ベルンカステル

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//編集は自由に行ってください
//※正しくは『ベルンカステル』です。ひぐらしのFrederica Bernkasteとうみねこのベルンカステルは、公式で同一だと一度も名言されてはいません。

#ref(FredericaBernkastel.jpg,古手梨花,title=PAD疑惑)

**&i(){理論上、最強の力を持つが、それはメモ用紙を百回畳めば月に届く、というようなもので少々現実的ではない}
**&i(){――――――そして彼女は百回畳んだ。}

同人ゲーム「うみねこのなく頃に」の登場人物。
千年を生きたカケラの魔女。伝説の魔女。運命や可能性といった概念を視覚化できる世界に住まうという。
ニンゲンの運命を鑑賞し、時に干渉する。つまり、時にあなた(プレイヤー?)であり、あなたの唯一の友人でもある。
好きなものはワインと辛い物。嫌いなものは退屈と、学ばない者。
『ゼロでない限り“必ず”成就させる程度の能力』という最強の力を持つ魔女だが、それはメモ用紙を百回畳めば月に届く、というようなもので少々現実的ではない。

前作『ひぐらしのなく頃に』の登場人物『[[古手梨花]]』に似ている。
『ひぐらし』にはFrederica Bernkasteなる人物が書いた詩も登場しているが、この詩人と本項のベルンカステルが同一人物なのかは不明である。
 
#region(原作の設定など。ネタバレ注意)
終了後インタビューによれば(一度別人だと言い切っているのだが)古手梨花本人ではなく
「賽殺し編」にて分離したと思われる自称100年の魔女としての彼女である。
絶対の魔女ラムダデルタ(幼少期の[[鷹野三四]]に酷似)に囚われ弄ばれるうちに誕生し、
自由になってからは数多のカケラ世界(平行世界)を航海している。

うみねこ世界には退屈しのぎに来訪したが、「うみねこのなく頃に」の主人公の[[右代宮戦人]]に過去の自分の姿を見た結果、
彼に肩入れし&s(){メインヒロインである}魔女[[ベアトリーチェ>ベアトリーチェ(うみねこ)]]と対立する。

……が、主人公の味方とは言え彼女も魔女。哀れな駒をチェス盤の上で弄ぶ残酷な存在の一人である。
出題編最後に当たるEP4ではそれまで2種類しかなかった表情差分が追加されたが[[それまで見せることの無かった一面が出てしまい>高町なのは]]、
特に「ひぐらし」を知るプレイヤーを驚愕させた。
回答編であるEP5以降ではその[[ドス黒く>ヴァニラ・アイス]]、歪んで捻くれたゲロカス感情を惜しげもなく披露しまくっている。

なお、「ゲーム」において彼女が採る手段は「[[勝利の為なら手段は選ばない>ジャギ]]」「[[ルールは裏をかくもの>命は投げ捨てるもの]]」
「[[敵対プレイヤーは徹底的に潰す>ヨコハマタイヤ]]」「[[巻き込まれた第三者の事など知った事ではない>○○ほうが悪い]]」と、
&b(){実は梨花と大差な&s(){く、大変腹黒}い}。こちらは普通に人死にが出るので巻き込まれた方はたまった物ではないが。

相方いじめをしすぎたためなのか、退屈しのぎに試してみたのかは判らないがベアトリーチェに''梅干紅茶を注文''したり、
ロシアンティーにぴったりだとのたまって''クラッカーに塗るジャムとしてコチジャンを要求''したりと、
常人離れした味覚をしているらしい。唐辛子好きはどの世界でも変わらない。

