てんせいしゃ
「わたしがすべてを抱きしめるよ」
「わたしの中から溢れる思いは、抱きしめたいっていう願い」
「だから心配しないで。大丈夫。私が誰も放さない」
「誰一人だって、いなくなったりしないから」
第五神座時代では生命は
輪廻転生によって死後に新たな己として生まれ変わることができた。
転生者は第五神座で誕生した
魂だけがなれる存在というわけではなく、すべてを許し慈しんで受け入れる黄昏は
第四神座から受け継いだ魂も転生により救済した。それはかつて
敵対した者達も例外ではない。
黄昏はあらゆる生(人種・性別・貧富など)を体験させることで霊的混血化を促し、差別意識の希薄化により緩やかな時間をかけて人を成長させることを目的としていた。
実際第五神座は
統一国家が誕生している。神咒神威神楽VFBによると文明はSF的な技術まで発展しながら、古き良き文化や自然環境を残している。
転生の頻度は個人差があるのか、
アカシャは12000年ほどの期間の中で十回以上は転生したとのこと。転生先はランダムのようで、生まれる
星さえ異なる。
例えばある人物は死んでから数百年後に七千光年ほど離れた星に転生したが、前世ではそれなりの地位を築いた彼は今世では文明が遅れた星で生まれたため、四歳で獣に喰われて死亡した。
前と今の人生の間に記憶の連続性はないが、前世の決意や約束が今世の生き方に影響を与えることはあり、完全に無になるわけではない。
アカシャは
回帰の蛇の
時間逆行でやり直しを行うことで特殊な輪廻転生を経験する。それは心身ともに成人した段階で自らの前世を思い出すというもの。ただし、記憶が覚醒しても今世のこれまでが消えたわけではないため、基本的なパーソナリティは今世のものとなる。
テレサは
アイザックとは互いが成長するために設定された運命の糸で繋がれた関係だと推察している。この二人は兄弟や姉妹に限らず、あるいは出会うことがなくとも、転生するたびに何度も同じことを繰り返している。
人々は生まれ変わり続け、様々な可能性を体験しながら神に干渉されず自由に生きる。生まれ変わるとき記憶はリセットされるが前世での体験が無になるのではなく、転生のたび前世と似た、しかし前世で歩んだ分成長した自分となって新たな
生き方を模索する。黄昏は一歩ずつでも地道に歩いてほしいと思っていたのだろう
永劫回帰のように単なる魂の再利用ではない。円環ではなく螺旋というのが輪廻転生の理。神咒神威神楽ではこれを「樹木の年輪」に例えている。前世の自分を今世の自分が覆うように新生するため過去の自分を原則認識不可能だが、影響が全く無いというのは嘘になる。
前世があるから
今世があり、故に
来世が約束されるとのこと。
故に万象は何処までも己の道を追求でき、誰もが自分の願いを叶えるために歩き続ける。
また人間関係も完全に無くなるわけではなく、前世で深い関係性がある人物と家族、友人、恋人、師弟といった形で新たな関係を築くこともある。
御門龍明によると、彼女は百度を超える転生を経験したとのこと。本質が追う者である彼女は百生の中で、どの自分も様々な分野における黄金の輝きを追い求めていた。
本来転生者は前世を認識できないが、黄昏と同格の神格の軍勢と化した者は輪廻の法下におけるこれまでの生を自覚することができる。黄昏防衛戦時において
黄金に召集された者達は前世の自分を自覚しながら魂の基礎は
修羅曼荼羅として再生した。これは輪廻の輪で成長した過程がなかったことになる事実を示している。そのため
淡海の天魔などはせっかく百生をかけて培ってきた新たな価値観が失われてしまった。
第七天では
爾子・
丁禮が大型犬に転生しているあたり、転生先は人間に限らない模様。
備考
仏教などでは
輪廻転生によって死んだ魂が別人に生まれ変わる。そうした存在を転生者と言ったりする。
昨今のフィクションだと事故などで死亡した日本人が、死後に神様に出会ってチートを貰って異世界に転生して無双する。みたいなやつがあったりする。
Omnia vincit Amorで
黒円卓勢が再会したり、ベアトリスとエレオノーレが何度も何かしらの関係を気づいていたり、
テレサと
アイザックが転生の繰り返しで常に鬩ぎ合いながら成長していたりと、生前の結びつきが強い魂同士は引かれ合っているように見受けられる。
これは偶然とは言い難いのだが、輪廻転生のシステムなのか、黄昏が因果を操作しているのかは明言されていないので不明。
ただ、魂の性質として、死後に己にとって相応しいところへと自然に流れていくようになっているのだと思われる。
例えばグラズヘイムにおいては、城に堕ちた者にはある種の引力が働き、各々の業に相応しい獄舎に堕ちる。第七天の世においては、ある種の引力によるものか、一生涯をかけて積み重ねた命の気質によって、自然と自己にとって最良の死後概念へと流れ着くようにできている。
このような例から、輪廻転生の世においては、己が研鑽するのに好ましい者のもとへ魂が自然に流れ着くのかもしれない。
関連項目
コメント
- 六条「……」 -- 名無しさん (2019-06-05 18:25:45)
- 六条さんェ… -- 名無しさん (2019-06-07 07:34:42)
- ヘルガとクラウディアと闇の賜物の霊的融合と思わしき咲耶。業が深すぎてそりゃ神様だって執着抜けたらビビる -- 名無しさん (2019-06-26 12:52:00)
- 姉にして母と元カノとおっさんの融合体をきれいなベイが義妹として育てたあと二人で擬似インモラル種付ックスを勤しんでその結果として宇宙を救ったと思うとやはり前世と袂を分かっても業の深さだはを引き継がれたんだな… -- 名無しさん (2021-03-15 23:42:55)
