リューク(DEATH NOTE)

登録日:2022/09/25 Sun 15:44:45
更新日:2024/04/16 Tue 19:47:55
所要時間:約 6 分で読めます





人間って…面白!!…



リュークとは、漫画DEATH NOTE』の登場キャラクター。

CV:中村獅童*1(実写映画版・TVアニメ版)、福島潤(TVドラマ版
演:吉田鋼太郎(2015年版ミュージカル)、石井一考(2017年版ミュージカル)


【概要】

名前を書かれた者が死ぬ「デスノート」を意図的に人間界に落とした死神
性別はオス(♂)で、死神ランクは6と意外と中堅レベルの死神である*2
それを拾い、使った夜神月を筆頭に、数多くの登場人物の運命を狂わせるきっかけを作った、まさに本作の全ての元凶と呼べる存在
読み切り版でも同様に人間界にノートを落とし、ほぼ同じ姿で登場している。


【容姿】

作中に登場する死神の中では、服装も含めて割と人間に近い容姿をしている。
とはいえ、顔は逆立った黒髪に眉毛がなく、まぶたのないギョロリとした目に大きく裂けた口と恐ろしい風貌ではある。
首から下は黒一色の服で、腰には髑髏をあしらったベルトを巻き、耳にシルバーのピアスをしていたりとヴィジュアル系のバンドのような服装。
飛行する際には肩から翼を出すが、使わない時には自由に収納する事が可能。
収納機能もあるらしく、作中では死神界から持ち込んだリンゴやら、リュークが使うペンやらを取り出している。
腰には自身のデスノートを収納するホルダーを装備している。


【人物】

大半の死神が昼寝やチンケな賭けで時間を浪費している退屈な死神界に飽き飽きしており、デスノートを人間界に落として人間に使わせてみるなど退屈を嫌い、刺激的な娯楽を好む。
死神の中でも変わり者に位置するらしく、死神仲間からも「あいつはよくわからない」と称されている。

「人間にデスノートを使わせる」のが今回の彼の暇つぶしの趣旨であるためか、基本的にノートを拾った者に干渉せず、ルールを説明したりする以外では傍観者のスタンスを貫き、協力するようなことはまずしない。
一方、人間にかなり興味を抱いてもいるらしく、ノートの使い方・ルールなどを人間界で最もポピュラーな英語でわざわざノートの裏表紙に書き込み、
説明も「死因・日時を書かなければ40秒後に心臓麻痺で死ぬ」などかなり具体的と、「ただの退屈しのぎ」を自称する割に手間は掛けている。

つまるところ、リュークが面白いと思う事、あるいはそれに繋がるような事には努力を怠らない、生粋の享楽主義者で、
前述の通り基本的に使用者(月)に協力はしないが、「自分が見られているようで気持ちが悪いから」と監視が付いていることを教えたり、
監視カメラに映る場所では好物のリンゴを食べられないと知って、死角を探すべく月の部屋に仕掛けられた監視カメラの位置を探したりと、
リュークにとっても都合が悪い、あるいは次の「面白い事」に繋がるなどならば、月への事実上の協力も厭わない。

なお、漫画では吹き出しの形が人間と違い、基本は角の丸い四角形で表現される。これはリュークだけでなく死神全てに共通する。


テレビで格闘番組を見て面白がったりと恐ろしい見た目とは裏腹に言動はコミカルであり、終始シリアスな月とは対照的に、分かりやすい笑いどころが多い。
いかにも死神といった風貌なのに、本作のマスコット的な存在になっている。
裁縫道具で財布を加工してノートの切れ端を仕込む月の器用さに感心して「女にモテるだろう」と褒めたら、
「器用さなんて関係ないよ。器用より器量だ。もしかしてリューク、モテないの?」とからかわれたりも。その時の表情は必見。
作中で見る限りでは、死神に人間のような恋愛感情が存在するのかは怪しいところ*3だが、
歓喜した海砂に抱き付かれた時には動揺したらしく、一瞬人間に触れられない状態になって彼女を地面に落とし、「一応俺もオス。照れる」と弁解している。


死神の多くに言える事だが頭の回転は速くなく、論理的な説明や、事態の先読みはあまり得意ではなく、頭脳面ではレムに劣る。
ある意味読者の疑問を代弁するワトソン的な存在である。神になると豪語する月、及び彼と渡り合うLの頭の良さについて行ける方が異常ではあるのだが
作中では月にその頭の具合について、「レムが残っていた方が良かった」と暴言を吐かれた事も。
ただし、死神大王を騙して本来は手にする事のできない2冊目のデスノートを入手するなど、悪知恵は働くらしい。

