プロローグ
ある街のはずれ、山を越えた荒野にEDFの基地が築かれていた。
地上施設だけをみれば小規模どころか基地にすら見えなかったが、地下には広大な格納庫が広がっている。
その中には、今の平和には似つかわしくない、大量の武器弾薬、そして最新鋭の兵器が運び込まれていた。
先日も、コンバットフレームと呼ばれる戦闘用歩行[[ビークル]]が数十台も空輸されたばかりだ。
基地は問題を抱えていた。武器の過剰な所有に対し、市民が反発。抗議運動が巻き起こりつつあるのだ。
そのため、広報部は毎月のようにイベントを開催。見学者の受け入れなど、市民との交流に力を注ぎはじめた。
現在、基地の兵器を用いるべき相手は存在せず、必要なのは軍事力の強化よりも市民の理解であったのだ。
イベントの開催当日。一人の若者が基地にやってくる。
民間企業に勤務し、軍とは無関係。その日、仕事の都合でたまたま基地を訪れたにすぎない。
若者がいつもの、たわいもない仕事を始めようとしたその時……世界の運命は大きく変わり始めた。
- プロローグは、ゲーム中のゲーム設定、取扱説明書、公式サイトのオンラインマニュアル等から見ることができる。
01 本日の予定
(ミッション説明)
今日の現場はEDF第228駐屯基地です。
現地到着後、スタッフの指示に従い、段取りの確認をしてください。
本日午後から基地見学ツアーが予定されています。
ここ数年、EDFは近隣住民との交流に力を注いでおり、本日も大勢の来客が予想されています。
安全には十分な配慮をお願いします。
(ミッションスタート)
(レンジャーの場合)
先輩「新人ってのは君か? さあ始めよう」
先輩「今日の仕事は基地内の車両誘導だ。見学ツアーに大勢来るからなぁ。忙しくなるぞ」
先輩「車の誘導には慣れてるだろうが、基地には戦車やコンバットフレームもある。気を抜くなよ」
先輩「今いる所は基地の地下倉庫だ。こんな場所しか借りられなかった。ここで簡単な研修をしよう」
[左スティックで移動]
先輩「いいね」
[右スティックで向きを変える]
先輩「悪くない」
[L2ボタンでジャンプ]
先輩「合格」
(ウイングダイバーの場合)
先輩「新人ってのは君か? さあ始めよう」
先輩「午後から基地見学ツアーに大勢やって来る。見学客を最後に楽しませるのが君たちの飛行ショーだ」
先輩「それがフライトユニットかい? 空を飛べるなんて羨ましい。ショーが楽しみだよ」
先輩「じゃあ段取りを確認しておこう」
[左スティックで移動]
先輩「いいね」
[右スティックで向きを変える]
先輩「さすがだね」
[L2ボタンでジャンプ]
先輩「やるなぁ」
[L2ボタンを押し続けると飛行]
先輩「合格」
(エアレイダーの場合)
先輩「新人ってのは君か? さあ始めよう」
先輩「ここはEDF基地の地下。倉庫や格納庫として使われている。修理を頼みたいビークルがあるんだ」
先輩「きみは優秀な技術者だって聞いてる。大型車両の運転ライセンスも持ってるらしいな。頼りにしてるよ」
先輩「それと軍の無線も使って構わないらしい。ずいぶん信用されているんだなあ」
[左スティックで移動]
先輩「いいね」
[右スティックで向きを変える]
先輩「さすがだね」
[L2ボタンでジャンプ]
先輩「合格」
(フェンサーの場合)
先輩「新人ってのは君か? さあ始めよう」
先輩「今日の仕事は貨物の運搬だ。地下室の貨物を地上まで運びたい」
先輩「きみが装着しているのはパワードスケルトン。凄い力を出せる。貨物だってひとりで運べるぞ」
先輩「元々は軍事用の技術だって噂だ。戦車並みの力が出せるぞ」
[左スティックで移動]
先輩「いいね」
[右スティックで向きを変える]
先輩「やるなぁ」
[×ボタンでジャンプ]
先輩「合格」
〈基本操作をマスターしました〉
先輩「じゃあ仕事にかかろう」
先輩「案内するよ。ついて来て」
先輩「はぐれないように。基地の地下は広いから迷子になるよ」
隊員「怪物だ! 逃げろ! 逃げろー!」
先輩「大丈夫、問題ないよ」
(停電)
先輩「ん、なんだ?」
先輩「照明はすぐに直るさ」
(照明点灯)
先輩「扉を開けよう」
(隔壁開門/味方第二波出現)
先輩「こっちだ。車両に気をつけて」
先輩「パワードスケルトンっていうのは車と同じだ。ぶつかると危ないよ」
(味方第三波出現)
基地指揮官「応答しろ! どうなってるんだ!」
隊員「食われた! ジョージが食われた!」
先輩「気にしなくていいよ。軍人ってのはこういう悪ふざけが大好きなんだ」
先輩「戦車に気をつけて。ここは車両用の通路なんだ。轢かれないように」
(停電)
先輩「またか……電気のトラブルかな」
(ヘッドライト点灯)
先輩「ライトをつければ大丈夫」
(味方第四波出現)
(警報装置起動)
先輩「コンバットフレームが来た。気をつけて」
先輩「この基地は人間には広すぎるよ。軍事用の車両に合わせて作ってあるらしい」
先輩「ここを曲がろう」
基地指揮官「非常事態発生! 非常事態発生! これは訓練ではない! 繰り返す、これは訓練ではない!」
先輩「本当に何かあったのかもしれないな」
先輩「そう緊張しなくていいよ」
先輩「この扉の奥が……」
(隔壁開門/第一波出現)
