アビゲイル

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#image(アビドレJリバー.png,width=450,,title=周囲の仲間は左からJ、アンドレJr.、グラハム・オリバー。 なおこの絵のアビゲイルはJやグラハムと同じぐらいの身長に見えるが、実際はアンドレJr.と同サイズ。コンパチキャラだし) -身長:238cm(FF)→244cm(シャド研 / V) -体重:265kg -血液型:AB -[[生年月日>MUGENキャラクター誕生日別一覧]]:1966年10月16日 -[[出身国>MUGENキャラクター出身地別一覧]]:オランダ(FF)→カナダ(シャド研 / V) &b(){※何故出身国が変わったのかは後述} -好きな物:[[バナナ>Dancing Banana]](FF / シャド研)→でっけぇ車、デスメタル(V) -嫌いな物:サビ #image(ばあ.gif,title=シンプル+使い回し) 『[[ファイナルファイト>ストリートファイター#id_6ef5d8ad]]』第5面「湾岸地帯」のボスキャラ。 名前の元ネタはヘビメタヴォーカルの「キング・ダイアモンド」と、その出世作にして代表作『アビゲイル』。 #region(アビゲイルと言う名前について) //元々ヘブライ語起源なのでこっちの方がより正確かと。 アビゲイル(アビガイルとも)とは[[旧約聖書>ジーザス]]にも登場する由緒正しき&b(){女性名}なのだが (ダビデ王のsister(姉か妹か不明)と妻の二人が同名の別人として登場している)、 [[濁点>ガイア]][[が多>ベガ]][[い事>アーデルハイド]]と『[[BASTARD!!>ダーク・シュナイダー]]』の暗黒神官(こちらもキング・ダイアモンドが由来。&s(){キャラ自体は[[魔人加藤>ベガ]]だが})の所為か、 日本のオタク業界では男性名として用いられる事が多い。 そのせいか『KND ハチャメチャ大作戦』の日本語版では本名がアビゲイルという少女の吹き替えを[[男性声優>フラジール]]が担当したり、 『[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order主人公]]』をはじめとした「アビゲイル」名義の女性に対して[[男の娘>紫苑]]や[[ニューハーフ>マカオとジョマ]]と勘違いする人も少なくない (キング・ダイアモンドは男性バンドだが『アビゲイル』は「悪魔の娘アビゲイルを称える歌」なので、  元ネタは『FGO』と同じく「セイレム魔女裁判」の元凶となったアビゲイル・ウィリアムズだと思われる)。 &s(){更に『FGO』の俗称「ふご」が、こっちのアビゲイルの泣き声に似ていたために、ゲーム界では少々混乱が起きた} 余談だが英語圏では喜劇『The Scornful Lady』の所為でメイドの代名詞なんだそうな (日本では『[[アルプスの少女ハイジ]]』の所為で「[[セバスチャン>セバスチャン・ミカエリス]]」が[[執事の代名詞>来栖川芹香]][[扱いされている>ブレア・デイム]]のと同じ)。 ちなみに男性名なのに(日本では)[[女性名>巡音ルカ]]として使われやすい聖書由来の名前と言う逆パターンとして、 [[ノア]]や[[ルカ>ルカ・リコラス]](英語読みで[[ルーカス>ダース・ベイダー]]。変化して[[ルーク>ルーク・ケイジ]]、[[リュカ>ドラゴンクエスト5主人公]]とも)等がいる。 一方で[[「なんだ男か」で有名なカミーユ>Ζガンダム]](別発音で「カミュ」)は性別を持たない天使が由来だからか、普通に男女共に使われている (あえて男女を分けるならカミル(男)と[[カミラ>カーミラ]](女))。 カミュも『[[聖闘士星矢>天馬星座の星矢]]』での水瓶座の[[黄金聖闘士>獅子座のアイオリア]](青髪の青年)や、『[[うたわれるもの>エルルゥ]]』の黒い翼の少女のように、男女共に存在。 [[オルガ>オルガ・スミェルチーロ]](Olga)は女性名だが、[[彼>オルガ・イツカ]]や[[怪獣>オルガ]]の場合は「O''r''ga」と綴りが異なっている&s(){ので決して&b(){オルガ母さん}などと呼んではいけない}。 あと[[クリス]]は[[クリストファー>クリストファー・ベルモンド]](男性)やクリスチーナ(女性)の短縮形なので、[[男>マッスルパワー]][[女>白鳥クリス]]共に存在する。 #endregion [[マッドギア]]一の怪力を誇るが、脳筋で頭はマッドギア一悪い。彼以外の[[ステージ]]ボスは[[マッド>ダムド]][[ギア>ソドム]][[幹>エディ・E]][[部>ロレント]]だが、こいつが幹部なのかどうか不明。 グラフィックは雑魚敵[[アンドレ>ヒューゴー]]の頭部を[[差し替え>EXキャラクター]]たもの。 怪力自慢・[[モヒカン]]・脳筋・大男と、創作作品における「かませ」「下っ端」な要素を数多く持つ彼だが、そんな定番とは裏腹に怪力が脅威となる強敵である。 #ref(Abigail.gif,,left,float,title=同一人物とは思えない)  前述の通り、首から下がアンドレの使い回しである関係からか、  『ファイナルファイト』のボスキャラの中で唯一、対戦格闘ゲーム『ファイナルファイト・リベンジ』に出演していない。  アンドレですら出られたのに……。  『[[ストリートファイターZERO]]』[[ソドム]]のエンディングでも、マッドギア再結成に集まった者共の中に彼の姿は無い。アンドレですら(ry  『[[ストリートファイターIII]]』でも彼は出番無し。プレイアブルにアンドレ(ヒューゴー)がいるから作る手間も簡単なはずなのに……。  しかし、『マイティファイナルファイト』ではFCの乏しい容量の都合で仲間たちがリストラされる中、しぶとく3面ボスとして登場。  「マッドギアのクイズ王」を自称し、ボス戦前にゲーム内容に関するクイズを出題してくる。  それに全問正解するとコンティニュー回数を1回追加してくれるが、攻撃パターンに&b(){[[キス攻撃>キタナ]]}が追加される。 #clear このようにマッドギア構成員の中でも客演の機会に恵まれなかった彼だが、 2017年、ついに『[[ストリートファイターV>ストリートファイター#id_5300c7d7]]』に出演。快挙である。 &s(){[[発表当時は物議を醸したり>王虎]]同時期の[[別の格ゲー>鉄拳]]に参戦した[[大物悪役>ギース・ハワード]]と比較されたりもしたが、[[『III2nd』の>ヒューゴー]][[前例がある>ユリアン]]し[[CAPCOMではよくある事>○○だからしょうがない]]} なお1989年発売の本家ファイナルファイトから数えて18年越しの話である。 この作品でのCVは日本語[[ボイス]]が『[[エルシャダイ>イーノック]]』のルシフェルで有名な[[竹内良太>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:竹内良太|]]氏、 英語ボイスは『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]] for 3DS/WiiU』及び『SPECIAL』で[[ナレーション>アナウンス]]及び[[マスターハンド]]、 ならびに『SP』で初出場した[[ジョーカー>ペルソナ5主人公]]の英語版ボイスを務めた[[Xander Mobus(ザンダー・モーブス)>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander%20Mobus|]]氏が担当している。 #CO{「https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander Mobus|」だと「|CV:Xander」で切れてタグ検索が機能しませんが、 半角スペースの代わりに「%20」を入れて「https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander%20Mobus|」とすると機能します} #region(『V』のストーリー簡単まとめ) #image(abg.png,,width=300,,title=原作のデザインをベースに車のパーツそのものを何個か身に着けた外見になっている) マッドギアから足を洗った彼は、他のマッドギア構成員の内何人か(アクセル、ジェイ、ロキシーら)を引き連れて独立。 ニューヨークの[[自由の女神>hawk]]が見える沿岸、つまりファイナルファイト5面のあたりで[[中古車>Car]]業を営んでいる (上のCGで腕に付けているアクセサリーは&b(){「[[タイヤ>ヨコハマタイヤ]]」}である。他にも色々と[[&b(){車の部品そのもので}着飾っている>仮面ライダードライブ]])。 戦闘の導入は、路上で泣き喚くアビゲイルの声を[[通>いぶき]][[行>ザンギエフ]][[人>ハン・ジュリ]][[達>バルログ]]が、「おなら」「ブーイング」「[[ブタ>こぶた]]の鳴きまね」に誤解し、 キレたアビゲイルが喧嘩を吹っ掛けるというもの。 ただ一人、泣き声が車のエンジン音を模している事に気付いてくれた[[アレックス]]&b(){もぶちのめした}所で部下が合流。 &b(){「愛車がなくなって暴れていたが、実は部下に貸したのを忘れていただけだった」}というオチが付く。 もっともこれは日常の光景のようで、部下の元マッドギア御一行からは温かく弄られている(その後照れ隠しに&b(){全員ボコっちゃう}けど)。 とまあこのように、更生してからはオツムの割には部下の信頼も厚く、毎日を面白おかしく過ごしている様子。 それにしてもステージ関連とはいえそれなりの立地に店を構え、そこで[[社長業>ニコMUGENの二次創作ネタ#ルガール運送]]に勤しんでいるとは、 勝利したにも拘らず、いや&b(){勝利したからこそ全てを失った}[[コーディー]]とは正に対照的である。 だがコーディーも燻ったままではなく、立派に更生して社会復帰を果たした。 #endregion [[勝利台詞>勝利デモ]]ではコンパチ元かつ同じ脳筋であるヒューゴーとの差別化として、相手を車や車のパーツになぞらえて批評したりする。 また、ヒューゴーがショーマンとして自分の強さを誇示する事が多めなのに対し、アビゲイルはストレートで辛辣な相手に対する暴言が多い。 「シャドルー格闘家研究所」では『マイティ』にちなんで「クイズが得意」という事や、 「出身国は『オランダ』、と言われていたがパスポートを取りに行ったら実は『[[カナダ>サスカッチ]]』だった、という&b(){天然さん}」という衝撃の事実が書かれている。 もしオランダ国籍だったら『V』でのカナダ国旗の[[カエデ>カナディアンマン]]を模したモヒカンヘアーは実現しなかったかもしれない…。 さらに「まだ身長がのびているらしいぞ」との事で、『V』では『FF』時代と比べ&b(){6cmも身長が伸びている。} 余談だが、彼のステージに登場する白い犬・シロは[[ガイル]]の飼い犬サブの親友である。 ---- **キャラクター性能 ***ファイナルファイト #ref(ばああああああ.gif,,left,float,title=SFC版では3段階まで赤くなり、ダメージも段階に応じて3・5・8割と変わる) &font(30,b,i){&color(#700){「あ゙}&color(#800){あ゙}&color(#900){あ゙}&color(#a00){あ゙}&color(#b00){あ゙}&color(#c00){あ゙}&color(#d00){あ゙}&color(#e00){あ゙}&color(#f00){あ゙ぁぁぁ」}} #clear 最大の攻撃力を誇る突撃パンチで、プレイヤーの体力をごっそり持っていく。 これを出す前に顔を真っ赤にして上記の台詞を叫ぶ。[[ひろし]]の断末魔よりはカッコイイよ? どの技も(3つしかないが)強[[判定]]・広い間合い・高威力が共通しており、 中でも上述の顔を真っ赤にしての突進パンチは連打で潰しにかかろうとしたプレイヤーが逆に殴り飛ばされたり、 相打ちになってもダメージ負けしてアビゲイルはパンチ一発分のダメージでのけぞるのみでプレイヤーだけがやられたりもする。 