現在は公開サイトが消滅しており、残念ながら入手不可。
「 ひぐらしのなく頃に」や「 絶対可憐チルドレン」のキャラでおなじみのbaggy氏によるベルンカステル。
「フレデリカ・ベルンカステル」名義になっているが、冒頭の通りこれは『ひぐらし』に登場する人名である。
これまでの製作物と同じく3頭身の 黄昏風ドットで作られている。
基本的なシステムはこれまでと同じで、飛び道具を撃つ遠距離戦法を取り、「青き真実」や「餓えた黒猫達の宴」など原作に沿った技を使う。
しかしなんといっても注目すべき点はその強さ。
中~遠距離では「かけら遊び」や空中版「運命の選択」など強力な飛び道具で相手に何もさせずに削り殺し、
近距離でも各種通常技の判定が非常に強く、また地上通常攻撃は「運命の選択」以外全てガードさせて大幅有利と盤石。
防御面においてはまず前後ワープが非常に高性能であり、
動作中は当然のように完全無敵で、その上に前ワープは動作終了後7 F間、後ワープに至っては19F間完全無敵が持続したまま行動可能。
具体的に言うと ワープ後に小パンを出すと小パンに無敵が付加されるため手軽な切り返しに使えたりする。
地味に空中バックダッシュも同様に動作中+終了後11F間の無敵時間が付与される。
その他にも範囲が広く発生4Fで出がかり3F間には当身判定もあり(つまり相手が本体打撃を振っていれば無敵状態だろうとお構いなしで当たる)、
ガードされても4F不利で済み、追撃まで出来るノーゲージ無敵技の地上版「運命の選択」があるため切り返しには全く苦労せず、
発生こそやや遅いが一瞬で画面端まで届く1ゲージ超必「かけら集め」、発生が早く画面4分の3強をカバーする2ゲージ超必「青き真実」、
単純な威力が高い上にヒット時自ライフ回復の3ゲージロック超必「餓えた黒猫達の宴」とこれらすべてのゲージ技が
発動から動作終了まで完全無敵という無法ぶり。
また1ゲージ消費で発生2F、動作中完全無敵、ガードされて1F有利、画面半分弱をカバー、使用後一定時間自動ライフ回復を付加する「ヒートアップ」や、
1試合に1度だけ使用できる「異端審問官と変態探偵」と 喰らい抜けまで複数持っているため切り返しには事欠かない。
単体でも十二分に強いが、「異端審問官と変態探偵」使用後に使用できる2種の ストライカーも非常に強力。
「ワケねェえぇええええぇええだらァあああぁアぁああああぁ!!!」は 古戸ヱリカが本体の斜め後方から鎌で切り払う技で、
発生が早めでやたら判定が大きく位置も本体の付近固定なのでコンボや固めに組み込みやすく、暴れにも非常に強い。
「デスデスデスデスッ!!」は ドラノールが少し遅れて3発の衝撃波を飛ばす技であり、
発生こそ遅いが画面端まで届き、接触さえさせれば大幅有利。
どちらも召喚後にそれぞれ3秒ほどクールタイム(召喚不能時間)があるものの、出てしまえば一切潰されず、
地上空中問わずコントロール可能な状況ならワンボタンでいつでも呼び出す事ができる。
なにより呼び出しモーションがなく、出すと同時に別の行動をする事が可能なため、
困ったらとりあえず出すだけで有利な状況を作る事ができるほか、
ストライカーを出しつつ自分はワープで逃げる事で完全ノーリスクの切り返しとして機能する。というか完全にこいつと同じ事ができる
ちなみに AIはレベルを上げるとこれを 普通にやってくる。まあもちろん他の技を振らなくなったりする事は無いが。
4ゲージ消費の超必「終焉の刻」はダメージ5.5割の全画面ガー不という恐ろしい技。
発動までの溜めモーションで2秒弱かかるものの、吹っ飛ばして大幅に有利フレームを作れる技が豊富にあるほか、
飛び道具の「かけら遊び」やストライカーの「デスデスデスデスッ!!」などをガードさせれば1秒強の有利が取れるため、案外楽に発動できる。
欠点は狂クラス付近としてはややコンボ火力面に難がある(ノーゲージだとストライカー含めて3割後半程度)という点だが、
ゲージ技の火力である程度補えるほか、飛び道具+ストライカーの弾幕を駆使した削りだけでもごっそり持って行けたりする。
また上述の通り 立ち回り性能がそれを補ってお釣りがくるほどであり、攻撃ターンが大量に取れるためそれほど苦にもならなかったりする。
ただしある程度早い回復+広範囲高火力技持ちの相手に対してはダメージレースで競り負けやすく、ジリ貧になりやすい。
1Pでも「異端審問官と変態探偵」ありかつAIレベル最大で凶最上位程度の強さとなり、
開幕覚醒状態の 羽入や ベアトリーチェを圧倒する程の強さとなる。
なお、氏による対ベアトリーチェとの相性はというと…
※強さの参考:ベルン(AI10)対ベアト(AI10) 9:1で有利
ベルン(AI 6)対ベアト(AI10) 6:4で有利
ベルン(AI 5)対ベアト(AI10) 4:6で不利
事件の黒幕より上とはこれはいかに…。いや、むしろこれは立ち向かえているベアトが流石というべきなのか。
また、性質上同程度のクラスの相手でも近接主体のキャラ相手ならば、ほぼ負ける要素がないと言っていいほど相性が良い。
AIは切り返し面でワープ+ストライカーを多用するため、
スイッチで「異端審問官と変態探偵」を切る事でAIレベル最大でも多少マイルドになる。
それでも「運命の選択」だけで凶下位程度なら大抵何もさせずに嬲り殺せるのだが。
12Pでは性能がさらに強化され、ゲージ自動回収(約4秒で1ゲージ)、「かけら遊び」の飛び道具が一つ増加、
ストライカーのクールタイムがなくなり、「終焉の刻」の発動がおよそ1秒に短縮、「青き真実」「赤き真実」が使用不可、
代わりに「真紅の真実」(2ゲージ超必、「青き真実」の威力強化+最終段が全画面になったような技)が使用可能になる。
この状態だと マスターギースや 神ベガなどの相手と互角に戦い、氏の製作キャラでは初の完全狂キャラクラスの実力を発揮する。
+
|
大会ネタバレ |
+
|
決勝では… |
決勝に共に残った面々に苦手とするタイプが多く、また予選で手にしたspで敗北猶予が決定されたため、
10spだった彼女は1度しか敗北できなくなり、厳しい戦いになる事が予想された。
さらにその猶予すら初戦の マスター楓B-styleにストレート敗けで失ってしまい、開始早々から窮地に追い込まれてしまうが、
ここから怒涛の快進撃を見せる。
持ち前の立ちまわりで翻弄し強力なゲージ技を効果的に打ち込んでいき、並みいる強豪たちをことごとく撃破。
前評判はどこへやら、ほぼすべての試合が名勝負だと絶賛される。
中でも自身の苦手とする「瀕死時に高火力」である スコープドッグRSCや キュアハッピーには、
その特性を使われ先にラウンドを落とすも、2R以降で瀕死状態の相手の猛攻を掻い潜りながら勝利を掴む熱戦を披露し、視聴者を沸かせた。
最後は 六丸都古Re-EASYとの壮絶な差し込みあいを制し見事優勝、最初の敗北から実に 9連勝で、予選に続く2度目の奇跡を手にした。
決勝戦績は9勝1敗。最多試合数、最多撃墜そしてぶっちぎりの最多勝で優勝に花を添えた。
|
|
|