◆おめざロール
KP:恒例のおめざロールから参りましょう。≪CON*5ロール≫に、全員+30でどうぞ。
†榊 海斗
1d100 CON*5(50+30):90
†白矢 鳴
1d100 CON(60+30) :14
†黒雲武流
1d100 CON×5(60+30):98
KP:メイちゃん以外全滅だな。武流君に至っては悪夢でも見てたんだろう。内容? めんどくさいから自分で考えてください。
≪幸運≫どうぞ。
KP:うん。ではなんだか嫌な夢を見たような気はするんだけど、内容は覚えてなかったと。特にペナルティはありません。朝ちょっとテンションが下がるくらいです。
榊 海斗:いつもは完全消灯で寝るタイプだったのかもしれない。という訳で海斗はぐうぐうしてますよ笑
KP:え?じゃあいいよ、兄さんと間違えて海斗君でもハグしたらいいじゃん。二人とも起きていいよ。
新山 楓:楓はメイちゃんの腕の中でスヤァしていたのでしょう。
白矢 鳴:「……あの、楓のいないところで(以下略」
黒雲 武流:え、なら間違えて幸せそうにぎゅっぎゅしていたけどなんか抱き心地違うなって目覚ましたら海斗君なわけです? あれ?になるね(笑)
榊 海斗:「…ん…何だ、つか…じゃねえ…黒雲さんか…ええと…熱い抱擁ありがとうございます…」とじゃあ今日はお目覚め直後はややぼうっとした調子で返しましょうか笑
KP:SANチェック入れていい感じに思えてくるけどペナルティ無いっていったし無しでいいです。きっと失敗してたらそれでキスしかけてたんだよ。
黒雲 武流:「……、少し間違えただけだ」 って顔顰めて放しますので
新山 楓:「ん…おかあさん…?」 まあむにゃむにゃ起きようか皆
KP:それぞれが起きだして、お顔洗ったり拭いたり着替えたり、あとはまあ朝食の支度でもするのでしょう。
全員共通≪幸運≫+30でやりたい人はお料理ロールどうぞ。
黒雲 武流:まあ日課になりつつありそうだし振りましょうか…
榊 海斗:作らねばならない…料理は…!
というか自動成功でした(70+30)
KP:あ、そうだったんだ。じゃあ皆で仲良くお料理完成させようや。
榊 海斗:じゃあ今日はクレープにしようぜ!野菜とかソーセージとか入れて作る奴な!
黒雲 武流:ああ、いいですね。小麦粉と卵くらいあるでしょう 男三人で仲良く作れよ(笑)
KP:いいじゃないですか。じゃあおいしそうな匂いを嗅いで、お着替えもした楓がやってくるでしょう。
新山 楓:「いいにおい…お母さんたち、何作ってるの?」
榊 海斗:「今日はクレープだよ。甘いのも辛いのも作れる奴」
新山 楓:「クレープ? わぁ、楽しみ…!」 嬉しそうに食卓に歩み寄るといいよ。
白矢 鳴:じゃあまあ、美味しそうにクレープ食べてるところでも写メるかな
榊 海斗:「白矢君も、完全にお母さんが板についてきたな」
白矢 鳴:「楓の両親が喜びますから。自分の娘の状況は知りたいでしょう」
KP:写メるなら≪写真術≫どうぞ。動いてるから+30かな。
†白矢 鳴
1d100 写真術(10+30) :86
KP:残念。ではまあ、もりもり食べる楓がちょっとブレてしまったのでしょう。
白矢 鳴:(まあいいか) それはそれで元気そうだし、うん
KP:そうですね。おいしく食べてごちそうさまをしましょう。8:00くらいかな
白矢 鳴:とりあえず楓ちゃんの両親にさっき写メったのを送っておこう ブレちゃってすまん
KP:いいんじゃないかな。ブレてもそこはね。心の目で鮮明に見るよね。
KP:3分後か。両親からメールが返ってきますよ。内容はやはり変わらない感じですが、丁度天気が天気なのでそちらもお気をつけて、と添えられているでしょう。
◆大雨
KP:いつの間にか、外には雨が降り出しているようです。窓を叩く雨の音が、時間を増すごとに大きくなってくるのが分かりますね。
テレビ番組をつければ、大雨は関東一帯に広がっており、風はあまり無いものの強く多量の雨であると報道されているでしょう。
白矢 鳴:「天気か、不安だよな……」 とかぼやきつつ、お礼の返信でもしましょう あとは楓ちゃんの様子に気を付けつつかな
黒雲 武流:「降って来たか…何もなければいいんだがな」 まあ楓ちゃん眺めてるんでしょうね
(まあメイちゃんがメールしてる間に弟も雨凄いから家出ないだろうけど気を付けてとメールしておこうか
榊 海斗:「このまま籠城で、どうにかなるのかどうか…ああ、凄い雨になりそうだな。何事も無ければ良いが」と窓の外見つつだろうな
新山 楓:「ん…、」 楓は暗がりでじっとしているということはありませんが、代わりに落ち着かない様子でそわそわとしています。
白矢 鳴:「やっぱり雨だから怖いか?」 かな、メイちゃんからは