また突進中に軸をずらしても合わせようとするので、対[[ソドム]]戦のように縦軸にいたら安定する事は無く、 攻撃が当たる瞬間[[メガクラッシュ]]を出して被害を抑える、もうちょっと熟練すれば攻撃判定の出がかりをパンチで潰すといった、 プレイヤーの腕を要求する対策しか無い。 もう一つの脅威は掴み投げ。 威力は突進パンチほどではないが、間合いがかなり広く、[[うろうろしていた所をいきなり掴まれたり、>ゲーニッツ]] アビゲイルの方から[[近付いてきておもむろに掴まれ>ゲーニッツ]]、メガクラッシュで暴れようにも攻撃判定が届かず無敵が切れた所を掴まれたりして、迂闊に攻められない。 [[対空投げでもあり、ジャンプ攻撃を仕掛けたプレイヤーが逆に投げられたりする>大門五郎]] 。 またSFC版ではゲーム全体に攻撃力が上がっているため、 アビゲイルの攻撃は大半が2発食らえば死ぬほどの高火力になっている上に、 掴み投げの判定が広くなっているので凄まじい強敵となっている。 一応武器を持っていれば比較的楽になるが、SFC版では前述のように投げ間合いが広くなっているので、 適当に武器を振っていても投げられる事があり、 さらにこのステージ自体敵が物凄く多いので武器を落とさずボスに辿り着く事自体難しい。 ***ストリートファイターV #region(『V』のアビゲイル) &b(){とにかく圧倒的な巨体を誇る}。[[ザンギエフ]]よりも頭一つ以上でかい。同じ巨躯でも[[サガット]]や[[サンダー・ホーク]]以上。 身長244cmの設定通りといえば設定通りだが、一般的なサイズのキャラの頭が胸ぐらいの位置に来るほどと言えば、どのくらいのサイズか分かるだろうか。 あまりにでかすぎるせいで[[ライフバー]]に頭頂部が届くほど。 ライフバーの下部にある[[スタン>気絶]][[ゲージ]]などは完全に&b(){隠れて見えない}。&s(){本当に目で見て調整したのかカプコン} ファイナルファイト時代はコンパチだったヒューゴー(アンドレ)の『IV』時代と比較すると、 向こうも他キャラが胸のあたりに来るので同じぐらいのはずだが、彼の方が髪を含む頭部が体に比べて小さめなのでより巨大感がある。 また、腕や首筋の筋肉がかなり太くなっているので、『ファイナルファイト』時代の彼より、 どちらかと言うと『[[ダブルドラゴン]]』の[[アボボ]](マッチョ時)の方が似ている。 &s(){今更アビゲイルをプレイアブルに起用したのはもしや海外のアボボ人気にあやかった可能性が[[微粒子レベルで存在している…?>TNOK]]} 巨躯から繰り出されるリーチの長すぎる[[通常技]]、当たると減る大P大K、そして巨漢キャラお馴染みの[[コマンド投げ]]「アビゲイルスマッシュ」を持つ。 大味な戦い方が可能な一方で立ち小Pやしゃがみ小Pは連打で派生技が出るため、長いリーチに加えて当身や[[Vリバーサル>ガードキャンセル]]潰しも兼ね備え、 立ち中Pは大幅な有利[[F>フレーム]]を得る事ができるなど小技も優秀。 また、 #ref(ばあ.gif,,title=ナイトロチャージといってもア〇ィダスの靴ではない) ↑コレは「ナイトロチャージ」という走り構えとして技になった。&s(){ニトロチャージだと[[ポケモン>ポケットモンスター]]の技になるからナイトロチャージになったのだろうか} ここからは例のパンチ「ダイナマイトパンチ」や例の&s(){他界他界}高い高い「ベイエリアサンライズ」が派生できる。 力強く走り込んで圧をかけていこう。 このキャラ最大の売りはVトリガー「マックスパワー」。 パワーアップ型のトリガーで、大Pしゃがみ大P、および各種レバー入れ大Pが溜めによってパワーアップするというもの。 元から痛い大Pにダメージが増えるだけでなくバウンドが追加され[[コンボ]]に行けるため、爆発力は本作随一。 特に与スタン値が凄まじく、始動によっては[[補正]]切りも何もなく本当に&b(){1コンボで一発スタン}するほど。とんでもない話である。 一方で小技の発生には恵まれず、ザンギエフ以上に色々な技が登り[[中段]]となるなど防御面は厳しい。 いかに密着されずに押し込んでいくかが課題となる。 あとこのキャラ固有の特徴なのだが、&b(){何故かやたらとテクい}というポイントがある。 『V』の他のキャラはあんまりコンボも難しくないため、ヒット確認等で差を付けていく事になるのだが、 アビゲイルの先述のVトリガーコンボは「[[目押し]]」からの「目離し(ビタ溜め)」を、 場合によっては複数回成功させる必要があるなど一人だけむやみに難易度が高い。 他にもジャンプ移行が一人だけ遅い事からジャンプ仕込み[[必殺技]]で弱点となる防御面を補ったり、 先ほどヒット確認で差を着けると書いたが、このキャラにもヒット確認要素があったりと大きなコンボから細かい[[立ち回り]]に至るまで技術介入要素満載である。 見た目に似合った大胆さと、似合わない繊細な要素を使いこなす必要があり、キャラ性能を引き出すためのハードルが高いテクキャラである。 『[[サムスピ>サムライスピリッツ]]』の[[炎邪]]もそうだが、あからさまに何も考えてないようなキャラの癖に使う側には繊細な神経を要求するという、色んな意味で曲者。 #endregion ---- **MUGENにおけるアビゲイル 『ファイナルファイト』の[[スプライト>ドット絵]]を使用して製作されたものが主流であったが、 2018年12月、とうとう『ストリートファイターV』スタイルのアビゲイルがMUGEN入りした。 因みに、『FGO』のアビゲイルもsandaime氏の手描きキャラが公開されていたが、ダウンロードページのサービス終了で入手不可能。 ***ファイナルファイト #region(アリ氏製作) -アリ氏製作 #ref(abi_st.gif,,title=ライフの色は白) アリ氏が製作した『ファイナルファイト』仕様のもの。 2015年4月1日をもってアリ氏が引退したが、転載・改変自体は自由との事。 現在はfoxy氏のonedriveにて代理公開されている。 