#region(※うみねこのなく頃にEP6ネタバレ注意!!※)
かつて「忘却の深淵」(全ての人間から存在を忘れられる、キャラクターとしての真の死亡)の次に恐ろしいとされる
「ロジックエラー」の迷宮に捕らえられ、その地獄の果てに心を壊した。
これは自分の登場する物語に致命的な論理矛盾が生じた際に発生し、それを解消できるまで決して解放されない拷問刑。
退屈を何よりも嫌うのは、その時の恐怖を思い出すのを恐れているため。ある意味では彼女とて、犠牲者の一人でもあると言える…のか?&link_anchor(*1){*1}。ただしこれも終了後の作者の言によるとひぐらしの一件が終わった後好き好んでやったカケラ遊びでねじれたとずいぶんニュアンスが代わっている。尤もひぐらしの一件で壊れた、は周りが言ってるだけであり彼女自身ないし[[彼女と関係深い人の相方>羽入]]がそうだといったことがあるわけではない。

EP6では[[彼女と関係深い人の相方>羽入]]をモチーフキャラにしたと思われる人物が、うみねこにも登場した。
あくまでも彼女は傍観者にして、物語の真実も知らない一読者としての立場をわきまえたポジションとして存在していた……はずが[[ラスボス]]の上、性的な意味で主人公を(恐らく)喰ったとやりたい放題である。
#region(しかし、EP7のゲームマスターとなり…)
残された謎の回答をさせる為に、&s(){戦人よりも遥かに}有能な人材を召集し、自身も&b(){257万8917分の1}という天文学的確率のカケラから必要な人物を見出している。
ちゃんとベアトリーチェの埋葬(なぞとき)も行うなど嘘みたいに律儀なEPとなったのであった…。 
#region(よかった、なんだかんだ言ってもいいヤツだったね!)
#ref(grks.JPG,古手梨花,title=どうしてこうなった…。ちなみに、ひぐらしではヒロインキャラで唯一梨花だけが顔芸的な絵が無い。)


&font(32,b,i,red){&space(3)「…なわけねぇだろぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」}

最後の最後でやっぱりやりやがった…。彼女の本番はお茶会からであった。
詳細は&bold(){精神衛生上非常によろしくないため}伏せるが、これぞゲロカスと言わんばかりのドS・ド外道ぶりを改めてプレイヤーに叩き込む事になった…。

EP8でもやりたい放題で事実上の[[ラスボス]]と化している。本当にどうしてこうなった。
#region(あら、悪役も楽しかったわよ)
このように後編で大暴れしたベルンカステルだが彼女や[[ラムダデルタ>鷹野三四]]等にとってうみねこ世界は愉快な物語であって物語の悪役、憎まれ役を演じただけである。
少々暴れ過ぎではあるが。

[[フェザリーヌ>羽入]]へと送ったと思われる手紙、2人だけの場面を見る限り彼女の素はそこまで外道なわけではない。
[[ラムダデルタ>鷹野三四]]のためにわざとケーキを頭から被ったり、最後まで付いてきた変態探偵の名言が気に入ったのか何度も真似たりと可愛いところもある。
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#region(余談)
古手梨花とは違い戦闘力が増していることからPAD疑惑が浮上し一部からは「PAD郷」と呼ばれている。どうしてこうなった(胸囲的な意味で)
くれぐれもこのネタを多用するのは止めよう。[[某メイド>十六夜咲夜]]とともに怒られるよ!

また、スカートの中にはリボンを付けた[[猫の尻尾>橙]]がある。作者によれば飾りではなく本物らしい。
詳しい理由は不明だが、魔女が趣味でアクセサリーとして付けているものと推測されている。
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**『黄金夢想曲』での性能
うみねこの格闘ゲームである『黄金夢想曲†CROSS』では、最近のパッチで正式にプレイヤーキャラとして追加された。
実はその存在はデータ解析により無印最初期の頃から噂されていた為、プレイヤー視点で実に一年越しの参戦となる。

#region(ゲーム中の性能)
特殊なオプション「カケラ」や黒猫をばら撒く飛び道具を多数持ち、ゲーム中で唯一二段ジャンプ・空中ダッシュどちらも所持するという高い空中機動力を持つ。
その反面、通常技のリーチがとにかく短い上に、体力は1000×ゲージ本数とそれまで最下層だった[[ルシファー]]・嘉音ラインよりもさらに低い[[紙]]装甲。とにかく強い部分と弱い部分の差が激しいキャラである。

