登録日:2011/08/18 (木) 18:57:33
更新日:2025/04/08 Tue 20:25:38
所要時間:約 4 分で読めます
ぼくらはもう一人前で自分でなんでもできると思った。
もう、この世の中のことはほとんど知った気になっていた。
でも本当は父や母に守られ社会に守られてるただの子供だった。
月刊IKKIで連載されていた鬼頭莫宏によるSFロボット漫画。
アニメ化、小説化もされた。
漫画・全11巻
アニメ・全24話
小説・全5巻
巨大ロボに乗って敵と戦うなかで、少年達は命、家族、そしてまだ見ぬ未来を見つめ直す。
鬼頭お得意の思春期の葛藤描写も細かく描かれており、何の為に戦うのか、何の為に生きているのかの悩みを丁寧に表現している。
2009年11月時点で1~10巻までの累計発行部数は約100万部を記録、2010年第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。
ここでは主に原作漫画・アニメ版について記述する。
●あらすじ
夏の臨海学校に、それぞれ違う土地から集まった15人の少年少女。
彼らは海岸で見つけた洞窟の先で怪しげな男から『ゲーム』に誘われる。
『敵』から地球を守るそのゲームに契約し、軽い気持ちで参加する少年達。
しかしそのゲームは彼らの運命を大きく動かすことになる――
●ゲームのルール
- 次々と襲い来る敵を巨大なロボットで倒し、地球を守る
- 敵は不定期に1体ずつ出現する
- 戦闘開始時にパイロットはコックピットに強制転送される
- 自陣の巨大ロボットは毎回同じものを使い、操縦は念動式
- 敵の心臓部である『核』を破壊すれば勝利となる
- 操縦者は原則として毎回交代し、次回の操縦者はランダムで決定する
- 操縦者に選ばれると身体に特有の模様が浮かび上がる(アニメ版のみ)
- お互いの出現から48時間に決着がつかない場合、双方とも負け扱いとなる
●巨大ロボット
漫画、アニメ版では《ジアース》(Zearth)と名付けられる怪獣のような巨大兵器。
《ジアース》の由来は「地球代表のロボット」ということで「EARTH」(地球)に、究極っぽい「Z」をつけた物。
甲殻類や甲虫を模したような黒い装甲をもち、全高は500mほど。小説版では《人形》と呼ばれる。
顔にあたる部分には契約者の人数に応じたスリットと、「目」のような光点がともされている。
手足による格闘のほか、機体のあらゆる箇所から地球すら貫通する「レーザー光線」を手軽に放つことができる。
構成材は謎ではあるが、弱点部位に核兵器が直撃してなお無傷という桁違いの強度の材質であり、特に装甲部位はさらに別格の強度を誇る。
しかもゲーム終了のたび、どれだけ破損していても必ず完璧に元の形に戻る。
操縦室はフローティング構造となっており、契約者の無意識から構築された「操縦席(普段使っている椅子など)」が人数分存在。
インターフェースは完全な思考操縦を可能としており、何の補助具もなく、文字通り考えただけで任意の挙動を取らせることができる。
また戦いの中で初期説明には無かった機能やそれを利用した戦法が発見されている。
<例>
- (近接戦闘時当てやすくするため)戦闘後に再生するのを見越して長すぎる腕を自切する
- 生き物の『命』を感知出来る
- 一瞬で匍匐前進または四脚歩行風に『変形』する
- 『命』を標的にしての精密レーザー砲撃
…等、明らかに人知を超えた技術力で製造されたものだが、一部に「敵」との関連性も見られ、多くの謎が隠されている。
●主な登場人物
ゲームに契約し、黒くて硬くてデカい巨大ロボットに乗り込んで敵と戦う。
章ごとに次の操縦者に選ばれたキャラにスポットが当てられ、自分の戦闘終了までの間一時的な主人公として扱われる。
漫画・アニメと小説ではメンバーに違いがある。中学一年生が殆ど。
- 和久 隆
- 通称「ワク」。サッカーが好きなスポーツ少年。明るく活発なお調子者で、隠されたヒーローになるべく戦いに燃える。
- 個別項目参照。
- 加古 功
- 通称「カコ」。臆病で自己中なやや日和見の少年。足が速く、不良のパシリをやらされている。チズに惚れている。
-
不良たちに言いように扱われている一方で、キリエを虐める事でフラストレーションを発散させていた。
そうした行動や精神的な弱さは姉からも酷評されており、一人では何もできない甘えん坊と馬鹿にされている。
ジアースのパイロットとして選ばれると精神的な不調はピークに達し、チズに
レイプ未遂を行った上、虐めていた不良男子をナイフで斬りつけ、意図的に残した不良女子をレイプしている。
いざ戦闘になると死の恐怖から逃走し、周囲の街に多大な被害を出す。明らかな敗色濃厚となった瞬間にキリエから掛けられた言葉に激発され彼を暴行するが、チズから首を切りつけられ出血死した。
ウシロが後に実家へ訪問した際、姉は彼が逃走した事を察しており、馬鹿にしていたのもそうした行為をやめろという忠告の裏返しだったと後悔していた。
小説版ではジアースを使って不良たちに復讐しようとするが、ジアースの力を過小評価していたこともあり、「少しビビらせるだけ」のつもりで放ったレーザーで全員跡形もなく消し飛ばしてしまう。
人を殺してしまった罪悪感で戦意を喪失するが、キリエに発破をかけられ、怒りに身を任せて何とか敵に勝利。しかし、ここで初めて「ジアースを動かすと死ぬ」というルールを聞かされ、錯乱しながら命を落とした。原作で序盤に死んだキャラ達が軒並み深掘りされ、大きく評価を変えた小説版でもコイツだけこの扱いである。
キリエ編ではキリエがカコに虐められながらも、彼との友情を感じていた描写が描かれ、過去にカコがキリエに伝えたアドバイスがキリエ戦勝利の鍵となった。