ジャンプやガードは出来ないが[[軸移動>餓狼伝説]]で完全無敵になって回避できるので、[[ビーム脳]]対策もバッチリのトンデモ野郎。 [[RB>餓狼伝説#id_4859d926]]版[[クラウザー>ヴォルフガング・クラウザー]]登場以前の動画では、[[軸のアルカナ>ライン移動]]の契約者として猛威を奮った。 アンドレJr.、J、オリバーといった部下(?)を呼び出し、回避困難な[[集団リンチ>人間弾幕]]を決める。 とにかく[[起き攻め]]が大好きな困った人達。 アンドレJr.は操作可能で、皆でパンチし続ければ相手はガードするか体力をごっそり持っていかれるかの[[択一攻撃]]を迫られる。 [[ガードキャンセル]]しても無駄である(さらに状況によってはほぼ[[フライング]]に近い状況で開幕仲間が突っ込んでくる事も)。 &nicovideo(sm4380794) #endregion #region(Tim Markworth氏製作) -Tim Markworth氏製作 [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。 こちらも原作のスプライトを使用しているが、しゃがみにガードやジャンプも出来る格ゲーキャラっぽく仕上げられている。 原作同様の掴み投げや突撃パンチに加え、原作にはないキックも繰り出せる。 しゃがみキックは足で地響きを起こすもので、一見範囲が狭そうだが、実際は1キャラ程度離れていてもヒットする。 更に空中投げも会得しており、[[市長>マイク・ハガー]]のダブルラリアット時の雄叫びを上げつつ、相手を引っ掴んで反対側へブン投げる。 掴み投げで空中に放り投げた相手を更にキャッチしたり、壁際ならば反対側に投げた相手に追撃を加え、再度キャッチして〆、 といった華麗な空中コンボも可能。 もちろん突撃パンチの威力と迫力も健在だが、普通にガード可能な上にしゃがまれると当たらなかったりするのが悲しい所である。 手数が少なくゲージを消費する技も持たないが、その分攻撃力は絶大、といった感じのキャラ。 AIはデフォルトで簡易的なものが搭載されており、 迂闊に跳び込むと&s(){&b(){「ンオーオォ!」}}空中投げで、距離が離れていれば&s(){&b(){「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ」}}突撃パンチ、と大迫力で襲いくる。 突撃パンチは落ち着いて対処すれば怖くはないのだが、ちょっとした油断が大事故に繋がる相手と言えよう。 |氏のサイト及び、下記のyoutube動画からDL可能&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=S3j255cY_U0){320,240}| #endregion ***ストリートファイターV風アレンジ #region(chuchoryu氏製作) -chuchoryu氏製作 #image(abigail_stand.gif,title=アンドレの使い回しでは無くなった) 現在はリンク切れにより入手不可。 氏の手描きスプライトで製作されており、クオリティはかなりのもの。 イメージ通りかなりの巨体を誇る。 現状ベータ版ではあるが一通りの技は揃っている模様。 コンプゲーか特殊ライフバーでの使用を前提に作られたのか、[[ポートレイト]]と小ポートレイトが異様にでかい。 「動かしてみたら画面の後ろに変な画像が表示されている。  しかし、そんな画像を表示させるような記述はキャラのcnsのどこにも無いのだが……?」と思ったら、 おそらくそれは普通のライフバーに表示されている小ポートレイトである。 海外製キャラにはよくある事なのだが火力がかなり低めに設定されており、 「このガタイ・この迫力でこの低火力では……」と感じたら、いくらか上げておいた方がいいかもしれない。 耐久力もごく普通にLIFE1000である。 簡易的ながらAIも搭載されているが、大会に出す時には取り敢えずポートレイトは弄っておいた方が良いだろう。 |紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=PopDnh9JclI){320,240}| #endregion #region(cormano氏製作) -cormano氏製作 #image(cormano Abigale.gif) 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」における氏のフォーラムで公開されている。 ドット絵のベースはヒューゴーと思われる。 なお、ReadMeの類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。 操作方法は6ボタン方式。 並中位程度の強さを持つAIが搭載されている。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) -[[あまり自重していない作品別トーナメント>>https://nico.ms/sm3992017]] ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) ***出演ストーリー [[御近所M語]] ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:竹内良太|,|CV:Xander Mobus|,カプコン,ストリートファイター,悪役,ボスキャラ,デカキャラ,起き攻めキャラ,パワーキャラ,カナダ人,社長,筋肉,モヒカン,黒髪,白色 //ニコニコmugenwikiではアルファベット圏の声優は原則その文字で表記しています
