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異星文明プライマー

  • 突如襲来し人類を攻撃し始めた異星文明。本作の敵勢力。旧作で言うところのインベーダー・フォーリナー。
    • 後述するが、「プライマー」は下記異星生物の総称であり、また「モンスター」「エイリアン」「コロニスト」「コスモノーツ」それぞれで対象範囲が異なる点に注意。
  • 戦力としてはシリーズ恒例のものも多いが、今までとの最大の違いは文明を構成する存在自身が姿を見せて戦闘に参加する事だろう。
    • 彼らはシリーズ初の喋る敵勢力だが、残念ながら地球の言語そのままではないため意思の疎通はできず、そもそも意思疎通する気が無いように見えるとさえ言われている。
    • その為、彼らの行動理由や目的は状況からの推測に過ぎず、実際のところは結局分からない。
    • というより、妙な伏線が色々あって推測しづらいと言うべきか。テレポート技術など人類より進んだ文明であることだけは間違いない。
  • 兵器類は旧作同様のものでも当然モデルチェンジしており、白を基調としたフォーリナーに対して金をメインとした金属系の色で統一されている。
  • プライマーという言葉は敵全体を指している場合と、文字通りの「異星文明」としての存在のみを狭義で指しており、彼らに使役される存在は除外している場合がある。
  • 物量はともかく敵戦力の質は『2』『4』相当で、『1』『3』で一度敵の戦力を実体験した上で更なる戦力を投入された旧作と比べると最初から厳しい戦いを強いられている。
  • ちなみに「prime」は英語で「主要な、最も重要な」「極上な、最良の」「基礎的な」という意味を持つが、「primer」は様々なものに使われる。
    • 分子生物学でDNA複製の起点となるDNAのこと、建築工事で接着用の下塗り塗料として使われるもの、銃の弾薬の雷管の名称、など。
    • また、ハチや蟻は女王が発するフェロモンによって他の個体の機能が制限され、これにより働きバチ・蟻の統率が行われる。
      • このフェロモンをはじめとする受容個体の内分泌系に影響するフェロモンを「プライマー・フェロモン」と呼ぶ。
    • いずれの意味を採用しても、劇中で見せる異星文明の行動や推測される目的に合致しているように感じられるのがにくいところである。
  • 彼らの目的はエイリアン(の体液)によって地球をプライマー達が居住できる環境にすることと推測されている。
    • それにあたり地球文明や地球人を残す気は無いようで、人間だけを殺す機械や人工物を食べることに特化した巨大生物を投入し、地球を人間が蔓延る前の星に戻そうとしている。
      • ただし粉塵といった大気汚染に弱いためか、巨大な兵器は投入するもののテンペストのような極端な兵器は使用しない。どちらが地球を防衛しているのやら
  • 当然文明陣営故か、強襲から始まり、大部分を占拠したうえ、残りのEDFも大規模な戦力で蹴散らしていった。しかし、勝利を確信したと油断したところで地球側の玉砕覚悟の猛攻を食らうことに。
    • つまるところ、多くの民間人が義勇兵としてプライマーと戦ったり、オペレーション・オメガのような犠牲前提の陽動が功を奏したことでもあり、こうまですることが予想できなかったと思われる。
    • 特に、英雄とまで称されるプレイヤーの存在が、かの者に引けを取らないほど注視されていたのも大きかったのかもしれない。
  • 作中では、過去にかつて飛来した「黄金の船」が発掘されたのを機に、EDFを設立し地球外文明との接触に備えたのが、神とも思われる「銀の人」の逆鱗に触れたと推測されている。
    • 言うなれば、神に対して反抗の意志を示した、あるいは神の存在の痕跡を発見されたことがきっかけだったのかもしれない。
    • 同時に人類自体がプライマーによって創り出さされた生命体である可能性にも言及されている。

怪物

  • プライマーが投下した侵略生物に対する呼称。民間ではモンスターとも呼ばれている。
  • いずれも凶暴性が高く、人類を餌としている。
  • 体液には未知の微生物が含まれており、人類に害はないがコスモノーツにとっての汚染物質を分解する力がある。
    • コスモノーツの弱点の一つが大気汚染であるため、人類が怪物を倒せば倒すほど地球環境は良くなっていくものと思われている。
    • つまり人類を抹殺するための尖兵であり、かつ地球の汚染環境を浄化するための生きた装置でもある。
    • α型や飛行型は女王の産む卵を介して繁殖できるため、浄化速度は加速度的に増えていくことになる。EDFが極端な手段を取る理由の一つでもある。
  • どの個体も垂直の壁を登ることが可能。
  • 前作までは「巨大生物」と言われていた。消し忘れなのか、今作でも一般隊員が「巨大生物ってのは食えるのか?」と言うことがある。

α型シリーズ

  • プレイヤー間ではシリーズ通して「蟻」の呼称で親しまれている。
    • 体色によって「蟻」の前に色が入る(ex:黒蟻、赤蟻。変異種を含めると金、紫、緑等も)。
  • その見た目はどこからどう見ても地球上に存在する「蟻」。
    • しかし、2ndPVの本田教授と姫川クスリテルを除いて作中の誰もが『蟻』『昆虫』と呼称しない。
      • それぞれ世界観を共有しているEDF『1』『2』では「凶虫バゥ」といった虫の文字が。『3』『4/4.1』では3のM1にて「昆虫、大きな昆虫です」と明らかに昆虫として扱っている。
    • それどころかチュートリアルミッションではこんな生物見た事が無いとさえ言われる。
      • ゲーム上ではデフォルメされて蟻の姿で表示されているだけで、実際はもっとグロテスクな見た目なのかもしれない。
      • 「焼肉にしてやる」「バーベキューパーティー」等の台詞から、少なくとも日本人の感覚では焼けば食べられそうな見た目である可能性もある。
      • いずれも特撮の怪獣が、元ネタがあるにもかかわらずそう例えて表現しないこと(による先入観の防止)に対するオマージュである。
    • もしかしたら、亀が絶滅している『平成ガメラシリーズ』のように蟻や蜘蛛、蜂、蛙等が絶滅もしくは存在しない世界なのかもしれない。
  • 被弾した時にぶちまける体液の色は黄色。

侵略性外来生物α

  • 通称:黒蟻
  • シリーズ伝統の敵キャラ。全長は約11メートル。
  • 地球防衛軍をここまで有名にした立役者と言える存在かもしれない。
    • 今作までに様々な名称や動き、鳴き声の変更があったが本筋はそのままであり、今日も彼は元気に主役を張っている。
  • 攻撃方法は旧作と変わらず「噛みつき」と「強酸」。
    • ただし本作での噛みつきに関しては、チュートリアルミッションである「本日の予定」での個体以外は確認されていない。ちなみに、一部からはその時の主人公は非武装かつ奇襲で殺せるチャンスであったのに、先輩警備員を殺して結果として後にプライマーを大いに苦しめる主人公が生き残る結果を作ったこの蟻がプライマー最大の戦犯と言われたりしてる。
      • ただ、蟻そのものに明確な意思がある描写は見られない上、プライマーもまさかこの時幸運で生き延びた民間人がプライマー最大の驚異になるとは知る由もない他、プライマーの侵略が思い通りに行かなかったのは主人公だけではなく、軍曹チームやグリームリーパーやスプリガン、本部や少佐を始めとしたEDFや義勇兵の奮闘、潜水母艦の妨害や大気汚染での勝利等の様々な要因があるため、この蟻一匹のせいでプライマーが負けたと責めるのも酷な話だろう。
  • 攻撃を加えた際に飛び散る体液には酸性や毒性はなく、駆除に当たった隊員が体液を浴びたが体調の異常は確認されなかったようだ。
    • 余談だが、現実のアリも体内で生成する蟻酸を自分で飲んだり、他のアリに与えることで体内の細菌などを殺して浄化を行っている。

侵略性外来生物α 戦甲変異種

  • 通称:金蟻
  • 黒蟻の完全な上位互換種。過去作と比べ目が光る様になり、より装甲の金色感が出て存在感が増した。
  • HARDEST以上で登場するが、その凶悪性の割に登場時に特に通信で明言されることがない。
  • 侵略生物は環境に適応し進化を繰り返すという仮説があるという。
    • 人類の反撃にさらされたことにより、より強靭な生物へと変化を遂げたとされるが、地球に来て十日程度で出現したのはどういうことだろうか…。
  • 酸の威力が特に強化されており、当たれば致命傷~即死は免れない。至近距離でショットガンをぶち込まれるようなものである。
    • 攻撃動作も素早いため、一撃を高アーマーで耐えたとしてもヒットストップで動きを止められた所に追い討ちをかけてくる。
  • 同時に登場する数も多く、いつの間にか背後を取られて酸を浴びせられる事も多い難敵。
  • 前作では何故か撃破時の功績値が黒蟻以下という設定だった。これは本部の罠だ!

