白(NARUTO)

登録日: 2011/04/05 Tue 17:13:23
更新日:2024/12/07 Sat 13:22:57
所要時間:約 4 分で読めます





君には、大切な人がいますか?

人は…大切な何かを守りたいと思った時に、本当に強くなれるものなんです




白とは『NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。


【プロフィール】

CV:浅野まゆみ
1月9日生まれ(享年15歳)
身長 155.9cm
体重 43.2kg
血液型 O型
性格 温厚、素直、一途


【概要】

第一部・波の国編に登場する霧隠れの里の抜け忍。
「氷遁」の血継限界を宿す雪一族の末裔で、忍者としての天性の才能を持ち、霧隠れの鬼人・桃地再不斬に忠実に付き従う。


【人物】

戦闘中は仮面をしているが、その素顔は


女性と見紛うほど美しい


どのくらい美しいかというと、ナルトが女の子と間違えて姉ちゃんと呼び、白が帰り際に自分は男だとバラすと、
「ンなバカなっ!サクラちゃんよりカワイイのにィー!?」とガッカリするくらい。


女性と見紛うほど美しい


大事な事なので二回(ry
上記のシーンでは、長い髪を下ろしピンク色の着物を纏い、黒いチョーカーを身につけ白い帯を腰で後ろにリボン結びしている。女物としか思えないような格好で、普段にも増して女性らしく見えていた。だが男だ。

また、外見だけでなく性格も良く、
ナルトからは他の所で会ってたら友達になれるかもと言われたり、
『草花や鳥を愛する心優しき少年。本来ならば忍として生きることなどなかったはずだ。』と公式のオフィシャルBOOKに書かれるほどである。
常に穏やかで従順、戦っている時や死の直前ですらその表情と口調は静かである。
が、唯一ガトーが再不斬に触ろうとした時だけはガトーの腕を折るほど激しい怒りを見せていた。
ガトーが大したクズであることが原因の一つかもしれないが、再不斬への思いの強さがうかがえる。


【能力】

幼い頃から再不斬に徹底的に戦闘術を教え込まれてきため、戦闘能力は非常に高く、特にスピードを活かした攻撃を得意とする。
その実力はカカシや再不斬も高く評価し、再不斬に至っては「白の術は自分すら凌ぎ、カカシでも勝てない」と称賛するほど。
また、カカシですら見たことのない片手の印を結ぶことが出来る。

◆使用術
  • 水遁・千殺水翔
地面に散らばった水滴を無数の千本に変え、あらゆる方位から放つ。先述の片手の印で放つのはこの術。
サスケとの戦いで使用したが、木登り修行でチャクラコントロールを身に着けた彼に躱されてしまった。

  • 氷遁秘術・魔鏡氷晶
白最大の忍術。
冷気によって作り出した無数の氷の鏡で敵をドーム状に包囲し、鏡の間を高速で移動しながら敵を攻撃する。
鏡は当時のサスケの火遁や素の状態のナルトの打撃で破壊できないほど強固。



【劇中の活躍】

来歴

幼い頃、彼の母が血継限界であることが父に知られてしまい、父が母を殺し、彼をも殺そうとする事件が起きた。
アニメでは泣きながら白を殺そうとしたことから、彼を愛していない訳ではなく、血継限界を知られれば必ず死が訪れるという掟を守る為である。
そして、父を殺してしまった白は孤独の中で絶望する。
この忌まわしき血継限界の血が両親と幸せを奪ってしまい、彼はこの世に生きる意味を失った。

そんな彼を救ったのが、血に秘められた能力を必要とする再不斬だった。
自分を拾い、生きる意味を与えてくれた再不斬の為に、彼を守り、彼の戦闘道具として生きること。
これこそが、白が見つけた忍道であった。

波の国編

瀕死の再不斬に千本でトドメを刺し、カカシ班の元に仮面を付けた姿で登場。
この仮面は里の機密保持のために抜け忍を抹殺する追い忍のものであり、再不斬の脈拍停止と仮面の意味をカカシが理解すると再不斬の体を抱えて移動する。
だがトドメの攻撃と思われたのは仮死状態にして再不斬を逃がすための攻撃であり、その場で死体処理を行わなかったことからカカシも違和感を抱く。

その後、修行に疲れて寝ていたナルトと出会う。
このときの白は仮面を付けていなかったためナルトは彼の正体に気づかなかった。白はナルトの正体に気づいていたが、再不斬のための薬草取りを優先して交戦の意思は見せなかった。
ナルトを優しく起こし、ナルトもお礼か人の良さか薬草取りを手伝う。その薬草がかつて大苦戦した敵の治療に使われると知らないままに。
その後ナルトと言葉を交わし、本記事冒頭の言葉を話して去っていった。