#image(アビドレJリバー.png,width=450,,title=周囲の仲間は左からJ、アンドレJr.、グラハム・オリバー。 なおこの絵のアビゲイルはJやグラハムと同じぐらいの身長に見えるが、実際はアンドレJr.と同サイズ。コンパチキャラだし) -身長:238cm(FF)→244cm(シャド研 / V) -体重:265kg -血液型:AB -[[生年月日>MUGENキャラクター誕生日別一覧]]:1966年10月16日 -[[出身国>MUGENキャラクター出身地別一覧]]:オランダ(FF)→カナダ(シャド研 / V) &b(){※何故出身国が変わったのかは後述} -好きな物:[[バナナ>Dancing Banana]](FF / シャド研)→でっけぇ車、デスメタル(V) -嫌いな物:サビ #image(ばあ.gif,title=シンプル+使い回し) 『[[ファイナルファイト>ストリートファイター#id_6ef5d8ad]]』第5面「湾岸地帯」のボスキャラ。 名前の元ネタはヘビメタヴォーカルの「キング・ダイアモンド」と、その出世作にして代表作『アビゲイル』。 #region(アビゲイルと言う名前について) //元々ヘブライ語起源なのでこっちの方がより正確かと。 アビゲイル(アビガイルとも)とは[[旧約聖書>ジーザス]]にも登場する由緒正しき&b(){[[女性名>獅子座のアイオリア]]}なのだが (ダビデ王のsister(姉か妹か不明)と妻の二人が同名の別人として登場している)、 [[濁点>ガイア]][[が多>ベガ]][[い事>アーデルハイド]]と『[[BASTARD!!>ダーク・シュナイダー]]』の暗黒神官(こちらもキング・ダイアモンドが由来。&s(){キャラ自体は[[魔人加藤>ベガ]]だが})の所為か、 日本のオタク業界では男性名として用いられる事が多い。 そのせいか『KND ハチャメチャ大作戦』の日本語版では本名がアビゲイルという少女の吹き替えを[[男性声優>フラジール]]が担当したり、 『[[Fate/Grand Order>Fate/Grand Order主人公]]』をはじめとした「アビゲイル」名義の女性に対して[[男の娘>紫苑]]や[[ニューハーフ>マカオとジョマ]]と勘違いする人も少なくない (キング・ダイアモンドは男性バンドだが『アビゲイル』は「悪魔の娘アビゲイルを称える歌」なので、  元ネタは『FGO』と同じく「セイレム魔女裁判」の元凶となったアビゲイル・ウィリアムズだと思われる)。 &s(){更に『FGO』の俗称「ふご」が、こっちのアビゲイルの泣き声に似ていたために、ゲーム界では少々混乱が起きた} 一応、実写映画『[[ブレイド3>ブレイド(マーベル)]]』においてアビゲイルという名の美女戦士が出た事もあるから、 『木曜洋画劇場』にて放送された際に改めて知ったという者も居るのかもしれないが。 余談だが英語圏では喜劇『The Scornful Lady』の所為でメイドの代名詞なんだそうな (日本では『[[アルプスの少女ハイジ]]』の所為で「[[セバスチャン>セバスチャン・ミカエリス]]」が[[執事の代名詞>来栖川芹香]][[扱いされている>ブレア・デイム]]のと同じ)。 ちなみに男性名なのに(日本では)[[女性名>巡音ルカ]]として使われやすい聖書由来の名前と言う逆パターンとして、 [[ノア]]や[[ルカ>ルカ・リコラス]](英語読みで[[ルーカス>ダース・ベイダー]]。変化して[[ルーク>ルーク・ケイジ]]、[[リュカ>ドラゴンクエスト5主人公]]とも)等がいる。 一方で[[「なんだ男か」で有名なカミーユ>Ζガンダム]](別発音で「カミュ」)は性別を持たない天使が由来だからか、普通に男女共に使われている (あえて男女を分けるならカミル(男)と[[カミラ>カーミラ]](女))。 カミュも『[[聖闘士星矢>天馬星座の星矢]]』での水瓶座の[[黄金聖闘士>射手座のアイオロス]](青髪の青年)や、『[[うたわれるもの>エルルゥ]]』の黒い翼の少女のように、男女共に存在。 [[オルガ>オルガ・スミェルチーロ]](Olga)は女性名だが、[[彼>オルガ・イツカ]]や[[怪獣>オルガ]]の場合は「O''r''ga」と綴りが異なっている&s(){ので決して&b(){オルガ母さん}などと呼んではいけない}。 あと[[クリス]]は[[クリストファー>クリストファー・ベルモンド]](男性)や[[クリスティーナ]](女性)の短縮形なので、[[男>マッスルパワー]][[女>白鳥クリス]]共に存在する。 #endregion [[マッドギア]]一の怪力を誇るが、脳筋で頭はマッドギア一悪い。彼以外の[[ステージ]]ボスは[[マッド>ダムド]][[ギア>ソドム]][[幹>エディ・E]][[部>ロレント]]だが、こいつが幹部なのかどうか不明。 グラフィックは雑魚敵[[アンドレ>ヒューゴー]]の頭部を[[差し替え>EXキャラクター]]たもの。 怪力自慢・[[モヒカン]]・脳筋・大男と、創作作品における「かませ」「下っ端」な要素を数多く持つ彼だが、そんな定番とは裏腹に怪力が脅威となる強敵である。 #ref(Abigail.gif,,left,float,title=同一人物とは思えない)  前述の通り、首から下がアンドレの使い回しである関係からか、  『ファイナルファイト』のボスキャラの中で唯一、対戦格闘ゲーム『ファイナルファイト・リベンジ』に出演していない。  アンドレですら出られたのに……。  『[[ストリートファイターZERO]]』[[ソドム]]のエンディングでも、マッドギア再結成に集まった者共の中に彼の姿は無い。アンドレですら(ry  『[[ストリートファイターIII]]』でも彼は出番無し。プレイアブルにアンドレ(ヒューゴー)がいるから作る手間も簡単なはずなのに……。  しかし、『マイティファイナルファイト』ではFCの乏しい容量の都合で仲間たちがリストラされる中、しぶとく3面ボスとして登場。  「マッドギアのクイズ王」を自称し、ボス戦前にゲーム内容に関するクイズを出題してくる。  それに全問正解するとコンティニュー回数を1回追加してくれるが、攻撃パターンに&b(){[[キス攻撃>キタナ]]}が追加される。 #clear このようにマッドギア構成員の中でも客演の機会に恵まれなかった彼だが、 2017年、ついに『[[ストリートファイターV>ストリートファイター#id_5300c7d7]]』に出演。快挙である。 &s(){[[発表当時は物議を醸したり>王虎]]同時期の[[別の格ゲー>鉄拳]]に参戦した[[大物悪役>ギース・ハワード]]と比較されたりもしたが、[[『III2nd』の>ヒューゴー]][[前例がある>ユリアン]]し[[CAPCOMではよくある事>○○だからしょうがない]]} なお1989年発売の本家ファイナルファイトから数えて18年越しの話である。 この作品でのCVは日本語[[ボイス]]が『[[エルシャダイ>イーノック]]』のルシフェルで有名な[[竹内良太>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:竹内良太|]]氏、 英語ボイスは『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]] for 3DS/WiiU』及び『SPECIAL』で[[ナレーション>アナウンス]]及び[[マスターハンド]]、 ならびに『SP』で初出場した[[ジョーカー>ペルソナ5主人公]]の英語版ボイスを務めた[[Xander Mobus(ザンダー・モーブス)>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander%20Mobus|]]氏が担当している。 #CO{「https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander Mobus|」だと「|CV:Xander」で切れてタグ検索が機能しませんが、 半角スペースの代わりに「%20」を入れて「https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Xander%20Mobus|」とすると機能します} #region(『V』のストーリー簡単まとめ) #image(abg.png,,width=300,,title=原作のデザインをベースに車のパーツそのものを何個か身に着けた外見になっている) マッドギアから足を洗った彼は、他のマッドギア構成員の内何人か(アクセル、ジェイ、ロキシーら)を引き連れて独立。 ニューヨークの[[自由の女神>hawk]]が見える沿岸、つまりファイナルファイト5面のあたりで[[中古車>Car]]業を営んでいる (上のCGで腕に付けているアクセサリーは&b(){「[[タイヤ>ヨコハマタイヤ]]」}である。他にも色々と[[&b(){車の部品そのもので}着飾っている>仮面ライダードライブ]])。 戦闘の導入は、路上で泣き喚くアビゲイルの声を[[通>いぶき]][[行>ザンギエフ]][[人>ハン・ジュリ]][[達>バルログ]]が、「おなら」「ブーイング」「[[ブタ>こぶた]]の鳴きまね」に誤解し、 キレたアビゲイルが喧嘩を吹っ掛けるというもの。 ただ一人、泣き声が車のエンジン音を模している事に気付いてくれた[[アレックス]]&b(){もぶちのめした}所で部下が合流。 &b(){「愛車がなくなって暴れていたが、実は部下に貸したのを忘れていただけだった」}というオチが付く。 もっともこれは日常の光景のようで、部下の元マッドギア御一行からは温かく弄られている(その後照れ隠しに&b(){全員ボコっちゃう}けど)。 とまあこのように、更生してからはオツムの割には部下の信頼も厚く、毎日を面白おかしく過ごしている様子。 それにしてもステージ関連とはいえそれなりの立地に店を構え、そこで[[社長業>ニコMUGENの二次創作ネタ#ルガール運送]]に勤しんでいるとは、 勝利したにも拘らず、いや&b(){勝利したからこそ全てを失った}[[コーディー]]とは正に対照的である。 だがコーディーも燻ったままではなく、立派に更生して社会復帰を果たした。 #endregion [[勝利台詞>勝利デモ]]ではコンパチ元かつ同じ脳筋であるヒューゴーとの差別化として、相手を車や車のパーツになぞらえて批評したりする。 また、ヒューゴーがショーマンとして自分の強さを誇示する事が多めなのに対し、アビゲイルはストレートで辛辣な相手に対する暴言が多い。 「シャドルー格闘家研究所」では『マイティ』にちなんで「クイズが得意」という事や、 「出身国は『オランダ』、と言われていたがパスポートを取りに行ったら実は『[[カナダ>サスカッチ]]』だった、という&b(){天然さん}」という衝撃の事実が書かれている。 もしオランダ国籍だったら『V』でのカナダ国旗の[[カエデ>カナディアンマン]]を模したモヒカンヘアーは実現しなかったかもしれない…。 さらに「まだ身長がのびているらしいぞ」との事で、『V』では『FF』時代と比べ&b(){6cmも身長が伸びている。} 余談だが、彼のステージに登場する白い犬・シロは[[ガイル]]の飼い犬サブの親友である。 ---- **キャラクター性能 ***ファイナルファイト #ref(ばああああああ.gif,,left,float,title=SFC版では3段階まで赤くなり、ダメージも段階に応じて3・5・8割と変わる) &font(30,b,i){&color(#700){「あ゙}&color(#800){あ゙}&color(#900){あ゙}&color(#a00){あ゙}&color(#b00){あ゙}&color(#c00){あ゙}&color(#d00){あ゙}&color(#e00){あ゙}&color(#f00){あ゙ぁぁぁ」}} #clear 最大の攻撃力を誇る突撃パンチで、プレイヤーの体力をごっそり持っていく。 これを出す前に顔を真っ赤にして上記の台詞を叫ぶ。[[ひろし]]の断末魔よりはカッコイイよ? どの技も(3つしかないが)強[[判定]]・広い間合い・高威力が共通しており、 中でも上述の顔を真っ赤にしての突進パンチは連打で潰しにかかろうとしたプレイヤーが逆に殴り飛ばされたり、 相打ちになってもダメージ負けしてアビゲイルはパンチ一発分のダメージでのけぞるのみでプレイヤーだけがやられたりもする。 また突進中に軸をずらしても合わせようとするので、対[[ソドム]]戦のように縦軸にいたら安定する事は無く、 攻撃が当たる瞬間[[メガクラッシュ]]を出して被害を抑える、もうちょっと熟練すれば攻撃判定の出がかりをパンチで潰すといった、 プレイヤーの腕を要求する対策しか無い。 