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シノクロニシティ #6

 
【ひっそりと第六回】


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ーーーー(ラジオ特有のイカしたCM)
ーーーー(スジャータの時報)
ーーーー(ポップでサイケなイントロ)
『ーーー篠崎黒乃のシノクロニシティ!!(タイトルコール)』
この番組は、ご覧の通り文字を電波に乗せて提供しています。(スポンサー紹介)

みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうかー。さぁ六回目の放送となります「篠崎黒乃のシノクロニシティ」。お相手はあたくし篠崎黒乃と!ゲストの小春ちゃんです!!
春:「皆さんはじめまして、こんにちは。藤ヶ谷 小春です。よろしくお願い致します。」
黒:「わー!!なんかあれだね、小春ちゃんがいるってだけでこの空間の雅さが一段階上がった気がしますなぁ。」
春:「ふふ、お家の名に恥じぬよう、精一杯がんばります。ところで先輩、私思うのですけど、」
黒:「なんだい小春ちゃん?」
春:「2人目のゲストが私というのは些か捻りに欠k」
黒:「では早速参りましょう!」
「ズンチャズンチャ『シノクロニシティ』」(アイキャッチ)(声:小春)


黒:「さぁゲストさんがいるので、対ゲストさん用のコーナーいってみましょう!『ゲストさんへのある程度の質問ver1.0~ときどき黒乃添え~』!!わー!」
春:「わぁー!」
黒:「このコーナーは、ゲストさんへの質問をぶつけていくなかで、ときどきあたしも答えなきゃいけない質問が混ざるのでそこらは同時に答えていきましょう、という感じのやつですー。可能な限り、お答えいただければと思いますー。」
春:「なんでもお訊きくださって結構ですよー。」
黒:「頼もしい!では行きましょう、まずはフルネームと学年、または年齢をどうぞ。」
春:「はい、藤ヶ谷 小春。高校1年生です。」
黒:「パーソナリティ黒乃とお互いの関係を同時に一言でお答えください。自分から見て相手をどんな存在と思ってるか、です。んじゃぁせーのぉ」
春:「素敵な先輩です。」
黒:「頼れる後輩⋯⋯。こう、あれですな。むず痒いですなこれ。面映ゆいといいますか。」
春:「そうですね。えっと、うちの道場に通われてた頃からのお付き合いになると思うので、近所のお姉さん、という感覚もあります。」
黒:「天使のお姉さんだ!んじゃ次、趣味を電波に乗せられる範囲でお答えください。」
春:「お茶とお華でしょうか。」
黒:「雅だ!おぜうさまパない!次、特技はありますか?」
春:「特技というほどではないのですが、早口言葉が言えるようになりました。演劇の発声練習のお陰です。」
黒:「なるほどー。いま気になっていることはありますか?」
春:「購買をたまにお手伝いされてる、おかっぱのとても可愛らしい女の子がいるのをご存知ですか?彼女まだ中学生くらいだと思うのですけど、学校には行かなくていいのかなって⋯⋯。」
黒:「ぁーノエルちゃんかー⋯⋯。うん、大丈夫だから気にしなくていいと思うよ?っていうか気にしないで?さてさて最後、印象に残っているシーンとかありますか?」
春:「どのシーン、というのとは少し違うんですけど、最近、先輩が涙を流しているシーンや涙を堪えているシーンを思い返すと、なんていうか、昂ります。」
黒:「たかぶっ、ちょっ、なに!?ま、まぁ、これで質問は以上になります。お疲れ様でしたー。」
春:「ありがとうございました。ちなみにですけど、先輩の印象に残ってるシーンはどこかありますか?」
黒:「ノエルちゃんがインターホン越しに淫れてるとこ。」
春:「うーん即答ですね⋯⋯。」
「ズンチャズンズンチャ『しのくろにしてい』」(アイキャッチ)(声:小春)

