登録日:2011/08/28(日) 13:56:38
更新日:2024/06/15 Sat 19:31:52
所要時間:約 7 分で読めます
テイルズオブバーサス (TALES OF VS.) は、2009年8月6日にバンダイナムコゲームスから発売されたプレイステーション・ポータブル用のアクションゲーム。
イノセンス以来の通信プレイが可能な作品である。
ネットワークを利用することで対戦や特別な武器・称号を手に入れる事が可能(現在はサービスが終了している)。
【ストーリー】
三年に一度神聖王国ヘイズル、騎士国家フレスヴェルグ、新帝国ニーズホッグ、自由都市連合ダインという四つの国がシグルスという二人で一組の代表を輩出し、
繁栄の源となる“大いなる実り”を奪い合う“ユグドラシルバトル”という大会が行われている。
三年前、行われたユグドラシルバトルで大いなる実りはどの国も手に入れる事がかなわず、世界自体が滅亡に向かっている。
新たな神子を目指すコレットとそれを守護するロイドの物語。
難易度は易しめ。
三年前に行方不明になった
ミントの意思をつぎ、三年前の事件の黒幕である
ダオスを追う物語。
難易度は易しめ。
行方不明のスタンを探す物語。
リアラがいない為、カイルの性格はD2初期のまま成長していく。
ある意味、もう一つのD2とも言える。
難易度は普通。
三年前に殺害されたパートナーの仇を取る為、バルバトスを追う物語。
ちなみに、この作品のスタンは父親という設定でオリDとリメD両方を合わせたような性格をしている。
ほぼ全ての戦闘がスタンソロでのバトルとなる上、敵のステータスが他シナリオと比べて非常に高い。
難易度は
ダオス編に次いで難しい。
ダオス編が敵の数の暴力による厳しさなのに対し、こちらは純粋に強さの暴力。
国からの試練として言い渡され、ユグドラシルバトルに参加させられたルークとその護衛のティアの物語。
難易度は普通。
悪用されつつあるレプリカ技術の謎を探す物語。
術主体のジェイド、攻撃速度の遅いアニスで戦う都合、立ち回りが難しい。
難易度は難しめ。
ユーリがやりたい放題する物語。
難易度は普通。
三年前に行方不明になったユージーンを探す二人の物語。
ある意味、もう一つのテンペストといえる。
難易度は易しめ。
隠しシナリオ。
大いなる実りの本質を知る
ダオスが各国のシグルスから大いなる実りを守る物語。
本来
ラスボスである
ダオスを操作し各シリーズの主人公を相手にし、ユーリ等のキャラに死の描写があるなど異色なモード。
シナリオの都合上
ダオス1人で多数の敵相手に立ち回らなければならない。
当然難易度は最も難しい。
その他の登場キャラ
ミント
┗バリアーで
ダオスを倒す。使える攻撃技は事実上二つだけ。
チェスター
┗新秘奥義搭載。初段のあたり判定は縦に広い。
アーチェ
┗ビックバン秘奥義化。
CPUは常時浮遊のチート搭載。
フィリア
┗神子を目指す。秘奥義の倍率が高く、術防御が高い相手もなんなく屠る。
コングマン
┗準強キャラ。でも対応がわかれば問題はない。
ナナリー
┗チートクラスの強キャラ。墜陽閃は禁止の方向で。
ハロルド
┗スタン編において重要な役割。
バルバトス
┗(自分の攻撃で敵をアイテムにぶつけながら)アイテムなぞ拾ってんじゃねぇ!