- 小高 勝
- 通称「コダマ」。土建屋社長の三男でモデルガンが趣味のボンボン。動物をいじめ選民思想を持つ典型的中二病。
-
外見も性格も褒める要素が一個も無い父を「横暴が許される人間」として尊敬しており、選ばれた人間になりたいと常々思っていた。
ジアースによる戦闘ではまだ戦闘後に死ぬという事を聞かされていなかったのもあり臆していなかったが、逆に街への被害を一切考慮せず「街が破壊されればうちの仕事が増える」と平然と口にしていた。
だが敵からの攻撃で姿勢を崩された瞬間、着地点にいた父親が死亡すると激しく動揺するが何とか勝利を収める。一方で死ぬと思わなかった父が死んだ事で死の平等性について考えてしまい、不幸にもその死の訪れが直後に自身に降りかかってしまった。
後にウシロがコダマの兄2人と会ったが、既に会社は血縁者以外の者に引き継がれ特需で儲かっていた。
その兄らは父を軽蔑しており、それぞれ医者と別の建設会社の経営へ道を進めていた。
小説版では戦闘が後半に回されたこともあり、恐らく最も原作と印象が変わったキャラとなった。根本的な思想は原作と変わらないが、恐れを知らない絶対強者だと思っていた父が勝の持つ猟奇性を恐れていたことを知り、更に多くの仲間の死や兄との和解を経て、「すべての命は平等に価値はなく、人間はその価値が無い命に価値を与えようとする。命に“価値”は無いが、命は“尊い”。」という考えに至る。
戦闘では敵性地球での戦いとなるが、「どちらが勝つか分からない以上、被害は少ない方がいい」と対戦相手以上に敵性地球を気遣う動きをし、ダイチたち兄妹を救った上で敵を倒し、「一人の犠牲も出さずに世界を救える」ことを残った仲間たちに証明して命を落とした(なお本人は、敵性地球人100億人を犠牲にした上での自己満足でしかない内心自虐している)。
なおこの戦闘は「ダイチたちがジアースではなく、四足歩行の敵のロボットを何度か見ているような発言をした」こと以外はそうだと思って読まなければ「敵性地球での戦闘」であることが気付きにくいように書かれており、ラストでダイチの発言が不自然に途切れる演出でようやく相手の地球での戦いだったことが明確に明かされることになり、その描き方は非常に読者からの評判良い。
- 矢村 大一
- 通称「ダイチ」。両親のいない貧乏4人兄弟の長男で、家族のためなら死ねると豪語する正義漢。並の大人よりガタイが良い。
- 個別項目参照。
- 切江洋介
- 通称「キリエ」。カコの同級生で、チビデブで気が弱く無口といかにもないじめられっ子。だが意外と芯は強い。
-
カコと同じ中学出身で、夏合宿には彼に連れられる形で参加している。そしてキリエも不良に虐められていた。
優秀な従姉妹がいたが友人の自殺に付き合う際に自分だけ生き残ったため引き籠っており、彼女の世話をすると共にその経験から生死観がかなり達観している。
その哲学的な思想や信念は自衛官の田中からも評価されており、後にウシロからも話しておけばよかったと思われるほどである。
戦闘の際に相手側と姿を合わせた事で戦う覚悟が決まり、改めて生きる意味と生きてきた理由を実感している。
彼の話だけ明確な戦闘描写がない。
後にウシロが実家を訪れると両親は憔悴していたが、従姉妹は時々災害ボランティアに出向く程度には復調していた。
アニメ版では一人だけやたらと強く、かなりの回数を生き延びている強敵を相手に瞬間移動したり高速ステップを踏んだりして、何もさせないまま蹂躙した。ちなみにこの辺りで原作に追いつくため、アニメオリジナルストーリーとなっていく。
小説版ではカコとの友情が強く描かれ、他の媒体と比べても頭がキレる側面が強調されている。戦闘の際は相手が射程外から一方的に攻撃してくる飛行型の敵で苦戦を強いられるが、「相手が自分にどう動いて欲しいと思っているか」を考え、カコのように逃げる振りをして追撃してきたところにカウンターを決めて撃破。この戦闘ではカコとの回想が多く、敵を倒す際にはカコに教わった走り方を思い出して反撃に成功している。
最後は気絶している相手パイロットの前に現れ、自らの手で直接トドメを刺した。
アニメ版設定の逆輸入か、後にカンジがキリエはジアースの操縦技術が高かったことを語っている。
- 吉川 寛治
- 通称「カンジ」。角刈り垂れ目のひょうきんで下ネタが好きな少年。ウシロと同じ中学校で彼曰く「マザコン」。
-
両親が共に建築設計士で摩天楼という巨大な建物の建設に関わっていたが、様々な思惑が入り乱れたプロジェクトに憔悴した母が自殺した過去を持つ。
その死からまもなくウシロとは同じ母を失った存在として知り合っており、以後カナも含め関係を築いていた。
ひょうきんな性格だが非常に頭が回り、コエムシから語られた物質転移の法則性の話から物質複製の可能性を聞いたり、マチが裏切者の可能性を早期から見抜いていたりとブレーン的な役割を担っていた。
戦闘では自分の地元で行う事となったが、母の墓標でもある摩天楼を背に一歩も動けないままハワイからの遠隔狙撃を受ける非常に不利な戦況だった。
しかし関ら自衛官の捨て身の行動によりレーザーを地殻ごと撃ち抜く作戦で敵の核を破壊し勝利を収める。
残った父は摩天楼建設関係で訴訟問題に発展したようで、ウシロが訪問した時には事業整理でごたついていた。
カンジの性格や容姿は父譲りのようで、皮肉とジョークを含めた台詞は歳を取ったカンジそのものだった。
- 門司 邦彦
- 通称「モジ」。優れた観察力と推理力を持ち、冷静沈着に仲間に的確なアドバイスを送るイケメン男子。チームのブレーン。
-