侵略性外来生物α 赤色種

  • 通称:赤蟻
  • α型の亜種。酸を出す能力と引き換えに、真っ赤な硬い甲殻を手に入れた。体長も通常種より一回り大きくなっている。
  • 『3』まではあまりの弱さから戦場のアイドルと呼ばれていたり、武器稼ぎの為に海岸で焼却されていた不遇の存在。
  • 『4』からは街中にある自動販売機には映画「泣いた赤蟻」の宣伝が貼られている。感動の超大作らしい。
    • 「泣いた赤蟻」の宣伝は今作の自動販売機にも貼られている他、団地のあるマップでは掲示板に赤蟻駆除を呼び掛ける貼り紙が貼られている。

侵略性外来生物α 赤装変異種

  • 通称:紫蟻
  • 紫色の甲殻を持つ赤蟻の上位互換種。速い移動速度に高い体力と厄介そうではあるが、金蟻や緑蟻といった他の変異種よりは御しやすい相手だろう。
  • 『3P』までは紅色をしており赤蟻よりも攻撃力と体力で勝るが、足が遅いという弱点を抱えていた。
  • こちらも通信では全く言及されない。前作の『4.1』本編では、軽くではあるが触れられていた。

強食性侵略生物

  • 通称:緑蟻
  • α型の変異種らしい緑色の蟻。『4.1』ではDLC限定の出演だったが本作では本編に登場。
  • コンクリートやプラスチックを食べて繁殖する。木材や金属もある程度なら分解できるという。登場時はビルを破壊して登場する事もある。
    • 出現ポイントさえ覚えていればエアレイダーによって出オチを狙われるのは内緒。
  • 甲殻を持たず、威力の低い武器でも簡単に倒せる(火炎放射器が大活躍する)が、攻撃力は黒蟻と同レベルである。
  • 大集団を形成し、常に群れで行動する。群れの全個体でひとつの建物に群がり、食い尽してから次の食糧を探して移動する。
  • 一度に出現する数と移動速度が黒蟻とは比較にならない。レーダーを埋め尽くす数が一度に登場し、紫蟻を上回るスピードで接近してくる。く、来るなー!!
    • 主力級の敵の中で『数の暴力』を最大限に追及した形と言えるだろう。
  • 少佐が緑蟻の主食に言及した際、文明由来の素材を食べる点について、彼らはその星の環境を極力維持しつつ「文明の痕跡」だけを根絶やしにする存在ではないかと推測された。
    • HARDEST以上では序盤から出現するため、少佐の言及について「今更そんな情報が何だというんだ!」という感が否めない。

強食幼兵態

  • 通称:黄緑蟻、小緑蟻
  • 緑蟻と一緒に登場する体が小さい個体。同じくコンクリートやプラスチックを主食とする。
  • 攻撃方法は噛みつきのみだが、一瞬しか噛みつかないという特徴を持つ。
    • すぐ放す関係で初段の威力が高く設定されているため、噛みつけなかった場合のダメージ増加量が半端ではない。

マザーモンスター

  • 通称:マザー/クイーン/女王蟻/大きいねぇ!
  • 『4』まではクイーンと呼ばれていたが、本作ではマザーと呼ばれる様に。
  • α型を生み出す女王。全長は50メートル以上。洞窟の最深部で大量の卵を育てている。
    • 終盤になると地球環境に適応したのか地上でも産卵している。
  • 背中には羽があるが、ただの飾りなのか空を飛ぶことはない。
  • 火炎放射の様な性質の酸を吐き出す。当たれば一気にアーマーが削られる。
    • NPCキラーであり、当たった隊員はもれなく「さ、酸だー!」
      • 最も酸から逃げにくいレンジャーでの地底ステージでは普通にプレイヤーキラーにもなる。
      • とにかく酸を地表付近に拡散・滞留させないことが攻撃回避時のセオリーとなるが、上記の場面ではそれが上手く行かない事が多い。
  • 何気に黒蟻&赤蟻と同じくシリーズ皆勤賞。

マザーモンスター 戦甲変異種(仮)

  • 通称:金女王
  • 通常のマザーよりも大幅に体力と攻撃力が上がっている。掠めるだけなら金蟻よりマシだが、少しでもマトモに受けようものなら……

  • マザーモンスターが生み出したα型の卵。
  • 色によって生み出される個体が異なり、白は黒蟻、赤は赤蟻、金は金蟻を生み出す。
  • 攻撃を加えることでなぜか成虫が生み出される。これは幼虫の卵というより蛹に近い状態ということだろうか。
  • 作中では雨が降りしきり、時に爆弾すら降りしきる危険な地上で発見してしまったことで隊員が狼狽している。
    • 普通の蟻が地中で卵を産み、ましてや雨にさらすようなことはないこと、序盤での会話でエイリアンは雨に弱いと豪語すること、最初の卵は比較的安全な地底で発見したことなどから、その前提が根幹から覆ったのだろう。

β型シリーズ

  • こちらも旧作から蜘蛛の呼称で親しまれている。
  • 見た目は地球上の「蜘蛛」。そして当然の如く、誰も蜘蛛とは呼称しない。
    • ハエトリグモのような外見で、日本では実物はともかくフィクションのモチーフとしてはあまり選ばれない為、他の侵略生物シリーズに比べるとそう呼ばれない理由はまだ理解できる。
  • 動画サイト等ではコイツにやられた際は過去作ネタで「イトダー」とか「糸に巻かれて死ぬんだよ!」というコメントが流れる。
    • 糸が白いので複数の蜘蛛の糸を受けている状態を「わたあめ」と表現する事がある。
  • どの個体も跳ねて移動するため、二次元的な動きしかできないα型やγ型と比べて命中難易度が高い。
  • 後述のアラネア程あからさまではないが、地底で糸が貫通してくる事がある。
  • 体液の色は紫色。

侵略性外来生物β

  • 通称:蜘蛛/バゥ
  • ステータスを攻撃に全振りした様な性能のシリーズ伝統の敵キャラその2。『2』より登場し、当初は「凶虫バゥ」という呼称だった。
    • 攻撃力・命中率共に高い酸を含んだ糸を複数本吐き出して攻撃する。
    • 糸は長さに応じた「節」を持っており、展開した糸に含まれる節に触れるとダメージを発生させる。
    • 吐き出された後もしばらく糸の「節」が残っている為、かわした後でも節に接触するとダメージを受ける。
      • 初出演の2ではこの節は展開前も折り畳まれて残っていたため、至近で食らうと展開予定の全「節」がダメージを発生させて超火力となっていた。
  • 攻撃能力と引き換えに体力は低い、遠距離からの攻撃で安全確実に始末したい敵。
  • 昔は「パウッ!」という鳴き声をしていたが『4』で声変わりした。

侵略性外来生物β 鋼体変異種

  • 通称:銀蜘蛛/鎧蜘蛛
  • β型の変異種で装甲が銀色に変化し異常に硬くなった。その硬さはレッドカラー並み。
    • 弱点であった低体力が大幅強化されており、逆に長所と成り得る程の耐久力を獲得している。
  • 攻撃力も増しており、高い体力でこちらの攻撃を耐えながら接近し、至近距離で高火力の糸を放つ強敵。
  • 通常種同様に酸を含んだ糸を吐き出すが、鋼で作られたワイヤーのような硬糸であるという。
  • ちなみにアイテムドロップ率が100%以上で、かつ一度に2~3つのアイテムを落とす。

