登場人物一覧(メダロット再)
主人公とその周辺人物
六葉家
六葉(ろくよう)カガミ
本作主人公の21歳の青年。
全メダロットシリーズの中でも最年長にして、最も重い過去を背負った主人公である。
12年前(9歳)の頃に
両親を事故で失い、妹のアオイ共々幼馴染みの千鳥家の支援を受けて生活する。
10際の誕生日にヘイジから誕生日プレゼントとしてもらった
メダロット、メタビーを手に
ロボトルを始め、
世界大会ジュニアチャンピオンになったほどだった。
だがその2年後、
ロボトル中の事故でアオイを失い天涯孤独の身となり、同時にメタビーを封印してしまう。
それから9年間引きこもり生活を続けていたが、マモリの誘拐に伴って相棒だった
メタビーを再起動し、世界大会に出場し優勝すべく
ロボトルに復帰。
当初は
アオイを失ったトラウマからマトモに指示を出せずにいたためメタビーが勝手に戦って勝利していた。
だがワラビとの出会いでトラウマを乗り越え、何とかロボトル
世界大会日本代表の切符を掴んだ。
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世界大会決勝以降の動向 |
世界大会決勝では第1回戦でガイ、第2回戦でジャラス、準決勝でロータスと対決し彼らを打ち破り決勝戦に進出した。
だが、その矢先に レアメダル盗難事件が起こってしまう。
ホリーを通じて、マモリを誘拐した何者かから穂長がレアメダルを持っていることを知り、何者かからの指示でそれを手に入れるべくHYUGA本社に向かう。
そこに居合わせたロータスから、レアメダルと亡き父に関するある事実を知った。
そして、マモリを誘拐しレアメダルを求める何者かとの廃ビルでのロボトルにロータス、カツマ、アルカンシェル、ガイの世界大会決勝出場者達と共に挑む。
その末に、一連の事件の元凶であるリンドウと対峙。
マモリの解放は果たしたものの、リンドウの計画を阻止すべく再び彼の元に向かおうとする。
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基本的に頭の回転は早く、勝負強さと戦略眼
、そして悪知恵は本物。
だが時々、相手
メダロットの行動を読み違えてしまうという抜けたところもある。
また、思い悩みやすい一面もあり
メタビーからそれを指摘されている。
ちなみにカガミほどではないにしても、漫画版naviの
カスミやゲーム版7の
アズマの様に、過去に何らかの悲劇を経験した主人公が存在しなかったワケではない。
六葉アオイ
カガミの妹で故人。
9年前に
ロボトルの最中に事故で死亡する。
+
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アオイの死の遠因 |
アオイの死の遠因は、リンドウがレアメダルを取り戻そうと、カガミとアオイをさらったことにある。
リンドウの元から脱出しようと、彼のメダロットと戦う中で建物の崩落が起こり、アオイは死亡してしまう。
なお、リンドウもこの時、顔に火傷を負っている。
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六葉マリ
カガミの母で故人。
イオリ同様のゲーム開発の才に溢れた豪快な人物。
仕事は新婚旅行の最中だろうとしっかり上げてくる。
学生時代にHYUGAをイオリと穂長と共に立ち上げる。
その後イオリと学生結婚し、カガミとアオイの二児を設ける。
カガミが9歳の頃、事故で死亡した。
なお、穂長によれば勘当同然で家を飛び出していたとのことである。
+
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マリの家族関係について |
旧姓は虎杖(いたどり)で、実はツバキの妹。
かつては父リンドウの研究を手伝っていたが、衝突することが度々あり、家を出ている。
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六葉イオリ
カガミの父で故人、眼鏡を着用した明るい男性。
行動力と才能に溢れているが、行き当たりばったりな一面があるのが欠点。
学生時代にHYUGAをマリと穂長と共に立ち上げる。
その後マリと学生結婚し、カガミとアオイの二児を設ける。
カガミが9歳の頃、事故で死亡した。
彼もまた親族を失っている天涯孤独の身で、図らずも自身の子供を同じ境遇にしてしまった。
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生前の動向 |
