五連邪チーム

登録日:2011/05/11 Wed 17:13:36
更新日:2024/01/27 Sat 19:27:45
所要時間:約 2 分で読めます




五連邪チームとは、「幽遊白書」の「暗黒武術会編」に登場した、五人一組のチーム。全員お揃いの戦闘服を着用している。
アニメ版では衣装や容姿などデザインが若干異なる。



◆概要

順当に準決戦迄進出し、戸愚呂チーム(用事の為は不在)と勝負したが、あまりにも実力差があり過ぎて、武威戸愚呂兄の三人によって、アッサリと全滅した。


◇メンバー達


・阿架連邪
:宮本充
五人のリーダー。最も人間に近い容姿でイケメン。
喪々、亜尾と共に戸愚呂兄と(彼の挑発に乗ってしまった形で)3対1の変則マッチをすることになり、せめて一矢報いようと、強力な連携技「三重殺奏」*1を繰り出し、戸愚呂兄に攻撃を仕掛けるも、元々集団をまとめて倒すのが得意な戸愚呂兄に見事にアッサリと返り討ちにされる。
仲間を殺された復讐心からか、亜尾と違い、命乞いはせず後述の台詞で潔さを見せるが、醜悪な性格の戸愚呂兄にはどっちでも良かったらしく、結局は殺されてしまった。
…もし、相手が戸愚呂弟だったら、唯一の生存者となっていただろう。
アニメでは若干容姿が異なっており、喪々連邪に似た目つきをしていて、左目周りには蛇の鱗のような模様がある。

声優の宮本充氏は本役がアニメ初出演(インタビューによると「戦闘モノのアニメに1~2回出演」)らしく、
「とてもテンポが早くてついていけなくて、アニメは向いていないのかと落ち込んだことがありました」
と述懐したことがある。…アニメ版ではほぼ瞬殺だったので仕方ないともいえるか。
後に本家スーパー戦隊でボスキャラを演じたのは別の話
「ふざけるな!誰がお前なんかに!ここで俺を殺さないと、いつかお前を殺しに行くぞ!」

・亜尾連邪
声:西村知道
サブリーダー。ロン毛で老け顔気味。
阿架、喪々と共に(以下省略)アッサリと返り討ちに。
戸愚呂兄の言葉に乗せられ、(無理もないが…)命乞いをするも殺される。
アニメ版ではかなり老けていた。
「た、助けてくれ~!た、頼む、命だけは~!」

・鬼連邪
声:宇垣秀成
チーム随一の巨漢で、唯一の一つ目
見ての通りのパワーファイターで、決勝まで温存しておきたかった「岩鉄斬剣」で武威を鎧ごと切り裂こうとするも、逆に武威のでアッサリと上半身を粉砕された。
「この剣は決勝まで取っておきたかったがな…!!」

・魅土連邪
声:小山武志
エイリアンのような見た目をしている、割と人間に近い容姿のチーム内では最も妖怪らしい姿。
テクニック系の戦士らしいが、鴉にアッサリとやられてしまった。
まず、両腕を爆破され、最後は全身を爆破されてしまうというかなり酷いやられ方だった。
アニメでは戦闘シーンを含め追加シーンが増え「俺たちも伊達に準決勝まで勝ち上がってきたわけじゃない」と自信満々な様子で鴉に挑む。
必殺技は波動拳のポーズから気を練ることにより作り出した緑色の酸の塊を投げつけ、一部の観客がこの塊に当たり消滅させるという地味にチートな能力。伊達に勝ち上がってきたわけじゃないという先程の宣言も納得できる。
しかし鴉には通用せず、あっさり避けられ、接近された際にも再度仕掛けるも結果は同じ。右腕→左腕の順で腕を吹き飛ばされ、後は原作同様の最期を迎えた。
尚、何故かモニターには、魅土連邦と表記されていた。(誤植?)
「あ… うう…」

・喪々連邪
声:白鳥由里
チームの紅一点。チーム内ではブレーン役らしい。
阿架、亜尾と共に(以下省略)アッサリと返り討ちにされた上、攻撃が見事に眉間を貫通。即死してしまった。
もっとも、この後の戸愚呂兄の残忍さぶりを見る限り、即死は逆に救いだったであろう。
「でもチャンスだわ…!!」


◆余談


言う迄もなく、元ネタは『秘密戦隊ゴレンジャー』のパロディ。

本来は単体よりも五人で力を合わせての集団戦法のほうが得意との事。巨大ロボはあったのだろうか?←ってゴレンジャーにロボはないが

推測ではあるが、お揃いの戦闘服といいチームワークといい、元々は三回戦で浦飯チームと当たった魔性使いチーム同様、魔界の忍びのチームだったのかもしれない。

戸愚呂チームみたいなチートチームと当たって逃げなかった勇気は賞賛されて然るべきだし、アニメでは試合を観戦していたコエンマも彼らのことを高く評価しており、彼らは決して弱くはなかった。
戸愚呂チームが強すぎたのである。

もしも決勝戦に進出し(または裏御伽チームの代わりに準決勝で)、浦飯チームと対戦していたら、どんな闘いになっていたのだろうか…。

なお、仮にも準決勝に進出した強豪チームなのに、戸愚呂チームとの対戦時は彼らを応援してくれる観客は誰一人としていなかった。
…どころか、その前に行われていた浦飯チームvs裏御伽チームの憂さ晴らし的な扱いさえされていた。
六遊怪チームの時の手のひら返しっぷりと言い、つくづく身勝手なクズ共ばかりである。
(後に行われた魔界統一トーナメントでの観客は知性の高い妖怪たちばかりとあってか非常にモラルがあるため、余計に暗黒武術会の観客たちのモラルの無さが際立っている。)
正直五連邪チーム、カワイソ過ぎである。

もっとも、その観客の大半は二日後の決勝戦にて

  • 蔵馬vs鴉の際、爆破に巻き込まれる
  • 飛影の炎殺黒龍波で焼かれる
  • 戸愚呂弟の妖気で溶かされるor100%戸愚呂弟に食われる
  • 闘技場の自爆に巻き込まれる

…と、そのほとんどが報いを受けることになったのだが…。




ふざけるな!誰がお前何かに!此処で追記・修正しておかないと(ry

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最終更新:2024年01月27日 19:27

*1 メンバー全員で高速移動と共に無数の分身を生み出し、相手を撹乱させた上で奇襲する必殺技。アニメでは更に分身した数だけ光弾を発射していた。