キング

  • 通称:キング、大蜘蛛
  • β型の親玉、大きな蜘蛛。『2』では『バゥ・ロード』と呼称されていた。
  • マザーやクイーンに対してこちらはキングと呼ばれている。キングがβ型を生み出しているのかどうかは不明。
    • キングとはコードネームであり実際の雌雄については言及されていないが、何処かにβ型のクイーンも居るのかも…?
  • 全長はマザーと同じく50メートル以上。
  • 糸の射程がかなり長く、油断していると一瞬で糸に巻かれる。
    • 糸が太い分対空迎撃能力も優秀で、適切な距離を取らないとこちらが空中に居ても危険である。
  • 爆発系の武器で簡単に怯む為、一方的に転がし続ける事ことも出来る。
    • 高難度では如何に無力化した状態のまま撃破出来るかが肝要となる。

キング 鋼体変異種(仮)

  • 通称:銀王
  • 銀蜘蛛同様に耐久力が大幅に向上している。
    • 爆発系の武器で怯むのは同じだが、耐久力が上がっている関係上かなり撃ち込まないといけない。
  • これでも前作より弱体化されており、銀大臣と不名誉なあだ名をつけられることも。

γ型シリーズ

  • 今作からの完全新規……ではなく旧作である『2』シリーズの敵「ギリオ/ギリオラ」が元となった敵キャラ。
    • 当時は両者とも完全に機械化状態だったが、今回は肉感タップリの完全な生物として登場。脚もワサワサ動くぞ!
  • 見た目は地球上の「ダンゴムシ」。そして誰も(ry
  • 体液の色は濃い緑色。

侵略性外来生物γ

  • 通称:ダンゴムシ
  • 体色は黒く、背中の中央に黄色い斑点が存在する。
  • 攻撃は丸まった状態での「転がり」や「ジャンプ」による体当たりのみ。
    • そのどちらにも爆破属性があるのか当たったプレイヤーやNPCをダウン状態にする。しかし大きな建物を破壊する程では無い。
    • 無策でコイツの集団に囲まれるとダウンさせられ続けてろくに行動できずに嬲られる事になる。
    • ジャンプ攻撃の直前に目標がダウンすると、次に近い敵へ強引に飛びかかろうとする。
      • 従って遠くでNPCが全滅した際に、とんでもない大ジャンプをプレイヤー目掛けて仕掛けてくる事がある。
      • これ自体は他の怪物全般にも言える習性である(離れた位置にいるNPCが全滅した際に飛んでくる蜘蛛の糸など)。
  • 攻撃モードかつ敵が十分に離れている場合は、ナビメッシュ上を律儀に通って転がる。
    • そのためアクティブ化した瞬間に建物などに挟まると、敵が近付くまで出られなくなる。
    • また地底でナビメッシュを切り替えるように動くと来た道をわざわざ戻って別ルートから近付いてくる。
  • 本作における稼ぎの犠牲者第1号。
    • 転がりに爆破属性が付加されているが建物や一部の地形を破壊をできず、さらに遠中距離攻撃を一切持たない。その為、建物などの窪みに入られると簡単にワンサイドゲームとなってしまう。
      • もちろん槍盾フェンサーが出てくると全方位防御された挙げ句簡単に串団子にされてしまう。
    • 立体駐車場や滝の傍でよくショットガンやガトリング等の餌食になっている。
      • その分至近距離でワサワサ動く足やつぶらな瞳を目撃する事になりがち。苦手な方は別のミッションで稼ごう。
  • 鳴き声はちょっとかわいい。基本的に直進しかしないので酸を飛ばしたり噛みつく蟻よりは愛嬌がある。実際に初登場時には『かわいいじゃないか』と言われたことも。
    • 他の生物が軒並み物騒なので、癒し枠として見られることも。
      • しかし蜘蛛や蜂と同時に湧くとこちらの移動や射線を阻害してプライマー側を有利にし、まとまったダメージで確実に戦力を削り取る強敵へと豹変する。
  • 空中にいる間はハヴォック力学が適用される(正確には丸まった状態だと適用されるのだが、接地中にダメージを受けると丸まりを解除するため空中限定になる)。このため遠くからの跳躍突進を迎撃すると派手に吹っ飛ぶことがある。
  • 没音声では変異種に関するセリフがある。


飛行型シリーズ

  • 『2』の羽蟻をベースとした敵。『4』からスズメバチのような姿となった。
  • 例の如く誰も「蜂」と呼ばないが、NPC隊員に「蜂の巣にしてやる」という台詞があるため、この世界に蜂がいないというわけではないようだ。
  • 体液の色は黄緑色。オブジェクトを武器箱に擬態させないでほしい。

飛行型侵略生物

  • 通称:飛行型/蜂
  • 姿はスズメバチそのもの。見た目からして凶暴。
  • 攻撃方法は針飛ばし。どうやって体内でこれほど巨大な針を生成しているのかは謎である。
    • 針はしばらく地面に残る為、大量に出現するステージでは地面が針だらけになる。
  • 初めて見つかったのは南米だが日本でも巣を作って繁殖出来る等、他の侵略生物よりも繁殖能力は高い。
    • 飛行できる為、汚染速度は他の怪物よりも早い。市民にも被害が出やすい為、優先討伐目標にもされている。

飛行型侵略生物 変異種(仮)

  • 通称:赤蜂
  • 飛行型の上位種、通常種に混じって登場する。
  • 通常種の時点で見た目が凶暴そうだったが、体色が真っ赤な変化したことで、更に凶暴そうに見える様になった。
  • 金蟻や鎧蜘蛛ほどの凶悪な戦闘力はなく、少佐からは「見た目ほど大きな変化はない」と断言されている。
    • が、高難易度になると話は別。通常種に比べ、まるで酔っ払っているかの様に止まる事なくフラフラと飛び回り、持ち前の機動力も併せてスナイパーやキャノンでの狙撃が非常にやり辛い。
    • 加えて、オフラインの時点でレンジャーの適正レベル帯の標準型スナイパー1発では倒せないという、地味に高い耐久力も誇る。
      さらにオンラインでは(人数とミッション次第で)単発特化スナイパー代表のファングにすら1発耐えるほど硬くなるケースもある。
    • 今作の飛行型の性能は元々高い事もあり、こいつを放置すると味方がバタバタ倒されていく。油断は禁物である。
    • その代わりアイテムドロップ率が通常種の6倍もあるため、アイテムを稼ぎやすい。やったぜ!

クイーン

  • 通称:女王蜂/デスクイーン
  • 飛行型を統率する女王、全長は80メートル程。
  • 山のように大きな巣を作り、その中に産卵する。
    • 巣の警備も担当しており、巣に攻撃を加える敵がいれば自ら部下を従えて排除しに行く。
  • 巣は複数のクイーンで共同運用しており、巣を作る際も複数のクイーンがエイリアン達によって呼び出される。
    • エイリアンがクイーン達に巣を作らせる様子を本部は「酪農家の様だ」と表現したが、どちらかと言うと養蜂では…?