先輩「ええっ!?」
先輩「うわああ、うわああああああ!」
先輩「助けてえええ!」
先輩「ぐわっはあああああ!」
(隔壁開門/味方第五波出現)
軍曹「撃て! 撃て!」
隊員B「なんてデカさだ!」
隊員A「死ね! 化け物め!」
(敵全滅)
隊員A「こいつらは一体なんだ!」
隊員B「こんな生き物は見たことがねえ!」
隊員C「恐竜の生き残りって訳じゃないよな」
隊員A「危ないところだったな」
隊員B「誰だこいつ?」
軍曹「大丈夫か。お前は民間人だな。来い、武器をやる」
(暗転)
軍曹「非常事態だ。基地に怪物が侵入した」
軍曹「怪物の数は不明、正体も不明。どうやって地下に入ってきたのかも分からない」
軍曹「地上とは連絡が取れず、俺たちは孤立している」
軍曹「救援部隊が到着するまで、自力で身を守るしかない。お前にも、武器を渡しておく」
軍曹「民間人を守るのが軍人の務め。守ってやる……と言いたいが、敵の正体が分からない以上、約束は出来ない。
いざという時は、この武器で自分の身を守れ」
軍曹「使い方はこれから教える」
(暗転)
(レンジャーの場合)
[R2ボタンで射撃 マトを4つ破壊せよ]
軍曹「そうだ」
[□ボタンでリロード]
軍曹「いいぞ」
[R1ボタンで武器を切り替える]
軍曹「その調子だ」
[R2ボタンで射撃 すべてのマトを破壊せよ]
軍曹「筋がいいぞ」
[左右に移動しながらL2ボタンで緊急回避]
[L3ボタンでダッシュ
ダッシュ中は武器を下し、足元に意識を集中するため、アイテム回収範囲が広がる]
軍曹「悪くない」
(ウイングダイバーの場合)
[R2ボタンを押し続けると攻撃 マトを4つ破壊せよ)
軍曹「そうだ」
[□ボタンでリロード]
軍曹「いいぞ」
[R1ボタンで武器を切り替える]
軍曹「その調子だ」
[R2ボタンを押し続けるとパワー蓄積
放すとプラズマ・キャノンを発射 すべてのマトを破壊せよ]
[空中でL3ボタンを押すとブースト
地上でも可能だが、あまり進まない ブースト中はアイテム回収範囲が広がる]
軍曹「筋がいいぞ」
(エアレイダーの場合)
[R2ボタンで爆弾を射出]
軍曹「そうだ」
[L1ボタンで爆弾を起爆
射出(R2ボタン)と起爆(R1ボタン)を繰り返してマトを4つ破壊せよ]
軍曹「いいぞ」
[□ボタンでリロード
起爆したくない爆弾も□ボタンで消滅する]
軍曹「その調子だ」
[R1ボタンで武器を切り替える
エアレイダーの武器はミッションによって使用できないものがある]
軍曹「筋がいいぞ」
[R2ボタンでZE-GUNを設置
L1ボタンで起動する すべてのマトを破壊せよ]
隊員A「いい判断だ」
[左右に移動しながらL2ボタンで緊急回避]
軍曹「悪くない」
(フェンサーの場合)
[R2ボタンで右手の武器を使用
ボタンを押し続けると発射する マトを4つ破壊せよ]
軍曹「そうだ」
[L2ボタンで左手の武器を使用]
軍曹「いいぞ」
[□ボタンでリロード]
軍曹「その調子だ」
[△ボタンで武器を切り替える]
軍曹「筋がいいぞ」
[R2ボタンで右手の武器を使用
すべてのマトを破壊せよ]
隊員A「いい判断だ」
[R1ボタンで右手武器の特殊アクション
(右手武器の2つ目の機能) すべてのマトを破壊せよ]
隊員C「いいんじゃないか」
[L1ボタンで左手武器の特殊アクション
(左手武器の2つ目の機能)]
軍曹「悪くない」
〈攻撃操作をマスターしました〉
軍曹「少しは戦えるようになったな。よし、ついて来い」
隊員A「警報システムが作動したせいで隔壁が下りています。予定のルートは通れそうもありません」
軍曹「そうか」
軍曹「俺なら隔壁のロックを解除できる。全員でここから脱出するぞ」
軍曹「俺が先頭を進む。周囲を警戒しながらついて来い」
軍曹「民間人! 怪物と遭遇するかもしれない。自分の身は自分で守れ。いいな!」
(ミッションクリア)
- チュートリアルのボタン操作はデフォルトで表記してあります。
- ボタン設定を変更することでチュートリアルにも反映されます。
02 闇からの脱出
(ミッション説明)
怪物の正体は不明。闇の中にあと何体潜んでいるのかも分からない。
最悪なのは、地上と連絡がとれないこと。
つまり、俺たちは基地の地下で遭難したも同然というわけだ。
だが、これ以上ここに留まるわけにはいかない。生き残った仲間を探し、脱出する。
民間人、守ってやる、と言いたいが、何がおこるかわからない。
運が悪ければ怪物とはちあわせだ。お前も戦闘に参加する覚悟をしておけ。
(ミッションスタート)
軍曹「怪物が潜んでいるかもしれない。周囲を警戒しろ!」
軍曹「民間人、遅れるなよ。生き延びたければ俺から離れるな!」
隊員C「非常事態だ。民間人も働いてくれよな」
隊員B「戦えないやつは、やつらの餌にしちまうぞ!」
隊員A「そう言うな。出来るだけ俺たちが守る」
隊員A「銃を持ったのは初めてか?」
隊員B「ビビんなよ」
隊員A「銃口を敵に向ける。引き金を引く。簡単だ」
隊員B「手が震えてなければな」
軍曹「エレベーターはこっちだ」
軍曹「隔壁のロックを解除する」
(隔壁開門/第一波/味方第二波出現)
隊員B「怪物だ!」
隊員A「仲間が襲われてるぞ」
