登録日:2024/11/10 Sun 17:22:00
更新日:2025/04/05 Sat 08:47:08
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宇垣秀成は、81プロデュースに所属する
声優である。
1963年7月25日生まれの
東京都出身。
芯の通った低い声が特徴的で、役柄としてはガッシリとした体格のキャラだったり父親役などの重厚な役を演じる機会が多いが、ギャップを狙ったかのようなハイテンションな役回りも得意としている。
様々な特撮作品にも参加しており、そのほぼ全てが敵キャラである。
その中でもゲスト怪人の役回りが多いが、『爆竜戦隊アバレンジャー』にてヴォッファという敵組織の幹部の1人を1年に渡り演じたこともある。
【経歴】
桐朋学園芸術短期大学卒業後、文学座演劇研究所に入所。
同期に後の『龍が如くシリーズ』で良きライバルでもあり盟友でもある桐生一馬を演じた
黒田崇矢がいる。
更に1期上には同シリーズで2度もメインキャラを演じた
大塚明夫がいる。
最初のうちは俳優活動を行っていたそうだが、しばらくして声優に転向する。
1989年に放送された『ダッシュ!四駆郎』のモブキャラである不良少年役で声優デビュー。
2年後の1991年に放送された『炎の闘球児 ドッジ弾平』で初の名有りのレギュラーキャラである土方大を演じた。ちなみにこのキャラクターの他にも主人公のライバルキャラの1人、高山準を演じている。
さらにその2年後には『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』(テレ東ver)の主人公の1人であるドナテロを約3年間演じていた。
そしてドナテロを演じている最中の1994年には『機動武闘伝Gガンダム』のアルゴ・ガルスキー役に抜擢。
このようにしてデビューから数年で様々な人気作品のメイン所を演じてきた。
その後も様々な作品で端役から主人公を支えるサブキャラなどを幅広く担当している。
また81プロデュースに所属しているということもあり、小学館関連の作品やNHK放送の作品など81プロデュースの結び付きが強い作品の出演する機会が多い。
そして2005年、『龍が如く』にて真島吾朗との運命的な出会いを果たす。
このキャラクターは初登場の初代『龍が如く』時点で出番こそ少ないもののかなりエキセントリックなキャラ付けをされており、それが宇垣の怪演も合わさってプレイヤーに大きな印象を与え大人気を博し、続編以降はシリーズの名物キャラとしてレギュラー化。真島を主人公として操作できる作品も製作された。
その後、初代のリメイク版である『龍が如く極』ではストーリー上の出番が増やされた他、真島が主人公である桐生を四六時中あの手のこの手で付け狙う「どこでも真島」というシステムが追加された事で遭遇頻度自体もかなり増加しており、特に真島吾朗がキャバ嬢になりきった「ゴロ美」イベントではあの渋いボイスで演じる大胆なオカマボイスをフルで楽しめる。
その後も龍が如くシリーズには維新や見参などの派生作も含めて皆勤で参加しており、龍が如くのイベントにも顔出しで積極的に参加するなどこのシリーズとは切っても切れない関係となっている。
なお、この真島吾朗は関西弁が特徴的だが、宇垣は生粋の江戸っ子なので関西弁指導担当の方に色々なアドバイスを貰っても関西弁での演技には苦戦していた。
そこでいっその事開き直って彼は真島弁という関西弁によく似た新たな方言を発しているということに落ち着かせた。
その影響か、真島吾朗は生粋の関西人ではなく関東圏の人間だったがとある理由で自己流の関西弁を習得しているという後付けがなされている。
なお、アルゴ・ガルスキーや真島吾朗など、どちらかと言えばパワフルな役柄で有名だが、先の通りTNMTのドナテロ役がそうであるように知的だったり
線の細い人物など、先の役柄とは真逆の役も得意としている。
バイプレーヤーでもあることから、外画の吹き替えではより幅広い芝居を堪能することが出来る。
【宇垣秀成と歌】
さて、そんな宇垣であるが、
彼は歌うことが大の苦手である。
それは歌があまり上手くないと感じているからなのか、或いは人様に自分の歌を聴かせるのが気恥しいと思ってるからなのかは不明だが、カラオケに誘われても一切歌に参加せず他の人の曲をずっと聴くほど歌を歌うことが苦手である。
故に歌の仕事は積極的に断り、当然ながらアーティスト売りを一切行っていないが、
それでもキャラソンという形で少数ながら歌の仕事が入ってしまっている。
実際に機動武闘伝Gガンダムではアルゴ役として「チャイナ シャッフル」、爆竜戦隊アバレンジャーではヴォッファ役として「エヴォリアン聖歌」の歌唱を担当している。
ただし前者は他のシャッフル同盟の面々がソロを貰う中でのこの采配なためか、自身がソロで歌うパートは非常に少ない。
そして極めつけに龍が如くシリーズにはカラオケというシステムがあるせいで彼も真島吾朗として歌わざるを得なくなってしまう。
詳しいことは
カラオケ(龍が如く)の項目に譲るが、
とにかく歌が苦手とは思えないほどはっちゃけてる。
しかしながら、プロデューサーからカラオケの話を聞かされた時は
心底嫌そうな顔をしていたという。それでも思い切ってノリノリにはっちゃける歌い方を見るにプロ意識を持って取り組んでいることがうかがえる。
ちなみに2024年に行われた東京ゲームショウの龍が如くでのステージで
多くの観客の前で24時間シンデレラを楽しく歌い上げたそうな。当時と比べると歌を歌う苦手意識が克服できたのか或いは苦手なのを抑えてプロ意識を持って歌い上げたのかは本人のみぞ知るといったところか。
【出演作品】
wiki籠もりちゃ~ん!追記修正よろしくお願いするでぇ~!
- 失礼ながら訃報かと思った…。脇役が多いとはいえまだ記事がなかったんだな。 -- 名無しさん (2024-11-10 17:34:08)
- ティーンタイタンズのロビンをねっとりと追いかけ回すスレイドがハマり役だった。カートゥーンネットワークの常連さんですね -- 名無しさん (2024-11-10 17:39:15)
- 巨漢や暴漢の役が多いけど地声はホントに優しい声なんだよね -- 名無しさん (2024-11-10 19:45:41)
- ガンダムだとアルゴとヤコップが同じ人とは思えん… -- 名無しさん (2024-11-10 20:14:09)
- ちなみにガンダムならジオニックフロントにも旧ザク乗りで出てるよ -- 名無しさん (2024-11-10 23:13:26)
- 初期の銀魂のアニメではやたら重宝されて色んな役をやってたな -- 名無しさん (2024-11-10 23:16:21)
- 真島の兄さんのネジが外れた演技の印象が強いけど、龍が如く0の支配人モード時の淡々とした演技も好きなんだよなぁ -- 名無しさん (2024-11-10 23:48:35)
- メインキャラもいける名バイプレイヤー -- 名無しさん (2024-11-11 14:09:06)
- ↑4、オースティン軍曹か -- 名無しさん (2024-11-12 01:24:30)
- レックス王、あまりカインを怒鳴らないであげてください -- 名無しさん (2024-11-12 02:04:16)
- アストレイのリード・ウェラーも演じている -- 名無しさん (2024-11-14 00:23:59)
- 名前「しゅうせい」?「ひでなり」じゃないの? -- 名無しさん (2025-03-14 22:09:03)
- 紳士役も多い -- 名無しさん (2025-04-05 08:17:33)
- ↑2 ウィキでもそこから飛んだ公式ページでもはっきり「ひでなり」って書いてあるね… -- 名無しさん (2025-04-05 08:47:08)
最終更新:2025年04月05日 08:47