デスクイーン

  • 通称:赤女王蜂/デモンクイーン
  • 真っ赤な体色の女王蜂。クイーンの上位互換
  • この名前は前作では通常種のクイーンを指す名前だったが、本作では通常種はクイーンと呼ばれる様になった。ややこしい。
  • ボス級の変異種の中で唯一通信で触れられる。
  • ただでさえ危険なクイーンの能力が更に強化されている。

ハイブ

  • 飛行型が作り出した土と岩石で作られた巨大な巣。
  • 飛行型の体液と土砂を混ぜ合わせたもので固められており、高強度コンクリートを上回る硬さであるようだ。
  • 定点目標なのだから空爆や砲兵やビークルで壊せばいい気もするが、なぜか歩兵部隊を突っ込ませて破壊することになる。
    • 事前の説明からすると、よっぽど飛行型の防衛が強固だったらしく的がデカい機甲部隊や操縦性に難のある航空戦力は効果が薄いようだ。…どう考えても飛行型用の兵器であるネグリングはどこに行ったのか。

アラネアシリーズ

  • 『4』から登場した女郎蜘蛛のような敵。通称レタリウス

アラネア

  • 物語中盤から現れる怪物。糸によって人間を引っ張り、ネットに貼り付けようとする。
  • 建物を貫通する糸や、ネットの裏から平気で糸を撃ってくる仕様などのせいで嫌われ者だったが……。
    • 『4.1』から一定ダメージを与えれば糸を切り離すようになった程度の仕様変更しかされておらず、相変わらず問題児となっている。
    • それどころか今作のDLCでは地底ですら当然のように糸を壁貫通させてくる。もはやシューティングすら否定してくるようになった。
  • 体液の色は薄紫色。
  • 没音声には変異種に関するセリフがある。登場しなくてよかった。

アラネアのネット

  • アラネアが作り出す巣。
  • 見た目は隙間だらけだがEDF側の攻撃だけを防ぎ止めるトーチカ的役割を果たす。
    • 特に後半ミッションではアンカーの上に網を張るという文字通りのトーチカを形成してくる。

有翼型エイリアンシリーズ

  • 姿形はまったく違うが、『4』のドラゴンに相当する敵。
  • 公式サイトと違って怪物と呼ばれず「有翼型エイリアン」などと呼ばれるため、便宜的にこの位置に置いた。
  • 血の色はコロニストと同様に紫色。

タッドポウル/有翼型侵略生物

  • コロニストの幼生体と思われる敵。成長すると変態してコロニストになるという。
    • 知性らしきものは存在せず、盲目的に人間を攻撃するが、救援要請をしたコロニストの救助に向かうなど、最低限の命令は聞ける(あるいは同族の危機に対する本能がある)ようだ。
    • ちなみに、タッドポウル自体はコロニスト共々異星から連れてこられたと思われるが、コロニストのようにクローン生産されているのかははっきりしてない。
  • タッドポウル(tadpole)とは「オタマジャクシ」を意味する。
    • 本部がこの命名にのみ「タッドポウルだと!?」という驚いたリアクションをしていることからこの世界にカエルがいないというわけではないのかもしれない。
  • 攻撃方法は空中からの火炎放射。緑色の火炎をしているため、銅などを体内に含んで炎色反応を起こしているのかもしれない。
    • もうひとつの攻撃方法は噛みつき。突進して大きな口で人間を咥える。
  • 公式サイトでは有翼型"侵略生物"と書かれているが、劇中では一切その名で呼ばれない。

小型タッドポウル(仮)

  • 緑色の小型個体。飛行速度が遅く、爆撃主体になりがちだが、高難易度だと通常種と動きがほぼ同じになる。

大型タッドポウル

  • 恐らくタッドポウルで最も成長した個体と思われるが、何故かコロニストとはまるで異なる青紫色をしている。
  • その上で通常攻撃では死ぬ寸前まで怯まず、根本的な耐久力もコロニストを上回る謎個体。

怪生物

  • 怪物と比して遥かに巨大な生物に対する呼称。要は怪獣。
  • 血の色はいずれも紫色。
  • どちらも欧州マップには登場しないため、日本に比較的集中的に送り込まれているのかもしれない。
    • EDでもプライマー側が主人公を「英雄」と見做していることが示されていることから、主人公の拠点である日本を狙って兵力を動かしていた可能性もある。
      現に「最大最後の激突」は仮にプライマー側がバルガの大量登場を見越していたとしてもずっと劣勢な人類が相手であったことを考えると明らかに過剰戦力である。

怪生物エルギヌス

  • 『4.1』から続投した全長70メートルの巨大怪獣。
  • α型やβ型との差異が大きいため、特別にエルギヌスという呼称が与えられた。
  • 歩兵の攻撃はもちろん戦車砲も効かず、空爆を食らっても眠りこけるなど圧倒的なタフさを誇っていたが……。
    • プライマーの金色の装甲を破るために開発されていたEMCが投入されると、流石に耐えきれず絶命した。
  • その後出番は振るわない。登場してもバルガNPCにいつの間にか粉砕されていたりと、アーケルスの前座感が否めない。
  • 没音声では巨大な個体に関するセリフがある。

怪生物アーケルス

  • 今作初登場の巨大怪獣。
  • 高い生命力を誇り驚異的な再生能力を持つ。生半可な攻撃では撃破できない。
    • 撃破するにはバルガの腕部を使った質量攻撃が必要となる。…が高難易度では生身で倒す羽目にあう事もある。
  • あちこち移動していく習性があり、ある程度暴れたら他の地点への移動を繰り返す。
  • 転がって移動する、広範囲を爆砕する岩石弾をばらまくなどエルギヌス以上に機動性と火力に優れる。
  • あまりにもしつこく出現するため、軍曹も兵士もプレイヤーも「またあいつか」と口を揃えて呆れる。
  • 最終的に超巨大個体が来るかと思われたが、複数体を投入するだけとなった。DLCでも出ず。
  • ↑に関連して、没音声では巨大な個体に関するセリフがある。納期の問題だろうか?

エイリアン

  • 序盤はプライマーと同義語だったが、ヒューマノイド型のプライマーが現れるとこれに対する呼称となっていった。
  • 頭がひとつ、ふたつの目玉、両手があり、二足歩行と、体長以外は人間と酷似している。
  • 右手に武器を持ち、目で物を見て認識する。
  • 今作の看板エネミーであり、過去作の敵の動きとは一線を画す挙動をする。
    • 大雑把に言えば、撃たれたら「撃った相手に撃ち返す」「隠れる」「避ける」等、攻撃一辺倒の猪突猛進さが無くなっており、仲間と協力して包囲攻撃を仕掛ける等の狡猾さも兼ね備えている。
    • とは言え所詮はAI。自分の背より低い建物に隠れて頭が丸見えになったり、足元にEDF隊員がいても気付かず隠れたつもりになっているなどの間抜けな姿を晒す事も。
      • 破壊に爆発物や大型ビークルが必要なものはほぼ全て遮蔽物と見なすようで、脛ほどの高さもないビニールシートを背に屈み出したりする。
      • これらのエイリアンはデコイに付けられてしまうと、思わず大爆笑するほど派手にクルンクルンと回り続けたり、鬼畜な挙動を出たりするほどの異常行動をとる。

