武者機兵
かつて二十年に渡って続いた月代大戦と呼ばれる照日の国を二つに分けた大戦中に開発された人型兵器の総称。大きさは肩高15メートル前後。例外なく全ての機兵はコクピットが頭部に設けられている。そのため機兵は首を落とせば行動不能となる。
また始動には鍵札(キー)が必要で、敵機兵のキーを獲れば戦功として承認される。
かつて二十年に渡って続いた月代大戦と呼ばれる照日の国を二つに分けた大戦中に開発された人型兵器の総称。大きさは肩高15メートル前後。例外なく全ての機兵はコクピットが頭部に設けられている。そのため機兵は首を落とせば行動不能となる。
また始動には鍵札(キー)が必要で、敵機兵のキーを獲れば戦功として承認される。
団体戦を除いた場合、機兵は機兵でしか対抗できない存在であり、機兵同士の戦闘は決戦となる。通常兵力同士の戦闘は敵勢力の機兵数等を把握するまでの時間稼ぎである。敵勢力よりも自勢力の機兵数が上回れば機兵戦闘に移ることで勝算が非常に高いものになるし、逆に下回ると自軍に特別強い機兵がない限りは撤退が賢明となる。この判断に時間を要するとそれだけ一般兵に被害が大きくなってしまう。
旧世代機 :月代大戦時に開発された機兵。燃料効率は悪いが強力なエンジンを積んでおり現役で使用できるような機兵もある。
第一世代機 :三国戦争初期に用いられた機兵。新たに開発されたエーテルドライブエンジンにより長時間の運用が可能になった。
第二世代機 :1545年に開発された機兵。装甲材やフレームの見直しが行われ、武装に強力な重火器が用いられるようになる。
第三世代機 :三国戦争末期に投入された機兵。エーテルを用いた武装を装備した強力な機兵が多い。
第一世代機 :三国戦争初期に用いられた機兵。新たに開発されたエーテルドライブエンジンにより長時間の運用が可能になった。
第二世代機 :1545年に開発された機兵。装甲材やフレームの見直しが行われ、武装に強力な重火器が用いられるようになる。
第三世代機 :三国戦争末期に投入された機兵。エーテルを用いた武装を装備した強力な機兵が多い。
高津工房(たかつ)
白津お抱えの工房、局地戦闘特化型や大艦巨砲主義な尖った機兵が目立つ。
工房長の高藤秀真(たかとうほつま)は何故か紅き虎と呼ばれた機兵「殲虎王」を保持している。
工房長の高藤秀真(たかとうほつま)は何故か紅き虎と呼ばれた機兵「殲虎王」を保持している。
第一世代機兵
伯鉄(はくてつ)
とにかく弱い量産機。生産コストを抑えて数で押すタイプの機体。白桜が採用されてからは動く棺桶扱いされるあわれな機兵。
白桜(びゃくおう)
雷電の高津工房製造バージョン。
甲冑や兜が違う為外見は殆ど違う物となっている。フレームの汎用性に優れており多くのカスタマイズ機を天元武士団や一般兵達が多く使用した。
甲冑や兜が違う為外見は殆ど違う物となっている。フレームの汎用性に優れており多くのカスタマイズ機を天元武士団や一般兵達が多く使用した。
第二世代機兵
伯銀(はくぎん)
白桜で得た戦闘データを元に伯鉄を改修した機体。エンジンの出力などが見直され全般的に性能が向上しており、後方支援機としてのチューニングが施されている。武装は新たに開発されたフリントロック式の銃を装備している。
白野威 (しらのい)
重装甲の武者騎兵。天元武士団に二十六騎が配属されている。重装甲を纏った機兵で拠点守護が主な任務。
第三世代機兵
天元騎兵「遠呂智」 (てんげんきへいおろち)
軽装で出力を上げたピーキーな機体で天元武士団にたったの六機しか存在しない。(本当は七機あったのだが一機所在不明となっている)
機体色は白地に別の色のラインが入るが全ての機体でラインのカラーリングが異なる。
凄まじい戦闘速度を誇り高速戦闘では右に出るものはいないが、徹底した軽量化のため装甲は薄く、背面側の装甲は全く無い。そのため恐ろしく脆く非常に高度な操縦テクニックを要求される。
それ故にこの機体に搭乗できる者は畏敬の念を込めて「オロチを制す者(スサノオ)」と呼ばれている。
天叢雲と呼ばれる強力な実体剣は本体のジェネレーターから直接エネルギーを供給するもので、重装機兵を一太刀で切り伏せるほどの威力を持つ。
