たーこるいず
クルセイリース大聖王国の新飛空艦隊司令長官。
太い眉毛が特徴的で、体格も軍人らしく厳つい。
職務に忠実であり、そのためなら虐殺行為すら厭わない冷徹な人物である。
ミネートの思惑もあり、
シルカーク王国侵攻計画作戦軍の新司令に選ばれている。
シルカーク王国での外交が決裂したため、100隻もの
飛空艦大艦隊を率いて、首都タカクを灰にせしめんと息巻く。
しかし、
パーパルディア皇国の
ワイバーンロードの襲撃に遭い、その速さや火炎弾の強さに素直に驚愕するが、すぐさま対竜鳥滅殺陣の展開を指示し、余裕をもって迎撃の準備を始める。
迎撃自体は成功するが、飛空艦1隻が爆散する予想外の被害にいたたまれない悔しさを感じさせる。
航行自体には影響はないため、そのまま作戦を続行させる。
すると、次は電波無線から
日本国自衛隊からの応答を求める声が聞こえてくる。
妙な予感がしたため、応答すると曰く、このまま転進しないなら攻撃すると告げられる。
宣戦布告したのに今更の警告にイラつきを覚え、警告を無視して侵攻すると宣言し、海上艦すべてを撃沈させて降伏すらも許さず死刑宣告してしまう。
その直後、とてつもない速度の飛翔体がこちらに向かって、あっという間に飛空艦に直撃、そのまま爆散してしまう。
慌てた彼は、次が来ることを予感して、艦隊級極大閃光魔法を発射できる陣形を指示、最大最強の防空システムで迎え撃つ。のだが、3重の防空システムすらかいくぐって3発の対空ミサイルが着弾。2隻爆沈して1隻が墜落してしまう。
さらに32発の飛翔体が向かってくることを知り、フルパワーを出さなければならないと判断を下す。しかし、全力の
クルスカリバーもすべて外してしまい、防衛システムの甲斐なく全弾着弾。
艦隊喪失率は30%を超え、敗北を悟ると無念をかみしめ、全軍撤退を指示することとなる。
この惨敗で日本側の軍事力の高さを思い知り、まだ戦力がある内に講話するべきと考えるが、外交官の
カムーラは日本に関する情報を全く信じておらず、「国の大方針を一度の敗北で変えられない」という理由と、「ターコルイズが自分の失敗を隠すために、日本国が強いとでっち上げようとしている」と決め付けて反対。
軌道修正が簡単では無い事に思い悩むが、その翌朝、基地セキトメイは海上自衛隊第4護衛隊群によって壊滅状態に陥り、残っていた飛空艦の約40隻が消失してしまう。
ターコルイズは運良く生き延びるが、日本の異常な強さを前に危機感を募らせ、国を守る為に命をかける事を誓うのだった。
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〔最終更新日:2022年10月19日〕
最終更新:2022年10月19日 12:11