高坂京介

登録日:2010/11/03(水) 01:52:06
更新日:2019/11/27 Wed 20:31:31
所要時間:約 12 分で読めます




「っていうかなんだよ! 妹と? 恋しよっ♪!? しねぇ――よ!! よりにもよって俺に何を求めてるんだっつーの!
しかもR―18って! エロゲーじゃねえかちきしょぉおう!」




高坂(こうさか) 京介(きょうすけ)は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。主人公。
本編の語り部であり、物語は基本的に彼の一人称視点で進行していく。




声優:中村悠一
性別:男
年齢:17歳→18歳
身長:175cm
体重:60kg

千葉県千葉市に住む自称・ごく普通の男子高校生。
何事にも無気力で、「普通」「無難」であることを好み、平凡でいることを信条とし、退屈な生き方や日常を美徳と考えている。

幼なじみの田村麻奈実に勉強を教わっているおかげで、怠惰で非生産的な性格に似合わず学業の成績はそれなりに優秀。
ちなみに中学時代の成績は壊滅的に悪かったらしい。
麻奈実には「きょうちゃん」と呼ばれている。

特徴的な点が少なく、趣味なども特筆するようなものはない。顔も地味で、所属する部活もなし。無個性を絵に描いたような人物である。

常識人で、天然な麻奈実や理不尽な桐乃などに対しての突っ込み役。

麻奈実とはいつも一緒にいるが、あくまで友人であり、恋愛対象としては見ていない。
しかし周囲にはカップル扱いされており、麻奈実の祖父母からも「いつ結婚するの?」などとからかわれている。

なお、好みは新垣あやせのような黒髪ロングの大人っぽい女の子。
エロゲーでもまず黒髪ロングキャラを攻略するらしい。

自宅よりも麻奈実の家の方が居心地がいいと感じており、田村家の人々からも家族のように思われている。

ラブコメの主人公らしく、結構なフラグ体質と鈍感さを併せ持っている。

三歳下の妹・高坂桐乃とは数年前から冷戦状態にあり、同じ家に住んでいながらほとんど口を利くこともない。
桐乃からはゴミを見るような目で見下されていて、京介自身もまた大嫌いな妹に対して無関心を貫いていた。


















ある日、偶然から、イマドキのコギャルだと思っていた妹が子供向けのアニメにハマり、
「妹もの」のエロゲーをこよなく愛するオタクであるという事実を知ってしまい、「人生相談」を持ち掛けられる。

面倒だと思いつつも彼女の相談に乗り、妹に共通の趣味を持つ友達を作る為に尽力し、以後「人生相談」の度に様々な問題を抱えて奔走することになる。

妹属性は無い。本人曰く「現実に妹がいる身ではどんなに可愛いキャラであろうとも腹に一物抱えているように見えてしまう」とのこと。
ある意味桐乃以上のツンデレで、モノローグですら滅多にデレない。

そんな彼だが、ひとたび妹が窮地に陥ると、体を張って妹のピンチを救う。
大嫌いな妹の為にこの世で一番恐れている父親に歯向かい、妹の親友に変態の烙印を押されながらも説得し、たった一文のメールでアメリカまで飛んでいき、
32kmの道のりを痛チャリで爆走する姿はまさにシスコ……漢である。
それでも妹のことは大嫌いだと言い張るのだから、相当素直じゃない。

普段は桐乃の横暴に憤慨しながらもビビって何も言えないヘタレ。その性格からか勝負に出る際は必ず何らかの奥の手を用意している。
熱くなると考えなしに喋る癖があり、言わなくてもいいことまで言って自爆するタイプ。
が、暴走してからが彼の本領発揮である。その聖なる屁理屈は頑固親父や潔癖症まで言いくるめてしまうほど。

当初は完全に一般人であり、オタクに対してそれなりに偏見も持っていたが、桐乃や桐乃の友人たちと触れ合うことでオタクに対する偏見を払拭していく。
巻を追うごとに彼女らに毒され、着々とオタク化し始めている。

本人も自覚していなかったが、桐乃への拒否反応とも言える心情は、よく出来た妹に対する嫉妬心や劣等感によるところが大きかった。
黒猫や伊織・フェイト・刹那を通してそれを自覚してからは、妹への態度がいくぶん軟化し、段々自分でも認めるほどのシスコンへと変貌しつつある。


PSPゲーム『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』でも主人公を務める。台詞はきちんと中村悠一氏の声で収録されている。
ギャルゲーなので、様々なヒロインと恋愛関係になることができる。
桐乃ともなれるが、流石に実妹はまずかったのか『桐乃がもし義妹だったら』というIFルートでのみ恋人になる。
ゲームのシステム上、ツッコミが豊富。中村悠一氏のハイテンションボイスでのツッコミは笑いを誘う。
また、無事ヒロインと結ばれるEDもあれば、バッドエンドを迎えることもある。
ちなみに一番バッドエンドに行きやすいのはやはりというかあやせ。選択肢やツッコミを間違えたら即バッドエンドとかもある。