ナギ、ツバサという幼馴染がおり、ナギとはツバサを巡った恋敵である。心臓に難病を抱える先が短いナギの手前、ツバサが自分を選ぶことは無いと諦めていたが、ジアースの力を手にしたことで「ナギが持病ではなく事故死であれば、ツバサは自分を選ぶのではないか」と再び勝機を見出し、ナギの殺害を考えていた。しかし、ジアースの駆動条件が「操縦者の死」であることを知り、親友を殺そうなどと考えた自分への罰だと自戒。
自分の心臓が奇跡的な確率を超えたナギのフルマッチドナーであることを知っていたため、戦闘後に彼に自らの心臓を移植した。
ナギやツバサには心臓の提供者を伏せるよう頼んでいたが、彼らも薄々勘づいている。
また、早い段階から「自分たちが戦う相手は別の地球の同じ境遇の人間ではないか?」と察しており、自身の戦闘でジアースのコックピットが敵の急所と同じものであったことから敵の正体を確信したものの、仲間にはそれを告げなかった。
小説版では大きく役回りが異なる1人。ジアースのパイロットはモジではなくツバサであり、よりによってツバサの戦闘の際に混乱に乗じてナギを殺害。しかしツバサがその光景を目撃し、ツバサ自身も既にこの世にいないことを知ると世界に絶望し、「世界を滅亡させることですべてを無かったことにする」という目的のためマーヤとともに暗躍。マーヤに利用されていることを理解した上で、世界滅亡の一端を担った。
後にジアース内に潜り込んでいたため、カンジ戦において共に幻の世界に取り込まれる。その際、ナギもツバサも生きている幻の世界を正当化するべくカンジに働きかけるが、カンジが幻の世界を乗り越えたため共に帰還。彼の死に様に影響を受け、同じく別の幻の世界で心境の変化があったコエムシと結託してマーヤを出し抜いて彼女をパイロットとして戦わせることに成功する。
最終戦の後、自身が滅亡させた世界と運命を共にするのが義務であり、まだ復興の可能性があるなら若手も必要だと、次の地球に行かずに元の地球にとどまった。
- 宇白 順
- 通称「ウシロ」。頭は良いが性格は悪いメガネの少年。普段は塩対応だが切れやすく、妹のカナをいじめている。
-
その正体は田中美純の息子であり、全媒体において事実上の最終戦を担う、実質的な物語の主人公。散々妹にDVしてたくせに、妹が死んだ後にシスコンに目覚める困ったちゃん
最初から特に興味がなかったためジアースの契約をしておらず 、マチと共に「死にゆく仲間たちを安全圏から見ている人間」であった(ウシロはカナの参加を止めていたが、実際カナは兄を放っては置けないとこっそり契約を結んでいた。そのため、カナは椅子の関係で兄が未契約者であることに気づいており、兄の孤立を防ぐため黙っていた)。しかし、最期までウシロを気遣ってくれたカンジやカナの死、そして自分を愛してくれていた実母の死を経て自身も戦闘を決意。マチと共にパイロットとして契約を結び、最終戦(原作では正確にはもう一戦残っているが)のパイロットを担う。
戦闘ではトドメを刺す直前に敵のコエムシが現れ、ウシロを知っているかのような発言をしたことで「この世界にカナやマチもいるかもしれない」と動揺。敵のコックピットを開いて確認してしまったために逃げられてしまう。
その後「敵のパイロットを殺すために、敵性地球人を皆殺しにする」という方法を取り、罪悪感で嘔吐しながら一人一人敵性地球人を狙い撃ちにしていき遂に勝利、先に逝った仲間たちの元へと向かっていった。「ぼくらの」の設定のグロテスクさが最もよく描写された一戦である。
小説版でも「安全圏から見守る未契約者」であることは変わらないが、マリアの強行によりカナの契約を止めきれなかった(皮肉にも、結果論的にカナを仲間外れにしようとしたウシロの行動が正解だったと後にマリアは後悔している)ため、契約しなかった理由は「足手まといのカナがいる負けゲーに参加したくなかったから」と変わっている。
カナの戦闘が原作と比べ早い段階だったことや、カナの兄への愛情に気付いたのが彼女の死後だったこと、最後までただ一人その戦闘でのパイロットがカナだと気付かずにカナの死体を「何ふざけてんだ」と蹴り飛ばすようなマネをした(本人的にはカナの死を受け入れたくなかった部分も恐らくある)ため、カンジを含む他のメンバーとの関係が決裂。一人廃人のような状態でその後を過ごす。
後に、マーヤは別世界のウシロの実妹(田中の娘)であり、ウシロを強く憎んでいたため、このメンバーが契約させられた理由は「ウシロと一緒にいたから」であったことが発覚。これいくつもの世界を滅ぼした中で、マーヤは親友も妹もすべてを失った彼がマーヤの身体を求めてくることを知っていたため、自ら誘って言うことを聞かせようとするが、今回の彼は幻の世界でカンジと和解していたため戦闘を拒否。騙されて戦わされることになったマーヤの最期を看取った後、コエムシやこの世界のマーヤたちとの関わりを経て心境の変化があり、「自分たちが始めた戦いは自分たちで終わらせる」と引き継ぎ戦を担当した。
- 半井 摩子
- 通称「ナカマ」。模範的で口うるさい学級委員長タイプの少女。ダイチに負けず劣らず正義感が強い。
-
母親が水商売をしている家庭で生まれ、周りからの偏見を無くすために模範的で真面目な性格をしている。
だが母に対してはむしろ尊敬をしていて、理解を深める目的で売春をしようとするが、母親を知る男性と事情を知った母親の手により失敗。
ちなみに針子で家計を支えていた経験からジアースパイロット用のコスプレ衣装を作成する展開があった。
戦闘では母親のアドバイスを基に腕の先端部を切り捨てる戦術を取り、型に嵌らない戦い方で相手を圧倒した。
ウシロがナカマの母の元を訪れた際には憔悴しており、戦闘による唯一の負傷者だった事が判明。
衣装を作ってくれた感謝と共に彼女は大切な友人であったと告げられ、彼らの運命を知ってか知らずか病室で静かに泣いていた。
ちなみにナカマを虐めていた同級生は後に更生し、お見舞いをするくらいには関係が改善。
