メロンボール

登録日:2010/08/07 Sat 15:10:29
更新日:2025/06/09 Mon 19:55:47
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いっけぇーメロンボール!!


メロンボールとは以下の物を指す。
1.井村屋から発売されているアイス菓子。本項で説明。
2.カクテルの一種。メロンリキュール、ウォッカ、オレンジジュースをビルドして作る。
3.ケーキの一種。半玉メロンの中身をくりぬき、クリームやゼリー等を詰めてメロン果肉をトッピングしたもの。
4.ビデカから発売されている缶詰。中身は2cm大に丸くくりぬいたメロンのシロップ漬け。


メロンボールとはマスクメロン型のプラスチック容器に入ったシャーベットタイプのアイス菓子。
販売元は『あずきバー』や『肉まん、あんまん』でお馴染みの井村屋。
発売当初は『フルーツメロン』の名前だった。
また以前は無果汁だったが最近はメロン果汁を少量入れるようになった。

メロン型のカップが特徴で、鮮やかな黄緑色をしている。このカップに懐かしさを感じる方も多い事だろう。

アイスも容器と同じく鮮やかな黄緑色。
シャーベットタイプだがシャリシャリ感が割と少なく、なめらかな舌触りが口内に心地よい。柔らかな食感ゆえにお子様や高齢者にもおすすめ。

甘過ぎず上品な甘さに仕上がっており、ふわりと口の中で広がる冷たさがそれを引き立てている。

アレンジとしてはソーダをかけてメロンソーダ風にしてみるのも。
ちなみにニッカウヰスキー公式がウイスキーをかけて食べる大人の食べ方を提唱している。

カップ自体はそれ程大きくはないものの、ギッシリとアイスが詰まっている為ボリュームもなかなか。
容量は170ml(2024年現在)で他社の類似商品より大きめ。これは意図的な物で、子供の頃にメロンボールを食べていた大人が懐かしさで買っても満足できるようにだそう。

昔は駄菓子屋でも販売されていたが、一時期全く姿を見せなくなった。しかし最近になって一部のコンビニやスーパーで復活
駄菓子屋で売られていた頃は¥30~50程だったが、現在では大体1個¥150程度(2024年現在)。時代の流れと言う奴か。

容器はプラスチック製の為、中のアイスを食べた後も洗いさえすれば様々な再利用が出来る。
小物入れや子供の砂遊び用器具などには最適だろう。
輪ゴムや爪楊枝などの実用品を入れたり、絵の具の筆洗い容器など遊び心ある使い方も。
元々食べ物の容器なので手作りスイーツや個包装の菓子など食品を入れるのもよい。器のおかげで子供が喜んで食べてくれるそうな。
意外な使い方としては米一合分の計量カップにもなる。
そのまま使わずとも切ったり貼ったり描いたりして工作の材料にもできる。

因みにオレンジ型の器に入った『オレンジボール』、スイカ型の器に入った『スイカボール』やモモ型の器に入った『モモボール』が存在する。
販売元は同じく井村屋。メロンボールと同じく果物の果汁が入っている。


井村屋以外にも類似の商品が売られている。

久保田食品『メロン玉シャーベット』は無果汁であっさりさっぱりとしたアイスクリン風味。

フタバ食品『メロン』も無果汁。容量105mlと小ぶり。フタバ食品の看板であるサクレのメロン版『サクレWメロン』と食べ比べてみるのもいいかもしれない。

シャトレーゼ『メロンだまシャーベット』は残念ながら販売終了。


色んなメーカーから出ているせいか、「メロンの容器のアイス」の知名度は高くても商品名は曖昧な人が多い。


追記、修正はメロンボールの空き容器で手作りメロンアイスを作ってエンドレスメロンボールしながらお願いします。

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最終更新:2025年06月09日 19:55