また、作中では『死神の眼の取引』や「ノートに触れれば使用者でなくとも死神が見える」などの仕様を予め月に説明しておらず、
月には「教えるの遅いだろ」と真正面から抗議されたり、「そんな重要なことを今になって」と内心で毒づかれたりしているなど、
一応本作において、デスノートや死神について月(と読者)に教える案内役の立場ではあるが、その姿勢はかなり適当。
そもそもデスノートのルールをリューク自身が把握しきれていない様子*4
例を挙げると死神の目ではデスノートの所有者の寿命が見えない為、他の所有者もすぐに判別できるのだが、その仕様を知らされていない月は大人数でいれば特定できないと間違った対策を取ってしまった。
この件に関してリュークは「そこまで詳しく知らない」と開き直っていた(実写映画版では「聞かれない事には答えられないだろ」と反論していたので、知っていて敢えて黙っていた可能性もある)。

口癖は面白…!で、リンゴが大好物。
「ンマァ~イ!!」といったオーバーなリアクションこそとらないものの、ゴリゴリ勢いよく食べる。
一般的な食べ方のように切り分ける事はせず、豪快に丸かじりスタイルを好み、芯まできっちり食べる。

本人曰く「人間にとっての酒やタバコのような嗜好品」とのことで、食べなくても死ぬような事はないらしいが、
好きの度合いが度を超えてリンゴ依存症といって差し支えないレベルになっているため、長時間食べられないと禁断症状が出てしまう。
禁断症状というのは逆立ちして足をバタバタさせたり体中の関節をめちゃくちゃに捻ったりするという絵面的に嬉しくないもので、傍目にはコミカルな状態だが、それなりにまずい状態*5らしい。

インドアで堂々とリンゴを食べるのを好んでおり、外で食べたり、こそこそと隠れて食べるのは好まないようで、
月の部屋に監視カメラが仕掛けられた際には、リンゴを食べる隙を見つけるために監視カメラを探しだして月に協力するほど*6

ちなみに死神界にもリンゴはあるのだが、人間界のものに比べたら非常に不味い。
見た目も人間界のものに比べたら干からびてピーマンの様な色と形状になっているような見た目で、弥海砂は食べた際に「砂」と酷評して即座に吐き出している。
なので人間界のリンゴは死神にとって「ジューシー」と大好評である*7

死神も頑張ると疲れるんだな……

ちなみに月は縦読みで「えるしっているか 死神は りんごしかたべない」とLをおちょくるメッセージを送っている。
そのため、リュークがリンゴを食べるとキラと繋がりがあるとばれるかもと説得している。

またゲームも好きらしく、一緒にマリオゴルフしないかと誘ったり*8
おまけの4コママンガではクリスマスプレゼントにゲームボーイアドバンスSPシルバーをねだったりしている。


【活躍】

上述のように退屈していたため、自身が用意したノートを人間界に落とす*9
月がノートを拾い、使い始めてしばらくした頃合で姿を見せ、取り憑くが何もしない事、月が死ぬ時、自分のノートに名前を書くことを宣言する。
その後は月とLの対決を見て暇を潰すようになる。
基本中立なのだが、上述のように不愉快だからと尾行の事を教えたり、リンゴを食べる隙を見つけるために監視カメラの発見を頑張った事もある。

また、月と共に行動する様子は他の死神達も死神界から眺めており、「リュークを飼ってる人間がいる」と物珍しがったり、
それを聞いて人間界に興味を持ち始める死神が出てくるなど彼らにとっても良い暇潰しになっていた模様。
とはいえ、「死神のプライド丸潰れ」「あんな奴ペットにしたところで可愛くも何ともないだろうに何考えてんだ」と毒を吐く者も。

麻薬中毒の犯罪者の恐田奇一郎が月の策略でノートの切れ端に触り、姿を視認されて銃弾をぶち込まれた事もあったが、特に驚く事もなく月の策略に感心していた*10

第二のキラこと海砂が登場した後は、月の策略により一時的に人間界にノートの所有権を持つ者がいなくなったため、死神界に帰っている。
ヨツバキラ編後に海砂がノートを再入手した事で人間界に戻れるようになり、以降再び月に憑く。

この時、海砂の求めで二度目の死神の目の取引を行った。月が海砂にリュークの憑いているノートを拾わせたのはこのため。

その後はニアメロとの対決の中で月が監視される事が増えたため、キラの使者としてノートを持って日本警察の面々相手に演技を行う、
魅上照にノートを持って行くなど、色々と用事をこなす事も増えていった。

















以下、最終話の重大なネタバレ















そして、月とニアの最終決戦にて、ニアの策で自身がキラだと半ば自白させられて正体が露見し、
口八丁で日本警察組を自らの側に付かせる、あるいは仕込んだノートでニアを殺害して煙に巻く策も潰え、万策尽きた月はリュークに助けを求める。