小説版では大きく役回りが異なる……というか、原作のマキポジションで「阿野摩子」として登場。実母は原作と同じだが、既に故人となっており、「売春婦の娘」であることに後ろめたさを感じている。しかし、戦闘に際し、実母は自分を庇って命を落とした誇り高く素晴らしい女性だったと受け止めたことで心境が変化。今後産まれてくる義理の弟のために戦うことを決意した。
戦闘に向かう際に養父に気付かれ、彼にすべてを打ち明ける。養父は「ようやく新しい家族を迎えられるのに、何故愛する娘を失わなければならないのか」とかなり狼狽するが、娘の覚悟を前に涙ながらに彼女の運命を受け入れる。戦闘において苦戦を強いられるも、養父のボディランゲージと彼から教わったミリタリー知識で「人型は戦闘において不利であり、ジアースは必ずしも人型である必要は無い」と四足歩行で迎撃。意表を突いて勝利する。
最期は養父と「父と娘」として抱き合い、彼に看取られて事切れた。本編において初めて「家族に自分の運命を告げ、お互いに受け入れて死に臨んだキャラ」となった。
- 本田 千鶴
- 通称「チズ」。一見清楚な清純派だが表情が乏しく、どこかミステリアスな雰囲気を持つ少女。リアリスト。
-
年上への憧れを持つ女の子で、中学校の
畑飼先生の余裕のある姿勢やクールな雰囲気に恋心を抱いていた。
自然と距離が近づき肉体関係に発展するが、畑飼からは
商売道具としか見られておらず、彼の友人に売られ輪姦されてしまう。
更に誰の子かも分からないままに妊娠してしまい、それを誰にも言えないままジアースに
胎児ごと登録してしまった。
夏合宿ではカコから好意を抱かれていたが無関心で、レイプされそうになった時は後に彼を殺すナイフで抵抗している。
戦闘はカコが行うべき出番を自分が代替として務めたが、かつて自分を辱めた男を徹底的に殺害。だが畑飼だけは
姉と交際していたため未遂に終わってしまった。
ウシロが後に実家へ訪れると父親はPKO団体を立ち上げており、被災者の支援を中心とした活動をしていた。
なお畑飼は後に数回出ているがさほど報いは受けておらず、文科省大臣を目指す事が明らかとなっている。
小説版では概ね筋書きは一緒だが、戦闘が後半に回されたことで、「敗北による地球滅亡」によって復讐を果たせなくなることを恐れ、冤罪をでっち上げて庄治を脅したり、戦う気力を失いかけているワクを誘惑してセックスで奮起させようとしたり、原作よりも手段を選ばないキャラになっている。
敵の正体を知り戦意喪失したワクを殺害し、自身がパイロットになると、庄治を脅してレイプ犯達の殺害を指示(事前に彼には事情を伝えており、犯人たちに銃口を向けさせていた)。庄治は「殺害完了」と嘘の報告をしたが、彼女はジアースの能力で目的の人物の生存を確認できるため、彼の嘘を見抜いて「試し打ち」と称して海軍の戦艦を破壊。舐めたマネをすると身内に死人が増えると脅しを強める。
さすがの庄治も彼女に従う他ないと次々に目標の殺害を指示最後に残った畑飼の車を撃ち殺害する瞬間、チズが彼と一緒にいた女性が命を落とす瞬間に自身の愛する姉であることに気付いて止めるが時既に遅く、姉を殺してしまったことに狼狽。敵に拘束されて戦意喪失し、庄治から奪っていた拳銃で自ら命を経った。その直後に胎児にパイロットが移り、ジアースはわけもわからず暴れ回るが、力任せに拘束を振りほどいて敵も何が起きたかよくわからないまま勝利。あまりの強さから、田中らが「魂が若いほどジアースのパワーは強くなる」という仮説を立てるに至った。
- 阿野 万記
- 通称「マキ」。ボーイッシュな少女。こう見えてミリタリーオタクにしてアニメオタク。コモとは幼馴染、カナを可愛がる。
-
実は幼少期に死にかけの状態で見つかった孤児で、養子として引き取られた家庭で育っている。おいたが過ぎると尻を叩かれる
日頃から血縁関係には負い目を抱いていたが、遂に母が妊娠し第一子の誕生に喜ぶが両親からは「お前が第一子だよ」と言われた。
家族という存在に重みを感じていたのでウシロのカナへの虐待は日頃から強く非難している。
ちなみにミリタリーオタクなのは父親の影響で、飛翔する戦闘機を一目見て「見た事が無い」と判別できるくらいには知識がある。
ウシロが実家に訪れた際には弟の一記が生まれており、マキの最期や自分たちの運命告げると尻を叩かれた後に「なぜ自分たち大人が守るべき子供たちがそんなことをしないといけないんだ」と号泣していた。
小説版ではナカマが彼女のポジションを担当し、マキ自身はほぼ原作と同じ設定でコモ戦の敵として登場。彼女の世界では原作でも小説でも何度か触れられたことがある「子供に世界を任せられないから政府がパイロットの子を殺害し、軍人がパイロットになる」という計画が実行されたらしく、彼女はギリギリ逃げ延びたところでの戦闘だった。産まれるはずだった弟共々家族を殺され、戦う理由に悩みながら触手による攻撃でコモを追い詰めるが、戦闘相手がパラレルワールドの存在だったとはいえ、親友のコモだったことに気づき完全に戦意喪失。戦闘を放棄する。
その後敵であるはずのコモとコンタクトを取り、自分の世界では殺害されていた阿野家夫妻と義理の弟と対面。「別世界のマコだ」と言う彼女を受け入れ、「マコに代わって弟を抱いてやってくれ」と親として接してくれた彼らに感動する。そんな中、マコのロボットが停止したことで、ジアースに続いて2体目の巨大兵器を日本が手に入れたと勘違いした欧米諸国は日本への開戦を宣言。大陸間弾道弾を日本に向けて放たれる。「自分を受け入れてくれる人達がいるこの世界と、この世界の自分が守ったまだ生きている家族を守る」と決意し、コモと共にICBMを迎撃。最期は世界存続のためコモに殺されることを望み、彼女の手で射殺された。