コロニスト

  • 通称:カエル/ケロロ軍曹
  • 最初に降下したエイリアン。欧州での投下を皮切りに各地に投下された。
  • 我々の知るカエルが直立したような姿をしており、右腕に各種武装を装備している。
    • ゲーム序盤、まだ蟻や蜘蛛としか戦っていない時に「腕を撃て!」とか聞こえるのは彼らのせい。
  • 頭部以外の高速再生能力を有し、体力さえ残って入れば四肢を失っても30秒と経たずに修復してしまう。しかし右腕ごと武器まで生えてくるのはいかがなものか。
    • 頭部を失うと問答無用で死亡するため、確実に攻撃を与え続けられるならば頭部への攻撃が最も迅速に処理できる。
  • 降下当初はプライマーの主要構成員であるとみられていたが、北京での決戦時の様子から大気汚染に弱い事が判明。
    • 大気汚染を経験しない文明の発展はあり得ないとの見解から、作戦司令本部は黒幕は他にいると推測した。
  • 戦略情報部の調査・推測によると、彼らの背中に装着された装置は身体の制御を乗っ取り、意のままに操る為の物であるとしている。
    • 汚染された大気下における最低限の生命維持装置も兼ねているようだが、北京では満足に動けなかった事からさして高性能なものではないようだ。
    • その為コロニスト自身はプライマーではなく、プライマーにより異星から連れて来られ、侵略兵器として改造・投入された使い捨ての尖兵であるようだ。
    • クローン技術で大量生産されている可能性も指摘されており、本部は「正に消耗品だな」と哀れむ一方、地球が完全に制圧されれば次は人類が同じ扱いを受ける可能性を危惧する。
武装
  • 歩兵「エーテルガン」
    • コロニストの標準的な武装。連射速度は速くもないが遅くもない程度。ただ1発の威力がそこそこ高く、射撃精度の高さもあって低アーマーで正面から対峙するのは厳しいものがある。
    • ちなみにこの武装には「数百メートルの射程を有し、ターゲットを自動で捕捉する。使用者自らが照準を合わせることなく発射可能」という設定が存在する。
      • このことからコロニストは敵を自動で攻撃する武装を前線に運搬するための生体マシンと言えるかもしれない。
  • 突撃兵「ラプチャーガン」
    • 大量の散弾を発射し、近距離戦で絶大な威力を発揮する散弾銃。
      • コスモノーツが装備するものより大型であり、ペレット(子弾)の数ではコスモのショットガンすら上回る。
    • この武装を保有する個体は赤い肌をしている。人類と同じように人種のようなものがあるのかもしれない。
      • 設定でも特に理由は記述されておらず、戦闘面でもプレイヤー側から見て一目で判別できる以外の効果はない。
  • 砲兵「ロングレンジ・キャノン」
    • 射程10kmを超えるプラズマ弾を発射する長距離砲撃用の武装。
    • 他2種の武装よりも遠距離に特化した武装であり、その異質さ故かこの武装を装備した個体は「砲兵」とも呼称される。
    • なお作中では「懐に飛び込めば勝機はある」などという通信が存在するが、そんな事は全然ない。
      • 『3/3P』や『4/4.1』で登場した砲撃型ヘクトルとは異なり、足下まで潜り込んでも平気でぶち込んでくる。そして当然の如く自爆もしない。
      • 発射前の予備動作がなく、近付けば近づくほど発射から着弾までの時間の猶予が無くなる為、むしろ被弾し易くなってしまう。罠です!
その他
  • ちなみに作中での呼称は「エイリアン」のみであり、「カエル」どころか公式名称の「コロニスト」とも呼ばれない。2ndPVにて本田教授のみが「カエル」と呼んでいる。
    • 「宇宙人は雨に弱いはず」や「むしろ雨の中でイキイキしている」等の台詞は、カエルにしか見えていないプレイヤーにとってはシュール。
  • 作中の人間の発言によるとどうやら人間に酷似しているらしい。初邂逅時は「こんなの撃てない」と悲鳴を上げる隊員も居た程である。
    • が、市民の顔を見てもそうは思えない。この世界の人間の感覚は我々プレイヤーとは異なるのだろうか。
      • 二本足で立ち、人間の様な体格で、武器を持って扱える技術を持ち、言語を有し、感情的(獲物で喜ぶなど)で、四肢がもげると悲鳴を上げたり這いずって逃げようとするあたり、外観は違えどかなり人間っぽいとも言える。
      • もしかしたら隊員たちはもっと異型の生命体が侵略してくると思っており、実際に侵略してきたものは想像していたものよりもずっと人型だったため、この様な台詞を言ったのかもしれない...
      • 蟻の例もある為、こちらも実物はもっと人間に近い姿の可能性はある。その場合タッドポウルは人面+有翼という途轍もない不気味さにな……らない様である。
      • 公式でも「タッドポウルのような化物がコロニストのような人間に酷似した生物に成長するのは驚くべき事だ」と記載されており、タッドポウルとコロニストは明確に外見に大差があるものとして扱われている。
        しかし、「翼の軍団」でNPCが「翼の生えたエイリアンだ」と叫ぶ程度にはタッドポウルがコロニストに似ていると見なせるシーンもある。
        • コロニストが人間そっくりだとすれば、タッドポウルは……翼の生えた小さなチンパンジーあたりにでも見えれば確かに化け物だろうか?
    • あるいは、本邦で蛙を人間に見立てた例として「鳥獣人物戯画」が念頭にあるのかもしれない。
  • 声を逆再生すると少しトーンを変えたEDF隊員のボイスになる。
    • 蛙「ああああああああああうっ!」蛙「!!ーデスーバーピッハ」
  • 血の色は紫色。ただし切断面からは明礬色の体液を噴出して再生する。
  • 没音声ではコロニストと呼ぶ台詞がある。
  • たまにハヴォック神の怒りに触れた死体が空気の抜けた風船のように空を飛び回り、有翼型やレッドカラーもビックリの超機動を見せる。

プロテクテッド・エイリアン

  • 通称:アマガエル
  • DLCでのみ登場する、全身を防護するプロテクターを装備したコロニスト。ついにコロニストとすら呼ばれなくなった。
武装
  • 各武装のモデルはコロニストの武装と同様。ただし色が変更されておりフレームは白から黒、装飾は青から赤になっている。全体的にコロニストの武装よりも破壊力が上がり、視界妨害も激しくなっている。集団に囲まれると危険。
  • 「エーテルガトリング」
    • 歩兵コロニストの「エーテルガン」が元になっている。
    • 元と比較すると連射速度が大幅に向上。さらに発射し続ける事で弾速も増していく。ヒットストップも激しくなっている。
    • 公式からは「A兵装」とも呼称されている。
  • 「スパークガン」
    • 突撃兵コロニストの「ラプチャーガン」が元になっている。装備している個体の肌も同様に赤色。
    • 元と比較すると散弾のかわりにパルス弾(公式では電磁弾)がV字状に発射される。着弾時の視界妨害が非常に激しく、ダメージも大きい。
    • 公式からは「B兵装」とも呼称されている。
  • 「多連装プラズマ砲(仮称)」
    • 砲兵コロニストの「ロングレンジ・キャノン」が元になっている。
    • 元と比較すると一度の砲撃につき、黄色いプラズマ弾が垂直方向へ10発同時に拡散発射される。
      • 1発ごとの威力や範囲はそのまま、つまり攻撃力が元の10倍あるため異常な殲滅力を誇る。高耐久がウリのニクスNPCも密着されるとすぐ溶ける。
        複数体並んで発射される様はもはや弾幕シューティングと呼ばれても遜色ないレベル。当然のように足元にも平然と打ち込んでくる。下手をすると数千のアーマーが一瞬で吹き飛ぶ。オンINFだと数万のダメージになる場合もあり、バルガやブルートといった高耐久のビークルに乗っていても油断できなくなる。
    • こちらが建物に隠れても、建物ごと吹き飛ばしてくる場合がある。視界切りをしたからといって建物の影で安心していると即死級のダメージが飛んでくる可能性もある。
    • 視界妨害も激しく、複数から攻撃されると黄色い砲撃で何も見えなくなる。
    • 総じてエイリアン系統の中でも圧倒的な攻撃性能を持つ、極めて凶悪な敵であるといえる。
    • プロテクテッド・エイリアンの武装の中では唯一、公式から名称が公開されていない。