ニアは「リュークが素直に助けに応じるのなら、最初から月はそうしていればよかった」「リュークは助けに応じない」と告げるが、
果たしてリュークはそのニアの推論を裏切り、月の求めに応じて自身のノートとペンを取り出した。
静観するニア。SPKや捜査本部の者は制止しようと銃撃するものの、死神には人間界の武器は通用しない。
そして、何事かノートに書き込み始めたリュークの姿に勝ち誇る月であったが……











いや 死ぬのはライト

おまえだ


ここをどう切り抜けるか 少しは期待していたが…
俺に縋る様じゃな… おまえは終わりだ

牢獄に入れられたんじゃいつ死ぬかわからない 待っているのも面倒だ

もうお前は終わりだ ここで死ね

一度デスノートに名前を書き込まれた者の死は どんな事をしても取り消せない
おまえが一番よく知っているはずだ

さよならだ 夜神月


これまでのふざけた態度を一転させ、一匹の死神として月に『死』を下した*11
リュークは一連の流れで月の敗北を確信し、傍観者の自身にまで助けを求めた事で月を見限ったのである。
最初に宣言した通り、自身のノートに月の名前を書いたのだった。


天国も地獄もない 生前何をしようが死んだ奴の行くところはおなじ

死は平等だ


アニメ版では松田桃太に撃たれた後の流れが原作から大幅に変更されているため、ノートに名前を書くタイミングが変わっている。
月は深手を負い、ノートを拾う前の自身を思い出しながら逃走するのだが、それを高い塔から見ていたリュークは、どこか名残惜しげに自身のノートに月の名前を書いていく。
冷酷に見限った漫画版とは異なり、こちらは月を処刑する事は変わりないものの、月がリュークに助けを求めなかった(まだ自分で対処しようとしている意志はある)事から、
月が完全敗北した事で何をやっても打開できないとを悟り、『ノートを人間界に持ち込んだ死神と、そのノートを最初に手にした人間との掟』という理由の下、ある種の慈悲が如く月の名前を自身のノートに書いた。
漫画版と異なり月は自身の名前がノートに書かれた事を知らずにそのまま心臓麻痺を迎えたため、敗死こそしたものの、漫画版とは真逆に惨めではあるが安らかな死を迎える。
また、SP版『リライト 幻視する神』においては冒頭で「一生忘れられない面白いもの」と月との日々を語っており、ラストには空に向かって月の名前を呟くなど、他媒体よりも明らかに深く月に傾倒している。


{随分長い間お互い、いい退屈しのぎになったじゃないか……

色々と、面白かったぜ。


【その後】

Cキラ編」では死神界に人間界のリンゴをお土産に持ち帰ったらしく、ミードラが死神大王をリンゴで買収する切っ掛けを作っている。
人間界の情報をミードラに教えた報酬としてリンゴを3個貰っていた。
ちなみにミードラはリンゴは嫌いらしく、人間界では皮をむいたバナナを食べていた。


【ジャンプSQ. 2020年3月号読み切り】

通称「aキラ編」。
上記の「Cキラ編」でミードラが適当な人物にノートを渡した結果、つまらない結末に終わってしまった為、最初から渡す人物を選定して、頭が良いと評判の田中実にノートを渡して暇つぶしを模索。
てっきり月のようにトップクラスの成績の優等生だと判断していたが、むしろ英語を読めないなど学業は微妙。IQテストでの数値が高くクイズ等に長けたまた別種の人材だと知り、勝手に虚を突かれる。
加えてかつてのノリで行動しようとすれば監視システムやネットの普及、なによりキラへの警戒で以前のような行動は難しいと諭され、がっくり。
だが、「手放したところでどうせこの暇人は別の誰かに渡すだけだろう」と判断された事で熟考。その末に2年後にまた来いと告げて訪れ方まで指定、つまり「2年は退屈してろ」と宣告されたようなものだが応じる
リュークは当然不服だったが、それ以上に期待が勝ったか了承。年数も行き方も守るという、相変わらず約束とルールは守る律儀さを見せた。
しかし田中実はノートを殺人に使わず、ノートを売って莫大な大金を得るという誰も発想すらなかった行動に出る。
リュークは足がつかず、追跡しようのない体の良い便利なメッセンジャーとして、メッセージを書いた紙をテレビカメラの前に持って行くなど雑用を強いられてしまった。
その作業中にかつての事件の関連人物である松田と顔を合わせる機会があり、久しぶりと平坦ながら反応していた。