機体色は白地に別の色のラインが入るが全ての機体でラインのカラーリングが異なる。
凄まじい戦闘速度を誇り高速戦闘では右に出るものはいないが、徹底した軽量化のため装甲は薄く、背面側の装甲は全く無い。そのため恐ろしく脆く非常に高度な操縦テクニックを要求される。
それ故にこの機体に搭乗できる者は畏敬の念を込めて「オロチを制す者(スサノオ)」と呼ばれている。
天叢雲と呼ばれる強力な実体剣は本体のジェネレーターから直接エネルギーを供給するもので、重装機兵を一太刀で切り伏せるほどの威力を持つ。
塞翁工房(さいおう)
無名の弱小工房からの最大の工房へとのし上がる
第一世代機兵
ろ-壱型「雷光」(らいこう)
新鋭の工房、塞翁工房が紅明連合国に持ち込んだ機兵。
容易なメンテナンス性と安定した性能を認められ紅明連合国主力兵器として採用される。
しかしエンジン出力が追いついておらず運動性能を最大限に発揮できなかった。そのため紅明連合国は機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。
容易なメンテナンス性と安定した性能を認められ紅明連合国主力兵器として採用される。
しかしエンジン出力が追いついておらず運動性能を最大限に発揮できなかった。そのため紅明連合国は機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。
ろ-弐型「雷電」 (らいでん)
塞翁工房が開発した、大陸初の共通規格方式を採用した量産型武者騎兵。「雷光」のダウンサイジング機で、13.5mと小型ながらも出力は雷光と変わらぬまま、機体バランスを見直され生産性をより向上させた傑作機。
個人での機能拡張を許す自由度の高いフレームゆえにロールアウトから十年経った後でも多くの発展・改良機が登場している。(一説によると同一フレームの機体を合わせると総生産数は一万機以上と言われる)
かの高名な天里国の武将、天之川紀彦も「雷電」を改造した専用機「激震丸」を駆り、降魔平原における合戦で「単機で三十機以上撃破」という前代未聞のスコアを挙げた。
腰に下げた一振りの実刀が基本兵装となる。作戦の次第によりそれ以外の武装は多岐に渡る。
この機兵の活躍により大陸から塞翁工房の名を知らぬものは消えさった。
紅明連合国以外にも多くの国でライセンス生産や輸出も行われるようになり、同一フレームの機兵を天里国や白津国など他の多くの国家が使用した。
個人での機能拡張を許す自由度の高いフレームゆえにロールアウトから十年経った後でも多くの発展・改良機が登場している。(一説によると同一フレームの機体を合わせると総生産数は一万機以上と言われる)
かの高名な天里国の武将、天之川紀彦も「雷電」を改造した専用機「激震丸」を駆り、降魔平原における合戦で「単機で三十機以上撃破」という前代未聞のスコアを挙げた。
腰に下げた一振りの実刀が基本兵装となる。作戦の次第によりそれ以外の武装は多岐に渡る。
この機兵の活躍により大陸から塞翁工房の名を知らぬものは消えさった。
紅明連合国以外にも多くの国でライセンス生産や輸出も行われるようになり、同一フレームの機兵を天里国や白津国など他の多くの国家が使用した。
は-参型 馬廻騎兵「紅大山」(うままわりきへいくれないだいざん)
紅明連合国において「馬廻り衆」と呼ばれる一部の高級武官にのみ搭乗が許されている第一世代最後期の機兵。
真紅の甲冑を纏った当機は当時塞翁の工房の技術と魂の結晶であり、また国のシンボル的な機体であった。
これまでに開発されたどの武者騎兵よりも防御力に優れており、どのような攻撃を受けても決して倒れない、〝戦場において大将首を絶対に獲られない機体〝を目指して設計された。
極限まで防御力を求めた結果として機動力は大幅に水準を下回るが、「機馬(きば)」と呼ばれる機械仕掛けの巨大な軍馬ユニットと連結することによって弱点を補っている。
指揮官が搭乗することを大前提として設計されたため、情報処理と防御力には長けるが、総合的な戦闘力は凡庸の域を出ない。 また機馬と紅大山の両機を手動で操作しなければならないため、並大抵の繰手には性能を引き出すことは難しい。