- 町 洋子
- 通称「マチ」。自然学校の地元の漁村の漁師の娘。活発で人当たりが良く、そばかすがトレードマーク。性格の悪い兄がいる。
-
その正体はココペリやコエムシなどと一緒にやってきた別の地球人。
ココペリと同じマガジンに入った予備のパイロットで、万が一引き継ぎ戦でココペリが死んだ場合の保険だった。
物語冒頭で契約をする際には二重契約状態となったため正常に作動せず、彼女が座っていた椅子はマキの椅子だった。
コエムシとは兄妹で、実は最初から子供たちをパイロットに選定しようと仕向けたスパイ。しかし冷酷かつ仕事重視な兄と異なり一般的な価値観と情はあり、カナが契約したと知った時にはかなり怒っていた。
物語終盤、カナの死を機会に改めて未契約者のウシロと共にパイロットに登録。
その後ウシロと子どもたちの実家を訪ねて回る旅をする道中で、元々兄に似ていたウシロに恋を抱き告白。
だが公園で子どもを虐める謎の人物に注意しに行った際、暗殺用の小銃で頭部に射撃を食らい瀕死の状態になる。
生死の境を彷徨う中で戦闘が始まったらどうしようもないというウシロらとの合意で、その命は兄の手により介錯されることとなった。
そうして死亡したマキだったが、運命の皮肉かこの地球のマキが奇跡的に存在していた。
元々この地球に訪れた際に発覚していたようで、コエムシの手により遠ざけられていたようだった。
なのでウシロやコエムシとの面識は無く、一連の事件とも一切の関わりは無い。
小説版はコエムシが別人であるため未登場。
- 徃住 愛子
- 通称「アンコ」。アイドルになることが夢の明るい少女。ちょっと頭の軽いおバカキャラで、メンバーで一番喜怒哀楽が素直。
- 古茂田孝美
- 通称「コモ」。ロングヘアーに大人びた雰囲気の穏やかな少女で、ピアノと読書が趣味。マキの同級生。父は国防軍の軍人。
- 宇白 可奈
- 通称「カナ」。ウシロの妹で唯一の小学生(四年生)。大人しい性格で、兄には日頃から暴力を振るわれいじめられている。
-
兄との関係は非常に悪く毎日暴力を受ける日々が続いていた彼女は、ウシロが天涯孤独の身である事を知っており、自分がいなくなれば本当に他人との繋がりが無くなる彼を憐れんで理不尽を受け入れていた。
そして物語冒頭の契約では兄の制止により未契約状態だったが、後に秘密裡に契約を交わしていた事が判明。
戦闘ではウシロの母・田中の支援を受けながら互角に渡り合うが、相手に人質として捕らえられた田中が自害した事で激怒し勝利を収める。
彼女の死とその間際に語った母の存在などはウシロにとって衝撃的な事ばかりで、それまで他人との関わりを最低限に収めていた彼を一転させるきっかけとなった。
CV:東地宏樹
海岸の洞窟でゲームを作っていた怪しい男。メガネをかけ白髪?でひょろ長い体躯の、ちょっと頼りない雰囲気の青年。
洞窟内に多数のパソコンを持ち込み拠点としており、モニターとして子ども達をゲームに誘う。
ゲームのチュートリアルとして最初のパイロットを務める。本名は画楽
CV:
石田彰
しもぶくれのネズミのぬいぐるみのような姿をしたゲームのアドバイザー。
宙に浮いており、任意のものをコックピットを介してテレポーテーションできる。
性格も口も悪く、ゲームの詳細を知っているようだがなかなか教えてくれない。
漫画では手の平サイズ、アニメでは人の顔ほどの大きさ。
※ルールのネタバレ
●途中から明かされるルール
- ジアースを動かすのに必要なものは契約者の命。たとえ戦いに勝利しても操縦者は絶対に死ぬ。
- ゆえにコエムシ曰く契約は「マガジン(弾倉)への登録」。つまり色々な意味で「鉄砲弾」。
- 契約している≠操縦権がある。操縦者は戦闘直後に契約者の中からランダムで選ばれ、戦闘時のみ操縦権を持つ。
万全のセキュリティ。
- 戦闘はいきなり始まるが、操縦者に選ばれてから数日程度のインターバルがある。
- 契約を撤回することはできない。
- 胎児ですら契約者や操縦者として選ばれる。(契約は母体と共に連動して行われる。)
- 操縦者が契約代償以外の形で他界して人手が足りなくなった場合、追加契約を行って規定数まで補充する事も可能。
- 追加契約者分の椅子は最初の契約分の終了後コックピットに出現する。
- パイロットが足りないまま戦闘をした場合、48時間以内に追加人員を補充すれば残存時間内で戦闘可能。
- 決まるまでは双方の攻撃は通らず、決まらなかった場合は不戦勝。ただし勝利側のパイロットは死ぬ。
- ジアースと敵は実質的に同じ存在。
- ジアースにも敵と全く同じ見た目の核がある。核の正体は操縦室。
- ジアースと敵の顔にある光点は残りの操縦者の数。死ぬごとに一つずつ消えていく。
- 敵の正体は平行世界(パラレルワールド)の地球人であり、戦闘は自分の地球と平行世界の地球の存続をかけたもの。
- 厳密な勝利条件は核の破壊ではなく、「味方側の地球人の手で敵操縦者を殺す」こと。
- 戦いの場は自分達の地球か相手側の地球のどちらかにランダムで決まる。
- 但し最後の操縦者のみさらに別な世界の地球に飛ばされ、「新しいコエムシ」と一緒に「別の地球における操縦者」を選定。
- ゆえに最後の戦いは後継者達にとっての「チュートリアル」兼「残る世界が2つ分か1つ分か」を掛けたものとなる。
- 戦いに負けた側の地球は消滅する。
- 勝った側の地球も戦闘の経過はそのまま残る。よって自分の地球で下手な戦いをすれば無関係な人々が普通に死ぬ。
- 48時間以内に勝敗が決まらないと両方の地球が消滅する。
要するに契約者は
戦闘後ランダムで死の宣告を受けて放流、死の覚悟ができたかどうか微妙なタイミングで地球の命運を背負った戦闘をさせられた挙句、どう足掻いても死ぬ運命にある。
…不憫過ぎない?
