#image(kurama_91.jpg,title=『企業秘密です。』,height=300) &size(20){&bold(){&i(){&color(crimson){「綺麗な薔薇には棘があるのさ」}}}} 冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』の登場人物。「くらま」。 京都府に実在する温泉地や、時代劇に出てくる[[変身ヒーロー>仮面ライダー1号]]の元ネタキャラは同じ読みでも「&bold(){鞍}馬」である。 当初は敵側として登場したが、後に味方となった。 CVは[[緒方>セーラーウラヌス]][[恵美>碇シンジ]]。 もともとは、魔界で盗賊稼業をやっていたA級妖怪[[妖狐>うずまきナルト]]。 だが、15年前に霊界特防隊と交戦して追いつめられ、人間「南野志保利」の妊娠していた胎児へと転生する。 そして「&bold(){南野秀一}」(みなみの しゅういち)として生を受けた。 当初は小学生を越えたら失踪する予定だったが、それを考え始めた頃に志保利が彼をかばって重傷を負った際に彼女を母親として慕っている事に気付く。 その傷と病気の体を治すため、己の命と引き換えに願いを叶える魔鏡「暗黒鏡」を巡って[[浦飯幽助]]らと対立した (とは言っても、すぐに事情を話しており、幽助も同情して願いを叶えるのに協力しているため対決していない)。 その後は情状酌量が認められ、「奉仕活動」として幽助らに協力する (ただし、霊界の命令で幽助に協力した事はほとんどなかったので、[[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]より早く自由の身になったと思われる)。 性格は妖怪とは思えないほど穏和で家族思い。 しかし、自分やその仲間、家族に対して危害を加えようとした者や、 卑劣な相手に対しては徹底的に冷酷非情になる。 実際、彼と戦った人は多くが惨死するか、「死んだ方がマシ」な目に遭わされており、 [[飛影]]でさえ、「敵に回したくない」と言わしめるほど。 その反面、正々堂々と戦った実力者や、ただ騙されていただけの相手には、 たとえ、敵対していてもその殺生を嫌う。 &size(20){&bold(){&i(){&color(crimson){「君が外道で良かった。オレも遠慮なく残酷になれる」}}}} 主人公メンバーの中では最も頭の回転が速く、学校(高校一年生)の成績も毎回学年トップ。 そのため、単純戦闘以外でもブレーンとして働くことも多い。 女と見まごうばかりの美形だが、本人は女性と間違えられると怒る。&bold(){&color(crimson){「俺が女子高へ?変装してか、しないでか?」}} 意外にも[[桑原>桑原和真]]と親しく、彼の特訓に付き合ったり魔界トーナメントの結果を話したりしている。 また、[[幽助>浦飯幽助]]と直接戦った事が一度もないキャラでもある。 家族は物語開始時は志保利だけだったが、後に彼女の再婚相手とその連れ子である義弟が増える。ちなみに&bold(){義弟の名前も秀一}。 混同しないようにするためか、母親が再婚した後も母親の姓である「南野」を名乗っている。 義父・義弟との関係も良好で、高校卒業後は義父の会社に就職している。 #image(Kurama-6.gif,left,title=愛用のローズウィップ) [[植物を操る能力>翠星石]]を持ち、そのままの姿でも[[薔薇>真紅]]を鞭にする「薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)」や、 花びらで敵を切り刻む「風華円舞陣」、敵の血液を吸ってその花を咲かす「シマネキ草のタネ」などの技を使いこなす。 #clear #image(YoukoKurama2.jpg,title=『切り札は先に見せるな』,width=250) //画像を妖狐解説位置へ移動 &size(20){&bold(){&i(){&color(silver){「さあ、おしおきの時間だ…俺を怒らせた罪は重い」}}}} 物語中盤にて[[相手を胎児以下まで戻す敵の若返り能力>アレッシー]]を受けたことにより一時的に魔界時代の妖狐の姿に戻り、 その能力を持ったアイテムを何度も使ったことで徐々に力を取り戻していき幽助が殺された事への怒りがきっかけで自由に戻れるようになる。 (正確には制限仕切れない敵意が限界点に達した時約50%の確立で妖狐化する。また、妖狐になる度に南野秀一の生命力をかなり削る。) 妖狐に戻ると、妖力の上昇や身体強化のみならず強力な魔界の植物も自由に操れるようになる。 ちなみに妖狐の[[ボイス]]は[[オクラ>毛利元就]]や[[トロワ>ガンダムヘビーアームズ]]でおなじみの中原茂氏、仙水戦からは緒方恵美女史の兼任となった。 これらの要素からキャラクター人気も高く、主要読者の少年層のみならず特に女性からの支持は絶大であった。 [[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]とは物語の1年前に発生したある事件に関わって以来の友人関係だったこともあり、 この二人のボーイズラブなカップリング創作もかなり出回ったと言われている。 良い子は&bold(){「飛影はそんなこと言わない」}でググっちゃ駄目だぞ! //この辺いらないっしょ //いいんじゃねーの?二次創作カップリングうんぬんは他の項目でも書かれてるんだし。間違いなく幽々白書の人気を押し上げた要素の一つでもあるしさ。 なお、やたらと長い髪はこの[[飛影]]と出会った事件から&bold(){約1年}で伸びたものであり、回想での蔵馬は無茶苦茶髪が短い。 当時のゲームで見る蔵馬と妖狐の技の参考動画(2分45~) &nicovideo(sm7722659) ---- **MUGENでは Kamekaze氏が制作した原作ゲーム仕様のものが存在している。 人間の姿で戦うが、超必殺技では妖狐の姿になる。必殺技から考えると、「[[暗黒武術会>暗黒MUGEN会]]」のあたりと思われる。 「スピリットゲージ」を搭載しており、ライフが半分以下でゲージを使用する「スピリットインパルス」を使うと、 必殺技の間合いなどが大きく強化される。 &nicovideo(sm8536987) **出場大会 [[第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークⅡセカンド]](タッグ:[[ヨーコ]]) [[銀河帝国軍vs自由惑星同盟軍]] &size(20){&bold(){&i(){&color(crimson){「お前は死にすら値しない」}}}} ----