ほし
宇宙に浮かぶ巨大な天体。惑星、恒星、衛星など。
星の環境は多種多様であり、知的生命体が住む穏やかな星もあれば、生物が生まれることもできないような壊滅的な星もある。
星と星の間には広大な距離があり、例え文明が築かれていようと相互の交流はかなり文明が発展していない限り不可能。また
人類種が住めるような環境は珍しく、テラフォーミングが必須。
純粋な科学で星間文明が築かれていたのはこの
第零神座時代のみ。
この時代には星を破壊するような兵器も存在する。現代では高コストではあるものの星を砕く行為自体はさほど難しくない。
時輪石の恩恵も加えれば難易度は簡単な部類。
第二劫暦で人類は星の
テラフォーミング技術を手入れ、その生活圏を広げていった。
人類が生活する星は大半が星霊のヴィシュヴァカルマン・システムにより管理されているため、自然災害など起こり得ない。
登場した星 |
所有国 |
星名 |
備考 |
連邦 |
霊央須弥仙戴ブラフマプラ |
連邦の首都にして主星 |
ダヌワンタリ |
始祖四種族・ダヌ族の母星 |
サットヴァ |
10年程前に教圏と連邦が争う |
帝国 |
カイラーサ |
帝国の首都にして首星 |
ヒマヴァーン |
帝国の聖地 |
アンビカ |
帝国の食糧庫 |
龍の聖櫃 |
元連邦領 |
ルドリヤ |
三大国家の緩衝国 |
スラビ |
始祖四種族・カーマ族の母星 |
教圏 |
カウストゥバ |
始祖四種族・ラトナ族の母星 |
公宙域 |
アーディティヤ |
始祖四種族・アディティ族の母星 |
光輪界 |
星霊大祭の舞台 |
公宙域とはどこの国にも属さない領域のこと。
まだ人類が宇宙進出を果たしていなかった第一
劫暦時代、確認できる限り人類が文明を築いていた星の数は28個。
中でも現生人類の起源となった4つの星は既に資源は食い尽くされており、現在はあまり一般的には重要視されていない。他の24星についても、内15星は第三劫暦で跡形もなく消し飛ばされ、残る9星も引き籠った負け犬どもの吹き溜まりと見下げているため興味や愛着を抱いている者はほとんどいない。
しかし第四劫暦で始祖四種属の母星の内、各国家の領土にあるダヌワンタリ星・スラビ星・カウストゥバ星の3つは近年裏で再開発が進められている。
撹拌時には、人類の営みがあった星で例外なく軍事的革新によって当地の歴史上最大規模の血が流れていた。
神座という世界では宇宙とは
神の肉体そのもの。故に星もまた
宇宙という生命体の一部に過ぎない。
神座世界では星もまた生命体であり、そこに生きる生命は星の細胞のようなもの。
そして一個の生命でありながら星を破壊するような頭抜けた強者も生まれることがある。
人類が住む星が宇宙の様々な場所にあることが特徴で、文明の発展度合いが中世的でありながら瞬間移動という超長距離移動手段があるため星々を跨いだ交流が行われてきた。人類が居住可能な星には月と呼ばれる天体が数や大きさに違いがあるがよく見られるとされる。
星が自我と
魂を備えるに至った『
星霊』という超生物が誕生している。
星にも
善と
悪で分けられており、基本的には善の星であれば穏やかな環境に、悪の星であれば壊滅的な環境になる。
“零”の時代から星は不変に存在し続けていたが、末期に
マグサリオンが宇宙にある全ての星を殺したことで星による神座世界と“零”の繋がりは失われたと思われる。
仮に残っていたとしても、それは星霊の消えた死の星や破壊された後の残骸だけだろう。
作中の舞台となる星は
絶滅星団サウルヴァの残骸で、死の星であるため環境が非常に悪い。
サタナイル曰く、ガイア理論では天体もまた生命である。そして星という生命のエネルギーこそが
地脈であり、神秘の象徴。
第五の塩基を持つ者はガイアという神霊的な存在へ干渉することが可能。
ソドムでは月も支配下に置き、その資源を貪っていた模様。
作中で舞台となる星は
地球。
魔術(Dies irae)の世界では、星もまた生命と解釈される。しかし人類が星の血液が流れる脈の上に、鉄道、航路、通信といった人工の網で覆っていった結果、星から神秘は失われつつある。
作中で舞台となる人類が住む星は複数存在する。しかし他星間の交流は確認されていない。
備考
関連項目
コメント
- 確か星にも命があるってセレマでは言われてたけど第三神座における星ってどんな扱いだったんだろうか -- 名無しさん (2022-09-14 12:35:34)
- 第五では宇宙開発とかしてるのかな -- 名無しさん (2023-06-23 11:47:23)
最終更新:2025年07月05日 18:39