Dies iraeのマリィエンドで蓮は多くの仲間達と死に別れで終わったが、マリィの計らいで彼らの転生先と再会した。また敵対者達も不幸な前世から恵まれた今世を歩んでいる。玲愛ルートではメルクリウスが「女神の“座”はまだ産声を上げてすらいないほど幼くて、精妙な因果の操作は困難だろう。先へ進み続ける転生のサイクルで、同時間軸上に玲愛と蓮を並ばせられる保証はない。十年か、百年か、何代巡れば成就するのか分からない」と考え、ラインハルトに手を貸すことを頼んでいる。
蓮や仲間たちの生き様に触れることでマリィは人生というものを知った。敵も味方も何かを抱いて生きている。だからこそ、そのすべてを愛したい、世界を無限の可能性で満たしたい。この法の中で人々は生まれ変わりの中で様々なことを知って、認めて、成長する。マリィ自身が今のように成長できたように。