猫系の飛び道具は単体ではイマイチ頼りない性能なので基本は「カケラ」を消費した飛び道具に頼る事になる。
このキャラ特有のシステムである「カケラ」は、地上で歩く以外の行動をしていない(ガード中もノーカウント)時間が続く事で自動で一個ずつストックされていき、これを消費する事で広範囲に拡がる飛び道具を撃てるという特徴を持つ。
それ自体は優秀なのだが地上限定というのがネックで、キャラの強みを生かす為にバッタしているとオプションが全然溜まらず、溜める為に地上に張り付くと技のリーチに苦しめられるというジレンマがある中々癖の強い特殊システムである。

メタ技「全てを呑み込む無慈悲なるリヴァイアサン」は、青い魚が地面を飛び跳ね同時に多段ヒットの波が起こる同時攻撃。
この技の本体部分で相手を倒すと、リヴァイアサンが画面全体を飲み込む特殊演出に移行する性質がある。

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**MUGENにおけるベルンカステル
#image(bernkastel.gif)
製作は「[[ひぐらしの>前原圭一]][[なく頃に>竜宮レナ]]」や「[[絶対>明石薫]][[可憐>野上葵]][[チルドレン>三宮紫穂]]」のキャラでおなじみのbaggy氏。
「フレデリカ・ベルンカステル」名義になっているが、冒頭の通りこれは「ひぐらし」に登場する人名である。
これまでの製作物と同じく3頭身の[[黄>東方萃夢想]][[昏>東方緋想天]]風ドットで作られている。
基本的なシステムはこれまでと同じで、飛び道具を撃つ遠距離戦法を取り、「青き真実」や「餓えた黒猫達の宴」など原作に沿った技を使う。

しかしなんといっても注目すべき点はその強さ。
中~遠距離では「かけら遊び」や空中版「運命の選択」など強力な飛び道具で相手に何もさせずに削り殺し、
近距離でも各種通常技の判定が非常に強く、また地上通常攻撃は「運命の選択」以外全てガードさせて大幅有利と盤石。

防御面においてはまず前後ワープが非常に高性能であり、
"動作中完全無敵な上に前ワープは動作終了後7F間、後ワープに至っては19F間完全無敵が持続したまま行動可能。"
具体的に言うとその後の小パンに無敵が付加されるため手軽な切り返しに使えたりする。
地味に空中バックダッシュも同様に動作終了後11F間の無敵時間が付与される。
その他にも範囲が広く発生4Fで出がかり3F間には当て身判定もあり、ガードされても4F不利で済む地上版「運命の選択」、
発生こそやや遅いが一瞬で画面端まで届く1ゲージ超必「かけら集め」、
発生が早く画面3分の2強をカバーする2ゲージ超必「青き真実」と無敵技も充実しており、
また1ゲージ消費で発生2F、動作中完全無敵、ガードされて1F有利、画面半分弱をカバーする食らい抜けの
「ヒートアップ」や、1試合に1度だけ使用できる「異端審問官と変態探偵」もあるため切り返しには事欠かない。


単体でも十二分に強いが、「異端審問官と変態探偵」使用後に使用できる2種のストライカーも非常に強力。

「ワケねェえぇええええぇええだらァあああぁアぁああああぁ!!!」は古戸ヱリカが本体の斜め後方から鎌で切り払う技で、
発生が早めでやたら判定が大きく位置も本体の付近固定なのでコンボや固めに組み込みやすく、暴れにも非常に強い。
「デスデスデスデスッ!!」はドラノールが少し遅れて3発の衝撃波を飛ばす技であり、
発生こそ遅いが画面端まで届き、接触さえさせれば大幅有利。