最終的にノートはアメリカの大統領が買う事になり、届ける役割を果たす。
ノートの所有権を捨てる直前、田中に「どんなことがあってももう二度と俺の目の前に現れないでくれ」と若干ドライ気味に別れを告げられ、リュークもその約束を律儀に守ったのだが……
やはりルールは守るヤツであった
あくまで追加された“デスノートの売買”に関するルールに則って田中は倒れたのであり、仕組みは大前提の「デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。」と同じものである。
リュークがノートに名前を書き込んだのは直接手を下したわけではなく、別のルールによるもの。

リュークにとっても土壇場かつ「その人間から離れられる状況になったらすぐ戻れ」という死神大王の指定タイミングで追加されたルールだったため、公平性を期そうと教えようとした……が上述の「先約」があり、そちらを優先した。
田中が死んだ後には自分のノートに田中の名前を書いていた。
月の名前が書かれたページをわざわざ選んでいたので、月に比べればずっと短い関係で扱いもぞんざいだったが、一応は憑いた人間としての思い入れはあった模様。
今後、更なる続編が公開されれば月と田中に続いて3人目の名前が書かれるかもしれない。


【週刊少年ジャンプ 2003年36号読み切り】

『DEATH NOTE』のパイロット版のような作品で、連載版とは直接の繋がりはないパラレルワールドという設定。
連載版に比べて顔つきはやや人間臭く、身長も(小学生が主人公なこともあってか)そこまで大きくはない。
落ちこぼれの死神らしく、頻繁にデスノートを落とすようで周囲の死神からもバカにされている。
性格は連載版とさほど変わらないが、ノートを追加で落としたり、主人公にノートを使わせようとするかのように不安を煽る言葉を言うなど、連載版よりも愉快犯的な行動が多い。


【リライト 幻視する神】

本作の語り手として登場。終始気だるげで、やる気も人間界への興味もなくした様子だった。
STという死神からリンゴと引き換えに人間界の事を教えるように要求されて話し出す。
人間界のリンゴではなく死神界のリンゴだったので「もっとジューシーなのが欲しかった」「旨くねえリンゴ」と愚痴っていた。
STが話を聞き終えた後に人間界に旅立った事を知ると少し嬉しそうにしていた。
上記の通りアニメ版のリュークは月に深い思い入れがあるので、月との日々を追憶していたのだろうか……




追記・修正って…面白…!

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最終更新:2024年04月16日 19:47

*1 ご存じの通り中村獅童氏の本業は歌舞伎役者なのだが、実写映画版で初めてリュークの声を担当して以降、TVアニメ版でもレギュラー出演で続投している。

*2 死神の階級ランクは作中で確認できる限り1~13まで存在し、数字が小さい程格が高い。もっとも、この階級制度自体はあまり意味はなく、ほとんどの死神は上下関係は特に気にせずタメ口で喋る者が多い。

*3 実際、死神にはオス・メスの性別はあるものの、死神同士の交尾などはしない設定なので、どのように繁殖するのかどうかは一切不明。

*4 原作に存在していた設定ではないが、実写映画版前後編の続編『デスノート Light up the New World』に登場した死神・ベポは、三島創から「デスノートのルールはいくつ存在するんだ?」と聞かれて「それは死神にも分からない」と回答している。原作においてもシドウはリュークに奪われたデスノートを取り戻す為の手順はアラモニア=ジャスティン=ビヨンドルメーソンからの説明を記載したメモに従っていた。最高位の管理者である死神大王の対応も適当だとシドウは愚痴っており、死神が死神大王に質問してもまともに回答されないのであれば死神でも完全なルールの把握は困難である。

*5 発症時、体をひねった状態で月にリンゴを食べさせてもらっていたので、身体の自由はあまり効かなくなる様子。

*6 リューク自体は死神なので監視者から見える事は一切無いが、リュークに食べられている最中のリンゴそのものは宙に浮いた状態で見られてしまうため。

*7 他にも死神が人間界の食べ物を気に入った例としては、シドウ(チョコレート)、ミードラ(バナナ)、アーマ(マスカット)が挙げられ、そもそも死神の生態を考えると『食事』という概念はあっても『美食・食道楽』といった文化はない様子。

*8 しかもこの時「久しぶりに」と言っているため、少なくとも月は一度リュークと『マリオゴルフ』で遊んだ事があるということになる。

*9 実はこのノートはシドウのもので、シドウがノートを落とした際にリュークは自分のものと偽って2冊のノートを持っていた。

*10 死神はとある条件を満たすか寿命が尽きない限り、撃たれても何をされても死なない。月は予めリュークから聞いていたこの特徴を利用した計画を立てた。

*11 この時点のリュークは瞳の黒目部分が消失して白目のみになっている。ある意味リュークの愛嬌を表していた黒目が無くなったこの顔は得体の知れない怪物にしか見えず、恐怖を煽っていた。