軍曹「怪物を撃て!」
隊員「こいつら、大群だ!」
隊員「助けてくれええ!」
隊員C「なんて巨大なんだ!」
隊員B「あの牙を見ろ! 噛みつかれたら、ひとたまりもねえ!」
軍曹「一匹残らず駆除しろ!」
(第一波全滅)
隊員「突然襲われて……。みんなやられた」
隊員「助かりました。何が起こっているんですか!?」
軍曹「地下から脱出するぞ。エレベーターに向かう!」
隊員「エレベーターは動かない。ケーブルをやられたようだ」
軍曹「このルートは駄目か……。戻るぞ」
軍曹「エレベーターは使えない。となると……AFV用の道がある。それを通って地上へと向かう」
軍曹「隔壁を開く。下がっていろ」
(隔壁開門)
(第二波出現)
軍曹「AFV用の道だ。斜度に気をつけろ」
軍曹「地上へ向かう。ついて来い!」
軍曹「怪物を倒す切り札がある。上のフロアに、コンバットフレームの格納庫があるはずだ!」
隊員A「急いで格納庫に向かいましょう!」
隊員B「コンバットフレームがありゃ、あんな化け物に負けやしねえ!」
隊員C「怪物だ!」
隊員A「仲間が危ない!」
軍曹「助けるぞ!」
軍曹「突入して仲間を援護する!」
(味方第三波出現)
軍曹「左右から来るぞ!」
隊員B「ちきしょう! 挟み撃ちかよ!」
軍曹「生き延びるためには戦うしかない! やるぞ!」
軍曹「いいぞ民間人。お前には素質がありそうだ」
(第二波全滅)
軍曹「すぐに移動した方が良さそうだ。行くぞ、ついて来い!」
軍曹「格納庫にコンバットフレームがあるはずだ」
隊員C「あのロボットみたいなやつだよな」
隊員B「誰か、コンバットフレームを操縦できるやつはいるのかよ!」
隊員A「軍曹がライセンスを持ってる」
軍曹「任せておけ」
軍曹「ここだ……開けるぞ」
(隔壁開門/第三波出現)
隊員B「うわあああああ!」
隊員A「怪物が中に入り込んでいるぞ!」
隊員C「こいつら、壁を食い破って入って来やがったんだ!」
隊員C「ちっくしょう! コンバットフレームが!」
隊員B「壊されちまった!」
隊員A「とにかく敵を倒すんだ!」
隊員A「こいつらが吐く液体は、酸だ!」
隊員B「俺たちを溶かそうってのか!?」
隊員C「冗談じゃない! そんな死に方はゴメンだ!」
隊員A「浴びたらただじゃ済まないぞ。やられる前に撃て!」
(第三波全滅)
隊員A「使えるコンバットフレームはなさそうだ」
隊員B「ひとつ残らず駄目か!」
軍曹「もういい! 脱出するぞ! ついて来い!」
(第四波出現)
隊員C「怪物がいるぞ!」
隊員B「一体どれだけいやがるんだ!」
軍曹「撃ちまくれ!」
隊員A「戦闘は覚悟してたが、こんな大群とは!」
隊員B「ここは怪物の国か!」
軍曹「誰か応答してくれ! 現在、地下で怪物と交戦中! 救援を要請する! ……駄目か」
(第四波全滅)
隊員B「怪物が現れたってのに、地上のやつらは何をやってんだ!」
隊員A「きっと救援部隊が来るさ」
軍曹「こっちだ! ついて来い!」
隊員B「あの怪物は、どこの動物園から逃げてきたんだ!?」
隊員A「おかしい。10メートルの怪物が群れを成しているんだぞ。こうなる前に誰かが気付いたはずだ」
隊員C「よほどいい隠れ家があるってことか……」
(天井崩落/第五波出現)
隊員C「うわあああああ!」
隊員B「危ねっ!」
隊員A「下がれ!」
隊員C「天井が崩れたぞ!」
隊員B「道が塞がっちまった!」
隊員A「天井に穴が!」
隊員C「穴から怪物が出て来るぞ!」
隊員A「数が多すぎる!」
隊員B「こんな大群、一体どこに隠れていやがったんだ!」
隊員C「悪夢だ!」
隊員B「俺は不眠症なんだ! 眠れなくなったらどうしてくれる!」
軍曹「まずは生き残ることを考えろ!」
隊員A「救援部隊はまだなのか!?」
(第五波全滅)
隊員A「お前、民間人の割に中々度胸があるな」
隊員B「軍人に向いてる。志願したらどうだ?」
軍曹「ルートを変えるぞ!」
軍曹「こっちだ!」
軍曹「この先に行く」
軍曹「この隔壁の向こうだ。怪物がいるかもしれない。注意しろ」
軍曹「隔壁を開くぞ」
隊員A「軍曹、待ってください。心の準備を」
隊員B「ドアの向こうは、怪物だらけに違いねえ!」
軍曹「いいか、ロックを解除する」
(隔壁開門)
隊員B「ううううおおおおっ!」
隊員B「ってあれ!?」
隊員B「脅かしやがる!」
隊員A「やれやれだ」
軍曹「先を急ぐぞ!」
隊員B「基地の中で遭難するとは思わなかったぜ」
隊員C「なぜ地上から連絡が来ない!?」
隊員A「きっと今頃、救援部隊の準備をしてるさ」
軍曹「そろそろ救援部隊が到着するころだ。今頃は地上で待機しているに違いない!」
(隔壁開門/味方第四波出現))
軍曹「応答してくれ! 地上の状況を知りたい! ……くそっ!」
隊員C「なぜ地上のやつらは返事をしない!?」
隊員A「問題が起こっているのかもしれないな」
隊員B「何があったにせよ、今の俺たちほど酷くはねえさ」
軍曹「地上には救援部隊がいるはずだ。ここを出れば助かるぞ!」
隊員A「あの怪物はどこかの国の兵器かもしれないな」
隊員C「そんな馬鹿な!」
隊員A「生物ほど恐ろしい兵士はない。実際のところはな」
