概要
共和国同盟、北イルニア地方に存在する遺構兵器。その絶大な破壊力から、塔の教団により聖遺物として指定され管理されている。聖典によれば、アルカナの神々は創造したこれを使って古代の帝王アヴェントゥラの指輪を粉砕、裁きの予告としたという。
火と風の魔力が込められた巨大な旋回砲台で、実体ある弾(発射の負荷に耐えられるなら何でもよい)を発射する。実験は行われていない(聖遺物を軽々しく起動させるのは冒涜的だし、何より事故時の損害と被害は全く未知数)が調査に当たった司祭によれば発射の流れは概ね次の通りと予想される。
①内包された強力な精霊の力により、火属性の魔力の爆発を起こし弾体を初期加速させる。
②弾体が砲口から飛び出した直後、弾体にまとわりついた火属性の魔力を迅速かつ巧妙に風属性へと変換し、二次加速及び軌道修正を行う。
③発射が完了すると、巧妙に混じり合った火と風の魔力が反応し合いあたかも雷のような火花が砲身全体に走る。
④強力な魔力で二段階の超加速を得た弾体は莫大なエネルギーを獲得、着弾地点に大規模な破壊を生じさせる。
なお、③の火花は魔術師・錬金術師たちに「魔力で雷を生じさせる」というインスピレーションを与え、雷魔法開発の原動力の一つとなった。
火と風の魔力が込められた巨大な旋回砲台で、実体ある弾(発射の負荷に耐えられるなら何でもよい)を発射する。実験は行われていない(聖遺物を軽々しく起動させるのは冒涜的だし、何より事故時の損害と被害は全く未知数)が調査に当たった司祭によれば発射の流れは概ね次の通りと予想される。
①内包された強力な精霊の力により、火属性の魔力の爆発を起こし弾体を初期加速させる。
②弾体が砲口から飛び出した直後、弾体にまとわりついた火属性の魔力を迅速かつ巧妙に風属性へと変換し、二次加速及び軌道修正を行う。
③発射が完了すると、巧妙に混じり合った火と風の魔力が反応し合いあたかも雷のような火花が砲身全体に走る。
④強力な魔力で二段階の超加速を得た弾体は莫大なエネルギーを獲得、着弾地点に大規模な破壊を生じさせる。
なお、③の火花は魔術師・錬金術師たちに「魔力で雷を生じさせる」というインスピレーションを与え、雷魔法開発の原動力の一つとなった。
史実
実際にはエルニア帝国、特に首席魔導士ヂロイザが開発したオーパーツである。帝国本土防衛の要として、内実としてはヂロイザの制作欲を満たすために建設された。
ノルザンツの大逆以前は第十六軍団《ルウィナ》に、以降は第十一軍団《セクリト》によって警備と運用がなされたが、アルカナ団の蜂起が激化し実際に本土が脅かされる時期にはすでに《セクリト》は腐敗しており、イルニクス神帝が率いるグルムニィ族の戦士たちに蹴散らされた。
結局帝国の敵に一射もせぬまま鹵獲された本砲は、北イルニアのアルカナ団勢力圏化と各地から敗走してきた帝国軍の本土撤退妨害のために使われた。
ノルザンツの大逆以前は第十六軍団《ルウィナ》に、以降は第十一軍団《セクリト》によって警備と運用がなされたが、アルカナ団の蜂起が激化し実際に本土が脅かされる時期にはすでに《セクリト》は腐敗しており、イルニクス神帝が率いるグルムニィ族の戦士たちに蹴散らされた。
結局帝国の敵に一射もせぬまま鹵獲された本砲は、北イルニアのアルカナ団勢力圏化と各地から敗走してきた帝国軍の本土撤退妨害のために使われた。
メモ
テルミドールに奪還させてみたいかも。