もう一つの脅威は掴み投げ。 威力は突進パンチほどではないが、間合いがかなり広く、[[うろうろしていた所をいきなり掴まれたり、>ゲーニッツ]] アビゲイルの方から[[近付いてきておもむろに掴まれ>ゲーニッツ]]、メガクラッシュで暴れようにも攻撃判定が届かず無敵が切れた所を掴まれたりして、迂闊に攻められない。 [[対空投げでもあり、ジャンプ攻撃を仕掛けたプレイヤーが逆に投げられたりする>大門五郎]] 。 またSFC版ではゲーム全体に攻撃力が上がっているため、 アビゲイルの攻撃は大半が2発食らえば死ぬほどの高火力になっている上に、 掴み投げの判定が広くなっているので凄まじい強敵となっている。 一応武器を持っていれば比較的楽になるが、SFC版では前述のように投げ間合いが広くなっているので、 適当に武器を振っていても投げられる事があり、 さらにこのステージ自体敵が物凄く多いので武器を落とさずボスに辿り着く事自体難しい。 ***ストリートファイターV #region(『V』のアビゲイル) &b(){とにかく圧倒的な巨体を誇る}。[[ザンギエフ]]よりも頭一つ以上でかい。同じ巨躯でも[[サガット]]や[[サンダー・ホーク]]以上。 身長244cmの設定通りといえば設定通りだが、一般的なサイズのキャラの頭が胸ぐらいの位置に来るほどと言えば、どのくらいのサイズか分かるだろうか。 あまりにでかすぎるせいで[[ライフバー]]に頭頂部が届くほど。 ライフバーの下部にある[[スタン>気絶]][[ゲージ]]などは完全に&b(){隠れて見えない}。&s(){本当に目で見て調整したのかカプコン} ファイナルファイト時代はコンパチだったヒューゴー(アンドレ)の『IV』時代と比較すると、 向こうも他キャラが胸のあたりに来るので同じぐらいのはずだが、彼の方が髪を含む頭部が体に比べて小さめなのでより巨大感がある。 また、腕や首筋の筋肉がかなり太くなっているので、『ファイナルファイト』時代の彼より、 どちらかと言うと『[[ダブルドラゴン]]』の[[アボボ]](マッチョ時)の方が似ている。 &s(){今更アビゲイルをプレイアブルに起用したのはもしや海外のアボボ人気にあやかった可能性が[[微粒子レベルで存在している…?>TNOK]]} 巨躯から繰り出されるリーチの長すぎる[[通常技]]、当たると減る大P大K、そして巨漢キャラお馴染みの[[コマンド投げ]]「アビゲイルスマッシュ」を持つ。 大味な戦い方が可能な一方で立ち小Pやしゃがみ小Pは連打で派生技が出るため、長いリーチに加えて当身や[[Vリバーサル>ガードキャンセル]]潰しも兼ね備え、 立ち中Pは大幅な有利[[F>フレーム]]を得る事ができるなど小技も優秀。 また、 #ref(ばあ.gif,,title=ナイトロチャージといってもア〇ィダスの靴ではない) ↑コレは「ナイトロチャージ」という走り構えとして技になった。&s(){ニトロチャージだと[[ポケモン>ポケットモンスター]]の技になるからナイトロチャージになったのだろうか} ここからは例のパンチ「ダイナマイトパンチ」や例の&s(){他界他界}高い高い「ベイエリアサンライズ」が派生できる。 力強く走り込んで圧をかけていこう。 このキャラ最大の売りはVトリガー「マックスパワー」。 パワーアップ型のトリガーで、大Pしゃがみ大P、および各種レバー入れ大Pが溜めによってパワーアップするというもの。 元から痛い大Pにダメージが増えるだけでなくバウンドが追加され[[コンボ]]に行けるため、爆発力は本作随一。 特に与スタン値が凄まじく、始動によっては[[補正]]切りも何もなく本当に&b(){1コンボで一発スタン}するほど。とんでもない話である。 一方で小技の発生には恵まれず、ザンギエフ以上に色々な技が登り[[中段]]となるなど防御面は厳しい。 いかに密着されずに押し込んでいくかが課題となる。 あとこのキャラ固有の特徴なのだが、&b(){何故かやたらとテクい}というポイントがある。 『V』の他のキャラはあんまりコンボも難しくないため、ヒット確認等で差を付けていく事になるのだが、 アビゲイルの先述のVトリガーコンボは「[[目押し]]」からの「目離し(ビタ溜め)」を、 場合によっては複数回成功させる必要があるなど一人だけむやみに難易度が高い。 他にもジャンプ移行が一人だけ遅い事からジャンプ仕込み[[必殺技]]で弱点となる防御面を補ったり、 先ほどヒット確認で差を着けると書いたが、このキャラにもヒット確認要素があったりと大きなコンボから細かい[[立ち回り]]に至るまで技術介入要素満載である。 見た目に似合った大胆さと、似合わない繊細な要素を使いこなす必要があり、キャラ性能を引き出すためのハードルが高いテクキャラである。 『[[サムスピ>サムライスピリッツ]]』の[[炎邪]]もそうだが、[[あからさまに何も考えてないようなキャラの癖に使う側には繊細な神経を要求するという、色んな意味で曲者>アンヘル]]。 #endregion ---- **MUGENにおけるアビゲイル 『ファイナルファイト』の[[スプライト>ドット絵]]を使用して製作されたものが主流。 『ストリートファイターV』スタイルのアビゲイルもMUGEN入りしていたのだが、残念ながら現在は入手不可。 #region(アリ氏製作) -アリ氏製作 #ref(abi_st.gif,,title=ライフの色は白) 『ファイナルファイト』仕様のアビゲイル。 アリ氏は2015年4月1日を以て引退したが、転載・改変自体は自由との事。 現在はfoxy氏のonedriveにて代理公開されている。 ジャンプやガードは出来ないが[[軸移動>餓狼伝説]]で完全無敵になって回避できるので、[[ビーム脳]]対策もバッチリのトンデモ野郎。 [[RB>餓狼伝説#id_4859d926]]版[[クラウザー>ヴォルフガング・クラウザー]]登場以前の動画では、[[軸のアルカナ>ライン移動]]の契約者として猛威を奮った。 アンドレJr.、J、オリバーといった部下(?)を呼び出し、回避困難な[[集団リンチ>人間弾幕]]を決める。 とにかく[[起き攻め]]が大好きな困った人達。 アンドレJr.