生前イオリは謎のレアメダルを何者かに送りつけられていたが、それを調べようとしていた矢先にマリ共々事故死してしまう。
その前後に起こった出来事は、謀殺であることを匂わせていたが、リンドウの態度などからはその死の真相は不明であった。
また、ロータスとは彼の会社のゲームのローカライズを巡って公私共に交流があった。
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千鳥家
千鳥マモリ
本作のヒロインで、カガミの幼馴染み。
父ヘイジと母ツバキ共々、カガミとアオイに実の家族の様に接していた。
カガミがアオイを失い自暴自棄になったことで冷たい罵声を浴びせられても、彼を心配する気持ちは決して薄れることはなかった。
だが21歳になったある日、突如として何者かに誘拐されてしまう。
表向きはとある村の大学に行っていることにされているが、ヘイジはそれを疑っている。
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誘拐事件の真相 |
マモリはツバキからとあるビルの一室でメダロットに関する研究をする様に言われ、そこに滞在していた。
ツバキはそれを利用して、彼女を誘拐したと偽りカガミにレアメダルの入手をさせようとしていた。
だが、カガミが着いた時には彼女の姿はその階にはなかった。
ツバキの父ーーマモリの母方の祖父リンドウによって、その上の階に囚われてしまった。
カガミがリンドウにレアメダルを渡したことで、マモリは無事に解放されることとなった。
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使用
メダロットは
ホリー。
ちなみに誕生日は
カガミと同じで、ホリーもこの時のプレゼントである。
千鳥ツバキ
マモリの母。
明るい性格で人懐っこく、世界大会に出場したカガミに往来で人目もはばからず抱きついてしまうほどの女性。
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物語後半における行動 |
ところが、廃ビルで誘拐犯チームとのロボトルの最中に、カガミ達とヘイジの前に現れる。
そのまま、カガミに対してレアメダルを賭けてのロボトルを挑んできた。
実は彼女はマモリを巡る一連の事態の真犯人、実父リンドウの協力者で、旧姓は虎杖。
マモリをとあるビルに連れて行き、メダロット研究をさせていた。
その一方で、ホリーを利用してカガミにマモリを誘拐したと偽って、レアメダルを入手させようとしていた。
つまりはマモリの誘拐事件は、彼女とリンドウによる狂言誘拐だった。
この他にも、妹マリの監視のため六曜家の隣に引っ越してもいる。
ヘイジはツバキの行動を知らず、何故この様なことをしているのか解らないと困惑していた。
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千鳥ヘイジ
マモリの父。
妻のツバキとは異なり口数はあまり多くない。
だが
娘はもちろん、カガミも大切な家族として思っており、根は優しい男性。
職業は、
メダロット研究所で一部門を任されるほどの優秀な
メダル研究者。
ロボトル世界大会の優勝賞品の
レアメダルの初期調査にも携わっていた。
カガミに
メタビー、マモリにホリーをプレゼントした。
カツマにもほぼ同時期に
ロクショウの
パーツをプレゼントしていた。
実はこの
パーツは、全て彼の手でカスタマイズされた特別品である。
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物語後半における行動 |
廃ビルで誘拐犯チームとのロボトルの最中に、突如カガミ達の前に現れた。
ホリーのアイカメラが何者かによって交換されていたことに気づき不審に思い、ホリーに探知機を取り付けたことが理由である。
こうして廃ビルに辿り着いたヘイジは、 ムシャビートルと カイレンのパーツ一式をカガミとカツマに渡している。
そして、誘拐事件に自身の妻ツバキと義父リンドウが関わっていたことを知ってしまうのだった。
また、ヘイジはメダルの再成長の過程を観測する研究、メダロット再計画を進めていた。
カガミのメタビー、マモリのホリー、カツマのロクショウに与えたパーツは、全てこのためのものだった。
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虎杖(いたどり)リンドウ
ツバキの父にして、マモリの祖父。
ヘイジに対してはすでに死亡したと伝えられていたが、実は生きていた。