しかし数少ない紅大山への搭乗を許可されている武官の中でも、最も紅大山の重装甲と機馬の機動力を生かした紅大山の真の戦闘スタイルである馬上槍(騎馬と連結した状態での戦闘)を得意とする七人の達人は「紅大山七本槍(くれないだいざん・ななほんやり)」と呼ばれている。
真紅の甲冑を纏った当機は当時塞翁の工房の技術と魂の結晶であり、また国のシンボル的な機体であった。
これまでに開発されたどの武者騎兵よりも防御力に優れており、どのような攻撃を受けても決して倒れない、〝戦場において大将首を絶対に獲られない機体〝を目指して設計された。
極限まで防御力を求めた結果として機動力は大幅に水準を下回るが、「機馬(きば)」と呼ばれる機械仕掛けの巨大な軍馬ユニットと連結することによって弱点を補っている。
指揮官が搭乗することを大前提として設計されたため、情報処理と防御力には長けるが、総合的な戦闘力は凡庸の域を出ない。 また機馬と紅大山の両機を手動で操作しなければならないため、並大抵の繰手には性能を引き出すことは難しい。
しかし数少ない紅大山への搭乗を許可されている武官の中でも、最も紅大山の重装甲と機馬の機動力を生かした紅大山の真の戦闘スタイルである馬上槍(騎馬と連結した状態での戦闘)を得意とする七人の達人は「紅大山七本槍(くれないだいざん・ななほんやり)」と呼ばれている。
第二世代機兵
ろ-伍型「雷鎚」(いかづち)
重装の騎馬武者であったが、この時代の戦のニーズに合わず(実体弾からビーム兵器へと武器が変移した為)わずか九機が試作されたのみで開発が打ち切られた。
第三世代機兵
ろ-拾壱型「雲雷海」(うんらいかい)
紅明連合共和国の依頼を受けて塞翁工房が製作した雷槌の後継機。
紅大山を上回る重装甲を誇る雷槌の、更に上を行く防御力を要求されるとあって開発は難航したが、
専用のエーテルコア「紅魂」を用いた大型エーテルドライブの大出力に加え、機馬との連結機能を排除し、武者本体の下半身をケンタウロスタイプの四脚にする事によってエンジンパワーの伝達率を向上させることに成功し、旧来の軽装武者をも遥かに上回る機動力を実現した。
更に合金装甲による防御性能の向上に限界を悟った塞翁は、新技術エーテルコーティング装甲を開発。「ろ-八型」から「ろ-拾型」をエーテル装甲実用化に向けた内部試験機としてその一切の情報を公開せず、ろ-拾壱型「雲雷海」を完璧な完成品として紅明連合共和国に献上した。
紅明連合は「雲雷海」三十六機をもって馬廻り衆赤備(うままわりしゅうあかぞなえ)として第三次荒花ヶ原の戦いで大半を失った馬廻り衆を再編し、赤備の隊長に着任した3人の旧七本槍は以後「紅明三神将」と呼ばれる。
紅大山を上回る重装甲を誇る雷槌の、更に上を行く防御力を要求されるとあって開発は難航したが、
専用のエーテルコア「紅魂」を用いた大型エーテルドライブの大出力に加え、機馬との連結機能を排除し、武者本体の下半身をケンタウロスタイプの四脚にする事によってエンジンパワーの伝達率を向上させることに成功し、旧来の軽装武者をも遥かに上回る機動力を実現した。
更に合金装甲による防御性能の向上に限界を悟った塞翁は、新技術エーテルコーティング装甲を開発。「ろ-八型」から「ろ-拾型」をエーテル装甲実用化に向けた内部試験機としてその一切の情報を公開せず、ろ-拾壱型「雲雷海」を完璧な完成品として紅明連合共和国に献上した。
紅明連合は「雲雷海」三十六機をもって馬廻り衆赤備(うままわりしゅうあかぞなえ)として第三次荒花ヶ原の戦いで大半を失った馬廻り衆を再編し、赤備の隊長に着任した3人の旧七本槍は以後「紅明三神将」と呼ばれる。
ろ-拾弐型「白雷角」(びゃくらいかく)
第三世代機の量産機兵
に-拾型「凱火」(がいか)
小型の超重刀「フレアダガー」が搭載された量産機兵。その威力で多くの武者騎兵を屠った。
国真工房(くにざね)
銃器類の製作を得意とする
夢月工房(むげつ)
元華国所属の職人集団。エーテル技術に特化した研究開発を行っていたが、華国がそれに満足せず、エーテルを上回るような更なる技術革新を要求したため離反。その後は蒼樹国のお抱えとなり、エーテル技術の最先端を行く。
第三世代機兵
水弧(すいこ)