新山 楓:「えっと…、えっと…あれ…?」 落ち着かない様子の楓は、うろうろと歩き回っては不安そうに首を傾げています。
KP:では、海斗君は楓の様子から、楓が何かに駆り立てられるような焦燥感に襲われていると察します。しかしながら、楓自身何をすればいいのか分からないようです。
新山 楓:「ううん…ちがうの、そうじゃなくて…」 とメイちゃんには言うものの、困ったように項垂れています。
榊 海斗:「…落ちつきない様子だが、何かに駆り立てられているような焦燥感を感じてるみたいだ。…傍にいてやってくれ、白矢君」
新山 楓:「……、…っ!」 楓の目はぱちぱちと瞬いたあと、大きく見開かれます。
「わ、わたし…わたし、公園に行く!」 そして大きな声でそう言うと、メイちゃんからキャリーケースを受け取ろうとくいくい引っ張ります。
白矢 鳴:「もとより、そのつもりですけど…………え!?」
新山 楓:「お母さん、それかしてっ…わたし、行かなくちゃ…!」 楓はいっそ必死な様子で、キャリーケースをぐいぐいします。
白矢 鳴:「公園って、あの公園か? 俺たちが会った場所」
黒雲 武流:「…行くか、公園って俺たちが最初に会ったところでいいのか?」
新山 楓:「…え? はいる、の?」 メイちゃんの言葉に気付くと、今度はきょとんとしますね。
白矢 鳴:「ああ、いや。これ(キャリーケース)も持っていくってことでいいんだな?」
新山 楓:「そうだよ。…わたしが入るんじゃないの。わたしが入るんだよ…! お母さん、いこう!」 一緒に行ってくれるのだと分かったら、今度はメイちゃんの手を引っ張りますね。
白矢 鳴:「ああ……じゃあ、行くか」 雨合羽でも着せて、他の二人も行くよね?って
黒雲 武流:「…懐中電灯と、消火器…一応持って行ってみるか。 繭とやらがあるのかもしれんが、連絡…」 しないよなって目で二人を見ておこう
榊 海斗:「…このまま籠っていても、状況が改善するとは思えないしな。行くのは良いが、出来るだけ楓ちゃんを雨でぬらさない様行こう」もちろん行きますよ
黒雲 武流:「…わざわざ濡れて行く必要もないだろう」 車出すよって まあ懐中電灯と消火器詰みますね人数分
KP:そうですね、では車で黒能見公園へと向かいましょう。
◆地下駐車場へ
黒雲 武流:はい、車で送りますよ。公園は何か変わった様子はありますか?
白矢 鳴:車で向かう途中、何かに追跡とかされてないか気を付けていたいな
KP:黒能見公園の付近は、この大雨のせいか少し浮き足立った雰囲気となっています。
根性で通勤している不憫なサラリーマンや、シャッターを閉めている店舗。大雨の影響か路上駐車が多くなり、道はどこも渋滞しています。
とはいえ皆さんは楓のこともありますから、時間はかかるものの車で公園まで行かざるを得ないでしょう。
KP:黒能見公園の近くに駐車するには、公園の地下にある黒能見自動車駐車場がベストでしょう。
案内板はあるでしょうから、それに従えば駐車場まで辿り着けます。
地下駐車場に武流君の車が入ると、突然――コンクリートの床が盛り上がり、大量の土砂が水のようにあふれ出しました。
黒雲 武流:まあ地下なら濡れないでしょうしね。案内板に従って向かうんでしょう… え
KP:車そのものに被害はありませんよ。入った直後としてください。まあ、びっくりはするでしょうけどね。
新山 楓:「な、なに…?」 メイちゃんにぎゅっとしとこうか楓はね
白矢 鳴:楓ちゃんぎゅっとしてたら見せずに済むだろうか
黒雲 武流:「…おい、これって例のプールの件と…」 そもそも昨日電話で懸念していたしね
KP:あふれ出した土砂の合間には、灰色の触手のようなものが見え隠れしています。
≪アイデア≫どうぞ。
KP:全員成功ですね。では、「この触手が土砂を持ち上げている」のだと皆さんは察します。
KP:方向というか、案内板に従って駐車場に入った後なので、まあ導かれた先でって感じですね。
榊 海斗:「触手…!?地下には何がいるってんだ…」と舌打ちしつつ「楓ちゃん、公園の何処に行きたい?」ともう少し場所絞れないか聞いてみようかな
KP:当然ながら他の駐車場利用客もまたそれを目撃し、あわてて車を移動させようとしては事故を起こしています。
車がぶつかりあう音や、車を降りて錯乱したりがなりたてる人など、辺りは騒然としています。
新山 楓:「え、えっと…」 楓が答えようと考えあぐねている間にも、周囲の変化は続きます。
白矢 鳴:「お前がいたマンホールか?」 じゃあこっちから聞いてみようか
KP:むき出しになった土砂からは、大量の泥があふれ出しています。
そして、至る所の車両や車を覆い尽くしては、無差別にドアをこじ開けようとしています。
KP:武流君の車も、そう時間をかけず泥に覆われるでしょう。そのまま車内にいますか? 車を出ますか?
