形意拳

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形意拳」を以下のとおり復元します。
シンイーケンと読む。2000年に台湾企業IGSが発表した格闘ゲームである。
『形意拳』は日本を含む漢字圏でのタイトルで、英語圏では『Martial Masters』。

実在の武術家、黄飛鴻(1847-1924)を主人公にしたツイ・ハークによる人気映画シリーズ
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』の影響を強く受けている作品。
あくまで影響されているだけで、許諾などは得ていないようだ。

グラフィックは日本で言うカプコンっぽいアニメ調なもの。
一部のキャラの[[ニュートラルポーズ]]のアニメーションがやたらヌルヌルな動きなのだが、
全体的に見ればそう突出して高いレベルの動きというわけではない。

*概要
操作系はレバー1本とABCD(弱P、弱K、強P、強K)の4ボタン、それとスタートボタン。
投げ技の入力がADまたはBD同時押し、挑発がCD同時押しという辺りはちょっと変っている。

日本産ゲームの海外輸出時にもよくあった事だが、言語面でのローカライズが拙く、
勝利セリフやハウトゥープレイのシステムの名称・説明文などが少々おかしい。

**デモで説明されるシステム名と説明
-不意打ち
--敵のしゃがみ防御不可能↓+AB
-後へ回避しながらの不意打ち
--敵のしゃがみ防御不可能←+AB
-覚醒
--はめ技状態からの脱出 C+D+ゲージ1回分
-ダウン回避
--倒れる瞬間にA+B
-分身攻撃
-- ↓ ↘→B+Cまたは ↓↙←B+C
以上、原文ママ。
「覚醒」の説明文の「はめ技状態」というのは永久コンボとかでなく、ガードの状態を意味する。
「分身攻撃」は本作のかなり独特な要素で、まるで『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』の[[タンデムアタック]]のように
自分と分身で同時に攻撃をしかけるというもの。ただし分身の行動はあらかじめ決まっている。

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*登場キャラクター
通常キャラクター
>マスターファン(黄飛鴻)、ドランクマスター(酔不歸)、スコーピオン(白少廷)、タイガー(虎克)
>[[レイカ]](靈兒)、モンキーボーイ(孫鐵兒)、ゴーストキック(鬼脚七)、モンク(釋武真)
>レッドスネーク(曲紅嫣)、クレーン(紀雲袖)、ロータスマスター(白蓮教主)
*隠しキャラクター(コマンドで使用可能)
>[[サオジン]](十三姨)、
>[[ラスボス]]:トゥルーロータスマスター

ちなみにラスボスの名前の綴りはゲーム画面では &bold(){TURE} LOTUS MASTER になっている。
たぶん &bold(){TRUE} LOTUS MASTER の間違いだろうと思われるので、トゥルーロータスマスターとここではしておく。

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MUGENでは[[レイカ]]、レッドスネーク、[[サオジン]]などが確認されている。
なお、妙に横長に見えるのはCPS基盤のゲームと同様に元のゲームのドットが縦長の長方形なせいである。

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