瑠璃鋼(るりはがね)と呼ばれる偏光金属を使った、紅明連合とは別の技術を用いたエーテル装甲を持つ機兵。
夢幻(むげん)
蒼樹国に渡ってからの九条咲耶の乗機となる機体。その正体は現在所在不明扱いの遠呂智であり、夢月工房で改修を受けた折に咲耶意外に誰も乗りこなせないであろうチューニングを施され完全な専用カスタム機へと変貌している。
赤いラインはそのまま残ってはいるが白津の象徴的であった白いカラーリングから漆黒へと塗り替えられている。
装甲面積が若干増えはしたが偏光金属を積載させる構造を用いた装甲の恩恵で機体のスピードは遜色ない。
夢月工房によりもたらされた長大な刀身を持つ専用武器、物干し竿は、天叢雲を改良した武装で天叢雲とは違い本体ではなく武器側に搭載されたエンジンからエネルギーを刀身にチャージ出来るようになっている。
赤いラインはそのまま残ってはいるが白津の象徴的であった白いカラーリングから漆黒へと塗り替えられている。
装甲面積が若干増えはしたが偏光金属を積載させる構造を用いた装甲の恩恵で機体のスピードは遜色ない。
夢月工房によりもたらされた長大な刀身を持つ専用武器、物干し竿は、天叢雲を改良した武装で天叢雲とは違い本体ではなく武器側に搭載されたエンジンからエネルギーを刀身にチャージ出来るようになっている。
一ヶ谷工房(いちがや)
刀剣制作を生業とした技術者達が集まっている。
第二世代機兵
骸竜鬼(がいりゅうき)
髑髏のような面をした機兵。蒼樹国に初期生産型二機が送られた。
漆黒の大太刀「大黒戒」を装備している。
漆黒の大太刀「大黒戒」を装備している。
八房(やつふさ)・白桜二式(びゃくおうにしき)
白津国で採用され白桜二式の名を与えられる。
雷電で蓄積されたノウハウに加え、一ヶ谷工房がもつ機兵データを結集して開発されている。コスト削減の為に高価な装甲材などは使用されていないが、運動性と機動性は優秀で操縦性と整備性にも優れており、量産機としては申し分無い性能を持っている。
雷電で蓄積されたノウハウに加え、一ヶ谷工房がもつ機兵データを結集して開発されている。コスト削減の為に高価な装甲材などは使用されていないが、運動性と機動性は優秀で操縦性と整備性にも優れており、量産機としては申し分無い性能を持っている。
天ヶ島工房(あまがしま)
銀海市の工房。名だたる豪商が集まる街だけに、強力な機兵を何体も建造している。
第三世代機兵
覇邪鳳(はじゃのおおとり)
背中から生えた二対四枚の翼が印象的な武者騎兵。それぞれ射撃用と格闘用の武装を内蔵しており、まるで阿修羅の腕のように獲物を狙って暴れ回る。
並列エーテルエンジンを試験的に搭載することで、エネルギー効率の飛躍的な向上を実現。
ついでに翼の基部にエーテルリフレクトフィールドまで実装されている最新鋭機。
並列エーテルエンジンを試験的に搭載することで、エネルギー効率の飛躍的な向上を実現。
ついでに翼の基部にエーテルリフレクトフィールドまで実装されている最新鋭機。
火颶耶(かぐや)
覇邪鳳の同型機。深紅のカラーリングと四つのカメラアイ以外本体の構造で異なるところはないが、武装にリニアレールキャノンが追加されており遠距離戦仕様に重きを置かれたものとなっている。
小鴉丸(こがらすまる)
覇邪鳳の同型機だがこちらは漆黒に塗装されており目が一つのモノアイタイプで、エンジンと装甲材が他の二機とは異なっている。
純粋に単機での殲滅力を求められたチューニングを施されており、大変扱いにくい機体となってしまっている。また試験的に用いられた直列エーテルエンジンのバランスの悪さの為にエネルギーの消費が異常なまでに大きく、戦闘行動時間が極端に短いのが欠点となっている。しかしそれでもなお銀海市が誇る最強の駆逐型機兵であることには変わりなく、会合衆の判断で街の安全を脅かす外敵や商いの邪魔になる相手には容赦なくこの機兵が投入される。
純粋に単機での殲滅力を求められたチューニングを施されており、大変扱いにくい機体となってしまっている。また試験的に用いられた直列エーテルエンジンのバランスの悪さの為にエネルギーの消費が異常なまでに大きく、戦闘行動時間が極端に短いのが欠点となっている。しかしそれでもなお銀海市が誇る最強の駆逐型機兵であることには変わりなく、会合衆の判断で街の安全を脅かす外敵や商いの邪魔になる相手には容赦なくこの機兵が投入される。