口髭に長く伸びた髪、そして火傷の跡の残る右顔面が特徴。
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リンドウの過去 |
実はリンドウこそが、本作で起こったマモリ誘拐事件の元凶である。
かつてリンドウは、人工知能研究を行なっていた。
政府からの出資もあって、彼は人工知能搭載ロボット、ロボロボ君を完成させた。
ロボロボ君はタイ出身のガイも欲しがったほどの人気商品となったが、その矢先にメダロットが発表された。
元より自我をもつメダロットの存在によって、プログラムで言葉を話すにすぎないリンドウのロボロボ君は露骨に比較されてしまう。
結果として資金援助は打ち切られ、研究所は閉鎖。
彼の元から同僚の研究者も姿を消し、リンドウの手元には、娘以外では負債しか残らなかった。
コレが原因となって、リンドウはメダロットに対しての憎悪を抱いたのだった。
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リンドウの作中での行動 |
その中でもリンドウは、研究者としての興味からメダロットを研究し続け、メダルの リミッターに脆弱性があることを突き止めた。
メダロットの悪用を阻止するために、リンドウはヴィリオン遺跡から発掘された レアメダルを利用せんとした。
メダルの脆弱性の指摘と対策の発表で、人工知能研究で失った地位を取り戻す。
それが彼の、メダロットに対しての復讐であった。
メダロットが制御不能になる前に、メダロットを人間が制御出来る様にする、それがリンドウの主張である。
その主張自体は一見すると、善人に思える。
だがアオイの死の遠因を作り、孫マモリの狂言誘拐、娘ツバキやその夫ヘイジ、そしてカガミや彼に協力したメダロッター達と多くの人間を苦しめている。
さらにリンドウの計画は、レアメダルを利用してのメダロットーーメダルから自我を奪うものでもあり、その点でも独善的かつ社会的には悪人と言わざるを得ない。
ところが、メダロット制御用メダロットーー オルドスペルビアに搭載されたレアメダルは自我に目覚め、メダロットを支配下に置かんとした。
カガミ達の抵抗の末に、オルドスペルビアはメダロットを支配から解放。
リンドウはオルドスペルビアと共に、正しい道を探すことを誓う。
また、ワラビとは何らかの関係にあることが示唆されている。
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HYUGA
HYUGA創設メンバーにして現社長。
生前のマリとイオリとは同じ大学に通い、ゲーム開発のために力を注いでいた。
豪快なマリとイオリには相当振り回された苦労人。
突然結婚した上に新婚旅行に行った際には、さすがに激怒してサンドバッグに打ち込みをしていた。
それでもなお彼らを支え続けていたのは、彼らの才能を損なわない様にという思いと、確かな友情があったからこそである。
カガミが目にした手紙によれば、マリとイオリを殺したと書かれており、彼からは避けられていた。
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穂長の嫌疑の真相とその真意 |
だが、手紙に書かれていたことは全くの虚偽である。
マリとイオリの死後、穂長はHYUGAを引き継いで大企業へと成長させた。
また、千鳥家と共に六葉きょうだいを支えながら、様々な機関と関係を築く。
その傍らでロータスに支援をしながら、マリとイオリの死の真相を掴むために奮闘していた。
六曜夫妻の死から10年後、穂長はロータスからイオリに送りつけられたレアメダルの出どころを聞かされる。
その後、世界メダロット協会(WMA)に、ロボトル世界大会の商品としてそのレアメダルを提供。
マリとイオリを謀殺した犯人を炙り出そうとしていた。
同時に、カガミが手紙のせいで穂長を避ける様になってしまったことから、アヤメに世界大会優勝とカガミの監視を依頼していた。
なお、カガミに嘘の手紙を送ったのはリンドウであった。
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ロボトル世界大会日本代表予選出場者
決勝大会出場者
五徳カツマ
眼鏡に左右に分けた髪型が特徴の青年。
一見理知的に見えるが、
メダロットの話となると途端に目を輝かせ興奮するほどのメダロットマニア。
そして強敵との
ロボトルに激しい情熱と闘志を持って挑む、かなりの熱血漢。
メダロッターとしての実力は高いものの、心理戦は苦手としている。
幼い頃に