リアルアイデアが成功しているので、そのまま確定情報としてあげましょう。泥は楓を探しています。楓を見つけるまでは周囲への襲撃を止めないでしょう。
KP:大型の不定形の軟泥が楓を探していることを察したことによる【1/1d10のSANチェック】どうぞ。
※実際のSANチェックはライトを当てた直後に行っています。そのため武流君の発狂タイミングが遅れています。
不定の狂気に入ったためアイデア不要で一時狂気、内容は強制で「意識不明による昏倒」、処理はライト使用後です。
黒雲 武流:…ところでKP、地下なら車のライトとか付けてると思うんですけど、泥がライト避けてたりとかそういうものはないですか?
KP:そうですね、泥は意図的にライトを避けるようにして車を襲っているでしょう。これもロール不要であげようじゃないか。
勿論駐車場内は狭いので、ほとんどの車が既に餌食に遭い、場内の明りはどんどん減りつつありますが。
車のクラクションや、ぶつかり合う音。悲鳴や怒号が、車の中からも聞こえます。
榊 海斗:…さっさと出ましょう。ライトと出来れば消火器持って。消火器を持って逃げるとDEXにマイナスとかあります?
黒雲 武流:そうですね。ライトを避けているなら意味があるのは確実だし、懐中電灯と消火器持って車から降ります。
白矢 鳴:……キャリーケースに突っ込めるわけもなく 楓ちゃんをコートとかで覆い隠して意味あります?
KP:あるといえばあります。それが探索者の望む結果である保証はしません。
新山 楓:「わかんない、わかんないよ…お母さん、どうしよう…?!」
楓は周囲の混乱を感じ取っているのもあり、かなり不安定になっていますね。
白矢 鳴:「大丈夫だ、落ち着け。分かったら、お前の行きたいところを教えてくれ」 まあぎゅっとしながら……出るか
雨合羽は着せてるけど覆い隠してはいないよ
◆泥と喧騒
KP:出ましょうか。出れば、外の喧騒がより大きく聞こえてくるでしょう。
黒雲 武流:ライトで泥牽制しつつ周囲の様子窺いたいですね。
KP:皆さんでさえ混乱しているでしょう。何も知らない人たちは、完全にパニックに陥っています。
倒れた者を踏みつけ、互いに罵り合いながら、わが身を優先するように逃げようとしています。泥が特別、そういった人たちを襲おうとしている様子はありません。
榊 海斗:うーん、精神分析で少し楓ちゃんを落ちつかせられないですかね?