橋の決戦では再不斬と共に登場。
氷遁を操りナルトらを苦しめるが、サスケを瀕死に追いやった事で怒りに燃えるナルトの中の九尾を呼び起こしてしまう。
九尾のチャクラを放つナルトには全く歯が立たず、得意のスピードもあっさりと見切られ、強烈な一撃を顔面に食らってしまい、鏡も破壊される。


再不斬さん…ボクは…この子には敵いません…


仮面が割れたことでナルトは白が修行中に遭った少年だと気づく。
動揺したナルトは白への殺意を解くが、白はナルトに負けたため、自分に存在意義はないと語る。
そして、白は自身の過去を話す。親を殺したこと、絶望の中で再不斬に拾われたこと、何より彼の道具として生きることが嬉しかったと。


再不斬さんはボクが血継限界の血族だと知って拾ってくれた。
誰もが嫌ったこの血を…好んで必要としてくれた…嬉しかった…!!


けれど、ナルトに敗北した自分はもはや道具としての価値はなく、ナルトに自身を殺すよう嘆願する。しかし、ナルトは納得がいかない。


納得いかねぇ!強いやつでいるってことだけが…お前がこの世にいていいっていう理由なのかよ!
闘うこと以外でだって 何だって…他の何かで自分を認めさせりゃよかったはずだろ‥‥‥


ナルトは自分と白が同じ境遇だったからこそ、別の方法があったと語る。しかし、白も自分とナルトが同じだからこそ、自分の気持ちがわかるはずと返す。
それを聞いたナルトは意を決してクナイで白を刺そうとするが、直前で再不斬の危機を感じ取った白はナルトの手を止め、瞬身の術で再不斬の下へ駆けつける。そして…


この子…もう…死んでる


最期はカカシの雷切から再不斬を庇い、立ったまま絶命した。
彼の死にナルトはおろか、再不斬も強いショックを受け、最期は白へ今までのことを詫び、死亡した。


もう…さよならだよ…白…
今までありがとう…悪かったなあ…

白よ…泣いてるのか…
…できるなら……お前と…同じ所に…行きてェなぁ……オレも…





―雪のように真っ白な少年だったな……





第四次忍界大戦

カブトに再不斬と共に穢土転生で復活させられた。
カブトェェェ…

穢土転生で復活した際は再不斬と共にカカシやガイと対決する事になった。
その際もナルトの成長ぶりを教えてもらうやいなや、笑顔になり、これからも強くなると太鼓判を押す。

決着の際はカカシがお前達(再不斬と白)がナルトにとって最初の敵で良かったと感謝していた。


【台詞集】


「……君には大切な人がいますか?」

「大切な人を護りたい…その人の夢を叶えたい…それがボクの夢」

「自分の大切な人を守る為にあなたとも闘う!」

「安心して下さい…ボクは再不斬さんの武器です…言いつけを守るただの道具としてお側において下さい」

「フフ…ボクはまだ子供ですから」


【余談】

白の素顔はゲームでも見ることができる。
その方法は、ゲームによっては白を何回か壁や地面に叩きつけて仮面を割るという鬼畜仕様。

ナルストシリーズでは普通に仮面なしがデフォルト。
激闘忍者大戦シリーズでは通常は仮面ありのみだがセレクト時に特定のボタンを押しながらセレクトすると仮面無しで戦うことが出来る。



追記・修正お願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • NARUTO
  • 浅野まゆみ
  • NARUTO登場人物項目
  • 穢土転生
  • 抜け忍
  • 追い忍
  • 忍者
  • 霧隠れ
  • 血継限界
  • 涙腺崩壊
  • 男の娘
  • 美しい
  • 天才
  • 氷遁
  • 幸薄
  • 黒髪ロング
  • ナルトの人生に深く関わる重要人物
  • こんな可愛い子が(ry
  • 波の国編のヒロイン
  • 悲劇の男
  • 女性キャラより可愛い
  • 再不斬の嫁
  • 雪一族
  • 戦闘道具…ではない
  • 神回
  • 再不斬ホイホイ
  • 純粋
  • 全俺が泣いた
  • 重要なテーマ
  • 色白
  • 再不斬さんマジ紳士
  • 恐らく最初の大した奴
  • 哀しき悪役
  • 健気
  • 美人
  • 美人悪役
  • 美男
  • 美白
  • 鬼の目に涙を流させた者
最終更新:2024年12月07日 13:22