黒:「さてさて今回も、ゲストさんと一緒にクロびカリの楽曲を紹介していこうかなーと思いますー。」
春:「前回は『蛍石』の紹介でしたね。では今回は?」
黒:「順当に順番通りいきたいと思います。2ndオリジナル楽曲、はいBGMどん!」
春:「ぁ、これ、動画ものすごく綺麗ですよね。細かな光がきらきらって。」
黒:「そう!たぶん一番画面作りに拘ったやつなのです。タイトルは『サンキャッチャー』。本編では一度、カリナのアコースティックアレンジが流れてますねー。」
春:「そもそもサンキャッチャーってどんなものなんですか?シャンデリアに付いているガラスの装飾みたいなものっていうのはわかるんですけど。」
黒:「って人が多いかと思いまして、今回は実物をこちらに持ってきました。聴いてるみんなに言葉だけで伝えるのは難しいなぁ。ビー玉よりもふた回りくらい大きい無色のガラス玉で、球型とは言っても、これ多面体なんだよね。何面なのかはちょっと数えられないけど⋯⋯。どう?なにか思うことない?」
春:「パッと見ただけですけど、普通のガラスよりもすごく透明感がある気がします。あとカットされているせいか、きらきらしていて。」
黒:「そう、これはクリスタルガラスでできているのです。普通のソーダガラスよりも透明度が高いから綺麗だし、屈折率も高いから水晶みたいにキラキラしているっていう。」
春:「でも、曲のタイトルは『クリスタルガラス』じゃなくて『サンキャッチャー』でしたよね?」
黒:「イエス!今回紹介する『サンキャッチャー』も恋の歌なんだけど、恋模様をサンキャッチャーの特性になぞらえて表現しているのです。」
春:「『蛍石』の劈開完全性を恋愛に重ねていたみたいに、ということでいいんでしょうか。」
黒:「うん、実はもともとこの2曲はほぼ同時に作ってて、どちらを先に公開しようねーってレベルだったのです。それで作りかけの3曲目の曲調から考えて、こういう公開順になったと。」
春:「なるほど。それで、サンキャッチャーのどんな性質が歌になっているんですか?」
黒:「説明するより先に見てもらおっか。こちらに用意したるはレンズの付いた照明器具でございまして、今回は太陽の代わりになってもらいます。スタジオの明かりをパチリと消しましてー、偽太陽スイッチオン!」
春:「わぁ⋯⋯。素敵です、プラネタリウムみたいにたくさんの光が散らばって⋯!」
黒:「音声のみだと映像が伝わらないのがラジオの難点ですが、どんな光の散らばり方をするのかはググってみてくださいー。で、すこーし注目してほしいんだけど、サンキャッチャーは透明度の高いガラスなのに、濃い影を作るよね?」
春:「言われてみれば不思議ですね。虫眼鏡で光を集めると、透明なレンズ部分も影を作るのと同じ、ですか?」
黒:「そう。サンキャッチャーに入った光はガラス内で複雑に反射して、いくつもの細かい光に分散・収束するから、サンキャッチャーが揺れるとたくさんの星が踊るように飛び回るっていう、見て楽しむインテリアなのです。風水が好きな人も買ったりするみたい。」
春:「これは、こう⋯⋯見てると欲しくなりますね⋯⋯!!」
黒:「さて、ここでその散り散りになってる小さな光をよーく見てみよう。ただの光の点ではないんだなーこれ。」
春:「ぁ、わかりますよー虹色になってますよね、角度の付いているところに映った光だとわかりやすいです。」
黒:「もちろん光源は虹色じゃないんだけど、屈折率が高いからプリズムみたいに無色の光を分光しているのだよ。というわけでまとめると、サンキャッチャーは太陽光をたくさんの小さな虹色の光にして散らすガラス玉、なのです。こう纏めるとこんなに長々と尺を使った意味がよくわからなくなるねぇ⋯⋯。まぁそんなようなとこを恋愛と重ねていると。」
春:「『蛍石』の主人公は蛍石そのものに喩えられてましたけど、『サンキャッチャー』の主人公はサンキャッチャーそのものにあたるんですか?」
黒:「曲を知ってるのに的確な質問を投げてくる小春ちゃん素敵⋯⋯!!この曲は『“太陽”みたいな意中の相手を、“眩しすぎて直視できない”主人公が、サンキャッチャー越しになら“太陽”のことをよく知れるんじゃないかな』って空想する歌だから、主人公が何かに喩えられてるわけではありませんー。だからサンキャッチャー自体のことをよく知らなくても歌詞の意味につまづくことはないんだよね。」
春:「ぁ、なるほど、確かに『どんな角度から見たら 君の心が見える』とか『本当はどんな色してる』とか何気ない歌詞も、実際にサンキャッチャーを見ると受け取り方が変わりますね。こう、光が虹色になっていろんな方向に散り散りになることを重ねてるってことですよね?」