隊員B「そんなSFを読んだぜ。宇宙船にネズミが紛れ込むやつだ。宇宙旅行中に増えて食糧を全部食っちまう」
隊員A「機械と違って生物は繁殖する」
隊員B「おい、待てよ。まさかあの怪物、増えたりしないよな!?」
隊員「軍曹! 無事でしたか!」
軍曹「地上に出る。隔壁を開けてくれ」
隊員「それが、壁の向こう側に怪物がいるようなんです」
軍曹「そうか。だが、ルートはここしかない。怪物を撃破するぞ!」
軍曹「隔壁を開け!」
隊員「Yes,sir!」
(隔壁開門/第六波出現)
隊員B「思ったよりいやがるぞ!」
隊員C「数が多すぎます!」
軍曹「怯むな! 全滅させろ!」
隊員B「死ねっ、化け物め! 死ねっ! 死ねええっ!」
隊員A「落ち着け! 冷静になれ!」
隊員C「頭がおかしくなりそうだ!」
隊員B「ちくしょう! 怪物と戦うなんて想像したこともなかったぜ!」
(敵全滅)
軍曹「出口はすぐそこだ。地上へ出れば助かる!」
軍曹「出口だ! 部隊と合流する!」
(隔壁開門)
軍曹「地上は安全だ! 急ぐぞ!」
隊員B「民間人! お前は頼りになる!」
隊員A「ここを出たら伍長のところに行け。入隊手続きをしてくれる」
軍曹「民間人、もう安全だ」
(ミッションクリア)
03 228基地の危機 前篇
(ミッション説明)
民間人、助かったぞ。
地上に出れば安全だ。
俺たちは部隊と合流し、事態に対処しなければならない。ここでお別れだ。
……と言いたいが、安心しろ。
その前にお前を家に帰してやる。
(ミッションスタート)
隊員A「出口だ!」
軍曹「なんだ、これは!?」
隊員B「まだいやがった!」
ニクス「装甲が融解してる! うわあああああっ!」
隊員B「おいっ! 空を見てみろ!」
隊員A「こんなこと、信じられるか……?」
隊員C「円盤みたいなのが飛んでるぞ……」
隊員A「空飛ぶ円盤!? そんな馬鹿な!」
隊員B「地下にいる間に、映画の撮影でも始まったのかよ!」
軍曹「味方が戦闘中だ! 援護する! 続け!」
隊員「死ねえ! 怪物!」
隊員「よくも戦友を! 仇を取ってやる!」
(第二波出現)
隊員A「そこら中に怪物がいるぞ!」
隊員B「地下の方がマシだった! 穴から出るんじゃなかったぜ!」
隊員C「外に出れば安全じゃなかったのかよ!」
基地指揮官「くそっ! 肝心な時にコンバットフレームが動かんとは!」
隊員「怪物が何か吐き出しています!」
隊員「うわあっ、酸だ! これは酸だ!」
隊員「うろたえるな! 俺たちのスーツは酸を防ぐ!」
隊員「駄目です! うあああああっ! 助けてください! うわあああああ!」
ニクス「こちらイオタ3。これより起動シークエンスに入る」
基地指揮官「歩兵はコンバットフレームを守れ!」
隊員「軍曹、ご無事でなによりです」
軍曹「状況が知りたい。少尉はどこだ!」
隊員「戦死されました。怪物に食われて!」
軍曹「くそっ!」
(第三波出現)
隊員「怪物の群れだ!」
基地指揮官「総員、応戦せよ!」
基地指揮官「動ける者は戦闘に参加しろ!」
基地指揮官「撃て! 怪物を近付けるな!」
ニクス「こちらイオタ1! 起動シークエンス、最終フェイズ!」
基地指揮官「怪物をコンバットフレームに近付けるな!」
軍曹「敵が多すぎる! 民間人を逃がせ!」
隊員「避難したはずですが……。どうなったかは分かりません」
隊員「護衛に就いていた伍長とは連絡が取れません」
隊員B「怪物に、円盤だと! くそっ、最低の組み合わせだぜ!」
民間放送(女)「これホントなの? もし間違いだったら……」
民間放送(女)「臨時報道です。各地でUFO(ユーエフオー)が目撃されています。
カメラに映った光の点のような物ではありません。金属製のはっきりとした物体が確認されているようです。
正体は不明。世界中で目撃報告が頻発していることから、複数のUFOが異なる場所を飛行しているようです」
(第四波出現)
隊員「怪物の群れだ!」
隊員「凄い数だぞ!」
(味方第二波出現)
ニクス「イオタ1、起動した! コンバットフレーム隊、戦闘を開始する!」
ニクス「こちら、イオタ2! 怪物を食い止める!」
(敵全滅)
軍曹「駆除成功だ。ようやく終わったな……」
(ミッションクリア)
04 228基地の危機 後篇
(ミッション説明)
基地は何者かの襲撃を受けている。
今やここは戦場だ。
隠れていても助かる保証はない。
戦え。その銃で。
お前には勇気がある。
兵士に必要な素質だ。
!?
あれは!?
(ミッションスタート)
隊員「空を見ろ!」
隊員「何か、落ちてくるぞ!」
隊員「退避、退避ー!」
ニクス「うう、うわあああああああ!」
隊員「巨大な、塔だ……」
隊員「機械で出来てるぞ……」
隊員「怪物だ、塔の周りに怪物が出現してる!」
隊員「怪物がどんどん増えてるぞ!」
隊員「塔は、怪物を出現させる装置のようです。次から次へと出てきます!」
基地指揮官「怪物を攻撃しろ!」
隊員「怪物はこの塔で送られてきているのかよ!」
隊員「塔は空から来た! つまり怪物は空から来たってことだ!」
基地指揮官「あの塔を破壊しなければならない! 塔を攻撃しろ!」
軍曹「怪物を呼んでいるのは塔の上についている機械だ! あれを攻撃すれば止められるかもしれない!
