羽川翼

登録日:2009/07/02(木) 22:48:28
更新日:2019/08/08 Thu 11:30:53
所要時間:約 6 分で読めます




物語シリーズの登場人物。



羽川(はねかわ) (つばさ)


私立直江津高校三年生。クラスでは委員長を務めている。

阿良々木暦にとって、高校生活初の友人であり、彼の命の恩人。

きっちりとした三つ編みに前髪を揃えて、見るからに優等生というスタイルを貫いる、見ただけで頭がいいと確信できる人物。
事実、小学生の頃から、成績という点において人後に落ちたことが一度もないという化物。
しかし、暦と同様に自己評価が低く、自分のことを『ちょっと真面目なところが取り柄の普通の女の子』だと思っている。

『誰にでも優しい』暦をして、「彼女以上に善良な人間というのに、生まれてこの方あったことがない」と言わせるほどの善人であり、作中一の常識人。
…他が常識から外れすぎているだけかもしれないが。
そして、終始ボケてばかりの女性陣においては珍しくツッコミ役。暦でさえ翼との会話中はほとんどボケている。

自分のことを省みず、ひとの苦境に手を差し伸べることが出来、そのための自己犠牲も厭わない(忍野メメはその人間性に対して気持ち悪いとまで言っていた)、
精神面が異常に強い人物。
ただ、それ故に負の感情を内に溜め込んでしまう所がある。実際、それが原因で二度怪異を呼び寄せている。

暦曰わく『本物』、ひたぎ曰わく『化物』。
"関わった問題は必ず解決する"が、"そもそも関わらなければ問題が起きない"という困った性質を持っており、究極のマッチポンプと称されたこともある。

大の子供好きであり、最近では暦の妹たち八九寺真宵とも仲が良い。

ちなみに、暦との馴れ初めは、三年生に進級する前の春休み初日(つまり彼が吸血鬼になる前日)。

実は、というかやはり暦のことが好きで、彼を副委員長に任命するなどして、少しずつ距離を縮めようとしたが、戦場ヶ原ひたぎに先を越されてしまった。


アニメ・漫画などのキャラクターは悪役が好き。

羽川翼の名(迷)言
「あっはー。そうなんだ、いいね、暇潰し。することないのは、いいことだよ。自由ってことだもん」

「阿良々木くんの癖に、生意気だぞ」

「いいえ阿良々木くん。サバ折りは正面から掛ける技、相手に膝をつかせるのが目的であって、内臓を潰すことを目的とはしていないわ」

「私、阿良々木くんで、憂さを晴らした」

「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃにゃくにゃにゃはんにゃにゃだいにゃんにゃくにゃらべてにゃがにゃがめ」

「サッシの立てつけが悪い奴だと言ってるんにゃ」

「え?阿良々木くん、友達いるの?」

「私のパンツ、見た癖に。しかもじぃーっと見た癖に」

「自殺は罪だよ」

「阿良々木くんは、私を食べていいと思う」

「相手のために死ねないなら、私はその人のことを友達とは呼ばない」

「阿良々木くんだから、してるんだよ?」

「……っ、はいっ、私はとてもエッチですっ、ごめんなさいっ」

「お……、大きさとっ、柔らかさ……が、これ以上ないいやらしさだとっ……、自負してますっ!」

「……チキン」

「ケアレスミスとか憧れる」

「おい阿良々木」

以下、ネタバレ









“猫に魅せられた少女”


怪異の名は『障り猫』。

彼女のストレスが限界に達した時、二重人格のような形で現れる。その目的はストレスの解消であり、ストレス原因の排除もしくは、気がすむまで暴れ続ける。


一度目は三年のゴールデンウィークの時。
彼女は実母の再婚相手の再婚相手である女性と、その再婚相手である男性の子供で、血の繋がりの無い両親と同居という複雑な家庭環境で暮らしており、
家族の仲は冷えきっている(翼が休日“散歩”しているのはこの為)。
その家庭環境に対するストレス、そして、そのことを暦に知られてしまったことが引き金になり、怪異を呼び寄せた。

二度目は暦がひたぎと付き合い始めたことが原因。

一度目は生まれてから十数年間積み重ねたストレスだが、二度目は非常に短い期間で限界に達している。
それほど翼にとって、暦に対する想いは大きかった。

解決後は、彼への気持ちに区切りをつけ、髪を切り落とした。
現在は大学進学をやめ、壮大な失恋旅行を計画している。


『なんでもは知らないわよ、知ってることだけ』

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猫物語(黒)において、「居場所が無い」と言っていた羽川翼の、家庭でのあまりに悲惨な扱われ方が明らかになる。

表札に記されている家族の名前には、両親の名前に、距離を置いて、平仮名で"つばさ"と表記されている。
羽川が幼少期にやってきた時のものから変えられていないと思われる。


家は普通の一軒家で、部屋は多数あるが、羽川翼の部屋は存在せず、
ダイニングの壁に制服を掛け、教科書類は書庫に、下着類はバスルームに仕舞い、廊下に布団を敷き、階段のコンセントで携帯を充電し、
玄関の脇に学校鞄を置いていた。

虐待以外の何物でもない。

そのあまりの悲惨さに、阿良々木暦は恐怖で発狂している。


猫物語(白)でついに暦以外で初の語り部に。

五章(全六十五章)で家が焼失。

すっかり更生したガハラさんと一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりする。

そして色々あって、自分の嫉妬から生まれた放火魔『苛虎』を、ストレスの権化ブラック羽川と共闘(?)し、吸収(笑)。

ごく普通の女の子(吸収の影響で髪の毛が白と黒の虎柄になったこと以外は)になり、遂に自分の口で暦に告白。
振られることでケジメをつけ、自分の部屋を手に入れた。


ファイナルシーズンでは忍野扇に纏わる一連の問題を解決するため、忍野メメを探し世界中を旅していた。
ドイツに渡った際はドラマツルギーと共闘し、体内に眠るキスショットの血を活性化させることで一時的に吸血鬼化している。

その後も旅を続け、日本に一時帰国した際は、貝木とも接触している。
その後は、老倉育の元を尋ねたり、メメの趣味から将棋会館を訪ねるなどするもの空振りに終わり、

再び国外で探索を行い、終物語(下)では彼を日本に連れ戻し物語に介入させることに成功している。

高校卒業後はドラマツルギーと共に怪異退治の旅を行っていた。
経緯は不明だがブラック羽川も復活したらしい。

その後の詳細は不明だが、平和のために活動を行いNGOに参加して、地雷原を軍用車で走り回ったりしている。
23歳になる頃には「ツバサ・ハネカワ」として世界的に知られ、国際犯罪者のような扱いを受けている。
結物語では、過去を抹消し名前も捨て去った。



なんでもは書かれてないわよ、
追記・修正できることだけ

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