プレセア
┗三年間容姿が変わらないだけでフルボッコ。
ユージーン
┗ぬぉぉぉ!!常時暴走しておりほとんどまともな台詞はない上、何故か病原体扱い。
セネル
┗貧乏クジ。医療の知識も手に入れた。
アッシュ
┗ルークにイライラしつつもカイルに惹かれる。
ルカ
┗夢に導かれ、シグルスを狙う。イリアとイチャイチャ。
イリア
┗不思議な夢の真実を知る為に参加。ルカとイチャイチャ。
リヒター
┗スタンとたびたび激突する。スタンがエミルポジション。
リタ
┗ユーリにシグルスの座を取られる。空気。
ジュディス
┗
テイルズオブシリーズの傭兵=裏切りという法則。つまり、リタ空気化の要因。
シング
┗ユーリに旅の全てを否定される。
コハク
┗超
チートキャラ。実はダンベルが最強のソーマだった。
【欠点】
威力が高い技と低い技の差が激しい。異常に使い勝手の良い技もあれば死に技も少なくない。
多段ヒットする技の威力は終わっており、単発技の威力が高い。
しかも守備力に対する威力によるダメージ比が露骨なため、多段技ではまともなダメージが出ない。
まともに食らうと防御ガチガチでも死ぬ。
コンボに組み込めるなら普通に8割~即死コンボ。
中にはオーバーリミッツしてる時に当たるとダウンしなくなるため更に多段ヒットする技まで。
秘奥義出したら勝ちのような風潮、だが中には全く威力の低いのも。カットインが盆踊り。
敵
CPUはアイテムが出現した瞬間に、プレイヤーには気付きようのない画面外であろうとすぐさま拾いに行く。ステージ端のものであろうと同様。
しかも拾いに行くルート・ルーチンがやけに正確で、プレイヤーはこれを追いかけまわすも追いつけないことが多い。
そのため
CPU戦は鬼ゴッコとも言われる。
固定ダメージなのでどんな相手にもお構いなしに大ダメージ。
持ってないキャラもいる。当然かなり不利でキャラの性能差が悲惨なことに。
バックステップを強化するスキルを付けると無敵時間にまたバックステップできる。
しかもバックステップの性能が高く普通に走るより速いこともある。
アーチェのバックステップのみ性能が終わっている上強化スキルの恩恵もない。
上述の無限コンボを置いておいたとしてもキャラクターごとに性能差が非常に大きい。
キャラゲー故に最初から期待するものではないとの声もある。
そもそもどこから情報を取ったのか、そして戦闘中明らかに色が違う(いわゆる2Pカラー)のになかなか皆気づかない。
本作は
テイルズオブシリーズのオールスター作品なのだが、1作から5人以上出てる作品もあれば、1~2人しか出てない作品や主人公やヒロインすら出ていない作品もある。
- ストーリーに重要な位置として一切関わらないキャラクターがいる
戦闘前だと20秒。
等々、不満の声もある。
【評価点】
元がRPGなので、
経験値でキャラのステータスを育てられる仕様がある。
- 妙に硬いリオン
- TP燃費のいいクレス
- 素早いロイド
など本編での弱点をカバー出来るように作れる。
決勝まで残った
クレス&
ミント
スタン&ディムロス
マオ&ユージーン
アッシュ&ジェイド
激闘の果てに、スタン&ディムロス組が優勝するが、バルバトスと
ダオスが乱入する。
消耗した状態のシグルス達を一蹴し、最後まで立ち塞がったディムロスを殺害。大いなる実りを奪おうとするが、バルバトスの攻撃で大いなる実りに危険が及ぶ事に。
その時に
ミントとユージーンが命をかける事で危機は去ったが、二人は行方不明となってしまう。
後に、
ダオスによってユージーンは操られ、バルバトスは魔界へ封印される事になる。
その後、レプリカ技術を知ったアッシュは国を棄て、同じく知った
ダオスはそれを悪用し、バルバトス達のレプリカを操る事になる。
…余談だが、没シナリオにバルバトスが主人公になり、各シリーズの主人公クラスのキャラを倒していくものがあったそうだが、
「うわー」と叫んでどんどん敵を倒すだけのシナリオになり、で没になったそうだ。
それが幻のシナリオという。ある意味バルバトスらしいと言えばらしいのだが……。
◆担当シナリオライター
☆ばばつねかず氏
ユーリ&ファラ編
マオ&カイウス編
ルーク&ティア編
☆木賀 大介氏
リオン&カイル編
スタン編
ダオス編
☆山本 尚基氏
ロイド&コレット編
クレス&クラトス編
ジェイド&アニス編
追記・修正はユージーンを使用可能にしてからお願いします。
現在この項目は加筆・修正依頼が出ています。
依頼内容は「内容が過激」です。
加筆・修正できる方は協力をお願いします。
- 反対意見も無かったのでリセットしました -- 名無しさん (2019-08-08 23:13:40)
- スマブラをパクってここまでクソに出来るのは逆にすごい -- 名無しさん (2024-06-15 19:31:52)
最終更新:2024年06月15日 19:31