真珠工房(しんじゅ)
50年以降に登場する新鋭の工房
第三世代機兵
雪月花シリーズ
真珠工房の設計した機兵。他の工房との共同開発。塞翁工房の開発した多重積層フレームに無月工房の拡散偏光装甲を使用。エンジンは並列エーテルエンジンを搭載という当時の最新技術が惜しみなく盛り込まれた超高性能機。三国同盟が産んだ奇跡の機兵と言われる。
雪姫(ゆきひめ)
細身で女性的な外見をした美しい武者機兵。白津を象徴するような純白の装甲を持ち、肩には天元武士団の旗印である桜花の紋が入っている。
一ヶ谷工房の長、坂東豪龍斎が打った業物、剛刀「冥哭」を装備している。
九条咲耶に渡されるはずだったが、咲耶が夢幻を降りる気はなかったので最終的に風埜宮武仁の乗機となった。
一ヶ谷工房の長、坂東豪龍斎が打った業物、剛刀「冥哭」を装備している。
九条咲耶に渡されるはずだったが、咲耶が夢幻を降りる気はなかったので最終的に風埜宮武仁の乗機となった。
雪崩姫(なだれひめ)
雪姫に雪崩武装(アヴァランチユニット)と呼ばれる高機動オプションを追加したもの。機体各部に大容量のエーテルコンデンサが追加されており、チャージされたエーテル粒子を一気に放出することで爆発的な加速力を発揮する超近距離戦仕様。反面、粒子消費量が激しい上に最充填に一時間を要するため、短時間での連続使用は不可能となっている。
機体名称は、進路上の敵を雪崩の如く一瞬で蹴散らす姿になぞらえて付けられた。
機体名称は、進路上の敵を雪崩の如く一瞬で蹴散らす姿になぞらえて付けられた。
朧月(おぼろづき)
狐花(きつねばな)
阿沙美工房(あざみ)
六十年前の照日国と月代国の戦争(月代大戦)時に照日国の機兵生産を一手に担った工房。
旧世代機兵
大神機「天照」(たいじんきあまてらす)
白津の旗騎。
白津国の象徴のような見目麗しい白銀の装甲を持つ、六十年前の月代大戦の折りに建造された武者騎兵。
鷲谷鴉が九条より直々に授けられた終生の乗機。
エーテルドライブエンジンの原型となった三連ラディカルエーテルエンジンを積んだ機体。(機体サイズが20mと大きいのはそのため)
エーテルドライブよりも強力な駆動方式であり(燃費は最悪で作戦行動時間は四分の一程度だが)その機体性能は製造より六十年が経過した現在でも一線を張る武者騎兵と比べても遜色ない。
大弓「征神日輪」の有効射程は18キュロスにも達し、旋我連山での会戦においては天才軍師、獅堂狼の協力もあり一号山に陣取った天照が強力無比な狙撃を繰り返した結果、八倍の戦力で攻め込んだ紅明連合を追い返す華々しい戦果を挙げた。
白津国の象徴のような見目麗しい白銀の装甲を持つ、六十年前の月代大戦の折りに建造された武者騎兵。
鷲谷鴉が九条より直々に授けられた終生の乗機。
エーテルドライブエンジンの原型となった三連ラディカルエーテルエンジンを積んだ機体。(機体サイズが20mと大きいのはそのため)
エーテルドライブよりも強力な駆動方式であり(燃費は最悪で作戦行動時間は四分の一程度だが)その機体性能は製造より六十年が経過した現在でも一線を張る武者騎兵と比べても遜色ない。
大弓「征神日輪」の有効射程は18キュロスにも達し、旋我連山での会戦においては天才軍師、獅堂狼の協力もあり一号山に陣取った天照が強力無比な狙撃を繰り返した結果、八倍の戦力で攻め込んだ紅明連合を追い返す華々しい戦果を挙げた。
普段は封印されておりその封印を解く鍵を持っているのは鷲谷ただ一人である。鷲谷は今の技術では交換できるエーテルコアが存在しないことを知り、滅多にこの機兵の封印を解くことはない。
守竹工房(かみだけ)
六十年前の大戦時に月代国に機兵を献上していた工房。伝説と呼ばれる強力な機兵を数多く残した。
旧世代機兵
月詠(つくよみ)
黒剣虎(こくけんこ)
砲撃特化の機体で全身武器庫のような圧倒的な火力を持つ機兵。赤と黒の禍々しい姿をしている。
殲虎王(せんこおう)
格闘戦に特化した機兵で両腕に爪状の溶断破砕武器を装備している。
燦虎王(さんこおう)
高速戦闘特化の機体