…そんな設定故、「戦うたびにパイロットが減って足りない!」なんて事態が容易に想像できる為、外部ゲーム出演は絶望的。
いくらお祭りゲーであるスパロボでさえ、あんまりにも絶望的で物騒なスパロボになってしまう……というか無理。
スパロボKより酷いことになるのは明白だし。そもそもジアースのアウェイ戦(並行宇宙にジアースのみ飛ばされる)どうするんだ。
宙さんを連れて行って、戦闘後に死ぬ定めの子供の目の前で「死ねぇ!!」でもしてもらうのか。
どちらにせよ不謹慎な話だし、錯乱する奴が増えそうではあるが。正義の味方なスーパー系陣が軒並み病むレベル。
……しかし、遂に
2020年10月『スーパーロボット大戦X-Ω』に期間限定参戦が決まった。
しかも
元祖トラウマロボットアニメ『伝説巨神イデオン』と同時
惨参戦である…ヤバイ臭いしかしない。
さらには参戦発表時は
『魔法のプリンセンス ミンキーモモ』が『ぼくらの』の上に並んでおり、
交通事故で死ぬ・乗ると死ぬ・みんな死ぬとユーザーを戦慄させた。
こんな連中の先頭に並べられた『牙狼-GARO-』が一周回って平和にしか見えないという間違った場違い感
ちなみに原作は既に完結済みなのだが、アニメ版の方が先に参戦しており、設定面でもアニメ版準拠となっている。
余談
◎アニメ版は原作ファンからは不評。だが、原作を知らない視聴者からは概ね好評だったらしい。
アニメ前半は漫画の細部まで描いた丁寧な作りだが、原作連載中にアニメ化がスタートしたため後半はオリジナル展開になっている。
◎
小説版は主役陣が大きく変更されており、ストーリーも当然異なる。
◎作品を作るにあたってはジョージ秋山の漫画『
ザ・ムーン』のストーリーを参考にしている。
◎着想のきっかけは、作者が「ロボットに乗っていい気になってる子どもなんてみんな死ねばいい」と思ったことらしい。
◎また、最初に構想されていたのは「魔法を使うと主人公の大切な人が死んでいく魔法少女モノ」で、
そこから「大きな力を使うには犠牲を支払う必要がある」という発想のもとに「操縦するとパイロットが死ぬロボット」という設定が考え出された。
◎2024年にSMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]の一貫でジアースのプラモデルが発売。
自立はできずスタンドによる展示が前提で、色分けは十分だがモールドがのっぺりとしていて外見通り虫のような趣きがある。
おまけパーツとしてコエムシとコクピットの核とそれを掴むハンドパーツが付属。
更にスリットの点灯数ごとに選べるシールにより残存パイロット数を選べる外道仕様。
原作漫画最終巻には初版限定版にのみオマケ漫画の小冊子が付属。
セルフパロディといった感じの内容で、作者本人のほかにアシスタントが描いた漫画もある。
重くシリアスな本編とはおよそかけ離れたギャグ要素の強い漫画の為わりと賛否両論。
特に作者本人が描いた最後のページのコエムシは忘れたくても忘れられないインパクトをもつ。
この記事を弄っても死ぬことはないので、安心しつつ追記・修正お願いします。(荒らしはダメ、ゼッタイ)
- くっそ、宙さんが全部持っていきやがったw -- 名無しさん (2013-12-10 16:53:57)
- コエムシの項目復活できますか? 前あったと思うんだけど。 -- 名無しさん (2014-01-16 03:11:06)
- まだどこぞの白い長耳毛との契約のほうが何かのためになる分ましだな・・・ -- 名無しさん (2014-05-26 21:43:28)
- 2007年、クレイモアとタメを張れるダークファンタジーと言われていたけど・・・ -- 名無しさん (2014-09-04 22:53:11)
- 着想が狂っとるww -- 名無しさん (2014-10-03 02:15:37)
- スパロボではボトムズのキリコを乗せたら解決しそうな気がする。というかジアース自体が本編の敵にトドメを刺さなきゃ、交代はないけど操縦者は死なないはずだから、制約付きで参戦出来そう。 -- 名無しさん (2014-11-11 21:15:07)
- ↑48時間以内に決着つかなきゃ両世界滅亡なんですがそれは……あとキリコの異能生存体は「契約しようとしても必ず邪魔が入るとか「板に手をついてもなぜか契約できない」とかで発揮されて結局生き残りそう。 -- 名無しさん (2014-11-11 21:27:29)
- ↑ 本編の敵をジアース以外の味方ユニットで撃墜した場合も、ジアースが撃墜したことになるのか・・・。そうか否かが参戦の分かれ道になりそう。ルールに関しては・・・アストナージやウリバタケ達が何とかしてくれるのを期待しよう。 -- 名無しさん (2014-11-11 21:40:05)
- 着想のきっかけ見て目を疑った、次元が違う -- 名無しさん (2014-12-23 23:08:22)
- スパロボだとジアースじゃなきゃ勝てない敵でも出ない限り出撃させる理由ないもんなぁ。あと他作品のキャラがジアースの動力源知ったら絶対出撃させないと思う。 -- 名無しさん (2014-12-30 17:32:03)
- スパロボに参戦させるなら、ゼオライマーと一緒にしてマサキさんに次元連結システムのちょっとした応用でなんとかしてもらうしか -- 名無しさん (2015-04-28 21:57:28)
