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マーリン/性能 - (2018/06/07 (木) 22:53:01) の編集履歴(バックアップ)


第七章でサポートキャラとして先行登場し、終章にて正式に期間限定実装となった★5キャスター。
HP/Atkは(ややHPよりだが)★5キャスターの平均値で、カード構成は典型的なキャスターの「A宝具+B1枚/A3枚/Q1枚」となっており、
多様なバフスキルと補助型宝具(ダメージ無し)を用いて味方を強化しつつ戦う、強化アビリティに特化した特殊タイプ。
スキルを活かした瞬間火力補助から、宝具「永久に閉ざされた理想郷」による持続的な補助まで幅広い戦術を可能とする。

  • 宝具および3種のスキルがいずれも強力な複合効果を持ち、再発動の可能性も大きい
  • キャスタークラスのため、クラスが混在するパーティに入れても星を奪わない
  • クラススキルと宝具効果により自動でNPが上昇するため、アタッカーの攻撃回数を奪いにくい
    など多くの特長を持つ。

スキル

【スキル1】夢幻のカリスマ A
第1スキルは「カリスマ A」に、味方全体のNPを20増加させる効果を追加させたもの。
最短CTが5ターンと短いため、パーティ全体の火力を底上げするだけでなく、NP回転率の向上が可能。
「夢幻のカリスマ」と「宝具の継続使用」による全体へのNP供給が戦術の要となる場合があるので、強化によるCT短縮が重要。

【スキル2】幻術 A
第2スキルは味方全体に「無敵状態(1T)」を付与する、即時発動できる効果としては現状最高峰の防御性能を持つ。
周回を初めとした短期決戦では無敵効果を持て余す場合があるが、最大50%の「スター発生率」上昇効果が付随しているため、
スキルレベルが高い状態でHIT数の多い攻撃と組み合わせる事で攻撃補助スキルとして利用することも可能。スキル3を使った反撃がより効果的になる。
さらに、敵全体の「クリティカル発生率」も3Tの間下げることができる。(敵のクリティカル率についてはエネミーページ参照)
バフの効果は1Tで、CTは最短7Tと効果相応に重いため、中~長期戦では使うタイミングや仲間の持つ妨害スキルに気を使う必要がある。

【スキル3】英雄作成 EX
第3スキルはマーリンの第二宝具とも言えるBusterバフの極致的な存在で、それまで宝具運用に偏重気味だった他の支援型キャスターと一線を画する。
自己瞬間強化バフの「魔力放出」に匹敵する3Tの「Buster性能アップ」と、一部キャラのスキルのみだった「クリティカル威力大アップ」を味方単体に付与できる破格の能力であり、
単純計算で「英雄作成のBバフ(1.5倍)×英雄作成のクリバフ(2倍)×クリティカル補正(2倍)」=バフなしの通常B攻撃の最大6倍の威力が得られる。
自身の宝具やスキル2でクリティカル確率を底上げする事も出来るため、「夢幻のカリスマ」や味方自身のバフと合わせて、Busterクリティカル一発で優に10万HP以上をふっ飛ばすことすら現実的になる。
また上記二つのスキル効果に隠れがちだが「最大HPアップ」も十二分に強力。HPの最大値だけでなく現在値も同量増え、解除時にダメージになることもないため、場合によっては回復スキルとして使えることもある。

+ ダメージ計算に関する補足

初手Bボーナスを考慮すると、「英雄作成」自体によるダメージの倍率は1.375倍〜CRT時:2.75倍という計算になる。
この結果はダメージ計算の仕様の一つ「カードバフの乗算を行った後で、初手Bボーナスが加算される」事によって、スキルによるBuster補正が本来の数値より多少目減りした効果になることからきている。
なお、バフ種による相乗効果はさらにその後に反映されるため、効率よくダメージを伸ばすなら「カリスマ」等で攻撃バフを上げる事も重要となる。

計算例)バスターのカード補正を150とする(※1stにBを使用した場合の補正値)
・「英雄作成」なし
 1.0{攻撃バフ}×(150×1.0 +50{初手Bボーナス})= 200
 1.0{攻撃バフ}×(150×1.0 +50{初手Bボーナス})×2{クリティカル}= 400
・「英雄作成」のみ
 1.0{攻撃バフ}×(150×1.5{カードバフ}+50{初手Bボーナス})= 275
 1.0{攻撃バフ}×(150×1.5{カードバフ}+50{初手Bボーナス})×2{クリティカルバフ}×2{クリティカルボーナス}= 1100