メダロットを持つことに憧れ、手に入れてからというものの、勝利と敗北を繰り返して実力をつけていく。
そんな中で
ロボトル世界ジュニア大会に出場するも、日本予選でカガミと相対し敗北。
その雪辱を果たすべく腕を磨き続けていたのだが、
当のカガミからはすっかり忘れられてしまっていた。
世界大会決勝ではカイツを破り2回戦に進出するがワイルドベアの前に力及ばず敗北。
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廃ビルでのロボトルでの活躍 |
その後、マモリを誘拐した何者かとカガミとの廃ビルでのロボトルにロータスからの要請で参加することになり、図らずもライバルとの共闘を果たすのだった。
だがその中でも、敵の ヒルシュケーファに目を輝かせる様なマニアぶりは相変わらずである。
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決め台詞はロボトル中の「俺のターン」、勝利後の「VICTORY!」
七宝(しちほう)アヤメ
ボンテージ風のセクシーな衣装に身を包んだ女性で、メタビー曰く「エロいねーちゃん」
全ての対戦相手を一撃で倒してきた、凄まじい実力の持ち主。
カガミの因縁の相手であるHYUGA社長穂長から、優勝し
レアメダルを入手するために雇われている。
それにもかかわらずギャンブル性のある
メダフォースすらも構わず使用する、享楽的にも思える一面もある。
意外にも気さくな人物で、
男性はもちろん性別年齢を問わず人気である。
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彼女の真意 |
彼女のもうひとつの目的は、カガミの監視だった。
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世界大会初戦でハクを打ち破るも、2回戦でロータスとの死闘の末に、半ば自滅的に敗北を喫した。
ロボトル世界大会日本予選参加者
九曜ワラビ
メダロット、そしてロボトルが大好きな少女で、恐らく高校生。
彼女の
メダロットと
ロボトルへの純粋な思いはカガミのトラウマを払拭させるキッカケとなった。
喜んだり悲しんだりして感情が昂ると、
思わず人間やメダロットに抱きつく癖があるため、悪意は無いもののカガミからは避けられる破目に遭う。
カガミのアドバイスを受けながらもリンボウを下し日本予選決勝にまで進出したほどの実力の持ち主だったが、カツマの前に破れ去る。
その後もカガミの応援に来ているが、門限があり親は厳しい様子。
それもあって、
世界大会が中断してから起こった廃ビルでの誘拐犯達との
ロボトルにはカガミが彼女の身を案じたこともあり、関わっていない。
+
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ワラビの家族関係について |
廃ビルでの一件以降に再開されたロボトル世界大会決勝戦の観戦に向かう際、同行していたリンドウをおじいちゃんと呼んでいた。
リンドウの彼女を咎める態度からするに、血縁関係か養子関係があると予想されるが、明確にはされていない。
もし血縁関係があるならば、ワラビは カリンや ヒサキに次ぐ、メダロット研究者の孫娘となり、その場合、リンドウにはツバキとマリ以外にも子供が居る可能性がある。
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糸巻ダンゴ
カガミの初戦の相手で、刈り上げにサングラスの男性。
過去のトラウマからカガミがマトモにメタビーに指示を出せずにいた中で痛めつけるも、
逆上したメタビーの前に破れ去る。
使用
メダロットは
ティサラ。
金輪(かなわ)リンボウ
ワラビの準決勝の相手で、垂れ目にオールバック。
ワラビを
庶民と見下す嫌味な金持ち。
メイツちゃんの回復終了間際にレーザーを撃ち込むえげつない戦術で追い詰めるも、カガミのアドバイスを受けたワラビの前に敗北した。
使用
メダロットは
歴代金持ちキャラを思わせる
ロールスター。
山形マメゾウ
カガミの決勝戦の相手で、剃り上げられた坊主頭に柔道着の男性。
相当の実力者だったが、カガミの作戦の前に攻撃手段を封じられて敗北した。
使用
メダロットは
ベンケー。
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ロボトル世界大会各国代表
廃ビル内ロボトルでの協力メダロッター
ロータス
イギリス代表
メダロッター。
黒の帽子にコートにモノクルの老年の紳士。
