エリス

エリス

暗黒竜と光の剣紋章の謎に登場するシスター
マルスの姉で、どこかシーダに似ている容姿をしている。
ドルーア侵攻によりアリティアが落ちた時、マルスの身代わりとしてガーネフの人質となり古代都市テーベに囚われていた。
第2部でもやっぱりアリティアが落ちた時シーダの身代わりになって、ガーネフの人質となった。
ちなみに何故か、大賢者ガトーに教えを受けたという強者で、ガーネフが彼女を狙ったのもオームの杖を行使できる故であった。
後に弟の親友と結ばれる事になるのだが、支援効果を受けられるのはマリクのみである。


暗黒竜と光の剣

初登場のFC版暗黒竜では僧侶Lv4で加入。
(この当時はシスターでなくレナマリアも含めリフと同様の僧侶扱い)
終章手前になる24章から使用可能。
成長率は他3人の僧侶達を大きく上回るどころか、無意味な力以外は物理職の強キャラ達に遜色ないレベルで育つ。

ただ、他3人の僧侶達と同様に今作では杖では経験値は得られず敵に殴られる事でしか得られないM仕様だが、加入後の終盤の時期はどの雑魚敵も非常に強く工夫しなければ瞬殺され育てることすらままならず、他3人の僧侶達と比べてはるかに育て辛い。
加えて今作では魔法や杖は威力が固定で専用品以外はどのキャラが使っても同じ効果が出せるため、攻撃を受けないように立ち回れば他の弱いキャラ達(リフやボア等)でも事足りる。
言わずもがな僧侶に限らなければもっと早くに加入し同じ位よく育つ上に専用魔法まである魔道士マリクリンダもいる。

大抵のプレイヤーが主要メンバーが決まっているであろう終盤での加入でもはや使う余地がないのはもちろん、せっかく苦労して育てても耐久力と速さ以外優位性はなく(無論弱いキャラ達にドーピング済ならその優位性もなくなる)、活躍の機会も極僅かのため、実質的にはほぼオーム使用専用キャラ扱いで実際に育てられることは非常に稀。
どうしても育てたいという人の救済用なのか、上手い具合に24章内に最弱魔法のファイアーを装備した司祭が1体いるため、あえて育てたいという猛者はそれを利用するとよい。
(あらかじめ聖水Mシールドを使っておくとより安心)

その他、FC版では他のキャラ達も同様だが、今のイメージとはまるで違う顔グラがしばしばネタにされることも。


紋章の謎

ユニットとしては、1部2部ともに最終盤で仲間入りする。
第1部では、彼女が出撃可能なマップは19章と20章(ラストステージとその手前)のみなため育成の余裕はない。…にも拘わらず、初期レベルは4。しかも司祭ではなく下級職のシスターである。(レナやマリアよりは初期レベルが1高い。)
コレはもうオームの杖を使って味方の蘇生という仕事しかないも同然である。まぁ物語開始の時点で囚われの身だった、言わばお姫様ポジションなので戦闘要員として活躍できないのは仕方ないのかもしれない。
もし彼女を司祭LV20まで育てるプレイヤーがいたら、それは相当な愛の証明となるだろう。


第2部ではまたしても拐われた上に今度は洗脳までされてしまい、いざ姿を見せるのはラスボスであるメディウスの隣。
コレだけでも扱いを察する事が出来るというものである。
恋人のマリクで説得できて弟のマルスで説得できないのはよくネタにされる。
1部でもそうだったが彼女はもうイベント専用ユニットと見たほうが良いかもしれない。
仮にもマルスの姉なのだから、ひとりのキャラクターとしてもっと早く仲間になったり育てたりできれば人気も出たかも知れない。


新・暗黒竜と光の剣&新・紋章の謎

リメイク元のFC版と同様に使用できるようになるのは終章手前になる24章からだが、FC版やSFC版1部と異なり加入時のLvが4→10へと6も上がっている他、初期装備のオームの杖がなくなり手ぶらで加入するように。
(オームの杖は24章の宝箱から入手するように変更されている)
加えて、マリク以外の他の魔法職加入キャラ達と同様に、物理職に兵種変更しないと守備が一切成長しないようになってしまった。
残り章数が僅かなため、数章だけ物理職にして守備成長を狙ったり成長吟味をする余裕がないのも痛い。
それでも魔法職加入のキャラの中ではHPが育ちやすいのでそれなりに打たれ強く、速さや魔力の成長率も良いので(特に魔力の個人成長率はリンダと同じく全キャラトップの20%)、加入がかなり遅いことを除けばまだ使いやすい部類ではある。
今作からオーラがリンダ専用から女性専用になり、魔道書LvをBまで鍛えれば使えるようになったのも追い風。

また、今作では外伝に行くために大量の死亡キャラが必要な都合で、場合によってはマスタープルフが余っていることもあるため、結果的に過去作より使われる可能性が上昇している。
無論外伝に行かない場合や行く場合でもマスタープルフが残っていないのなら、SFC版までと同様単なるオーム用キャラ扱いになるが。
新キャラのユミルと同様に、加入以降の残り1つの外伝には人数制限がないため、わざと殺す必要が一切ない点では他キャラより恵まれている。

その他、今リメイクから仕様変更でシーダミネルバ・マリアもオームを使えるようになっているため、場合によってはオーム使用の役割さえも奪われ全く使われない可能性も。
ただし、他3人は杖Lvを鍛えなければ使えないうえ、シーダとミネルバは物理職向き、マリアはSFC版までと違い魔力魔防幸運が育つようになり大幅に強化されたとはいえそれ以外はあまり育たない弱いユニットなのは同様で基本的に使われないキャラ(外伝に行くためわざと殺される可能性すらある)のため、基本的には今まで通り初期状態で使える優位性があるエリスに使わせることになるだろう。


続くSFC版第2部のリメイクである新紋章では原作同様、終章で他3人(レナ・マリア・ニーナ)と共に該当するキャラに説得されるイベント用キャラの役割しかない。
ただし、SFC版と違い、クリアデータを利用した通信対戦でなら他3人も含めて使用できるため、かなり限定的とはいえ一応育てる意味はあったりする。
どうしても通信対戦で使いたい人や全キャラLv20まで育てないと気が済まない人等、エリス達4人全員を終章でLv20まで育てる猛者も極少数ながら一応ちゃんと存在するらしい。
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最終更新:2025年08月10日 22:31