コスモノーツ

  • 通称:グレイ
  • 北京の戦いでプライマー側が大敗したあと、モスクワを筆頭に各地に降下してきた二足歩行のロボット。
    • …と邂逅直後は見られていたが、日本での交戦中に内部にコロニストとは別のタイプの異星人が入っている事が発覚した。
  • 中の人の見た目はステレオタイプなグレイ型宇宙人そのもの。グレイはもちろん、誰も正式名称のコスモノーツとも呼ばず「エイリアン」と呼ばれ続ける。
  • 異星文明としてのプライマーの正体。知性と文明を持ち、他の巨大生物や兵器を操る存在。
  • その外装の最も重要な機能は宇宙服であり、汚染された大気から身を守っている。
    • という設定があるわりに、宇宙服が全て剥がれて全裸になっても特に活動に影響は無いらしく元気に走り回る。
      • 文明の主であるならば人類同様大気汚染を経験しているはずであり、即座に影響が出るほど耐性が無いわけではないのだろう。コロニストよりは大事にされているようだ。
  • 武装はアサルトライフルのような「エーテル・ライフル」を持つ歩兵、散弾銃の「ラプチャーガン」を持つ突撃兵、レーザー兵器「ラスターキャノン」を持つ狙撃兵が確認されている。
    • エーテル・ライフルはエーテルガンに比べて一発の威力は低いが連射性が高くなっている。
    • ラプチャーガンは散弾を連射する兵装。強烈な散弾を発射し続けるため、下手に接近戦を挑むと返り討ちに遭う。
    • 特筆すべきはラスターキャノン。紫色のレーザーを遠距離の歩兵相手に精密照射できる恐るべき兵器である。
  • コロニスト同様、異常な再生能力を持っており手足が欠損しても瞬く間に再生する。相変わらず右手は武装ごと再生する。
    • 頭部は相変わらず即死効果があるためヘッドショットが有効だが、生身の頭部は防具に反して小さい為エイム力が問われる。
  • 情報部は彼らが巨大生物を使い、地球を彼らが住める環境に作り替えるつもりだと推測している。
    • プライマーの頂点は銀の人であり、コスモノーツがプライマーにおける最上位存在でない事だけは判明したが、銀の人との関係性は不明のまま終わった。
    • 銀の人は外装を纏わずにその能力を存分に振るっている事から、いずれにせよ地球環境の作り替え自体はコスモノーツ達の為であると思われる。
  • コロニストとの外見の扱いの差がよくネタにされる。
    • コロニストが人間に酷似した姿として扱われているのに対し、コスモノーツは人間とは似ても似つかないと言われ、明確に嫌悪感を表明される。
    • 情報部の話から本部がコロニストを人間と同じ姿と判断した根拠である「頭が1つ」「目が2つ」「手足が2つずつ」「二足歩行」という条件は満たしているのだが…。
      • しかし、外装に比して中身の肉体は貧相…と言うより皮の付いた骨か干物かミイラとしか言い様がなく、重厚な外装に貧弱な肉体とアンバランスな見た目になり不気味。そのあたりが人間ぽくないと言えるかもしれない。
      • また、既にコロニストといった敵側の人型知性体を見慣れているほど戦闘が進んだため、あまりの異形さに吐いた台詞ともとれる。
      • その異形さや彼らがプライマーの主要構成員だと言う情報は民間にも伝わったらしく、コスモノーツ出現以後はマスコミも対話だの何だのと言わなくなる。
  • その貧相な見た目に反して全身に外装を着込んでも軽快に動き回る。外装を破壊しても動きが遅くなる事は無い為、外装による補助などではなくエイリアン自身が実際にそれだけの運動能力を持っているという事か。
    • 鎧を破壊すればするほど動きが軽快になり、レンジャー以上の速さでローリングを連発してみせる。
  • こちらも声を逆再生するとEDF隊員のボイスになる。
  • 血の色は赤紫色。ただし切断面からは明礬色の体液を噴出して再生する。
  • 没音声ではコスモノーツと呼ぶ音声がある。

+ TGS版コスモノーツについて
  • コスモノーツは「TGS2016」にて初めてその動く姿が公開され、そして見ていた多くのEDF隊員を戦慄させた。確認できた内容は以下の通りである。
  • 難易度Easyの時点で製品版INFに匹敵する歩行速度とローリング速度
    • もし製品版コスモノーツとの交戦経験がある隊員であれば、これがどれだけイカれているかは察せるだろう。しかし、本当の問題は下記のものとの組み合わせである。
  • 敵(プレイヤー、NPC隊員など)から距離を取る、もしくは遮蔽物に身を寄せた立ち回りをする
  • 敵との距離が近い、または身を寄せる遮蔽物が近くに存在しない状態で攻撃を受けた場合、即座にローリングして回避・移動する
  • ローリングをほぼ間を空けずに連発できる
    • 要は近寄らせる気がほとんどない。わざわざ近寄って来たり、目の前で屈んで撃ちまくる製品版とは大違いである。
      • 定番であるショットガンなどによる近距離からの奇襲であっても、初撃で怯ませる事ができなければローリングで逃げられてしまう可能性が非常に高い。機動力の高いウイングダイバーやフェンサーならともかく、レンジャーにとっては致命的だろう。
    • 付け加えると、上記の行動は全て難易度Easyで確認されたものであり、それも単体での回避・移動面に限った話である。武装の仕様や複数体での連携なども製品版とは大きく異なっていた可能性もあり、高難易度ではAIの更なる強化が施されていたとしてもなんら不思議ではない。
      • ちなみにTGS版で出現したコスモノーツ5体のうち2体は、あの悪名高きレーザーコスモである。TGS版の為、インパクトのある存在として出していただけかもしれないが、当時の想定では製品版よりも多くレーザーコスモを登場させる予定であった可能性も否定できない。
  • 結果として製品版には調整を受けたコスモノーツが登場する事になった。もしTGS版そのままのコスモノーツだったなら、甘い速攻を許さない、今以上に硬くて速い面倒な敵になっていた事だろう。


重装コスモノーツ

  • 更に鎧を着込んだコスモノーツ。北米や中国での降下を皮切りに日本にも出現した。
  • 中身は相変わらずひょろ長だが追加装甲が施されており、肉体を破壊するための内部装甲を攻撃する前に追加装甲を剥ぎ取る必要がある。
  • 武装は重火器を使用し、「エーテル・ヘビーガン」「レッキング・ランチャー」「火炎放射器(仮)」「ラスターキャノン」「ラスタークローズキャノン」が存在する。
    • エーテル・ヘビーガンはガトリング砲のような武器。砲身が回転してから弾丸を乱射するが、砲身自体はひとつしかない。プロテクテッド・エイリアンの「エーテル・ガトリング」はどちらかというと本来この武器の名称であるべきでは?
    • レッキング・ランチャーは5発のロケット弾を発射する武装。
    • 火炎放射器はそのまま火炎放射器である。射程は他より短いが視界妨害や移動妨害などに優れる鬱陶しい武装である。
    • ラスターキャノンは軽装のものと同じで、現在はDLC2でのみ登場する。
      • 初期Verでは本編の「最大最後の激突」HARDEST以上にも登場していたが、現在は↓のクローズキャノンと交換された。
    • ラスタークローズキャノンは通常よりも精度に優れる赤色のレーザーを照射する。
  • 重装備のためか鎧を引き剥がすまで動きは鈍重で、レーザー持ち以外はローリングではなくステップで回避行動を取る。
  • バグか仕様か不明だが四肢をいくら攻撃しても死なない。頭か胴体を攻撃しないと倒せない。
  • 普通なら、重装の方が強そうに見えるが、火力と総合耐久力に関しては重装の方が上回ってるものの、動きが遅い、離れれば無害、攻撃までの時間が長い等弱点も多いことから、「重装の方が弱い」「厄介だけど対策できるから、重装の方が軽装より理不尽じゃない?」等と言う隊員も結構いる。