KP:「何だこれは…何だってんだ!」「この野郎、何しやがる!」「痛い、痛いっ!」「助けてくれっ…死にたくない!」
悪意に満ちた声や気配が、場内を覆っているでしょう。精神分析を受けるほどの余裕すら、今の楓にはありません。
白矢 鳴:「大丈夫だ、大丈夫だから」 ぎゅう継続で耳とかも覆えないか……
新山 楓:「どこにも出たくない…ここでじっとしてる!」 メイちゃんが耳を覆うよりも早く、自分で耳を覆って縮こまっていますね。
KP:楓の叫びを聞いていないかのように、泥は楓を探して辺りを一層覆い尽くしていきます。
武流君の車を覆って、扉を抉じ開けて、そしていないと分かれば今度は皆さんに狙いを定めるでしょう。
KP:どうしますか? 対応によってロール内容を提示します。
楓を正しい形で説得するのであれば≪言いくるめまたは説得≫とします。ロール内容に応じてボーナスを与えます。
白矢 鳴:「楓! しっかりしろ、俺と約束しただろ!? お前がじっとしてたら何も変わらねぇんだ、俺がお前を守るから!」 耳覆ってる手引っぺがして言いましょうか
「お前は外に出るんだ! 俺たちと一緒にだ!」 どうだろう
KP:楓はすっかり心を閉じようとしています。お母さん≪言いくるめまたは説得≫に+20のボーナスでロールどうぞ。天岩戸をブッ壊せ。
†白矢 鳴
1d100 言いくるめ(66+20) :34
KP:ボーナスなんていらないな。では、楓はメイちゃんの言葉を受けて、びくんと激しく身体を戦慄かせます。
新山 楓:「…っ、お、お母さん…?」 ゆっくりと顔をあげると、涙のたまった瞳でメイちゃんを見上げるでしょう。
白矢 鳴:「よし。ほら、お前を呼ぶお前をどうにかするんだろ。どこに行きたいのか、分かるか?」 ちょっと頭撫でたりのね
新山 楓:「わ、わたし…わたしは、」 と何か言おうとしながら、メイちゃんの服をぎゅっと握るでしょう。
KP:じゃあ男二人はライトとっととつけなさい。≪アイデア≫+20よ。ブチ当てろ。
榊 海斗:「…白矢君が落ちつかせてくれたか」と二人を見てほっと安堵しつつぶち当てましょうか笑
黒雲 武流:あ、はい。ライトぶっぱなします。99でいいかな(笑)
†榊 海斗
1d100 アイデア(65+20):7
黒雲 武流:「…子を思う母親ほど強いものはないな」 と微笑ましそうにしながらな
KP:お前らどんだけ泥に恨みがあったんだよ。無理もないけど。では見事泥を撃退するでしょう。
ライトを当てるまで意識を保った武流君ですが、その後昏倒します。
戦闘中でもありませんから精神分析するまでもなく、周囲に声をかけられれば意識を取り戻して構いません。
黒雲 武流:あ、はい。ならきっと限界な中ライトまで頑張った後昏倒するんですね。倒せて気が抜けたのかな…ぶっ倒れておきます。
榊 海斗:「は、消えやがった…室井細胞の特徴まんまだな」と退散に安心したあと「…ッはあ、しかし実際に泥に襲われるとはな」と若干震えるぐらいかな。その後ぶっ倒れた弟に気がついて慌てて駆け寄りましょう。
白矢 鳴:楓ちゃん対応した後に昏倒かな、ぎょっとするよね 「く、黒雲さん!?」
榊 海斗:「黒雲さん!大丈夫か!」と言いつつ怪我が無いかとか脈があるかとか確認しつつ、普通に意識を失ったのを確認出来るかな。慌てて揺り起しますよ。
KP:普通に起きていいですよ。頑張ったね武流君ということで。
黒雲 武流:「…っ、は…大、丈夫だ…すまない」 起き上がっていいとのことなので起き上がります。きっと黒いドロドロトラウマ過ぎたんだね弟…
新山 楓:「……、お母さん…」 楓は武流君を心配そうに見ながらも、何かに呼ばれるように振り返ります。
白矢 鳴:「……楓、俺達はお前が行きたいところに行く。だから教えてくれ。方向は分かるか?」 聞いてみようかな
新山 楓:「…あっち…」 そう言って楓が歩き出そうとすると――
KP:尚も襲いかかろうとしていた泥がその動きをぴたりと止め、楓を促すように出てきた穴へと戻っていきます。
KP:≪博物学または地質学≫が振れますが振らなくてもいいよ。どうせ成功すまい。
榊 海斗:「軟泥の性質は…楓ちゃんの精神に依る、か…。」何にせよ落ちついたって事で良かった。追従しますよ。
黒雲 武流:「……、」 ちょっと昏倒直後なので元気ないかな…皆さんの後を付いて行きますよ。
新山 楓:「こっち…こっちね?」 楓は言いながら、穴へと入ろうとします。
KP:大人でも十分に入れるだろう、大きな穴ですね。
その穴はしっかりとしており、掘られた断面はバターのように溶けて固定されています。
≪アイデアまたは地質学*5≫が振れます。さっきとは別ですね。
KP:では、メイちゃんはこの穴がそう簡単には崩れないだろうことが分かりますね。
続けて≪化学または薬学≫どうぞ。情報共有すればメイちゃん以外でも構いません。
白矢 鳴:「……この穴、そうそうは崩れなさそうですよ」 って共有かな
黒雲 武流:「…なら、入っても安心か」 では化学で
KP:うん。じゃあきっと昏倒した余韻でふらっときたんだよ。壁にこっつんこして耐久-1しとけ?な?
