車である
作者曰く、あかねは音楽をやっていることから、中性的な服装にしているという。
・北杜やえか
CV:
富田美憂
「あっ、そう!いいわよ別に!あかねなんて知らない!」
ぼたんたちと同じ寮に暮らしている大学2年生。(あかね同様、アニメでは大学3年生。)
昔からアウトドアや旅行が好きと割とアグレッシブなタイプ。
大学で出会ったあかねとはバイクの旅番組の話が盛り上がり、バイクの免許を取ってしまうほど。(とったはいい物の、肝心のあかねはいっしょに乗ることを拒否してしまい喧嘩になったこともある。あかね曰く、
「後ろには乗れない」とのこと)
ぼたんやいぶきを誘って、長瀞や川越へお出掛けすることも多い。
(そして大体そういう時、あかねはバンドの練習などへ出ていることも多い)
進路のことやすれ違いであかねと喧嘩することもあるが、後から仲直りしてしまう。
そして互いに思いやっていることは間違いない。
・張景嵐
CV:
河瀬茉希
「おいしそうに飲みますね!いぶき!」
台湾出身の留学生。
時折、日本語に交じって中国語がでる。
素直で物事をはっきりと伝えるタイプである。故にグイグイ来ることもある。
マンゴーのカキ氷が好き。
お酒も飲める。その際、いぶきと一緒に飲みたいと素直な気持ちを伝えたが、上述の経緯もあり、いぶき自身は乗り気でなかった。
後に、ぼたんといぶきが一緒にお酒を嗜んでいる場面を見て、自身は入れる余地がないと察してしまう。
後に失恋した郡上先輩とお酒を飲み交わすうちに意気投合して気持ちを通い合わせていく…。
【テレビアニメ版】
2026年4月~7月にかけてテレビアニメが放送された。
アニメーション制作は
monoを手がけたソワネ。
プロデューサーは、「
ヤマノススメ」を手がけた村上光氏と藤田規聖氏。
序盤は分かりやすいガールズコメディという印象だったが、読者に解釈を求める作風で、その余白を求める雰囲気が面白いと思い、アニメにしてみたいと思い至ったという。
クリエイターの個性を活かしたエピソード作りをしてみたいと思い、
原作者と連携しつつ、各エピソードを担当する作画の画が分かるようにして、それを見所にしたいと考えたという。
(作画に関して)
上述のように、原作者に了承のもと、各作画監督による個性のある「画」を押し出した作風が、多くの視聴者の話題を呼んだ。例えば第2話のぼたんたちが長瀞を訪れる描写など。
一方で、第3話に関しては、その個性の強いキャラデザ故に「
作画崩壊」なのではないかと批判する視聴者も出てきて、ネット界隈では賛否を呼ぶことになった。
上記の通り、作者に了承を得ての演出手法なので、それを含めて本作の手法を楽しんでもらう意図があったのと、昔のアニメ作品などではこうした統一性がない個性的な作画を見る機会が多かったとして擁護的な意見がある一方で、あまりに個性派過ぎる作画と演出によって、物語に入り込めないという意見も見られた。
こうした議論はある意味、アニメ製作や作画に対する価値観に一石を投じたと言えるだろう。
(主題歌)
OP:「芽吹くとき」
yonigeによるオープニング。
ED:「感情グラス」
主要キャラクター歌唱によるエンディング。各話ごとに担当キャラが異なる。
20歳になってお酒を飲めるようになってから、追記・修正を大胆にお願いしまぁ~す。げっ
この項目が面白かったなら……\酒は飲んでも…ひっく/
- 廣井きくり「ぼっちちゃんと妹ちゃんもお酒飲み始めたんだ!」 -- 名無しさん (2026-09-10 10:56:18)
最終更新:2026年09月11日 01:05