銀の人

  • 通称:かの者、神、ペプシマン、永遠の闇
  • 本作のラスボスで、プライマーの頂点に立つ存在。コマンドシップを撃墜し人類の勝利を喜ぶEDF隊員達の前に降臨した。
    • 通称の通り本人自体はポッと出だが、その前から「卵型の宇宙船」にまつわる話の中に「神」という単語が登場しており、その卵型の宇宙船を撃墜した後もまだ何かあると思った隊員も多かっただろう。
    • 「サンドロット作品」という括りで見れば、ラスボスが「神」に類するものというのは定番中の定番。
    • 敵性勢力の神話由来という設定だったり、北欧神話だったり。EDFでも『1』『2』のマザーシップ戦が「審判の日」というミッション名だったり、『4』でフォーリナーを「神に最も近い存在」扱いするなどの要素はあった。
    • とは言えEDFシリーズのラスボスと言えば巨大メカが定番であった為、『神』そのものの顕現は今までにないパターンのラスボスではある。
  • 全身が銀色に輝き、光輪を背負う巨人。能力を発揮する程に背面の光輪は強く輝く。
    • 特撮系で銀色で光る巨人というと元ネタはウルトラマンか。
    • または某ゲームの「タブー」が念頭にあるかもしれない。
    • 2つの輪を背負う第一形態、外周に花弁のような光を纏った第二形態、3つ目の輪を発現し幾何学的な模様の光を放出する第三形態がある。
  • 生物戦力の多いプライマーの中にあって、その頂点は個としての能力を極めた生物と言われており、数々の超常の能力を駆使する。
    • 自在に飛行し、武器も無しに光弾やビームの発射、謎のエネルギーを纏っての突進やかかと落としで攻撃し、虚空からコスモノーツや隕石を呼び出す空間転移能力も有する。
    • ついでに短時間だがあらゆる攻撃を無効化する能力も有する。単に本部が台詞を言い切るまでの時間稼ぎともいう
  • その戦闘力のあまりの荒唐無稽ぶりに本部は何かトリックがあり、それを暴かなければ勝ち目はないと考えたが……。
    • 情報部は金属反応が無い事から彼の固有能力と判断、その正体は思考を物理的な力に変換する能力=サイコキネシスと推測している。
    • 数万年生きた生物の進化の果て、生物としての次元が違う、最終形態では生物の域を超えているとまで言われる。
  • プライマーの頂点で指揮官であると目されてはいたが、実のところ彼を倒したところでプライマー達の活動が終了する保証はどこにもなかったのだが……。
    • 登場後は激戦で疲弊してたレンジャー部隊をその力で蹂躙。ストーム1やその増援のストームチームを追い詰め一時はその神に相応しい能力を見た交戦してる隊員や本部や少佐、オペレーターも諦めの意思を見せるが、それでも戦うストーム1を見て、戦意を取り戻した本部たちの応援を受け、ストーム1やストームチームの猛攻によって、次第に追い詰められ最終的に肉体に限界が来て、光り輝き、どこか神へ祈るような姿勢を取りながら死亡する。
    • 結果的には彼を倒したところでプライマーは攻撃行動を停止、残されたマザーシップに彼の遺体を乗せて地球から撤退した。
  • 結局のところ彼がプライマーの中でどういった存在であったのかは謎のまま。
    • 彼の死を全てのエイリアンが察知し、一部は慟哭までして、勝利目前の戦争を中止して、武器を捨てて死体を引き取り撤退したというエピローグから、単なる指揮官とは考えにくい。
    • 本部の推測のように王や皇帝、法皇のようなエイリアンたちにとって絶対的な存在、宗教的な意味で文字通り神のような存在だったのかもしれない。
    • あるいは、人類と銀の人の交戦そのものが想定外であり、単にコスモノーツは(かぐや姫と天上人のように)銀の人を引き取りに来ただけなのかもしれない。
  • 撃破すると周囲に大量のアイテムを撒き散らした後に力尽きるため、死に様をほとんど見ないストーム1が多数。
    • 死の寸前に全力でアイテム回収に勤しむストーム1を見て、最期に彼は何を思ったのか…。
  • 血の色は赤紫色で、四肢が再生するときに噴出する体液は白色。
  • 没音声では彼がコマンドシップを撃墜したストーム1を特別視して、殺したいと思っていることが本部や少佐のセリフから示唆されている。
  • 戦闘能力に関しては、有志の検証によると激突する平原のNPCSGコスモノーツ部隊アーケルスだけでも簡単に倒されてしまう程度。一個体としては十分な脅威であり、味方が少ない&弱体化させられている&取り巻きのコスモノーツが強いことによって最終ステージだからこそ強敵に感じるが、戦力さえ十分ならば全く苦にならない程度である。そのため、慣れたプレイヤーからは「コマンドシップがラスボスでかの者はイベント戦」と言われたり、最終ミッションのため、稼ぎとして使われることも。

無人兵器

  • プライマーが投下する、自動で人類を捕捉・攻撃する自律兵器。
  • いずれも過去作の敵をリデザインしたような造形をしている。

バトル・ドローン

  • 地球に降下してきたマザーシップから出現した全長15メートルの円盤。ビッグアンカーからも転送される。
  • 下部に備えたビーム砲で攻撃する。
  • EDF空軍との戦闘力の差は不明だが、戦闘ヘリを叩き落とすだけの力はある模様。
  • 警備モードと戦闘モードのチュートリアルを兼ねる敵で、発光部分の色でどちらの状態かわかるようになっている。
    • 警備モードは青、戦闘モードは赤に発光する。また戦闘モード移行時には独特の音を発する。

ブルーカラー・ドローン(仮)

  • 微妙に青みがかったバトル・ドローン。
  • 耐久力が上がっていて、通常機なら一撃で撃墜できても、こちらはそうはいかないことも多い。
  • 無線で触れられることもなく攻撃パターンも通常機と同じなので、非常に地味。

レッドカラー・ドローン

  • バトル・ドローンの強化型で赤色に塗られている。
  • 武装はレーザー砲。通常種のビームとは比べ物にならないほどの火力を有する。

ボムシップ

  • バトル・ドローンを大型化し下部にプラズマ砲を取り付けたドローン。DLC2でのみ登場。
  • 絨毯爆撃が目的のため射角は真下に限られ、飛行速度も遅い。しかしダウンが発生するプラズマを大量に降らせるため混戦状態では危険。
  • 地味に厄介な点として、周囲の待機敵への救援信号範囲がかなり広い。待機ミッションでは直接攻撃すると周囲の敵を半数以上叩き起こすこともある。DLC2の[対エイリアン部隊2]では特に顕著。
  • また建物を接触と爆撃の両方で破壊してくる。アクティブ放置を行う場合は注意。
  • 空爆というより超爆ポジションのような気がする。

タイプ2ドローン

  • 中盤から出現する全長17メートルのドローン。マザーシップから投下される。
  • 武装は両翼に装備された対地攻撃に特化したパルス砲。
  • 航空戦力の割に大きく、そのままではマザーシップのハッチには収まらないほど。
    • 折りたたみ翼のような構造をしており、翼を折りたたむことでハッチからの出撃を可能としている。

インペリアル・ドローン

  • タイプ2ドローンの強化型。赤と黒で塗装されている。
  • 更に強化された拡散パルス砲を装備している。凄まじい威力を誇り、ほっておくと一瞬で溶かされる。

ディロイ

  • マザーシップから投下される戦闘ロボ。通常型の時点で全長130メートルにも上る。
  • カプセルに保護された状態で投下され、大気圏突入能力を備える。落下時は火球に包まれているように見える。
  • 武装は本体にプラズマ砲、脚部にパルス砲やミサイルを装備しており、ミサイル装備型はB型と呼ばれる。
  • 脚部の長さが異なる機体も存在しており、長い場合はロングタイプ、短い場合はショートタイプと呼ばれる。

シールドベアラー

  • 光の壁を作り出す防御兵器。横方向の全長30メートル。全高は15メートル。
  • 最初にオーストラリアで出現したが、フェンサー隊の突入により光の壁が「壁に接触した物体が脅威かどうか」を識別していることが判明した。
    • そのため脅威とは認識されない歩兵が壁内部に突入することで破壊が可能となった。
    • この識別機能はザルで、歩兵どころかビークル、電撃、炎、貫通反射弾、バルガパンチなどは防御しきれず通してしまう。
    • 一方で脅威では無さそうなリバシュやデコイ、しまいにはスピードスターも防いでしまう。おもちゃは脅威だった…?

