スレフィエ国 第3代首相 任期 1748年14月1日 - 1753年14月1日 |
生年月日 |
1706年11月1日 |
出生地 |
ヴァルエルク領スレフィエ 惑星ブレゼンセンス フルイヤム |
所属政党 |
スレフィの党 |
次代 |
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前代 |
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出身校 |
クレストル法科大学 |
経歴 |
スレフィエ陸軍長官 特殊作戦軍司令長官 ブレゼンセンス惑星議会議員 第3代首相 第4代長老代理官 スレフィエ陸軍名誉長官 |
階級 |
ヴァルエルク陸軍准将 スレフィエ陸軍元帥 |
エリスニス・スランシア(
スレフィスレメン語:Elisnis Slansia)は
スレフィエ国の政治家、陸軍軍人、戦術家。スレフィエ特殊作戦軍司令長官、ブレゼンセンス惑星議会議員、スレフィエ陸軍長官、スレフィエ国第3代首相、第4代スレフィエ国長老代理官を歴任した。
スレフィエ陸軍の創設者の一人。軍人出身の政治家であるが穏健派として知られる。
ヴァルエルク共和国との関係対等化に尽力した3人のスレフィの一人として数えられる人物。スレフィエ国の種族と地形を生かしたゲリラ戦を大々的に採用し、スレフィエ・ゲリラコマンド部隊の育成に腐心した。
生い立ち
1706年、ヴァルエルク領スレフィエ時代の惑星ブレゼンセンスの開拓地フルイヤムに住む小規模なスヒムの共同体で生まれる。1723年にブレゼンセンスのブレゼンス、スヒム、レヌーの3種族がスレフィエ国の一員となってからわずか2年のことである。スランシアはスレフィエ化して間もない原生的スヒム文化の中で育ったため、森林にとても詳しくなった。
1719年、ヴァルエルク領スレフィエが正式に
大宇宙連合会議に加盟。国号を
スレフィエ国に改め、新政府が樹立。
1721年に共同体を出てからは
ヴァルエルク共和国のクレストルに留学。
1723年にクレストル法科大学に入学。
1725年、ヴァルエルク陸軍大佐の
ディヴォヌオス・ノスコス・ウィノスコスと知り合う。ウィノスコスはスランシアがスヒムであること、スレフィの中でも森林について熟知していることに気づき、ゲリラ戦の才能を買ってヴァルエルク陸軍特殊部隊「
ウスオル(Jus'or)」に志願するようアドバイスした。
1727年、ウスオルの入隊試験に合格し、ウスオル部隊員になる。
1729年、スレフィエ新政府の関係者から陸軍創設の協力者に指名される。スランシアはウスオルを除隊され帰国。
1730年、スランシアらによってスレフィエ陸軍を創設。組織の一部はヴァルエルク領時代から引き継がれる。スランシアは初代陸軍長官に就任。
1731年、ウスオルで得た経験を活かし、陸軍全体でゲリラ戦ドクトリンを採用。
1735年、後任に長官の座を明け渡して自身は特殊作戦軍司令長官としてゲリラ・コマンド部隊の育成に携わる。
1739年、政治家に転身。スレフィの党のメンバーに加わる。
1740年、ブレゼンセンス惑星議会議員に当選。
1748年、第3代首相に就任
エピソード
- ウスオルでの演習時に両手と4本のツタを使って機関銃3丁流をやらされたことがある。そのせいで一時期隊員から一人機関銃陣地という変なあだ名で呼ばれていたことがある。
- 首相任期中に当時スレフィエで流行していたスレフィ型電脳空間アバター当たり判定違法修正パッチを使用したという疑惑が浮上していたが、「アバターの操作が下手で壁にめり込んでしまっていた」と発言。実際に国内の電脳工学研究者らによって検証され、スレフィ型アバターに不具合があることが発覚した。
人物
- ピュアな頑張り屋さん
- 普段は控えめな性格だが、森に入るとハードボイルドな性格に変貌する
- 森林を知り尽くしており、第六感が非常に良く働く。
- 地図がなくてもジャングルを移動できるが、地図があれば「暇な時に地形を頭に入れることができて良い」らしい
- 上司像としては縁の下の力持ち的な感じ
- 陸軍とコマンド部隊の練度の向上と維持には超厳しい
- 生物学的な性別は男性でも女性でもないが、「自分は控えめな性格だから女性っぽい」として赤いリボンを付けている。
- 4本のツタを使ったマッサージが得意。
交友関係
ライバルであり友人。高い身体能力を持つ者同士という共通点がある。
出会ったきっかけはスレフィエ特殊作戦軍の選抜試験で遊び半分でヌポラが応募したことから。
そもそも応募資格がスレフィ種族である必要があるにも関わらず応募した時点で意味不明なのだが、選考教官のリーダー格だったスランシアはこれを挑戦と受け取り、試験を受けさせることにした。最終試験まで理不尽に厳しい課題を出したものの、ヌポラは引っこ抜きにくい雑草のごとくしぶとく生き残り、最終試験のスランシア率いる教官チームとの模擬戦で自分を囮として誘い出す見事な戦法で勝利した。
ヌポラは試験には合格したがネタバラシした後で辞退。正体を知ったスランシアは驚いたが次は負けないと意気込み、二人の間に友情が芽生えた。
二人がオフの時に会うと、スランシアがスキンシップを求めてくるヌポラをサッと躱してツタで羽交い締めにするまでが挨拶。普通にスランシアと4本のツタ(+両手)とヌポラの両手で高速ハイタッチをやることも。
よく二人で山に籠って身体を鍛えたり二人の知り合いを呼んでバーベキューしたりしている。バーベキューではスランシアが持ってきた植物アンプルを飲まされ「クソマズ!」と毎回顔を歪めさせられる。
真面目な議論をすることもあり、スレフィエの未来について対談することも。
性格はかなり違うけどとっても仲良し。同じ自由解放連合(当時)の隣国同士よろしくやっている。
元々二人は
メロアと
スレフィエの著名な政治家として会うことはあったのだが、メニーファが連邦大統領になるためにスランシアに色々ノウハウを教えてもらったことがきっかけで仲良くなった。
一緒にお喋りする際は喫茶店のテーブルを挟んで行う他に、木陰でピクニックをする時もある。
メロアが協商連合に加盟してもスレフィエとの友好が保たれたのは二人の影響が大きい。
スランシアが特殊部隊、メニーファが情報機関出身の人物であり、諜報関連の話題で盛り上がることも。
スランシアはなぜかスミーニに勝手にライバル視されている。
一方のスランシアはメニーファの後輩であるスミーニのことを
EPS6の優秀なエージェントであり、元特殊部隊員としてその戦闘能力を期待して目をかけている。
スミーニとメニーファとスランシアには三角関係説が提唱されており、憧れの先輩であるメニーファと非常に仲の良いスランシアに対してスミーニは嫉妬心と対抗心を燃やしている可能性がある。
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最終更新:2022年10月16日 16:40