通常攻撃  : 275 / 200 = 1.375[倍]
クリティカル :1100 / 400 = 2.75 [倍]


以上を考慮し「瞬間強化Lv10(攻撃バフ50%)」と「魔力放出Lv10(Bバフ60%)」で比較すると、瞬間強化が最終的な威力で上回ることがわかる。

計算例2)バスターのカード補正を150とする
「瞬間強化(攻撃バフ50%)」の場合
''1.5''{攻撃バフ}×(150+50{初手Bボーナス})×2{クリティカル}=600
「魔力放出(Bバフ60%)」の場合
1.0{攻撃バフ}×(150×''1.6''{カードバフ}+50{初手Bボーナス})×2{クリティカル}=580

ただし宝具に1stボーナスが乗らない、2nd/3rdではカード補正率が上昇する、などの仕様があるため、
細かい計算式はサーヴァント/隠しステータスページを参照。

宝具「 永久に閉ざされた理想郷 (ガーデン・オブ・アヴァロン)

宝具の効果は、

  • 味方全体に「毎ターンHP回復状態(宝具Lvで効果up)」&「毎ターンNP獲得状態」を5T付与
  • 自身に「毎ターンスター獲得状態(OCで効果up)」を5T付与 となっている。
    一度発動すればマーリン自身のクラススキルと合わせて「5Tで50NP」が確保されるため、第1スキルによるNP獲得と合わせれば重ね掛けが容易になる。
    NP獲得礼装やAチェインを組み合わせることで、宝具の効果を切らさずに再展開を行うことが可能になり非常に強力な補助となる。

スター獲得は通常では便利止まりだがOCや重ねがけによる恩恵が大きく、毎ターン20個程度の供給も見込める。
OCを上げるために宝具チェインの発動順を後ろに回す小技もあるが、敵を全滅させた場合は宝具を使用しないので注意。
「スター獲得状態」はマーリンのみに付与されるため、マーリンを後衛に下げたり倒されてしまうと恩恵は受けられない。

総評

【相性が良いサーヴァント】
最大の特徴である「英雄作成」を考慮するとと、補助対象となる相方として「星集中能力」や「星生産力」に加えて「Bカード」を複数持ったアタッカーが欲しい。
クリティカル威力アップを活用しない場合でも、宝具含めてBカード3~4枚持ちなら誰と組ませてもそこそこ安定した効果を得られるのだが、
必然的にキャスターとの組み合わせは火力を犠牲にする傾向が顕著となる。

+ サーヴァント一覧


とはいえ「英雄作成」はクリティカル補正だけでも法外なレートを誇るので、Quick/Artsパーティーでの単体回復のおこぼれ狙いとして割り切るのも有り。
そのため近年増加傾向にある、宝具活用を前提としたArtsクリティカルパーティーの通常火力補助役としても優秀。
ロマン気味な組み合わせだが、シャーロック・ホームズの宝具と重なった時のクリティカル威力は想像するだに恐ろしい。

【相性が良い礼装】
礼装は短期決戦を目的とするなら、クリティカルスター獲得系を選ぶとよい。
具体的にはゴールデン捕鯉魚図九首牛魔羅王などを付けてオーダーチェンジで後衛から引き出し、すぐさま英雄作成と全体強化をかけるというもの。
持続的な補助を目的とするならプリズマコスモス2030年の欠片、等で宝具の連発を目指すとよい。
特にプリズマコスモスの場合、限凸することで宝具と合わせ毎ターン20NPを獲得し、アクションを行わずとも最長5T毎(=実質切れ目なし)に次の宝具を展開し続けられるようになる。
しかし初動さえなんとかなれば後の連発は容易なので、カレイドスコープ魔性菩薩、など開幕で宝具を発動させやすい礼装もお薦めである。

【その他】
全ての能力がバフによる味方支援となるため、バフ消しに非常に弱く天草四郎マルタアビゲイル・ウィリアムズイヴァン雷帝などが天敵となる。
相手にする場合は、「英雄作成」つきBusterクリティカルによる瞬殺を狙わせるか、スキル・宝具の封印能力を持つキャラと組ませるなどの対処が必要。