黒雲 武流:「…っ、」 あ、はい。おとなしくくらっとしてぶつかって呻いておきます。
榊 海斗:「だ、大丈夫ですか黒雲さん。体辛いなら、肩ぐらい貸しますよ」と心配しつつ。治療はする暇無さそうだな…
新山 楓:「武流にーに、大丈夫…?」 楓は不安にしつつも、前へ前へと歩いていきます。時折足を取られそうになりながらも、その足取りはまっすぐです。
黒雲 武流:「…ありがとうございます。」 あまりにも散々なので大人しく借りておきます。 「ああ、これくらいなんともないさ」と楓ちゃんには苦笑を返しておきます。
白矢 鳴:「後で手当しましょう」 心配だなと思いつつついていきます
新山 楓:「…うん、」 楓は小さく頷くと、尚も歩みを進めていきます。彼女なりに速足ですが、皆さんの足どうせ長いから問題ねえよ。
◆地下空洞
KP:皆さんはそんな穴を30mほど進んでいくと――軽い傾斜になっており、下へ下へと向かっているのが分かります。
そしてやがて、直径10mくらいの広さの地下空洞に出るでしょう。そこは、いわゆるドーム状になっていますね。
≪アイデアまたは生物学≫どうぞ。
KP:武流君だけ成功ですね。では、このドームにカブトムシなどが地中でサナギとなるときに作る巣のような印象を受けます。
黒雲 武流:「……カブトムシなどの昆虫が地中で蛹になるときに作る巣の形状に見えるな」 と共有しておきますよ
KP:この空洞の壁も土砂が解けたようになって固定されていますが、大雨による影響か、あちこちから水がしみ出しているのがわかります。しみ出した水は、空洞に大きな水たまりを作っていますね。
そんな空洞の中央には、少し土が盛り上がったところがあり――そこに鎮座するように、ひとつの球体があるのを皆さんは見るでしょう。
白矢 鳴:「……これがお前の探してたやつか?」 とでも聞きつつの
KP:それは直径20センチくらいの、白と青のマーブル模様の球体です。楓が小さく声をあげると――
KP:楓の声を追うようにして、球体に天井から一滴の水滴が落ちます。
すると球体は、化学反応を起こしているかのように、シュワシュワと少しだけ表面が溶けるでしょう。
≪目星≫どうぞ。
KP:では、メイちゃんはこの球体の表面がわずかにいびつであり、凹んでいる部分からは中が透けて、なにか細長いモノが盛んに動いているのを見るでしょう。
白矢 鳴:「……あれ、中に何かいますよ」 っと目星情報を共有しておきましょう
榊 海斗:「わたしを入れる、と楓ちゃんは言っていたが…キャリーケースの中にあれを入れれば良いのか?」
新山 楓:「そうだ…わたし、お父さんと登った山で、これを見つけたの…」 楓はぼうっとした顔で呟くでしょう。
新山 楓:「わたし…わたしは、」 楓はぽつぽつと何かを思い出そうとします。しかし――
大きな地鳴りと共に、空洞の奥の壁が崩れました。
そして、ぽっかりと口を開いた横穴から、なにかが流れ出してきます。
これはいったい、何であるというのでしょうか?
灰色で、ぐねぐねと無秩序に蠢く肉塊。
それが押し合い、絡み合い、まさぐるようにして空洞に流れ込んできます。
やがて、皆さんはこれらが巨大で軟らかなヘビのようなものであるのでは、と察します。
否、軟体動物の触手なのでしょうか?
それとも、まさか――これは生き物の一部だというのでしょうか?
どこからか、妙な声が聞こえます。
「け・はいいえ、えぷ、んぐふ、ふる・ふうる、ぐはあん、ふたぐん」
それは、本当に声だったのでしょうか。
耳を介さず、脳に直接聞こえてきたような気がします。声は更に続き――
「け・はいいえ、ふたぐん、んぐふ、しゅど・める」
その未知の言葉には、より高度な存在への敬意が感じられました。
そう。それはすなわち、この言葉を発する者には、人間並か――もしかすると、それ以上の知性があるということです。
そして、皆さんは気付きます。気付いてしまいます。
地下空洞にあふれ出した、この灰色の肉塊こそが、この声の主であること…
そして、人間がまだ表面をなでることしかできていない、深く広大な地底の主人であることに!
