でゅろ
パーパルディア皇国の生産部を担う一大工業都市。パーパルディア皇国東端部の沿岸に位置している。
都市東部の沿岸部に工場が密集しており、北側・南側が居住区、西側には皇国三大基地の1つ・デュロ防衛隊陸軍基地が存在。
皇国の工業力の要であると共に、北方や南方からの侵略に備える拠点でもあり、陸軍基地のほか
戦列艦隊も存在していた。
また、
ロデニウス大陸や東部
文明圏外国の多くの出稼ぎがやってきており、その関係か人種も入り混じっている。
だが、
自衛隊の
空爆により陸軍基地および工業地帯は壊滅。切り札の
対空魔光砲も1機小破させただけで魔力切れになってしまった(この時の
BP-3Cの小破が、対日戦でパーパルディア軍が挙げた、唯一の戦果であった)。
日本の舞鶴市への直接攻撃を狙って出撃した戦列艦隊42隻も
はやぶさ型ミサイル艇2隻の前に
あえなく全滅。皇国の工業力は格段に落ち、(日本が何もしてこないという非現実的なものではあったものの)
アルデ考案の皇国軍再建計画は完全に潰え去る。
結果、勝つ可能性はおろか、敗戦を免れる可能性もゼロとなった。
3巻巻末の用語集によると、皇国崩壊後は
ドーリア共同体という都市国家の一部になったという。
ところが、工業地帯としては日本製品に太刀打ちできず、失業者が増加する状態となり、結果、日グ大戦が勃発した頃には
民意によるパーパルディア皇国への再帰属が行われることになった。
また、4巻プロローグ末にて、
デュロ空港の存在が明らかになった。ほかの第3文明圏の空港が『
魔導港』という表記に対して、デュロと
福岡だけが『空港』表記のため、日本の航空機に対応している可能性がある。
時は経ち、
グラ・バルカス帝国と日本との戦いのさなか、
帝国日本遠征艦隊本隊への攻撃を逸らすために(実質属国の)
リーム王国の
攻撃目標の一つにされてしまう。
この攻撃に関して、パーパルディア皇国は防衛のために出撃させていた。しかし迎撃には成功したのだが、被害を免れることはできず、少なくない被災を受けたと見受けられる。作中、二度も戦災を被った都市は、この地が初めてである。
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〔最終更新日:2024年09月16日〕
最終更新:2024年09月16日 23:47