塔の上部分を狙うんだ!」
(アンカーを1つ破壊)
隊員「やったぞ!」
軍曹「成功だ! 塔の上部分を狙えば破壊できるぞ!」
隊員「見ろ! 塔だ!」
隊員「凄い数だ! あれが全部怪物を呼ぶのか! 怪物の国になっちまうぞ!」
民間放送(女)「UFOに関する続報です。飛行物体が目撃された地域では、モンスター……が出現しているようです。
モンスターの全長は10メートルもあり、凶暴で人を襲うこともあるようです。
今後の報道に十分に注意してください」
基地指揮官「塔の上部分を狙え! 塔を破壊するんだ!」
(第二波出現)
隊員「あの塔が市街地に落ちたら、大変な被害がでるぞ!」
隊員「被害どころか、街がなくなっちまう!」
隊員「一体何がどうなってる!」
隊員「俺たちは何と戦っているんだ!」
隊員「テロリストなんてレベルじゃないぞ!」
隊員「俺たちは国家レベルの敵を相手にしてるってのか!」
隊員「これは世界大戦だ!」
隊員「くそっ! 来週には海外のはずだったんだ! 俺は運が悪すぎる……!」
隊員「そうとも言えないぞ。欧州の友人から連絡があった。マルセイユ基地が千体の怪物に攻撃されてる!」
隊員「怪物に襲われてるのは、ここだけじゃないってのか!?」
隊員「大阪にも怪物が出たらしい」
隊員「UFOの大群も目撃されてる」
隊員「情報が錯綜している! デマを広めるな! 冷静に対応するんだ!」
軍曹「この塔がどこから来るのか知りたい」
基地指揮官「巨大な円盤が落としているらしい。それ以上は分からない」
軍曹「円盤だと?」
民間放送(男)「臨時ニュースです。現在、いくつかの地域で怪物が目撃されています。
怪物は危険性があるようです。もし目撃した場合は慎重に行動してください。
うかつに近付かず、すぐに通報してください」
(アンカーをすべて破壊)
基地指揮官「よくやった!」
基地指揮官「すべての怪物を倒せ! 一体たりとも残してはならない!」
(敵全滅)
隊員C「上を見ろ! 塔だ!」
隊員B「ここに落ちてきやがるぞ!」
隊員A「数が多すぎる! この基地はもう駄目だ!」
基地指揮官「基地を放棄する! ただちに撤退せよ!」
軍曹「逃げるぞ! 民間人、ついて来い! 安全な場所まで連れて行ってやる!」
(ミッションクリア)
05 破られた平穏
(ミッション説明)
この先の街に向かう。
街に入れば一息つけるだろう。
すぐに応援部隊も到着する。
それで事態は収束するはずだ。
いずれ家に帰れる。心配するな。
(ミッションスタート)
本部「怪物を攻撃しろ! 被害の拡大を防げ!」
隊員B「戦争が始まったってのか!?」
隊員C「やつら、街を攻撃してる!」
隊員A「ここにいるのは民間人だぞ! 攻撃するなんて許されない!」
本部「軍曹、ちょうどいい。協力してくれ。一刻を争う。被害者をひとりでも減らしたい」
軍曹「了解。戦闘に参加する!」
隊員C「ちくしょう、休む間もない!」
隊員B「安全な場所ってのはどこにあるんだ!」
軍曹「我々が戦うしかない。市民を守れ!」
隊員「一体どこの国の兵器なんだ!」
隊員「これだけのことをしでかしたんだ。必ず黒幕を捕まえて後悔させてやる!」
隊員「人間だといいけどな!」
軍曹「街が壊滅する前に、塔を破壊するぞ!」
隊員A「塔を破壊しないと街は終わりだ!」
軍曹「どうやら、ここは安全ではなかったようだ! 塔を片付けたら、今度こそ安全な場所に連れて行ってやる!」
本部「軍曹、タンクと共に進め。タンクなら怪物の酸にも耐えられる。怪物が来たらタンクの後ろに隠れろ」
本部「軍曹、協力感謝する」
軍曹「教えてくれ。本格的な反撃作戦が始まるのはいつか?」
本部「軍曹、きみの予想より敵は強大だ。世界中が同時攻撃を受けている。現時点では、状況への対処で手一杯だ」
軍曹「EDFほどの組織がその場しのぎだと。それほど準備された攻撃だというのか……」
民間放送(女)「飛行物体に関する続報です。飛行物体はモンスターを投下しているようです。
各地に出現したモンスターは、すべて飛行物体が投下したものと考えられます。
飛行物体は危険です。決して近付かず、もし目撃した場合はできるだけ遠くへ避難してください」
(正面のアンカーを破壊)
本部「タンク、前進しろ!」
本部「タンクは歩兵を守れ!」
(2つ目のアンカーを破壊)
本部「いいぞ、その調子だ!」
本部「塔を破壊しろ。上部分を狙え!」
少佐「こちら戦略情報部。作戦をサポートします」
本部「ありがたい!」
少佐「塔の落下軌道を逆にたどり、超巨大船の位置を特定しました」
本部「塔を落としているやつか!」
少佐「現在、作戦エリア上空を通過中です。塔の落下が懸念されます。上空に警戒してください」
(第二波出現)
ブラッカー「上だ!」
ブラッカー「塔が落ちてくるぞ!」
ブラッカー「うううわああああああ!」
隊員B「ちくしょう! どこのどいつの仕業なんだ!」
軍曹「被害が広がる前に塔を破壊する!」
本部「まもなく攻撃ヘリ部隊が到着する。地上部隊、ヘリが来るまで持ちこたえろ!」
攻撃ヘリ「こちらホーク1。現在、謎の飛行物体に攻撃されている」
攻撃ヘリ「恐ろしい数だ。こっちの十倍以上はいるぞ!」
攻撃ヘリ「攻撃を中止し、作戦エリアから脱出する!」
市民「化け物を見た! 友人が食われた! すぐに来てくれ!」
市民「助けてくれ! 怪物が……! 怪物が家の前にいるんだ!」
攻撃ヘリ「駄目だ、みんなやられた!」
攻撃ヘリ「被弾した! 落ちるぞ! 掴まれ!」
(第二波のアンカーを破壊)
少佐「こちら戦略情報部。超巨大船が降下を開始。作戦エリア上空に飛来する可能性があります」
本部「なんだと?」
少佐「到達時間は……あっ! そんな……。すでに地上付近に到達しています」
(第三波出現)
隊員「見ろ! 塔が来るぞ」
民間放送(男)「えー、飛行物体の正体は、未だ分かっておりません。
主要各国は関与を否定。関係を疑わせる勢力も特定できていません。
政府は一刻も早い状況解明を約束していますが、関係機関にも混乱が見られ、見通しは不透明です」
軍曹「情報が欲しい。我々は何と戦っている!?」
本部「敵性勢力だ」
軍曹「敵性勢力とは何か!?」
本部「んぅ!? 軍曹、まずいぞ!」
(マザーシップ出現)
隊員「あれはなんだ!?」
隊員「街みたいにでかいぞ!」
隊員「宇宙船……なのか?」
隊員「まさか……エイリアンだってのかよ!」
市民「もしもし! 弟が怪物を見たと言っています!