一見穏やかだが、ミラージュに
敵が反射してきた銃弾を撃って軌道を変えさせ、メダロットにスポーツで使われる、スピードに緩急をつけさせる
チェンジ・オブ・ペースを使わせるほどの凄まじい技量を持つ。
また、蘇生
パーツ持ちの
メダロットをあえて出して、リーダー機と誤認させようと目論む度胸の持ち主でもある。
ロータスがここまでの強さを誇るのは、おじさんキャラに定評のある伯林氏の趣味である。
ロボトル時やその最中に口にする、「
1分(程)お付き合いいただけますかな」に代表される「1分〜」が決め台詞。
コレは相手を「
1分で倒す」という宣言であり、同時にチェンジ・オブ・ペースの準備に掛かる時間を意味している。
使用
メダロットは
ミラージュと
レイン、
セイルとことごとく宝石型である。
世界大会第1回戦でシャシャンカと相対し、宣言どおりに1分で打ち破った。
第2回戦ではアヤメと対戦、1分で倒すことこそ叶わなかったが、レインを倒されながらも逆転勝利を決めた。
そして準決勝では、カガミと対戦してチェンジ・オブ・ペースを見抜かれて敗北するのだった。
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ロータスの素性と廃ビルでの活躍 |
実はロータスは、かつてはゲーム会社社長であった。
生前のイオリや穂長といったHYUGAの面々とは、自社ゲームのローカライズを巡って公私共に親交があった。
ある日、イオリが謎のレアメダルを何者かから送りつけられ、それを自社の研究施設で調べようと預かった矢先にイオリとマリが事故死してしまった。
六曜夫妻の死を謀殺だと踏んだロータスは、レアメダルを預かった自身も狙われることを危惧して、死を偽装して表舞台から姿を消した。
現在の顔は実年齢を偽るために整形したもので、ロータスの名も偽名。
恐らくは穂長と変わらない位の年齢であろう。
コレが原因で重傷を負い、左目と左腕はそれぞれ義眼と義手にしたものの、脚は生身のままであるせいで長時間歩けない。
そのため廃ビルでのロボトルの最中には服薬したり、ガイにおぶさってもらったりしていた。
なお、義眼にはメダルからオブジェまであらゆるものを解析する機能があり、左腕は発熱させることでお湯が沸かせる。
世界大会決勝後に、HYUGA本社を襲撃したマモリを誘拐した何者かに対して、レアメダルを掛けて廃ビルでのロボトルを提案。
自身が参加するだけではなく、世界大会決勝出場者にも協力を要請した。
|
アルカンシェル
フランス代表
メダロッター。
アパレル企業を経営しており、自社ファッションブランドのモデルもこなす少女。
ロリータファッションに身を包んでいるが、
実際はかなりの毒舌で自信家。
一方で、頭に血が上りやすい一面もある。
世界大会決勝第1回戦でジャラスと戦い、ジャンヌとベアちゃんを回避と防御を阻害され、
メダフォースさえも封じられて手も足も出ない状態で執拗に痛めつけられて、涙のうちに敗退してしまった。
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世界大会以降の活躍 |
その時にカガミから仇をとると言われたことで彼に対して好意を抱く様になるが、その様は典型的なツンデレ。
ロータスからの要請に加えてカガミへの好意もあって、マモリを誘拐した何者かとの廃ビルでのロボトルに参加することになる。
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ガイ
タイ代表
メダロッター。
年齢設定は公表されていないが、ロボロボ君に目を輝かせていたことから、30代以上だと推測される
太い眉毛に短く刈り揃えられた髪の男性。
何故か関西弁で口は悪く喧嘩っ早いものの、実際はさっぱりした性格である。
カガミの
世界大会第1回戦の相手だったが、
メダフォースの撃ち合いの末にギリギリで敗北し、次の試合に向かうカガミを笑顔で激励した。
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世界大会以降の活躍 |
その後、ロータスからの要請でマモリを誘拐した何者かとの廃ビルでのロボトルに参加することになるが、途中で立ち塞がる バアルの前に破れ去り、 メダルを破壊するという脅しに屈しメダロッチを渡してしまった。
失意の中でビルを出ようとしたが、ロータスからの要請でメダロッチを取り返すのと引き換えに、彼をおぶって言葉通りの脚代わりになるのだった。
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イーグル