ちなみに続編で各ヒロインと結ばれた後の話が見られるが、瀬菜以外のヒロインとの間にはもれなく娘が産まれている。
ヒロインによっては桐乃が姪バカになるが、好いてくれているのは加奈子の娘だけ。ある意味哀れである。
また、大抵のヒロインは働いている様子がないので、嫁が専業主婦でいられるほどの稼ぎはある模様。
伏見つかさ先生が書き下ろしたとあるヒロインの結婚後の話では若くして課長に昇進している辺り、サラリーマンとしては有能っぽい。




「このアルバムで家族と一緒に笑ってる桐乃も……モデルの仕事で、流行の服着て、格好良くポーズを決めてる桐乃も。
 オフ会でオタク友達と並んで、しかめっ面で騒いでる桐乃も――この全部が桐乃なんだよ! 全部があって、初めてアイツなんだよ!
 一つでもかけたら、アイツじゃなくなっちまうんだよっ!」
「いいか……! これを見て、まだアイツの趣味を認めねえってほざくんなら……! 桐乃の代わりに俺が親父をぶっ飛ばすぜ!?
 なんも知らねぇくせに、テキトー言ってんじゃねぇよ!」

「とにかく、アレは俺のなんだって! 高校生だって、18禁のエロ本くらい持ってたっていいだろ!?
 お袋だって、ベッドの下のコレクション、持ってていいって認めてくれてるもん!
 そのゲームだってエロ本と同じようなもんだろが! なんか違いあんのかよ!? えぇオイっ! ねーよなぁ!?
 だからゼッテー捨てねぇ――よ! ふヘアはは! 誰になんと言われようがな、命を懸けて護り抜くぜ!
 よっく聞けよ、親父。俺はなあ、アニメも、エロゲーも、超・大・好き・だぁ――――っ! 愛していると言ってもいいね!
 こいつを捨てられたら、俺は俺でなくなっちまうんだよ! エロゲーは俺の魂なんだよ……っ!」
「分かったかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――っ!」

「桐乃の趣味は、俺たち兄妹の仲を、ぶっ壊れた絆を繋いでくれたんだよ。あのときアレを見付けなけりゃあ、俺たちの関係はずっと冷めきったままだった。
 一番そばにいた妹のことを、助けてやるこたあできなかった。カンケーねえってそっぽ向いたまま、妹が泣くのを眺めているしかなかったんだ……!
 だから俺は心底感謝してるぜ! てめえが穢らわしいと抜かしたオタク趣味全部にな! こいつがあったからこそ、俺たちは初めて本当の兄妹になれたんだ!
 泣いている妹を見たとき、カンケーねえなんてクソな言い訳をしなくて済むようになったんだ! ……この想いを、誰だろうと否定されてたまるかよ。
 ウソなんかじゃねえ、これは俺たちの〝愛の証〟なんだ! いいか、よく聞け、俺はなあ――」
「妹が、大ッッ……好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――っ!」

「友情は見返りを――」
「――求めない!」
「ホモと友情を誓った覚えはねえよ!」

「……一緒に帰ろうぜ。じゃないと俺、死ぬかもしれない」


「おかえり、桐乃」


「俺はロリコンじゃねえっ! シスコンだぁぁ――――――ッ! 勝てぇぇぇえぇッ! 桐乃ぉぉおぉぉぉォォォォォッ!」

「おまえに桐乃はやらん」

「なにって……兄貴の義務を果たしてんだよ」

バッカだなあ――おまえ。本当、バカだよ。信じられねーほどのバカ。アホ。
アニメやエロゲーがそこまで大事か? そこまで頑なにして、護らなくちゃならないもんなのか? 俺にゃあ分からん。さっぱり、分からん。
それは絶対、誰かに誇れるような趣味じゃないってのに、どうしてそんな大切にして、楽しんで、集まって、騒いでさあ。
ああ――ったく……オタクってのは、みんな、こんなんなのかねえ……。
だとしたら、やっぱり、俺が思ったとおりじゃねーか。
「悪くねえ」


分かんねー。ぜんっぜん分かんねー。おっぱいおっぱい。


「誤解するなよ……俺がセクハラをするのは……おまえ(あやせ)だけだぜ」

「誤解するなよ……俺がパンツの色を聞くのは……おまえ(加奈子)だけだぜ」



ちっくしょう! やりゃいいんだろやりゃあ! てめえ! どうなってもしらねえからな!
俺様の聖なる追記・修正を見てから、後悔するんじゃねえぞ!

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