象のように大きかったと……え? いいえ、そんな! 信じてください!」
隊員「そろそろ、目を覚ますとするか。まったく、変な夢だぜ。怪物なんている訳がない」
(敵全滅)
隊員「円盤だ! 円盤が出てくるぞ!」
隊員「これはテロじゃない! 侵略だあああああ!」
(ミッションクリア)
06 未確認飛行物体
(ミッション説明)
あれはいったい何だ!?
(ミッションスタート)
隊員A「なんだあれは?」
隊員B「安全な場所どころか、世界の終わりってやつだぜ」
隊員「どこかの国の、新兵器なのか!?」
(第一波出現)
隊員B「見ろ! あれはなんなんだ!」
隊員C「円盤みたいに見える……」
隊員A「あれは敵なのか?」
隊員B「攻撃してきやがった!」
軍曹「撃て! 撃ち落とせ!」
本部「こちら本部。円盤は危険だ。攻撃を許可する」
隊員「見ろ! 撃墜したぞ! 俺たちの武器でもなんとかやれる!」
(第二波出現)
隊員C「円盤が出てくるぞ!」
隊員A「なんて数なんだ……」
少佐「行動パターンを解析しました。この兵器は、自律型の戦闘ドローンと思われます。
攻撃目標はおそらく、人間です」
本部「無人の殺戮兵器か」
本部「こんな兵器が野放しになってみろ。途方もない被害が出るぞ。すべて撃ち落とさねば」
軍曹「テロリストめ、必ず報いを受けさせてやる」
隊員C「戦闘ドローンは条約で禁止されているはずだ」
隊員A「どこの国がこんなものを……」
隊員B「いい加減に認めやがれ! エイリアンが攻めてきやがったんだ!」
隊員A「冗談を言ってる場合じゃない!」
(味方第二波出現)
隊員「こちらハンマーズ。配置につきました」
本部「よし。アンチマテリアルライフルなら、あのドローンを撃墜できるはずだ」
本部「戦闘を開始しろ!」
隊員「了解」
隊員(W)「こちらウイングダイバー。現地に到着」
隊員(W)「全員、D兵装です」
本部「よし、円盤を攻撃せよ」
本部「ドローンを一機でも残せば、市民が襲われる。すべて破壊しろ!」
民間放送(女)「現在までのところ、飛行物体に関する有力な情報は得られていません。各国は関与を否定し続けています。
しかし、攻撃があまりにも大規模であることから、実行能力を持った勢力は限られてきます。
事態解明のため必要なのは可能性を持った勢力への追及。そして強制力を持った調査です――」
(第三波出現)
隊員「円盤が出現してる!」
隊員「か、数が……多すぎる!」
本部「円盤は人間を無差別に攻撃しているようだ。市民が危ない。可能な限り円盤を撃墜しろ!」
軍曹「ただのテロリストにこんな武器が用意できるはずがない。敵は……相当な力を持った国家のようだ」
(巨大砲台起動)
隊員「超巨大船に動きがあります! 何かの装置が起動したようです!」
隊員「退避した方がいい!」
少佐「情報収集を最優先してください」
隊員B「聞いたか? 被害が出ても構わないってよ!」
隊員A「なんだあの装置は?」
隊員C「見ろ! あれは大砲じゃないか?」
隊員B「待て、やばいぞ!」
隊員「やつら、攻撃する気だぞ!」
隊員「待て待て待て!」
隊員「撤退しろー!」
隊員「下がれ! 下がれー!」
隊員「うわあああああああああーっ」
隊員「間違いない! やつらはエイリアンだぁー!」
隊員「世界大戦どころか、宇宙戦争だってのか!」
軍曹「応答してくれ!」
本部「こちら作戦司令本部」
軍曹「敵性勢力とは何か!? どんな勢力か具体的に知りたい!」
(第四波出現)
隊員「まだ来るぞ!」
隊員「空軍は何をやってんだよ!」
隊員「数が多すぎるー!」
隊員「このままだと、全滅だぁ!」
軍曹「ドローンは逃げても追ってくる! 生き延びるためには、戦うしかないぞ!」
隊員「おい、この悪夢はいつ覚めるんだ? 俺はベッドで目を覚ます。そうだろ!」
隊員「超巨大船が上昇してるぞ!」
本部「超巨大船は空軍に任せろ。地上部隊はドローンを撃墜しろ」
(味方第三波出現)
本部「コンバットフレーム、戦闘を開始せよ!」
ニクス「アームズ1、戦闘開始」
ニクス「コンバットフレームの力を、見せてやる」
少佐「超巨大船からドローンが発進しました。その数、数千」
少佐「ドローンは数百の単位で編隊を組み移動を開始。市民に深刻な危険が迫っています」
軍曹「くそっ、何者か知らないが、本気で戦争を始めるつもりか!」
(敵全滅)
本部「軍曹、民間人を連れてその場を離れろ。安全な場所に向かえ」
(ミッションクリア)
07 静かなる脅威
(ミッション説明)
工業地帯を通過して街に向かうつもりだったが……円盤だらけだ。慎重に進むぞ。
(ミッションスタート)
隊員「こちらドルフィン! 建物に隠れているが、周りは円盤だらけだ! 救援を!」
隊員「こちらラビット! 円盤に囲まれています。身動きが取れません!」
軍曹「仲間の救援に向かう」
隊員B「そりゃ無茶ってもんだ」
本部「軍曹、聞こえるか? 円盤に関する情報がある」
少佐「こちら戦略情報部。あの円盤は無人機。つまりドローンです。やり方によっては少数でも戦えるはずです」
軍曹「方法を教えてくれ」
少佐「重要なのはドローンの色です。青いドローンは警備モード。無害な状態だと推測されます。