コンゴ代表
メダロッター。
相手の挑発を意に介さない沈着冷静な男性で、その冷静さは鍛錬の賜物である。
一方、正義感が強く悪に対しての怒りは素直に示すため、ロータスのある行動には一瞬眉をひそめていた。
使用
メダロットがKBT型にKWG型という目を引くものである上に、その
ロボトルスタイルも一見豪快に見える。
だが、その実態は何処までも理詰めで、
ヴィクトルを彷彿とさせる。
使用
メダロットは
デスタンと
リベルテ。
何と
アニメ以外で初めて、マスタービートルへの合体を披露した記念すべきメダロッターである。
世界大会第1回戦でヴァローナと相対し勝利し、第2回戦でもロンに勝利している。
+
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準決勝以降のイーグルの動向 |
準決勝ではワイルドベアと戦うハズだったが、突如として失踪してしまう。
ロンやカガミ達の必死の訴えで探し出すための猶予は10分設けられたものの、結局見つからずそのまま不戦敗扱いになってしまった。
時を同じくして、優勝商品のレアメダル盗難事件が発生してしまい、犯人の嫌疑が掛けられてしまっている。
実は、ハクが優勝賞品のメダルを盗もうと立入禁止区域に入ろうとしたのを目撃し尾行していたせいで、彼に気絶させられて拘束されたのが真相だった。
その後、カガミ達とマモリを誘拐した何者かとのロボトルの舞台である廃ビルに囚われており、アルカンシェルに発見される。
そのままハクへの怒りを胸に、ロータス、アルカンシェル、ガイに同行し誘拐犯達とのロボトルに参加することとなった。
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ジャラス
エジプト代表
メダロッター。
冷静な人物で、一日に同じ服に3回も着替える綺麗好き。
ロボトル世界大会では、相手の行動を妨害して倒す戦術をとっていた。
その際、「
呪いは満ちた」と不気味な決め台詞を放つ。
それに加えて、
アルカンシェルが降参しようとも彼女のメダロットを完膚なきまでに痛めつけ、トラウマを植えつけた。
+
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ジャラスの行動の真意 |
実はジャラスには、難病を患った子供が居た。
子供の治療のために薬に加えて、呪術的な力にまでも頼っていた。
そのせいで精神的に不安定になってしまい、ロボトル世界大会の際の性格や表情は、下劣なものと化していた。
さらにマモリを誘拐した何者かからは、ロボトル世界大会優勝賞品と引き換えに手術費用の援助の話を受けていた。
第1回戦ではアルカンシェルに勝利して第2回戦でカガミと相対するも、彼の策略の前に敗北を喫した。
コレによって手術費用の当てが無くなったことで絶望し、「もうおしまいだ」と嘆きながら去っていった。
その後、ロータスから手術費用を肩代わりしてもらう代わりに、廃ビルでのロボトルに参加。
ロボトルが原因での火災で危機に瀕していたアルカンシェルを助け、ハクが待ち受けていた部屋に潜入し潜んでいた。
ハクとの耐久ロボトルの最中、カツマとアルカンシェル達の前に現れ、共闘を果たす。
勝利後、アルカンシェルに対しての非礼を詫び、彼女と和解した。
なお、ジャラスの子供は頭に包帯を巻いていたことから、彼の患っていた難病は脳神経系の病気であると推測される。
|
廃ビル内ロボトルでの敵対メダロッター
ハク
韓国代表
メダロッター。
俳優としても活動しており、当然女性ファンも多く彼が
世界大会のステージに上がった時には会場が黄色い歓声で満たされた。
涼しげな美形だが、
某ロボットアニメの艦長の様に白目が無い。
使用
メダロットは
ホランイと
バルガン。
世界大会第1回戦でアヤメと当たり、彼女を追い詰めたと思われたがアヤメの術中に嵌って敗退してしまう。
+
|
世界大会以降の動向 |
その後、カガミ達がマモリを誘拐した何者かとのロボトルを繰り広げる廃ビルに姿を見せ、彼らと敵対する。
カガミをあと一歩まで追い詰めるも、覚悟を決めたカガミの怒涛の反撃の前に敗れる。
さらにカツマ、アルカンシェル、ガイ、イーグルの前にも現れて勝ち抜きロボトルを仕掛ける。
ヤークトスパイダをはじめとする多くのメダロットを仕向けて優位に立つも、ジャラスの乱入で状況が変化し敗北してしまう。
あくまでカガミと戦うことが目的だと繰り返していたが、誘拐犯には金で雇われていたことが発覚している。