どちらも召喚後にそれぞれ3秒ほどクールタイム(召喚不能時間)があるものの、出てしまえば一切潰されず、
地上空中問わずコントロール可能な状況ならワンボタンでいつでも呼び出すことができる。
なにより呼び出しモーションがなく、出すと同時に別の行動をすることが可能なため、
困ったらとりあえず出すだけで有利な状況を作ることができるほか、
&b(){ストライカーを出しつつ自分はワープで逃げることで完全ノーリスクの切り返しとして機能する。}
ちなみにAIはレベルを上げるとこれを&b(){普通にやってくる。}


4ゲージ消費の超必「終焉の刻」は発動まで2秒弱かかるものの&b(){ダメージ5.5割の[[全画面>全画面判定]]ガー不}という恐ろしい技。
飛び道具の「かけら遊び」やストライカーの「デスデスデスデスッ!!」などがガードされても1秒強の有利フレームが取れるため、
端同士ならば案外楽に発動させることができる。

欠点は狂クラス付近としてはややコンボ火力面に難がある(ノーゲージだとストライカー含めて3割後半程度)という点だが、
ゲージ技の火力である程度補えるほか、飛び道具+ストライカーの弾幕を駆使した削りだけでもごっそり持って行けたりする。
また上述の通り立ち回り性能がそれを補ってお釣りがくるほどであり、攻撃回数が多く取りやすいためそれほど苦にもならなかったりする。
ただしある程度早い回復+広範囲高火力技持ちの相手に対してはダメージレースで競り負けやすく、ジリ貧になりやすい。


1Pでも「異端審問官と変態探偵」ありかつAIレベル最大で凶最上位程度の強さとなり、
開幕覚醒状態の[[羽入]]や[[ベアトリーチェ>ベアトリーチェ(うみねこ)]]を圧倒する程の強さとなる。
 なお、氏による対ベアトリーチェとの相性はというと・・・
 ※強さの参考:ベルン(AI10)対ベアト(AI10) 9:1で有利
        ベルン(AI 6)対ベアト(AI10) 6:4で有利  
        ベルン(AI 5)対ベアト(AI10) 4:6で不利
事件の黒幕より上とはこれはいかに・・・。いや、むしろこれは立ち向かえているベアトが流石というべきなのか。
また、性質上同程度のクラスの相手でも近接主体のキャラ相手ならばほぼ負ける要素がないと言っていいほど相性が良い。
AIは切り返し面でワープ+ストライカーを多用するため、
スイッチで「異端審問官と変態探偵」を切ることでAIレベル最大でも多少マイルドになる。


12Pでは性能がさらに強化され、ゲージ自動回収(約4秒で1ゲージ)、「かけら遊び」の飛び道具が一つ増加、
ストライカーのクールタイムがなくなり、「終焉の刻」の発動がおよそ1秒に短縮、「青き真実」「赤き真実」が使用不可、
代わりに「真紅の真実」(2ゲージ超必、「青き真実」の威力強化+最終段が全画面になったような技)が使用可能になる。

この状態だと[[マスターギース>ギース・ハワード]]や[[神ベガ]]などの相手と互角に戦い、氏の製作キャラでは初の完全狂キャラクラスの実力を発揮する。



|&nicovideo(sm15626883)|&nicovideo(sm15951194)|
|&nicovideo(sm16191245)|&nicovideo(sm16386940)|

***出場大会
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-[[版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦]](総合版権キャラクター連合最終門番)
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****更新停止中
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****凍結
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}
//***出演ストーリー
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余談だが、このエピソードでラムダデルタの口から語られるベルンカステルの過去、及び
ロジックエラーの解説は『ひぐらしのなく頃に』の制作裏話とも取れる内容になっており、
メタ的な意味で非常に興味深いと同時に&b(){物語を作る際は結末を決めておかないと酷いことになる}
という非常に含蓄の深い話となっている。

//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:田村ゆかり|,魔女,猫,鎌使い,召喚攻撃

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