青く輝くドローンに危険はありません」
少佐「なんらかの条件でドローンは赤く変わります。
赤いドローンは戦闘モード。目標を追跡破壊する、殺戮マシーンです」
本部「このエリアのドローンはすべて警備モードだ。一度に全部を相手にせず、少しずつ誘い出し、各個に撃破しろ」
本部「この方法なら十分に勝機はある」
本部「一刻を争う! 軍曹、ドルフィンとラビットを救助してくれ!」
軍曹「やってみよう!」
少佐「青は警備モード、赤は戦闘モードです」
本部「所詮は機械だ。からくりさえ分かってしまえば戦い様はある」
隊員C「はやく仲間を助けて、ここから逃げましょう!」
少佐「警備モードから戦闘モードに切り替わる条件を詳細に分析しました。戦闘モードに移行する条件は三つです。
少佐「一、人間が一定距離まで近付く」
少佐「二、攻撃を受ける」
少佐「三、被弾したドローンの周囲にいる機体は攻撃モードに変化。
つまり、被弾したドローンは周囲に敵の存在を知らせるのです」
(味方第n波出現)
隊長「こちらドルフィン! 追い詰められた! 建物から出て反撃する!」
隊員「救援部隊はまだか!?」
(ドルフィンチームと合流)
隊長「ありがたい、援軍か! だが民間人がいるのはなぜだ?」
(味方第n波出現)
隊員「このままじゃ全滅だ!」
隊長「こちらラビット! こうなったら、敵を道連れにしてやります! 行くぞ!」
(ラビットチームと合流)
隊長「感謝します! でも、なぜ民間人が?」
(敵を一定数撃破)
本部「いいぞ軍曹! 残りのドローンも破壊しろ!」
軍曹「敵性勢力が何者かは知らないが、強大な軍事力を持っていることは間違いない。
そして、やつらは俺たちを殺し、破壊の限りを尽くそうとしている」
隊員B「そんなやつらには関わりたくねぇ」
(敵を一定数撃破)
総司令官「私はEDF総司令官だ。これより重要な情報を伝える。現在、EDFは敵性勢力との交戦状態にある。
我々は先制攻撃を受け、多くの基地を失った。それだけではない。
敵は大都市に怪物を投下。民間人への無差別攻撃を続けている。
今、この瞬間も犠牲者は増え続けている。すべての兵士に告げる! 我々は戦わねばならない!」
(敵全滅)
少佐「素晴らしい戦果です。このデータを解析すれば、戦いの流れを変えられるかもしれません」
軍曹「民間人、よくやったな。今度こそ、安全な場所へ連れて行ってやる」
隊員A「市民を守るのが我々の役目だからな」
(ミッションクリア)
08 怪物襲来
(ミッション説明)
街に到着したぞ。
今度こそ休息がとれる。
ここは安全なはずだ。安心しろ。
お前は生き延びた。
いずれ家に帰れる。
(ミッションスタート)
隊員A「ここも安全には見えないな」
隊員B「安全どころか、ますますヤバくなってやがるぞ!」
隊員C「どう見ても危険だ!」
軍曹「俺たちよりも市民が危険だ」
隊長「軍曹、力を貸してくれ。怪物を駆除する」
軍曹「分かっている。行くぞ!」
隊員C「見たことがない怪物だ!」
隊員「この怪物は糸を出すぞ! 糸に気をつけろ! 動けなくなるぞ!」
隊員「この怪物! 強いぞ!」
隊員「俺たちだけで勝てるのか!」
(正面の蜘蛛グループを撃破)
軍曹「お前はもう立派な兵士だ。志願しろ。軍は歓迎するぞ」
隊員B「熱烈歓迎だぜ」
隊員A「兵士はいいぞ」
隊員C「最高の仕事だ。怪物さえいなければ」
隊員「こちらレンジャー3! 糸を出す怪物と交戦中! 負傷者、2名!」
隊員「強すぎます! 撤退しましょう!」
隊員「糸に当たらなければ、なんということはない! 何っ!?」
少佐「こちら戦略情報部。先に遭遇した黒い怪物をα、糸を出す怪物をβと命名します」
少佐「β型は俊敏ではありませんが、酸を含んだ糸を出すため非常に危険です」
(テレポーションシップ出現)
隊員「おい見ろ! 大型円盤だ!」
(第二波出現)
隊員「怪物を投下してるぞ!」
軍曹「くそっ! 怪物どもを倒すぞ!」
本部「大型円盤の破壊は難しい。怪物だけでも駆除しろ!」
隊長「怪物どもをやるぞ! 前進!」
隊員B「行く先々に怪物がいやがる。運がねえぜ」
隊員A「いや違うぞ。ここだけじゃない。世界中が、怪物だらけなんだ」
【HARDEST以上】(第n波出現)
隊員「怪物だー!」
軍曹「地底からだと!?」
隊員A「まずい! 囲まれてるぞ!」
隊長「撃ちまくれ! 怪物を倒せ!」
隊員C「俺たちを待ち伏せしてやがった!」
(第三波出現)
少佐「至る所に大型円盤が出現。怪物を投下し続けています」
本部「分かっている! ここも怪物だらけだ!」
総司令官「総司令官から全兵士へ。我々は敵の奇襲攻撃を受け多大な損害を被った。
戦火は全世界に及び、今も拡大し続けている。残念ながら、初戦は敵にしてやられた。
だが、まだ負けたわけではない。今重要なことは、人々が危険に晒されているということだ。
我々は衝撃から立ち直り、反撃を開始しなければならない。EDFは再び立ち上がる。今、この時から!」
(敵全滅)
軍曹「民間人! 今度こそ安全な場所へ連れて行ってやる」
隊員B「そんな場所があればな」
(ミッションクリア)
09 滅びの楔
(ミッション説明)
くそっ!ここにも怪物か!