は操作可能で、皆でパンチし続ければ相手はガードするか体力をごっそり持っていかれるかの[[択一攻撃]]を迫られる。 [[ガードキャンセル]]しても無駄である(さらに状況によってはほぼ[[フライング]]に近い状況で開幕仲間が突っ込んでくる事も)。 &nicovideo(sm4380794) #endregion #region(Tim Markworth氏製作) -Tim Markworth氏製作 [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。 こちらも原作のスプライトを使用しているが、しゃがみにガードやジャンプも出来る格ゲーキャラっぽく仕上げられている。 原作同様の掴み投げや突撃パンチに加え、原作にはないキックも繰り出せる。 しゃがみキックは足で地響きを起こすもので、一見範囲が狭そうだが、実際は1キャラ程度離れていてもヒットする。 更に空中投げも会得しており、[[市長>マイク・ハガー]]のダブルラリアット時の雄叫びを上げつつ、相手を引っ掴んで反対側へブン投げる。 掴み投げで空中に放り投げた相手を更にキャッチしたり、壁際ならば反対側に投げた相手に追撃を加え、再度キャッチして〆、 といった華麗な空中コンボも可能。 もちろん突撃パンチの威力と迫力も健在だが、普通にガード可能な上にしゃがまれると当たらなかったりするのが悲しい所である。 手数が少なくゲージを消費する技も持たないが、その分攻撃力は絶大、といった感じのキャラ。 AIはデフォルトで簡易的なものが搭載されており、 迂闊に跳び込むと&s(){&b(){「ンオーオォ!」}}空中投げで、距離が離れていれば&s(){&b(){「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ」}}突撃パンチ、と大迫力で襲いくる。 突撃パンチは落ち着いて対処すれば怖くはないのだが、ちょっとした油断が大事故に繋がる相手と言えよう。 |紹介動画(公開先へのリンク有り)&br()&youtube(https://youtu.be/S3j255cY_U0){320,240}| #endregion #region(chuchoryu氏製作 ストV風アレンジ) -chuchoryu氏製作 ストV風アレンジ #image(abigail_stand.gif,title=アンドレの使い回しでは無くなった) 現在はリンク切れにより入手不可。 氏の手描きスプライトで製作されており、クオリティはかなりのもの。 イメージ通りかなりの巨体を誇る。 現状ベータ版ではあるが一通りの技は揃っている模様。 コンプゲーか特殊ライフバーでの使用を前提に作られたのか、[[ポートレイト]]と小ポートレイトが異様にでかい。 「動かしてみたら画面の後ろに変な画像が表示されている。  しかし、そんな画像を表示させるような記述はキャラのcnsのどこにも無いのだが……?」と思ったら、 恐らくそれは普通のライフバーに表示されている小ポートレイトである。 海外製キャラにはよくある事なのだが火力がかなり低めに設定されており、 「このガタイ・この迫力でこの低火力では……」と感じたら、いくらか上げておいた方がいいかもしれない。 耐久力もごく普通にLIFE1000である。 簡易的ながらAIも搭載されているが、大会に出す時には取り敢えずポートレイトは弄っておいた方が良いだろう。 |紹介動画&br()&youtube(https://youtu.be/PopDnh9JclI){320,240}| #endregion #region(cormano氏製作) -cormano氏製作 #image(cormano Abigale.gif) Poochmaster氏製作のヒューゴーがベースと思しきアビゲイルを改変したもの。 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」におけるcormano氏のフォーラムにて公開されている。 なお、ReadMeの類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。 操作方法は6ボタン方式で[[ブロッキング]]も可能。 原作からしてアンドレ(=ヒューゴー)の使い回しなので違和感は無く、『ストIII』にアビゲイルが出ていたらこんな感じかもと思わせてくれる。 ……が、アニメ枚数がやたらと少なく、ジャンプ・ダッシュ・攻撃が同じ動作だったり、 ブロッキングに成功しても光るだけで微動だにしなかったりと、残念ながらキャラとしての完成度は高くない。 AIは並中位程度の強さのものがデフォルトで搭載されているが、上記の問題もあって動画に起用するのは厳しいだろう。 #endregion ちなみに『FGO』のアビゲイルもsandaime氏によって手描きでMUGEN入りしていたが、 現在はダウンロードページのサービス終了で入手不可となっている。 ***出場大会 #region(一覧) #list_by_tagsearch_cache([大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) -[[あまり自重していない作品別トーナメント>>https://nico.ms/sm3992017]] ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[アビゲイル],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[御近所M語]] ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:竹内良太|,|CV:Xander Mobus|,カプコン,ストリートファイター,悪役,ボスキャラ,デカキャラ,起き攻めキャラ,パワーキャラ,カナダ人,社長,筋肉,モヒカン,黒髪,白色 //ニコニコmugenwikiではアルファベット圏の声優は原則その文字で表記しています

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