EC-1

いーしーわん

日本国航空自衛隊の電子戦訓練支援機。実在する。

※出典:ウィキペディア・コモンズ(https://ja.wikipedia.org/wiki/C-1_(輸送機)#/media/ファイル:Ec1.jpg

諸元
乗員 2~5名
全長 29.0m
全高 9.99m
翼幅 30.6m
空虚重量 23.3t
最大離陸重量 38.7t
動力 P&W JT8D-9
ターボファンエンジン
2基
推力 6,600kg
性能
最大速度 M0.66(815km/h)
巡航速度 M0.53(650km/h)
航続距離 2,400km/0t
2,185km/6.5t
1,500km/8t
実用上昇限度 11,600m
最短離着陸滑走距離 600m
装備
固定武装 なし
アビオニクス J/ALQ-5改 ECM装置
注:数値は全てC-1のもの。

概要


EC-1は、国産輸送機C-1を転用して開発された電子戦訓練支援機である。
訓練用ではあるが強力なECM環境を再現する事が可能であり、ECMを行う相手を味方から敵に変えるだけで電子戦機になる。
入間基地の航空戦術教導団電子作戦群に配備されており、独特の形状を持つ機首から「カモノハシ」の愛称で呼ばれている。

原型になったのはC-1の量産19号機で、1984年に1機のみ改修された。
C-1が国産機であるため、EC-1は世界で1機しか存在しない激レア機である。
胴体内の貨物室にJ/ALQ-5 ECM装置(2011年にJ/ALQ-5改に更新)を搭載しており、妨害電波発信のため、C-1では航法レーダーを搭載している機首と貨物扉がある胴体後部に大型のアンテナが設けられている他、胴体側面の前後にそれぞれ小型のアンテナが設けられている。
また胴体の前方下部にJ/ALE-41 チャフ散布装置の搭載も可能である。

後継機


2019年1月にC-2P-1と共に電子攻撃機型を開発し、2027年度の導入を計画していると報道され、実際に令和2年度予算において「スタンド・オフ電子戦機」の開発予算が計上されている。

作中での活躍


グラ・バルカス帝国によるムー侵攻に際して、ムー西部のエヌビア基地に派遣され、キールセキに向けて侵攻する第8軍団の各部隊に対してECM攻撃を行っている。(空洞山脈の戦い第一次バルクルス基地攻撃
ムー派遣に際して、訓練用ということで設けられていたリミッターが取り外されている。

また、空自では保有する電子戦機が1機しかない事が問題になっており、何らかの対策が講じられている模様である。

随時加筆願います。

関連項目
兵器自衛隊

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  • C-1ベースで航続距離がクソ短いからムー派遣はかなり大変だっただろうな…… - 名無しさん (2020-11-16 02:13:57)
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〔最終更新日:2020年11月16日〕

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最終更新:2020年11月16日 02:27
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