こがたかん
神聖ミリシアル帝国海軍が保有する
魔導艦の艦種の一つ。
書籍版第4巻では随伴艦と呼称されており、ミリシアル軍は
グラ・バルカス帝国の
駆逐艦を小型艦と呼称し区別されていたが、第5巻では双方の呼称が小型艦に統一されている。
地球および
ユグドにおける駆逐艦に相当する戦闘艦艇だが、
魚雷/対潜装備が一切搭載されていない点で異なる。
魔導戦艦の様な、魔力を用いて装甲を強化する機能を有するかは作中で描写されていないため不明。
グラ・バルカス帝国との緒戦においては、ミリシアル側はグラ・バルカス側の駆逐艦を、自軍のそれと同様の艦艇であると認識し小型艦と呼称していた。
異世界の兵器たる駆逐艦が放つ魚雷の存在を知らなかったがために、航空機の雷撃も併せて大損害を被ってしまうこととなった。
ムー海軍もバルチスタ大海戦においてグラ・バルカス艦隊の駆逐艦を小型艦と呼称していたが、
オタハイト沖海戦では
ラ・カサミ改の乗員が駆逐艦と呼称している。これは
日本国から知識を得たためと思われる。
作中の現状では活躍がないが、
魔導戦列艦を主力とする下位クラスの
列強や
文明国では対抗不可能な戦力であると思われる。
名称が判明している小型艦
どちらも第1魔導艦隊の所属で、バルチスタ大海戦においてグラ・バルカス帝国軍の航空攻撃によって撃沈された。
艦名の由来は両艦ともに「鋳物」のもじりであると思われる。
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〔最終更新日:2023年10月11日〕
最終更新:2023年10月11日 21:38