KP:【1d3/1d20のSANチェック】どうぞ。耐えろ皆。
KP:成功ですので一時発狂とします。1d100でいこうか。
KP:2回目だからクトゥルフ神話+1だね。さて内容は「ブツブツ呟き続ける(自発行動不可)」だね。
経過時間を決定します。1d10+4どうぞ。
KP:ジャスト1分といったところか。さて更にですが
≪アイデア≫どうぞ。これは全員ですが、海斗君だけ内容が変わります。
KP:はい。では奇しくも海斗君だけですね。発狂中なので共有は1分後ですが、情報はサービスしましょう。
・その灰色の触手は、球体に触れることをためらっている
・この怪物はあまりに身体が大きすぎて、もろくなった球体を無傷で取り扱うことができない
KP:では発狂RPどうぞ。様子を見て異変を感じたら、精神分析を適用可とします。
榊 海斗:「ッは、な、何だよアレ、あんな怪物どうしろってんだ、あああ、あんな肉が、触手が、生き物が、存在しているなんてどうすれば、…どうすればいいんだよ…に、人間じゃ適う訳無い、し、死ぬしかねえじゃねえか…!」と呆然自失と言った状態で恐怖に塗れた言葉をぶつぶつ呟き続けます。
黒雲 武流:「…ッ、さ、榊さん? 落ち着いてくださいっ!?」 肩借りてる人がそんなことになったら流石にびっくりするので揺すったりするかな…自分もびっくりしたけど3ならさっきの泥よか全然
榊 海斗:「は、あ、あんな化け物、怪物、現実に居る訳ねえ…!ッねえ、だろ…!どうしろって、どうしたって、駄目だろ、も、もう…」とまだまだ言いつつ、精神分析(物理)とかしても良いよ。
黒雲 武流:「…精神科医が最初にダメになってどうするんだっ! しっかりしろ!!」 じゃあビンタでもしておこう男だし
KP:ビンタする辺りで1分かな。耐久-1して正気に返っていいですよ。
榊 海斗:「ッ…!?は、…く、黒雲さん…?」とでは正気にかえりましょう。良かった。
黒雲 武流:「…正気に返ったか…あれ、どうにかしないと…このままじゃ仲良く死ぬだけですよ」 楓ちゃんと球体指差しておきます。内心ほっとするかな正気に戻ってくれるなら。
榊 海斗:「あ、ああ…そうだな。…すまなかった。それと、あ、あの化け物…球に触れる事を戸惑ってる、と思う…あの球多分、すげえもろくなってる…あの、化け物は体がデカ過ぎて、あの繭を、無傷で扱えないんだと思う」と狂人の以下略共有しましょう
黒雲 武流:「…つまり、化け物は繭には触れたいが、壊すわけにはいかないということだな」
新山 楓:「大切にしてよ…大切にするよ。守ってよ…守るよ」 一方の楓は、いつにも増して放心した様子で、うわごとのように呟いています。なんだお揃いじゃん。
「大きくなるまで、じっとしているの…暗いところで、じっと…じっと…」
白矢 鳴:「……楓、あいつはあの球体が欲しいのか? お前はあの中にいるのか? 楓!」 そんな様子なら頬ぺちぺちしましょうか
新山 楓:「大丈夫だよ…大丈夫、ここにいれば…ここに、いよう…?」 と、メイちゃんの声が聞こえていない様子で、キャリーケースを手にしようとします。
白矢 鳴:じゃあ、まあ「おい、楓、元々のお前はそんなんじゃねぇだろ。こっちを見ろ、俺を見ろ!」 ってサングラス外して、顔ひっつかんでこっち向かせましょうか
まっすぐ視線合わせて、覗きこむ感じで
新山 楓:「っ……、守って…守るから…いっしょに、いるから…」
白矢 鳴:「お前が一緒にいるのはこっちだろ。お前は新山楓で、お母さんなんかじゃねぇけど、俺が守るんだよ! 大きく声を出すんだ、んな小せえ声じゃ聞こえねぇよ、外に出ろ!」
KP:【条件を満たした】ので、≪言いくるめまたは説得≫を認めます。ボーナス合計+60だから振るだけ振っておけ。
†白矢 鳴
1d100 言いくるめ(66+60) :74
新山 楓:「……っ!」 メイちゃんの言葉の何かが、楓の中の何かを叩き壊したように――楓の身体が跳ね上がります。
「……、…っわたし…わた、し……」 楓の瞳には徐々に光が戻り、やがて目の前のメイちゃんをはっきり捉えるでしょう。
白矢 鳴:「……元に戻ったのか?」 まあぱちくりしますよね