市民が危ない。
殲滅するぞ!
(ミッションスタート)
隊員B「酷い雨だぜ」
軍曹「前進しろ!」
少佐「落下してくる塔を確認。注意してください」
本部「軍曹! 塔が落ちて来るぞ!」
隊員C「うわあああああ!」
隊員B「落ちて来やがった!」
隊員C「糸を出すやつが出て来るぞ!」
隊員A「β型だ! β型が出て来るぞ!」
軍曹「あの塔を放置する訳にはいかない。被害が広がる前に破壊するぞ!」
(第一波全滅)
軍曹「軍人になる決心はついたか?」
隊員B「兵士はいいぞ」
隊員A「年金も出る」
隊員B「老後は安心だ」
隊員C「でも、死亡保障には期待するなよ」
(第二波出現)
隊員A「塔を破壊しないと街が怪物だらけになる」
軍曹「街を怪物で埋め尽くすのが敵の狙いだ。だが俺たちが許さない。塔を破壊し、やつらの目論見を阻止する!」
(第三波出現)
隊員C「落ちて来るぞ!」
隊員A「β型が出て来るぞ」
民間放送(女)「先程、EDFから驚くべき発表がありました。
世界各地に飛来した飛行物体は、地球外文明の宇宙船だということです。EDFはレーダーの記録データを公開。
それには無数の飛行物体が地球軌道上に出現した瞬間が、記録されているとのことです。
あまりに衝撃的な内容に報道陣を始め、集まった人々は言葉を失いました。
現在、EDF総司令部には、世界中の報道関係者が詰め掛けており、大混乱となりつつあります」
軍曹「敵がエイリアンだと?」
隊員A「いくらなんでも……まさか!」
隊員B「俺は納得したぜ。この目で円盤を見たんだ。信じるしかねえ」
(第四波出現)
隊員C「塔だ!」
隊員B「また来やがった!」
レポーター「EDF総司令部に無数の人々が詰め掛けています! 大混乱です!
報道関係者ばかりではなく、一般市民まで集まり始めました!
発表を疑い抗議する者、対策を問い質す者、保護を求める者、様々な要求が怒号となって飛び交っています!」
(敵残り2体)
軍曹「民間人、きっと安全な場所へ連れて行ってやる!」
隊員B「気休めもいい加減にしやがれ……」
(敵全滅)
本部「軍曹、民間人の護衛に部隊を割こう。安全な場所まで連れて行ってやれ」
(ミッションクリア)
10 逃避行
(ミッション説明)
この山を抜ければ街がある。
そこなら安全なはずだ。
きついだろうが、足を止めるな。
休むのは街に着いてからだ。
(ミッションスタート)
軍曹「今度こそ、安全な場所に連れて行ってやる」
隊員「到着したら俺たちも一休みだ」
隊員「これ以上は働けねー……」
隊員「まずは美味い飯。それから……」
隊員「静かに! 何か聞こえるぞ!」
(第一波出現)
隊員「怪物だー!」
隊員「怪物の大群だー!」
隊員「左右から来るぞー!」
隊員B「安全な場所どころか、危なくなる一方だ!」
隊員「この怪物、赤いぞ!」
隊員B「硬い! 銃弾を弾きやがった!」
隊員「攻撃が効かないぞ!」
隊員「黒い怪物よりずっと硬い! もう駄目だ!」
隊員A「こいつら、硬いが酸を吐かない! 勝ち目はあるぞ!」
軍曹「酸を出さない怪物だ! 諦めずに戦えー!」
軍曹「牙に捕まっても諦めるな! 怪物を撃って仕留めろ!」
隊員B「牙に捕まっても、銃で怪物を撃てってよ!」
隊員C「それより仲間を当てにしてる! 捕まったら助けてくれ!」
レポーター「EDFは非常事態を宣言し、総司令部への立ち入りを禁じました!
これに反発した人々が警備隊ともみ合いになっています!」
(第二波出現)
隊員B「また来やがった!」
隊員C「赤い怪物だ!」
隊員「怪物が来るぞー!」
隊員A「これは本当にまずいぞ!」
隊員C「こんなの手に負えない!」
隊員「赤い怪物の武器は牙だ! 近付かれる前に撃て!」
総司令官「総司令官から全兵士へ。重要な情報を伝える。
敵性勢力の正体だ。彼らは……地球外文明人だと推測される」
総司令官「皆の気持ちはよく分かる。信じられる訳がない。私の頭がおかしくなったと疑った者もいるだろう。
しかし残念なことに、私は正気だ。これは公式放送である。
我々は地球外文明と遭遇した。地球は侵略を受けている!」
隊員「おい、聞いたか?」
隊員「そんな馬鹿な……」
国営放送「ただいまより緊急報道を行います。EDFより重大な発表がありました。
地球外生命体のものと思われる宇宙船が確認されたとのことです。
宇宙船はすでに地球軌道上に到達しており、一部の地域ではEDFとの交戦が始まっています」
国営放送「驚かれた方も多いかと思いますが、これは正式な報道です。
ドラマや映画の宣伝ではありません。イタズラや間違いでもありません。
現在、我々は異星人との交戦状態にあります。パニックを起こさず、冷静に行動してください。
今すぐに出来ることはありません。今後の報道に注意してください。
避難の必要がある地域には警報が発令されます」
(敵残り5体)
総司令官「総司令官より全兵士へ。敵は空からやって来る。今現在、地球上に安全な場所はない。
あらゆる場所が戦場になり得る。すべての兵士が戦いに備えなければならない。
全兵士が最前線にいるものと覚悟して欲しい」
(敵全滅)
軍曹「これ以上気休めを言っても仕方がない。民間人、分かっていると思うが……」
隊員B「安全な場所なんてないってよ。残念だったな」
隊員A「そう言うな。こんな状態だ。誰だって分かる」
(ミッションクリア)
最終更新:2025年03月20日 02:04