転送装置・船艇等

テレポーション・アンカー

  • マザーシップから投下される転送装置。名前通り碇のように宇宙から打ち下ろされる。
  • 地面に突き刺さったあと、怪物などを転送する。勢い余って地底まで突き刺さるケースもある。
    • 転送できるサイズや質量は不明だが、「光の城塞」の説明文ではシールドベアラーほどのものを転送している事が語られている。
  • 上部のクリスタル様の部分が弱点。

ビッグ・アンカー

  • マザーシップから投下される転送装置。
  • より大型となっており、複数種の怪物やバトル・ドローンの同時転送が可能となっている。
  • やっぱり上部のクリスタル様の部分が弱点。弱点が巨大化しており、基部からはみ出している。

巨大アンカー(仮)

  • コマンドシップが終盤で投下してくる転送装置。
  • 更に大型となり、マザーモンスターやキングといったボス級、複数の主力級などの同時転送が可能となっている。
  • 堅牢さも相応に上がっており、基礎値はビッグアンカーの5倍以上ある。但し基本的にミッションごとの補正が入り、理論値よりは低い。
  • 言うまでもなく上部のクリスタル様の部分が弱点。さらに巨大化しており、雑居ビルほどもある。
  • 作中でその呼び名が出ることはないが、ユーザー間及び当wikiではヒュージアンカーと呼称されていることもある。

転送装置

  • 地底で出現する転送装置。怪物の転送が可能。
  • 頑張ってエイリアンが設置したのかと思いきや、なぜか壁からモコモコと生えてきたりする。
    • これ自身が自在にワープできるのかは不明である。劇中では特に語られず、今作屈指の謎兵器となっている。
  • DLCでは地底だけでなく、地上や基地内部など様々な場所に登場する。

テレポーション・シップ

  • プライマーの地球侵攻において怪物投下を担う輸送船。武装はない。
  • ハッチ内部の赤い部分が転送装置であり弱点となっている。
    • ハッチはくるくる回転している。高難易度ほど速く回る。
  • 金色の装甲部分はバリアのようなもので守られており、非常に堅固で生半可な攻撃は通用しない。
    • 戦術核による撃墜例があるが、それ以外の方法はフーリガン砲の開発を待たねばらない。
  • 実は数千年前に地球に墜落し、インドでヴィマナと呼ばれ、インド神話にその姿が書き残されていた。
    • 劇中から17年前、この残骸が山中から発見され、プライマーの存在を知った者たちが各国の有力者に働きかけ、地球規模の防衛体制と過剰とも言える戦力を持つEDFが結成された。
    • ちなみに、ヴィマナとはインドの聖典や叙事詩に実際に登場する神の飛行船。
    • 現代の航空機や軍艦の機能をまとめたようなオーバーテクノロジーの塊で、その詳細や操縦方法も非常に緻密に記されているとか。
  • 没音声では重装甲型の存在が語られる。弱点部分を補強しているようだ。

ランディング・シップ

  • エイリアンを最大6体積載可能な揚陸艇。武装はない。
    • ほぼコスモノーツ専用であり、コロニストは滅多に運ばれない。
  • 大気圏外での目撃例がなく、宇宙での航行は不可能であるようだ。
  • 居住性が考慮された設計とは到底思えず、密閉された窮屈な空間に立ったまま載せられるエイリアンの心境や如何に。
    • 上陸用舟艇のような感じで、母船から短時間だけ乗るのであればあのすし詰め状態もわからなくはない。それにしては何かから発進しているような描写は見られないが…
  • バリアのようなもので守られているようで、弱点はなく、劇中で一隻も撃墜することができない。それを何故テレポーション・シップやマザーシップ等の他の兵器にも搭載しなかったのか
    • 同時に内部も保護されており、いかなる兵器でも格納中にコスモノーツを殺傷することができず、先制攻撃できない。出落ちはできる。

巨大前哨基地

  • ストーリーの序盤、世界に降下してきた前哨基地。本部も「基地まで降ってくるとは……」とプライマーの技術力に舌を巻いている。
  • 基地からはドローンを発進させ、各部の砲台による猛攻も相まってEDFの脅威となる。
  • 本部としても放置するわけにはいかず、地上から接近することでの破壊作戦を立案するが……
    • 「基地が歩く」という驚愕の事実が発覚。破壊するのは後の機会となる。
  • 中盤の大型ボスということもあり、前作のマザーシップと四足要塞を合わせたような存在だろうか。
  • 基地の破壊に成功した際「主人公のことも英雄として記載しておく」と言われる。
    • だが降下してきた基地は5つなのに対し、作中で撃破できるのはDLC含めて2つまで。他の3つはどうなったのかは不明。
  • なぜか砲台の威力が難易度であまり上昇せず、高難易度では周囲のエイリアンやアリのほうが遥かに危険になる。(緑レーザーを除く)
  • 没音声では少佐によって「クラブギガ」という呼称が与えられている。

マザーシップ

  • 敵の母船である超巨大円盤。当面の目標はこれらの撃墜となる。
  • 全部で10隻が登場し、軌道上からアンカーを投下したり、地上へ降下してドローンやエイリアンを投下したり、中心の大型砲台で攻撃するなど破壊の限りを尽くす。
  • 最初に降下した10隻は一度も撃沈する機会が無い。
    • 3つの柱のような砲台チャージ機はゲーム上では全登場機会で破壊が可能。ただしストーリー上これを傷付けられた事になっているかは不明。
    • ストーリーの中盤あたりからマザーシップは下部からの攻撃に弱いとの推測は立てられていたが、以降一度も金色の装甲に覆われていない部分=砲台を使用する機会が無く、試みる機会が無かった。
      • コマンドシップ戦の最中に行われた北米での攻撃でようやく下部砲台への損傷が認められている。
  • ちなみに作中では通信で語られるのみだが、この通常マザーシップも防御スクリーンの展開はできるらしい。
  • 公式サイトには全部で12隻確認されていると表記されていたが、DLC2配信頃に10隻に修正された。修正が遅すぎる。

コマンドシップ

  • 最終盤で存在が確認された第11の船。見た目は他のマザーシップと変わりないが…?
    • 敵の旗艦で、出現に呼応して他のマザーシップを含めた敵戦力が集結を始めており、本部もこの艦には何かがあると推測していた。
  • この艦だけでも撃沈するべく残存戦力を結集したEDFに下部砲台を破壊されたが、沈むことなく変形し、EDFに反撃の牙をむく。
  • コア以外の部分が分離できるようになっており、その全てが接合面に砲塔を隠し持つ浮遊砲台。2層にわたるバリアで身を守り、中心部を軸に旋回する無数の砲台で攻撃する巨大要塞と化した。
    • 上記の通り他のマザーシップは砲台さえ破壊した前例が無い為、この変形機構がコマンドシップ特有のものであるかは不明。
    • オペレーターが探していた「卵型の船」はこのバリアを形成した状態のコマンドシップ、あるいはその中央のコアであると思われる。
  • 登場時点で10隻のマザーシップによりEDFは風前の灯火であり、旗艦であるこの艦が降下する理由が不明瞭。一見不用意に姿を見せた結果搭乗艦と自身まで撃破され勝利目前の戦争をプライマーの敗北で終わらせた銀の人が間抜けなようにも見える。
    • これに関してはエピローグからはプライマー側も主人公が特異な存在であると認識していた事が伺え、その撃破の為に降下してきたとも考えられる。
      • しかし主人公を特異な存在とする程度にはEDFを観察していたならば、高空で待機していれば少なくとも全シップ集結まで安全に待機出来るのは自明なはず。やはり間抜けなのでは……
    • 一方、戦力を集中させておきたいはずのコマンドシップ下にテレポーション・アンカー、怪生物、及びHDST以降での変異種及び蜂、ディロイやインペリアル・ドローン、シールド・ベアラー等の人類を苦しめてきた兵器や生物、巨大前哨基地やマザーモンスター等が一切現れない点を鑑みるに「実はプライマー側もそれなりに戦力を削がれていて余裕が無い為、コマンドシップ自ら出張ってきた」という考え方も出来なくはない。それらまで加えたらマゾゲーと化する等のゲームバランス的な都合とかは別として。
      • プライマー側の総戦力こそ不明だが、中盤以後は巨大前哨基地が全く現れない&他の基地のその後が語られないことや蜂達の巣が襲撃に遭い破壊されそのまま蜂の群れも全滅したこと、「最大最後の激突」で大量のエルギヌスやアーケルスが倒されていること、最大「最後」というミッション名から察するに、
        エイリアンや巨大生物はともかく、怪生物や基地レベルの兵器といった戦力は概ねあの戦いで底を尽いていた可能性はある。
      • 少なくとも全滅を確認していない未開の場所にわざわざ旗艦が介入する理由があるとすれば、「前線がズタズタで自ら乗り込むしかない」、あるいは「最後の力を集めた人類に旗艦の圧倒的な戦闘能力を見せつけ絶望させながら殺していく」、または「単にトップが想像を絶する間抜け」の3択くらいしかない。EDFとプライマー双方の名誉を考えれば、EDF側の善戦を讃えるべきかもしれない。
  • 中央のコアを撃破後、総司令官と目される銀の人が出現。ラストミッションへと移行する。


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最終更新:2024年11月02日 11:06