新山 楓:「…っ、いっしょに――一緒に、外に出る!」 楓は大きな声でそう叫ぶと、メイちゃんの手をぎゅっと握ります。
KP:楓の言葉を受けたかのように、球体には変化が現れます。
固そうに見えた石の球ですが、そこにパキパキとひびが入って、内側へと崩れていきます。
KP:玉の内部には水晶のような美しい細かな結晶が詰まっており、そこから灰色をした、大きなミミズのようなものが這い出てきます。
それは先端に無数の触手を生やしており、胴体が細長いイカのようにも見えるでしょう。
この生き物は、球体の上をうろうろとしています。≪アイデアまたは生物学≫どうぞ。
KP:では、メイちゃんはこの生き物が「水を嫌っている」のだと悟ります。
白矢 鳴:「……あのいきもの、水を嫌ってるみたいですね」 共有共有
KP:そして灰色の触手は、そんな生き物を取り囲む水たちに、その触手を慎重に垂らします。まるで橋を架けてやろうとしているかのようですね。
一方の楓ですが――
新山 楓:「…あれ…?」 ふと何かを思い出したように、周囲をきょろきょろとします。
白矢 鳴:「どうした?」 ってじゃあ聞こうか キャリーケースかな
新山 楓:「お…お父さん? どこ…?」 周囲の状況がまるで分からないといったように、不安そうな顔をします。
「…っだ、誰…?!」 そして話しかけたメイちゃんには、怯えたような顔をするでしょう。
白矢 鳴:「……ああ、元に戻ったのか。大丈夫だよ、俺達はお前を守るためにいるんだから」
新山 楓:「え…、――あ…」 メイちゃんの言葉を聞いてか、再度何かを思い出したように瞬きます。
「…うん…!」 そして、先の怯えをすっかり忘れてしまったかのように、メイちゃんへと飛びつくでしょう。
白矢 鳴:「あれ、お前、忘れたんじゃなかったのか」 ぱちくり
榊 海斗:「…楓ちゃん、良かった。自身の強さで打ち勝った、て事か」と安堵しつつ弟と一緒に近寄りましょうか。
黒雲 武流:「…繭だけでなく、出てきても水に弱い性質は変わらないのか」 やれやれとキャリーケース持ってるだろうメイちゃんに近づきましょうか。肩貸してもらってるままだし付き合ってね海斗君
白矢 鳴:「ええと……あいつをこれに入れて渡してやればいいんですかね」 これ=キャリー
榊 海斗:「ああ。キャリーケースに入れて…母親の元に返せば良いって事だろうな。…どんな生物であれ、子は母親と一緒にいるのが一番って事かな」とまあ特徴似てるし怪物も恐らく親子なんだろーなーとか思いつつ
黒雲 武流:「ってことだと思うぞ。開けて入れてやるのまで手伝えば、あとは勝手に持って行くかもしれないがな… 二人とも、頑張ったな」
新山 楓:楓はぎゅっとメイちゃんにしがみついていますが、キャリーケースを渡す様子を見て、球体を見て、しがみつく力を強くするでしょう。
「ねえ、外に…外に出よう…?」
白矢 鳴:「……そうだな、じゃあ、俺達は先に出ているか」 ってことになるんだろうか
KP:そうですね、なら二人は先に外に出ても構いませんよ。
白矢 鳴:キャリーケースは渡しますよ……いいんだよね……
新山 楓:楓はキャリーケースを渡す様子をじっと身ながら、「早く、出てきてね…」 と二人にも声をかけるでしょう。
榊 海斗:「ああ、二人ともお疲れ様」と受け取って、では孵化した生物の前でキャリーケースを開けてみましょうか。自分から入るならよし。来なかったら詰め詰めしましょう。
黒雲 武流:「ああ、俺たちもこんなところからは早いところ出て行きたいからな」 橋かけてくれてるらしいし、入ってくれれば渡せばいいよね
白矢 鳴:「……気を付けてくださいね」 出て行きましょう
◆繭を返そう
KP:二人が出て行ったあと、武流君と海斗君は生き物の傍でキャリーケースを開くんですね。自分から入る様子はありませんのでつめつめしちゃってください。
榊 海斗:「水が苦手なら、この中なら大丈夫の筈だからな…」とか言いつつ、うん、慎重に詰めますよ…はい…
黒雲 武流:「ああ…お前も、母親の元に行くと良い」 そうですね、濡れたら困りますからね。 かけてくれてるっぽい触手に渡すでいいよね?