- IFルートの分岐条件に「ジアース強制出撃のステージで○ターン以内(ジアース出撃前)に敵を倒す」 「IFルート突入までジアースを出撃させない」は絶対入るな -- 名無しさん (2015-07-24 23:38:37)
- ちなみに小説版コエムシは終盤に海防の空母数隻を瞬間移動させるという荒技をやっている。 -- 名無しさん (2015-07-31 17:46:01)
- ポプラ社からは紛らわしいタイトルの本が出ているな -- 名無しさん (2015-09-04 09:18:50)
- 敵が撤退して次ステージで再戦すればパイロット1人で2話戦えるね^^ -- 名無しさん (2015-09-04 09:37:27)
- スパロボの世界でジアースがあったとして、不老不死や死んでも何度でも生き返るキャラが搭乗したらどうなるんだろう? -- 名無しさん (2015-09-11 16:34:42)
- ああおおええおおえああお -- 名無しさん (2015-11-19 10:06:18)
- 作品の着想のきっかけを聞いて 兜甲児「いやいやいや待て待て待て」アムロ「死ねなんてそんな」シンジ「とばっちりじゃないですか」 -- 名無しさん (2016-02-12 21:53:11)
- 今日ブックオフで原作買ってきたんだがアニメで改変されてた所の違いが楽しめるか...アニメで知ったし。 -- 名無しさん (2016-04-12 18:15:10)
- ガンバスターの2倍のサイズとか超でかいなジアース -- 名無しさん (2016-04-26 10:12:25)
- 発案がマジで狂ってるなwww 鳥肌立ちながら笑ったわ ガンダム主人公への熱い風評被害 -- 名無しさん (2016-05-12 19:39:26)
- アニメ見たけど普通に面白かった!ぼくらのはアニメ見てから原作の方がいいのかな? -- 名無しさん (2016-05-15 23:32:23)
- 発案がイかれてる... だからワク、コダマ、カコが始めに死んだのか... いい気になってたっちゃあいい気になってたしな... -- 名無しさん (2016-05-15 23:34:13)
- 原作未読で見たが面白かった、24話って短い尺でしかも原作がまだ終わってないから多少のブレとまだ見てないが改悪は許せる。けど監督のあの開き直ったかのようなクソ発言とヤクザのおっさんたちはいらないと思った。仮に百歩譲ってヤクザのおっさんたちは許そう、いい人だったし。けど監督のあの発言はないわ -- 名無しさん (2016-05-18 21:57:49)
- ↑9ジアース側の設定を原作準拠するなら物理的に死なないキャラも例外はないと思う。何せ座標上の構成情報(素粒子の有無・種類)を自在に書き換えられる技術の産物なので -- 名無しさん (2017-04-05 12:04:44)
- スパロボで他作品のキャラも敵ロボが死ぬことで並行世界の地球の人間すべて殺してたって知ったら絶望しか感じなさそうだしやっぱ無理だな… -- 名無しさん (2018-04-14 20:15:55)
- イデオン「・・・俺はまだまともな方だった?」 -- 名無しさん (2018-11-09 15:42:49)
- 原作漫画は考えてみれば何も解決してないのに(結局黒幕すら不明)なぜか読破した時の後味は良いっていう奇妙な漫画 -- 名無しさん (2019-02-27 21:01:26)
- コックピットに収まる大きさの機体だったら共闘できそうだな。まあ厳密に考えれば出たところで敵機に干渉できないのでスパロボマジック頼りになるが -- 名無しさん (2019-08-12 01:48:25)
- スパクロΩなら参戦できそう。パイロットはパーツ扱いだし、敵も並行宇宙の地球の必要はない。イベントシナリオを進めるごとに操縦者が死んでいく事が判明して、それをクロスオーバーのなんやかんやで復活し、操縦者が死なないジアースとパイロットパーツ(15人のこども)が手に入るとか。 -- 名無しさん (2020-03-05 14:53:54)
- キリコとかラッキーマン辺りが生息してる平行世界がめっちゃ有利だな コブラだと少し運が弱い -- 名無しさん (2020-04-07 21:31:39)
- こんな鬱まみれな話でも、なるたる→ぼくらのから読むと、作者なりの価値観の変化や読者への配慮は感じられるから複雑な気分になるんだよなあ。逆から読んでしまったら?ご愁傷様 -- 名無しさん (2020-04-07 21:47:22)
- 完全版ぼくらのか……もうそんなのが出るほど時間が経ったんだな -- 名無しさん (2020-04-23 22:17:05)
- 事象の根幹は何も解決しなかったけど、末端である巨大ロボットすら弱点に核放り込んでも完全無傷ってレベル差だし、その根幹の物理法則をあの地球が頑張った程度で解けちゃったら台無しだよ。 -- 名無しさん (2020-08-13 22:12:51)
- ソシャゲの期間限定とはいえとうとうスパロボに来ちゃったよ…。しかもイデオンと一緒に -- 名無しさん (2020-10-12 21:44:48)
- なあにミンキーモモが何とかしてくれる -- 名無しさん (2020-10-13 19:51:12)