- 前から疑問だったんだが、これって強制的に転生するのかな。マリィの事だから説得してももう嫌だって言われたら転生無しで眠る魂も居たのかと思うけど。 -- 名無しさん (2022-10-30 21:38:18)
- 疲れてる人間に「もうちょっとだけ頑張ってみよう?」って、背中を支えるつもりで突き落としてしまう事例はままある。それに法則が定まってしまえば神自身もシステムに縛られる以上、マリィ√の「排斥できない」マリィではそれはできない -- 名無しさん (2022-10-31 07:52:20)
- 強制と言うか転生が法則だし自由型だから基本介入しないと思うけど。一応知り合いがめぐり合える微調整くらいはしてるみたいだけど精々それくらいだろうし。別段幸福を約束する座じゃないからな。前世からの多少のステータス補正と霊的混血化で差別意識が薄れるから時代を経るごとに幸福者は加速度的に増えるだろうけど -- 名無しさん (2022-10-31 12:52:31)
- ↑3 玲愛√のマリィなら、そこら辺も「融通が効く」だろうけど、その結果が「波旬以上の邪神」だからな。個人的に、アイツ以上の問題児ってのも気になるんだけど⋯ -- 名無しさん (2022-10-31 19:56:50)
- 波旬以上の邪神なんて言われてたっけ。邪神が来るとは正田言ってたが -- 名無しさん (2022-11-01 07:54:52)
- 私が全てを注視するよ。。。 -- 名無しさん (2022-11-01 07:56:06)
- ↑2 あー、詳しくは覚えてねーな。当時の邪神=波旬だったし、玲愛√が正史とは言われてたから、それで話に尾ひれがついて、「波旬以上」ってイメージが出てきたのかもな。マトモな覇道神は、マリィと共存する所も変わらんっぽいし -- 名無しさん (2022-11-01 21:55:18)
- 確か初出神咒のインタビューの話で、そもそも邪神が出るとは明言してない。『波旬じゃないけど遅かれ早やかれ何か出てくる。それに観測者も出てくるから詰んでるので掘り下げたくない』って話。当時は邪神が出てくるニュアンス、観測者で詰んでるが玲愛ルートの見解で『(波旬がいる五天)黄昏自滅因子もそのうち出てきた』とも語ってたから、黄昏がバッドエンド路線は確か -- 名無しさん (2022-11-03 01:32:17)
- ↑なるほど。いずれにせよ、初出神咒のインタビューの -- 名無しさん (2022-11-03 14:18:05)
- ↑ミス。インタビューの話で、邪神のニュアンス+観測者+自滅因子=波旬以上の邪神なんて単語が出てきたのかもね。玲愛√での黄昏がどうなるかを語るなら、そう説明した方が手っ取り早い感じはするし⋯⋯相手がご新規様だったら、私も「取り敢えず、波旬並にやべー奴が出てきてバッドエンドらしい」と説明しそうだもん -- 名無しさん (2022-11-03 14:23:12)
- まぁ、この話自体9年前の情報だからね。玲愛ルートも平和譲渡じゃなくて時間経過で悪い方に行く以上の情報ではないからね。今の設定も加味するならパンテオン発動のバッドエンドとかも可能性あるわけやし -- 名無しさん (2022-11-03 17:21:34)
- 玲愛√以後の黄昏の守護者ってどうなるんだろう なんか良い感じの新規守護者が来る可能性もなくはないのかな -- 名無しさん (2022-11-04 17:02:09)
- 普通の覇道神なら黄昏の有用性理解して守護者になるらしいが、今の設定だと黄昏への怒りも目覚める条件のひとつだからなぁ。あと玲愛ルート自体で神の残り席3つだから、下手に守護者入っていくとパンテオン発動で詰みそうなんだよなぁ -- 名無しさん (2022-11-04 19:30:20)
- 水銀みたいにとくに当座の神に怒ってないタイプとか邪神でも自分の渇望酷いから駄目だわもあるんだから別段味方でないとも限らないだろ。前神の治世に対しての怒りで目覚めたタイプなんていうほど多くないし -- 名無しさん (2022-11-04 21:50:29)
- いや黄昏以外刹那が微妙くらいでほとんど世界への不満が流出に至る理由だからマジョリティやろ。水銀でさえバグで急に現れた抜きでも、ラメントは(みんなと違う自分、全治から未知を求める渇望)で下地整ってる方やし。まぁ、列伝で話されてるような自分への怒りを外に向けた奴もいるとは思うけどね -- 名無しさん (2022-11-05 15:01:08)
- 多分、黄昏の治世への怒りとかだと、転輪王の花輪みたいな「来世じゃなくて今すぐ救ってくれよ!」みたいな感じなんだろうな。それが座に着いたら、みんなが現世利益を重視する世界とかになるのだろうか? -- 名無しさん (2022-11-05 20:26:14)
- 聖遺物の使徒と取り込まれてた魂の転生者それぞれが出会ったら、何か感じるものがあったりするのかな -- 名無しさん (2026-01-23 11:03:15)
- 凶月の里の住民は咲耶を除いて刑士郎のなり損ないってのがまさにそれなのでは? -- 名無しさん (2026-01-23 11:29:41)
- 限りなく邪悪・外道だった人物が来世で超絶お人よしの善人になって、不意に前世の行いが記憶という形で蘇ったらどうなるんだろうな? 逆パの場合とかでも -- 名無しさん (2026-02-11 16:29:53)
- 自分が不幸にした人々の転生に出会って必死に幸福に導くも感謝されるたびに心が軋み、謝罪されれば向こうはボケか何かと思って笑うという地獄が完成するんじゃない? -- 名無しさん (2026-02-11 18:01:25)
最終更新:2026年05月02日 13:10