実はカガミが廃ビルで対決した フレイムティサラに指示を出していたのは彼で、さらにロボトル世界大会の最中にはレアメダルを盗もうともしていた。
この際にイーグルに尾行されていたことで、彼を気絶させてもいる。
アヤメには破れはしたが、自身のメダロットに対しての的確な指示と連携を取らせると共に、勝利のためならメダロットを犠牲にする冷酷さも併せ持っており、腕は確かである。
また、敵対後のハクは嫌味な顔や歪んだ一面を見せる様になった。
カツマ達への敗北後、ビルを去ろうとしていたジャラスに「先に進めるのは2人まで、3人残ったならお前達で潰しあうか負けを認めろ」と食い下がってもいる。
廃ビルでの一件が解決して以降、ロボトル世界大会観戦中は首輪の様なものを付けられており、恐らくはイーグルから監視されているものと思われる。
廃ビルでの再登場後には、先述のヤークトスパイダを使用している。
|
廃ビル内ロボトル未関与のメダロッター
ワイルドベア
アメリカ代表メダロッターにして、
世界大会前回チャンピオン。
ロボトルにおいてはやる気のなさそうな態度を見せるが、それは自身の実力から出る余裕である。
相手の両腕パーツを破壊し攻撃手段を奪い、精神面で痛めつける残忍なロボトルスタイルを好む。
敗者をゴミと蔑むほどの傲慢さと、メダロットにも威圧的に指示を出す冷酷な面があるが、勝利への執念は非常に強い。
世界大会決勝第1回戦ではイリーナに、第2回戦ではカツマに一時は追い詰められながらも勝利した。
ロン
中国代表
メダロッター。
一見少女と見紛う様な中性的で天真爛漫な少年。
コーヒーが飲めないが、克服して大人になろうとしている。
使用メダロットは
悟空、
奉先、
孔明と
ことごとくモチーフが中国関連で、個体名もモチーフそのままである。
速攻で敵を倒すのみならず駆け引きも上手く、
世界大会第1回戦では鉄壁の守りを誇ったアルコを打ち破る。
だが続く第2回戦では、イーグルの前に惜しくも敗れてしまう。
ヴァローナ
ロシア代表
メダロッター。
尖った歯を持つ勝ち気な女性。
酒好きで暇があればいつも呑んでいるほどで、泣き上戸。
そのためボリスからは体調を心配されている。
また、
世界大会の間は願掛けのためか絶っていた様子。
イーグルと世界大会第1回戦で相対し敗北するが、負けると笑顔で彼を祝福し、あっさりウォッカ呑んで寝ると言い放っていた。
イリーナ
ドイツ代表の
メダロッター。
後述のエレンのためにワイルドベアへの復讐を果たさんと
世界大会に参加した。
右目に眼帯をしているが、実は失明してはおらずエレンから借りたものである。
普段は沈着冷静に振る舞ってはいるが、生来は明るい人物で一人きりになると己の振る舞いを反省してしまう一面がある。
世界大会第1回戦でワイルドベアと相対し、ブリッツとシュトゥルムの切り札の
メダフォースを使い食い下がるも、力及ばずワイルドベアの前に敗れてしまう。
マンガほっと掲載分では、初登場話はイリーナと紹介されていたが、後にイーリスに変更された。
ところが、単行本版ではイリーナに差し戻されている。
アルコ
世界大会第1回戦でロンと当たり、ロメーロとジルドレが
完全ガードを互いに対して発動することによる鉄壁の守りでロンの得意とする速攻戦術を封じた。
だが相手の悟空を倒そうと功を焦ったせいで奉先にジルドレを撃破される。
慌てふためく中で、ロメーロも撃破されて敗退してしまう。
シャシャンカ
ロボトル世界大会出場者の関係者
エレン
イリーナの幼馴染みで、前回
世界大会ファイナリスト。
ブリッツは元々、彼女の
メダロットだった。
元来は
ロボトルを愛する女性だったが、1年前の
世界大会にドイツ代表として出場した際に決勝戦でワイルドベアの前に完膚なきまでに破れ去った。
コレが原因となり、
帰国後手のひら返しをされて散々なバッシングに遭い、笑顔を失ってしまった。
+
|
その後のエレン |
今大会でのイリーナのワイルドベア相手の奮闘と敗退のおかげで、エレンは再評価されることとなった。
結果、イリーナの望んだ形とは違った上に、預かり知らないところでのことではあったが、彼女は救われることとなった。
|
右目に眼帯をしており、イリーナのそれは元は彼女のもの。
彼女は
エレンの存在をワイルドベアに思い出させるためにコレをつけていたが、ワイルドベアは気にも留めていなかった。
ちなみにエレンは本当に失明している様子で、イリーナに眼帯を貸している現在は、包帯で隠している。
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ロボトルレフェリー
ミスターかきつばた
最終更新:2024年12月12日 19:42