黒:「そう、主人公はサンキャッチャー越しに相手を直視する気はなくって、サンキャッチャーが偏光させた沢山の光の粒を眺めたいわけです。目的はもちろん相手のことをよく知るためなんだけど、主人公の気質が見え隠れする部分ですなぁ。で実はね、この歌にはちょっとしたアンチテーゼみたいなのが含まれているんだけど。」
春:「そうなんですか!?ぇ、どんな主張なんですか、気になります私。」
黒:「この主人公にはさ、きっとサンキャッチャーなんて必要ないんだよ。」
春:「唐突に根っこから否定しますね!?」
黒:「うん、そもそもスタートラインが『意中の相手』だよ?そんな片想いを自覚した状態で、相手を細分化してみたとこでさ、ハードルだだ下がりで結論変わらない気がしない?」
春:「それはなんとも、正論ですけど些かぶっちゃけてませんか?」
黒:「致命的に認可できない要素が見つかるなら意味あるかもだけど、この主人公の立ち位置だと、よっぽどこのサンキャッチャー越しに相手を見ることは『好きなところ』と『許せるところ』を確認する、自分の愛の認知作業でしかない可能性が大なわけだよ。」
春:「なるほど、主人公が本当は何を知りたいのかと言うと、自分の愛の確からしさだと。」
黒:「つまり、関係を発展する勇気がないから、サンキャッチャー越しに自分の愛を確認する幸せな時間をこのまま続けていきたい、というぐだぐだな主人公なのでは?という。」
春:「ぁ、でもわかります、そういうの。片想いの時期が一番もどかしくて、一番幸せなんですよね。」
黒:「もし関係が発展すると、期待と不安は反転するから、一概にどちらが正解とは言えないものだよね、当事者以外。だから主人公は最後に訊いてるわけです、『お願い おしえて サンキャッチャー』と。」
春:「なんていうか、想像以上に深いですねこの歌!?先輩らしいと言えばらしいですが、サビのキャッチーなメロディとの裏腹加減がすごいと言いますか⋯⋯!」
黒:「随所に残した曖昧な表現からいろいろ類推していただければと思いますー。蛇足だけど、CサビだけAサビBサビとはメロディに変化があるせいで、クロびカリ曲の中で一番高音を要求されるのはこの歌だったりします。高すぎて出ないよって人は、AサビBサビのメロディでも韻が踏めるようになっているのでそちらで重ねて回避するって裏技がありますよー。」
春:「いつかカラオケで歌えるようになったりするでしょうか?」
黒:「んーもともと『歌ったり踊ったり弾いたりしてみた』って名目だしねぇ、別のうp主さんが歌ってみた動画を上げてくれたことはあるけど、カラオケ配信は実現するかなぁ⋯⋯?淡い期待を抱くことにして、動画はようつべとニコニコにアップされてますので、興味のある方は観てみてくださーい。mp3へのリンクも貼ってありますよー。」
春:「曲が気に入られた方は、高評価やマイリストも是非お願い致します。」
黒:「では今回の曲紹介はーおしまいっ」
「ズン⋯⋯チャ!!『シノ!クロ!ニシティ!』」(アイキャッチ)(声:小春)

黒:「さぁお別れの時間が近付いてきました。いかがでしたでしょうか「篠崎黒乃のシノクロニシティ」第六回目。お相手はあたくし篠崎黒乃と、本日のゲスト、藤ヶ谷小春さんでしたー!」
春:「わー!ありがとうございましたー、緊張しましたけど楽しかったですー。」
黒:「それはよかった、よければまた遊びに来てねー。」
春:「はい、お呼び頂ければ、是非。それまでに私もお気に入りのサンキャッチャーを探しに行こうかと思います。」
黒:「ぁ、一緒に行こうよそれ。電車乗らなきゃいけないけど、良いお店知ってるよ?」
春:「それはありがたいです。もしよければ、栗原先輩も御一緒に。」
黒:「みんなでお出掛けしますかー。ハイ。というわけで今日のお別れのナンバーは、改めてクロびカリで『サンキャッチャー』。今日は1コーラスお届けいたしますー。それでは皆さんまた次回お会い致しましょう。」
黒&春:『ばいなりー!』

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ーーーー(曲フェードアウト)
ーーーー(行ってみようよ、名古屋トヨペット、てれれれレー!)
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最終更新:2019年02月02日 21:12
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