榊 海斗:橋かけてる、という事ですので。うん、その触手に渡しましょう。
KP:渡されましょう。といってもまあ、傍に置くくらいで十分ですがね。
すると灰色の触手は、キャリーバッグにゆっくりとその手を伸ばすと、やがてそれを掴むようにして引き上げます。
KP:ところで一つ聞いておきましょうか――お二人に、この存在を崇拝する気持ちはありますか?
心の底から、崇拝する気持ちがありますか? YesかNoかの二択です。
どう答えるか、というより現状その気持ちを持っているか、です。
榊 海斗:無い…です…。あの発狂ロールしちゃったし、恐怖はあれど崇拝は無いかな…。
黒雲 武流:…子を守ろうとする、母親の気持ち、みたいなのは触れられない動作から見せてもらったし、メイちゃんと楓ちゃんで想いとか絆の大事さは見せてもらったので、お前らも幸せになくらいの気持ちはありますが…崇拝とは違うと思うので、ないです。
KP:お二人とも、Noであると確認しました。
いずれにせよ、お二人はそのままその場を離れるでしょう。メイちゃんと楓はもう外にいますから、早く合流してあげてください。
黒雲 武流:あ、ハイ。離れていいならさっさと出てきてと言われたので、早く合流します。え…?
榊 海斗:「俺達もさっさと帰るか。…二人とも待たせてるしな」という事でさっさと帰りましょう。はい。もう嫌だなんだこの質問。
◆大団円
KP:外といっても、大雨ですからね。駐車場の出入り口は壁が崩れて出られるようになっているでしょう。
そこから吹きこむ雨が入らないくらいのところで、二人が待っているのでしょうね。
黒雲 武流:「ああ、やることはやったしな…」 満足そうに帰りましょう。
白矢 鳴:「! よかった、二人共無事ですか!」 慌てて駆け寄りますやん
新山 楓:「にーにたち…大丈夫…?!」 楓も一緒に駆け寄りますよ。
黒雲 武流:「…ああ、大丈夫だ。この通りぴんぴんしてる」 と二人に微笑んでおきましょう。 無事…なんだよねこれ??
榊 海斗:「ああ。ちゃんと、渡せたと思う。…母親の元にちゃんと、な」と無事を示しつつ再会喜びましょう。
新山 楓:「よかった…」 楓はほっと胸を撫でおろしますよ。
白矢 鳴:「……なら、いいのですが」 ほっとしますよね
新山 楓:「…お母さん、」 メイちゃんを呼んだ楓は、直後にはっとした顔をするでしょう。
白矢 鳴:「俺は白矢鳴だよ、お母さんじゃねぇ。もう思い出しただろ?」
黒雲 武流:「そうだな、『メイにーに』って呼んであげたら喜ぶんじゃないか」 くすくすしておきましょうね。微笑ましい…
新山 楓:「あ、……、えっと…」 楓は困ったようにもごもごしますね。ですがやがて小さく頷くと、
「…鳴、」 ぽつんと、確かめるように呟きます。
榊 海斗:「…はは、ようやく名前を呼んで貰えて良かったな、白矢君」とこちらも微笑ましく見守っておきますよ。
白矢 鳴:「まあ……そうですね。お前を本当の両親の元に帰さねぇとな」 苦笑して、警察に連絡するでいいかな
KP:そうだね。そんなことを話しているメイちゃんに――
新山 楓:「鳴にーに…!」 やがてぱっと顔を輝かせた楓が、そう言って抱きつくことでしょう。
白矢 鳴:「楓、記憶戻ってよかったな」 まあびっくりするけど、慣れたもんで抱き上げるんでしょうね
黒雲 武流:「…これで、両親の元に帰せるな。 …俺もようやく自分の家に帰れる」 微笑ましく見守っておきますよ。もう母子とは呼べないね
榊 海斗:「そうだな。…目出度く大団円、か?」とほうっと晴れた雲間見つめながら息吐きますよ。本当に良かった。
KP:あれほど強かった雨はいつの間にかその勢いを弱め、雲が晴れていきます。
雲間から眩しい陽光が差し込んで――そうして皆さんは、改めて全てが終わったと実感することでしょう。
KP:これにて、【白無垢の母】終了となります。皆さん長丁場のセッション、本当にお疲れ様でした!
◆本編終了
最終更新:2014年03月06日 20:31