- なるたるとぼくらので実は声優ネタあるんだよねコモとアキラちゃん… -- 名無しさん (2020-10-18 13:52:42)
- >原作漫画は考えてみれば何も解決してないのに(結局黒幕すら不明)なぜか読破した時の後味は良いっていう奇妙な漫画→→あの世界における自然の営みに過ぎないと考えれば納得できる -- 名無しさん (2020-10-18 20:09:37)
- 「戦闘勝利後に起きるパイロットの死、なんとかしたいですよね……」 -- 名無しさん (2020-10-22 22:29:25)
- 正直そこなくしたらもうぼくらのである必要がどこにもないからな -- 名無しさん (2020-10-23 17:20:55)
- ↑11 こんなところに預言者が・・・ -- 名無しさん (2020-10-29 21:30:05)
- そこをどうにかしたせいで、今の鬼頭漫画に満足出来なくなった?人もいるし<死をどうにかした -- 名無しさん (2020-11-01 08:44:03)
- スパロボだったらコピーした体に「魂を乗せる」技術があっても不思議じゃないしね -- 名無しさん (2020-11-01 23:59:00)
- スパクロは結局どういうストーリーになったんだろう? -- 名無しさん (2020-11-02 15:23:54)
- アニメ版準拠だったかあ。まあそっちの方が軟着陸はさせやすいだろうけど -- 名無しさん (2020-11-08 21:25:54)
- アニメは半端に原作の先の展開を取り入れたのが最大の欠点だと思うな -- 名無しさん (2021-01-30 01:36:15)
- 続き。未契約者は原作では丹念に伏線張ってたのに、アニメは椅子の改変で原作の伏線潰しておきながら原作より先に未契約者の種明かししちゃったのがガッカリだよ -- 名無しさん (2021-01-30 01:45:31)
- LLかCCをパイロットにすれば? -- 名無しさん (2021-11-12 23:54:27)
- あの独特の読後感には「たぬき合戦ぽんぽこ」とか「この世界の片隅に」とかと同じ空気を感じる。 -- 名無しさん (2021-11-19 00:19:38)
- ↑ 3-4 おかげさまでアニメの視聴を終えるまで原作マンガは読むなって事がよく分かったわ そして原作未読でアニメ視聴したニワカの自分を自分で称賛したい気持ちにもなった -- 名無しさん (2021-12-28 15:35:33)
- 一般SRWに出すなら、ゲームバランス的にはジェイガン的な序盤のお助けキャラとして出すと面白そう。最初は15人の精神コマンドが使える超性能!ただし機体もパイロットも成長しない(というかパイロットは離脱する)上に最後は1人な!まあストーリー悲惨になるから絶対ないけど。 -- 名無しさん (2022-11-30 21:22:53)
- 原作だとロボから出た敵パイロットを射殺したら選ばれてたパイロットも即死んじゃったから結局戦いが終われば選ばれたパイロットも死んじゃうんだね… -- 名無しさん (2023-09-26 20:42:05)
- スパロボはアニメ版なら他のロボが出撃すれば子供たちが〇ぬのは回避できるけどそれならぼくらの参戦する必要があるかって話になるからな -- 名無しさん (2023-12-30 20:48:25)
- 着想は置いといて、ストーリーとしてはメッセージ性皆無だし、酷いな。元々ロボット操縦してるガンダムシリーズじゃあるまいし、ある日突然巻き込まれて理不尽に死んでいくだけで良い気にはなってないやんけ -- 名無しさん (2024-01-12 16:25:10)
- ↑いい気になってるよ、ルールを知らない最初の方はね。言ってみれば「おれつえー」な展開のラノベみたいな「死ぬ奴は自業自得か覚悟が決まってる」「都合良く死人が何万人も出ずに済む戦争」「善人は報われるか、因果応報が待っている」っていうのに対するアンチテーゼ、黒幕はそんな世界を嬉々として見ている消費者なんだよ。 -- 名無しさん (2024-09-10 19:25:22)
- ジアースが契約者の意思のみに従って動く仕様上、犯罪者とかを無理矢理契約させる手段は取れないんだよな……実際本編で操縦権得た直後に民間人狙撃した契約者居たし -- 名無しさん (2024-09-29 01:43:12)
- メッセージ性については一人ひとりの生き様自体がそうだし、原作の最終決戦が総括的な内容だしで上手くまとまってると思うけどな。腑に落ちるかはともかく。 -- 名無しさん (2024-11-22 21:32:58)
- 酷い話ではあるけれど、チズの「復讐ができるかもしれない」っていう考えも絶対的な力を手にして増長しているわけだから"いい気になっている"に当てはまる。そしてその後現実にぶち当たるだけで -- 名無しさん (2024-12-03 12:55:42)
- 鬼頭莫宏の用意する現実の壁のエグさよ -- 名無しさん (2024-12-23 23:54:48)
- 原作の黒幕は自然現象以外で言うならダレン・シャンのミスタータイニーのような奴だったりして。ただの想像だけどね。 -- 名無しさん (2025-02-26 11:50:14)
- コメントのログ化を提案しますが、大丈夫でしょうか? -- 名無しさん (2025-04-08 20:25:38)
最終更新:2025年04月08日 20:25